JPH0116006Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0116006Y2 JPH0116006Y2 JP1980115417U JP11541780U JPH0116006Y2 JP H0116006 Y2 JPH0116006 Y2 JP H0116006Y2 JP 1980115417 U JP1980115417 U JP 1980115417U JP 11541780 U JP11541780 U JP 11541780U JP H0116006 Y2 JPH0116006 Y2 JP H0116006Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- head
- pointer
- center line
- instrument
- Prior art date
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- Details Of Measuring And Other Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、温度計、圧力計などの計器を現場に
取付けた後、見やすい方向に自由に向けるために
必要な計器の首振機構の改良に関する。
取付けた後、見やすい方向に自由に向けるために
必要な計器の首振機構の改良に関する。
従来、この種の首振機構としては、ヘツドと取
付部材との間に一対の平行リンクを設け、この平
行リンクの両端の取付ねじを調整して指針の示度
誤差が生じないようにヘツドの角度を変えるも
の、あるいは、平行リンクを傾斜させて取付けて
互いに交叉したX字状にし、コイルばねからなる
可撓性トルク伝達部材の長さを、ヘツドの傾け角
度に拘わらずほぼ一定に保ち、常に示度誤差が生
じないようにしたもの(USP2,925,734;特公
昭32−9746号公報)などがある。ここにおいて、
示度誤差とは、本来計器が示すべき温度、圧力等
の状態量の値に対し、計器を首振りしたことによ
り生じる指示値の誤差であり、例えば指針が首振
りに伴い所定角度回動することである。
付部材との間に一対の平行リンクを設け、この平
行リンクの両端の取付ねじを調整して指針の示度
誤差が生じないようにヘツドの角度を変えるも
の、あるいは、平行リンクを傾斜させて取付けて
互いに交叉したX字状にし、コイルばねからなる
可撓性トルク伝達部材の長さを、ヘツドの傾け角
度に拘わらずほぼ一定に保ち、常に示度誤差が生
じないようにしたもの(USP2,925,734;特公
昭32−9746号公報)などがある。ここにおいて、
示度誤差とは、本来計器が示すべき温度、圧力等
の状態量の値に対し、計器を首振りしたことによ
り生じる指示値の誤差であり、例えば指針が首振
りに伴い所定角度回動することである。
しかし、前者にあつては示度誤差をなくすよう
にリンクの両端を調整する作業が煩雑であり、作
業者によつては一方のねじのみでヘツドの傾き角
度を変えるような作業を行うこともあり、この場
合の大きな示度誤差を生ずる欠点がある。また、
後者にあつては示度誤差が生ずることは少ない
が、構造が複雑となつて動きが円滑でなくなるば
かりでなく、製造コストが高くなるという欠点が
ある。
にリンクの両端を調整する作業が煩雑であり、作
業者によつては一方のねじのみでヘツドの傾き角
度を変えるような作業を行うこともあり、この場
合の大きな示度誤差を生ずる欠点がある。また、
後者にあつては示度誤差が生ずることは少ない
が、構造が複雑となつて動きが円滑でなくなるば
かりでなく、製造コストが高くなるという欠点が
ある。
本考案の目的は、示度誤差が少なく、かつ、構
造の簡単な計器の首振機構を提供するにある。
造の簡単な計器の首振機構を提供するにある。
本考案は、ヘツドと取付部材とを、2点で連結
するリンクを用いず、1点の回動中心を介して連
結するとともに、この回動中心は、コイル状のば
ねの折曲時におけるヘツド側及び検出部材側の各
端部を通る中心線の交点から、検出部材側で、か
つ、ばねの折曲時における指針側に所定量偏心し
た位置とされ、かつ、この偏心量は、ばねを折曲
した際に当該ばねにより指針に生じる示度誤差が
最も少なくなるよう実験により求めた値であり、
