JPH01160537A - 超音波診断装置 - Google Patents

超音波診断装置

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JPH01160537A
JPH01160537A JP62317416A JP31741687A JPH01160537A JP H01160537 A JPH01160537 A JP H01160537A JP 62317416 A JP62317416 A JP 62317416A JP 31741687 A JP31741687 A JP 31741687A JP H01160537 A JPH01160537 A JP H01160537A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、超音波を利用して被検体の診断部位について
断層像を得る超音波診断装置に関し、特にビット数の小
さいA/Dコンバータを使用しても取り扱う信号のダイ
ナミックレンジを拡大することができるA/D変換回路
を備えたディジタル方式の整相回路を有する超音波診断
装置に関する。
〔従来の技術〕
従来からの遅延線による整相回路を備えた超音波診断装
置は、遅延時間の誤差が大きく、また超音波ビームの送
波方向及び反射エコーの受波方向にバラツキがあり、良
質の断層像を得ることが難しいものであった。これに対
して、従来、アイ・イー・イー・イー、ウルトラソニッ
ク シンポジウム プロシーデインダス2 (1980
年)第22頁から第31頁(IEEE、UltAoni
c SymposiumProceedings2 (
1980) P、 22〜31)に記載されているよう
に、ディジタル方式の整相回路を備えた超音波診断装置
が提案されている。
このディジタル方式の整相回路を備えた超音波診断装置
は、第8図に示すように、複数の振動子索子1a、lb
、・・・1nが一列状に配列され超音波を送受波する探
触子2と、上記各振動子素子1a〜1nに所定の遅延時
間を与えて超音波打ち出しの駆動パルスを印加するパル
ス発生器3と、上記探触子2の各振動子素子1a〜1n
で受波したアナログのエコー信号をディジタル信号に変
換するA/Dコンバータ4と、このA/Dコンバータ4
からのディジタル信号を順次記憶する記憶装置としての
複数個のRAM (随時書込み読出しメモリ)5a、5
b、・・・5nと、これらのRAM5a〜5nから読み
出したデータを加算する加算器6と、この加算器6から
の出力信号をD/A変換して断層像を表示する表示装置
7とを有して成る。
なお、第8図において、符号8は切換スイッチ、符号9
は増幅器、符号10はD/Aコンバータ、符号11はフ
ォーカスメモリ、符号12は制御部である。そして、上
記探触子2で超音波ビームを送波すると共に各振動子素
子1a〜1nで受波したエコー信号をA/Dコンバータ
4でディジタル信号に変換し、これをRAM5a〜5n
に順次記憶し、制御部12及びフォーカスメモリ11に
よりデータのアドレスと読み出しのタイミングを制御し
て所定の遅延を与え、この読み出したデータを加算器6
で加算することにより整相するようになっている。すな
わち、A/Dコンバータ4とRAM5a〜5nと加算器
6とでディジタル方式の整相回路を構成している。
なお、第8図においては、マルチプレクサ等の切換スイ
ッチ8を用いて探触子2の各振動子素子1a〜1nから
のエコー信号を順次切り換え、A/Dコンバータ4の個
数を一個とした場合について示したが、リアルタイムで
高速のイメージングを行うために並列動作する複数個の
A/Dコンバータ4を設けてもよいことが前記の文献に
記載されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このようなディジタル方式の整相回路を備えた超音波診
断装置においては、探触子2の各振動子素子1a、lb
、・・・1nのチャンネルごとにそれぞれ一個のA/D
コンバータ4が接続されるようになっている。ここで、
エコー信号のダイナミックレンジは上記A/Dコンバー
