JPH01150535A - 食品包装用フィルム及びその製造方法 - Google Patents
食品包装用フィルム及びその製造方法Info
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- JPH01150535A JPH01150535A JP31001387A JP31001387A JPH01150535A JP H01150535 A JPH01150535 A JP H01150535A JP 31001387 A JP31001387 A JP 31001387A JP 31001387 A JP31001387 A JP 31001387A JP H01150535 A JPH01150535 A JP H01150535A
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Landscapes
- Wrappers (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、カステラ等の表皮が剥がれ易い食品を包装
するための食品包装用フィルム及びその製造方法に関す
る。
するための食品包装用フィルム及びその製造方法に関す
る。
[従来の技術]
カステラは、パンケーキ型を箱詰め包装したもの及びロ
ール巻型をフィルム包装したものの二種類が市販されて
いる。通常、ロール巻カステラにおいては、カステラの
風味を逃さないようにするために、低通気性のフィルム
を用いて包装し、その重ね合せ部をヒートシールするこ
とにより密封する。また、消費者の購買意欲を増進させ
るために、ポリプロピレンのような透明フィルムを用い
てカステラの焼面(褐色の表皮)が見えるように包装す
る。
ール巻型をフィルム包装したものの二種類が市販されて
いる。通常、ロール巻カステラにおいては、カステラの
風味を逃さないようにするために、低通気性のフィルム
を用いて包装し、その重ね合せ部をヒートシールするこ
とにより密封する。また、消費者の購買意欲を増進させ
るために、ポリプロピレンのような透明フィルムを用い
てカステラの焼面(褐色の表皮)が見えるように包装す
る。
ところで、カステラは、生地がやわらかく且つ適度の湿
り気を有しているので、フィルム包装を解くときに焼面
が包装材に付着して剥がれ、面倒であると共にカステラ
の美観が損われる。このため、ロール巻カステラの場合
はレーヨン紙を用いて包装し、また一方、箱詰めカステ
ラの場合は焼面に和紙を載せ、焼面に直接接触する包装
材料を撥水性のぬらしにくい材料にすることにより焼面
の剥がれを防止している。
り気を有しているので、フィルム包装を解くときに焼面
が包装材に付着して剥がれ、面倒であると共にカステラ
の美観が損われる。このため、ロール巻カステラの場合
はレーヨン紙を用いて包装し、また一方、箱詰めカステ
ラの場合は焼面に和紙を載せ、焼面に直接接触する包装
材料を撥水性のぬらしにくい材料にすることにより焼面
の剥がれを防止している。
しかしながら、レーヨン紙又は和紙の場合は、そのまま
ではヒートシールすることができないので、ヒートシー
ル可能な材料でコーティングする必要がある。また、レ
ーヨン紙又は和紙は不透明であるので、これらでカステ
ラを包装すると焼面が見えなくなり、消費者の購買意欲
を増進させるという目的に合致しない。このため、ロー
ル巻カステラの包装用フィルムには、ヒートシール性、
剥離性、並びに透明性が具備すべき性質として要求され
る。
ではヒートシールすることができないので、ヒートシー
ル可能な材料でコーティングする必要がある。また、レ
ーヨン紙又は和紙は不透明であるので、これらでカステ
ラを包装すると焼面が見えなくなり、消費者の購買意欲
を増進させるという目的に合致しない。このため、ロー
ル巻カステラの包装用フィルムには、ヒートシール性、
剥離性、並びに透明性が具備すべき性質として要求され
る。
従来の食品包装用フィルムは、第5図及び第6図に示す
ように、ベース材としての透明フィルム1にヒートシー
ル材3をコーティングし、その上に撥水性を有する剥離
材2を一松模様や亀甲模様にグラビアコーティングし、
ヒートシール性及び剥離性の両性質をフィルムの食品接
触面に付与する。
