JPH01148806A - 毛髪用アクリル系合成繊維 - Google Patents
毛髪用アクリル系合成繊維Info
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- JPH01148806A JPH01148806A JP30526187A JP30526187A JPH01148806A JP H01148806 A JPH01148806 A JP H01148806A JP 30526187 A JP30526187 A JP 30526187A JP 30526187 A JP30526187 A JP 30526187A JP H01148806 A JPH01148806 A JP H01148806A
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- hair
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野)
本発明は、かつら、ヘアピース、ドールヘア(人形の頭
髪)、人形以外の玩具や装飾品などの毛髪のごとき部分
などに使用される耐熱性に優れた毛髪用アクリル系合成
繊維に関する。
髪)、人形以外の玩具や装飾品などの毛髪のごとき部分
などに使用される耐熱性に優れた毛髪用アクリル系合成
繊維に関する。
C従来の技術・発明が解決しようとする問題点]一般に
毛髪用に使用されている合成繊維として、モダクリル系
繊維、塩化ビニル系繊維、塩化ビニリデン系繊維がある
。
毛髪用に使用されている合成繊維として、モダクリル系
繊維、塩化ビニル系繊維、塩化ビニリデン系繊維がある
。
これらの繊維は耐熱性が低いためカールなどの熱セット
は低温で容易に行なうことができるものの、使用してい
るうちにカールの形態が損われやすく、再カールを付与
するための熱セットを繰返すにしたがって繊維が痛み、
後セットが困難となる。また、シャワーや風呂あるいは
サウナなどにおける湿熱下や乾熱下での使用、あるいは
湯浴での洗髪やドライヤーなどによる乾燥、ブラッシン
グなどでも簡単にカールの形態がくずれ、毛髪本来の性
能を維持することが困難であるという問題がある。さら
に、カールなどの形態付与においては、耐熱性が低いた
め形態を保持させる温度は高くてもせいぜい100〜1
10℃が限度であり、これ以上の温度では繊維自体が収
縮し、カール付与には細心の注意と特殊な器具が必要で
、一般の美容院で用いられているヘアードライヤーやヘ
アーアイロンの使用が困難である。
は低温で容易に行なうことができるものの、使用してい
るうちにカールの形態が損われやすく、再カールを付与
するための熱セットを繰返すにしたがって繊維が痛み、
後セットが困難となる。また、シャワーや風呂あるいは
サウナなどにおける湿熱下や乾熱下での使用、あるいは
湯浴での洗髪やドライヤーなどによる乾燥、ブラッシン
グなどでも簡単にカールの形態がくずれ、毛髪本来の性
能を維持することが困難であるという問題がある。さら
に、カールなどの形態付与においては、耐熱性が低いた
め形態を保持させる温度は高くてもせいぜい100〜1
10℃が限度であり、これ以上の温度では繊維自体が収
縮し、カール付与には細心の注意と特殊な器具が必要で
、一般の美容院で用いられているヘアードライヤーやヘ
アーアイロンの使用が困難である。
一方、これらの問題を解決すべくナイロン繊維やポリエ
ステル繊維の表面を化学的、機械的に粗面化し、これら
繊維の有する金属光沢を改良して毛髪用合成繊維を製造
する方法が、特開昭81−245301号公報、特開昭
82−156308号公報、特開昭62−156309
号公報などに開示されている。
ステル繊維の表面を化学的、機械的に粗面化し、これら
繊維の有する金属光沢を改良して毛髪用合成繊維を製造
する方法が、特開昭81−245301号公報、特開昭
82−156308号公報、特開昭62−156309
号公報などに開示されている。
しかし、これらの合成繊維は素材自体の結晶性が高いた
めに耐熱性は高くなるものの、剛直で毛髪用繊維として
