JPH01154641A - ステレオ信号の処理及び送信のための装置及び方法 - Google Patents

ステレオ信号の処理及び送信のための装置及び方法

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JPH01154641A
JPH01154641A JP63279158A JP27915888A JPH01154641A JP H01154641 A JPH01154641 A JP H01154641A JP 63279158 A JP63279158 A JP 63279158A JP 27915888 A JP27915888 A JP 27915888A JP H01154641 A JPH01154641 A JP H01154641A
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レオナード アール カーン
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ステレオ信号の処理及び送信のための装置及
び方法に関し、更に詳細には、非対称側波帯振幅変調(
AM)方法を用いるステレオプログラムマテリアルの放
送に関する。
〔従来の技術〕
振幅変調(AM)信号の送信及び受信に付随する2つの
一般的な問題として、隣接チャネルの混信、及びAM送
信機のアンテナの放射パターンの空白領域におけるエン
ベロープゆがみの問題がある。これら及び他の問題は、
米国特許第4,569゜073号の主題である非対称側
波帯送信によって軽減される。
前記米国特許に示されているように、非対称側波帯AM
放送を実施するための一つの方法は、独立側波帯(IS
B)AMステレオ励振機を用いることによって行なうの
であり、これは、本来的に、AM信号の上及び下の側波
帯の独立的制御を可能にするものであり、これには、送
信される信号内の2組の側波帯の相対的振幅及び周波数
を決定する特殊化音声信号処理装置が前置される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、前記米国特許における非対称側波帯送信ステレ
オプログラムマテリアルの送信には余り適さなかった。
即ち、送信信号の側波帯内に導入された意図的の非対称
性がまた、本来的に、送信及び受信のステレオ音像内に
対応する非対称性を導入した。例えば、非対称側波帯送
信の利点を得るために送信ISRAMステレオ信号の下
側波帯を上側波帯と比較して強化すると、その結果とし
てISB  AMステレオ受信機によって作られる音像
内の音源の位置が対応的に左へ移動させられることにな
る。このようになるのは、ISB装置においては、下側
波帯は主として左(L)のステレオ情報を運び、上側波
帯は主として右(R)のステレオ情報を運ぶからである
。
そのために、前記米国特許においては、非対称側波帯A
M送信を、主として、モノラルのプログラムマテリアル
の放送に対して用いるべきこと、及び、ステレオプログ
ラムマテリアルに対しては、放送を正規のISB  A
Mステレオ放送に切り換えるべきことを提案しである。
(前記特許の第3図を参照されたい。) 従って、本発明の目的は、隣接チャネルの混信及び指向
性アンテナの空白領域におけるエンベロープゆがみを軽
減し、同一チャネルの混信の影響を減少し、選択性フェ
ーディングによって生ずるゆがみを減少し、連続同調式
受信機の同調の困難を軽減し、及びサイドチューニング
のときのかかる受信機の忠実度を改善するのみならず、
更に、ステレオプログラムマテリアルの送信及びISB
AMステレオ受信機での快いステレオ効果を持った受信
を可能にすることのできる非対称側波帯AM送信装置を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の一つの態様において、本発明にかかる信号処理
装置は、関係の音声周波数情報を含む第1の対の信号を
供給するための手段と、前記第1の対の信号に応答し、
前記第1の対の信号から第2の対の信号を形成するため
に前記第1の対の信号を処理するための手段とを備えて
おり、前記第2の対の信号の一方は前記第1の対の信号
の処理済み和を表す情報を含み、前記第2の対の信号の
他方は前記第1の対の信号の処理済み和と処理済み差と
の所定の結合を表す情報を含んでいる。
本発明の他の態様において、本発明にかかる非対称側波
帯振幅変調(AM)ステレオ送信装置は、関係の音声周
波数情報を含む第1の対の信号を供給するための手段と
、前記第1の対の信号に応答し、前記信号を処理してこ