ように、ベース材としての透明フィルム1にヒートシー
ル材3をコーティングし、その上に撥水性を有する剥離
材2を一松模様や亀甲模様にグラビアコーティングし、
ヒートシール性及び剥離性の両性質をフィルムの食品接
触面に付与する。
また、グラビアコーティング以外の方法として、フィル
ムのヒートシール面に適量の剥離材をスプレィ塗布する
。
ムのヒートシール面に適量の剥離材をスプレィ塗布する
。
[発明が解決しようとする問題点コ
しかしながら、従来の食品包装用フィルムにおいては、
フィルムへの剥離材の付告力が弱く、剥離材がフィルム
から脱落・剥離し易いので、包装を解くと、剥離材と共
に印刷インクがカステラ焼面に転移し、焼面の美観を損
うという問題点があった。
フィルムへの剥離材の付告力が弱く、剥離材がフィルム
から脱落・剥離し易いので、包装を解くと、剥離材と共
に印刷インクがカステラ焼面に転移し、焼面の美観を損
うという問題点があった。
また、グラビアコーティングする場合は、印刷機原板の
凹部以外の部分に付着した剥離材をドクターにより除去
する必要があり、工程が複雑化する。また、スプレィ塗
布する場合は、フィルム全面に亘り剥離材を均一に塗布
することが困難であり、所定の剥離性及びヒートシール
性を確保することができない。
凹部以外の部分に付着した剥離材をドクターにより除去
する必要があり、工程が複雑化する。また、スプレィ塗
布する場合は、フィルム全面に亘り剥離材を均一に塗布
することが困難であり、所定の剥離性及びヒートシール
性を確保することができない。
この発明は、かかる事情に鑑みてなされたちのであって
、剥離性が良好で、ヒートシールすることができ、包装
されたままで食品を見ることができると共に、印刷が食
品表面に転移しない食品包装用フィルム及びその製造方
法を提供することを目的とする。
、剥離性が良好で、ヒートシールすることができ、包装
されたままで食品を見ることができると共に、印刷が食
品表面に転移しない食品包装用フィルム及びその製造方
法を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
この発明に係る食品包装用フィルムは、少なくとも片面
が加熱されると融着する樹脂層で形成され、所定の表示
が印刷された印刷フィルム基材と、この印刷フィルム基
材の食品に接触すべき面がぬれ性を付与する処理を受け
た後にストライプ状に塗布されたぬれにくい性質を有す
る剥離材と、を有し、全体として透明又は半透明である
ことを特徴とする。
が加熱されると融着する樹脂層で形成され、所定の表示
が印刷された印刷フィルム基材と、この印刷フィルム基
材の食品に接触すべき面がぬれ性を付与する処理を受け
た後にストライプ状に塗布されたぬれにくい性質を有す
る剥離材と、を有し、全体として透明又は半透明である
ことを特徴とする。
また、この発明に係る食品包装用フィルムの製造方法は
、少なくとも片面に加熱されると融着する樹脂層が形成
された帯状のフィルム基材に、所定の表示を印刷して印
刷フィルム基材とし、この印刷フィルム基材の食品に接
触すべき面にぬれ性を付与するように処理し、次いで、
印刷フィルム基材を連続送給しつつ、ぬれ性付与面にぬ
れにくい性質を有する剥離材をストライプ状に塗布する
ことを特徴とする。
、少なくとも片面に加熱されると融着する樹脂層が形成
された帯状のフィルム基材に、所定の表示を印刷して印
刷フィルム基材とし、この印刷フィルム基材の食品に接
触すべき面にぬれ性を付与するように処理し、次いで、
印刷フィルム基材を連続送給しつつ、ぬれ性付与面にぬ
れにくい性質を有する剥離材をストライプ状に塗布する
ことを特徴とする。
[作用]
この発明に係る食品包装用フィルム及びその製造方法に
おいては、剥離材が塗布されるべき面を予めぬれ性を付
与するように処理し、これに剥離材を塗布するので、剥
離材が印刷フィルム基材に強固に付着する。このため、
剥離材と共に印刷材が食品に転移しなくなる。
おいては、剥離材が塗布されるべき面を予めぬれ性を付
与するように処理し、これに剥離材を塗布するので、剥
離材が印刷フィルム基材に強固に付着する。このため、
剥離材と共に印刷材が食品に転移しなくなる。
また、ぬれ性付与面に剥離材をストライプ状に塗布する