タ4のビット数の大小により決まるものであった。従っ
て、取り扱うエコー信号のダイナミックレンジを太きく
しようとすれば、ビット数の大きいA/Dコンバータ4
を必要とするものであった。そして、ビット数の大きい
A/Dコンバータは高価なものとなり、装置を実用化す
る上で障害となるものであった。
さらに、最近の超音波診断装置においては、断層像のa
察と共に心臓、血管内の血球の反射エコーのドツプラ偏
移周波数を測定して血流速度を計測するいわゆるパルス
ドツプラ血流計測が行われるようになってきたが、この
ような機能を超音波診断装置に与えようとすると、血液
中の血球からのエコー信号は断層像を形成するエコー信
号に比べ非常に微弱なため、全体として取り扱うエコー
信号のダイナミックレンジがさらに広くなるものであっ
た。因に、断層像を形成するエコー信号のダイナミック
レンジは40〜60dBと大きな値であり、さらにこれ
にパルスドツプラ血流計測の機能を与えようとすると、
取り扱うエコー信号のダイナミックレンジは約9C)d
Bに至るまで広いものとなる。一方、超音波診断装置で
用いる超音波は2.0MHzから10MHzの高周波で
あるため、上記ディジタル方式の整相回路で用いるA/
Dコンバータ4は、10ビット以上(より望ましくは1
5ビツト以上)でサンプリングレートが4〜30MHz
の高速度のものが必要となる。このような高速のA/D
コンバータ4で必要な大きなビット数を確保することは
容易ではなく、確保できても非常にに高価なものとなる
ものであった。従って、ディジタル方式の整相回路を備
えた超音波診断装置を実用化するのが困難であった。
そこで、本発明は、ビット数の小さいA/Dコンバータ
を使用しても取り扱う信号のダイナミックレンジを拡大
することができるA/D変換回路を備えたディジタル方
式の整相回路を有する超音波診断装置を提供することを
目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決する本発明の手段は、複数の振動子
素子が一列状に配列され超音波を送受波する探触子と、
上記各振動子素子に所定の遅延時間を与えて超音波打ち
出しの暉動パルスを印加するパルス発生器と、上記探触
子の各振動子素子で受波したアナログエコー信号をディ
ジタル信号に変換するA/D変換回路と、とのA/D変
換回路からのディジタル信号を順次記憶する記憶装置と
、この記憶装置から所定の遅延を与えて読み出したデー
タを加算する加算器と、この加算器からの出力信号をD
/A変換して断層像を表示する表示装置とを備えて成る
超音波診断装置において、上記A/D変換回路は、アナ
ログエコー信号のダイナミックレンジを可変する倍率器
と、このダイナミックレンジが可変されたアナログエコ
ー信号をディジタル信号に変換するA/Dコンバータと
、上記倍率器の倍率の大きさに対応してA/Dコンバー
タの出力データを変換するデータ変換器とで構成した超
音波診断装置によってなされる。
〔作 用〕
このように構成された超音波診断装置は、A/D変換回
路内の倍率器でアナログエコー信号のダイナミックレン
ジを可変し、A/Dコンバータで上記倍率器からのアナ
ログエコー信号をディジタル信号に変換し、さらにデー
タ変換器で上記倍率器の倍率の大きさに対応して上記A
/bコンバータの出力データを変換することにより、探
触子の各チャンネルからのアナログエコー信号に対し、
信号の大きさにより変換係数が変わるA/Dコンバータ
によってディジタル信号に変換できると共に、上記A/
Dコンバータの出力データを所定の桁数だけシフトして
出力することができる。
いま、上記A/Dコンバータは1例えば10ビツトすな
わち2進10桁のものを二個用いるとして、その作用を
さらに詳しく説明する。その場合の読み取ることができ
る入力信号の大きさと、出力信号の大きさとの関係を示
すと第2図に示すようになる。なお、この第2図の横軸
と縦軸は、それぞれ10進数とdBで表している。第2
図において直線Aは第一のA/Dコンバータを表してお
り、この第一のA/Dコンバータは、10進数で1から