れから第2の対の信号を形成するための手段とを備えて
おり、前記第2の対の信号の一方は前記第1の対の信号
の処理済み和を表す情報を含み、前記第2の対の信号の
他方は前記第1の対の信号の処理済み和及び処理済み差
の所定の結合を表す情報を含んでいる。この本発明装置
はまた、前記第2の対の信号に応答し、前記対の信号を
、実質的に、搬送波はのそれぞれ異なる非対称側波帯と
して送信するための手段を備えている。
本発明の更に他の態様において、独立側波帯AMステレ
オ受信機における受信に好適する非対称側波帯振幅変調
(AM)ステレオ信号を送信する本発明方法は、供給さ
れた1対の左(L)及び右(R)のステレオ信号からそ
の和及び差を求める段階と前記和及び差の信号間に所定
の位相差を導入する段階と、前記位相差を導入された移
相済み和信号の周波数スペクトル及び振幅レベルを所定
の第1及び第2の信号転送特性に従って変更する段階と
、前記移相差を導入された移相済み差信号の周波数スペ
クトル及び振幅レベルを所定の第3の信号転送特性に従
って変更する段階と、前記移相済みの和及び差の信号を
、これらが前記第2及び第3の信号転送特性に従って変
更された後、結合させて結合信号を形成する段階と、前
記移相済み和信号を、これが前記第1の信号転送特性に
従って変更された後、独立側波帯(ISB)AMステレ
オ送信機の一方のステレオ信号入力端子に加える段階と
、前記結合信号を前記ISB  AMステレオ送信機の
他方のステレオ信号入力端子に加える段階とを有す。
本発明の更に他の態様において、供給された1対の左(
L)及び右(R)のステレオ信号を処理して独立側波帯
(ISB)AMステレオ送信機のステレオ信号入力端子
に加えるのに適する第2の対の信号を形成し、もって、
ISB  AMステレオ受信機における受信に適する非
対称側波帯振幅変調(AM)ステレオ信号の放送が行な
われるようにする本発明方法は、前記供給された1対の
し及びRのステレオ信号からその和及び差を求める段階
と、前記和及び差の信号間に所定の位相差を導入する段
階と、前記位相差を導入された移相済み和信号の周波数
スペクトル及び振幅レベルを所定の第1及び第2の信号
転送特性に従って変更する段階と、前記位相差を導入さ
れた移相済み差信号の周波数スペクトル及び振幅レベル
を所定の第3の信号転送特性に従って変更する段階と、
前記移相済みの和及び差の信号を、これらが前記第2及
び第3の信号転送特性に従って変更された後、結合させ
て結合信号を形成する段階とを有し、もって、前記第1
の信号転送特性に従って変更された後の前記移相済み和
信号、及び前記結合信号が前記第2の対の信号を構成す
ることを特徴とする。
本発明及び本発明の他の目的をよりよく理解できるよう
に、以下、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発
明の範囲は、特許請求の範囲に記載の通りである。
〔実施例〕
本発明にかかる非対称側波帯AMステレオ装置について
の以下の説明を容易にするために、送信信号の下の周波
数の側波帯を上の周波数の側波帯に対して強化しく振幅
を大きくする)、且つ、下側波帯は左(L)のステレオ
情報を表し、上側波帯は右(R)のステレオ情報を表す
ものと仮定する(ISB  AMステレオ装置における
送信信号の側波帯相互間のステレオ情報割当てに対して
採用されている規格と合致している)。しかし、これら
の仮定は本発明を限定するものではなく、本発明は、前
記仮定した状態、またはその逆の状態、またはこれら状
態の両方に対して同様に適用されるものである。即ち、
下側波帯ではなしに上側波帯を強化した場合、及び/又
は上側波帯がRステレオ情報ではなしにLステレオ情報
を表す場合にも適用される。
第1図は本発明にかかる非対称側波帯AM送信機の簡単
なブロック線図を示すものである。IsBステレオ励振
機10.AM送信機12及びアンテナ14は、米国特許
第4.569,073号の第1図に示され、且つ、その
明細書に記載されている対応の機器110.112及び
114と同じものであり、その内容については本明細書
において参照として説明する。従って、前記米国特許と
本願発明との差異は本願に添付の第1図に示す音声処理
装置16にあるのであり、これを第2図に詳細に示す。
第1図において、ISRAMステレオ励振機10は、例
えば、米国、ニューヨーク州、ウェストブリ市のカーノ
・コミュミケーション社製の5TR−77または5TR
−84型励振機であり、AM送信機12及びアンテナ1
4は、例えば、商用AMステレオ放送に一般に用いられ
ている送信機及びアンテナである。しかし、本明細書に