と、剥離祠が面上にて拡散し、そのストライプ幅が広が
るので、剥離付塗布領域と非塗布領域との面積比率が所
定のものとなり、ヒートシール性と共に剥離性がフィル
ムの食品接触面に付与される。従って、フィルム端部を
重ね合せ、印刷フィルム基材の樹脂層の軟化点よりも高
い温度に重ね合せ部を加熱すると、表面の樹脂層のみが
軟化して融着する。この重ね合せ部のヒートシールにお
いては、樹脂層が融着する一方、剥離材が巖着せず、全
体として部分接着となるので、張り合せ部の接着強度が
低く、手で容易に引き剥がすことができる。
と、剥離祠が面上にて拡散し、そのストライプ幅が広が
るので、剥離付塗布領域と非塗布領域との面積比率が所
定のものとなり、ヒートシール性と共に剥離性がフィル
ムの食品接触面に付与される。従って、フィルム端部を
重ね合せ、印刷フィルム基材の樹脂層の軟化点よりも高
い温度に重ね合せ部を加熱すると、表面の樹脂層のみが
軟化して融着する。この重ね合せ部のヒートシールにお
いては、樹脂層が融着する一方、剥離材が巖着せず、全
体として部分接着となるので、張り合せ部の接着強度が
低く、手で容易に引き剥がすことができる。
また、フィルムを食品と接触させると、ぬれにくい性質
を有する剥離材の存在により、固液界面張力が大になる
ので、固気界面張力と固液界面張力との差が小さくなり
、よってフィルムと食品との付着張力が小さくなる。こ
のため、食品の表皮がフィルムに強固に付着せず、包装
を解くときに食品の表皮が剥がれなくなる。
を有する剥離材の存在により、固液界面張力が大になる
ので、固気界面張力と固液界面張力との差が小さくなり
、よってフィルムと食品との付着張力が小さくなる。こ
のため、食品の表皮がフィルムに強固に付着せず、包装
を解くときに食品の表皮が剥がれなくなる。
[実 施 例]
以下、添付の図面を参照して、この発明の実施例につい
て具体的に説明する。
て具体的に説明する。
第2図に示すように、ロール巻型のカステラ6が包装用
フィルム10により略気密に包装されている。カステラ
6は、略円柱状をなし、その外周が褐色の焼面により覆
われている。また、カステラ6の焼面の一部は平坦にな
っており、通常、この平坦部を底面として商品棚に載置
される。フィルム10は、所定の表示が印刷されている
が全体として透明又は半透明であり、カステラ焼面がフ
ィルム10を通して見えるようになっている。フィルム
10の両端部がカステラ6の長手に沿って平坦部にて相
互に重ね合せられ、重ね合せ領域(図面上、便宜的に斜
線にて示す領域)かヒートシールされている。このヒー
トシール部17は、カステラ6の底面(平坦部)の端部
から端部まで設けられている。また、カステラ6の両端
面においても、フィルム10が適当に折込まれ、それぞ
れヒートシールされている。
フィルム10により略気密に包装されている。カステラ
6は、略円柱状をなし、その外周が褐色の焼面により覆
われている。また、カステラ6の焼面の一部は平坦にな
っており、通常、この平坦部を底面として商品棚に載置
される。フィルム10は、所定の表示が印刷されている
が全体として透明又は半透明であり、カステラ焼面がフ
ィルム10を通して見えるようになっている。フィルム
10の両端部がカステラ6の長手に沿って平坦部にて相
互に重ね合せられ、重ね合せ領域(図面上、便宜的に斜
線にて示す領域)かヒートシールされている。このヒー
トシール部17は、カステラ6の底面(平坦部)の端部
から端部まで設けられている。また、カステラ6の両端
面においても、フィルム10が適当に折込まれ、それぞ
れヒートシールされている。
次に、第1図(e)を参照しつつ、この発明の実施例に
係る食品包装用フィルム10について説明する。
係る食品包装用フィルム10について説明する。
フィルム10の印刷フィルム基材12は、強度部材とし
てのベース材13、熱圧着材としてのヒートシール材1
4,14、並びに印刷材としてのインク15により構成
されている。すなわち、ベース材13の両面にヒートシ
ール材14が全面コーティングされ、更にインク15に
よりヒートシール材14の片面のみに所定の表示が印刷
されている。この印刷フィルム基材12の印刷面には、
剥離材としてのシリコーン樹脂16が、第4図に示すよ
うに、平行線状に部分塗布されている。この場合に、シ
