JPH01152141A - 熱可塑性樹脂の着色方法 - Google Patents
熱可塑性樹脂の着色方法Info
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- JPH01152141A JPH01152141A JP62312575A JP31257587A JPH01152141A JP H01152141 A JPH01152141 A JP H01152141A JP 62312575 A JP62312575 A JP 62312575A JP 31257587 A JP31257587 A JP 31257587A JP H01152141 A JPH01152141 A JP H01152141A
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- copper phthalocyanine
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- pigment
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
〈産業上の利用分野〉
本発明は、色相赤味鮮明で高濃度のε型銅フタロシアニ
ン顔料と特定の銅フタロシアニン誘導体との併用使用に
よる熱可塑性樹脂の着色方法間するものである。 〈従来技術〉 銅フタロシアニンには多くの同質多量が存在し、その内
赤味のα型(不安定型)、緑味のβ型(安定型)が顔料
としてよく知られ、工業的にも多く使用されている。一
方、ε型の銅フタロシアニン顔料は、赤味鮮明で高濃度
という特徴を有し、近年注目されている顔料である。こ
のε型の銅フタロシアニン顔料は、特公昭40−278
0号、特公昭52−6300号、特公昭52−6301
号、特開昭53−39325号、特開昭57−1414
53号及び特開昭57−149358号公報に製法及び
その性質、性能等が記載されているが、熱可塑性樹脂の
着色剤としては、特に経済性、性能例えば耐熱性等にお
いて必ずしも満足の行くものではない。 熱可塑性樹脂の着色においては、高温での処理、加工が
行われるため、使用する銅フタロシアニン顔料にも耐熱
性が要求され、熱に対して安定な緑味タイプのβ型の他
、赤味タイプとしてはα型とβ型の中間的色相の高価な
低塩素化銅フタロシアニンが使用されている。 〈発明が解決しようとする問題点〉 熱可塑性樹脂の着色加工は一般に生産性、作業性等の面
から加工温度をあげる傾向があり、通常200℃以上の
温度で行われている。例えばポリオレフィン樹脂では2
80〜300℃、ABS樹脂では260〜280℃のご
とき高温加工も行われる様になっている。この様な条件
ではβ型の銅フタロシアニンですら耐熱性が不十分であ
り、従って現状では1.高価な低塩化銅フタロシアニン
以外に使用できるものはない。 このように、低塩化素鋼フタロシアニンに匹敵する耐熱
性を有し、色相赤味高濃度の安価な銅フタロシアニン顔
料はいまだ見い出されていないのが現状である。 く問題点を解決するための手段〉 本発明者らは、これら問題点を解決するため、種々検討
した結果、ε型銅フタロシアニン顔料(I)、好ましく
は特定の製法で得られるε型銅フタロシアニン顔料と特
定のイミドメチル銅フタロシアニン誘導体(II)とを
併用して熱可塑性樹脂の着色を行イようことで、経済性
に優れ、赤味高濃度で、良好な耐熱性を示す着色が可能
であることを見い出し、本発明を完成したものである。 即ち、本発明は、ε型銅フタロシアニン顔料と一般式(
II) CuPc +CL−X)m (II )(C
uPc は銅フタロシアニン残基、Xは(式中、mは
0.5〜2.0を表す)で示されるイミドメチル銅フタ
ロシアニン誘導体とを併用することを特徴とする熱可塑
性樹脂の着色方法である。 本発明において、ε型銅フタロシアニン顔料(1)とし
て、フタロシアニン環を形成しうる化合物、尿素、銅化
合物及び触媒をスルホラン溶媒中で下記式(A) CuPc +5OJ) n (A )(CuP
c−は銅フタロシアニン残基、MはH又はアルカリ金属
nは、0.2〜3を表す) で示される銅フタロシアニンスルホン酸類の共存下に反
