JPH01155265A - 液体を分別する装置 - Google Patents

液体を分別する装置

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JPH01155265A
JPH01155265A JP31645087A JP31645087A JPH01155265A JP H01155265 A JPH01155265 A JP H01155265A JP 31645087 A JP31645087 A JP 31645087A JP 31645087 A JP31645087 A JP 31645087A JP H01155265 A JPH01155265 A JP H01155265A
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JP
Japan
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liquid
chamber
rotating body
blood
separation
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Application number
JP31645087A
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English (en)
Inventor
Ichiro Itagaki
一郎 板垣
Shoji Nagaoka
長岡 昭二
Fumiaki Kishi
文昭 貴志
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、連続的に供給される液体から所望の成分を
連続的に分別する装置に関する。この発明は、たとえば
、生体から連続的に採血されてくる血液から血漿成分を
連続′的に分別するのに好ましく用いられる液体の分別
装置に関する。
[従来技術] 液体を分別する手段として、剪断速度を液体に積極的に
作用させる分離法が知られており、特に血液から血漿酸
゛分を分離する具体的装置として特開昭62−2179
73号公報に記載されたもめがある。
この従来例は、円板あるいは180°に近い頂角を有す
る円錐状の回転体と分離膜から構成される装置 液体は円形膜の中心付近から導入され、回転体と膜の間
隙を流れ、回転体の外周付近から導出ざれる。この濾過
装置では、処理液体に、回転体の回転数と回転体と膜の
間隙距離で規定ざれる剪断速度を付加゛するため、中空
糸膜などを用いた静的な濾過装置に比較して、10倍以
上の濾過流束(単位膜面積めたりの濾過流量)が得られ
、所要膜面積も1/10以下で済む。
[発明が解決しようとする問題点] 前記の従来例では、処理液体が円形の分離膜の中心付近
、すなわち回転体の中心付近から導入ざれ、回転体の外
周付近から導出ざれる。これは遠心力の方向に処理液体
が流れるため自然のように思われるが、該処理液体に気
体が混入した場合、非常に不都合である。なぜなら、処
理液体に比較して、著しく比重の小さな気体は、回転体
の中心付近、すなわち処理液体の導入路付近に集り、装
置内に滞留し続け、分離膜を覆う。その結果、分離膜の
有効面積が減少し、濾過流量が低下するため、操作を中
断し、装置内の気体を扱き取ることが必要となる。特に
、血液やタンパク溶液などの処理を対象にする場合にお
いて、気体が混入した状態で回転体を作動させると、液
体が著しく発泡し、血球成分の損傷やタンパク質の変性
という重大な問題が生じる。そのため、従来例の装置を
用いて、人体から連続的に血漿のみを回収し、濃縮血液
を再び人体に返すいわゆるドナープラズマフェレシスを
施工する場合、あらかじめ生理食塩水を装置内に充填し
、内部の気体を充分に扱き取る作業が必要となるが、そ
の分だけ施工時間が延長し、更には、回収血漿が生理食
塩水により稀釈されるという問題点を有している。
この発明は、上記した従来技術の問題点に着目し、連続
して供給される液体から所望の成分を連続して分離する
液体を分別する装置、特に、採血に際して、気体の混入
による液の滞留を防ぎ液成分に劣化の生じない血液を分