リコーン樹脂16の占有面積率は塗布面全体に対して約
50%以上が好ましく、特に占有面積率が75%程度で
あることが好ましい。
てのベース材13、熱圧着材としてのヒートシール材1
4,14、並びに印刷材としてのインク15により構成
されている。すなわち、ベース材13の両面にヒートシ
ール材14が全面コーティングされ、更にインク15に
よりヒートシール材14の片面のみに所定の表示が印刷
されている。この印刷フィルム基材12の印刷面には、
剥離材としてのシリコーン樹脂16が、第4図に示すよ
うに、平行線状に部分塗布されている。この場合に、シ
リコーン樹脂16の占有面積率は塗布面全体に対して約
50%以上が好ましく、特に占有面積率が75%程度で
あることが好ましい。
次に、第1図(a)〜(e)、第3図、並びに第4図を
参照しつつ、フィルム10を製造する場合について具体
的に説明する。
参照しつつ、フィルム10を製造する場合について具体
的に説明する。
ベース材13には、軟化点が120℃以上のポリプロピ
レン系樹脂を使用する。シート状のベース材13の両面
に溶融状態のビニリデン化合物を供給しつつ、これをロ
ール間に送給する。これにより、ベース材13及びビニ
リデン化合物が共にロールより押出され、ベース材13
の両面にビニリデン化合物の薄膜が形成され、第1図(
a)に示すように、ヒートシール材14が両面コーティ
ングされたコンポジットフィルムとなる。因みに、この
コンポジットフィルムは静電気を帯び難い性質を有して
いる。次いで、これをグラビア印刷機等に送給し、所定
のインクを使用してコンポジットフィルムを片面印刷す
る。これにより、第1図(b)に示すように、インク1
5が片面印刷された印刷フィルム基材12ができ上がる
。次いで、コロナ放電処理装置の金属円筒に沿って印刷
フィルム基材12を通過させつつ、電極と印刷フィルム
基材12の印刷面との間にコロナ放電を発生させ、印刷
面をコロナ放電処理する。これにより、第1図(C)に
示すように、インク15が印刷された面が酸化され、反
応座に極性基を有するようになり、塗料受理性(塗料を
塗布しやすい性質)が改善される。コロナ放電処理後、
印刷フィルム基材12を炉に送り、約200℃に加熱し
、これを多数のノズルを有する射出機に毎分120〜1
30mの速度で送給しつつ、各ノズルから溶融状態のシ
リコーン樹脂をフィルム基材12の印刷面に射出する。
レン系樹脂を使用する。シート状のベース材13の両面
に溶融状態のビニリデン化合物を供給しつつ、これをロ
ール間に送給する。これにより、ベース材13及びビニ
リデン化合物が共にロールより押出され、ベース材13
の両面にビニリデン化合物の薄膜が形成され、第1図(
a)に示すように、ヒートシール材14が両面コーティ
ングされたコンポジットフィルムとなる。因みに、この
コンポジットフィルムは静電気を帯び難い性質を有して
いる。次いで、これをグラビア印刷機等に送給し、所定
のインクを使用してコンポジットフィルムを片面印刷す
る。これにより、第1図(b)に示すように、インク1
5が片面印刷された印刷フィルム基材12ができ上がる
。次いで、コロナ放電処理装置の金属円筒に沿って印刷
フィルム基材12を通過させつつ、電極と印刷フィルム
基材12の印刷面との間にコロナ放電を発生させ、印刷
面をコロナ放電処理する。これにより、第1図(C)に
示すように、インク15が印刷された面が酸化され、反
応座に極性基を有するようになり、塗料受理性(塗料を
塗布しやすい性質)が改善される。コロナ放電処理後、
印刷フィルム基材12を炉に送り、約200℃に加熱し
、これを多数のノズルを有する射出機に毎分120〜1
30mの速度で送給しつつ、各ノズルから溶融状態のシ
リコーン樹脂をフィルム基材12の印刷面に射出する。
これにより、第3図及び第1図(d)に示すように、シ
リコーン樹脂16が平行線状にフィルム基月12の印刷
面に塗布される。その後、これを放置しておくと、塗布
されたシリコーン樹脂16が周囲に拡散し、第4図及び
第1図(e)に示すように、シリコーン樹脂16の線幅
が広がり、最終的にシリコーン樹脂16の占有面積率が
約75%になる。
リコーン樹脂16が平行線状にフィルム基月12の印刷
面に塗布される。その後、これを放置しておくと、塗布