おいて前述してあり、及び後述するように、アンテナ1
4は、その放射パターンにおいて1つまたはそれ以上の
空白領域を有する指向性送信アンテナであり、この場合
に、本発明の性質として、もう1つの利点が得られる。
即ち、かかる空白領域におけるエンベロープゆがみが、
米国特許第4.569゜073号に従う非対称側波帯放
送の代わりに対称側波帯放送を用いた場合に存在するも
のよりも減る。
第1図において、音声処理装置16へのL及びRの入力
端子は、ステレオ信号源へ直接に、または、ステレオプ
ログラミングを放送するAM放送局で通例使われている
もののような追加の音声処理装置を介してステレオ信号
源へ接続される。或いはまた、例えば「トークショー」
のようなモノラル放送最中には、同じモノラル信号が処
理装置16のL及びRの入力端子へ与えられるか、また
は、モノラル信号が市販のステレオシンセサイザによっ
て処理され、その結果の合成されたし及びRの信号が処
理装置16の対応の入力端子へ与えられる。これら全て
の場合において、音声処理装置16、ISBステレオ励
振機10、AM送信機12及びアンテナ14の組合体は
、その場合々々に応じ、ステレオ、合成ステレオまたは
モノラル情報を含む非対称送信側波帯信号を発生し、こ
れは、快い音響効果をもってISB  AMステレオ受
信機に受信されるのに適するものである。
次に第2図について説明すると、図は、第1図に概略的
に示す音声処理装置16の一実施例の詳細なブロック線
図を示すものである。
処理装置16に対するし及びRの入力端子は、L+R信
号を形成する加算器103に接続されており、前記加算
器は移相回路W4104に接続されている。同様に、前
記り及びRの入力端子は、L−R信号を形成する減算器
113に接続されており、前記減算器は移相回路網11
4に接続されている。移相回路!1i104及び114
は、同じ周波数及び位相の信号がそれらの入力端子に加
えられると、広い周波数帯域にわたって、それらの出力
信号間に好ましくは90°の実質的に一定の位相差を生
じさせる。
回路網104及び114は、所定の周波数範囲にわたっ
て実質的に一定の90°位相差を提供するパラメータを
有する全通過回路網を用いて実施される。かかる回路網
は周知であり、車側波帯送信機に、及び、カーン/ハツ
ェルチン(Kahn/1lazeltine) I S
 B  AMステレオ装置のための送信機及び受信機に
しばしば用いられている。ISB符号化装置に対する典
型的なかかる回路網は、95Hzないし9.5 k H
zの周波数範囲にわたり、90゜±1.5°の移相差を
示す。90°の位相差が好ましいが、他の値を用い、及
び本例とは異なる周波数範囲にわたって、許容できる結
果を得ることができる。
第2図に示す実施例においては、回路網114の出力が
回路網104の出力の位相を遅らせるが、回路網ブロッ
ク104及び114における正号及び負号を互いに交換
した場合にも、本発明は同様に適用可能である。これら
回路網の目的については、加算器112の説明とともに
後で説明する。
移相回路、!1i104について説明すると、その出力
は分割され、そして一方の分岐は第1の信号翻訳チャネ
ル120に接続される。デエンファシス回路網105は
簡単なRC組合せであり、前述したように、装置16の
前に用いられる通例の音声処理装置によって通常提供さ
れる高周波プレエンファシスを補償するように接続され
ている。かかる音声処理装置のプレエンファシス特性を
本質的に補償するデエンファシス回路を設けることが可
能であり、これによって得られる非対称側波帯AMステ
レオ送信信号の下側波帯に対する本質的に平坦な送信周
波数レスポンスが得られる。
デエンファシス回路M4105の出力端子は増幅器10
6の入力端子に接続されている。前記増幅器は、例えば
4.61dBの利得を有す。この利得は、第2及び第3
の信号翻訳チャネル121及び122内にそれぞれある
装置110及び116の減衰と関連して選定され、装置
16が用いられているAM送信機の完全な振幅変調能力
を保持するようになっている。例えば、これらの値は、
完全にLのみ、または、完全にRのみの入力信号に対し
て、第1の信号翻訳チャネル120が送信信号の85%
振幅変調をなし、第2及び第3の信号翻訳チャネル12
1及び122の各々が14%振幅変調をなすというよう
に選定または調節される。
しかし、チャネル121と122との間に直角位相関係
があるので、前記全数3つのチャネルによってなされる
総計変調は、低い周波数の変調信号(例えば1kllz
未満)対しては殆ど完全に1(10%となる。
増幅器ブロック106の増幅済み出力は、次いで、位相