1024までの大きさの信号が入力すると、その入力信
号に対応して10進数で1から1024に相当する2進
数のディジタル信号を出力する。
一方、A/D変換回路の倍率器の倍率を例えば1/32
、すなわちほぼ−30dBに設定すると、直線Bで示す
第二のA/Dコンバータは、10進数で32から327
68までの大きさの信号が入力すると、その入力信号に
対応して10進数で1から1024に相当する2進数の
ディジタル信号を出力する。そして、第2図に示す直線
Aと直線Bの関係から、第一のA/Dコンバータ(直i
A)の出力信号が10進数で1024となった点a1で
第二のA/Dコンバータ(直線B)の出力信号上の点b
□に切り換え、その後直線Bに沿って読み取ることによ
り、入力信号が全体として10進数で1から32768
までの範囲にわたって変化するのを、ディジタル信号と
して読み取って出力することができる。すなわち、第2
図に示す例の場合は、全体としてほぼ90dB (15
ビツトに相当)のダイナミックレンジでアナログ信号を
ディジタル信号に変換することができる。ここで、上記
倍率器の倍率は1/32=1/25としたため、A/D
コンバータが2進数で並列に出力されている場合、5ビ
ット上位の桁にシフトすれば入力信号に相当した2進数
のディジタル信号が出力される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳細に説明
する。
第1図は本発明による超音波診断装置の実施例を示すブ
ロック図である。
この超音波診断装置は、超音波を利用して被検体の診断
部位について断層像を得るもので、アナログ方式の遅延
回路の特徴を利用し、且つその欠点を補うことができる
ディジタル方式の遅延回路を組み合わせた実施例であり
、第1図に示すように、探触子2と、パルス発生器3と
、アナログ方式の遅延回路13と、A/D変換回路14
と、記憶装置(5a、5b、−5n)と、加算器6と。
表示装置7とを備えて成る。
上記探触子2は被検体の診断部位に向けて超音波を送受
波するもので、小さい短冊状にに形成された複数の振動
子素子1a、lb、・・・1nが一列状に配列されてい
る。パルス発生器3は、上記探触子2の各振動子素子1
a〜1nに所定の遅延時間を与えて超音波打ち出しの駆
動パルスを印加するもので、超音波ビームの送波方向を
制御するために後述の制御部12によって各振動子素子
1a。
1b、・・・1nを励振するタイミングが制御できるよ
うになっている。
アナログ方式の遅延回路13は、上記探触子2の各振動
子素子1a、lb、・・・1nで受波した被検体の診断
部位からのエコー信号に対して所定の遅延時間を与える
もので、増幅器15と、遅延回路16と、電圧/電流変
換器17と、クロスポイントスイッチ18と、定電流信
号源19と、タップ付遅延線20とから成る。上記増幅
器15は、探触子2の各振動子素子1a、lb、・・・
1nがらのエコー信号を増幅するためのもので、制御部
12からの制御信号に従い時間と共にその利得を大きく
して、被検体の深部で弱くなるエコー信号を補償するよ
うになっている。遅延回路16は、タップ付遅延線とア
ナログスイッチとから成り、ここでは上記増幅器15が
らのエコー信号に小さい遅延時間で遅延を与えるように
なっている。例えば上記タップ付遅延線の各タップ間の
遅延時間をT□とし、そのタップ数をN□とすると、T
1なる分解能で遅延時間が設定でき、最大遅延時間は(
N1−1)T□となる。電圧/電流変換器17は、上記
遅延回路16からのエコー信号電圧を定電流信号源に変
換するものである。クロスポイントスイッチ18は、n
□チャンネルの入力信号線とmエチャンネルの出力信号
線を図示のように交差するようにし、その交点にそれぞ
れアナログスイッチを配設したものであり、これらのア
ナログスイッチの開閉は、制御部12により制御される
ようになっている。定電流信号源19は、入力インピー
ダンスが低いものとされており、後続のタップ付遅延線
20のタップにできるだけ高インピーダンスの信号源で