別する装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この目的を達成するためのこの発明の装置の構成は、次
のとおりである。
(イ)原液体が充満して流通する状態に密閉ざれた原液
体室と、 (口)分離成分室と、 (ハ)一定の広さの分離壁面を有し、該原液体室と該分
離成分室との間に介在し、分別液体が通過する液分離体
と、 (二)該分離壁面に対し一定の間隔を置いて対向する一
定の広さの剪断壁面を有し、前記原液体室内に回転可能
に配置ざれた盤状の回転体と、(ホ》該回転体に係合し
、該回転体を回転駆動する駆動機構と、 (へ)前記原液体室に連通して設けられ、かつ、前記回
転体の前記分離壁面側と反対側で、該回転体の軸芯から
該回転体の半径の1/2以上離れた位置に開孔部が形成
された原液体導入路と、(ト)前記原液体室に連通して
設けられ、かつ、前記回転体の前記分離壁面側で、該回
転体の軸芯近傍の位置に開孔部が形成された処理液体導
出路と、 (チ)前記分離成分室に連通して設けられた分離成分導
出路と、 を有してなる液体を分別する装置。
ここで、この発明の装置において、原液体とは、分離し
ようとする所望の成分を含有する液体のことであり、如
何なる原液体がこの発明の装置にて処理可能かは、主と
して、この発明の装置にて用いられる液分離体(液体を
分別する分am、分離膜、分離板など)の材質、構造な
ど、あるいは、液体に作用せしめられる剪断速度によっ
て選定される。
この液分離体としては、剪断速度が作用する場において
液体から所望の成分を分別できるものであればよく、こ
の状況下で液体の分別に有効に使用できる現在知られて
いる分離体は勿論のこと、この状況下で液体の分別に有
効に使用できる現在開発中のあるいは将来において開発
ざれるであろう分離体が用いられる。ちなみに、第1表
に示す第1表 膜状の分離体(分離膜)が好ましく用いられる。
また、この発明の装置において、液分離体として、分離
膜を用いる場合の分離膜の表面積としては、10cnf
乃至200o+fが好ましい。
また、更に、この発明の装置において、剪断壁面とは、
この壁面と分離体の分離壁面との間に充満して介在する
液体に運動を付与し、この運動により該液体と該分離壁
面との間に剪断速度を生じせしめる作用をなす壁面をい
う。
更に、この発明の装置において、剪断壁面および分離壁
面がいづれも平面である場合、これら平面間の間隙は、
0.05mm乃至2mmとするのが好ましく、その直径
は、35mm乃至170mmとするのが好ましい。また
、剪断壁面と分離壁面のいづれか一方あるいは双方が相
手側に向いて凸の円錐面にて形成される場合は、双方の
壁面がなす交叉角は、0.5度乃至3度に選定するのが
好ましく、該円錐面の直径は、3Qmm乃至160mm
とするのが好ましい。
また、回転体の分離壁面側とは反対側に位置する原液体
室内面と回転体との間隙は、0.05mm乃至2mmと
するのが好ましい。特に、原液体が血液などのように剪
断力により損傷を受けやすい場合は、該間隙で生じる剪
断力の値が、剪断壁面と分離壁面で生じる剪断力の値を
越えないように、該間隙を設定しなくてはならない。
原液体室に連通して設けられた原液体導入路の位置は、
回転体の分離壁面側と反対側で、該回転体の軸芯から該
回転体の半径の1/2以上離れた位置に開孔部を有して
いなければならない。なお、この開孔部は、回転体の最
外周部から回転体の軸芯方向に向って5mm乃至20m
mに設定するのが好ましい。
また、原液体室に連通して設けられた処理液体導出路の
位置は、回転体の分離壁面側で、該回転体の軸芯近傍の
位置に開孔部を有していなければならない。
更に、また、この発明の装置において、分離壁面が平面
で、これに対向する剪断壁面が円錐面であるのが好まし
い。
この発明の装置を使用するに際して用いられる剪断速度
としては、1000sec−1乃至18000sec−
1が好ましく、また、回転体の回転数としては、500
 rDIIl乃至3000 ramが好ましい。
このように構成されたこの発明の装置においては、適切
な回転駆動源によって回転体が、密閉された原液体室内
で回転せしめられ、該回転体が有する剪断壁面とこれに