応させて得られるε型銅フタロシアニン顔料(I) が
好ましく用いられる。特にこの方法によってbれるε型
銅フタロシアニン顔料は、通常行われる顔料化処理を行
わずに用いることができる点において工業的利用価値が
更に高いものである。 以下、本発明の方法を更に詳しく説明する。 まず、本発明において、好ましく用いられるε型銅フタ
ロシアニン(1)の製造方法について説明する。 使用するフタロシアニン環を形成し得る化合物としては
、フタル酸、無水フタル酸、フタルイミド、フタルアミ
ド酸及びその塩若しくはそのエステル、フタル酸エステ
ル、フタルニトリル等を挙げるどとができる。特にフタ
ル酸、無水フタル酸、フタルイミドが好ましい。 また、使用する銅化合物としては、例えば、金属銅、第
−銅又は第二銅のハロゲン化物、酸化銅、硫酸銅、酢酸
銅、シアン化銅、硝酸銅、硫化銅、水酸化銅などが挙げ
られる。銅化合物の使用量は、フタロシアニン環形成化
合物4モルあたり1〜1゜2モル程度である。 反応に供される尿素についてその使用量はフタロシアニ
ン!形成化合物4モルあたり4〜30モル程度である。 反応触媒は、従来から知られているものがいずれも使用
可能であるが、例えば、モリブデン酸アンモン、酸化モ
リブデンなどのモリブデン化合物、四塩化チタン、チタ
ン酸エステル等のチタン化合物などが挙げられ、その使
用量は、フタロシアニン環形成化合物4モル当り0.0
1〜1.0モル程度である。 更に、溶媒としてスルホランを用いることが重要であり
、ここで使用されるスルホラン溶媒の具体例としては、
スルホラン、メチルスルホラン、ジメチルスルホラン等
をあげることができ、使用する量は、フタロシアニン環
を形成し得る化合物の3.0重量倍以上であればよいが
、好ましくは、4.5〜10,0倍程度がよい。ここで
、スルホラン溶媒単独でも用いられるが、必要に応じて
他の溶媒、例えばジメチルスルホキシド(DMSO)を
併用することもできる。 共存させる銅フタロシアニンスルホン酸類としては、好
ましくは下記−綴代(A) (式中、Mは水素原子またはアルカリ金属原子を表し、
nは0.2〜3を表す。) で示される化合物である。具体的には、及び などが挙げられる。 前記(A)で示される化合物とは、単一化合物及び混合
物の双方を含むものであり、A式中のnは、その単一化
合物又は混合物における金銅フタロシアニン核に対する
全スルホン酸基の数を表すものである。nは0.2〜3
.0 であり、特に好ましくは0.5〜2.0である。 また、(A) で示される化合物の使用量は、特に限
定するものではないが、通常、フタロシアニン環形成化
合物に対して1〜20重量%、とくに1〜10重量%が
好ましい。 反応温度としては、150〜250℃の範囲で十分であ
る。また前記−綴代で示される化合物を加える時期はフ
タロシアニン環が形成される以前であればいつでもよい
。 得られた銅フタロシアニンの取出しについては反応マス
を減圧下にして溶媒を蒸留除去し、ついで粉体を温水又
は鉱酸溶液で洗浄、濾過する方法又は反応マスを温水等
と混合希釈した後、濾過する方法がある。 前記の方法で得られるε型鋼フタロシアニンは、機械的
微粒子化工程のごとき製品化工程は不要で、合成反応の
みで顔料適性を有するものが得られることは、注目に値
する。 本発明の方法においてε型銅フタロシアニン(1)と混
合して使用するイミドメチル銅フタロシアニン誘導体(
IF)としては、具体的は下記式で示される化合物が好
ましく用いられる。 または (式中、ffi、ffi’は0.5〜2.0の数を表わ
す。)これらのイミドメチル銅フタロシアニン誘導体(
II) の製造方法は、例えば、銅フタロシアニン1モ
ルに対して、フタルイミド又はテトラヒトロブタルイミ
ド0.5〜2.0モル及びパラホルムアルデヒドを硫酸
中で反応させ、次いで氷水中へ注入、分離することで容
易に得られる。 本発明にいう熱可塑性樹脂としては、例えば特にポリエ
チレン、ポリプロピレンのごときポリオレフィン樹脂あ
るいはABS樹脂が、その着色対象として好適であり、
これらは通常着色成型加工が200℃以上で行われる樹
脂である。 本発明の着色方法において、ε型銅フタロシアニンII
