JPH01165941A - 表面欠陥検出方法および装置 - Google Patents

表面欠陥検出方法および装置

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JPH01165941A
JPH01165941A JP32278387A JP32278387A JPH01165941A JP H01165941 A JPH01165941 A JP H01165941A JP 32278387 A JP32278387 A JP 32278387A JP 32278387 A JP32278387 A JP 32278387A JP H01165941 A JPH01165941 A JP H01165941A
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light
reflected light
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Application number
JP32278387A
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English (en)
Inventor
Yasushi Yoneda
米田 康司
Yoshiro Nishimoto
善郎 西元
Shinichi Imaoka
今岡 伸一
Yasuhide Nakai
康秀 中井
Akimitsu Nakagami
中上 明光
Yoshihiko Onishi
良彦 大西
Hiroyuki Tachibana
立花 弘行
Takayoshi Inoue
井上 隆善
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、半導体ウェハ等の被検査体について、その表
面に存在する微小な凹凸、傷などの欠陥を光学的に検出
する際に用いて好適の表面欠陥検出方法および装置に関
するものである。
[従来の技術] 従来、この種の装置としては第14図に示すようなもの
がある。
第14図において、レーザ光源51からの光ビームLは
偏光ビニムスプリッタ52によって反射され、光透過率
分布フィルタ54に入射する。この光透過率分布フィル
タ54は、例えばガラス基板上に金属を真空蒸着して得
られるものであるが、その蒸着厚は、中心部で厚く、ま
た周辺部で薄くなるように、ステップ状に変化させであ
る。つまり、この光透過率分布フィルタ54の光の透過
率は、光透過率分布フィルタ54の中心位置付近で最も
小さく、半径方向に向かって大きくなっている。そして
、中心位置が光ビームLの入射位置となるように、光透
過率分布フィルタ54を配置する。
これにより、光ビームLは、光透過率分布フィルタ54
のうち、透過率の小さい中心部分Aによってそのほとん
どが反射され、1/4波長板55を通った後、レンズ5
6を介してこのレンズ56の焦点距離fの位置にある被
検査体表面57で反射されて反射光R8どなるが、この
反射光R8は、偏向性反射光Rtと散乱性反射光Rdと
によって形成されている。このうち、偏向性反射光Rt
は、被検査体表面57に偏向性欠陥が存在しないときに
は正反射光に一致するものである。
このようにして得られる反射光R6は、レンズ56と1
/4波長板55を介して光透過率分布フィルタ54に再
入射する。このとき、反射光R8に含まれる偏向性反射
光Rtは、光透過重分布フイルタ54の低透過率部分(
中心部分)Aにてそのほとんどが反射され、偏光ビーム
スプリッタ52に至る。この光は、1/4波長板55を
2回通過しているためにその偏光方向は光ビームLに対
して90°回転したものとなっており、偏光ビームスプ
リッタ52を通過して輝点位置検出器59に至る。
一方、反射光R6に含まれる散乱性反射光Rdは、光透
過率分布フィルタ54の透過率の大きな部分(外周部分
)Bに入射し、そのほとんどが光透過率分布フィルタ5
4を透過して光電変換手段58の受光面に入射する。
従って、被検査体表面57からの反射光R8は、透過率
分布フィルタ54において、偏向性反射光Rtを含む第
1の反射光R1と、散乱性反射光Rdを含む第2の反射
光R2とに分離される。
次に、被検査体表面57における偏向性欠陥つまり入射
光を特定の方向に偏向させた反射を生じるような欠陥(
例えば食い込み状欠陥)を検出するための手段を説明す
る。第15図は、第14図のうち偏向性欠陥検出の説明
に必要な部分のみを取り出したものである。また、光ビ
ームLおよび偏向性反射光Rtは、便宜上、幅を有しな
い直線とする一方、被検査体表面57には、偏向性欠陥
のひとつの態様である食い込み状欠陥70が存在してい
るものとする。ただし、57aは光ビームLに対して直
角な基準面を示す。
光ビームLが食い込み状欠陥70の傾斜面71において
反射される場合には、この傾斜面71が基準面57aと
なす傾斜角をOとすると、偏向性反射光Rtの偏向角は
2θとなる。そして、レンズ56を通過した後の偏向性
反射光Rtは、光ビームLに対して平行となるが、光ビ
ームLに対して、 Δx = f −tan(20)        −(
1)だけの偏位を生じている。従って、この場合、輝点
位置検出器59の受光面60上の基準位置X。
からΔXだけ偏位した位置に偏向性反射光Rtが入射す
ることになる。ただし、基準位置X。は、被検査体表面
57が基準面57aに一致し、かつ欠陥が存在しないと
きの偏向性反射光(つまり正反射光)Rtの受光位置で
ある。このため、この偏位ΔXを検出することによって
5(1)式から傾斜角θを求めることができる。なお、
精密加工面」二の微小な食い込みや起伏では、傾斜角O
は微小であるため、上記(1)式の近似式として、ΔX
弁f・20        ・・・(2)を用いること
ができる。
このように、偏位ΔXは食い込み状欠陥70等の傾斜角
Oを反映した量となっているため、この偏位ΔXが所定
量を超えた場合に、偏向性欠陥が存在すると判定する。
なお、輝点位置検出器59としては、半導体装置検出器
(PSD)などを用いている。
一方、被検査体表面57における散乱性欠陥つまり入射
光を様々な方向へと散乱させるような欠陥を検出するた
めの手段について説明する。第14に示す光電変換手段
58としては、単位光電変換素子を所定の規則に従って
空間的に配列した光電変換素子アレイを使用し、これに
よって、第2の反射光R2の回折パターンの空間的強度
