JPH01164778A - コンクリートの養生保護被膜及びその形成方法 - Google Patents
コンクリートの養生保護被膜及びその形成方法Info
- Publication number
- JPH01164778A JPH01164778A JP32309887A JP32309887A JPH01164778A JP H01164778 A JPH01164778 A JP H01164778A JP 32309887 A JP32309887 A JP 32309887A JP 32309887 A JP32309887 A JP 32309887A JP H01164778 A JPH01164778 A JP H01164778A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- concrete
- coating
- film
- formwork
- acrylic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000011253 protective coating Substances 0.000 title claims abstract description 10
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 title description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 claims abstract description 65
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 claims abstract description 64
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 claims abstract description 29
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 claims abstract description 29
- 239000003973 paint Substances 0.000 claims abstract description 27
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 6
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 6
- 238000009415 formwork Methods 0.000 claims description 41
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims description 7
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 2
- 229920006026 co-polymeric resin Polymers 0.000 abstract description 3
- 239000002904 solvent Substances 0.000 abstract description 3
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 9
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 7
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 239000004570 mortar (masonry) Substances 0.000 description 6
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 5
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 5
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 5
- 239000004568 cement Substances 0.000 description 4
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 4
- 239000002480 mineral oil Substances 0.000 description 3
- 235000010446 mineral oil Nutrition 0.000 description 3
- 239000006082 mold release agent Substances 0.000 description 3
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 2
- 239000011083 cement mortar Substances 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 2
- 239000004816 latex Substances 0.000 description 2
- 229920000126 latex Polymers 0.000 description 2
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 1
- 230000001680 brushing effect Effects 0.000 description 1
- 238000005056 compaction Methods 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 230000002441 reversible effect Effects 0.000 description 1
- 238000010079 rubber tapping Methods 0.000 description 1
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 1
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 1
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明はコンクリートの養生保護被膜及びその形成方
法に関する。
法に関する。
(従来の技術)
コンクリートの養生としては、コンクリートの表面を非
通気性のシートや塗膜で覆って水分の蒸発を防ぐことが
一般に行われている。しかしなから、非通気性のシート
でコンクリートを被覆すると部分的に水分の蒸発を充分
に防ぐことか出来なかったり、塗膜による場合は被膜の
形成、性状の点で病足すべきものが得られなかった。市
販されているストリッパブルペイントは、これを塗布後
乾燥して硬化した段階で得られる可剥性被膜か連続性に
優れているので注目されているか、このものは厚みも一
般に20〜500μmであり機械的強度も弱いものが多
い。これは製品を、その輸送や保管中に摩耗や腐蝕から
一時的に保護するには充分であるか、この被膜に外気と
の強い遮断性や機械的強度を期待することはできない。
通気性のシートや塗膜で覆って水分の蒸発を防ぐことが
一般に行われている。しかしなから、非通気性のシート
でコンクリートを被覆すると部分的に水分の蒸発を充分
に防ぐことか出来なかったり、塗膜による場合は被膜の
形成、性状の点で病足すべきものが得られなかった。市
販されているストリッパブルペイントは、これを塗布後
乾燥して硬化した段階で得られる可剥性被膜か連続性に
優れているので注目されているか、このものは厚みも一
般に20〜500μmであり機械的強度も弱いものが多
い。これは製品を、その輸送や保管中に摩耗や腐蝕から
一時的に保護するには充分であるか、この被膜に外気と
の強い遮断性や機械的強度を期待することはできない。
本願の発明石らも、先に型枠の内面に可剥性被膜を形成
させ、この型枠を用いてコンクリートの表面に可剥性被
膜を被覆させる技術を提案した(特開昭62−3360
7号)。確かに、これによればコンクリート成形品の表
面に保護膜を容易に形成することが出来るが、ここに形
成される被膜の機械的強度に問題があった。実用面でい
えば、型枠の内面に可剥性被膜を形成した型枠を用いて
コンクリートの打設、あるいは鉄筋などの配筋を行う場
合、コンクリートの落下衝撃や鉄筋のこすり、ひっかけ
などで、型枠内面に形成した可剥性被膜が容易に破損し
た。それがため、この技術によって型枠からコンクリー
トへと反転して被覆される被膜もしばしば破損したもの