IF−1(I) と、イミドメチル銅フタロシアニン
誘導体(II) との混合比率は(1) : (
II) =98:2〜7Q:3Q、更に好ましくは(
I) : (II)=97 : 3〜85 : 1
5であることが好ましい。 本発明にいう熱可塑性樹脂の着色法は、従来公知の方法
で実施できる。例えば本発明のε型銅フタロシアニン顔
料(I)、銅フタロシアニン誘導体(■)、樹脂、各種
添加物をタンブラ−、ミキサー等の混合機で混合し、次
いで押出機、射出成型機、ロールミル等の加工機によっ
て目的の着色を行なうことができる。 樹脂に対する本発明のε型銅フタロシアニン顔料(1)
及びフタロシアニン誘導体(II) の添加量は特に
限定はされないが、通常、樹脂に対して両者あわせて約
0.01〜2重量%が適当である。 〈発明の効果〉 本発明の方法によれば、従来、高価な低塩素化銅フタロ
シアニン以外には使用が困難とされてきた高温での熱可
塑性樹脂の赤味色調の着色加工において、安価で赤味鮮
明高濃度の熱可塑性樹脂の着色加工が可能となった。 更に本発明に用いたε型顔料は、通常銅フタロシアニン
顔料に適応される合成後の顔料化(例えば機械的微粒子
化) 工程は不要であり、経済性に優れた顔料である。 又、フタロシアニン誘導体(ilP−Blue) の
添加効果は、α型(Stn、Cy、Blue He−2
)の場合はまだ不十分であるが、本発明のε型顔料につ
いて極めて顕著であり、特異的であることは、驚くべき
ことである。 〈実施例〉 以下に実施例、比較例、参考例を挙げて本発明を更に詳
しく説明する。 なお、例中の部及び%は重量基準、比表面積値はBET
法によるN2気相吸着法を採用した。 実施例−1
ン顔料と特定の銅フタロシアニン誘導体との併用使用に
よる熱可塑性樹脂の着色方法間するものである。 〈従来技術〉 銅フタロシアニンには多くの同質多量が存在し、その内
赤味のα型(不安定型)、緑味のβ型(安定型)が顔料
としてよく知られ、工業的にも多く使用されている。一
方、ε型の銅フタロシアニン顔料は、赤味鮮明で高濃度
という特徴を有し、近年注目されている顔料である。こ
のε型の銅フタロシアニン顔料は、特公昭40−278
0号、特公昭52−6300号、特公昭52−6301
号、特開昭53−39325号、特開昭57−1414
53号及び特開昭57−149358号公報に製法及び
その性質、性能等が記載されているが、熱可塑性樹脂の
着色剤としては、特に経済性、性能例えば耐熱性等にお
いて必ずしも満足の行くものではない。 熱可塑性樹脂の着色においては、高温での処理、加工が
行われるため、使用する銅フタロシアニン顔料にも耐熱
性が要求され、熱に対して安定な緑味タイプのβ型の他
、赤味タイプとしてはα型とβ型の中間的色相の高価な
低塩素化銅フタロシアニンが使用されている。 〈発明が解決しようとする問題点〉 熱可塑性樹脂の着色加工は一般に生産性、作業性等の面
から加工温度をあげる傾向があり、通常200℃以上の
温度で行われている。例えばポリオレフィン樹脂では2
80〜300℃、ABS樹脂では260〜280℃のご
とき高温加工も行われる様になっている。この様な条件
ではβ型の銅フタロシアニンですら耐熱性が不十分であ
り、従って現状では1.高価な低塩化銅フタロシアニン
以外に使用できるものはない。 このように、低塩化素鋼フタロシアニンに匹敵する耐熱
性を有し、色相赤味高濃度の安価な銅フタロシアニン顔
料はいまだ見い出されていないのが現状である。 く問題点を解決するための手段〉 本発明者らは、これら問題点を解決するため、種々検討
した結果、ε型銅フタロシアニン顔料(I)、好ましく
は特定の製法で得られるε型銅フタロシアニン顔料と特
定のイミドメチル銅フタロシアニン誘導体(II)とを
併用して熱可塑性樹脂の着色を行イようことで、経済性
に優れ、赤味高濃度で、良好な耐熱性を示す着色が可能
であることを見い出し、本発明を完成したものである。 即ち、本発明は、ε型銅フタロシアニン顔料と一般式(
II) CuPc +CL−X)m (II )(C
uPc は銅フタロシアニン残基、Xは(式中、mは
0.5〜2.0を表す)で示されるイミドメチル銅フタ
ロシアニン誘導体とを併用することを特徴とする熱可塑