分布の形態を検出する。そして、この強度分布の形態に
関するデータによって散乱性欠陥の種類の判別が行なわ
れる。つまり、各単位光電変換素子から得られる光電変
操出カバターンを、事前に想定される種類の欠陥につい
て予め求めておいた回折パターン分布の形態と比較し、
その−数量によって欠陥の種類を判別するのである。
例えば、散乱性欠陥としては、線状(筋状)欠陥〔第1
6図(a)参照〕や、点状(ピット状)欠陥〔第17図
(a)参照〕があり、それぞれの回折パターンは、前者
では線状回折パターン〔第16図(b)参照〕となり、
後者ではスペック状回折パターン〔第17図(b)参照
〕となる。
[発明が解決しようとする問題点コ しかしながら、上述のような従来の表面欠陥検出装置で
は、第1の反射光R□を受光して偏向性欠陥を検出する
半導体装置検出器タイプの輝点位置検出器59と、第2
の反射光R2を受光して散乱性欠陥を検出する光電変換
素子アレイタイプの光電変換手段58との2種類のセン
サをそなえ、各センサごとに光学系や信号処理系を接続
・構成する必要があり、装置が複雑になり小型化が困難
であるとともに、製造コストが高いなどの問題点がある
。また、従来装置では、被検査体表面57における反射
率変動の表面欠陥は検出できない。
本発明は、上述のような問題点を解消するためになされ
たもので、被検査体表面の偏向性欠陥や散乱性欠陥のみ
ならず反射率変動による表面欠陥をも、複雑な信号処理
を施すことなく速い応答性で精度良く測定できるように
した、低価格でコンパクトな表面欠陥検出方法および装
置を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] このため、本発明の表面欠陥検出方法は、被検査体表面
に光を照射して得られた反射光を光入力として光電変換
体に入射させて、上記光入力の光強度と、光強度によっ
て重み付けされた上記光電変換体の端部と上記光入力の
入射位置との距離の平均値と、光強度によって重み付け
された上記光電変換体の端部と上記光入力の入射位置と
の距離の2乗平均値とを上記光電変換体により検出し、
検出された上記の光強度および平均値に基づいて上記光
電変換体の端部と上記光入力の入射位置との距離の平均
値に比例する1次出力をとり出すとともに、検出された
上記の光強度および2乗平均値に基づいて上記光電変換
体の端部と上記光入力の入射位置との距離の2乗平均値
に比例する2次出力をとり出した後、上記1次出力に基
づき上記光入力の入射位置を検出し、上記の1次出力お
よび2次出力に基づき上記光入力の分散を演算して検出
してから、検出した上記光入力の光強度、入射位置およ
び分散に基づいて上記被検査体表面の欠陥を抽出・判定
することを特徴としている。
また、本発明の表面欠陥検出装置は、被検査体表面に光
を照射する光源と、上記被検査体表面により反射された
上記光源からの光の反射光を光入力として受ける光電変
換体とをそなえ、上記光電変換体が、前記1次出力を検
出すへく、上記光電変換体の端部からの距離に応し同距
離位置において同距離に比例した幅方向位置で分離絶縁
されるとともに、前記2次出力を検出すべく、上記光電
変換体の端部からの距離に応し同距離位置において同距
離の2乗に比例した幅方向位置で分離絶縁されて構成さ
れ、上記光電変換体からの出力に基づき」二配光入力の
光強度、入射位置および分散を算出しこれらの光強度、
入射位置および分散から上記被検査体表面の欠陥を抽出
・演算する演算部をそなえたことを特徴としている。
[作   用コ 上述した本発明の表面欠陥検出方法では、被検査体表面
に光を照射して得られた反射光が光入力として光電変油
体に入射され、この光電変換体により、同光電変換体の
端部と光入力の入射位置との距離の平均値に比例する1
−吹出力と上記距離の2乗平均値に比例する2次出力と
を検出することで、複雑な信号処理回路などの高価なも
のを使用することなく、上記光電変換体からの上記の1
次出力および2次出力に基づいて、上記光入力の入射位
置および分散が、統剖学」二の簡単な式により求められ
る。そして、求められた上記光入力の入射位置および分
散と、上記光電変換体により検出される上記光入力の光
強度とから上記被検査体表面の欠陥が抽出・判定される
また、上述した本発明の表面欠陥検出装置は前記方法を
実施するに際し直接使用されるもので、前記装置では、
光源から照射された光が、被検査体表面により反射され
て反射光となり、光入力として光電変換体へ入射される
。この光電変換体から出力される、1次直線と2次曲線
とに囲まれて分離絶縁された上記光電変換体からの電流
値と、上記2次曲線の下側の上記光電変換体からの電流
値との和により、光強度によって重み付けされた上記光
電変換体の端部と上記光入力の入射位置との距離の平均
値が得られる。また、上記2次曲線の下側の上記光電変
換体からの電流値により、光強度によって重み付けされ
た上記光電変換体の端部と上記光入力の入射位置との距
離の2乗平均値が得られる。さらに、3つの部分に分離
絶縁された上記光電変換体からの電流値の総和により上
記光入力の強度が検出される。そして、上記平均値を上
記光強度により除算することで、前記1次出力が求めら
れるとともに、上記2乗平均値を上記光強度により除算
することで、前記2次出力が求められる。これらの光強
度、1次出力および2次出力に基づき上記光入力の入射
位置および分散が算出され、得られた光強度、入射位置
および分散から上記被検査体表面の欠陥が抽出・演算さ
れる。
これらの演算は、演算部においてなされる。
[発明の実施例コ まず、本発明による表面欠陥検出方法およびその原理に
ついて1次元の場合を例にとって簡単に説明する。
一般に、被検査体表面の欠陥としては、偏向性欠陥、散
乱性欠陥および反射率変動による欠陥の3種類がある。
通常、被検査体表面に欠陥がない場合には、被−検査体
表面からの反射光の光強度分布が、第6図(a)に示す
ように、位置xoを平均位置とする最大強度■。(総強
度It。)2分散σ。のシャープなものであるとする。
被検査体表面に偏向性欠陥がある場合には、第6図(b
)に示すように、被検査体表面からの反射光は特定の方
向に偏向されたものとなるため、平均位置x1が、第6
図(a)の位置X。からずれることになる。従って、反
射光の平均位置を基準位置X、と比較することで、偏向
性欠陥の有無を検出できる。
また、被検査体表面に散乱性欠陥がある場合には、第6
図(c)に示すように、被検査体表面からの反射光は拡
