JPH01155295A - 自己作動型原子炉停止機構 - Google Patents

自己作動型原子炉停止機構

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JPH01155295A
JPH01155295A JP62315886A JP31588687A JPH01155295A JP H01155295 A JPH01155295 A JP H01155295A JP 62315886 A JP62315886 A JP 62315886A JP 31588687 A JP31588687 A JP 31588687A JP H01155295 A JPH01155295 A JP H01155295A
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control rod
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Genji Arashida
嵐田 源二
Satoshi Itooka
聡 糸岡
Atsushi Otsuki
大月 淳
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    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、原子炉停止系に係り、特にATWS (異常
な温度変化時のスクラム失敗)の発生を防止するのに好
適な電磁石型の5ASS (自己作動型炉停止機構)に
関する。
[従来の技術] 高速増殖炉の合理化を行う上で、仮想炉心崩壊事故(H
CDA)を設計基準外事象とすることは国際的なすう勢
どなって来ている。HCDAに至る事故シーケンスは幾
つか存在するが、その中で最も重要視されているシーケ
ンスとしてATWSがある。このためATWSの発生を
防止する方法として、原子炉停止系の信頼性を向上させ
ATWSの発生確率を無視しうるほと小さくすることが
考えられている。
しかし、にahl炉(西独)での定検中におけるほとん
ど全てのスクラムリレーの故障の発見(1985年) 
、Browns Ferry−3号機(米国)の半数の
制御棒の挿入失敗(1980年)、及びSalem−1
号機のトリップ時のトリップしゃ断器の不作動(198
3年)などが発生しており、これらは、多重性を持たせ
た機器が同様の原因で同時に故障する共通原因故障の一
種である。
このような共通原因故障を防止し炉停止系の信頼性を向
上させるために、従来の方法とは異なり、炉心に生じた
物理現象を原子炉スクラム信号を介さずに直接捉えて制
御棒を挿入する自己作動型炉停止機構(SASS)が考
えられている。5ASSのタイプとしては、異常が発生
した時に炉心部の出口ナトリウム温度が上昇することを
捉える磁性体のキュリー点を利用したもの(特開昭56
−137271号参照)、流体の圧力を利用したもの、
溶融金属を利用したもの等がある。
上記の磁性体キュリー点を利用した5ASSの従来例を
第2図に示す、高速増殖炉の炉心内に設けられた下部案
内管1内には、中性子吸収体を内蔵する制御棒3が挿入
されるようになっている。制御棒3の上端部には温度範
囲600℃ないし800℃にキュリー点を有する磁性体
よりなるアーマチュア4が設けられ、このアーマチュア
4はキュリー点において磁力が減少するようになってい
る。下部案内管1の直上位置には、内部に吊下管2が配
置されている炉心上部案内管6が支持されている。
吊下管2の下端部には、アーマチュア4を吸着する電磁
石8が固着されている。通常運転時には制御棒3が炉心
から上方に引抜かれた状態にあるが、異常により炉心燃
料9の温度が上昇した場合、アーマチュア4は高温冷却
材によりキュリー点に到達し、磁力が減少して制御棒3
は自重で落下し原子炉は停止する。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、原子炉プラントに上記のような5ASS構造を
導入した場合には、誤動作等により通常運転中制御棒が
落下してプラント運転に影響を与えるという事がないよ
うに、その誤動作を防止する必要がある。そのためには
、通常運転中での電磁石の保持力と異常時の作動温度で
の電磁石の保持力との差を大きく取ることが重要であり
