JPH01168977A - 合成皮革 - Google Patents
合成皮革Info
- Publication number
- JPH01168977A JPH01168977A JP32621387A JP32621387A JPH01168977A JP H01168977 A JPH01168977 A JP H01168977A JP 32621387 A JP32621387 A JP 32621387A JP 32621387 A JP32621387 A JP 32621387A JP H01168977 A JPH01168977 A JP H01168977A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leather
- synthetic leather
- glue
- gelatin
- weight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000002649 leather substitute Substances 0.000 title claims abstract description 77
- 239000010985 leather Substances 0.000 claims abstract description 124
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims abstract description 84
- 239000003292 glue Substances 0.000 claims abstract description 40
- 108010010803 Gelatin Proteins 0.000 claims abstract description 39
- 239000008273 gelatin Substances 0.000 claims abstract description 39
- 229920000159 gelatin Polymers 0.000 claims abstract description 39
- 235000019322 gelatine Nutrition 0.000 claims abstract description 39
- 235000011852 gelatine desserts Nutrition 0.000 claims abstract description 39
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 35
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 35
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 26
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims abstract description 21
- 230000008569 process Effects 0.000 claims abstract description 20
- 239000000945 filler Substances 0.000 claims abstract description 18
- 238000002156 mixing Methods 0.000 claims abstract description 15
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 claims abstract description 14
- 239000000654 additive Substances 0.000 claims abstract description 10
- 230000000996 additive effect Effects 0.000 claims abstract description 9
- 238000007865 diluting Methods 0.000 claims abstract description 9
- 238000001035 drying Methods 0.000 claims abstract description 6
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims abstract description 6
- 239000010410 layer Substances 0.000 claims description 23
- 238000005406 washing Methods 0.000 claims description 14
- 239000006260 foam Substances 0.000 claims description 7