がりをもったものとなるため、第6図(a)の分散σ。
よりも分散σ1が大きくなる。従って、反射光の分散を
基準分散σ。と比較することで、散乱性欠陥の有無を検
出できる。
さらに、被検査体表面に反射率変動による欠陥がある場
合には、第6図(d)に示すように、被検査体表面の正
反射率に変動を来すことになるので、第6図(a)の総
強度It。〔第6図(a)の斜線部の面積〕から、総強
度It工〔第6図(b)の斜線部の面積〕が変動する。
従って、反射光の総強度を基準の総強度Itoを比較す
ることで、被検査体表面の反射率変動による欠陥の有無
を検出できる。
このように、光電変換体を用い、被検査体表面からの反
射光の光強度分布について、光強度(総強度H,入射位
置(平均位置)又および分散σ2を検出すれば、被検査
体表面の欠陥を総合的に抽出してその欠陥の種別をも判
定することが可能となる。
そこで、本発明の方法では、被検査体表面からの反射光
である光入力を受けるとその強度に応じ光電変換による
所定の電流を出力する光電変換体を用いて、まず、光強
度(総強度)fρ(x)dx(= I t ;ここで、
ρは光入力の強度分布)と、光強度によって重み付けさ
れた光入力の位置Xの平均値fx・ρ(x)dxと、同
じく光強度によって重み付けされた光入力の位置Xの2
乗平均値fX2・ρ(x)dxとを電流値として検出す
る。
そして、検出された電流値から、光電変換体の端部と光
入力の位置との距離の平均値(重心位置)7に比例する
1次出力として、K+、o−/ x・p (x)dx/
fρ(x)dxを得るとともに、光電変換体の端部と光
入力の位置との距離の2乗平均値7に比例する2次出力
として、K2O−/ x2・P(x)dx/ J P(
x)dxを得てから(ここで、K□。T K 20は定
数)、これらの出力に基づき、光入力の位置(重心位置
)Xを、x=fx・ρ(x)dx//ρ(x)dx  
 −(:3)として検出するとともに、光入力の分散σ
2を、a ” = / x2・P(x)dx/ f /
’(x)dx−[f x−P(x)dx/ / P(x
)dx]2=x  −x           ・・・
(4)にて検出するようにしている。
このようにして検出された総強度It、平均位置叉およ
び分散σ2に基づき、被検査体表面の欠陥が、第6図(
a)〜(d)で示した基準に従い抽出・判定される。
以下、図面により、本発明の方法に適用される表面欠陥
検出装置の具体的な実施例を説明する。
第1〜5図は本発明の一実施例としての表面欠陥検出装
置を示すもので、第1図(a)はその全体構成図、第1
図(b)はその光電変換体としてのDIPセンサ(D 
:deviation(分散L  I :1ntens
ity(強度)、 P : position(位置)
〕の平面図、第1図(c)は上記DIPセンサの側面図
、第2図(a)は本装置にて用いられる光学フィルタを
示す正面図、第2図(b)は同光学フィルタにおける透
過率分布を示すグラフ、第3図(a)、(b)はいずれ
も同光学フィルタによる効果を説明するためのグラフ、
第4図は上記DIPセンサに入射される光ビーム(光入
力)の強度分布の一例を示すグラフ、第5図(a)、(
b)はいずれも上記DIPセンサにより得られる検出電
流値と上記DIPセンサ上の位置との関係を示すグラフ
である。
第1図(a)において、1は被検査体表面3に光ビーム
Lを照射するレーザ光源、2はレーザ光源1からの光ビ
ームLおよび被検査体表面3からの反射光R8を受ける
レンズ、4はレーザ光源1からの光ビームLを透過させ
る一方で被検査体表面3からの反射光R8を光ビームL
の方向とは直交する方向へ反射するハーフミラ−14a
は第2゜3図により後述する特性を有しハーフミラ−4
と後述のDIPセンサ5との間に配置された光学フィル
タ、5はレンズ2.ハーフミラ−4および光学フィルタ
4aを通じ被検査体表面3により反射された光ビームL
の反射光R6を光入力として受ける光電変換体としての
DIPセンサ、6は演算部で、DIPセンサ5からの検
出信号(i□、12゜i3)に基づき、反射光R8の光
強度(総強度)It。
入射位置(平均位置)Xおよび分散σ2を算出し、これ
らの総強度It、平均位置Xおよび分散σ2から被検査
体表面3の欠陥を抽出・演算するものである。
また、本実施例のDIPセンサ5は、第1図(b)、(
c)に示すように、2層7.i層8および0層9からな
るフォトダイオードとして構成され、光入力(反射光R
6)を受けるとその強度に応じ光−電変換による所定の
電流を出力するものである。
そして、9層7は、y=(w/Q、)・Xなる1次直線
と、y =(w/ f12)・x2なる放物線とにより
3つの光電変換面7a、7b、7cに分離絶縁されてお
り、各光電変換面7a、7b、7cからそれぞれ電流値
111 ]2113が検出されるようになっている。
なお、第1図(b)において、9層7の第1図(b)中
の左下隅を原点として右方向にX軸、上方向にy軸をと
っている。また、第1図(b)中の℃。
Wは、それぞれDIPセンサ5の外形寸法、つまり長さ
9幅を示している。
また、ハーフミラ−4とDIPセンサ5との間に配置さ
れた光学フィルタ4aは、第2図(a)に示すように円
形で、第2図(b)に示すような透過率分布を有してい
る。つまり、この光学フィルタ4aにおける光の透過率
は、光学フィルタ4aの中心位置(0)付近で最も小さ
く、半径方向に向がって大きくなっている。そして、被
検査体表面3に欠陥がない場合に被検査体表面3がらの
反射光Roが通過する位置付近に、光学フィルタ4aの
中心位置がほぼ位置するように、光学フィルタ4aは配
置されている。
本発明の一実施例による表面欠陥検出装置は上述のごと
く構成されているので、被検査体表面3の欠陥を検出す
る際には、まず、鋼板表面、工業製品の仕上げ面、半導
体ウェハなどの被検査体表面3に向けて、レーザ光源1
がら光ビームLを照射する。光ビームLは、ハーフミラ
−4,レンズ2通過して、被検査体表面3に照射される
そして、光ビームLは、被検査体表面3により反射され
て正反射光および散乱光を含んだ反射光Roどなる。こ
の反射光R6は、レンズ2を通過しハーフミラ−4に反
射され、さらに光学フィルタ4aを透過した後、光入力
としてDIPセンサ5へ入射される。
このとき、反射光R8が光学フィルタ4aを透過するこ
とにより、第3図(a)、(b)に示すような効果が得
られる。即ち、通常、第3図(a)に示すように、被検
査体表面3がらの反射光R8には正反射光と散乱光とが