性樹脂の着色方法である。 本発明において、ε型銅フタロシアニン顔料(1)とし
て、フタロシアニン環を形成しうる化合物、尿素、銅化
合物及び触媒をスルホラン溶媒中で下記式(A) CuPc +5OJ) n (A )(CuP
c−は銅フタロシアニン残基、MはH又はアルカリ金属
nは、0.2〜3を表す) で示される銅フタロシアニンスルホン酸類の共存下に反
応させて得られるε型銅フタロシアニン顔料(I) が
好ましく用いられる。特にこの方法によってbれるε型
銅フタロシアニン顔料は、通常行われる顔料化処理を行
わずに用いることができる点において工業的利用価値が
更に高いものである。 以下、本発明の方法を更に詳しく説明する。 まず、本発明において、好ましく用いられるε型銅フタ
ロシアニン(1)の製造方法について説明する。 使用するフタロシアニン環を形成し得る化合物としては
、フタル酸、無水フタル酸、フタルイミド、フタルアミ
ド酸及びその塩若しくはそのエステル、フタル酸エステ
ル、フタルニトリル等を挙げるどとができる。特にフタ
ル酸、無水フタル酸、フタルイミドが好ましい。 また、使用する銅化合物としては、例えば、金属銅、第
−銅又は第二銅のハロゲン化物、酸化銅、硫酸銅、酢酸
銅、シアン化銅、硝酸銅、硫化銅、水酸化銅などが挙げ
られる。銅化合物の使用量は、フタロシアニン環形成化
合物4モルあたり1〜1゜2モル程度である。 反応に供される尿素についてその使用量はフタロシアニ
ン!形成化合物4モルあたり4〜30モル程度である。 反応触媒は、従来から知られているものがいずれも使用
可能であるが、例えば、モリブデン酸アンモン、酸化モ
リブデンなどのモリブデン化合物、四塩化チタン、チタ
ン酸エステル等のチタン化合物などが挙げられ、その使
用量は、フタロシアニン環形成化合物4モル当り0.0
1〜1.0モル程度である。 更に、溶媒としてスルホランを用いることが重要であり
、ここで使用されるスルホラン溶媒の具体例としては、
スルホラン、メチルスルホラン、ジメチルスルホラン等
をあげることができ、使用する量は、フタロシアニン環
を形成し得る化合物の3.0重量倍以上であればよいが
、好ましくは、4.5〜10,0倍程度がよい。ここで
、スルホラン溶媒単独でも用いられるが、必要に応じて
他の溶媒、例えばジメチルスルホキシド(DMSO)を
併用することもできる。 共存させる銅フタロシアニンスルホン酸類としては、好
ましくは下記−綴代(A) (式中、Mは水素原子またはアルカリ金属原子を表し、
nは0.2〜3を表す。) で示される化合物である。具体的には、及び などが挙げられる。 前記(A)で示される化合物とは、単一化合物及び混合
物の双方を含むものであり、A式中のnは、その単一化
合物又は混合物における金銅フタロシアニン核に対する
全スルホン酸基の数を表すものである。nは0.2〜3
.0 であり、特に好ましくは0.5〜2.0である。 また、(A) で示される化合物の使用量は、特に限
定するものではないが、通常、フタロシアニン環形成化
合物に対して1〜20重量%、とくに1〜10重量%が
好ましい。 反応温度としては、150〜250℃の範囲で十分であ
る。また前記−綴代で示される化合物を加える時期はフ
タロシアニン環が形成される以前であればいつでもよい
。 得られた銅フタロシアニンの取出しについては反応マス
を減圧下にして溶媒を蒸留除去し、ついで粉体を温水又
は鉱酸溶液で洗浄、濾過する方法又は反応マスを温水等
と混合希釈した後、濾過する方法がある。 前記の方法で得られるε型鋼フタロシアニンは、機械的
微粒子化工程のごとき製品化工程は不要で、合成反応の
みで顔料適性を有するものが得られることは、注目に値
する。 本発明の方法においてε型銅フタロシアニン(1)と混
合して使用するイミドメチル銅フタロシアニン誘導体(
IF)としては、具体的は下記式で示される化合物が好
ましく用いられる。 または (式中、ffi、ffi’は0.5〜2.0の数を表わ
す。)これらのイミドメチル銅フタロシアニン誘導体(
II) の製造方法は、例えば、銅フタロシアニン1モ
ルに対して、フタルイミド又はテトラヒトロブタルイミ
ド0.5〜2.0モル及びパラホルムアルデヒドを硫酸