修正回路107の入力端子に加えられる。
第1、第2及び第3の信号翻訳チャネル120.121
及び122内にそれぞれある位相修正回路107.11
1及び117は、第1及び第2の信号翻訳チャネル12
0及び121の高周波数位相応答を本質的に等化するよ
うに、及び、所定の周波数範囲にわたって第3の信号翻
訳チャネル122と他の2つの信号翻訳チャネルとの位
相レスポンス間に90°位相差を本質的に保持するよう
に働く。
本発明においては、第1図に示すように、本質的に処理
済みのL+R情報(回路y4104による移相を含む)
である位相修正回路107のL”出力が、次いで、IS
Bステレオ励振機10の入力端子に与えられる。
移相回路′!AlO4について説明すると、その出力の
第2の分岐は第2の信号翻訳チャネル121の入力端子
に接続される。装置ブロック110及び109の効果は
、それぞれ、その結果の非対称側波帯信号の上側波帯に
よってなされる一幅変調の量を減らすこと、及び、上側
波帯の高い周波数成分のプレエンファシスを強調するこ
とである。
この追加のプレエンファシスは、第1の信号翻訳チャネ
ル120における下側波帯成分によってなされるプレエ
ンファシスの減少または除去を補償する。所望の全体的
結果は、聴取者が受信機を搬送波の中心にあらしめるよ
うに同調(いわゆる「センタチューニング」)させると
きに、所要のプレエンファシス効果を提供することであ
る。これは、聴取者が中心を外してチューニングして下
側波帯を利用(いわゆる「サイドチューニング」)する
こともできるようにすることによって行なわれ、こ・れ
により、所望の放送局の割当て搬送波周波数にわたり、
隣接チャネル混信から生ずる悪形響を減少させることが
できる。
減衰器即ち装置110に対する典型的な減衰度(増幅器
106の利得が4.61dBであるとき)は11.06
dBであり、これは、前述したように、送信機の完全な
振幅変調能力を保持する。ブロック123内の装置は米
国特許第4,569,073号に教示の通りである。
位相修正回路111の機能については、第1の信号翻訳
チャネル120内のブロック107の機能とともに説明
した。本質的に処理済みのL+R情報(回路網104に
よる移相を含む)であるブロック111の出力は加算器
112の第1の入力端子に加えられる。これについては
後で詳細に説明する。
調節を容易にし、及び構造を簡単にするためには、移相
回路網104からではなしにデエンファシス回路網10
5の出力端子からチャネル121への入力を採用するこ
とにより、及び、位相修正回路網111を除去すること
により、第2図に示す実施例を若干変更することができ
る。この後者の変更に関しては、当業者は解るように、
チャネル121の出力が位相基準の役をなし、従って、
位相修正回路107および117は、3つの位相修正回
路を設けるかわりに、単にこの基準に対して言周節され
る。
次に第3の信号翻訳チャネル122について説明すると
、回路11114からの移相済みL−R信号はデエンフ
ァシス回路m115の入力端子に加えられる。デエンフ
ァシス回路!4105に対して説明したように、通例、
回路M4115は、装置16の前に用いられる音声処理
装置によって導入されるプレエンファシスを補償し、こ
れにより、第3の信号翻訳チャネル122の出力に対す
る本質的に平坦な全体的周波数レスポンスを提供する。
このようにして、送信信号内の本質的に全てのプレエン
ファシスが第2の信号翻訳チャネル121によって提供
される。
減衰器即ちブロック116の減衰度は、通例、ブロック
110に対するものと本質的に同じである。即ち、11
.06dBである。位相修正回路117の機能について
は、第1の信号翻訳チャネル120内のブロック107
の説明とともに既に説明しである。
本質的に処理済みのL−R情I’l(回路網114によ
る移相を含む)である位相修正回路117の出力は加算
器112の第2の入力端子に加えられる。加算器112
に加えられる処理済みのL+RおよびL−Rの信号は本
質的に直角位相関係にある。これら2つの信号の合計は
、第2図に符号R゛で示してあり、本発明においては、
第1図に示すようにISBステレオ励振[10のR入力
端子に加えられる。
移相回路m104及び114は、これらがない場合に生
ずる可能性のある2つの問題を軽減する。
第1に、前記移相回路網がない状態で第2及び第3の信
号翻訳チャネル121及び122の出力が加算器112
内で加算されると、放送装置がモノラル放送からステレ
オ放送に切り換わるときに、加算器112における処理
済みのL+R及びL−Rの信号の代数的加算のために、