含まれており、正反射光の強度に対し散乱光の強度は、
1%程度またはそれ以下と極めて小さい。従って、被検
査体表面3がらの反射光R6をすべてDIPセンサ5に
より受光した場合、散乱性欠陥の検出性能が低下するこ
=19− とになる。
そこで、前述した透過率分布を有する光学フィルタ4a
をDIPセンサ5の直前に配置することにより、光学フ
ィルタ4aを透過した反射光R8の光強度分布を、第3
図(a)から第3図(b)に示すようにする。これによ
り、正反射光と散乱光との強度がほぼ同程度となった反
射光RflがDIPセンサ5に入射することになって、
散乱性欠陥の検出性能を低下させることなく、偏向性欠
陥および反射率変動による欠陥も同時に検出できるよう
になっている。
さて、反射光R8がDIPセンサ5に入射し、光電変換
によりDIPセンサ5から得られた検出信号11+ 1
.2113は、演算部6へ入力される。
DIPセンサ5および演算部6により、次のようにして
、反射光R8の強度(光エネルギ)■、平均位置(重心
位置)X2分散(広がり)σ2が算出され、さらには、
これらの算出結果から被検査体表面3の欠陥が抽出・演
算される。
今、第4図に示すような1次元ガウス分布形の強度分布
ρ(X)をもった反射光R8が、DIPセンサ5に入射
したとする。ここで、上記ガウス分布の平均位置をX、
分散をσ2、最大強度をI max、総強度(第4図に
斜線で示す部分の面積)をItとする。なお、第1図(
b)のy方向には、光強度分布は一定であるとする。
このとき、位置又と、検出電流値11と12との和との
間には第5図(a)に示すような関係があるとともに、
位置又と検出電流値ユ、との間には第5図(b)に示す
ような関係がある。そこで、DIPセンサ5であるフォ
トダイオードの光電変換効率をKとし、簡単のため、a
□=w/Q、az=W/ Q2とすると、検出電流値1
t+lz+13は、it=に’7B、Z’ (x)・a
2x2dx      −(5)i2=に−7;’ρ(
X)’(alx−a2x2)dx −(6)13=に−
f: p (x)・a□(Q −x)dx   −(7
)となり、これらの(5)〜(7)式より、j−1+j
2+i3=に−がρ(X)・a□・Qdx=に−w−が
ρ(x)dx =に−w・I t     −(8) i1+i2=に−f’ρ(x)・alxdx   −(
9)が得られる。ここで、(8)弐つまり11+1□+
13によって、反射光R8の総強度Itに関する量が検
出され、(9)式つまりj1+12によって、反射光R
oの強度によって重み付けされた座標Xの平均値に関す
る量が検出され、(5)式つまりi□によって、反射光
R8の強度によって重み付けされた座標Xの2乗平均値
が検出されることになる。
従って、(3) 、 (8) 、 (9)式より、j□
十12+53  Q が得られ、この(j工+i2)/(i□+〕2+i3)
によって、Dlp−t+ンサ5の端部と反射光Roの位
置との距離Xの平均値又に比例する1次出力がとり出さ
れる。
さらに、(8) 、 (5)式より、 i、+i2+L   Q2  f:ρ(x)dx=□ 
    ・(11) が得られ、このi1/(iよ+i2+i3)によって、
DIPセンサ5の端部と反射光R8の位置との距離Xの
2乗平均値7に比例する2次出力がとり出される。
以上の結果から、本実施例では、(8)式により反射光
R8の総強度Itが、 It=(i□+i2+i3)/(K−w)  ・=(1
2)として検出され、(10)式により反射光R6の平
均位置iが、 x=Q・(i 1+ i 2)/ (i□+12+i3
)・・(13)として検出され、さらに、(4) 、 
(10) 、 (]、1)式に基づき、下式(14)に
より分散σ2が得られる。
・・(14) DIPセンサ5により検出された電流値i工。
12113に基づき、演算部6において、上述した(1
2)〜(14)式による演算が行なわれ、反射光R6の
総強度It、平均位置又および分散σ2が算出される。
そして、第6図(a)〜(d)にて説明した通り、基準
位置X。、基準分散σ。′、基準総強度Itoを予め設
定しておくことで、これらの基準値と、算出された反射
光R6の平均位置に2分散σ2.総強度Itとをそれぞ
れ比較することにより、被検査体表面3における欠陥の
有無およびその種別を判定することができる。
つまり、反射光R8の平均位置Xが、基準位置Xoより
も所定値以上ずれた場合に、食い込み状欠陥等の偏向性
欠陥が有ると判定できる。同様に、反射光R8の分散σ
2が、基準分散σ。よりも所定値以上大きくなった場合
に、散乱性欠陥が有ると判定でき、さらに、反射光R6
の総強度Itが、基準総強度It。よりも所定値以上変
動した場合に、反射率変動による欠陥が有ると判定でき
る。これらの比較・判定は演算部6において行なわれる
このように、本実施例の装置によれば、複雑な信号処理
を施すことなく、極めて簡素な構造の装置を用い、DI
Pセンサ5からの検出電流値iよ。
12!13をもとに演算を行なうだけで、反射光R,に
ついての1次出力および2次出力が得られ、これらの出
力から反射光R8の平均位置X9分散σ2.総強度It
2が算出される。そして、このようにして得られた平均
位置又9分散σ2.総強度Itに基づいて、被検査体表
面3の欠陥を、総合的に抽出しその欠陥の種別も速い応
答性で精度良く検出でき、装置の小型化および低価格化
を実現できる。特に、従来装置では、2つの光学センサ
(第14.15図の符号58.59参照)を設け、各セ
ンサごとに光学系や信号処理系が必要であったが、本実
施例装置では、これらがDIPセンサ5ひとつに統一さ
れたので、装置の小型化および低価格化に大きく寄与す
る。
また、本実施例の装置では、従来装置では検出できなか
った反射率変動による欠陥も抽出・判定できる。
なお、本実施例では、ハーフミラ−4とDIPセンサ5
との間に、光学フィルタ4aを設けているが、この光学
フィルタ4aに代え、第2図(b)と同様の透過率分布
を有するNDフィルタをハーフミラー4の反射面にそな
えても同様の効果が得られる。ここで、NDフィルタと
は、NeutralD ensity F 1lter
のことで、波長(色)によらない、即ち、分光透過率が
フラットなものである。
ところで、本実施例で使用されるDIPセンサ5は、い
ずれも第1図(bL (c)に示すようなフォ1〜ダイ
オードによるものとしているが、本発明の方法を実施す
るための表面欠陥検出装置における光電変換体としては
、第1図(b)、(C)に示すDIPセンサ5以外にも