- 239000012756 surface treatment agent Substances 0.000 claims description 5
- 238000010097 foam moulding Methods 0.000 claims description 4
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 claims description 4
- 238000007670 refining Methods 0.000 claims description 2
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 17
- 230000035699 permeability Effects 0.000 abstract description 16
- 230000000704 physical effect Effects 0.000 abstract description 7
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 abstract description 4
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 abstract description 4
- 239000004615 ingredient Substances 0.000 abstract 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 17
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 10
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 7
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 7
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 7
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 5
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 4
- 230000008859 change Effects 0.000 description 4
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 4
- 239000000047 product Substances 0.000 description 4
- 229920002803 thermoplastic polyurethane Polymers 0.000 description 4
- 239000006227 byproduct Substances 0.000 description 3
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 3
- 238000005187 foaming Methods 0.000 description 3
- 239000004014 plasticizer Substances 0.000 description 3
- 238000010298 pulverizing process Methods 0.000 description 3
- JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N Ethyl urethane Chemical compound CCOC(N)=O JOYRKODLDBILNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- LYCAIKOWRPUZTN-UHFFFAOYSA-N Ethylene glycol Chemical compound OCCO LYCAIKOWRPUZTN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000003490 calendering Methods 0.000 description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 238000011049 filling Methods 0.000 description 2
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 2
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 2