大切な美容特性に劣ったものであり(たとえばカールの
形態がタイトであり、スタイラビリティ(再カールなど
の付与性)に劣る)、表面の粗面化処理による金属光沢
の改良では天然毛髪の自然光沢には及ばず、また粗面化
のコントロールも難しく櫛通りがわるくなるといった欠
点を有しており、毛髪用繊維として充分な特性を有して
いるとはいえない。
めに耐熱性は高くなるものの、剛直で毛髪用繊維として
大切な美容特性に劣ったものであり(たとえばカールの
形態がタイトであり、スタイラビリティ(再カールなど
の付与性)に劣る)、表面の粗面化処理による金属光沢
の改良では天然毛髪の自然光沢には及ばず、また粗面化
のコントロールも難しく櫛通りがわるくなるといった欠
点を有しており、毛髪用繊維として充分な特性を有して
いるとはいえない。
[問題点を解決するための手段]
本発明は前記従来から検討されている毛髪用合成繊維の
問題点を解決し、カール付与に特殊な器具が不要で、通
常の美容熱器具で容品にカールを付与することができ、
乾熱下または湿熱下においてもカールの形態保持性が良
好な毛髪用アクリル系合成繊維を提供するためになされ
たものであり、アクリロニトリル成分50〜70%(重
量%、以下同様)およびアクリロニトリルと共重合可能
なハロゲン含有単量体成分25〜50%を含有し、アク
リロニトリル成分とハロゲン含有単量体成分の合計量が
重合体の90%以上である重合体よりなり、繊維の収縮
開始温度(T0)が140〜200℃である毛髪用アク
リル系合成繊維に関する。
問題点を解決し、カール付与に特殊な器具が不要で、通
常の美容熱器具で容品にカールを付与することができ、
乾熱下または湿熱下においてもカールの形態保持性が良
好な毛髪用アクリル系合成繊維を提供するためになされ
たものであり、アクリロニトリル成分50〜70%(重
量%、以下同様)およびアクリロニトリルと共重合可能
なハロゲン含有単量体成分25〜50%を含有し、アク
リロニトリル成分とハロゲン含有単量体成分の合計量が
重合体の90%以上である重合体よりなり、繊維の収縮
開始温度(T0)が140〜200℃である毛髪用アク
リル系合成繊維に関する。
[実施例]
本発明の毛髪用アクリル系合成繊維とは、かつら、ヘア
ピース、ドールヘア、人形以外の玩具や装飾品などの毛
髪のごとき部分などに使用されるアクリル系合成繊維で
ある。
ピース、ドールヘア、人形以外の玩具や装飾品などの毛
髪のごとき部分などに使用されるアクリル系合成繊維で
ある。
本発明のアクリル系合成繊維はアクリロニトリル成分を
50〜70%、アクリロニトリルと共重合可能なハロゲ
ン含有単量体成分を25〜5026含有している共重合
体からなっている。
50〜70%、アクリロニトリルと共重合可能なハロゲ
ン含有単量体成分を25〜5026含有している共重合
体からなっている。
前記アクリロニトリル成分の含有率が50%未満になる
と、耐熱性が不充分となり、形態保持性に問題が生じる
。また美容熱器具によるリスタイル作業が困難などの毛
髪用繊維として必要な特性を充分保持することができな
くなる。−方、70%をこえるとカールの形態保持性は
良好になるが毛髪用繊維として必要な美容特性、とくに
スタイルのアレンジ性や櫛通り性などに問題が生じやす
くなる。なお、アクリロニトリル成分の含有量は50〜
65%のものがさらに好ましく、とくに該含有量が50
〜60%のものが好ましい。
と、耐熱性が不充分となり、形態保持性に問題が生じる
。また美容熱器具によるリスタイル作業が困難などの毛
髪用繊維として必要な特性を充分保持することができな
くなる。−方、70%をこえるとカールの形態保持性は
良好になるが毛髪用繊維として必要な美容特性、とくに
スタイルのアレンジ性や櫛通り性などに問題が生じやす
くなる。なお、アクリロニトリル成分の含有量は50〜
65%のものがさらに好ましく、とくに該含有量が50
〜60%のものが好ましい。
また、前記ハロゲン含有単量体成分が25〜50%のば
あいには、アクリロニトリルとハロゲン含有単量体とを
主成分とする重合体からの毛髪用繊維のたとえばカール