、様々なものを用いることができる。以下に、本発明の
方法を実施するために用いることのできる光電変換体(
D I Pセンサ)の例を項目′■〜■に挙げて説明す
る。
■第1変形例 第7図(a)、(b)はDIPセンサの第1変形例を示
すもので、第7図(a)はその側面図、第7図(b)は
その平面図である。
第1変形例のDIPセンサ5Aでは、第7図(a)、(
b)に示すように、光入力を受けるP型半導体から成る
第1抵抗層11と、この第1抵抗層11に空乏層13を
介して接続されたN型半導体から成る第2抵抗層12と
がそなえられ、第1抵抗層11は全面−様な抵抗値(抵
抗線密度r。)を有するように形成されている。
また、電極14,15が、間隔Qをあけてそれぞれ第1
抵抗層11の両端部に取り付けられるとともに、第2抵
抗層12の両端にも、電極16゜17が、それぞれ上記
電極14−.15に対向するように取り付けられている
。なお、ここでは、電極14.16の位置を原点とし、
これらの電極14.16から電極15.17へ向かう方
向へX軸をとる。
さらに、第2抵抗層12は、その端部における電極16
の位置からの距離に依存する抵抗値を有するように形成
されており、 r−(ro/Q)・x   −(15)なる抵抗線密度
rをもっている。
なお、DIPセンサ5Aにおいて光電流が生じた場合、
電極14,15,16.17を流れる電流値が、それぞ
れi□。+ 1201 J1+ j2として検出される
ようになっている。
また、第7図(a)、(b)中のf’ □+ Wg h
は、それぞれDIPセンサ5Aの外形寸法、つまり長さ
2幅、高さを示す。
このようなりIPセンサ5Aでは、第1抵抗層11に入
射する反射光R8(光入力)の総強度It。
平均位置Xおよび分散σ2は次のようにして得られる。
今、第4図と同様の強度分布ρ(、)をもった反射光R
6が、第7図(a)に矢印Aで示すように入射したとす
ると、反射光R8のうちの[x、x+dx1間のビーム
素は、光電変換によりdiの正孔とdjの電子とを生成
する。即ち、 di=K・ρ(x)dx=−dj   −(16)ここ
で、Kは光電変換効率である。
そして、正孔diは、第1抵抗層11に沿って移動し、
電子dj(=−di)は、空乏層13から第2抵抗層1
2へ到達しこの第2抵抗層12に沿って移動する。第1
抵抗層11は全面−様な抵抗線密度r。をもっているた
め、正孔diは、0からXまでの全抵抗と、XからQま
での全抵抗とに反比例分配され、各々、dllo 1 
di2[1として電極14゜15から取り出される。従
って、 d i =di□。+di2.         −(
17)roli       Q ro+ Q     Q となる。
また、電極14,15からそれぞれ取り出される電流値
1101120は、 11o = f dilo”’ (20)120 = 
f di2o・++ (21)であり、実際に測定され
るのは、これらの電流値i□。+ 120である。12
0は、(21) 、 (19) 、 (16)式より、
1zo=/dxzo=(1/ Q)・f xdi=(K
/M)・/’x・ρ(x)dx  =(22)となり、
反射光R6の強度によって重み付けされた座標Xの平均
値が、電流値]−zoにより検出されることになる。
しかし、電流値120は反射光R6の強度にも依存して
いる。そこで、全電流値(i1o+12o)を(20)
 。
(21) 、 (1,8) 、 (19) 、 (16
)式を用いて求めると、i□。+j2o=f(di□。
+dj2o ) = f d i=に一、r、’ρ(x
)dx=KIt −(23)となり、反射光R8の総強
度Itに関する量が得られ、さらに(22) 、 (2
3) 、 (8)式より、が得られる。結局、iz O
/ (116+ j2. O)によって、電極14の位
置(光電変換体の端部)と反射光R8の位置との距離X
の平均値Xに比例する1次出力がとり出され、・(i1
o+i□。)によって、反射光R。
の強度情報としてK・Itを求めることができる。
次に、第2抵抗層12は(15)式に示すような抵抗線
密度rをもっているので、電子djは、0からXまでの
全抵抗R□(x)と、XからQまでの全抵抗R2(x)
とに反比例配分され、各々、dJt+ dJzとして電
極16.17から取り出される。従って、R□(x)=
f′crdx= ro−x2/(2R) −(25)R
2(X) = f’r d x =ro・(R2−x2)/(2u)   ・・(26)
となり、全抵抗Rについては、 R= f’rdx = ro−fl / 2   −(
27)となるから、 ’jJ=dJ1+dJz           ・・・
(28)となる。
また、電極16.17からそれぞれ取り出される電流値
J+、+Jzは、 Jt = f d J□   ・・・(31)J 2 
= / d J 2    ・・(32)であり、実際
に測定されるのは、これらの電流値J11 jzである
。j2は、(32) 、 (30) 、 (11−)式
より、jz = / d Jz = (1/ Q 2)
・f x2dj−−(K/Ra・f:x 2・ρ(x)
dx  ・・・(33)となり、反射光R8の強度によ
って重み付けされ=31= た座標Xの2乗平均値が、電流値J2により検出される
ことになる。
しかし、電流値j2は反射光R8の強度にも依存してい
る。そこで、全電流値(j□+j2)を(31)、 (
32) 。
(29) 、 (30) 、 (16)式を用いて求め
ると、j□+Jz=f(dj□+dj2)=/dj=−
に−f、’p (x)dx =−K・I t −(34
)となり、反射光R6の総強度Itに関する量が得られ
、さらに(33) 、 (34)式より、が得られる。
結局、J 2 / (J 1+ J 2 )によって、
電極16の位置(光電変換体の端部)と反射光R8の位
置との距離Xの2乗平均値Pに比例する2吹出カフ/Q
2をとり出すことができる。
従って、反射光R1の分散(拡がり)σ2は(24) 
(35) 、 (4)式より、 によって求めることができる。
以上の結果から、このDIPセンサ5Aを演算部6に接
続することで、検出電流値j□。t’2゜、j□。
j2から、(23)(もしくは(34)) 、 (24
) 、 (36)式に基づいて、それぞれ、反射光Ro
の総強度It、平均位置Xおよび分散σ2を得ることが
でき、第7図に示すDIPセンサ5Aによっても上記実
施例と同様の作用効果が得られる。
なお、距離に比例した抵抗線密度をもつ第2抵抗層12