ヘツドの取付部材に対する首振運動中、ばねの長
さがほぼ一定に保たれる量とし、さらに、ヘツド
の首振り方向を規制するストツパを設けたことを
特徴とする計器の首振り機構である。
するリンクを用いず、1点の回動中心を介して連
結するとともに、この回動中心は、コイル状のば
ねの折曲時におけるヘツド側及び検出部材側の各
端部を通る中心線の交点から、検出部材側で、か
つ、ばねの折曲時における指針側に所定量偏心し
た位置とされ、かつ、この偏心量は、ばねを折曲
した際に当該ばねにより指針に生じる示度誤差が
最も少なくなるよう実験により求めた値であり、
ヘツドの取付部材に対する首振運動中、ばねの長
さがほぼ一定に保たれる量とし、さらに、ヘツド
の首振り方向を規制するストツパを設けたことを
特徴とする計器の首振り機構である。
以上の構成において、ヘツドの角度を変更する
には、ヘツドを1点の回動中心を中心としてスト
ツパにより規制される方向とは逆方向に回動して
行う。この回動により、ばねは折曲されるが、前
記回動中心が偏心していることによつてばねの長
さはほぼ一定とされ、指針の突出等に伴う表示誤
差、すなわち示度誤差を生じない。また、構造が
簡単となり、部品点数が少ないため、操作は容易
である。
には、ヘツドを1点の回動中心を中心としてスト
ツパにより規制される方向とは逆方向に回動して
行う。この回動により、ばねは折曲されるが、前
記回動中心が偏心していることによつてばねの長
さはほぼ一定とされ、指針の突出等に伴う表示誤
差、すなわち示度誤差を生じない。また、構造が
簡単となり、部品点数が少ないため、操作は容易
である。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第1図には全体の正面図が、第2図には第1図
の要部の右側面図が、第3図には第1図の首振状
態における断面図が示されている。これらの図に
おいて、ケース状に形成され、前面をガラス板と
されたヘツド1内には指針2が収納され(第3図
参照)、この指針2はヘツド1の軸受部3に回転
自在に支持された軸4の一端に固定されている。
この軸4の他端は、両端にコネクタ5を有するコ
イル状のばね6の一端に連結され、このばね6の
他端は軸7を介して状態量検出部材8の一端に連
結されている。この検出部材8は、バイメタルな
どの温度エレメントあるいはブルドン管などの圧
力エレメントなどからなり、温度、圧力などの状
態量の変化を回転方向の変位として表わす部分で
ある。また、ばね6は、折曲げ方向に自由に折曲
でき、かつ、トルクは伝達可能な構造とされてい
る。
の要部の右側面図が、第3図には第1図の首振状
態における断面図が示されている。これらの図に
おいて、ケース状に形成され、前面をガラス板と
されたヘツド1内には指針2が収納され(第3図
参照)、この指針2はヘツド1の軸受部3に回転
自在に支持された軸4の一端に固定されている。
この軸4の他端は、両端にコネクタ5を有するコ
イル状のばね6の一端に連結され、このばね6の
他端は軸7を介して状態量検出部材8の一端に連
結されている。この検出部材8は、バイメタルな
どの温度エレメントあるいはブルドン管などの圧
力エレメントなどからなり、温度、圧力などの状
態量の変化を回転方向の変位として表わす部分で
ある。また、ばね6は、折曲げ方向に自由に折曲
でき、かつ、トルクは伝達可能な構造とされてい
る。
前記状態量検出部材8の他端はキヤツプ9の内
端に固定され、このキヤツプ9は、前記軸7及び
検出部材8を被覆する保護筒10の下端に固定さ
れている。この保護筒10の上端は、上、下部、
にそれぞれフランジを有する筒状の取付部材11
の下端に固定されている。この取付部材11の下
部フランジは、押えねじ12により接続ねじ13
内に固定され、この接続ねじ13は、配管などの
被測定物14にねじ込まれている。これにより、
保護筒10の検出部材8を収納した部分が被測定
物14内に位置し、被測定物14内の温度等を測
定できるようになつている。また、取付部材11
と前記ヘツド1の軸受部3との間には、ばね6を
被うように折曲自在なベローズ15が設けられて
いる。
端に固定され、このキヤツプ9は、前記軸7及び
検出部材8を被覆する保護筒10の下端に固定さ
れている。この保護筒10の上端は、上、下部、