接続し、遅延線の性能の劣化を防止すると共に、クロス
ポイントスイッチ18の挿入損失と周波数特性の劣化を
防止するものである。
また、それと共に上記定電流信号源19に接続され導か
れる信号が加算される作用を有している。
タップ付遅延線20は、上記遅延回路16より大きい遅
延を与えるもので、例えば、各タップ間の遅延時間をT
2とし、そのタップ数をN2とすると、T2なる分解能
で遅延時間が設定でき、最大遅延時間は(Nz  1)
Tzとなる。ここで、各タップ間の遅延時間T2は、上
記遅延回路16の最大遅延時間(N1−1)T□より小
さくとっである。
A/D変換回路14は、上記アナログ方式の遅延回路1
3から出力されるアナログ信号をディジタル信号に変換
するものである。記憶装置は、上記A/D変換回路14
から出力されるディジタル信号を順次記憶するもので、
例えば複数個のRAM5a、5b、・・・5nから成る
。そして、上記RAM5a〜5nに記憶されたデータは
、制御部12から出力されるクロック信号の任意の周期
で読み出すことにより所定の遅延時間で遅延が与えられ
る。例えば、上記RAM5a〜5nの読み出しのクロッ
ク信号の周期をT、とし、任意の自然数をN、とすると
、N、T、時間後に各RAM5a。
5b、・・・5nのデータを読み出すことにより、N、
13時間の遅延を与えることができる。なお、このRA
 M 5 a〜5nの読出し制御による遅延は。
上記タップ付遅延線20より大きい遅延を与えるもので
ある。加算器6は、上記RAM5a〜5nから読み出し
たデータを加算するもので、これによりデータが整相さ
れる。そして、上記A/D変換回路14とRA M 5
 a〜5nと加算器6とでディジタル方式の整相回路を
構成している。
表示装置7は、上記加算器6から出力された信号を検波
器21で検波したものをD/A変換して断層像を表示す
るもので、その内部にD/Aコンバータを有している。
なお、第1図において、符号12は上記の各構成要素を
制御する制御部である。また、第1図においては、探触
子2とA/D変換回路14との間にアナログ方式の遅延
回路13を設けたものとして示したが、本発明はこれに
限らず、上記アナログ方式の遅延回路13は設けずに、
RAM5a〜5nからの読み出し時にすべての遅延を与
えるようにしてもよい。
ここで、本発明においては、上記A/D変換回路14が
、第3図に示すように、倍率器22と、二個のA/Dコ
ンバータ23a、23bと、データ変換器24とで構成
されている。上記倍率器22は、第1図に示すアナログ
方式の遅延回路13から出力されたアナログ信号のダイ
ナミックレンジを可変するもので、その倍率は例えば1
/2′(ただしkは整数)とされ、減衰器としての機能
を有している。そして、この倍率器22により、後述の
二個のA/Dコンバータ23a、23bへの入力信号の
レベルを異なるものとするようになっている。なお、上
記倍率器22は、減衰器に限らず、一定の利得の増幅器
としてもよい。A/Dコンバータ23a、23bは、上
記倍率器22の存在によってダイナミックレンジが可変
されたアナログ信号を2進数のディジタル信号に変換す
るもので、・両者ともmビットのものとされると共に、
第一のA/Dコンバータ23aと第二のA/Dコンバー
タ23bとが並列に設けられ、かつ第二のA/Dコンバ
ータ23bの前段に上記倍率器22が挿入されている。
データ変換器24は、上記倍率器22の倍率の大きさに
対応して二個のA/Dコンバータ23a、23bの出力
データを変換するものである。なお、第3図において、
符号25は第一のA/Dコンバータ23aからの出力デ
ータを入力して内蔵の基準値(第一のA/Dコンバータ
23aのビット数と等しい値)と比較し、データ変換器
24に対して第一のA/Dコンバータ23aと第二のA
/Dコンバータ23bの切換信号を送出する比較器であ
る。
次に、このように構成されたA/D変換回路14の動作
について説明する。まず、アナログ方式の遅延回路13
からのアナ口、グ信号は、第一のA/Dコンバータ23
aにはそのまま入力し、第二のA/Dコンバータ23b