- 239000003381 stabilizer Substances 0.000 description 2
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 2
- 239000004970 Chain extender Substances 0.000 description 1
- 229920001944 Plastisol Polymers 0.000 description 1
- 230000002730 additional effect Effects 0.000 description 1
- 230000032683 aging Effects 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- WGCNASOHLSPBMP-UHFFFAOYSA-N hydroxyacetaldehyde Natural products OCC=O WGCNASOHLSPBMP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000002075 main ingredient Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 239000004999 plastisol Substances 0.000 description 1
- 229920005862 polyol Polymers 0.000 description 1
- 150000003077 polyols Chemical class 0.000 description 1
- 238000007639 printing Methods 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 230000002195 synergetic effect Effects 0.000 description 1
- 238000010998 test method Methods 0.000 description 1
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
- Treatment And Processing Of Natural Fur Or Leather (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は合成皮革の改良に関するものである。
(従来技術とその問題点)
自動車用シート材として合成皮革シートが汎用され、近
年に至っては例えば、革粉を混入した合成樹脂液を生地
状に塗着して皮革状被膜とし、皮革状性質を持たせるよ
うにしたシートが提案されている(特開昭62−263
384号)。
年に至っては例えば、革粉を混入した合成樹脂液を生地
状に塗着して皮革状被膜とし、皮革状性質を持たせるよ
うにしたシートが提案されている(特開昭62−263
384号)。
しかしながら、かかる革粉は皮革副産物としてシェービ
ング工程で多量に産出するものであるため、経時変化に
よってシート表面に縞模様が浮き出てきて、著しく商品
価値を減するという問題がある。
ング工程で多量に産出するものであるため、経時変化に
よってシート表面に縞模様が浮き出てきて、著しく商品
価値を減するという問題がある。
そこで、本発明者は鞣された皮革のシェービング工程に
て得られる革粉を洗浄処理後、繊維成分が滅失しない温
度範囲で低温乾燥し、乾燥革粉を50〜150メンシユ
に微粉砕することにより、シエーング工程の副産物とし
て産出される革粉の欠点である経時変化によってシート
表面に縞模様が浮き出てくる原因を天然皮革の風合いを
創出する繊維分を滅失させることなく解消することがで
きる革粉を提供するに至った。
て得られる革粉を洗浄処理後、繊維成分が滅失しない温
度範囲で低温乾燥し、乾燥革粉を50〜150メンシユ
に微粉砕することにより、シエーング工程の副産物とし
て産出される革粉の欠点である経時変化によってシート
表面に縞模様が浮き出てくる原因を天然皮革の風合いを
創出する繊維分を滅失させることなく解消することがで
きる革粉を提供するに至った。
(発明の目的)
叩ち、本発明の第1の目的はかかる処理された革粉を使
用して品質の優れた合成皮革を提供することにある。
用して品質の優れた合成皮革を提供することにある。
ところで、革粉を樹脂層全体に均一に分散させることに
より、樹脂層に天然皮革の物性を付与することができる
が、革粉の添加量が多くなると、また、革粉を樹脂層に
均一に分散させなければ、樹脂層の引っ張り強度が低下
して耐久性に欠ける欠点が出てくる。
より、樹脂層に天然皮革の物性を付与することができる
が、革粉の添加量が多くなると、また、革粉を樹脂層に
均一に分散させなければ、樹脂層の引っ張り強度が低下
して耐久性に欠ける欠点が出てくる。
そこで、本発明の第2の目的は合成皮革の引っ張り強度