の形態保持性やスタイルのアレンジ性、櫛通り性などの
美容特性や難燃性などが優れたものとなるが、該割合が
25%未満では難燃性が不足しがちになる。なお、難燃
性は、毛髪用繊維が身につけたり装飾品などとして身近
におくものであるから望まれる性能である。一方、該割
合が50%をこえると難燃性は向上するが、カールの付
与および形態保持に必要な耐熱性が充分でなくなる。
あいには、アクリロニトリルとハロゲン含有単量体とを
主成分とする重合体からの毛髪用繊維のたとえばカール
の形態保持性やスタイルのアレンジ性、櫛通り性などの
美容特性や難燃性などが優れたものとなるが、該割合が
25%未満では難燃性が不足しがちになる。なお、難燃
性は、毛髪用繊維が身につけたり装飾品などとして身近
におくものであるから望まれる性能である。一方、該割
合が50%をこえると難燃性は向上するが、カールの付
与および形態保持に必要な耐熱性が充分でなくなる。
前記ハロゲン含有単量体の具体例としては、塩化ビニル
、塩化ビニリデン、臭化ビニル、臭化ビニリデンなどの
単量体があげられるが、これらに限定されるものではな
い。これらは単独で用いてもよく、2種以上併用しても
よい。
、塩化ビニリデン、臭化ビニル、臭化ビニリデンなどの
単量体があげられるが、これらに限定されるものではな
い。これらは単独で用いてもよく、2種以上併用しても
よい。
前記アクリロニトリルとハロゲン含有単量体とを主成分
とする重合体は10%以下の範囲でその他の共重合可能
な単量体成分を含有してもよい。このような他の単量体
の具体例としては、たとえばアクリル酸、メタクリル酸
、それらのエステル、アクリルアミド、メタクリルアミ
ド、酢酸ビニル、アリルスルホン酸、メタリルスルホン
酸、スチレンスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メ
チルプロパンスルホン酸、これらの塩類などがあげられ
る。
とする重合体は10%以下の範囲でその他の共重合可能
な単量体成分を含有してもよい。このような他の単量体
の具体例としては、たとえばアクリル酸、メタクリル酸
、それらのエステル、アクリルアミド、メタクリルアミ
ド、酢酸ビニル、アリルスルホン酸、メタリルスルホン
酸、スチレンスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メ
チルプロパンスルホン酸、これらの塩類などがあげられ
る。
前記のごとき材質を有する本発明の繊維の耐熱性は、繊
維の収縮開始温度(T0)が140〜200℃、好まし
くは140〜190℃の範囲のものである。なお、参考
としてのこれらの繊維の10%収縮温度(Tl0)は1
55〜210℃の範囲の値である。
維の収縮開始温度(T0)が140〜200℃、好まし
くは140〜190℃の範囲のものである。なお、参考
としてのこれらの繊維の10%収縮温度(Tl0)は1
55〜210℃の範囲の値である。
本発明のアクリル系合成繊維の収縮開始温度(T0)を
140〜200℃と規定したのは、これらの温度未満の
繊維ではカール付与などのための熱セットは低温で容易
に行なうことができるものの、カールの形態が経時的に
あるいはシャンプーなどで損われやすく、再カールを付
与するための後セットでの温度管理が難しく、かつ繰返
しセットするにしたがって繊維が痛み、短期で後セット
が不可能となるため、このようにならないようにするた
めである。また、シャワーや風呂あるいはサウナなどに
おける湿熱下や乾熱下での使用、あるいは湯浴での洗髪
やドライヤーなどによる乾燥、ブラッシングなどで簡単
にカールの形態がくずれ、毛髪のスタイルを維持するこ
とが困難であるからである。さらに、これらの温度をこ
える繊維では、耐熱性は向上するが剛直性が増し、毛髪
として用いたばあいのスタイルのアレンジ性や櫛通り性
などが劣るからである。
140〜200℃と規定したのは、これらの温度未満の
繊維ではカール付与などのための熱セットは低温で容易
に行なうことができるものの、カールの形態が経時的に
あるいはシャンプーなどで損われやすく、再カールを付