にそれぞれフランジを有する筒状の取付部材11
の下端に固定されている。この取付部材11の下
部フランジは、押えねじ12により接続ねじ13
内に固定され、この接続ねじ13は、配管などの
被測定物14にねじ込まれている。これにより、
保護筒10の検出部材8を収納した部分が被測定
物14内に位置し、被測定物14内の温度等を測
定できるようになつている。また、取付部材11
と前記ヘツド1の軸受部3との間には、ばね6を
被うように折曲自在なベローズ15が設けられて
いる。
前記ヘツド1の軸受部3の外周及び取付部材1
1の上部フランジの外周には、それぞれブラケツ
ト16,17がねじ18,19で締付け固定され
ている。これらのブラケツト16,17からベロ
ーズ15の両側にステー20,21が一体に突出
され、これらのステー20,21の先端部は片側
各1個のねじ22により結合されている。このね
じ22を緩めることにより、ヘツド1は、ねじ2
2を回動中心とした首振運動を行なえるようにな
つている。この際、ねじ22の中心の設定位置は
ヘツド1あるいはばね6を第1図中鎖線あるいは
第3図に示されるように折曲した場合において、
ばね6の指針2側の端部を通る中心線X−X及び
状態量検出部材8側の端部を通る中心線Y−Yの
交点O、正確にはこれらの中心線X−X,Y−Y
のねじ22の設置平面への投影線の交点OからX
−X方向には、ヘツド1の折曲状態における指針
2側へ向かつて距離d、Y−Y方向には、状態量
検出部材8側へ向かつて距離eだけ偏心した位置
Pとされている。これらの偏心距離d,eは、計
算に基づく予測及び試行錯誤により実験で求めら
れるもので、ばね6の材質、形状(線径、コイル
径、長さ等)などにより異なるものであり、ヘツ
ド1を傾けて首振運動させたとき、ヘツド1の傾
き角度の如何に拘わらず、ばね6の折曲により生
ずる指針2の示度誤差が最も少なくなる位置が選
ばれる。すなわち、ばね6の長さが、取付部材1
1に対するヘツド1の傾斜(首振)運動中、ほぼ
一定に保たれ、収縮も、膨張もしないような位置
が選ばれる。
1の上部フランジの外周には、それぞれブラケツ
ト16,17がねじ18,19で締付け固定され
ている。これらのブラケツト16,17からベロ
ーズ15の両側にステー20,21が一体に突出
され、これらのステー20,21の先端部は片側
各1個のねじ22により結合されている。このね
じ22を緩めることにより、ヘツド1は、ねじ2
2を回動中心とした首振運動を行なえるようにな
つている。この際、ねじ22の中心の設定位置は
ヘツド1あるいはばね6を第1図中鎖線あるいは
第3図に示されるように折曲した場合において、
ばね6の指針2側の端部を通る中心線X−X及び
状態量検出部材8側の端部を通る中心線Y−Yの
交点O、正確にはこれらの中心線X−X,Y−Y
のねじ22の設置平面への投影線の交点OからX
−X方向には、ヘツド1の折曲状態における指針
2側へ向かつて距離d、Y−Y方向には、状態量
検出部材8側へ向かつて距離eだけ偏心した位置
Pとされている。これらの偏心距離d,eは、計
算に基づく予測及び試行錯誤により実験で求めら
れるもので、ばね6の材質、形状(線径、コイル
径、長さ等)などにより異なるものであり、ヘツ
ド1を傾けて首振運動させたとき、ヘツド1の傾
き角度の如何に拘わらず、ばね6の折曲により生
ずる指針2の示度誤差が最も少なくなる位置が選
ばれる。すなわち、ばね6の長さが、取付部材1
1に対するヘツド1の傾斜(首振)運動中、ほぼ
一定に保たれ、収縮も、膨張もしないような位置
が選ばれる。
前記各ブラケツト16,17のステー20,2
1には互いに当接してヘツド1の首振運動の角度
を規制するストツパ23,24が一体に設けら
れ、これらのストツパ23,24の作用により示
度誤差が大きくなる方向へのヘツド1の首振りが
行えないようになつている。
1には互いに当接してヘツド1の首振運動の角度
を規制するストツパ23,24が一体に設けら
れ、これらのストツパ23,24の作用により示
度誤差が大きくなる方向へのヘツド1の首振りが
行えないようになつている。
このような構成において、被測定物14への計
器の取付後、計器のヘツド1の方向が指針2の動
きを読取るに不適当な場合は、ブラケツト16,
17のねじ18,19を緩めてヘツド1を回す