中で反応させ、次いで氷水中へ注入、分離することで容
易に得られる。 本発明にいう熱可塑性樹脂としては、例えば特にポリエ
チレン、ポリプロピレンのごときポリオレフィン樹脂あ
るいはABS樹脂が、その着色対象として好適であり、
これらは通常着色成型加工が200℃以上で行われる樹
脂である。 本発明の着色方法において、ε型銅フタロシアニンII
IF−1(I) と、イミドメチル銅フタロシアニン
誘導体(II) との混合比率は(1) : (
II) =98:2〜7Q:3Q、更に好ましくは(
I) : (II)=97 : 3〜85 : 1
5であることが好ましい。 本発明にいう熱可塑性樹脂の着色法は、従来公知の方法
で実施できる。例えば本発明のε型銅フタロシアニン顔
料(I)、銅フタロシアニン誘導体(■)、樹脂、各種
添加物をタンブラ−、ミキサー等の混合機で混合し、次
いで押出機、射出成型機、ロールミル等の加工機によっ
て目的の着色を行なうことができる。 樹脂に対する本発明のε型銅フタロシアニン顔料(1)
及びフタロシアニン誘導体(II) の添加量は特に
限定はされないが、通常、樹脂に対して両者あわせて約
0.01〜2重量%が適当である。 〈発明の効果〉 本発明の方法によれば、従来、高価な低塩素化銅フタロ
シアニン以外には使用が困難とされてきた高温での熱可
塑性樹脂の赤味色調の着色加工において、安価で赤味鮮
明高濃度の熱可塑性樹脂の着色加工が可能となった。 更に本発明に用いたε型顔料は、通常銅フタロシアニン
顔料に適応される合成後の顔料化(例えば機械的微粒子
化) 工程は不要であり、経済性に優れた顔料である。 又、フタロシアニン誘導体(ilP−Blue) の
添加効果は、α型(Stn、Cy、Blue He−2
)の場合はまだ不十分であるが、本発明のε型顔料につ
いて極めて顕著であり、特異的であることは、驚くべき
ことである。 〈実施例〉 以下に実施例、比較例、参考例を挙げて本発明を更に詳
しく説明する。 なお、例中の部及び%は重量基準、比表面積値はBET
法によるN2気相吸着法を採用した。 実施例−1
【ε型銅フタロシアニン顔料−1の合成】無水フタル酸
592部、尿素960部、塩化第一銅105部、四塩化
チタン80部及び銅フタロシアニンスルホン酸(−綴代
(A) においてn=o、 9) 30部をスルホラ
ン4500部へ加え、撹拌下180〜190℃まで昇温
し、同温度で5時間加熱した。次いで100℃まで冷却
し、あらかじめ60℃に保温した温水5000部を加え
る。ついで、反応マスを濾過し、濾過終了後、80℃の
温水5000部で洗浄する。その後、取出したウェット
・ケーキを2%塩酸10000部に加え、60℃で1時
間撹拌した後、濾過した。次いで、80℃の温水too
oo部で洗浄し、乾燥することにより、目的とする銅フ
タロシアニン顔料590部を得た。得られた化合物の純
度は95%、比表面積65m’/gであった。また、結
晶型は、ε型を示した。
592部、尿素960部、塩化第一銅105部、四塩化
チタン80部及び銅フタロシアニンスルホン酸(−綴代
(A) においてn=o、 9) 30部をスルホラ
ン4500部へ加え、撹拌下180〜190℃まで昇温
し、同温度で5時間加熱した。次いで100℃まで冷却
し、あらかじめ60℃に保温した温水5000部を加え
る。ついで、反応マスを濾過し、濾過終了後、80℃の
温水5000部で洗浄する。その後、取出したウェット
・ケーキを2%塩酸10000部に加え、60℃で1時
間撹拌した後、濾過した。次いで、80℃の温水too
oo部で洗浄し、乾燥することにより、目的とする銅フ
タロシアニン顔料590部を得た。得られた化合物の純
度は95%、比表面積65m’/gであった。また、結
晶型は、ε型を示した。
【銅フタロシアニン誘導体(II) の合成】銅フタロ
シアニン20部を濃硫酸200部に溶解し、フタルイミ
ド1O05部、パラホルムアルデヒド3.7部を添加し
、80℃で3時間撹拌する。その後、1000部の水中
に注入し濾過、水洗、乾燥することによって、銅フタロ
シアニンに対して式 で示される置換基が1.1個入ったフタルイミドメチル
銅フタロシアニン(以下、MP−Blue l という
)を2.4部得た。