となっていた。
させ、この型枠を用いてコンクリートの表面に可剥性被
膜を被覆させる技術を提案した(特開昭62−3360
7号)。確かに、これによればコンクリート成形品の表
面に保護膜を容易に形成することが出来るが、ここに形
成される被膜の機械的強度に問題があった。実用面でい
えば、型枠の内面に可剥性被膜を形成した型枠を用いて
コンクリートの打設、あるいは鉄筋などの配筋を行う場
合、コンクリートの落下衝撃や鉄筋のこすり、ひっかけ
などで、型枠内面に形成した可剥性被膜が容易に破損し
た。それがため、この技術によって型枠からコンクリー
トへと反転して被覆される被膜もしばしば破損したもの
となっていた。
(発明が解決しようとする問題点)
この発明は、コンクリートの養生のために被覆される被
膜を、型枠からの反転の容易な可剥性被膜を用いつつ、
その機械的強度を高めたコンクリートの養生保護被膜を
得ること及びその被膜を形成する方法に関するものであ
る。
膜を、型枠からの反転の容易な可剥性被膜を用いつつ、
その機械的強度を高めたコンクリートの養生保護被膜を
得ること及びその被膜を形成する方法に関するものであ
る。
(問題点を解決するための手段)
この発明は、コンクリートを脱型することにより型枠か
ら反転してコンクリートの表面に形成された樹脂被膜で
あって、可剥性被膜の下にアクリル樹脂被膜が一体に裏
打ちされていることを特徴とするコンクリートの養生保
護被膜、及び型枠にストリッパブルペイントを塗布した
後乾燥することによって形成される可剥性被膜の上に、
アクリル樹脂の塗料を塗布してアクリル樹脂の被膜を形
成し、この型枠を用いてコンクリートを成形し、コンク
リートの硬化後脱型することによって型枠に形成した上
記の被膜をコンクリートの表面に反転することを特徴と
するコンクリートの養生保護被膜の形成方法である。以
下に、これらの発明をさらに説明する。
ら反転してコンクリートの表面に形成された樹脂被膜で
あって、可剥性被膜の下にアクリル樹脂被膜が一体に裏
打ちされていることを特徴とするコンクリートの養生保
護被膜、及び型枠にストリッパブルペイントを塗布した
後乾燥することによって形成される可剥性被膜の上に、
アクリル樹脂の塗料を塗布してアクリル樹脂の被膜を形
成し、この型枠を用いてコンクリートを成形し、コンク
リートの硬化後脱型することによって型枠に形成した上
記の被膜をコンクリートの表面に反転することを特徴と
するコンクリートの養生保護被膜の形成方法である。以
下に、これらの発明をさらに説明する。
発明者らは、型枠に可剥性被膜を形成し、この型枠を用
いてコンクリートを成形する場合の、可剥性被膜の強度
及びその補強方法についていくつかの実験を行った。こ
うした型枠を用いてコンクリートを打設する場合、コン
クリートの落下衝撃によって、しばしば型枠内面に形成
した可剥性被膜が損傷される状況を知るためである。
いてコンクリートを成形する場合の、可剥性被膜の強度
及びその補強方法についていくつかの実験を行った。こ
うした型枠を用いてコンクリートを打設する場合、コン
クリートの落下衝撃によって、しばしば型枠内面に形成
した可剥性被膜が損傷される状況を知るためである。
実験は、第1に鋼製型枠の表面にストリップペイント(
関西ペイント社商品名)100部(以下「部」は重量部
を示す)に対しシンナー60部を混合したものをよく撹
拌した後、エアレスタイプの吹き付は装置で200g/
rr?の割合で吹き付け、この被膜の強度を調べた。塗
料を吹き付けた翌日に、その表面をワイヤーブラシで擦
ったところ、2回で可剥性塗膜がボロボロになって剥離
してしまった。次に、膜厚を増すために、1層目を20
0 g/rr?で吹き付けた後に20°Cの部屋で1時
間乾燥させてから、再度同量のストリップペイントを吹
き付け、翌日同様のブラシかけの試験を行ったところ、
3回半の擦りでもって同様にボロボロになって剥離して
しまった。
関西ペイント社商品名)100部(以下「部」は重量部
を示す)に対しシンナー60部を混合したものをよく撹
拌した後、エアレスタイプの吹き付は装置で200g/
rr?の割合で吹き付け、この被膜の強度を調べた。塗
料を吹き付けた翌日に、その表面をワイヤーブラシで擦
ったところ、2回で可剥性塗膜がボロボロになって剥離
してしまった。次に、膜厚を増すために、1層目を20
0 g/rr?で吹き付けた後に20°Cの部屋で1時
間乾燥させてから、再度同量のストリップペイントを吹
き付け、翌日同様のブラシかけの試験を行ったところ、