か、又は押えねじ12の締付け時に取付部材11
を必要とする向きに回してヘツド1の円周方向の
位置合せを行い、さらに、ステー20,21を連
結しているねじ22を緩めてヘツド1の角度を変
化させて角度方向の位置合せを行う。
器の取付後、計器のヘツド1の方向が指針2の動
きを読取るに不適当な場合は、ブラケツト16,
17のねじ18,19を緩めてヘツド1を回す
か、又は押えねじ12の締付け時に取付部材11
を必要とする向きに回してヘツド1の円周方向の
位置合せを行い、さらに、ステー20,21を連
結しているねじ22を緩めてヘツド1の角度を変
化させて角度方向の位置合せを行う。
上述のような本実施例によれば、ヘツド1の首
振動作をねじ22を操作するだけで行うことがで
き、調整作業を著しく簡略にできる。また、リン
ク等を用いないから、構造が簡単となつて部品点
数を削減でき、安価に提供できる。
振動作をねじ22を操作するだけで行うことがで
き、調整作業を著しく簡略にできる。また、リン
ク等を用いないから、構造が簡単となつて部品点
数を削減でき、安価に提供できる。
ここにおいて、前記偏心距離d,eを設けるこ
とにより示度誤差が小さくなることを第4図A,
Bを参照して説明する。
とにより示度誤差が小さくなることを第4図A,
Bを参照して説明する。
第4図Aは、ヘツド1の回動中心を中心線X−
XとY−Yとの交点O上に位置させた場合の模式
図である。この図において、最も太い実線で示す
ばね6は、ヘツド1の首振り前には垂直状態にあ
り、ヘツド1の水平方向への首振りにより下方の
コネクタ5を支点として弓形に曲げられる。この
時、ばね6を何の拘束もなく折曲げたとすると、
ばね6の先端における指針2との連結部の軌跡
は、中心線Y−Y上の点Qを中心とした半径rの
弧上を移動する軌跡Sとなる。この首振りによ
り、ばね6の折曲前に図中水平状態にあつた指針
2は、垂直の指針2Aの位置となり、かつ、ばね
6も6Aの状態とされる。
XとY−Yとの交点O上に位置させた場合の模式
図である。この図において、最も太い実線で示す
ばね6は、ヘツド1の首振り前には垂直状態にあ
り、ヘツド1の水平方向への首振りにより下方の
コネクタ5を支点として弓形に曲げられる。この
時、ばね6を何の拘束もなく折曲げたとすると、
ばね6の先端における指針2との連結部の軌跡
は、中心線Y−Y上の点Qを中心とした半径rの
弧上を移動する軌跡Sとなる。この首振りによ
り、ばね6の折曲前に図中水平状態にあつた指針
2は、垂直の指針2Aの位置となり、かつ、ばね
6も6Aの状態とされる。
このばね6の変形は、ばね6に何の拘束力もな
く行われるから、ばね6には大きな変形応力等が
加わることはなく、素直に変形し、ばね6の長さ
はほぼ一定に保たれる。従つて、垂直状態にある
ばね6を6Aの状態に変位させても、ばね6の先
端に取付けられた指針2の示す位置(示度)が変
位後2Aの状態になつても変化することはない。
このような状態で変位させる限り、いわゆる示度
誤差は生ぜず、生じたとしても極めて僅かであ
り、問題とはならない。
く行われるから、ばね6には大きな変形応力等が
加わることはなく、素直に変形し、ばね6の長さ
はほぼ一定に保たれる。従つて、垂直状態にある
ばね6を6Aの状態に変位させても、ばね6の先
端に取付けられた指針2の示す位置(示度)が変
位後2Aの状態になつても変化することはない。
このような状態で変位させる限り、いわゆる示度
誤差は生ぜず、生じたとしても極めて僅かであ
り、問題とはならない。
一方、交点Oを中心としてステー20の長さに
相当する半径Rで旋回される実際の指針2の軌跡
は、交点Oを中心とする半径Rの円弧状の軌跡T
となる。従つて、ステー20の回動に伴つて実際
に移動する指針2の位置は2Bとなり、ばね6も
6Bのように大きく撓んだ状態とされる。このた
め、実際の位置の指針2Bと何の拘束力も与えな
い場合の位置の指針2AとはX−X方向の位置の
差lを生じ、かつ、ばね6には大きな変形応力が
作用し、ばね6の長さも変化する。この大きな両
者の位置の差l及び大きな変形応力に基づいて指
針2には、大きな示度誤差が生じるものである。
なお、指針2A及び2Bは、中心線X−Xよりも
上方に図示されているが、中心線X−X上に位置
させると指針2A及び2Bがやや下向きとなつて