変調率が急激に増す。しかし、移相回路網104及び1
14があるので、処理済みL−R信号は、直角位相関係
で、処理済みL+R信号に加えられ、そして、モノラル
からステレオへの切り換えのときの加算器112の出力
におけるポテンシャルの2:1の増加の代わりに、前記
増加は1.41のポテンシャルファクタとなる。第2に
、移相回路網104及び114がないと、成る音声周波
数において、特にRのみのステレオ入力信号に対して、
加算器112において取消しが生ずる可能性がある。
前述した第2図の実施例においては、増幅器106の利
得は4.61dBであり、そして減衰器110及び11
6の減衰度は各々が11.06dBであり、また、低い
周波数のモノラル信号入力(即ち、R=Lで、1kll
z未満)においては、その結果の非対称送信信号の側波
帯振幅は約6.07の比率(15,67dB)になる。
Lのみ、またはRのみの完全ステレオ入力信号において
は、側波帯振幅比率は約4.29 (12,66dB)
となる。
モノラル受信機を用いる非対称側波帯信号の聴取者に、
隣接チャネルの混信のない側波帯にチューニングすべき
という手掛りを提供するためには、聞き取られる音の大
きさをその側で大きくすべきである。(隣接チャネルの
混信を受ける搬送波の側へ弱い側波帯を割り当てる際に
は、米国特許第4.569,073号の教示に従うもの
とする。)即ち、弱い方の側波帯のプレエンファシスの
効果は、利用しようとする側波帯に対する増強された低
い周波数の利得に打ち勝つべきでない。補償的効果とし
て、聴取者は、自然、強くプレエンファシスされた弱い
側波帯の方へチューニングするときに聞かれる不快な音
から遠ざかるようにチューニングする。
一つの手法は、強い方の側波帯を平坦に、即ちプレエン
ファシスなしにし、そして、第2図における実施例に対
して説明したように、弱い方の側波帯に全てのプレエン
ファシスを支持させることである。この場合、受信機を
強い側波帯の方へ離調させることの感度は小さい。しか
し、弱い方の側波帯のプレエンファシスは、時折、通例
のエネルギーレベルの上になお若干の追加のエネルギー
を有す。この状態は、大きい方の振幅の側波帯経路内に
若干のプレエンファシスをおくことによって軽減するこ
とができる。しかし、下側波帯の方へチューニングする
ときに聞き取られる音の大きさは、上側波帯の方へチュ
ーニングするときよりも大きくなるはずである。これは
聴取者に重要な手掛りを提供するものであり、聴取者は
、搬送波の弱い方の側波帯側における隣接チャネルの混
信がなくなる方へチューニングすることになる。
また、大きなプレエンファシスに基づく不快な音は、自
然、聴取者に上側波帯の方へ(本例に対しては、混信の
方へ、と仮定する)のチューニングを避けさせる。これ
については、米国特許第4゜569.073号において
、その第4図ないし第6図について詳細に説明されてい
る。
本発明を実施する際に用いられるプレエンファシスの量
及び性質は、使用受信機の選択特性、送信される音楽の
型、混信の性質及び強さ等を含む多くの因子の関数であ
る。従って、極めて多種のプレエンファシスカーブが、
本発明を実施するラジオ放送局によって用いられるとい
うことが期待される。
通例、音楽のようなステレオ音が本発明に従って送信さ
れる場合には、ステレオ受信機はセンタチューニングさ
れる。しかし、これと同じ信号に対してチューニングさ
れるモノラル受信機は、特に、隣接チャネルの混信が存
在する場合には、強い方の側波帯へ向かってサイドチュ
ーニングされ易い。
前述したように、変調エンベロープゆがみの減少は、過
変調対称二重側波帯信号を非対称側波帯信号へ変化させ
ることから生ずる。例えば、対称両側波帯信号の搬送波
が、アンテナの空白領域において、側波帯の和の0.6
5倍のレベルに抑制されていたとすると、その結果生ず
るエンベロープは、鋭い遷移を有するフォールドオーバ
を示し、これは高次高調波の源となる。他方、モノラル
信号が送信される場合に第2図に対して説明した実施例
によって示されるものに対応する非対称側波帯信号にお
いては、迩かに滑らかな変調エンベロープがアンテナの
空白領域において得られる。
前述したことは、カーン/ハツェルチンのIsB  A
Mステレオ装置を用いた実地の経験によって確認され、
非対称側波帯送信が、送信アンテナの空白領域において
受信される信号について感知されるゆがみを著しく減少
させることが示された。
前述の例に対して、特に重要なこととして、高次のゆが
みが著しく減少する。高次のゆがみは、−般に、聴取者
にとって第二高調波のゆがみよりも不愉快なものである