は、不純物のドーピング量の変化によって実現させるこ
とができるほか、距離に反比例した膜厚を第2抵抗層1
2にもたせることによっても実現できる(抵抗線密度o
=1/膜厚α距離)。
↓策裟変診盤 第8図はDIPセンサの第2変形例を示す斜視図であり
、第2変形例のDIPセンサ5Bでは、第8図に示すよ
うに、第1変形例とほぼ同様の構成において、光入力を
受けるP型半導体から成る第1抵抗層11aと、この第
1−抵抗層11aに空乏層13を介して接続されたN型
半導体から成る第2抵抗層12aとがそなえられ、第2
抵抗層12aはバイアス電極18に接続される。また、
第1抵抗層11aは、複数の帯状(たんざく状)抵抗層
部分11b、llcに分割されている。
そして、帯状抵抗層部分11b、licは交互に配置さ
れ、奇数番目(所定番目毎)に位置する帯状抵抗層部分
11bは、全面一様な抵抗値を有するように形成される
とともに、偶数番目(上記所定番目毎以外)に位置する
帯状抵抗層部分11cは、X軸方向に線形増加する(1
5)式と同様の抵抗線密度rを有するように形成されて
いる。
また、各帯状抵抗層部分11bの両端部には、電極14
a、15aが取り付けられるとともに、各帯状抵抗層部
分11cの両端部には、電極16a、17aが取り付け
られており、これらの電極14a、15a、16a、1
7aから検出される電流値iよ。+ 1201 J1+
 J2より、上記の第1変形例(D I Pセンサ5A
)と同様にして、1次出力および2次出力が得られて、
反射光R8の平均位置X、総強度Itおよび分散σ2の
検出が行なわれる。
従って、このDIPセンサ5Bを演算部6に接続するこ
とで、このDIPセンサ5Bによっても上記実施例と同
様の作用効果が得られる。
■第3変形例 第9,10図はDIPセンサの第3変形例を示すもので
、第9図はその側面図、第10図(a)。
(b)はそれぞれ第1および第2の遮光マスクの形状を
示す平面図である。
第3変形例のDIPセンサ5Cでは、第9図に示すよう
に、透光性を有する光電変換体としての3組のフォトダ
イオード19−1〜19−3がそなえられており、各フ
ォトダイオード19−1〜19−3は、2層19a、i
層19bおよびn層19cから構成され、光入力を受け
るとその強度に応じ光電変換による所定の電流を出力す
るものである。そして、各フォトダイオード19−1〜
19−3の上下面には、透明導電膜20が貼付され、同
透明導電膜20を介して各フォトダイオード19−1〜
19−3からの検出電流値■。n+L+12が得られる
ようになっている。さらに、上下面に透明導電膜20を
貼付された各フォトダイオ一ド19−1〜19−3は、
ガラス基板21上に載置されている。
そして、フォトダイオード19−2の光入力側表面は、
透光性を有する絶縁保護膜23を介して、第10図(a
)に示す形状をもつ第1の遮光マスク22aによって蔽
われるとともに、フォトダイオード19−3の光入力側
表面は、透光性を有する絶縁保護膜23を介して、第1
0図(b)に示す形状をもつ第2の遮光マスク22bに
よって蔽われている。
つまり、第1の遮光マスク22aによる遮光部とフォト
ダイオード19−2の受光部との境界線は、y=(w/
fl)・Xなる1次直線となり、フカ1〜ダイオード1
9−2は、遮光マスク22aにより、位置Xにおいて同
Xに比例した幅(w/Q)・Xだけ露出されるようにな
っている。同様に、第2の遮光マスク22bによる遮光
部とフォトダイオード19−3の受光部との境界線は、
y=(w/Q2)・X2なる放物線となり、フォトダイ
オード19−3は、遮光マスク22bにより、距離Xに
=36− おいて同Xの2乗に比例した@(w/ 0. 2)・X
2だけ露出されるようになっている。なお、x−y座標
系は、第1図(b)に示すものと同様である。
上述のように遮光マスク22a,22bにより上面を蔽
われたフォトダイオード19=2.19−3と、フォト
ダイオード19−1とは、上から19−1.19−2.
19−3の順で透光性のある接着層24を介して積み重
ねられている。
このようなりIPセンサ5Cでは、第4図に示したもの
と同じ強度分布ρ(x)をもった反射光R,が、第9図
に矢印Aで示すように入射した場合、第1図(b)、(
c)に示したDIPセンサ5と同様にして、反射光Ro
の総強度It,平均位置!および分散σ2が得られる。
つまり、このDIPセンサ5Cでも、位置Xと検出電流
値工□(=i□+12)との間には第5図(a)に示す
ような関係があるとともに、位置Xと検出電流値I2(
=11)との間には第5図(b)に示すような関係があ
る。
従って、受光面が一切蔽われていないフォトダイオー+
: 19−1により検出される電流値工。。は、1.、
=Ko−f’p(x)dx=Ko4t  −(37)と
なり、この電流値■。0から反射光R8の総強度Itに
関する量が得られる。また、遮光マスク22aに蔽われ
たフカ1〜ダイオード19−2により検出される電流値
■□は、 ■□=に□・a工・f:X・ρ(X)dx・・・(38
)となって、反射光R6の強度によって重み付けされた
座標Xの平均値が、電流値工、により検出されることに
なる。同様に、遮光マスク22bに蔽われたフォトダイ
オード19−3により検出される電流値■2は、 12=K>・a2・f’x”p(x)dx   −(3
9)となって、反射光R8の強度によって重み付けされ
た座標Xの2乗平均値が、電流値工。により検出される
ことになる。ここで、Ko、に□、に2はそれぞれフカ
1〜ダイオード19−1〜19−3の光電変換効率であ
る。
従って、(37) 、 (38)より、I 1/ I 
。o −(K□/Ko)・a□・x   −(40)が
得られ、この工□/■oによって、フォトダイオード1
9−2の端部と反射光R8の位置との距離Xの平均値マ
に比例する1−吹出力がとり出される。
また1、 (37) 、 (40)より、I 2 / 
I。。= (K2/ KO)・a2・x”  ・・(4
]、)が得られ、この■2/工。。によって、フ第1へ
ダイオード19−3の端部と反射光R6の位置との距離
Xの2乗平均値7に比例する2次出力がとり出される。
なお、実際には、反射光R6がフォトダイオード19−
1〜19−3を順次透過するに従い、その光量は徐々に
吸収されて減衰するため、上記(38)〜(41)式に
よる演算にあたってはその減衰率を予め求めて考慮する
必要があるが、ここでは、簡単のため反射光R8の減衰
は生じないものとして、説明している。