対向して位置している・液分離体によって形成される分
離壁面との間に、原液体室に連通した原液体導入路から
、原液体が、連続的に導入され、原液体室内に充満して
流動する間に、剪断壁面と分離壁面との間の処理空間に
おいて、該原液体は、前記剪断壁面の回転によって回転
運動を受け、前記分離壁面との間に剪断速度を生じ、こ
の剪断速度下に液分離体の性能に応じて、原液体から所
望の成分が液分離体を通して分離され、この分離された
成分は、分離成分室に流入し、分離成分室に連通した分
離成分導出路から導出され、適切な受は入れ容器に捕集
され、一方、原液体室に連通した処理液体導出路からは
、原液体室にて余剰となった液体(主として前記所望の
分離成分が分離された後の液体)が導出され、適切な受
は入れ容器に捕集される。なお、必要に応じて、この捕
集された液体は、直接、あるいは、前記分別作用を一時
停止して前記液体流路を逆に辿らしめて、原液体を連続
的に採取してきた系に戻される。
[実施例] 次に、この発明の装置の望ましい実施例について、図面
を参照しながら説明する。
第1図は、この発明の一実施例に係る液体を分別する装
置の縦断面図、第2図は、第1図に示した装置の右側側
面の半分を示す側面図である。
原液体室3と分離成分室14とを内部に有する分離室本
体1は、ポリカーボネートで形成されたキャビン2と、
同じくポリカーボネートで形成されたカバー12とから
なる。
キャビン2の右側側面(第1図において)には、円形の
凹部(原液体室)3が形成され、左側側面からは、該凹
部3の中心部において該凹部3に貫通した軸孔4が形成
され、キャビン2の外周縁部の左側端面には、環状のO
リング用溝5が形成され、更に、前記軸孔4の中間部に
は、Oリング用溝6が形成されている。また、キャビン
2には、一端が、前記凹部3の外周近傍において前記凹
部3に開口し、他端が、キャビン2の外側周面に開口し
た原液体導入路7が穿設されている。また、前記凹部3
に開口した開孔部は、前記回転体の前記分離壁面側と反
対側で、該回転体の軸芯から該回転体の半径の1/2以
上離れた位置に形成されている。
ざらに、キャビン2の周縁部には、左右側端面に貫通す
る複数個のボルト穴9が穿設されている。
また、カバー12の左側側面(第1図において)には、
中央部に頂部13を有した円形の環状凹部(分離成分室
)14が形成され、右側側面からは、該凹部14の中心
部において該凹部14に貫通した管状体挿入孔15が形
成され、該凹部14の外側のカバー12の左側端面には
、環状のパツキン用溝16が形成され、更に、前記管状
体挿入孔15右側端部には、0リング用切欠17が形成
されている。また、カバー12の凹部14の外周縁部に
は、液体捕集溝18が刻設され、一端が、該液体捕集溝
18に開口し、他端が、カバー12の外側周面に開口し
た分離成分導出路19が穿設されている。また、更に、
カバー12の周縁部には、左右側端面に貫通する前記ボ
ルト穴9に対応した数のボルト穴20が穿設されている
また、更に、カバー12の左側端面には、凹部14を覆
って、ステンレス製の実質的に平板状の円形の多孔板3
1が止着され、該多孔板31の該凹部14に面する側と
は反対側の面に、分離壁面を形成するポリカーボネート
類の円形の分離膜(液分離体)32が載置され、これら
多孔板31と分離膜32との外周縁部は、前記カバー1
2のバッキング用溝16に挿入されたパツキン16A上
に位置し、中央部は、管状体挿入孔33を有し、該中央
部は、前記カバー12の頂部13上に位置する。
前記管状体挿入孔15.33には、一端に7ランジ41
を有し、中央部(回転体51の軸芯近傍)に貫通して穿
設された処理液体導出路42を有し。
外周面の一部にナツト螺着用ネジ溝43を有するノズル
44が、前記分離膜32と多孔板14とをフランジ41
で押え付けて嵌挿されており、該ノズル44は、前記ネ
ジ溝43に螺着されたナツト45により、前記0リング
用切欠17に挿入された0リング17Aを押えて前記カ
バー12に締め付けられ、該カバー12と一体化される
一方、前記キャビン2の凹部3内に、ポリカーボネート
類の前記分離膜32に向って凸の盤状の円錐体からなる
回転体(ロータ)51が収納され、該回転体51の右側