3回半の擦りでもって同様にボロボロになって剥離して
しまった。
第2の実験として、第1の実験で用いた可剥性被膜を補
強する目的で、この可剥性被膜の上に、第1−表に示す
ような普通セメント(No、1)、ジェットセメント(
No、2)、ラテックスモルタル(No、 3 )及び
アクリル樹脂塗料を塗布した。セメント系材料にっては
エアレスタイプのモルタル吹きイ」け機で、また樹脂系
材料についてはエアレスタイプのモルタル吹き付は機で
、30X60X8Qmの鋼製型枠のセメント系材料では
500 g/rrf’、樹脂系材料では200 g/r
rr′の割合で吹き付けた。
強する目的で、この可剥性被膜の上に、第1−表に示す
ような普通セメント(No、1)、ジェットセメント(
No、2)、ラテックスモルタル(No、 3 )及び
アクリル樹脂塗料を塗布した。セメント系材料にっては
エアレスタイプのモルタル吹きイ」け機で、また樹脂系
材料についてはエアレスタイプのモルタル吹き付は機で
、30X60X8Qmの鋼製型枠のセメント系材料では
500 g/rrf’、樹脂系材料では200 g/r
rr′の割合で吹き付けた。
第 1 表
このものを翌日観察したところ、普通セメントモルタル
及びジェットセメントモルタルを吹き付けたものは細か
なひび割れが多く発生しており、ワイヤブラシで3回擦
るとモルタル中の砂と一緒に部分的にモルタルの剥離を
生じ、この部分ではざらに可剥性被膜も剥離した。しか
し、ラテックスモルタル又はアクリル樹脂の被膜を形成
したものには、ひび割れもなく、又ワヤーブラシによる
30回の擦り試験に対しても被膜が剥離することなく、
可剥性被膜の補助効果を充分示すことが認められた。
及びジェットセメントモルタルを吹き付けたものは細か
なひび割れが多く発生しており、ワイヤブラシで3回擦
るとモルタル中の砂と一緒に部分的にモルタルの剥離を
生じ、この部分ではざらに可剥性被膜も剥離した。しか
し、ラテックスモルタル又はアクリル樹脂の被膜を形成
したものには、ひび割れもなく、又ワヤーブラシによる
30回の擦り試験に対しても被膜が剥離することなく、
可剥性被膜の補助効果を充分示すことが認められた。
第3の試験として、第1図に示す鋼製型枠を用いて実際
に流動性コンクリートを投入する実験を行った。コンク
リートをホッパー(入口断面25X25cm)A部より
連続的に投入する。コンクリートは、中間に屈曲部を有
しかつ内面に可剥性被膜を形成した2 0 X 15
cmの断面矩形の筒型(長さ100cm)B部の内部を
通して落下し、0部の受箱に落ち込む。なお、B部の型
枠の内面には可剥性塗料を200 g/rrrの割で吹
き付けたもの、及びさらにその上にアクリル樹脂を20
0g/rrrの割で2層に吹き付けたものの2種類を用
いた。
に流動性コンクリートを投入する実験を行った。コンク
リートをホッパー(入口断面25X25cm)A部より
連続的に投入する。コンクリートは、中間に屈曲部を有
しかつ内面に可剥性被膜を形成した2 0 X 15
cmの断面矩形の筒型(長さ100cm)B部の内部を
通して落下し、0部の受箱に落ち込む。なお、B部の型
枠の内面には可剥性塗料を200 g/rrrの割で吹
き付けたもの、及びさらにその上にアクリル樹脂を20
0g/rrrの割で2層に吹き付けたものの2種類を用
いた。
実験はA部より第2表と同一配合のスランプ18印の軟
かい建築用コンクリート45ノを徐々に流し込んで0部
で受けるやり方で3回繰り返した後、B部分の型枠を解
体し、主にBaとBb部分の可剥性被膜の損傷状態を肉
眼で観察した。その結果、可剥性被膜のみのものは、特
にBa部分で型枠の肌面か小さく露出している部分が多
く見受けられるのに対し、Bb部分では全体的に剥離現
象が生じていた。
かい建築用コンクリート45ノを徐々に流し込んで0部
で受けるやり方で3回繰り返した後、B部分の型枠を解
体し、主にBaとBb部分の可剥性被膜の損傷状態を肉
眼で観察した。その結果、可剥性被膜のみのものは、特
にBa部分で型枠の肌面か小さく露出している部分が多
く見受けられるのに対し、Bb部分では全体的に剥離現
象が生じていた。
一方、可剥性被膜の上にアクリル樹脂で被覆したものは
、Ba部分でアクリル樹脂の表面にわずかな傷がある程
度見受けられるが、可剥性被膜自体が剥離あるいは浮い
たような箇所は見られず、Ba部分についてはまったく
損傷部分は見受けられなかった。
、Ba部分でアクリル樹脂の表面にわずかな傷がある程