には倍率器22で信号のダイナミックレンジが可変され
て入力する。これにより、第−及び第二のA/Dコンバ
ータ23a、23bへの入力信号のレベルが異なったも
のとされる。すなわち、第二のA/Dコンバータ23b
には、上記倍率器22によりアナログ信号が1/2 に
減衰して入力される。次に、このようなアナログ入力信
号は、第一のA/Dコンバータ23a及び第二のA/D
コンバータ23bによりそれぞれ2進数のディジタル信
号に変換して出力される。ここで、上記第一のA/Dコ
ンバータ23aへのアナログ入力信号が小さく、該第−
のA/Dコンバータ23aからの出力データの桁数が小
さい場合は、比較器25はその内蔵の基準値と比較し、
上記第一のA/Dコンバータ23aから出力データを取
り込むようにデータ変換器24を制御する。従って、第
一のA/Dコンバータ23aからの出力データの桁数が
オーバフローするまでは、該第−のA/Dコンバータ2
3aの出力データがデータ変換器24を介してRAM5
a〜5nに出力される。以上、第一のA/Dコンバータ
23aの信号を比較器25内蔵の基準値と比較する動作
を述べたが、第二のA/Dコンバータ23bの信号でも
って同じ動作を行うような変形も考えられる。
次に、第一のA/Dコンバータ23aへのアナログ入力
信号が逐次大きくなり、該第−のA/Dコンバータ23
aからの出力データの桁数が大きくなリオーバフローす
ると、比較器25はその内蔵の基準値と比較して上記第
一のA/Dコンバータ23aの出力データの桁数がオー
バフローしたことを検出し、データ変換器24に対して
第一のA/Dコンバータ23aから第二のA/Dコンバ
ータ23bに切り換える切換信号を送出する。これによ
り、上記データ変換器24は、第二のA/Dコンバータ
23bからの出力データを取り込み、該第二のA/Dコ
ンバータ23bの出力データをRAM5a〜5nに出力
する。このとき、上記第二のA/Dコンバータ23bに
は、倍率器22によりアナログ信号が1/2 に減衰し
て入力されているので、この第二のA/Dコンバータ2
3bからの出力ディジタル信号は、上記データ変換器2
4の内部で上位の桁へにビット(k桁)だけシフトして
出力される。従って、このデータ変換器24からの出力
データの全体としては(k 十m )ビットのディジタ
ル信号が出力されることとなる。
ここで、第3図に示す倍率器22においてに=5としそ
の倍率を1/25とし、第−及び第二のA/Dコンバー
タ23a、23bにおいてm=10としそのビット数を
10ビツトとしたときの上記第−及び第二のA/Dコン
バータ23a、23bからデータ変換器24への入力デ
ータと出力データとの関係を示すと、第4図に示すよう
になる。
すなわち、10ビツトのA/Dコンバータを二個(23
a、23b)使用することにより、全体として15ビツ
トのダイナミックレンジを有するA/D変換回路14が
実現される。そして、この関係は前述した第2図の関係
と全く同様である。なお、上記のような機能を有するデ
ータ変換器24は1例えばゲート回路の組み合わせ或い
はゲート回路とシフトレジスタとの組み合おせ等で容易
に実現できる。
なお、第3図においては、A/Dコンバータを二個(2
3a、23b)並列に設けた例を示したが1本発明はこ
れに限らず、三個以上を並列に設けてもよい1例えば、
A/Dコンバータを三個並列に設けた場合について第2
図に示すと同様のグラフを書くと、第5図に示すように
なる。図において、直線Aは第一のA/Dコンバータを
表しており、直線Bは第二のA/Dコンバータを表して
おり、直線Cは第三のA/Dコンバータを表している。
ここで、第2図において、縦軸はA/Dコンバータの出
力信号レベルを示したものであるが、これはそのA/D
コンバータの量子化雑音によるS/Nと等しい。従って
、第一のA/Dコンバータ(直線A)から第二のA/D
コンバータ(直線B)に切り換える場合は、第2図に示
すように、直線A上の点a1から直線B上の点b1へ動
作点が移動するときに、S/Nが一旦低下しその後再び
上昇することとなる。これに対して、第5図に直線Cで