面(第1図において)、すなわち円錐面は、剪断壁面を
形成し、該回転体51の左側面からは、回転軸52が延
設せしめられ、その先端には、別途用意される回転駆動
源(図示せず)に結合するための連結部53を有し、該
回転軸52は、前記キャビン2の軸孔4に嵌入され、該
キャビン2の左側面から突出され、該回転軸52と前記
軸孔4との間には、前記0リング用溝6に嵌挿されたO
リング6Aが介在する。
キャビン2の前記凹部3に、回転体51が収納され、前
記0リング用溝5に、0リング5Aが嵌挿されたキャビ
ン2の右側側面に対して、分離膜32、多孔板31、ノ
ズル44が止着されたカバー12の左側側面が会合せし
められ、前記ボルト穴9.20に挿通されたボルト61
により締め付けられ、キャビン2とカバー12とが一体
化され、キャビン2の凹部3とカバー12の凹部14と
により、分離室が形成され、キャビン2の凹部3と分離
膜32とに囲まれた空間が、−原液体室となり、カバー
12の凹部14と分離膜32とに囲まれた空間が、分離
成分室となり、回転体51の剪断壁面は、分離膜32の
分離壁面に対して一定の間隙をもって回転自在に位置せ
しめられる。
なお、回転体51の駆動方法として、回転軸52を直接
駆動する手段を示したが、回転軸52に磁石を取付け、
これを伯の駆動手段に取付けた磁石と磁気的に結合し、
回転体51を駆動してもよい。この場合、磁石を取付け
た回転軸52は、キャビン2に内蔵させるのが好ましい
次に、参考として、上述の実施装置の主要部の概略寸法
を示しておく。この装置は、特に、血液から血漿を分離
するためのものとして設計されたものでおる。回転体5
1の回転軸53の軸心に直角な平面と該回転体51の円
錐面とがなす角度は、0.5度乃至3度の範囲で選定さ
れた特定の角度を有する。回転体51の直径は、約14
0mm、回転体51の盤状体部の円錐部頂部と該盤状休
部の背面との間の軸心方向の距離は、約4mmである。
キャビン2の凹部3の深さは、約7mm、該凹部3の直
径は、約143mmである。カバー12の凹部14の深
さは、約Q、5mm、該凹部14の直径は、約143m
mである。キャビン2とカバー12とが一体化されてな
る分離室本体の直径は、約194mm、厚さは、約23
mmである。分離膜32の膜厚は、約10μm、分離透
過孔径は、約0.8μm、分離透過孔率は、約13%、
多孔板31の板厚は、約Q、5mmである。回転体51
の盤状体部の円錐部先端(第1図の回転体においては、
円錐体の先端が切断され変形しているが、これを完全な
円錐体にしたとざの先端を意味する)と分離膜32の分
離壁面との距離は、約Q、1mmである。
次に、実際に血液を採血しつつ血漿を分離する過程を説
明しながら、上述実施装置の作動の説明をする。
上述実施装置は、第1図に示した状態、すなわち回転軸
52が鉛直方向を向いた状態で用いられ、原液体導入路
7に、ウサギ(図示せず)の静脈に結合した採血チュー
ブ(図示せず)が結合される。
この際、必要に応じて、採血チューブの途中で、薬品1
、たとえば凝血防止剤が添加される。原液体導入路7か
ら原液体室(凹部)3に流入した血液は該原液体室(凹
部)3内に充満して流動し、処理液体導出路42を有す
るノズル44に予め結合された処理液体導出チューブ(
図示せず)を通って適切な容器(図示せず)に捕集され
る。
この初期の時点で、適切な回転駆動源(図示せず)にワ
ンタッチ方式で結合された回転軸52は、該回転駆動源
により500 rpm以下で回転せしめられ、血液が前
記原液体導入路7から連続して原液体室(凹部)3の外
周部に供給されると同時に、原液体室(凹部)3内の気
体が、遠心力の作用で原液体室(凹部)3の中央部に集
り、処理液導出路42を有するノズル44を通って該チ
ューブへ排出される。一方、回転体51の剪断壁面の反
対側の気体は、原液体室(凹部)3内に滞留し、血液に
余分な剪断力が付加されるのを防止する。このような気
体の排出操作はすみやかに行われ、気体が排出されたと
同時に、回転体51の回転速度を80 Orpm乃至1
500rpmまで増加させる。
原液体導入路7から連続して原液体室(凹部)3の外周
部に供給される血液は、回転体51の剪断壁面と分離壁