度見受けられるが、可剥性被膜自体が剥離あるいは浮い
たような箇所は見られず、Ba部分についてはまったく
損傷部分は見受けられなかった。
上記の実験を通じて理解されるように、型枠の内面に可
剥性被膜を形成し、この上にアクリル樹脂の被膜を形成
した型枠は、これにコンクリートを打設しても被膜の損
傷はほとんどない。そこで本発明は、コンクリートを型
枠から脱型することによってコンクリートの表面に型枠
の内面から反転することによって保護被膜を形成するも
のであり、かつこの保護被膜の構成を可剥性被膜の下に
アクリル樹脂被膜が一体に裏打ちされてなるものとした
ものである。可剥性被膜は、厚みも一般に薄く機械的強
度も弱いが、被膜としての連続性に優れているとともに
、型枠から引き剥がされてコンクリートの表面に反転し
てこれを被覆するので好適な被覆材である。また、この
可剥性被膜に裏打ちされるアクリル樹脂被膜は、表面の
可剥性被膜の機械的強度の弱点をよく補填するとともに
、コンクリートの接着力は、可剥性被膜と型枠との接着
力よりも大で、その結果として被膜の型枠からコンクリ
ートへの反転をスムースに行なわしめることになる。し
かしながら、コンクリートの養生後は、この被膜を引き
剥がすことが容易に出来る程度の接着力しかない。この
ため、この2層からなる保護被膜はコンクリートの養生
のための一時的な保護被膜としての要件である型枠から
反転容易性、被膜の機械的強度、養生後の剥ぎ取り性と
いったことを全て有することになる。
剥性被膜を形成し、この上にアクリル樹脂の被膜を形成
した型枠は、これにコンクリートを打設しても被膜の損
傷はほとんどない。そこで本発明は、コンクリートを型
枠から脱型することによってコンクリートの表面に型枠
の内面から反転することによって保護被膜を形成するも
のであり、かつこの保護被膜の構成を可剥性被膜の下に
アクリル樹脂被膜が一体に裏打ちされてなるものとした
ものである。可剥性被膜は、厚みも一般に薄く機械的強
度も弱いが、被膜としての連続性に優れているとともに
、型枠から引き剥がされてコンクリートの表面に反転し
てこれを被覆するので好適な被覆材である。また、この
可剥性被膜に裏打ちされるアクリル樹脂被膜は、表面の
可剥性被膜の機械的強度の弱点をよく補填するとともに
、コンクリートの接着力は、可剥性被膜と型枠との接着
力よりも大で、その結果として被膜の型枠からコンクリ
ートへの反転をスムースに行なわしめることになる。し
かしながら、コンクリートの養生後は、この被膜を引き
剥がすことが容易に出来る程度の接着力しかない。この
ため、この2層からなる保護被膜はコンクリートの養生
のための一時的な保護被膜としての要件である型枠から
反転容易性、被膜の機械的強度、養生後の剥ぎ取り性と
いったことを全て有することになる。
本発明になる養生保護被膜の表面層を構成する可剥性被
膜としては、第1の実験で使用したストリップペイント
の如き通称ストリッパブルペイントといわれている塗料
を塗布して形成された被膜であって、厚さは通常200
〜500μmとする。
膜としては、第1の実験で使用したストリップペイント
の如き通称ストリッパブルペイントといわれている塗料
を塗布して形成された被膜であって、厚さは通常200
〜500μmとする。
また、これと重ね合せられるアクリル樹脂被膜としては
、アクリル樹脂を溶剤に溶かして得られる通常のアクリ
ル樹脂塗料を塗布し乾燥して得られる被膜であり、厚さ
50〜200μmか好適である。
、アクリル樹脂を溶剤に溶かして得られる通常のアクリ
ル樹脂塗料を塗布し乾燥して得られる被膜であり、厚さ
50〜200μmか好適である。
また、本願の第2の発明について説明すれば次の通りで
ある。
ある。
まず、型枠内面に上記に説明したと同様のストリッパブ
ルベイトを塗布する。これを乾燥してここに可剥性被膜
を形成する。ここでの塗料の塗布量は100〜400g
/rrf’か適当である。これを塗布すると、1〜2時
間で乾燥しここに被膜が形成される。被膜が形成された
らその上にアクリル樹脂塗料を塗布して乾燥し、ここに
アクリル樹脂の被膜を形成する。ここに使用するアクリ
ル樹脂の塗料としては、例えばアクリル−ウレタン、ア
クリル−シリコン等の共重合樹脂で、樹脂と溶剤の割合
が1..0.2層1程度のものか好適である。
ルベイトを塗布する。これを乾燥してここに可剥性被膜
を形成する。ここでの塗料の塗布量は100〜400g
/rrf’か適当である。これを塗布すると、1〜2時
間で乾燥しここに被膜が形成される。被膜が形成された
らその上にアクリル樹脂塗料を塗布して乾燥し、ここに
アクリル樹脂の被膜を形成する。ここに使用するアクリ
ル樹脂の塗料としては、例えばアクリル−ウレタン、ア
クリル−シリコン等の共重合樹脂で、樹脂と溶剤の割合
が1..0.2層1程度のものか好適である。
−]〇 −
塗料の塗布方法は特に限定されないか、エアレスタイプ
の吹き付は装置を用いるのかよく、膜厚は50〜200
μm程度が、強度、経済性の点で好ましい。アクリル樹
脂塗料の塗布後1〜2時間で被膜が形成されるので、こ
の段階でこの型枠を用いてコンクリートをこの中に打ち
込み、これを硬化した段階で脱型する。すると、予め型
枠内面に形成しておいた被膜が型枠内面から剥離されて
硬化したコンクリ−1・の表面に反転して被覆される。
の吹き付は装置を用いるのかよく、膜厚は50〜200
μm程度が、強度、経済性の点で好ましい。アクリル樹
脂塗料の塗布後1〜2時間で被膜が形成されるので、こ
の段階でこの型枠を用いてコンクリートをこの中に打ち
込み、これを硬化した段階で脱型する。すると、予め型
枠内面に形成しておいた被膜が型枠内面から剥離されて
硬化したコンクリ−1・の表面に反転して被覆される。
これによって本願発明になる養生保護被膜がコンクリー
トの表面に形成される。その後は、この状態で所定の日
数養生し、養生が充分なされた時点でこの被膜はコンク
リートから剥離する。これによって美麗でよく養生され
たコンクリートが得られることになる。以下に実施例を
あげてこの発明をさらに説明する。
トの表面に形成される。その後は、この状態で所定の日
数養生し、養生が充分なされた時点でこの被膜はコンク
リートから剥離する。これによって美麗でよく養生され
たコンクリートが得られることになる。以下に実施例を
あげてこの発明をさらに説明する。
実施例1゜
第2図に示すような底面に凹凸のある鋼製の型枠を3個
用意した。この中の1つの型枠の内面にストリップペイ
ントを、200 g / c!の割合で吹き付け、1時
間経過後にその上からアクリル樹脂(「トップコート」
株式会社小野田社商品名)に同量のシンナーを加えたも
のを、100 g / dの割合で吹き付けた。翌日な
って第2表に示す配合のコンクリートを型枠の中に投入
して振動成形し、表面仕上げを行ってから所定の蒸気養
生をしてその翌日脱型した。
用意した。この中の1つの型枠の内面にストリップペイ
ントを、200 g / c!の割合で吹き付け、1時
間経過後にその上からアクリル樹脂(「トップコート」
株式会社小野田社商品名)に同量のシンナーを加えたも
のを、100 g / dの割合で吹き付けた。翌日な
って第2表に示す配合のコンクリートを型枠の中に投入
して振動成形し、表面仕上げを行ってから所定の蒸気養
生をしてその翌日脱型した。
第 2 表
脱型は木ヅチで型枠の底面を軽く叩くだけで簡単に出来
た。脱型した製品はそのまま室温下に1週間放置し、そ
の後コンクリートに付着していた被膜を剥がした。被膜
の剥離は引きちぎれなどなく連続してスムースに行うこ
とが出来た。被膜を剥離後の裸のコンクリートを屋外に
1ケ月放置してから観察したところ、表面に小さなひび
割れは見られなかった。
た。脱型した製品はそのまま室温下に1週間放置し、そ
の後コンクリートに付着していた被膜を剥がした。被膜
の剥離は引きちぎれなどなく連続してスムースに行うこ
とが出来た。被膜を剥離後の裸のコンクリートを屋外に
1ケ月放置してから観察したところ、表面に小さなひび
割れは見られなかった。
比較例として、型枠に鉱油系の離型材を塗布したもの、
型枠内面にストリップペイントを200g / rr?
の割合で吹き付けただけのもので、実施例1と同様にし
てコンクリートの成形を行って脱型したところ、鉱油系
離型剤を用いたものは脱型かやや困難で、脱型後のコン
クリートにコバ欠けかり、また表面に気泡、ふくれが多
く見られた。なお、他の可剥性被膜だけを形成したもの
は脱型も容易でコバ欠けもなかったが、これを1週間養
生後に被膜を引き剥かずときに、被膜が多数にち切れて
連続して簡単に引き剥がすことが出来なかった。これら
の2つの比較例品を実施例と同様に1ヶ月屋外に放置し
たところ、′鉱油系離型剤を用いたものは、脱型後の急
激な乾燥によるものと思われるひび割れが発生していた
が、可剥性被膜を用いたものはひび割れの発生は認めら
れなかった。
型枠内面にストリップペイントを200g / rr?
の割合で吹き付けただけのもので、実施例1と同様にし
てコンクリートの成形を行って脱型したところ、鉱油系
離型剤を用いたものは脱型かやや困難で、脱型後のコン
クリートにコバ欠けかり、また表面に気泡、ふくれが多
く見られた。なお、他の可剥性被膜だけを形成したもの
は脱型も容易でコバ欠けもなかったが、これを1週間養
生後に被膜を引き剥かずときに、被膜が多数にち切れて
連続して簡単に引き剥がすことが出来なかった。これら
の2つの比較例品を実施例と同様に1ヶ月屋外に放置し
たところ、′鉱油系離型剤を用いたものは、脱型後の急
激な乾燥によるものと思われるひび割れが発生していた
が、可剥性被膜を用いたものはひび割れの発生は認めら
れなかった。
実施例2゜
第3図に示す壁付き柱型の鋼製型枠を用いて、内壁に相
当する鋼製パネルAを組み立てた後、その内面にストリ
ップペイント]、 O0部に対しシンナー60部を混合
したものをよく撹伴してエアレスタイプの吹き付は装置
で200 g/ryf’の割合で吹き付けた。塗料を1
時間乾燥させた後、その上にアクリル樹脂(、l−ツブ
コート)に同量のシンナーを加えよく撹伴したものを吹
き付け3時間乾燥させた。その後、鉄筋を所定の位置に
セットしてから、鋼製パネルAと同様な方法で処理した
外壁となる鋼製型枠Bを建て込み、最後にスペーサーに
て型枠全体を締めて型枠のセットを完了した。
当する鋼製パネルAを組み立てた後、その内面にストリ
ップペイント]、 O0部に対しシンナー60部を混合
したものをよく撹伴してエアレスタイプの吹き付は装置
で200 g/ryf’の割合で吹き付けた。塗料を1
時間乾燥させた後、その上にアクリル樹脂(、l−ツブ
コート)に同量のシンナーを加えよく撹伴したものを吹
き付け3時間乾燥させた。その後、鉄筋を所定の位置に
セットしてから、鋼製パネルAと同様な方法で処理した
外壁となる鋼製型枠Bを建て込み、最後にスペーサーに
て型枠全体を締めて型枠のセットを完了した。
コンクリートは型枠上部より打ち込んだ。使用したコン
クリ−1・は実施例1と同様なものとした。
クリ−1・は実施例1と同様なものとした。
打ち込み後棒状パイブレークにて締め固めを行った。型
枠からの脱型は7日後に行ったが簡単に出来た。コンク
リート側に反転した被膜には傷は全くなかった。コンク
リートに被覆された被膜を脱型後20日経て剥離したと
ころ、被膜は連続して一枚で簡単に剥がすことが出来た
。剥離後のコンクリ−1・の表面性状は平滑で光沢があ
った。
枠からの脱型は7日後に行ったが簡単に出来た。コンク
リート側に反転した被膜には傷は全くなかった。コンク
リートに被覆された被膜を脱型後20日経て剥離したと
ころ、被膜は連続して一枚で簡単に剥がすことが出来た
。剥離後のコンクリ−1・の表面性状は平滑で光沢があ
った。
(発明の効果)
この発明によると、コンクリ−1・の脱型後直ちに養生
のための被膜か形成されるとともに、その被膜か、型枠
からコンクリート成形体の表面形状の如何に拘らず一致
して平滑に形成される。そしてここに形成される被膜は
、その裏面にアクリル樹脂の被膜で裏打ちされ補強され
ているので、養生終了後コンクリートから引き剥がす場
合、連続して一枚で剥離することが出来て、その作業も
至って簡単である。
のための被膜か形成されるとともに、その被膜か、型枠
からコンクリート成形体の表面形状の如何に拘らず一致
して平滑に形成される。そしてここに形成される被膜は
、その裏面にアクリル樹脂の被膜で裏打ちされ補強され
ているので、養生終了後コンクリートから引き剥がす場
合、連続して一枚で剥離することが出来て、その作業も
至って簡単である。
従って、この発明によれば、コンクリートの養生のため
の被膜は従来と比較して格段に簡便でかつ確実となった
。このため最終的に得られるコンクリートの性状もまた
それだけ良好なものとなる。
の被膜は従来と比較して格段に簡便でかつ確実となった
。このため最終的に得られるコンクリートの性状もまた
それだけ良好なものとなる。
第1図は、型枠に形成した被膜の剥離状況を調べるため
の実験の説明図、第2図はこの発明の1実施例に用いら
れる型枠の斜視図、第3図はこの発明の他の実施例に用
いられる型枠の斜視図である。 第1図
の実験の説明図、第2図はこの発明の1実施例に用いら
れる型枠の斜視図、第3図はこの発明の他の実施例に用
いられる型枠の斜視図である。 第1図
Claims (2)
- (1)コンクリートを脱型することにより型枠から反転
してコンクリートの表面に形成された樹脂被膜であって
、可剥性被膜の下にアクリル樹脂被膜が一体に裏打ちさ
れていることを特徴とするコンクリートの養生保護被膜
。 - (2)型枠にストリッパブルペイントを塗布した後乾燥
することによって形成される可剥性被膜の上に、アクリ
ル樹脂塗料を塗布してアクリル樹脂の被膜を形成し、こ
の型枠を用いてコンクリートを成形し、コンクリートの
硬化後脱型することによって型枠に形成した上記の被膜
をコンクリートの表面に反転することを特徴とする養生
保護被膜の形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32309887A JPH01164778A (ja) | 1987-12-21 | 1987-12-21 | コンクリートの養生保護被膜及びその形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32309887A JPH01164778A (ja) | 1987-12-21 | 1987-12-21 | コンクリートの養生保護被膜及びその形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01164778A true JPH01164778A (ja) | 1989-06-28 |
Family
ID=18151053
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32309887A Pending JPH01164778A (ja) | 1987-12-21 | 1987-12-21 | コンクリートの養生保護被膜及びその形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01164778A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022070682A (ja) * | 2020-10-27 | 2022-05-13 | 丸栄コンクリート工業株式会社 | セメント成形体の製造法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6233607A (ja) * | 1985-08-06 | 1987-02-13 | 太平洋セメント株式会社 | コンクリ−ト又はモルタルに保護膜を形成する方法 |
-
1987
- 1987-12-21 JP JP32309887A patent/JPH01164778A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6233607A (ja) * | 1985-08-06 | 1987-02-13 | 太平洋セメント株式会社 | コンクリ−ト又はモルタルに保護膜を形成する方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022070682A (ja) * | 2020-10-27 | 2022-05-13 | 丸栄コンクリート工業株式会社 | セメント成形体の製造法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3712825A (en) | Method of making simulated masonry wall | |
| US5380478A (en) | Method for preparing silicone mold tooling | |
| US5735094A (en) | Method for producing an ornamental concrete surface | |
| KR950031979A (ko) | 분무가능한 포틀랜드 시멘트계 내화성 조성물 | |
| EP0160315B1 (en) | A method of forming rugged patterns on the wall surface or the like and a rugged pattern molding frame | |
| JP5678308B2 (ja) | 内壁を仕上げる方法及びコーティングされたパネル | |
| JP7407140B2 (ja) | 掻き落とし壁面の模様付け方法 | |
| JPH01164778A (ja) | コンクリートの養生保護被膜及びその形成方法 | |
| JPH05133096A (ja) | コンクリート打設用型枠 | |
| JP2716689B2 (ja) | セメント硬化遅延剤およびセメント硬化遅延シート | |
| JP2915464B2 (ja) | 多段目地模様形成用型材及び多段目地模様形成方法 | |
| JP3210291B2 (ja) | 着色コンクリート施工方法 | |
| JPS63231904A (ja) | 耐蝕性のコンクリートまたはモルタル成形体の製造方法 | |
| JP2967853B2 (ja) | 着色コンクリート施工方法 | |
| JP2514511B2 (ja) | 模様床用接着剤組成物 | |
| JPH0411161A (ja) | 溝目地形成方法 | |
| JPH04306357A (ja) | コンクリート打設方法 | |
| JPH10183785A (ja) | 目地充填材 | |
| JPS5911553B2 (ja) | 表面保護剤が付着されたタイル | |
| JPH10218653A (ja) | 仕上用ポリマ−セメント系組成物、及びそれを用いたセメント系成型品の製造方法 | |
| JPH0431398Y2 (ja) | ||
| JP2638645B2 (ja) | コンクリート等用粒状接着剤、これを利用した被接着材料等、被接着材料の製造方法及びコンクリート等の接着方法 | |
| JP2556806B2 (ja) | 建築用板材 | |
| JPS6036106A (ja) | 剥離性組成物層による模様付けの方法 | |
| JPH01114430A (ja) | 耐火性樹脂発泡体 |