示すように、倍率が1732より小さい倍率器が接続さ
れた第三の△/Dコンバータをさらに追加すると、第一
のA/Dコンバータ(直線A)から第三のA/Dコンバ
ータ(直線C)に切り換え、さらに第三のA/Dコンバ
ータ(直線C)から第二のA/Dコンバータ(直線B)
に切り換える場合、直線A上の点a工から直線C上の点
C工へ動作点が移動し、次に、直線C上の点c2から直
線B上の点bヨヘ動作点が移動することとなる。
このときは、上記の点C□及びす、は比較的高い出力信
号レベルに維持されるので、第2図の場合に比してS/
Nの低下を抑えて全体としてS/Nを向上することがで
きる。このことから、並列に設けるA/Dコンバータの
数を増加させる程、入力信号レベルが大きくなる過程で
A/Dコンバータを順次切り換えるときの一時的なS/
Hの低下を改善することができる。ただし、A/Dコン
バータを増やすとコスト高となるので、実用化に当たっ
ては得られる性能とコストとのバランスを考えて対処す
るのがよい。
第6図はA/D変換回路14の第二の実施例を示すブロ
ック図である。この実施例によるA/D変換回路14は
、サンプルホールド回路26と、二個の分圧器27a、
2’7bと、二個のA/Dコンバータ2ka、2kbと
、データ変換器29とで構成されている。上記サンプル
ホールド回路26は、第1図に示すアナログ方式の遅延
回路13から出力されたアナログ信号を入力してサンプ
リングし、その値を一定時間だけ保持するものである。
分圧器27a、27bは、第3図に示す倍率器22の作
用をなすものであり、上記サンプルホールド回路26か
ら出力されたアナログ信号のダイナミックレンジを可変
するようになっており、第一の分圧器27aは分圧比(
1/2’、ただしjは一定の整数)が固定とされ、第二
の分圧器27bは分圧比(1/2ゝ、ただしkは整数)
が可変とされている。なお、上記第二の分圧器27bの
分圧比1/23に関し、その整数には後述の制御器30
からの制御信号によって変化されるようになっている。
従って、上記二個の分圧器27a。
27bにより、後述の二個のA/Dコンバータ2ka、
2kbへの入力信号のレベルを異なるものとすることが
できる。A/Dコンバータ2ka。
2kbは、上記分圧器27a、27bによってダイナミ
ックレンジが可変されたアナログ信号を2進数のディジ
タル信号に変換するもので、第一のA/Dコンバータ2
kaはmビットのものとされ、第二のA/Dコンバータ
2kbはnビットのものとされている。そして、第一の
A/Dコンバータ2kaの前段に第一の分圧器27aが
挿入されると共に、第二のA/Dコンバータ2kbの前
段に第二の分圧器27bが挿入されている。データ変換
器29は、上記分圧器27a、27bの分圧比に対応し
て二個のA/Dコンバータ2ka、2kbの出力データ
を変換するもので、図においては、第二の分圧器27b
の分圧比の設定値1/2Kにより第二のA/Dコンバー
タ2kbの出力データをシフトする桁数を変えるように
なっている。なお、第6図において、符号30は上記の
各構成要素を制御する制御器である。
次に、このように構成された第二の実施例によるA/D
変換回路14の動作について、第7図に示すフローチャ
ートを参照して説明する。まず、アナログ方式の遅延回
路13からのアナログ信号は、サンプルホールド回路2
6に入力する。すると、このサンプルホールド回路26
は、上記アナログ入力信号をサンプリングすると共に、
その値を一定時間だけ保持する(ステップ■)。次に、
上記サンプルホールド回路26からの出力信号は、第一
の分圧器27aに入力し、その固定の分圧比1/2iで
第一のA/Dコンバータ2kaのビット数に対応した所
定のダイナミックレンジとされる。次に、上記第一の分
圧器27aからの出力信号は、第一のA/Dコンバータ
2kaに入力する。
そして、この第一のA/Dコンバータ2kaでアナログ
入力信号をA/D変換する(ステップ■)。
次に、上記第一のA/Dコンバータ2kaから出力され
た出力データは、制御器30へ入力する。