を低減させることなく、合成樹脂層に革粉を均一に分散
させ、革粉添加の効果を最大限引き出すことのできる合
成皮革を提供することにある。
を低減させることなく、合成樹脂層に革粉を均一に分散
させ、革粉添加の効果を最大限引き出すことのできる合
成皮革を提供することにある。
(目的を達成するための手段)
本発明の第1の構成は[合成皮革用樹脂に対し、充填用
フィラーとして鞣された皮革のシェービング工程にて得
られる革粉を洗浄処理後、繊維成分が滅失しない温度範
囲で低温乾燥し、50〜150メツシュに微粉砕してな
る革粉10〜30重量%を配合し、均一分散してシート
状に成形してなる合成皮革シート」にある。
フィラーとして鞣された皮革のシェービング工程にて得
られる革粉を洗浄処理後、繊維成分が滅失しない温度範
囲で低温乾燥し、50〜150メツシュに微粉砕してな
る革粉10〜30重量%を配合し、均一分散してシート
状に成形してなる合成皮革シート」にある。
本発明において、充填用フィラーとして用いられる革粉
は次のようにして処理される。
は次のようにして処理される。
洗浄温度は革粉内に含浸される種々の化学成分の除去効
果が飛躍的に向上する30℃を下限とするのが好ましい
。それ以下では除去効果が余り期待できず、それ以上で
も余り変化が見られないため、熱効率を勘案して30〜
50℃で洗浄するのがよい。洗浄水には洗浄効果を上げ
るために、浸透剤、例えば、LTS−1000及びリビ
エールM(商品名:日本国大阪在三和化学工業(株)製
造)を少量添加するのがよい。
果が飛躍的に向上する30℃を下限とするのが好ましい
。それ以下では除去効果が余り期待できず、それ以上で
も余り変化が見られないため、熱効率を勘案して30〜
50℃で洗浄するのがよい。洗浄水には洗浄効果を上げ
るために、浸透剤、例えば、LTS−1000及びリビ
エールM(商品名:日本国大阪在三和化学工業(株)製
造)を少量添加するのがよい。
洗浄後の乾燥は大気圧下100℃以下で加熱乾燥するか
、減圧乾燥を行うことが必要である。大気圧下100℃
以上で乾燥すると、革粉内の繊維成分が加熱分解して滅
失し、所定の効果を奏し得ない。粉砕には水分5%以下
まで乾燥するのがよい。
、減圧乾燥を行うことが必要である。大気圧下100℃
以上で乾燥すると、革粉内の繊維成分が加熱分解して滅
失し、所定の効果を奏し得ない。粉砕には水分5%以下
まで乾燥するのがよい。
このようにして得られる革粉は粉砕した後、スクリーニ
ングされ、50〜150メツシュパスの範囲に微粉砕し
たものを回収する。
ングされ、50〜150メツシュパスの範囲に微粉砕し
たものを回収する。
150メツシュパス以下になると、革粉の繊維成分の物
性を有効に利用できず、天然皮革の風合いを創出できな
い。他方、50メツシュパス以上になると、表面にざら
つきが生じ、表面状態が悪くなる。したがって、50〜
150メツシュパスの範囲が好ましい。。
性を有効に利用できず、天然皮革の風合いを創出できな
い。他方、50メツシュパス以上になると、表面にざら
つきが生じ、表面状態が悪くなる。したがって、50〜
150メツシュパスの範囲が好ましい。。
合成皮革用樹脂としては、塩化ビニル樹脂、ウレタン樹
脂等一般に合成皮革用として用いられている熱可塑性樹
脂が用いられ、上記処理された革粉を10〜30重量%
の範囲で充填され、均一に分散してカレンダー加工に代
表される被覆法によりシート状に加工されるのが好まし
い。
脂等一般に合成皮革用として用いられている熱可塑性樹
脂が用いられ、上記処理された革粉を10〜30重量%
の範囲で充填され、均一に分散してカレンダー加工に代
表される被覆法によりシート状に加工されるのが好まし
い。
配合量が10重量%以下では革粉添加の効果が現出せず
、他方、30重量%を越えると引っ張り強度等のシート
材としての耐久性に欠けるためである。但し、合成樹脂
層を発泡させる場合は気泡との相乗効果を考慮すると、
配合量は5重量%から革粉添加の効果が現出するが、1
5重量%を越えると、引っ張り強度等のシート材として
の耐久性が低下するため、5〜15重量%の範囲にする
のがよい。したがって、本発明は、[合成皮革用樹脂に
対し、充填用フィラーとして鞣された皮革のシェービン
グ工程にて得られる革粉を洗浄処理後、繊維成分が滅失
しない温度範囲で低温乾燥し、50〜150メツシュに
微粉砕してなる革粉5〜15重量%を配合して発泡成形
してなる合成皮革シート」を提供することにもある。
、他方、30重量%を越えると引っ張り強度等のシート
材としての耐久性に欠けるためである。但し、合成樹脂
層を発泡させる場合は気泡との相乗効果を考慮すると、
配合量は5重量%から革粉添加の効果が現出するが、1
5重量%を越えると、引っ張り強度等のシート材として
の耐久性が低下するため、5〜15重量%の範囲にする
のがよい。したがって、本発明は、[合成皮革用樹脂に
対し、充填用フィラーとして鞣された皮革のシェービン
グ工程にて得られる革粉を洗浄処理後、繊維成分が滅失