から、本発明にかかる受信品質の改善は予想以上に著し
いものである。
以上、本発明をその実施例について説明したが、当業者
には解るように、本発明の真の精神及び範囲を逸脱する
ことなしに種々の変更及び変形を行なうことが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実現する非対称側波帯AMステレオ送
信機のブロック線図、第2図は第1図における音声処理
装置の一実施例を示すブロック線図である。 103.112・・・・・・加算器、 104.114・・・・・・移相回路網、105.11
5・・・・・・デエンファシス回路網、107.111
.117・・・・・・位相修正回路、109・・・・・
・プレエンファシス回路網、110.113,116・
・・・・・減衰器。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)関連した音声周波数情報を含む第1の対の信号を
    供給するための手段と、 前記第1の対の信号に応答し、前記第1の対の信号から
    第2の対の信号を形成するために前記第1の対の信号を
    処理するための手段と、を備えて成り、前記第2の対の
    信号の一方は前記第1の対の信号の処理済み和を表す情
    報を含み、前記第2の対の信号の他方は前記第1の対の
    信号の処理済み和と処理済み差との所定の結合を表す情
    報を含んでいる信号処理装置。
  2. (2)第1の対の信号は、左(L)及び右(R)のステ
    レオ情報をそれぞれ含む対である請求項1記載の信号処
    理装置。
  3. (3)第1の対の信号は、モノラル情報を含む対である
    請求項1記載の信号処理装置。
  4. (4)処理手段は、 第1の対の信号を、その和を表す信号を形成するように
    結合するための手段と、 前記第1の対の信号を、その差を表す信号を形成するよ
    うに結合するための手段と、 前記和及び差の信号に応答し、所定の位相特性に従って
    前記信号相対位相を移相させるための手段と、 第2の対の信号の一方を形成するため、所定の第1の信
    号転送特性に従って前記移相済みの和信号を処理するた
    めの手段と、 第1の中間信号を形成するため、所定の第2の信号転送
    特性に従って前記移相済みの和信号を処理するための手
    段と、 第2の中間信号を形成するため、所定の第3の信号転送
    特性に従って前記移相済みの差信号を処理するための手
    段と、 前記第2の対の信号の他方を形成するため、前記第1及
    び第2の中間信号を結合するための手段とを具備してい
    る請求項1記載の信号処理装置。
  5. (5)移相手段は、所定の周波数帯域にわたって約90
    °の相対位相差を導入する請求項4記載の信号処理装置
    。
  6. (6)第1の信号転送特性は、移相済み和信号の周波数
    スペクトル及び振幅レベルを変更することを含んでいる
    請求項5記載の信号処理装置。
  7. (7)第1、第2及び第3の信号転送特性の各々は、そ
    れぞれの信号の周波数スペクトル及び振幅レベルを変更
    することを含んでいる請求項5記載の信号処理装置。
  8. (8)第1の信号転送特性は移相済み和信号のデエンフ
    ァシス及び増幅を含み、2の信号転送特性は前記移相済
    み和信号のプレエンファシス及び減衰を含み、第3の信
    号転送特性は移相済み差信号のデエンファシス及び減衰
    を含んでいる請求項7記載の信号処理装置。
  9. (9)第2の対の信号の他方は、第1の対の信号の処理
    済み和及び処理済み差を表している請求項1記載の信号
    処理装置。
  10. (10)第1及び第2の中間信号を結合するための手段
    は、前記信号を追加して第2の対の信号の他方を形成す
    る請求項4記載の信号処理装置。
  11. (11)関係の音声周波数情報を含む第1の対の信号を
    供給するための手段と、 前記第1の対の信号に応答し、前記信号を処理してこれ
    から第2の対の信号を形成するための手段とを備え、前
    記第2の対の信号の一方は前記第1の対の信号の処理済
    み和を表す情報を含み、前記第2の対の信号の他方は前
    記第1の対の信号の処理済み和及び処理済み差の所定の
    結合を表す情報を含んでおり、更に、 前記第2の対の信号に応答し、前記対の信号を、実質的
    に、搬送波はのそれぞれ異なる非対称側波帯として送信
    するための手段を備えて成る非対称側波帯振幅変調(A
    M)ステレオ送信装置。