シアニン20部を濃硫酸200部に溶解し、フタルイミ
ド1O05部、パラホルムアルデヒド3.7部を添加し
、80℃で3時間撹拌する。その後、1000部の水中
に注入し濾過、水洗、乾燥することによって、銅フタロ
シアニンに対して式 で示される置換基が1.1個入ったフタルイミドメチル
銅フタロシアニン(以下、MP−Blue l という
)を2.4部得た。
Tie20.5部
をミキサーで混合後、220℃でエクストル−ターを用
い混練、分散し、着色ペレットを作成した。 着色ペレットを220℃〜300℃で3.5oz射出成
型機を用いて成型加工して、色相及び耐熱性を評価した
。 本発明の方法によるε型銅フタロシアニン顔料とフタロ
シアニン誘導体(MP−Blue> との混合使用品
は次のような特色ある優れた性能を有する。 ■α型、ε型、β型に比べ優れた耐熱性を示し、モノク
ロルフタロシアニン(Stn、Cy、Blue BH3
)に近似〜以上の耐熱性を有している。 ■β型に対しては当然のこと、α型に対しても赤味鮮明
高濃度である。 実施例−2 実施例1においてノーブレンAH−661V (PP樹
脂)の代わりにタララスチックM)Iナチュラル(住友
化学製、 ABS樹脂)を用いて230〜280℃で射
出成型を行い性能評価を行った。 実施例−1と同様、本発明のε型顔料のフタロシアニン
誘導体による着色は、色相赤味鮮明高濃度で、しかもモ
ノクロル銅フタロシアニンと近似の耐熱性を有している
。 実施例−3
い混練、分散し、着色ペレットを作成した。 着色ペレットを220℃〜300℃で3.5oz射出成
型機を用いて成型加工して、色相及び耐熱性を評価した
。 本発明の方法によるε型銅フタロシアニン顔料とフタロ
シアニン誘導体(MP−Blue> との混合使用品
は次のような特色ある優れた性能を有する。 ■α型、ε型、β型に比べ優れた耐熱性を示し、モノク
ロルフタロシアニン(Stn、Cy、Blue BH3
)に近似〜以上の耐熱性を有している。 ■β型に対しては当然のこと、α型に対しても赤味鮮明
高濃度である。 実施例−2 実施例1においてノーブレンAH−661V (PP樹
脂)の代わりにタララスチックM)Iナチュラル(住友
化学製、 ABS樹脂)を用いて230〜280℃で射
出成型を行い性能評価を行った。 実施例−1と同様、本発明のε型顔料のフタロシアニン
誘導体による着色は、色相赤味鮮明高濃度で、しかもモ
ノクロル銅フタロシアニンと近似の耐熱性を有している
。 実施例−3
【ε型鋼フタロシアニン顔料−2の合成】無水フタル酸
592部、尿素960部、塩化第一銅105部、四塩化
チタン50部及び銅フタロシアニンスルホン酸ソーダ(
−綴代(I) においてn=1.9)30部をスルホ
ラン4500部へ加え、撹拌下180〜190℃まで昇
温し、同温度で5時間加熱した。次いで100℃まで冷
却し、あらかじめ60℃に保温した温水5000部を加
える。次いで、反応マスを濾過し、濾過終了後、80℃
の温水5000部で洗浄する。その後、取出したウェッ
ト・ケーキを2%塩酸10000部に加え、60℃で1
時間撹拌した後、濾過した。 次いで、80℃の温水10000部で洗浄し、乾燥する
ことにより、銅フタロシアニン顔料585部を得た。 得られた化合物の純度は96%、比表面積70m’/g
であった。又結晶型はε型であった。
592部、尿素960部、塩化第一銅105部、四塩化
チタン50部及び銅フタロシアニンスルホン酸ソーダ(
−綴代(I) においてn=1.9)30部をスルホ
ラン4500部へ加え、撹拌下180〜190℃まで昇
温し、同温度で5時間加熱した。次いで100℃まで冷
却し、あらかじめ60℃に保温した温水5000部を加
える。次いで、反応マスを濾過し、濾過終了後、80℃
の温水5000部で洗浄する。その後、取出したウェッ
ト・ケーキを2%塩酸10000部に加え、60℃で1
時間撹拌した後、濾過した。 次いで、80℃の温水10000部で洗浄し、乾燥する
ことにより、銅フタロシアニン顔料585部を得た。 得られた化合物の純度は96%、比表面積70m’/g
であった。又結晶型はε型であった。
上記で得たε型銅フタロシアニン顔料−2を用い、実施