されたシリコーン樹脂16が周囲に拡散し、第4図及び
第1図(e)に示すように、シリコーン樹脂16の線幅
が広がり、最終的にシリコーン樹脂16の占有面積率が
約75%になる。
次に、第2図を参照しつつ、ロール巻カステラをフィル
ム包装する場合について説明する。
ム包装する場合について説明する。
シート状フィルムから所定面積の包装用フィルム10を
裁断し、フィルム10でロール巻カステラ6をぐるりと
−巻きし、カステラ6の底部にてフィルム端部を所定幅
に重ね合せる。カステラ6の両側面側にはみ出たフィル
ム端部をギヤザーするように折り込む。次いで、重ね合
せ部17を押え付けつつ、約110℃の加熱温度でヒー
トシールする。更に、カステラ両側面の折り込み部も同
様にヒートシールする。
裁断し、フィルム10でロール巻カステラ6をぐるりと
−巻きし、カステラ6の底部にてフィルム端部を所定幅
に重ね合せる。カステラ6の両側面側にはみ出たフィル
ム端部をギヤザーするように折り込む。次いで、重ね合
せ部17を押え付けつつ、約110℃の加熱温度でヒー
トシールする。更に、カステラ両側面の折り込み部も同
様にヒートシールする。
上記実施例によれば、シリコーン樹脂をカステラ焼面に
接触するフィルム面に部分的に塗布しているので、焼面
が剥がれることなく包装を解くことができる。また、剥
離付塗布面を予めコロナ放電処理し、その後にシリコー
ン樹脂を塗布するので、シリコーン樹脂が剥がれ落ち難
くなり、カステラ焼面への印刷の転移が有効に回避され
る。更に、フィルムにシリコーン樹脂を塗布する場合に
、多数のノズルからフィルムにシリコーン樹脂を平行線
状に射出するという簡単な手段により実質的に均一な部
分コーティングを得ることができる。
接触するフィルム面に部分的に塗布しているので、焼面
が剥がれることなく包装を解くことができる。また、剥
離付塗布面を予めコロナ放電処理し、その後にシリコー
ン樹脂を塗布するので、シリコーン樹脂が剥がれ落ち難
くなり、カステラ焼面への印刷の転移が有効に回避され
る。更に、フィルムにシリコーン樹脂を塗布する場合に
、多数のノズルからフィルムにシリコーン樹脂を平行線
状に射出するという簡単な手段により実質的に均一な部
分コーティングを得ることができる。
このため、従来のグラビア印刷等の複雑なコーティング
技術(例えば、インキセル以外の部分に付着したインク
をドクターで除去する等)が不要になり、製造コストを
低減することができる。
技術(例えば、インキセル以外の部分に付着したインク
をドクターで除去する等)が不要になり、製造コストを
低減することができる。
なお、上記実施例では、印刷フィルム基材のベース材に
ポリプロピレン系樹脂又はその共重合体を用いたが、こ
れに限られることなく、オレフィン系樹脂又はその共重
合体等の基材そのものを塩素化ポリプロピレン又はアク
リル樹脂のような他のヒートシール性材料としてもよい
。
ポリプロピレン系樹脂又はその共重合体を用いたが、こ
れに限られることなく、オレフィン系樹脂又はその共重
合体等の基材そのものを塩素化ポリプロピレン又はアク
リル樹脂のような他のヒートシール性材料としてもよい
。
また、上記実施例では、剥離材にシリコーン樹脂を用い
たが、これに限られることなく、撥水性を有する他の材
料を採用してもよい。
たが、これに限られることなく、撥水性を有する他の材
料を採用してもよい。
また、上記実施例では、フィルムに所定の表示を印刷し
た後、これにシリコーン樹脂を塗布する前に、コロナ放
電処理によりフィルムの食品接触面を酸化し、その反応
座に極性基を生じさせて表面を塗料受理性とし、シリコ
ーン樹脂を塗布したが、これに限られることなく、印刷
用インクに適量のシリコーン樹脂を混入し、コロナ放電
処理することなく、シリコーン樹脂含有インクを未処理
のフィルム面に直接塗布してもよい。
た後、これにシリコーン樹脂を塗布する前に、コロナ放
電処理によりフィルムの食品接触面を酸化し、その反応
座に極性基を生じさせて表面を塗料受理性とし、シリコ
ーン樹脂を塗布したが、これに限られることなく、印刷
用インクに適量のシリコーン樹脂を混入し、コロナ放電
処理することなく、シリコーン樹脂含有インクを未処理
のフィルム面に直接塗布してもよい。