以上の結果から、DIPセンサ5Cでは、(37)式に
より反射光R6の総強度Itが、(40)式により反射
光R9の平均位置又が得られ、さらに、(40)。
(41)式に基づき、下式(42)により分散σ2が得
られる。
従って、このDIPセンサ5Cを演算部6に接続するこ
とで、このDIPセンサ5Cによっても上記実施例と同
様の作用効果が得られる。
■第4変形例 第11図(a)、(b)はDIPセンサの第4変形例を
示すもので、第11図(、a)はその平面図、第11図
(b)はその側面図である。
第4変形例のDIPセンサ5Dでは、第11図(a)、
(b)に示すように、光電変換体としてのフォトダイオ
ード27がガラス基板30上に載置されてそなえられ、
フォトダイオード27の光入力側表面は、第10図(a
)に示すものと同形状の第1の遮光マスク28と、第1
0図(b)に示すものと同形状の第2の遮光マスク29
とにより蔽われている。そして、これらの遮光マスク2
8.29はいずれも液晶シャッタとして構成されている
つまり、遮光マスク28.29がいずれもオフ(開放)
状態である場合には、フォトダイオード27には光入力
が全く遮光されないまま入射して、フォトダイオード2
7から(37)式に対応する電流値■。0が検出される
。また、遮光マスク28が駆動電圧の印加によりオン(
閉鎖)状態となると、(38)式に対応する電流値工、
が検出され、さらに、遮光マスク29が駆動電圧の印加
によりオン状態となると、(39)式に対応する電流値
1□が検出されることになる。これにより、所定のタイ
ミングで、遮光マスク28.29両方オフ、遮光マスク
28のみオン、遮光マスク29オンの操作を駆動電圧の
印加制御により繰り返し行ない、時間分解して電流値■
。o+I□+Izを検出し組み合わせることによって、
(37)式により総強度Itが、(40)式により平均
位置Xが、(42)式により分散σ2が得られる。
従って、このDIPセンサ5Dを演算部6に接続するこ
とで、このDIPセンサ5Dによっても上記実施例と同
様の作用効果が得られる。
なお、シャッタとして液晶以外に、P L Z T(ジ
ルコン酸チタン酸釦ランタン)、KDP(リン酸二水素
カリウム)などの電気光学結晶を用いてもよい。また、
第2の遮光マスク29の形状を第10図(b)に示すも
のと同形状としているが、この第2の遮光マスク29を
、第11図(a)における1次直線と2次曲線とで囲ま
れた部分だけとしてもよく、この場合、(42)式に対
応する電流値■2を検出する際には、第1の遮光マスク
28および第2の遮光マスク29を両方ともオン(閉鎖
)状態とすればよい。
■第5変形例 第12.13図はDIPセンサの第5変形例を示すもの
で、第12図はその側面図、第13図(a)、(b)は
それぞれ1次特性NDフィルタおよび2次特性NDフィ
ルタの光透過率の性質を示すグラフである。
第5変形例のDIPセンサ5Eでは、第12図に示すよ
うに、光電変換体として3組のフォトマル35〜37が
そなえられ、それぞれ長さQを有している。ここで、フ
ォトマルとは、光電子増倍管のことで、光を受けると電
子をねずみ質的に増加させて光強度に応じた出力を得る
もので、特に微弱光の光電変換に用いられる。
そして、フォトマル36の光入力側表面は、1次特性光
学フィルタとしての1次特性NDフィルタ38により蔽
われるとともに、フ第1へマル37の光入力側表面は、
2次特性光学フィルタとしての2次特性NDフィルタ3
9により蔽われている。
ここで、1次特性NDフィルタ38は、第13図(a)
に示すように、フォトマル36の端部からの距離Xに比
例した透過率すよ・Xを有する一方、2次特性NDフィ
ルタ39は、第13図(b)に示すように、フォI−マ
ル37の端部からの距離Xの2乗に比例した透過率b2
・X2を有している。なお、入射してくる反射光R9は
、ハーフミラ−40゜41により、それぞれフォトマル
35〜37の受光面に直交して入射するように分割され
る。
このDIPセンサ5Eでは、X方向に第4図と同様の光
強度分布ρ(x)をもつ反射光R8が入射すると、フィ
ルタをもたず反射光Roを直接入射されるフォトマル3
5により得られる出力V。は、■、=に−fρ(X)d
X 二K・It         ・・・(43)となり、
この(43)式により反射光R,,の総強度Itに関す
る量が得られる。また、1次特性NDフィルタ38によ
り蔽われたフォトマル36により得られる出力v1は、 v□−に−f:ρ(X)・bl・XdX・・・(44)
となって、反射光R9の強度によって重み付けされた座
標Xの平均値が、出力v1により得られることになる。
同様に、2次特性NDフィルタ39により蔽われたフォ
トマル37により得られる出力■2は、 Vz=に一/、’ρ(x)・b2−x”dx  ・・・
(45)となって、反射光R8の強度によって重み付け
された座標Xの2乗平均値が、出力■2により得られる
ことになる。ここで、Kは光電変換効率である。
従って、(43) 、 (44)式より、V1/ Vo
= b 1+ x        ・・(46)が得ら
れ、このV□/V、によって、フ第1〜マル36の端部
と反射光R1の位置との距離Xの平均値Xに比例する1
次出力がとり出される。
また、(43) 、 (45)式より、■2/vo=2
b2・X2       ・・・(47)が得られ、こ
の■2/voによって、フォトマル37の端部と反射光
R9の位置との距離Xの2乗平均値7に比例する2次出
力がとり出される。
ここで、(47)式の右辺に2が乗算されているのは、
ハーフミーラー40.41によって光量が2分割される
からである。
以上の結果から、(43)式により反射光R6の総強度
Itが、(46)式により反射光R6の平均位置でか得
られ、(46) 、 (47)式に基づき、下式(48
)により分散σ2が得られる。
従って、このDIPセンサ5Eを演算部6に接続するこ
とで、このDIPセンサ5Eによっても上記実施例と同
様の作用効果が得られる。
以上、DIPセンサの変形例について説明したが、第1
図(a)に示すDIPセンサ5に代えて、いずれのセン
サ5A〜5Eを用いても、本発明の方法を実施すること
ができ、上述の通り上記実施例と同様の効果が得られる
なお、以」二の説明では、簡単のために1次元の場合を
例にとっているが、前述したDIPセンサ5.5A〜5
Eを複数並列することなどによって、反射光R8の平均
位置X2分散σ2.総強度It2を2次元的に検出する