与するための後セットでの温度管理が難しく、かつ繰返
しセットするにしたがって繊維が痛み、短期で後セット
が不可能となるため、このようにならないようにするた
めである。また、シャワーや風呂あるいはサウナなどに
おける湿熱下や乾熱下での使用、あるいは湯浴での洗髪
やドライヤーなどによる乾燥、ブラッシングなどで簡単
にカールの形態がくずれ、毛髪のスタイルを維持するこ
とが困難であるからである。さらに、これらの温度をこ
える繊維では、耐熱性は向上するが剛直性が増し、毛髪
として用いたばあいのスタイルのアレンジ性や櫛通り性
などが劣るからである。
前記収縮開始温度(T0)および10%収縮温度(Tl
0)とは、繊維に0.81g/デニール(d)の荷重を
かけ、3℃/分の速度で昇温したときに繊維の収縮する
長さを連続的に測定し、繊維が収縮を開始する温度(接
線法)をT。S10%の収縮率を示したときの温度をT
10と定めたものである。
0)とは、繊維に0.81g/デニール(d)の荷重を
かけ、3℃/分の速度で昇温したときに繊維の収縮する
長さを連続的に測定し、繊維が収縮を開始する温度(接
線法)をT。S10%の収縮率を示したときの温度をT
10と定めたものである。
本発明の繊維の断面形状にはとくに限定はなく、円型、
楕円型、馬蹄型や異型断面あるいはこれらを混合したも
のが目的に応じて用いることができる。また20〜70
d1好ましくは40〜55dの繊維が本発明に好適に用
いることができる。
楕円型、馬蹄型や異型断面あるいはこれらを混合したも
のが目的に応じて用いることができる。また20〜70
d1好ましくは40〜55dの繊維が本発明に好適に用
いることができる。
つぎに本発明の繊維を構成するアクリロニトリル系重合
体を製造する方法、該重合体から繊維を製造する方法に
ついて説明する。
体を製造する方法、該重合体から繊維を製造する方法に
ついて説明する。
本発明の繊維を構成する重合体は、前述の単量体を所定
の割合で水性媒体中もしくは有機溶剤中で乳化重合法ま
たは懸濁重合法あるいは溶液重合法のごとき通常の方法
によって重合させることにより製造される。
の割合で水性媒体中もしくは有機溶剤中で乳化重合法ま
たは懸濁重合法あるいは溶液重合法のごとき通常の方法
によって重合させることにより製造される。
このようにしてえられたアクリル系重合体から前記良好
な耐熱性を有し、結果として良好なカールの形態保持性
を有し、スタイルのアレンジ性、櫛通り性などで代表さ
れる美容特性に優れた繊維を製造する方法として、通常
の湿式紡糸法、乾式紡糸法、半乾半湿式紡糸法などがあ
げられ、いずれの方法でも紡糸しうるが、とくに湿式紡
糸法が好ましい。
な耐熱性を有し、結果として良好なカールの形態保持性
を有し、スタイルのアレンジ性、櫛通り性などで代表さ
れる美容特性に優れた繊維を製造する方法として、通常
の湿式紡糸法、乾式紡糸法、半乾半湿式紡糸法などがあ
げられ、いずれの方法でも紡糸しうるが、とくに湿式紡
糸法が好ましい。
紡糸原液を調製する溶剤としては、通常のアクリロニト
リル系重合体の溶剤であるアセトニトリル、アセトン、
ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチ
ルスルホキシドなどが用いられる。
リル系重合体の溶剤であるアセトニトリル、アセトン、
ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチ
ルスルホキシドなどが用いられる。
紡糸原液中の重合体濃度は15〜40%であるのが好ま
しい。
しい。
なお、紡糸原液または溶液重合法の重合系には、必要に
応じて安定剤であるエポキシ化合物、有機錫化合物、有
機還元剤、無機酸、有機酸などや、風合・光沢を改良す
るためのチタン化合物、アルミニウム化合物などの添加
剤、さらには難燃性をさらに高めるためのアンチモン化
合物、スズ化合物、塩素化合物、臭素化合物、リン化合
物などの難燃剤などを含有せしめても何らさしつかえな
い。
応じて安定剤であるエポキシ化合物、有機錫化合物、有
機還元剤、無機酸、有機酸などや、風合・光沢を改良す