しない温度範囲で低温乾燥し、50〜150メツシュに
微粉砕してなる革粉5〜15重量%を配合して発泡成形
してなる合成皮革シート」を提供することにもある。
上記発明の構成によれば、発泡および非発泡合成皮革シ
ートにおいて、引っ張り強度等の合成皮革に必要な耐久
性を阻害することなく、天然皮革の風合、例えば従来の
合成皮革にない透湿度をを付与することができる。特に
塩化ビニルシートはウレタン系シートに比し透湿度が極
端に低いため、風合いが劣るという欠点があり、安価で
、耐久性に優れる利点があるものの、安物として取り扱
われているのが現状であったが、塩化ビニル樹脂を主体
としても透湿度に優れた改良された合成皮革を提供する
ことができる。
ートにおいて、引っ張り強度等の合成皮革に必要な耐久
性を阻害することなく、天然皮革の風合、例えば従来の
合成皮革にない透湿度をを付与することができる。特に
塩化ビニルシートはウレタン系シートに比し透湿度が極
端に低いため、風合いが劣るという欠点があり、安価で
、耐久性に優れる利点があるものの、安物として取り扱
われているのが現状であったが、塩化ビニル樹脂を主体
としても透湿度に優れた改良された合成皮革を提供する
ことができる。
他方、上記構成では革粉はその繊維成分が合成樹脂のフ
ィラー形式の添加材として機能していると考えられるが
、係る革粉繊維成分と合成樹脂成分とのバインダーとし
て天然皮革の副産物として産出する膠又はゼラチンを利
用すれば、より一層合成皮革に天然皮革の風合を付与す
ることができる。そこで、本発明の第2の構成は、「合
成皮革用樹脂に対し、充填用フィラーとして経された皮
革のシェービング工程にて得られる革粉を洗浄処理後、
繊維成分が滅失しない温度範囲で低温乾燥し、50〜1
50メツシュに微粉砕してなる革粉lO〜30重量%」
を配合してなる非発泡合成皮革シート及び[合成皮革用
樹脂に対し、充填用フィラーとして鞣された皮革のシェ
ービング工程にて得られる革粉を洗浄処理後、繊維成分
が滅失しない温度範囲で低温乾燥し、50〜150メツ
シュに微粉砕してなる革粉5〜15重量%」を配合し、
発泡させてなる発泡合成皮革シートを形成するにあたり
、[バインダーとして膠又はゼラチンを希釈してなる添
加剤を膠又はゼラチン乾燥重量で、0.5〜10重量%
を配合して均一分散し、シート状に成形してなる合成皮
革シート」を提供することにある。
ィラー形式の添加材として機能していると考えられるが
、係る革粉繊維成分と合成樹脂成分とのバインダーとし
て天然皮革の副産物として産出する膠又はゼラチンを利
用すれば、より一層合成皮革に天然皮革の風合を付与す
ることができる。そこで、本発明の第2の構成は、「合
成皮革用樹脂に対し、充填用フィラーとして経された皮
革のシェービング工程にて得られる革粉を洗浄処理後、
繊維成分が滅失しない温度範囲で低温乾燥し、50〜1
50メツシュに微粉砕してなる革粉lO〜30重量%」
を配合してなる非発泡合成皮革シート及び[合成皮革用
樹脂に対し、充填用フィラーとして鞣された皮革のシェ
ービング工程にて得られる革粉を洗浄処理後、繊維成分
が滅失しない温度範囲で低温乾燥し、50〜150メツ
シュに微粉砕してなる革粉5〜15重量%」を配合し、
発泡させてなる発泡合成皮革シートを形成するにあたり
、[バインダーとして膠又はゼラチンを希釈してなる添
加剤を膠又はゼラチン乾燥重量で、0.5〜10重量%
を配合して均一分散し、シート状に成形してなる合成皮
革シート」を提供することにある。
バインダーとして配合される膠又はゼラチンは合成樹脂
成分に対して均一に分散させる必要がある。しかしなが
ら、膠又はゼラチン粉末をそのまま合成皮革用樹脂に対
して混合しても均一に分散し難い、そのため、本発明に
おいては、合成皮革用樹脂として塩化ビニル樹脂を使用
する場合は、膠又はゼラチンを予め可塑剤および分散安
定剤等と混合して希釈して用い、ウレタン樹脂を使用す
る場合はポリオール成分に予め混合するか、又は鎖伸長
剤であるグリコール成分と予め混合して希釈して用いる
のがよい。
成分に対して均一に分散させる必要がある。しかしなが
ら、膠又はゼラチン粉末をそのまま合成皮革用樹脂に対
して混合しても均一に分散し難い、そのため、本発明に
おいては、合成皮革用樹脂として塩化ビニル樹脂を使用
する場合は、膠又はゼラチンを予め可塑剤および分散安
定剤等と混合して希釈して用い、ウレタン樹脂を使用す
る場合はポリオール成分に予め混合するか、又は鎖伸長
剤であるグリコール成分と予め混合して希釈して用いる
のがよい。
樹脂分に対するその配合量は膠又はゼラチン乾燥重量で
、0.5〜10重量%が配合される範囲が好ましい。
、0.5〜10重量%が配合される範囲が好ましい。
0.5重量%以下では所定の添加効果が現出しない一方
、10重量%以上では合成皮革の耐久性を阻害する原因
となるからである。
、10重量%以上では合成皮革の耐久性を阻害する原因
となるからである。
本発明の上記第2の構成によれば、革粉と合成樹脂との