こともできる。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明の表面欠陥検出方法および
装置によれば、複雑な信号処理を施すことなく、光電変
換体からの検出電流値をもとに演算を行なうだけで、反
射光についての1次出力および2次出力が得られ、これ
らの出力から反射光の総強度、平均位置2分散が算出さ
れ、算出結果から、被検査体表面の欠陥が抽出されその
種別をも検出することができ、従来装置に比べ装置が大
幅に簡素化されているので、装置の小型化および低価格
化に大きく寄与する。また、本発明の装置では、反射率
変動による欠陥も検出できるなどの効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は本発明の一実施例として表面欠陥検出装置
を示すもので、第1図(a)はその全体構成図、第1図
(b)はその光電変換体としてのDIPセンサの平面図
、第1図(c)は上記DIPセンサの側面図、第4図は
上記DIPセンサに入射される光ビームの強度分布の一
例を示すグラフ、第5図(a)、(b)はいずれも上記
DIPセンサにより得られる検出電流値と光電変換体上
の位置との関係を示すグラフであり、第6図(a)〜(
d)はいずれも各種欠陥の判定手段を説明するためのグ
ラフであり、第7図(aL (b)はDIPセンサの第
1変形例を示すもので、第7図(a)はその側面図、第
7図(b)はその平面図であり、第8図はDIPセンサ
の第2変形例を示す斜視図であり、第9゜10図はDI
Pセンサの第3変形例を示すもので、第9図はその側面
図、第10図(a)、(b)はそれぞれ第1および第2
の遮光マスクの形状を示す平面図、第11図(a)、(
b)はDIPセンサの第4変形例を示すもので、第11
図(a)はその平面図、第11図(b)はその側面図で
あり、第12.13図はDIPセンサの第5変形例を示
すもので、第12図はその側面図、第13図(a)、(
b)はそれぞれ1次特性NDフィルタおよび2次特性N
Dフィルタの光透過率の性質を示すグラフであり、第1
4.15図は従来の表面欠陥検出装置を示すもので、第
14図はその全体構成図、第15図はその偏向性欠陥の
検出手段を説明するための要部構成図であり、第16図
(a)、(b)はそれぞれ線状欠陥およびその回折パタ
ーンを示す図、第17図(a)、(b)はそれぞれ筋状
欠陥およびその回折パターンを示す図である。 図において、1−レーザ光源、3−・・被検査体表面、
5,5A〜5E−光電変換体としてのDIPセンサ、6
−演算部、11,1la−第1抵抗層、1 l b 、
 11 c−帯状抵抗層部分、12.12a−第2抵抗
層、13−空乏層、19−1〜19−3・・・光電変換
体としてのフォトダイオード、22a・・−第1の遮光
マスク、22 b−第2の遮光マスク、27・・・光電
変換体としてのフォトダイオード、28・・・第1の遮
光マスク(液晶シャッタ)、29−・第2の遮光マスク
(液晶シャッタ)、35〜37・・−光電変換体として
フォトマル、38・−・1次特性光学フィルタとしての
1次特性NDフィルタ、39−・2次特性光学フィルタ
としての2次特性NDフィルタ、Ro−・〜反射光。 特許出願人 株式会社 神戸製鋼所

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被検査体表面に光を照射して得られた反射光を光
    入力として光電変換体に入射させて、上記光入力の光強
    度と、光強度によって重み付けされた上記光電変換体の
    端部と上記光入力の入射位置との距離の平均値と、光強
    度によって重み付けされた上記光電変換体の端部と上記
    光入力の入射位置との距離の2乗平均値とを上記光電変
    換体により検出し、検出された上記の光強度および平均
    値に基づいて上記光電変換体の端部と上記光入力の入射
    位置との距離の平均値に比例する1次出力をとり出すと
    ともに、検出された上記の光強度および2乗平均値に基
    づいて上記光電変換体の端部と上記光入力の入射位置と
    の距離の2乗平均値に比例する2次出力をとり出した後
    、上記1次出力に基づき上記光入力の入射位置を検出し
    、上記の1次出力および2次出力に基づき上記光入力の
    分散を演算して検出してから、検出した上記光入力の光
    強度、入射位置および分散に基づいて上記被検査体表面
    の欠陥を抽出・判定することを特徴とする表面欠陥検出
    方法。
  2. (2)被検査体表面に光を照射する光源と、上記被検査
    体表面により反射された上記光源からの光の反射光を光
    入力として受ける光電変換体とをそなえ、上記光電変換
    体が、同光電変換体の端部と上記光入力の入射位置との
    距離の平均値に比例する1次出力を検出すべく、上記光
    電変換体の端部からの距離に応じ同距離位置において同
    距離に比例した幅方向位置で分離絶縁されるとともに、
    上記光電変換体の端部と上記光入力の入射位置との距離
    の2乗平均値に比例する2次出力を検出すべく、上記光
    電変換体の端部からの距離に応じ同距離位置において同
    距離の2乗に比例した幅方向位置で分離絶縁されて構成
    され、上記光電変換体からの出力に基づき上記光入力の
    光強度、入射位置および分散を算出しこれらの光強度、
    入射位置および分散から上記被検査体表面の欠陥を抽出
    ・演算する演算部がそなえられたことを特徴とする表面
    欠陥検出装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008145318A (ja) * 2006-12-12 2008-06-26 Hiroshima Univ 部材表面検査装置及び部材表面検査方法
US8384903B2 (en) 1998-11-18 2013-02-26 Kla-Tencor Corporation Detection system for nanometer scale topographic measurements of reflective surfaces
JP2013072796A (ja) * 2011-09-28 2013-04-22 Disco Abrasive Syst Ltd 高さ位置検出装置およびレーザー加工機

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