また、上記実施例では、ヒートシール材を印刷フィルム
基材の両面に設けたが、これに限られることなく、片面
のみのヒートシールコーティングであっても、フィルム
端部の重ね合せを適宜変更することにより食品を密封包
装することもできる。
基材の両面に設けたが、これに限られることなく、片面
のみのヒートシールコーティングであっても、フィルム
端部の重ね合せを適宜変更することにより食品を密封包
装することもできる。
また、上記実施例では、食品接触面に所定の表示が印刷
される場合について説明したが、これに限られることな
く、食品接触面の反対面(外面)に所定の表示を印刷し
てもよい。
される場合について説明したが、これに限られることな
く、食品接触面の反対面(外面)に所定の表示を印刷し
てもよい。
[発明の効果]
この発明によれば、ヒートシール性、剥離性、並びに透
明性を有すると共に、剥離材が食品に実質的に転移しな
い包装用フィルムを提供することができる。すなわち、
印刷材が隔離材と共に食品表面に転移せず、また、食品
の表皮がフィルムに付着して剥ぎ取られなくなるので、
包装を解いた後においても食品の美観が損なわれなくな
る。また、剥離材が転移しなくなるので、フィルムの剥
離性が1回のみの包装だけでは失われず、同じ包装用フ
ィルムを繰返し何回も使用することができる。また、フ
ィルムをヒートシールすることができると共に、フィル
ムの印刷部具外が透明又は半透明であるので、手軽な包
装で消費者の購買意欲を増進させることができる。なお
、ロール巻カステラの包装に限られることなく、このフ
ィルムを箱詰めカステラ、スポンジケーキ、饅頭、蒸し
パン等の包装又は台紙として利用することもできる。
明性を有すると共に、剥離材が食品に実質的に転移しな
い包装用フィルムを提供することができる。すなわち、
印刷材が隔離材と共に食品表面に転移せず、また、食品
の表皮がフィルムに付着して剥ぎ取られなくなるので、
包装を解いた後においても食品の美観が損なわれなくな
る。また、剥離材が転移しなくなるので、フィルムの剥
離性が1回のみの包装だけでは失われず、同じ包装用フ
ィルムを繰返し何回も使用することができる。また、フ
ィルムをヒートシールすることができると共に、フィル
ムの印刷部具外が透明又は半透明であるので、手軽な包
装で消費者の購買意欲を増進させることができる。なお
、ロール巻カステラの包装に限られることなく、このフ
ィルムを箱詰めカステラ、スポンジケーキ、饅頭、蒸し
パン等の包装又は台紙として利用することもできる。
更に、各種の蒸し料理の台紙としても用いることができ
、その多用性には極めて優れたものがある。
、その多用性には極めて優れたものがある。
また、剥離材が塗料受理性の処理面上で拡散する性質を
利用して、これを所定間隔に塗布するという簡単な方法
によりフィルム上に実質的に均一にコーティングするこ
とができるので、グラビア印刷等の複雑な工程を不要に
することができ、フィルムの製造コストを大幅に低減す
ることができる。
利用して、これを所定間隔に塗布するという簡単な方法
によりフィルム上に実質的に均一にコーティングするこ
とができるので、グラビア印刷等の複雑な工程を不要に
することができ、フィルムの製造コストを大幅に低減す
ることができる。
第1図(a)〜(e)はこの発明の実施例に係る食品包
装用フィルムの製造方法のそれぞれの工程について説明
する断面模式図、第2図は包装されたロール巻カステラ
を示す斜視図、第3図及び第4図は剥離付塗布直後と塗
布後所定時間放置後における印刷フィルム基材の一部を
それぞれ示す平面拡大図、第5図及び第6図は従来の包
装用フィルムの一部を示す平面拡大図である。 10;包装用フィルム、12;印刷フィルム基材、13
;ベース材、14;ヒートシール材。 15;印刷材(インク)、16;剥離材(シリコーン樹
脂)、17;ヒートシール部(重ね合せ部)出願人代理
人 弁理士 鈴江武彦 7J1図
装用フィルムの製造方法のそれぞれの工程について説明
する断面模式図、第2図は包装されたロール巻カステラ
を示す斜視図、第3図及び第4図は剥離付塗布直後と塗
布後所定時間放置後における印刷フィルム基材の一部を
それぞれ示す平面拡大図、第5図及び第6図は従来の包