そして、この制御器30は、上記第一のA/Dコンバー
タ2kaからのmビットの出力データのディジタル値を
読む(ステップ■)。次に、制御器30は、上記第一の
A/Dコンバータ2kaの出力データのディジタル値に
より、第二のA/Dコンバータ2kbへのアナログの入
力信号レベルがフルレンジとなるように第二の分圧器2
7bの分圧比1/2Kを設定する(ステップ■)。すな
わち、上記制御器30は、第二の分圧器27bの分圧比
を定める値kを制御して、第二のA/Dコンバータ2k
bの入力信号レベルを制御する。次に、前記サンプルホ
ールド回路26から第二の分圧器27bに入力したアナ
ログ信号は、上記のように設定された分圧比1/2′で
第二のA/Dコンバータ2kbのビット数に対応した所
定のダイナミックレンジとされる。次に、上記第二の分
圧器27bからの出力信号は、第二のA/Dコンバータ
2kbに入力する。そして、この第二のA/Dコンバー
タ2kbでアナログ入力信号をA/D変換する(ステッ
プ■)。ここで、上記第一のA/Dコンバータ2kaと
第二のA/Dコンバータ2kbの最下位の桁で1ビツト
が立つ入力信号の電圧は同じものとする。そして、第二
の分圧器27bの分圧比1/2′においてに=oとした
場合は、第一のA/Dコンバータ2kaの最下位の桁が
1になると、第二のA/Dコンバータ2kbはオーバフ
ローすることとなる。
次に、上記第二のA/Dコンバータ2kbからデータ変
換器29に入力したnビットの出力データを上位の桁へ
に桁だけシフトすると共に、前記サンプルホールド回路
26をリセットする(ステップ■)。このときの制御は
、制御器30からそれぞれデータ変換器29及びサンプ
ルホールド回路26へ送出される制御信号によって行わ
れる。
このような動作により、上記データ変換器29がらの出
力データの全体としては(m+n)ビットのディジタル
信号が出力されることとなる。すなわち、mビットのA
/Dコンバータ2kaとnビットのA/Dコンバータ2
kbとを使用することにより、全体として(m + n
 )ビットのダイナミックレンジを有するA/D変換回
路14が実現される。そして、この実施例の場合は、第
3図の実施例において第2図に示すように第一のA/D
コンバータ(直線A)から第二のA/Dコンバータ(直
線B)に切り換える際にS/Nが一旦低下することがあ
ったが、このようなS/Nの低下を改善することができ
る。
なお、第6図においては1分圧器27a、27bの分圧
比を2のべき来会の1として示したが、本発明はこれに
限らず、分圧比を1/Q(ただしQは任意の数)として
任意の数値としても、データ変換器29において桁のシ
フトと共に有効数値を例えばROM (読出し専用メモ
リ)を用いて任意の倍率の変換を実行することにより、
上記と同様の効果を上げることができる。
また、第6図においては、二個のA/Dコンバータ2k
a、2kbを用いた構成として示したが、本発明はこれ
に限らず、例えば第一の分圧器27aと第一のA/Dコ
ンバータ2kaとの動作を、第二の分圧器27bと第二
のA/Dコンバータ2kbとによって行わせることによ
り、−個のA/Dコンバータ2kbのみで同じ機能を発
揮させることができる。すなわち、第二の分圧器27b
は、最初はに=jとしてその分圧比1/2Kを設定し、
サンプルホールド回路26からの入力アナログ信号を第
二のA/Dコンバータ2kbでディジタル信号に変換す
る6その後、制御器30により上記第二のA/Dコンバ
ータ2kbへの入力信号レベルがフルレンジとなるよう
に、第二の分圧器27゛bの分圧比1/いを設定するた
めに上記の値kを制御するようにすればよい。
〔発明の効果〕
本発明は以上のように構成されたので、A/D変換回路
14を1倍率器22と、A/Dコンバータ23a、23
bと、データ変換器24とで構成したことにより、ビッ
ト数の小さいA/Dコンバータを使用しても取り扱う信
号のダイナミックレンジを拡大することができる。従っ
て、現在実用化されているA/Dコンバータを使用して
、取り扱うエコー信号のダイナミックレンジを大きくす
ることができ、装置の実用化を容易とすることができる