示度の読取りが不能になるので、指針2が垂直の
状態となる位置までばね6を折曲した状態を、折
曲位置としたものである。
相当する半径Rで旋回される実際の指針2の軌跡
は、交点Oを中心とする半径Rの円弧状の軌跡T
となる。従つて、ステー20の回動に伴つて実際
に移動する指針2の位置は2Bとなり、ばね6も
6Bのように大きく撓んだ状態とされる。このた
め、実際の位置の指針2Bと何の拘束力も与えな
い場合の位置の指針2AとはX−X方向の位置の
差lを生じ、かつ、ばね6には大きな変形応力が
作用し、ばね6の長さも変化する。この大きな両
者の位置の差l及び大きな変形応力に基づいて指
針2には、大きな示度誤差が生じるものである。
なお、指針2A及び2Bは、中心線X−Xよりも
上方に図示されているが、中心線X−X上に位置
させると指針2A及び2Bがやや下向きとなつて
示度の読取りが不能になるので、指針2が垂直の
状態となる位置までばね6を折曲した状態を、折
曲位置としたものである。
これに対し、第4図Bに示すように、中心線X
−XおよびY−Yからそれぞれ偏心距離e,dだ
け偏心した位置Pを中止としてステー20を回動
させるようにすると、前述と同じ理論上の軌跡S
に対し、実際の指針2の軌跡は位置Pを中心とす
る半径Rの円弧状の軌跡T1となる。この実際の
軌跡T1は、何の拘束力も与えない場合の軌跡S
とほとんど重なることとなる。このため、実際の
位置の指針2B1は拘束力を与えない場合の位置
の指針2Aとわずかな位置の差l1を生じるのみ
で、ばね6も、何の拘束力も与えない場合におけ
るように曲げモーメントのみの変形力で変形した
変形状態6Aとわずかに異なる変形状態6B1と
なり、ばね6の長さの変化もほとんどなく、示度
誤差も最小にできる。従つて、この位置Pを適宜
に求めることで、ヘツド1の首振りに拘わらず、
示度誤差の小さい計器の首振機構を得れる。ま
た、この位置Pを求めるには、計算及び図示によ
つて概ねその位置を出し、実際にサンプルを作つ
て確認を行う。
−XおよびY−Yからそれぞれ偏心距離e,dだ
け偏心した位置Pを中止としてステー20を回動
させるようにすると、前述と同じ理論上の軌跡S
に対し、実際の指針2の軌跡は位置Pを中心とす
る半径Rの円弧状の軌跡T1となる。この実際の
軌跡T1は、何の拘束力も与えない場合の軌跡S
とほとんど重なることとなる。このため、実際の
位置の指針2B1は拘束力を与えない場合の位置
の指針2Aとわずかな位置の差l1を生じるのみ
で、ばね6も、何の拘束力も与えない場合におけ
るように曲げモーメントのみの変形力で変形した
変形状態6Aとわずかに異なる変形状態6B1と
なり、ばね6の長さの変化もほとんどなく、示度
誤差も最小にできる。従つて、この位置Pを適宜
に求めることで、ヘツド1の首振りに拘わらず、
示度誤差の小さい計器の首振機構を得れる。ま
た、この位置Pを求めるには、計算及び図示によ
つて概ねその位置を出し、実際にサンプルを作つ
て確認を行う。
なお、実施にあたり、ヘツド1の円周方向の調
整を取付部材11の取付け時に押えねじ12で行
うようにすれば、各ブラケツト16,17はヘツ
ド1あるいは取付部材11にねじ止めではなく、
固定的に設けてもよく、要するにヘツド1と取付
部材11とが直接あるいはブラケツト16,17
等の中間部材を介して首振可能に取付けられてい
ればよい。
整を取付部材11の取付け時に押えねじ12で行
うようにすれば、各ブラケツト16,17はヘツ
ド1あるいは取付部材11にねじ止めではなく、
固定的に設けてもよく、要するにヘツド1と取付
部材11とが直接あるいはブラケツト16,17
等の中間部材を介して首振可能に取付けられてい
ればよい。
上述のように本考案によれば、示度誤差が少な
く、構造の簡単な計器の首振機構を提供できると
いう効果がある。
く、構造の簡単な計器の首振機構を提供できると
いう効果がある。
図は本考案に係る計器の首振機構の一実施例を
示すもので、第1図はその正面図、第2図は第1
図の要部の側面図、第3図は第1図の首振状態に
おける断面図、第4図A,Bは示度誤差の発生状
態を示す説明図である。 1……ヘツド、2……指針、6……ばね、8…
…状態量検出部材、11……取付部材、14……
被測定物、16,17……ブラケツト、20,2
1……ステー、22……回動中心となるねじ、2