装用フィルムの一部を示す平面拡大図である。 10;包装用フィルム、12;印刷フィルム基材、13
;ベース材、14;ヒートシール材。 15;印刷材(インク)、16;剥離材(シリコーン樹
脂)、17;ヒートシール部(重ね合せ部)出願人代理
人 弁理士 鈴江武彦 7J1図
Claims (2)
- (1)少なくとも片面が加熱されると融着する樹脂層で
形成され、所定の表示が印刷された印刷フィルム基材と
、この印刷フィルム基材の食品に接触すべき面がぬれ性
を付与する処理を受けた後にストライプ状に塗布された
ぬれにくい性質を有する剥離材と、を有し、全体として
透明又は半透明であることを特徴とする食品包装用フィ
ルム。 - (2)少なくとも片面に加熱されると融着する樹脂層が
形成された帯状のフィルム基材に、所定の表示を印刷し
て印刷フィルム基材とし、この印刷フィルム基材の食品
に接触すべき面にぬれ性を付与するように処理し、次い
で、印刷フィルム基材を連続送給しつつ、ぬれ性付与面
にぬれにくい性質を有する剥離材をストライプ状に塗布
することを特徴とする食品包装用フィルムの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62310013A JP2531717B2 (ja) | 1987-12-08 | 1987-12-08 | 食品包装用フィルム及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62310013A JP2531717B2 (ja) | 1987-12-08 | 1987-12-08 | 食品包装用フィルム及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01150535A true JPH01150535A (ja) | 1989-06-13 |
| JP2531717B2 JP2531717B2 (ja) | 1996-09-04 |
Family
ID=18000101
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62310013A Expired - Fee Related JP2531717B2 (ja) | 1987-12-08 | 1987-12-08 | 食品包装用フィルム及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2531717B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10230576A (ja) * | 1996-12-17 | 1998-09-02 | Diafoil Co Ltd | 離型フィルム |
| JP2006111300A (ja) * | 2004-10-14 | 2006-04-27 | Daicel Chem Ind Ltd | 粘稠物用包装フィルム |
| JP2011011396A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-01-20 | J-Film Corp | 熱接着性剥離フィルム及び包装材 |
-
1987
- 1987-12-08 JP JP62310013A patent/JP2531717B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10230576A (ja) * | 1996-12-17 | 1998-09-02 | Diafoil Co Ltd | 離型フィルム |
| JP2006111300A (ja) * | 2004-10-14 | 2006-04-27 | Daicel Chem Ind Ltd | 粘稠物用包装フィルム |
| JP2011011396A (ja) * | 2009-06-30 | 2011-01-20 | J-Film Corp | 熱接着性剥離フィルム及び包装材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2531717B2 (ja) | 1996-09-04 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |