JPH01158345A - 微小異物検出器 - Google Patents

微小異物検出器

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JPH01158345A
JPH01158345A JP62316273A JP31627387A JPH01158345A JP H01158345 A JPH01158345 A JP H01158345A JP 62316273 A JP62316273 A JP 62316273A JP 31627387 A JP31627387 A JP 31627387A JP H01158345 A JPH01158345 A JP H01158345A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、静止電気機器の絶縁劣化の測定器に係り、特
にガス絶縁機器などの静止電気機器の絶縁劣化の原因と
なる導電性異物により発生する音をとらえて、静止電気
機器内の異物の有無を知るに好適な微小異物検出器に関
する。
【従来の技術〕
従来の装置は、特開昭55−41135号に記載のよう
に、ガス絶縁機器の振動や電界により跳びはねる異物の
ガス絶縁機器容器への衝突音とらえて、異物の有無を監
視していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は、異物衝突音と雑音とを弁別して、異物
衝突音のみを抽出することについての配慮がなされてお
らず、雑音の大きさによっては、充分な感度が得られな
いという問題があった。
本発明の目的は、雑音と異物の衝突音、特に絶縁劣化の
原因となりやすい導電性の異物の衝突音と、他の雑音と
を弁別し、異物検出器を高感度とすることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、ガス絶縁機器の容器壁を伝播する音響を検
出し、その音響信号の低周波成分と高周波成分を比較し
、高周波成分と低周波成分の違いを示す指標、例えば高
周波成分と低周波成分の比があらかじめ設定した基準値
よりも大きいときに異物衝突音と判定する判定回路を備
えることにより、達成される。
〔作用〕
本発明の特徴である音響信号の低周波成分と高周波成分
の比較による、導電性異物の衝突音と、他の原因により
発生する雑音の弁別法について説明する。
物体相互の衝突において、衝突により発生する物体表面
の歪みは、物体相互が接触している期間中生じている。
この歪みにより、物体内には、弾性波が伝播する。この
弾性波の周波数分布は、衝突による歪みの周波数分布と
、物体の弾性波の伝播特性、すなわち音響伝播特性から
定まる。音響センサを設置した被衝突物体が同じならば
、検出される弾性波、すなわち音響信号は、異物衝突に
よる接触時間が短ければ、短いほど歪み波形がインパル
スに近ずくため、高周波成分を多く含むようになる。こ
の接触時間Tcは、球体同志の衝突の場合、 ・・・(1) ms、mz:衝突物体質量 f”1yr2:   //  半径 E1.E2:   /F   ヤング率ν1t ν2:
  〃  ポアッソン比■=衝突速度 となる(静電気学会i&l:静電気ハンドブック:オー
ム社)。物体の大きさ1重さ、硬さ、衝突速度などによ
り、接触時間が定まることがわかる。このため、ガス絶
縁機器の容!m壁で検出される音響信号の周波数分布は
、異物の材質と衝突速度により変化する。衝突速度は、
異物の重さや電界の強さの関数となり、電界の強さは一
定にできるため、異物個有の物性により音響信号の周波
数スペクトルが支配される。検出対象の異物は導電性の
数mg以下のものであり、衝突速度を1m/s程度に制
御すると、接触時間は数μsec程度となる。
いっぽう、雑音である雨の衝突音やガス絶縁機器内部構
造物のこすれ、ガス絶縁機器の打撃音などの接触時間は
、これより大きいので、異物衝突音と、これらの雑音と
の区別を音響信号の周波数スペクトルを用いて分離する
ことは可能である。また、空気等の気体中を伝播して音
響センサに検出される騒音やコロナ音などの雑音は、気
中での高周波域の音響伝播減衰が大きいため、検出され
る音響信号は低周波域が大きく、異物による衝突音との
区別は可能である。第2図は、異物衝突音と、他の要因
で発生する音の弁別が可能であることを、代表的な雑音
を発生させて比較した結果である。
図では、音響信号の周波数成分のうち高周波側をAEセ
ンサで測定し、低周波側を加速度センサで検出し、その
比率を周波数分布の判断指標として用いている。第2図
に示す結果から、前述の異物衝突音と雑音が音響の周波
数分布で弁別できることがわかる。
以上説明したように、音響の周波数分布の違いから異物
の衝突音と、雨の衝突音、構造物のこすれ音、打撃音、
騒音、コロナ音等の雑音を区別できるため、これらの雑
音で誤検出しない高感度の異物検出器を実現できる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。
第1図は、本発明の微小異物検出器を、GIS(ガス絶
縁開閉装置)の母線部に適用した例である。GIS容器
11と中心導体12に印加された高電圧により生ずるク
ーロン力で、導電性の微小異物13がGIS内部を飛び
跳ね、容器11に衝突する。GISの容器11の外表面
には、数百kHzで感度の良いAEセンサ21と、数十
kllz以下を測定帯域とするACセンサ22(加速度
センサ)がとりつけられている、衝突音の高周波成分を
AEセンサ21で、低周波成分をACセンサ22で検出
する。それぞれのセンサ出力は、増幅器31.32で増
幅され、バンドパスフィルタ41.42で不要周波数帯
域が除かれ、検波器51.52により検波される。AE
センサ21゜ACセンサ22の出力の検波信号は、異物
衝突音判定器6に入力される。異物衝突音判定器6では
音響信号の周波数スペクトルの低周波成分の代表値であ
るACセンサ出力の振幅と、高周波成分を代表するAE
センサ出力の振幅から、異物衝突音のみを選択的に抽出
する。
異物の衝突音は、前述のように、衝突音の周波数分布か
ら識別可能であり、基本的には、周波数スペクトルのパ
ターンマツチングにより可能である。また、周波数分布
を識別するための指標を用いれば、その指標の大きさか
ら、比較的簡易に、識別することも可能である。異物衝
突音は、他の音に比べて、低周波成分より高周波成分が
大きいことに特徴がある。音響信号の低周波成分の振幅
をPL、高周波成分の振幅をPHとすると、周波数スペ
クトルの識別指標としては、 比    R:PH/PL           ・・
・(3)差    D=PL−PH・・・(4)幾何平
均A = m       −(5)等が適当である。
本実施例では、比較的計算が簡単で、周波数分布の識別
能力の高い(1)式の指標を採用している。このPHと
P+、の比率である識別指標Rを用いて、その有効性を
確認した結果が第2図である。横軸に音源を、縦軸に測
定により得たRの値をデイジベルで示す、導電性異物の
衝突音の周波数識別指標を基準にしてある。比率Rが小
さいほど、高周波成分が小さいことを示す。
水滴の衝突の場合は、GIS容器との接触時間が長いた
め、手打前は空中伝播のときの高周波音の減衰が大きい
ことなどのため、Rの値が小さい6GISの内部構造の
電磁力や振動によるこすれ音等も、接触時間が長いため
、低周波成分が大である。また、GISの容器を打撃す
る場合も同様に接触時間が長く、低周波成分が大である
。このため1周波数分布識別指標のRの値を用いること
で、異物の衝突音と、他の雑音信号との識別が可能とな
る。
第3図は、周波数分布の識別指標である比率Rを用いた
異物衝突音判別器6の内部構成を示したものである。異
物衝突音判別器6は、AE検検波信号Si上AC検波信
号Si2を入力し、衝突音の発生タイミングを示す衝突
音発生信号Sol。
衝突音のピーク値であるピーク値信号S02.衝突音の
発生頻度を示す衝突数信号S03.衝突音の周波数分布
識別指標Rの平均値であるR平均信号So4を出力する
。衝突音発生信号Solは、異物衝突音が発生したとき
のみ論理Kl l 17となり。
異物の有無を知るために用いられる。ピーク値信号So
2は、異物衝突音と判別したときの、AEE波信号のピ
ーク値を示すもので、複数の異物衝突音が発生したとき
の検波信号の最大値を出力する。異物の衝突速度は、衝
突のタイミングによりバラツキがあるが、その最大値は
異物の質量に依存すると考えられるので、ピーク値信号
So2は、異物の大きさを推定する手がかりとなる。衝
突数信号So3は、異物衝突音の発生頻度を示す主2の
であり、異物の数や飛び跳ねやすさを知る手がかりとな
る。R平均信号So4は、各異物衝突音の周波数分布識
別指標Rの平均値を示すものであ゛す。
異物衝突音の判定の確からしさを知る手がかりとなる。
第3図のブロック線図と、第4図のタイムチャートによ
り、異物衝突音判別器6の動作を説明する。ピークホー
ルドタイミング信号S1は、AE検波信号Silが、コ
ンパレータ601の設定値を越えたときに、論理″′1
″となる。パルスの持続時間は、異物衝突音の持続時間
に相当し、ワンショット回路602のパルス幅として、
あらかじめ設定してある。ピークホールド回路603゜
604の出力信号S2.S3の比は、割算器606の出
力として得られる。それぞれの検波信号S2゜S3のピ
ーク値は、ピークホールドタイミング信号S1の後縁近
傍で得られる。この後縁近傍のタイミング信号S4を、
タイミング信号発生器605で発生させ、タイミング信
号S4の論理“1″の期間だけ、アナログスイッチ60
7をオンとし、周波数分布識別指標に用いるR信号S5
を得る。
第4図では、3種の音響信号が検出されており、最初の
信号が異物衝突音、次の信号が水a衝突音。
最後の信号が手打前である。コンパレータ610の出力
である衝突音発生信号Solが論理゛′1”になるのは
、異物衝突音発生時のみである。ピークホールド回路6
09は、異物衝突音が検出されかつタイミング信号S2
が、論理“1”になった時点で、動作し、保持してる値
と、ピークホールド信号S2の値を比較し、大きい値を
ホールドする。第4図においては、ピークホールド信号
S2の値が保持されている。カウンタ611の出力であ
る衝突数信号So3は、異物衝突音を検出したタイミン
グで# 1 tlだけ増加している。平均演算器612
は、周波数分布識別指標Rの平均値の演算回路であり、
異物衝突音の発生タイミングでRの値の積算値と衝突数
の積算値の比をとり、R平均信号So4として出力する
。なお、ピークホールド回路609.カウンタ611.
平均演算器612は、図示していないタイマーにより一
定時間毎にリセットされる。
以上、述べたように、音響信号の低周波成分をACセン
サで、高周波成分をAEセンサでとらえ高周波成分と低
周波成分のそれぞれの振幅の比Rを周波数分布の識別指
標とすることにより、異物衝突音を選択的に抽出できる
。上記の微小異物検出器で異物が検出された場合は、異
物の掃除器等による吸引や、液体による洗浄等を実施し
、その除去の確認を微小異物検出器で実施することとな
る。
本実施例特有の効果として以下の事項があげられる。
(1)高周波音と、低周波音の比率による周波数分布の
識別法を採用したため音響信号の周波数分布の識別が簡
単化が可能となり、微小異物検出器を低コストにでき、
経済性改善の効果がある。
(2)高周波音と低周波音の比率により微小異物音を識
別するため、単にAEセンサ出力の振幅だけで異物衝突
を判別する従来法に比べ、判別の信頼性が高くなり、微
小異物検出器の信頼性向上の効果がある。
(3)異物質量に依存するAE検波信号のピーク値を、
複数の異物衝突音からピックアップする機能を付加した
ことにより、AE検波信号から異物質量の大まかな推定
が可能となり、微小異物検出器の性能向上の効果がある
本発明の第2の実施例を第5図により説明する。
第5図は、本発明の微小異物検出器を、GISの母線部
に適用した例である。第1の実施例との違いは、衝突音
の検出センサを1個として、微小異物検出器の低コスト
化を図ったことにある。センサとしては、AEセンサ2
1を用いている。
AEセンサ21は、低域の周波数は感度は低いが。
全く感度がないわけではない。このため、増幅器31で
増幅後、高域成分のみを抽出するバンドパスフィルタ4
1と、低域成分のみを抽出するバンドパスフィルタ42
を通すことで、音響信号の高周波成分と低周波成分を抽
出できる。検波器51゜52および異物衝突音判別器6
の動作および機能は、第1の実施例と同じである。
以上述べた第2の実施例の特有の効果としては、第1の
実施例の特有の効果の他に、センサを1個としたことに
より微小異物検出器の低コスト化でき、経済性改善の効
果があげられる。
本発明の第3の実施例を第6図により説明する。
第6図は、本発明の微小異物検出器を、GISの母線部
に適用した例である。本実施例では、共振特性を示すA
Eセンサ21の周波数応答を信号処理により平坦化し、
検出した音響信号の周波数分布と、あらかじめ実験もし
くは計算で求めた雑音や異物の質量や材質による基準音
響周波数分布のパターンマツチングをとることで、異物
衝突音と雑音を弁別するだけでなく、異物衝突音の周波
数分布の違いから、異物の質量や材質を検知しようとす
るものである。
第6図において、AEセンサ21で検出し、増幅器31
で増幅した音響信号を1周波数分析器71により分析し
、その周波数分布を求める。周波数分布補償器72は、
AEセンサ21の周波数応答のデータを保持しており、
検出音響信号の周波分布を、この周波数応答で割ること
により、見かけ上平坦な音響センサで検出した場合の音
響信号の周波数分布が得られる。異物衝突音判別器73
は、異物の材質や重さに応じた音響信号の周波数分布の
基準パターンが記憶されており、これと対比することで
、検出音響信号が雑音であるか、どの程度の質量である
かを判別し、表示する。
GIS印加電圧信号sbは、あらかじめ記憶された基準
周波数分布の逍択に用いられる。
第7図は、異物衝突音判別器73に記憶されている。基
準周波数分布の一部である。前述の(1)式で述べたよ
うに接触時間は質量や材料の硬さ、衝突速度で定まり、
結局、衝突音の周波数分布も定まることになる。衝突速
度の最大値は、電界と異物の質量や材質で定まると考え
られるので、基準周波数分布としては、電界の強さと異
物の材質毎に、衝突音の最大のときのものを準備してい
る。
第7図に示す基準周波数分布において、Nの領域は雑音
、Sa、Sb、Sc、Sdになるに従って異物質量は軽