るためのチタン化合物、アルミニウム化合物などの添加
剤、さらには難燃性をさらに高めるためのアンチモン化
合物、スズ化合物、塩素化合物、臭素化合物、リン化合
物などの難燃剤などを含有せしめても何らさしつかえな
い。
紡糸方法としては紡糸原液をノズルを通じて10〜80
%の溶剤を含有する水溶液中あるいは熱風中に押し出し
て糸条を形成させ、ついで水洗・延伸・乾燥し、そのの
ち必要に応じてさらに延伸を施したのち、熱処理を行な
うという通常の紡糸方法をとればよい。
%の溶剤を含有する水溶液中あるいは熱風中に押し出し
て糸条を形成させ、ついで水洗・延伸・乾燥し、そのの
ち必要に応じてさらに延伸を施したのち、熱処理を行な
うという通常の紡糸方法をとればよい。
このようにしてえられる本発明の繊維は、耐熱性が優れ
ているにもかかわらずスタイルのアレンジ性にも優れ、
さらに櫛通り性などがよ(美容特性に優れたかつらにす
ることができる。
ているにもかかわらずスタイルのアレンジ性にも優れ、
さらに櫛通り性などがよ(美容特性に優れたかつらにす
ることができる。
以下、本発明の繊維を実施例に基づきさらに具体的に説
明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものでは
ない。
明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものでは
ない。
実施例中のカール保持性の測定は、繊維を直径18關の
パイプに巻付け、オーブン中120℃で40分間熱セツ
トしたサンプルを用いてかつらを作製し、これを150
℃の熱風中と50℃の温水中に30分間放置したときの
カールの伸びを観察して行なった。
パイプに巻付け、オーブン中120℃で40分間熱セツ
トしたサンプルを用いてかつらを作製し、これを150
℃の熱風中と50℃の温水中に30分間放置したときの
カールの伸びを観察して行なった。
実施例1
アクリロニトリル54%、塩化ビニリデン35%、臭化
ビニル9%、メタリルスルホン酸ソーダ2%からなるア
クリル系重合体をジメチルホルムアミドに溶解して30
%の紡糸原液を調製し、60%のジメチルホルムアミド
水溶液中に湿式紡糸し、ついで水洗・延伸・乾燥を行な
い、さらに140℃の熱風中で2.5倍に延伸してから
120℃の水蒸気中で20%の弛緩熱処理を行なった。
ビニル9%、メタリルスルホン酸ソーダ2%からなるア
クリル系重合体をジメチルホルムアミドに溶解して30
%の紡糸原液を調製し、60%のジメチルホルムアミド
水溶液中に湿式紡糸し、ついで水洗・延伸・乾燥を行な
い、さらに140℃の熱風中で2.5倍に延伸してから
120℃の水蒸気中で20%の弛緩熱処理を行なった。
このようにしてえられた50dのアクリル系合成繊維は
収縮開始温度(T0)が175℃、10%収縮温度(T
l0)が186℃であった。
収縮開始温度(T0)が175℃、10%収縮温度(T
l0)が186℃であった。
この繊維のカール保持性を測定したところ、カールの伸
びはほとんどなかった。また、かつらのスタイルのアレ
ンジ性もよく、櫛通り性などの美容特性も良好であった
。
びはほとんどなかった。また、かつらのスタイルのアレ
ンジ性もよく、櫛通り性などの美容特性も良好であった
。
えられたかつらについてサウナで着用テストを行なった
ところ、カールは伸びることなく形態を保持しており、
40℃の温水で洗髪後、ヘアドライヤーで乾燥しても何
ら支障なく、当初の形態を保持していた。
ところ、カールは伸びることなく形態を保持しており、
40℃の温水で洗髪後、ヘアドライヤーで乾燥しても何
ら支障なく、当初の形態を保持していた。
結果を第1表に示す。
実施例2
アクリロニトリル52%、塩化ビニリデン47%、スチ
レンスルホン酸ソーダ1%からなるアクリル系重合体に
、少量の有機錫系化合物を安定剤として加えてアセトン
に溶解させ、28%の紡糸原液を調製した。この原液を
25%のアセトン水溶液中に湿式紡糸し、ついで水洗・
延伸・乾燥を行ない、さらに120℃の熱風中で3.0