  12. (12)第1の対の信号は、左(L)及び右(R)のス
    テレオ情報をそれぞれ含む対である請求項11記載の非
    対称側波帯振幅変調(AM)ステレオ送信装置。
  13. (13)送信手段は、第2の対の信号がそれぞれ接続さ
    れる1対のステレオ信号入力端子を有する独立側波帯A
    Mステレオ励振機を含んでいる請求項12記載の非対称
    側波帯振幅変調(AM)ステレオ送信装置。
  14. (14)処理手段は、 L及びRの信号を結合してその和(L+R)を表す信号
    を形成するための手段と、 前記L及びRの信号を結合してその差(L−R)を表す
    信号を形成するための手段と、 前記和及び差の信号に応答し、所定の位相特性に従って
    前記信号の相対位相を移相させるための手段と、 第2の対の信号の一方を形成するため、所定の第1の信
    号転送特性に従って前記移相済み和信号を処理するため
    の手段と、 第1の中間信号を形成するため、所定の第2の信号転送
    特性に従って前記移相済み和信号を処理するための手段
    と、 第2の中間信号を形成するため、所定の第3の信号転送
    特性に従って前記移相済み差信号を処理するための手段
    と、 前記第2の対の信号の他方を形成するため、前記第1及
    び第2の中間信号を結合するための手段とを具備してい
    る請求項13記載の非対称側波帯振幅変調(AM)ステ
    レオ送信装置。
  15. (15)独立側波帯AMステレオ受信機における受信に
    好適する非対称側波帯振幅変調(AM)ステレオ信号を
    送信する方法において、 供給された1対の左(L)及び右(R)のステレオ信号
    からその和及び差を求める段階と、前記和及び差の信号
    間に所定の位相差を導入する段階と、 前記位相差を導入された移相済み和信号の周波数スペク
    トル及び振幅レベルを所定の第1及び第2の信号転送特
    性に従って変更する段階と、前記移相差を導入された移
    相済み差信号の周波数スペクトル及び振幅レベルを所定
    の第3の信号転送特性に従って変更する段階と、 前記移相済みの和及び差の信号を、これらが前記第2及
    び第3の信号転送特性に従って変更された後、結合させ
    て結合信号を形成する段階と、 前記移相済み和信号を、これが前記第1の信号転送特性
    に従って変更された後、独立側波帯(ISB)AMステ
    レオ送信機の一方のステレオ信号入力端子に加える段階
    と、 前記結合信号を前記ISBAMステレオ送 信機の他方のステレオ信号入力端子に加える段階とを有
    する非対称側波帯振幅変調(AM)ステレオ信号送信方
    法。
  16. (16)供給された1対の左(L)及び右(R)のステ
    レオ信号を処理して独立側波帯(ISB)AMステレオ
    送信機のステレオ信号入力端子に加えるのに好適する第
    2の対の信号を形成し、もって、ISBAMステレオ受
    信機における受信に好適する非対称側波帯振幅変調(A
    M)ステレオ信号の放送が行なわれるようにする方法に
    おいて、 前記供給された1対のL及びRのステレオ信号からその
    和及び差を求める段階と、 前記和及び差の信号間に所定の位相差を導入する段階と
    、 前記位相差を導入された移相済み和信号の周波数スペク
    トル及び振幅レベルを所定の第1及び第2の信号転送特
    性に従って変更する段階と、前記位相差を導入された移
    相済み差信号の周波数スペクトル及び振幅レベルを所定
    の第3の信号転送特性に従って変更する段階と、 前記移相済みの和及び差の信号を、これらが前記第2及
    び第3の信号転送特性に従って変更された後、結合させ
    て結合信号を形成する段階と、を有し、 もって、前記第1の信号転送特性に従って変更された後
    の前記移相済み和信号、及び前記結合信号が前記第2の
    対の信号を構成することを特徴とするステレオ信号処理
    方法。
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BR8803406A (pt) 1989-05-23
EP0315294A2 (en) 1989-05-10
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CA1285031C (en) 1991-06-18
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