。また、最近の超音波診断装置におけるパルスドツプラ
血流計測においても、本発明によれば、小さいビット数
のA/Dコンバータによって取り扱う信号のダイナミッ
クレンジを拡大することができるので、高速のA/Dコ
ンバータで必要な大きなビット数のA/D変換回路14
を確保するのが比較的容易となる。従って、本発明によ
れば、ディジタル方式の整相回路を偏えた超音波診断装
置を、コスト高を抑えて実用化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による超音波診断装置の実施例を示すブ
ロック図、第2図は本発明の原理を示すもので二個のA
/Dコンバータに対する入力信号の大きさと出力信号の
大きさとの関係を示すグラフ、第3図は本発明に係るA
/D変換回路の第一の実施例を示すブロック図、第4図
は上記第一の実施例によるA/D変換回路の動作を示す
説明図、第5図は上記第一の実施例によるA/D変換回
路の変形例における三個のA/Dコンバータに対する入
力信号の大きさと出力信号の大きさとの関係を示すグラ
フ、第6図はA/D変換回路の第二の実施例を示すブロ
ック図、第7図は上記第二の実施例によるA/D変換回
路の動作を示すフローチャート、第8図は従来のディジ
タル方式の整相回路を備えた超音波診断装置を示すブロ
ック図である。 1a〜1n・・・振動子素子、 2・・・探触子、 3
・・・パルス発生器、 5a〜5n・・・RAM (記
憶装置)、 6・・・加算器、 7・・・表示装置、 
12・・・制御部、  13・・・アナログ方式の遅延
回路、  14・・・A/D変換回路、 21・・・検
波器、 22・・・倍率器、 23a、2ka・・・第
一のA/Dコンバータ、  23b、2kb・・・第二
のA/Dコンバータ、 24.29・・・データ変換器
、 25・・・比較器、 26・・・サンプルホールド
回路、 27a・・・第一の分圧器、  27b・・・
第二の分圧器、  30・・・制御器。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の振動子素子が一列状に配列され超音波を送
    受波する探触子と、上記各振動子素子に所定の遅延時間
    を与えて超音波打ち出しの駆動パルスを印加するパルス
    発生器と、上記探触子の各振動子素子で受波したアナロ
    グエコー信号をディジタル信号に変換するA/D変換回
    路と、このA/D変換回路からのディジタル信号を順次
    記憶する記憶装置と、この記憶装置から所定の遅延を与
    えて読み出したデータを加算する加算器と、この加算器
    からの出力信号をD/A変換して断層像を表示する表示
    装置とを備えて成る超音波診断装置において、上記A/
    D変換回路は、アナログエコー信号のダイナミックレン
    ジを可変する倍率器と、このダイナミックレンジが可変
    されたアナログエコー信号をディジタル信号に変換する
    A/Dコンバータと、上記倍率器の倍率の大きさに対応
    してA/Dコンバータの出力データを変換するデータ変
    換器とで構成したことを特徴とする超音波診断装置。
  2. (2)上記A/D変換回路の倍率器の倍率は1/2^k
    (ただしkは整数)であり、A/Dコンバータは2進数
    のディジタル数に変換するものであり、データ変換器は
    上記A/Dコンバータの出力データをk桁だけシフトし
    て出力するものであることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の超音波診断装置。
  3. (3)上記A/D変換回路は、変換係数の異なる複数個
    のA/Dコンバータを並列に備えて成ることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項または第2項記載の超音波診断
    装置。
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