3,24……ストツパ、X−X,Y−Y……中心
線、O……中心線の交点、P……回動中心位置、
d,e……偏心距離。
示すもので、第1図はその正面図、第2図は第1
図の要部の側面図、第3図は第1図の首振状態に
おける断面図、第4図A,Bは示度誤差の発生状
態を示す説明図である。 1……ヘツド、2……指針、6……ばね、8…
…状態量検出部材、11……取付部材、14……
被測定物、16,17……ブラケツト、20,2
1……ステー、22……回動中心となるねじ、2
3,24……ストツパ、X−X,Y−Y……中心
線、O……中心線の交点、P……回動中心位置、
d,e……偏心距離。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 状態量検出部材に折曲自在なコイル状のばね
を介して指針を連結するとともに、この指針を
収納したヘツドを取付部材に首振可能に取付
け、ヘツドの向きを変更可能にした計器の首振
機構において、前記ヘツドと取付部材とは1点
の回動中心を介して連結するとともに、この首
振りの回動中心を、コイル状のばねの折曲時に
おける当該ばねの指針側端部を通る中心線X−
Xと、ばねの検出部材側端部を通る中心線Y−
Yとの交点Oから所定量偏心した位置Pに設
け、この偏心方向は中心線X−Xよりも検出部
材側で、かつ、中心線Y−Yよりもばねの折曲
時における指針側とし、この偏心量は、ばねを
折曲した際にばねの折曲により指針に生じる示
度誤差が最も少ない実験により求まる値であ
り、ヘツドの取付部材に対する首振運動中、ば
ねの長さがほぼ一定に保たれる量とし、さら
に、前記ヘツドの首振りの方向を規制するスト
ツパを設け、このストツパによる規制方向は、
前記中心線X−Xおよび中心線Y−Yに対する
位置Pの偏心方向が前記偏心方向から外れない
ように規制する方向としたことを特徴とする計
器の首振機構。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項において、前
記位置Pの交点Oからの偏心量は、位置Pを中
心としてヘツドを折曲した際における指針のば
ねへの連結部の移動軌跡と、この計器に使用す
べきばねを実際に前記ヘツドの折曲角度と同量
折曲した状態におけるばねの先端の移動軌跡と
が近似した形状となるような実験により求まる
量とされたことを特徴とする計器の首振機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980115417U JPH0116006Y2 (ja) | 1980-08-14 | 1980-08-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980115417U JPH0116006Y2 (ja) | 1980-08-14 | 1980-08-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5739320U JPS5739320U (ja) | 1982-03-03 |
| JPH0116006Y2 true JPH0116006Y2 (ja) | 1989-05-12 |
Family
ID=29476344
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980115417U Expired JPH0116006Y2 (ja) | 1980-08-14 | 1980-08-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0116006Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53125582U (ja) * | 1977-03-15 | 1978-10-05 |
-
1980
- 1980-08-14 JP JP1980115417U patent/JPH0116006Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5739320U (ja) | 1982-03-03 |
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