例−1と同様にして性能評価を行った結果、本発明のε
型顔料とフタロシアニン誘導体による着色で、実施例−
1と同様に良好な結果を得た。 実施例−4 実施例−1の銅フタロシアニン誘導体の合成において、
フタルイミドの代わりにテトラヒドロフタルイミドを用
いて、下記の誘導体−2を得た。 これを用いて実施例−2と同様にしてABS樹脂での性
能評価を行った結果、実施例−2と同様に良好な結果を
得た。
例−1と同様にして性能評価を行った結果、本発明のε
型顔料とフタロシアニン誘導体による着色で、実施例−
1と同様に良好な結果を得た。 実施例−4 実施例−1の銅フタロシアニン誘導体の合成において、
フタルイミドの代わりにテトラヒドロフタルイミドを用
いて、下記の誘導体−2を得た。 これを用いて実施例−2と同様にしてABS樹脂での性
能評価を行った結果、実施例−2と同様に良好な結果を
得た。
Claims (4)
- (1)ε型銅フタロシアニン顔料( I )と一般式(II
) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (CuPcは銅フタロシアニン残基、Xは ▲数式、化学式、表等があります▼又は▲数式、化学式
、表等があります▼(II) (式中、mは0.5〜2.0を表す) で示されるイミドメチル銅フタロシアニン誘導体とを併
用することを特徴とする熱可塑性樹脂の着色方法。 - (2)ε型銅フタロシアニン顔料( I )がフタロシア
ニン環を形成しうる化合物、尿素、銅化合物及び触媒を
、スルホラン溶媒中で下記一般式(A)▲数式、化学式
、表等があります▼(A) (CuPは銅フタロシアニン残基、MはH又はアルカリ
金属、nは0.2〜3を表す) で示される銅フタロシアニンスルホン酸類の共存下に反
応させて得られるε型銅フタロシアニン顔料であること
を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の方法。 - (3)ε型銅フタロシアニン顔料( I )とイミドメチ
ル銅フタロシアニン誘導体(II)の使用比率が( I )
:(II)=98:2〜70:30(重量比)である特許
請求の範囲第1項乃至第2項に記載の方法。 - (4)熱可塑性樹脂がポリオレフィン樹脂またはABS
樹脂であることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至
第3項に記載の方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62312575A JPH01152141A (ja) | 1987-12-09 | 1987-12-09 | 熱可塑性樹脂の着色方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62312575A JPH01152141A (ja) | 1987-12-09 | 1987-12-09 | 熱可塑性樹脂の着色方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01152141A true JPH01152141A (ja) | 1989-06-14 |
Family
ID=18030860
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62312575A Pending JPH01152141A (ja) | 1987-12-09 | 1987-12-09 | 熱可塑性樹脂の着色方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01152141A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1580239A1 (en) * | 2004-03-26 | 2005-09-28 | Toyo Ink Mfg. Co., Ltd. | Process for the production of E crystal form copper phthalocyanine |