、そのためには、前記アーマチュアへの炉心冷却材から
の熱伝達効果を向上させ、通常時のアーマチュア温度と
異常時の炉心冷却材温度上昇によるアーマチュア上昇温
度との差を大きくすることが必要となる。従来技術は、
この事について格別の工夫がなされていなかった。
本発明は、キュリー点を有する磁性体を利用した電磁石
型の自己作動型原子炉停止機構において、該磁性体への
炉心冷却材からの熱伝達効果を高め、通常時゛の電磁石
の保持力と異常時のそれとの差を大きくとることを可能
に、以て、誤動作を防止することを可能にした改良を提
供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明による自己作動型の原子炉停止機構は、制御棒の
上部に取り付けられた磁性体のアーマチュアと該アーマ
チュアを磁気的に吸着する電磁石とよりなり、該アーマ
チュアもしくは電磁石の磁心またはその双方が異常時に
おける原子炉炉心冷却材の上昇温度に相当するキュリー
点を有し、該アーマチュアもしくは該電磁石またはその
双方の周部に、原子炉炉心冷却材の流過する複数の溝を
設けたことを特徴とする。
[作   用] 前記の溝を設けたことにより、炉心冷却材は該溝を流れ
るので、該冷却材からアーマチュアや電磁石への熱伝達
が向上し、これにより、通常時と異常時とにおけるその
温度の差を大きくでき、以て、通常時と異常時の電磁石
の保持力の差を大きくし、誤動作の発生を防止できる。
[実 施 例] 本発明を高速増殖炉に適用した実施例を以下に述べる。
高速増殖炉における制御棒の一例を第3図に示す。第3
図(a)に、示すような中性子吸収材ベレット14を内
包した制御棒要素15の複数本を集めて構成される制御
棒3は、第3図(b)の如く、制御棒3を炉心部゛に挿
入する通路となる下部案内管1に挿入されるようになっ
ている。5は制御棒連結管である。
第4図は、原子炉内の配置の断面図であって、3は上記
の下部案内管に挿入された制御棒、5は制御棒連結管、
9は制御棒3の周りに配置された燃料集合体、13は燃
料集合体導入管、30は上部案内管、8は制御棒吊下管
31の下端に設けられた電磁石、4は制御棒の連結管5
の上端に取り付けられたアーマチュアである。制御棒3
の周りに存在する燃料集合体9から燃料集合体導入管1
3に集められた熱い液体ナトリウムの流れ10の一部は
電磁石8へ矢印の如く導かれる。制御棒3は、常時はア
ーマチュア4が電磁石8に磁力で吸着されていることに
よって吊下げられており、原子炉の通常運転時には炉心
の上部に引き上げられている。原子炉を緊急停止すると
きには、電磁石8の励磁を止めれば、アーマチュア4は
電磁石8から離れ、制御棒3を炉心に落下させることが
できる。制御棒の落下のffl!Iを緩和するために、
第3図(b)のように、下部案内管1の下部に緩衝器1
6が設けられている。
アーマチュア4は、異常時にナトリウムの流れ10の温
度が上昇したときの温度をキュリー点とする磁性体で構
成され、異常時に燃料集合体9の出口ナトリウムの温度
が上昇してアーマチュア4の温度がキュリー点に達する
ことにより電磁石8との磁気的吸着力が弱まり、アーマ
チュア4が電磁石8から離れ、制御棒3は炉心に落下す
る。
さて、上記の構成において、本発明に基づき、上記のキ
ュリー点を有するアーマチュア4および電磁石8の幾つ
かの実施例を以下説明する。
第5図は、その−例を示すもので、32は電磁石8の巻
線、33はその磁心、17は磁束を示す。アーマチュア
4には、その周部に上下方向の複数の溝11が設けてあ
り、これにより、燃料集合体9から導かれたナトリウム
10は図示矢印のように流れ、その温度が効果的にアー
マチュア4に伝わるようにする。このようにすることに
より通常運転時におけるアーマチュア4の温度と異常時
に生じる燃料集合体9出ロナトリウムの温度上昇時のア
ーマチュア4の温度との差を大きくでき、通常時と異常
時の電磁石8の保持力の差が大きくなり、誤動作の発生
の可能性を小さくすることができる。
しかし、第5図に示されるようにアーマチュア4のみに
溝11を設けた実施例では、出口ナトリウム10が途中
で外にそれるため電磁石8付近のアーマチュア4の部分
の温度上昇が小さくなる。
このため、異常時に対応して適切に落下させるためには
、定格運転時の温度からそれほど温度上昇がない内に落
下させなければならず、定格運転時の保持力と落下させ