くなり、硬くなっていく。異物衝突音判別器73では、
雑音と異物衝突音を、一般的に用いられるパターン間の
距離計算で識別し、異物衝突音のみについて一定時間内
の最大値を求め、7その最大値の周波数分布と、基準周
波数分布のパターン間の距離を求めて、最も近いパター
ンに対応する異物の資料と材質を表示する。
周波数分析器71および周波数分布補償器72は、ディ
ジタル信号処理の分野で一般的に用いられており、特殊
な回路ではない、また、異物衝突音判定器73は、周波
数分布の記憶機能と、パターン間の距離算機能を有して
いる必要があるが、これも、ディジタル信号処理の分野
では一般的に用いられるものであり、特に実現困難なも
のではない。
以上説明した第3の実施例特有の効果としては、異物の
重さや材質を知ることができるので、微小異物検出器の
性能向上の効果がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、異物衝突音のみを選択的に抽出するこ
とが可能となるので、微小異物検出を高感度化すること
ができるので、微小異物検出器の性能向上の効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は1本発明の第1の実施例の微小異物検出器のブ
ロック線図、第2図は、周波数分布識別指標Rと、各種
音源の関係を示したもの、第3図は、異物衝突音判別器
の詳細のブロック線図、第4図は、異物衝突音判別器の
タイムチャート、第5図は、第2の実施例の微小異物検
出器のブロック線図、第6図は、第3の実施例の微小異
物検出器のブロック線図、第7図は、基準周波数分布図
である。 6・・・異物衝突音判別器、21・・・AEセンサ、2
2・・・ACセンサ、31,32・・・増幅器、41.
42・・・バンドパスフィルタ、51.52・・・検波
器、71・・・周波数分析器、72・・・周波数分析補
償器、73・・・異物衝突音判別器。 代理人 弁理士 小川勝男7、−・\、(,1 、:、−/ 茅2 口 第4固

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、容器等に取り付けた音響検出手段と、導電性微小異
    物の衝突音響信号が他の原因で生ずる雑音に比べて高周
    波成分が多いことをとらえて異物衝突音を識別する手段
    を備えた微小異物検出器。 2、特許請求の範囲第1項記載の微小異物検出器におい
    て、異物衝突音の識別手段が、検出音響信号の高周波成
    分と低周波成分を分離する手段と、高周波成分と低周波
    成分の振幅の比を演算する手段と、その比率が設定値を
    越えたときに異物衝突音と判別する判別手段から成るこ
    とを特徴とする微小異物検出器。 3、特許請求の範囲第1項記載の微小異物検出器におい
    て、音響検出手段が、低周波検出用の加速度センサと高
    周波検出用のAEセンサから成り、異物衝突音の識別手
    段が、AEセンサ出力信号と加速度センサ出力信号の振
    幅の比率の演算手段と、その比率が設定値を越えたとき
    に異物衝突音と判別する手段から成ることを特徴とする
    微小異物検出器。 4、特許請求の範囲第1項記載の微小異物検出器におい
    て、異物衝突音の識別手段が、検出音響信号の周波数分
    析手段と、この周波数分析結果と、あらかじめ記憶して
    ある雑音と異物の質量、電界の強さごとの異物衝突音の
    基準周波数分布のパターン間の距離を演算する手段と、
    パターン間距離が雑音の周波数分布より異物衝突音の周
    波数分布に近いときに異物衝突音と判別し、かつどんな
    質量の異物衝突音の基準周波数分布に近いから検出異物
    質量を判別する手段から成ることを特徴とする微小異物
    検出器。
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