面との間に連続して毎分50威/min乃至100d/
min流入し、回転している剪断壁面により、該血液に
回転運動が付与され、この運動により、該血液と分離壁
面との間に剪断速度が作用し、この剪断速度の作用下に
血漿成分が、分離膜32を透過し、多孔板31の孔を通
過して、分離成分室(環状凹部)14に流入し、分離成
分導出路19を経て、該分離成分導出路19に予め結合
した分離成分導出チューブ(図示せず)から適切な容器
(図示せず)に連続して捕集される。
一方、原液体室(凹部)3内の血液、主として血漿成分
の分離がなされた血液は、処理液体導出路42を経て、
該処理液体導出路42を有するノズル44に予め結合さ
れている処理液体導出チューブ(図示せず)から適切な
容器(図示せず)に連続して捕集される。
なお、上述の実施装置では、剪断壁面が分離壁面に向っ
て凸の円錐面で、かつ分離壁面が円形の平面である組み
合わせ形式を用いているが、この組み合わせ形式として
は、剪断壁面が円形の平面であり、分離壁面が剪断壁面
に向って凸の円錐面である形式のもの、剪断壁面が分離
壁面に向って凸の円錐面であり、分離壁面も剪断壁面に
向って凸の円錐面である形式のもの、剪断壁面が円形の
平面であり、分離壁面も円形の平面である形式のもの、
あるいは、これらを多少変形したものでもよい。ただし
、この最後から2番目の形式のものは、剪断壁面の半径
方向における位置での剪断速度の均一性が厳密に要求さ
れる場合は、好ましいとはいえない。
第3図は、この発明に係る装置を用いた採血システムの
一例を説明するシステム図である。この採血システムに
おいては、液体(血液)を分別する装置として、第1図
に示した装置が用いられている。すなわち、この分別装
置は、第1図に示した分離室本体1からなり、該分離室
本体1には、第1図に示したとおり、回転軸52、原液
体(血液)導入路7、処理液体(処理血液)導出路42
、分離成分(主として血漿成分)導出路19が設けられ
ている。血液導入路7には、血液流通路111が連接さ
れ、該血液流通路111には、ポンプ(ローラポンプ)
Aが介在している。また、処理血液導出路42には、処
理血液流通路113が連接され、その末端には、処理血
液収納バッグBが接続され、その中間には、クランプ機
構Cが介在し、該クランプ機構Cから前記分離室本体1
側において、圧力計りが設けられている。また、更に、
血漿成分導出路19には、血漿成分流通路114が連接
され、その末端には、血漿成分収納バッグEが接続され
ている。このシステムにおいて、分離室本体1内の原液
体室(血液室)は、ポンプAにより加圧され、分離室本
体1内の分離体(分離膜)に圧力が付与される。この圧
力と分離室本体1内で回転している回転体によって惹起
され分離膜に作用する剪断力とにより、血漿成分が分別
され、該血漿成分は、血漿収納バッグEに貯留される。
分離室本体1内の圧力は、圧力計りにより検出される。
この検出信号により、クランプCの開度、あるいは、ポ
ンプAの回転数を自動的に調節するような制御系(図示
せず)を設け、分離室本体1内の分別作用を監視すると
ともに分別作用と原液体室内の気体の排出操作を自動的
に調節できるようになしてもよい。なお、クランプCの
代りに、ポンプAと同様なポンプF(第3図にクランプ
Cに並列させて点線で図示)を設け、処理血液を排出す
るようにすれば、分離室本体1内の圧力を低下させるこ
とができ、溶血の問題や圧力が高いことによる配管外れ
の問題を緩和あるいは皆無にすることができる。また、
処理血液収納バッグB内の処理血液を逆送し、血管に戻
してやる場合は、前記ポンプAやクランプCの代りに設
けたポンプFを逆転させればよく、このとき、前記圧力
計りの検出信号によって、これらポンプを、自動的に制
御するような制御系(図示せず)を設けて、これらポン
プを自動的に制御するようになしてもよい。なお、また
、前記血漿成分流通路114に、第3図において点線で
図示したポンプGを設けることにより、分離室本体1内
の操作圧力を更に低下させるようにしてもよく、かつ血
漿成分の流量を制御するようになしてもよい。
[発明の作用、効果1 この発明の装置は、液分離体と回転体を用い、特に、原