るべき保持力の差が小さくなり、定格運転時の誤動作の
可能性を残すことになる。
そこで、第1図に示す実施例では、アーマチュア4だけ
でなく電磁石8の磁心33にも周部に多数の溝11を設
けである。このようにすると、ナトリウム10はアーマ
チュア4中で磁力線17が通る部分全体に触れるのでア
ーマチュア4への温度伝達が良好になり、定格運転時と
異常時の保持力の差を大きく取ることが出来、誤勤差の
可能性をより小さくすることが出来る。
ところで、電磁石8とアーマチュア4の両者に溝11を
設けた場合、両者の溝11同志が一致するように両者を
接触させないと、接触面積が減少して保持力が小さくな
り、誤動作の可能性が残る。そこで、第6図〜第8図に
示す実施例では、電磁石8とアーマチュア4とに溝11
を設けるとともに、両者の溝11同志が常に一致するよ
うに電磁石8側に突起18を設け、アーマチュア4に凹
み12を設けた構造とし、これらを嵌め合せるようにし
たものである。なお、アーマチュア4側には、電磁□石
8側の姿勢に常に対応できるよう制御棒連結管5との間
に回転接手構造19を設け、常に電磁石8側の溝11に
アーマチュア4が対応できるようにする。第7図は上記
電磁石8の下面図、第8図はアーマチュア4の上面図で
ある。電磁石8とアーマチュア4を互に近づけてやると
、突起18が凹み12に嵌まり、アーマチュア4は回転
接手19のために自然に回転して両者の溝11同志が一
致する角度をとって両者は吸着される。なお、センター
を合せるため突起18の中心部には凸部を、凹み12の
中心部には凹部を設ける。
以上の各実施例では、制御棒に付属したアーマチュア4
がキュリー点を有する磁性体であったが、電磁石8の磁
心にキュリー点を有する磁性体を用いてもよく、又は、
アーマチュア4および電磁石8の両者にキュリー点を有
する磁性体を用いてもよい。また本発明は高速増殖炉に
限らず、−般に原子炉に適用できる。
[発明の効果] 本発明によれば、異常時における原子炉心出口冷却材の
温度上昇を捉えるキュリー点を有する磁性体を利用した
電磁石型5ASSの磁性体に該冷却材の温度が良好に伝
達でき、定格運転時と異常時の3磁石の保持力の差を大
きくとることができ、誤1動差が少なく、異常時に確実
に作動する信頼性の高いATWS防止手段を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す図、第2図は従来例を
示す図、第3図(a)は制御棒要素を示す図、第3図(
b)は下部案内管に挿入された制御棒を示す図、第4図
は本発明実施例の高速増殖炉内での配置を示す図、第5
図は本発明の他の実施例を示す図、第6図は本発明の更
に他の実施例を示す図、第7図および第8図は夫々第6
図における電磁石の下面図およびアーマチュアの上面図
である。 1・・・下部案内管    3・・・制御棒4・・・ア
ーマチュア   5・・・連結管9・・・燃料集合体 10・・・(出口)ナトリウム 1100.溝       12・・・凹み13・・・
燃料集合体導入管 14・・・吸収材ベレット 15・・・制御棒要素16
・・・)Jt衝器     18・・・突起19・・・
回転接手    32・・・巻線33・・・磁心 第1図 4−・アーマチュア 第3図 (b)(α) 慨6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 制御棒の上部に取り付けられた磁性体のアーマチュ
    アと該アーマチュアを磁気的に吸着する電磁石とよりな
    り、該アーマチュアもしくは電磁石の磁心またはその双
    方が異常時における原子炉炉心冷却材の上昇温度に相当
    するキュリー点を有し、該アーマチュアもしくは該電磁
    石またはその双方の周部に、原子炉炉心冷却材の流過す
    る複数の溝を設けたことを特徴とする自己作動型原子炉
    停止機構。 2 前記溝がアーマチュアと電磁石の双方に設けられて
    おり、両者の溝の位置を合わせるための位置決め用嵌合
    手段を該電磁石およびアーマチュアに設けた特許請求の
    範囲第1項記載の自己作動型原子炉停止機構。 3 アーマチュアと制御棒の間に回転接手を設けた特許
    請求の範囲第1項記載の自己作動型原子炉停止機構。
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