倍に延伸してから160℃で弛緩熱処理を行なった。
レンスルホン酸ソーダ1%からなるアクリル系重合体に
、少量の有機錫系化合物を安定剤として加えてアセトン
に溶解させ、28%の紡糸原液を調製した。この原液を
25%のアセトン水溶液中に湿式紡糸し、ついで水洗・
延伸・乾燥を行ない、さらに120℃の熱風中で3.0
倍に延伸してから160℃で弛緩熱処理を行なった。
このようにしてえられた45dのアクリル系合成繊維は
T が163℃、T10が178℃であった。
T が163℃、T10が178℃であった。
この繊維のカール保持性を測定したところ、カールの伸
びはほとんどなかった。またかつらの美容特性も良好で
あった。この繊維を用いてかつらを作製し、カールの形
態を検討したが、140〜150℃の高温でもカールの
付与が可能であり、またカールのリセットも良好であり
、市販のドライヤーでセット、リセットが充分可能であ
った。
びはほとんどなかった。またかつらの美容特性も良好で
あった。この繊維を用いてかつらを作製し、カールの形
態を検討したが、140〜150℃の高温でもカールの
付与が可能であり、またカールのリセットも良好であり
、市販のドライヤーでセット、リセットが充分可能であ
った。
比較例1
アクリロニトリル46%、塩化ビニリデン53%、メタ
リルスルホン酸ソーダ1%からなる共重合体゛を実施例
2と同様にして紡糸・延伸・弛緩熱処理してアクリル系
合成繊維を製造した。
リルスルホン酸ソーダ1%からなる共重合体゛を実施例
2と同様にして紡糸・延伸・弛緩熱処理してアクリル系
合成繊維を製造した。
この繊維のT は137℃、T10は149℃と低く、
実施例1と同様にして評価した美容特性は良好であった
が、カール保持性はわるかった。
実施例1と同様にして評価した美容特性は良好であった
が、カール保持性はわるかった。
結果を第1表に示す。
比較例2
アクリロニトリル73%、塩化ビニル23%、アクリル
酸メチル3%、メタリルスルホン酸ソーダ196からな
るアクリル系重合体を実施例1と同様に紡糸・延伸・弛
緩水蒸気処理してアクリル系合成繊維をえた。
酸メチル3%、メタリルスルホン酸ソーダ196からな
るアクリル系重合体を実施例1と同様に紡糸・延伸・弛
緩水蒸気処理してアクリル系合成繊維をえた。
この繊維のToは186℃、T10は202℃と耐熱性
に優れ、実施例1と同様にして評価したカール保持性も
良好であったが、櫛通り性かわるく、スタイルのアレン
ジ性も不良で、美容特性はよくなかった。結果を第1表
に示す。
に優れ、実施例1と同様にして評価したカール保持性も
良好であったが、櫛通り性かわるく、スタイルのアレン
ジ性も不良で、美容特性はよくなかった。結果を第1表
に示す。
実施例3
アクリロニトリル63%、塩化ビニリデン25%、塩化
ビニル10%、スチレンスルホン酸ソーダ1%、ポリエ
チレングリコールモノメタクリレート1%からなるアク
リル系重合体を実施例1と同様にして紡糸・延伸・弛緩
水蒸気処理してアクリル系合成繊維を製造した。
ビニル10%、スチレンスルホン酸ソーダ1%、ポリエ
チレングリコールモノメタクリレート1%からなるアク
リル系重合体を実施例1と同様にして紡糸・延伸・弛緩
水蒸気処理してアクリル系合成繊維を製造した。
この繊維のT は188℃、”10は199℃と耐熱性
に優れ、カール保持性や美容特性も良好であった。結果
を第1表に示す。
に優れ、カール保持性や美容特性も良好であった。結果
を第1表に示す。
なお、製造したかつらについて真夏の海で1力月間着用
テストを行なったが、カール保持性は良好であり、シャ
ワー後ドライヤーで乾燥しても、かつらの形態に何ら変
化は認められなかった。
テストを行なったが、カール保持性は良好であり、シャ
ワー後ドライヤーで乾燥しても、かつらの形態に何ら変
化は認められなかった。
比較例3〜4
市販のモダクリル繊維および塩化ビニル繊維(それぞれ
比較例3および4)を用いてT。、T10’カール保持
性、美容特性を実施例1と同様にして測定したが、第1
表に示したように、美容特性以外の特性の劣ったもので
あった。
