JPH0116475B2 - - Google Patents

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JPH0116475B2
JPH0116475B2 JP10527686A JP10527686A JPH0116475B2 JP H0116475 B2 JPH0116475 B2 JP H0116475B2 JP 10527686 A JP10527686 A JP 10527686A JP 10527686 A JP10527686 A JP 10527686A JP H0116475 B2 JPH0116475 B2 JP H0116475B2
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JP
Japan
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alcohol
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vapor
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JP10527686A
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Yoshio Yoshimura
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  • Distillation Of Fermentation Liquor, Processing Of Alcohols, Vinegar And Beer (AREA)
  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
  • Alcoholic Beverages (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は蒸留酒の製造方法に関し、特に焼酎の
品質および蒸留効率を向上させる方法に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の製造方法としては単式蒸留によ
るものと連続式蒸留によるものとが知られてい
る。そこで本出願人は、これら両蒸留方法の利点
を生かした蒸留方法を特開昭60−210976号公報に
おいて提案をした。そこで先ずこの蒸留方法をに
ついて概説する。
この方法は、醪を仕込んだ蒸発釜の上部に複数
の精留室を備えた精留塔を載置して構成されたも
ので、蒸発釜から蒸発するアルコール分に富む蒸
気を精留塔内に導き、この精留塔内においてフー
ゼル油、高級脂肪酸等の高沸点不純物を除去した
後、精留塔に接続した冷却器によつてアルコール
分を液化させるものである。この方法によれば従
来の単式蒸留による方法のように中留分のみを区
別して捕集するという手間を省くことができると
ともに、不純物たる高沸点不純物を有効に除去す
ることができる。そして従来の単式蒸留方式によ
つて得ていた乙類焼酎の特質が損なわれることの
ない特徴を上記提案方法は有していた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、上記提案方法によつて製造された焼
酎であつても、例えばより高純度が望まれるよう
な場合によつては再蒸留操作をせざるを得なかつ
た。
本発明は叙上の問題点を鑑みてなされたもので
再蒸留するまでもなく所望のより高純度の焼酎を
得ることのできる方法を提案するものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明方法は、蒸発釜からのアルコール分に富
んだ蒸気が精留塔に達した際、この精留塔内にこ
の精留塔内の水蒸気及びアルコール蒸気に対する
アルコール濃度を希釈すべきアルコール濃度にな
るように水蒸気を導き、この水蒸気とアルコール
分に富んだ蒸気を混合して、蒸気再留を行ない冷
却器によつて冷却液化して蒸留酒を製造するよう
にしたものである。
〔作用〕
本発明方法によれば、精留塔内に浮遊するアル
コール分に富んだ精留蒸気に水蒸気を導入して混
合し、高沸点不純物を希釈拡散させて、然るのち
この混合蒸気の水蒸気を高沸点不純物と共に精留
塔内の低温水中に残留させる一方、精留塔内のア
ルコール分に富んだ蒸気は高度に希釈された微量
の高沸点不純物とともに精留塔から排出されて冷
却液化される。
〔実施例〕
以下図示実施例に基づいて本発明を説明する
と、同図において、蒸発釜1内には蒸留するため
の醪2が仕込まれており、この蒸発釜1の上部開
口部1aにはフランジを介して精留塔3が取付け
られている。この精留塔3は第1塔31、第2塔
32、および第3塔33の各精留部を備え、これ
らは各々同一外径の円筒状に形成され、第1塔3
1ないし第3塔33まで順次重積配置されてい
る。そして第1塔31の下端開口部31aは、上
記蒸発釜1の上部開口部1aと気密を保持するよ
うに連結されている。この第1塔31は、図中明
らかなように第2塔32および第3塔33よりそ
の丈が若干長い円筒状に形成されており、その略
中央に位置させて、貯水槽31bが画成され、こ
の側壁には給水部31cおよび溢流部31dが配
設されていて、この貯水槽31bの水を常に溢流
させ、アルコール蒸気の冷却に適した低温に保持
されている。この貯水槽31bの上方には隔壁3
1eを介して精留室31fが画成され、この隔壁
31eには上記貯水槽31bを貫通して、上記釜
1のアルコール蒸気が通過するように嵌装された
流通路31gが複数設けられている。この流通路
31gの上端には半球状のキヤツプ31hがかぶ
せられ、その下縁には精留室31fの下部に満た
された水面下に潜り込ませて取付けられ、かつ流
通路31g上端はこの水面上に突出している。こ
の水量は、精留室31f側壁の覗窓31iから視
て、給水部31jのバルブ操作によつて適当に調
整できるようになつている。さらに、その精留室
31fにはフーゼル油等を分離した水を蒸発釜1
内に戻すように、精留室31fの底面を形成した
上記隔壁31eおよび貯水槽31bを貫通し、蒸
発釜1を底面に達するようにした溢流管31kが
取付けられている。その溢流管31kは上下方向
に可変で焼酎の種類等によつて水量を調節できる
ようになつている。したがつて精留室31f内で
分離除去されたフーゼル油等は、この溢流管31
kを介して常に蒸発釜1に戻されるようになつて
いる。
第1塔31の上部開口部には第2塔32が上述
したように重積配置されている。そしてこの第2
塔32は偏平筒状に形成されて、その下部が貯水
槽32bとして画成されており、上述したと同様
のアルコール蒸気の冷却に供される。そしてこの
貯水槽32bの上部には、第1塔31の場合と同
様隔壁32eを介して精留室32fが画成される
とともに、第1塔31と同様の流通路32g、キ
ヤツプ32hおよび溢流管32kを備えている。
その溢流管32kは第1塔31のものと多少相違
し、第2塔32の隔壁32eおよび貯水槽32b
を貫通して第1塔の精留室31fの水面下に達す
るように取付けられている。
この第2塔32の上部開口部にはさらに、この
第2塔32と略同一構造の第3塔33が取付けら
れており、その貯水槽33bは上述した貯水槽3
1b,32bと同様に構成され、その塔上端は閉
塞されている。また、さらに必要であるならば、
これらの塔を順次重積配置してその精製能力を高
めることができる。なお、これら第2および第3
塔におけるその他の構成要素については第1塔の
構成要素と同一の添字を付して図示されている。
さらに、上記第1塔31ないし第3塔33の各
精留室31f,32f,33fの側壁には、一回
の蒸留操作を終了する毎にこの部位のフーゼル油
等を含む水を排出するための排出部311,32
1,331が取付けられ、これらの側壁上部に
は、各精留室31f,32f,33fの空間、つ
まり精製されたアルコール蒸気の充満する空間に
連結された蒸気の排出部31m,32m,33m
があり、これらは冷却器4に配管接続されている
とともに、このアルコール分の検査をするための
テスタ(図示せず)に接続されている。この冷却
器4は、蛇管41とこれを囲繞する室42と、こ
の室42に給水する給水部43と、この室42内
の水を排出する溢流部44と、操作終了後に室4
2の水を排出する排水部45とを備えている。こ
の冷却器4によつて冷却液化された留分は上記蛇
管41を経て、これに連結された配管によつて図
示しない貯留槽に導かれ、蒸留、精製された焼酎
原酒を貯留するようになされている。
そして、第2塔32側壁には図示のように蒸気
配管34が接続されていてこの第2塔32の精留
室32fに蒸気を導入するようになされている。
即ち、上記精留塔32f内に、この精留塔32
f内に蒸留酒(低温水)のアルコール濃度を希釈
すべきアルコール濃度になるように上記蒸気配管
34を介して水蒸気を導入するようにしている。
導入する水蒸気によつて精留塔32f内の上記ア
ルコール濃度を希釈するが、その量は、希釈すべ
きアルコール濃度によつて異なる。例えばアルコ
ール度数46゜の蒸留酒430をアルコール度数20゜
に希釈する場合には、次のように希釈すべき水
量、いわゆる割水を算出する。上記アルコール度
46゜の蒸留酒430中には197.8のアルコールが
含有されており、197.8のアルコールをアルコ
ール度20゜の蒸留酒にすると、989の蒸留酒とし
て得られることになる。つまり、アルコール度
46゜の蒸留酒430をアルコール度20゜の蒸留酒に
するには559の割水が必要になる。今、上記精
留塔32f内のアルコール留分のアルコール濃度
が46゜であるとすると、559×1/20=27.95
の水蒸気を導入すればよく、このように水蒸気を
導入すると水蒸気温度より低い精留塔32f内の
アルコール蒸気と水蒸気間に熱エネルギの授受が
起こり、精留塔32f内におけるアルコールの蒸
発を促進する。このようにして導入された水蒸気
は第2塔32の精留室32f水中において精留さ
れたアルコール分に富んだ蒸気と混合することに
なる。この混合蒸気はさらに第3塔33の流通路
33g及びキヤツプ33hを経てその精留室33
fの低温水中に潜り込み、その水面上へとバブリ
ングすることになる。このように混合蒸気がバブ
リングすると混合蒸気のうち水蒸気の大半は精留
室33fの水中に残留することになるが、このと
きこの水蒸気とともに蒸気中に希釈拡散した高沸
点不純物も除去されて、いわゆる再蒸留操作と同
様の作用がこの第3塔33内で行なわれるため、
よりアルコール分に富んだ蒸気がその排気部33
mから排出される。従つて排気部33m下流側に
配設された冷却器4において凝縮される留分は、
第2塔32内に蒸気を導入しない場合よりもアル
コール濃度が高くなるとともに高沸点不純物は高
度に除去されて微量になり、その結果得られた蒸
留酒は品質に優れたものになるようになされてい
る。
したがつて、図示しない加熱器によつて加熱さ
れた醪2は、所定温度に達すると沸騰するが、こ
れ以前からアルコール分、水などは蒸発し始め
て、醪2内に含まれるフーゼル油および高級脂肪
酸の高沸点不純物が混合蒸気に随伴される。この
アルコールおよび水を主成分とする蒸気は、ま
ず、第1塔31の複数の流通路31gを通過する
ことになる。流通路31gを通過した冷却蒸気
は、流通路31gのキヤツプ31hに案内され
て、貯水槽31bの冷却水によつて冷却された精
留室31fの水中にバブリングして精留室31f
空間に充満するが、このバブリング過程の蒸気は
水との温度差によつて冷却されて沸点の高いフー
ゼル油等の高沸点不純物の多くは凝結して水中に
分離される。このようにして高沸点純物の多くが
除去されたアルコール分に富む蒸気は、さらに第
2塔32の流通路32g、キヤツプ32hを経由
して精留室32fの水中に潜り込み、ここでさら
に高沸点不純物は除去されることになる。この場
合、水蒸気中の高沸点不純物の含有量は第1塔3
1の流通路31gに流入するものよりも大巾に低
下しているため高沸点不純物の分離効率が低下す
る。ところが、この第2塔32には蒸気配管34
を介して水蒸気がこの精留室32fに導入され
て、ここで精留されたアルコール分に富む蒸気と
混合して、混合蒸気として第3塔33の流通路3
3g、キヤツプ33hを経て精留室33fの水中
にバブリングする。この際、混合蒸気のうち高度
に希釈された高沸点不純物はその大半の水蒸気と
ともに精留室33f水中に分離されてその含有量
をさらに微量なものにする。このようにして得ら
れた蒸気が精留室33fから排気部33mを介し
て流出すると下流側の冷却器4において冷却され
て液化し蒸留酒として貯留される。したがつて本
実施例方法によればよる高品質の蒸留酒、つまり
焼酎が得られるために再蒸留操作をするまでもな
く品質に優れた焼酎を得ることができる。
また、このようにして得られた焼酎は蒸気テス
タによつてその酒質を検査することができる。
〔発明の効果〕
以上本発明方法によれば、精留塔内を通過する
アルコール部に富んだ蒸気に水蒸気を導入して、
この水蒸気とともに高沸点不純物を精留塔内の水
中に分離するようにしたため、一度の蒸留操作で
殆どの高沸点不純物を分離除去することができ、
従来のように再蒸留操作をするまでもなく高品質
の蒸留酒を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明方法に使用する蒸留酒の製造装置を
示す図である。 1:蒸発釜、2:醪、3:精留塔、31,3
2,33:塔(精留室)、31g,32g,33
g:流通路(蒸気通路)、31h,32h,33
h:キヤツプ、31k,32k,33k:溢流
路、31m,32m,33m:蒸気排出部、3
4:蒸気配管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 蒸発釜に仕込んだ醪を加熱してアルコール分
    等を蒸発させ、次いでこのアルコール蒸気を蒸発
    釜上部に配置された精留塔内の低温水中に導きバ
    ブリングさせて上記アルコール蒸気に含まれた高
    沸点留分であるフーゼル油、高級脂肪酸等を分
    離、除去するに際し、上記精留塔内に、該精留塔
    内の低温水のアルコール濃度を希釈すべきアルコ
    ール濃度になるように水蒸気を供給させ、然るの
    ちこれら混合蒸気を冷却、液化して再蒸留酒を製
    造することを特徴とする蒸留酒の製造方法。
JP61105276A 1986-05-08 1986-05-08 蒸留酒の製造方法 Granted JPS62262983A (ja)

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