| WO2008095801A3 (en) * | 2007-02-07 | 2009-03-19 | Ciba Holding Inc | Blue phthalocyanine pigment composition and its preparation |
| EP2039727A1 (en) * | 2007-09-18 | 2009-03-25 | SOLVAY (Société Anonyme) | Preparation of epsilon copper phthalocyanine of small primary particle size and narrow particle size distribution |
| EP2060608A1 (en) * | 2007-11-15 | 2009-05-20 | SOLVAY (Société Anonyme) | Preparation of epsilon copper phthalocyanine of small primary particle size and narrow particle size distribution by kneading |
-
1987
- 1987-12-09 JP JP62312575A patent/JPH01152141A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1580239A1 (en) * | 2004-03-26 | 2005-09-28 | Toyo Ink Mfg. Co., Ltd. | Process for the production of E crystal form copper phthalocyanine |
| WO2008095801A3 (en) * | 2007-02-07 | 2009-03-19 | Ciba Holding Inc | Blue phthalocyanine pigment composition and its preparation |
| US7905952B2 (en) | 2007-02-07 | 2011-03-15 | Basf Se | Blue phthalocyanine pigment composition and its preparation |
| EP2039727A1 (en) * | 2007-09-18 | 2009-03-25 | SOLVAY (Société Anonyme) | Preparation of epsilon copper phthalocyanine of small primary particle size and narrow particle size distribution |
| WO2009037233A3 (en) * | 2007-09-18 | 2009-12-17 | Solvay (Société Anonyme) | Preparation of epsilon copper phthalocyanine of small primary particle size and narrow particle size distribution |
| EP2060608A1 (en) * | 2007-11-15 | 2009-05-20 | SOLVAY (Société Anonyme) | Preparation of epsilon copper phthalocyanine of small primary particle size and narrow particle size distribution by kneading |
| WO2009062995A3 (en) * | 2007-11-15 | 2010-01-07 | Solvay (Société Anonyme) | Preparation of epsilon copper phthalocyanine of small primary particle size and narrow particle size distribution by kneading |
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