比較例3および4)を用いてT。、T10’カール保持
性、美容特性を実施例1と同様にして測定したが、第1
表に示したように、美容特性以外の特性の劣ったもので
あった。
実施例4
アクリロニトリル6996、塩化ビニリデン27%、ア
クリル酸メチル2%、2−アクリルアミド−2−メチル
プロパンスルホン酸ソーダ2%からなるアクリル系重合
体を実施例1と同様にして紡糸・延伸・弛緩水蒸気処理
してアクリル系合成繊維を製造した。
クリル酸メチル2%、2−アクリルアミド−2−メチル
プロパンスルホン酸ソーダ2%からなるアクリル系重合
体を実施例1と同様にして紡糸・延伸・弛緩水蒸気処理
してアクリル系合成繊維を製造した。
この繊維のT。は191”c、Tloは204℃と耐熱
性に優れ、カール保持性も良好であったが、櫛通り性や
スタイルのアレンジ性はやや劣ったものであった。
性に優れ、カール保持性も良好であったが、櫛通り性や
スタイルのアレンジ性はやや劣ったものであった。
〔以下余白]
[発明の効果]
本発明の繊維を用いて、かつら、ヘアピース、ドールヘ
ア、人形以外の玩具や装飾品などの毛髪のごとき部分な
どを製造すると、一般の美容院で用いられている通常の
器具であるヘアードライヤーやヘアーアイロンによって
カールの形態付与が容易で、高温の乾熱または湿熱下に
おいてもカールの形態保持性が良好なものかえられる。
ア、人形以外の玩具や装飾品などの毛髪のごとき部分な
どを製造すると、一般の美容院で用いられている通常の
器具であるヘアードライヤーやヘアーアイロンによって
カールの形態付与が容易で、高温の乾熱または湿熱下に
おいてもカールの形態保持性が良好なものかえられる。
耐熱性が大きすぎると通常の美容熱器具では再カールな
どの後セットが困難となるが、本発明の繊維では通常の
美容熱器具で後セットが可能であるという利点がある。
どの後セットが困難となるが、本発明の繊維では通常の
美容熱器具で後セットが可能であるという利点がある。
また、かつらの美容特性も良好となる。
特許出願人 鐘淵化学工業株式会社
Claims (1)
- 1 アクリロニトリル成分50〜70重量%およびアク
リロニトリルと共重合可能なハロゲン含有単量体成分2
5〜50重量%を含有し、アクリロニトリル成分とハロ
ゲン含有単量体成分の合計量が重合体の90重量%以上
である重合体よりなり、繊維の収縮開始温度(T_0)
が140〜200℃である毛髪用アクリル系合成繊維。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30526187A JPH01148806A (ja) | 1987-12-02 | 1987-12-02 | 毛髪用アクリル系合成繊維 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30526187A JPH01148806A (ja) | 1987-12-02 | 1987-12-02 | 毛髪用アクリル系合成繊維 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01148806A true JPH01148806A (ja) | 1989-06-12 |
Family
ID=17942971
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30526187A Pending JPH01148806A (ja) | 1987-12-02 | 1987-12-02 | 毛髪用アクリル系合成繊維 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01148806A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1987
- 1987-12-02 JP JP30526187A patent/JPH01148806A/ja active Pending
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