液体室に連通して設けられた原液体導入路の開孔部の位
置を、回転体の分離壁面側と反対側で、該回転体の軸芯
から該回転体の半径の1/2以上離れた位置に形成し、
また、原液体室に連通して設けられた処理液体導出路の
開孔部の位置を、回転体の分離壁面側で、該回転体の軸
芯近傍の位置に形成したので、回転体を適度に作動させ
ることにより、液分離体と回転体の間に存在する気体を
遠心力の作用で排出させることが可能となった。
このため、前記の従来装置に比較して、必要とする分離
操作時間が短縮でき、たとえば、人体から連続的に血漿
のみを回収し濃縮血液を再び人体に返すといういわゆる
施工する場合において、通常の操作時間が40分程度で
あり、そのうち10分程度は、生理食塩水を装置内に充
填することに費やされるが、この発明の装置においては
、生理食塩水の充填が不要となるため、30分程度の操
作時間で済むという効果を有する。
また、前記従来装置では、装置内の空間すべてに血液が
充填されるため、液分離体と反対側において、血液に余
分な剪断力が付加されることになり、更に、該空間に血
液が長時間滞留し、剪断力が付加され続けることにより
、赤血球や血小板などの血球成分が損傷を受けるという
問題を有する。
それに対して、この発明の装置では、液分離体の反対側
の空間には気体が充填されるため、血液に余分な剪断力
が付加されるのが防止され、また、血液の滞留も生じな
いため、血球成分の損傷という問題がない効果を有する
更に、また、前記従来装置に比較して、分離速度が50
%程度上昇するという予期されなかった効果も認められ
た。ちなみに、前記実施例のと、該実施例とまったく等
しい寸法を有し原液体導入路と処理液体導出路の位置の
みが異なる従来例の装置を用いて、ヘマトクリット(血
球成分の体積分率)が40%の血液を、毎分100dの
流量で装置に流入させ、回転体の回転数をaoorpm
1000rpm 、 12oorpmに設定した場合に
得られる最大の血漿流量を、それぞれ比較した結果を第
2表に示す。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例に係る液体を分別する装
置の縦断面図、第2図は、第1図に示した装置の右側側
面の半分を示す側面図、第3図は、第1図に示したこの
発明に係る装置を採血システムに用いた場合の採血シス
テムの説明図である。 1:分離室本体 2;キャビン 3:凹部(原液体室) 4:軸孔 5:Oリング用溝 6:Oリング用溝 7:原液体導入路 9:ボルト穴 12:カバー 13:頂部 14:環状凹部(分離成分室) 15:環状体挿入孔 16:パツキン用溝 17:0リング用切欠 18:液体捕集溝 19:分離成分導出路 20:ボルト穴 31:多孔板 32:分離膜(液分離体)(分離壁面)33:環状体挿
入孔 41:フランジ 42:処理液体導出路 43:ネジ溝 44:ノズル 45:ナツト 51:回転体(剪断壁面) 52:回転軸 53:連結部 61:ボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(イ)原液体が充満して流通する状態に密閉され
    た原液体室と、 (ロ)分離成分室と、 (ハ)一定の広さの分離壁面を有し、該原 液体室と該分離成分室との間に介在し、分別液体が通過
    する液分離体と、 (ニ)該分離壁面に対し一定の間隔を置い て対向する一定の広さの剪断壁面を有し、前記原液体室
    内に回転可能に配置された盤状の回転体と、(ホ)該回
    転体に係合し、該回転体を回転 駆動する駆動機構と、 (ヘ)前記原液体室に連通して設けられ、 かつ、前記回転体の前記分離壁面側と反対側で、該回転
    体の軸芯から該回転体の半径の1/2以上離れた位置に
    開孔部が形成された原液体導入路と、(ト)前記原液体
    室に連通して設けられ、 かつ、前記回転体の前記分離壁面側で、該回転体の軸芯
    近傍の位置に開孔部が形成された処理液体導出路と、 (チ)前記分離成分室に連通して設けられ た分離成分導出路と、 を有してなる液体を分別する装置。
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