バインダーとして樹脂性質を有する膠又はゼラチン成分
が作用し、より一層天然皮革の風合を現出させることが
できる。因み、単に革粉だけを添加混合する場合より透
湿度が2倍以上向上する。また、膠又はゼラチン成分を
含む合成皮革シートを熱水処理すると、合成皮革シート
内の膠又はゼラチンの一部が流失して天然皮革の毛穴様
の細孔が形成されるためか、上記透湿度は飛躍的に向上
し、天然皮革に匹敵する物性が現出することが見出され
ている。
バインダーとして樹脂性質を有する膠又はゼラチン成分
が作用し、より一層天然皮革の風合を現出させることが
できる。因み、単に革粉だけを添加混合する場合より透
湿度が2倍以上向上する。また、膠又はゼラチン成分を
含む合成皮革シートを熱水処理すると、合成皮革シート
内の膠又はゼラチンの一部が流失して天然皮革の毛穴様
の細孔が形成されるためか、上記透湿度は飛躍的に向上
し、天然皮革に匹敵する物性が現出することが見出され
ている。
現在、合成皮革シートに通気性を付与する方法として■
機械的・電気的に穿孔する方法、■基布上にプラスチゾ
ルをステンシルプリントし、露出した基布の織目を利用
する方法、■水に可溶性のDMFを混合して圧延被覆し
、水洗してDMFを溶出する方法が提案されているが、
本発明における熱水処理されたシートは細孔を介して外
部と樹脂内部の膠又はゼラチン及び革粉成分が連通する
結果、あたかも天然皮革の過湿物性構造を形成すると考
えられる点で差異を有する。
機械的・電気的に穿孔する方法、■基布上にプラスチゾ
ルをステンシルプリントし、露出した基布の織目を利用
する方法、■水に可溶性のDMFを混合して圧延被覆し
、水洗してDMFを溶出する方法が提案されているが、
本発明における熱水処理されたシートは細孔を介して外
部と樹脂内部の膠又はゼラチン及び革粉成分が連通する
結果、あたかも天然皮革の過湿物性構造を形成すると考
えられる点で差異を有する。
上記本発明の第1および第2の構成は、発泡層表面にト
ップ層を膜端部してなる軟質塩化ビニル、ウレタン樹脂
等の合成皮革シートに利用することができる。即ち、本
発明の第3の構成は、発泡層表面にトップ層を膜端部し
てなる合成皮革シートにおいて、[発泡層は合成皮革用
樹脂に対し、充填用フィラーとして鞣された皮革のシェ
ービング工程にて得られる革粉を洗浄処理後、繊維成分
が滅失しない温度範囲で低温乾燥し、50〜150メツ
シュに微粉砕してなる革粉5〜15重量%を配合して発
泡成形するか、又は合成皮革用樹脂に対し、充填用フィ
ラーとして鞣された皮革のシェービング工程にて得られ
る革粉を洗浄処理後、繊維成分が滅失しない温度範囲で
低温乾燥し、50〜150メツシュに微粉砕してなる革
粉5〜15重量%とバインダーとして膠又はゼラチンを
希釈してなる添加剤を膠又はゼラチン乾燥ffi!で、
0゜5〜10重量%を配合して発泡成形してなる一方、
トップ層は合成皮革用樹脂に対し、充填用フィラーとし
て鞣された皮革のシェービング工程にて得られる革粉を
洗浄処理後、繊維成分が滅失しない温度範囲で低温乾燥
し、50〜150メツシュに微粉砕してなる革粉10〜
30重量%混合して膜形成するか、又は合成皮革用樹脂
に対し、充填用フィラーとして鞣された皮革のシェービ
ング工程にて得られる革粉を洗浄処理後、繊維成分が滅
失しない温度範囲で低温乾燥し、50〜150メツシュ
に微粉砕してなる革粉lO〜30重量%とバインダーと
して膠又はゼラチンを希釈してなる添加剤を膠又はゼラ
チン成分として、0.5〜10重量%を配合して膜形成
してなる合成皮革シート」を提供することにある。
ップ層を膜端部してなる軟質塩化ビニル、ウレタン樹脂
等の合成皮革シートに利用することができる。即ち、本
発明の第3の構成は、発泡層表面にトップ層を膜端部し
てなる合成皮革シートにおいて、[発泡層は合成皮革用
樹脂に対し、充填用フィラーとして鞣された皮革のシェ
ービング工程にて得られる革粉を洗浄処理後、繊維成分
が滅失しない温度範囲で低温乾燥し、50〜150メツ
シュに微粉砕してなる革粉5〜15重量%を配合して発
泡成形するか、又は合成皮革用樹脂に対し、充填用フィ
ラーとして鞣された皮革のシェービング工程にて得られ
る革粉を洗浄処理後、繊維成分が滅失しない温度範囲で
低温乾燥し、50〜150メツシュに微粉砕してなる革
粉5〜15重量%とバインダーとして膠又はゼラチンを
希釈してなる添加剤を膠又はゼラチン乾燥ffi!で、
0゜5〜10重量%を配合して発泡成形してなる一方、
トップ層は合成皮革用樹脂に対し、充填用フィラーとし
て鞣された皮革のシェービング工程にて得られる革粉を
洗浄処理後、繊維成分が滅失しない温度範囲で低温乾燥
し、50〜150メツシュに微粉砕してなる革粉10〜
30重量%混合して膜形成するか、又は合成皮革用樹脂
に対し、充填用フィラーとして鞣された皮革のシェービ
ング工程にて得られる革粉を洗浄処理後、繊維成分が滅
失しない温度範囲で低温乾燥し、50〜150メツシュ
に微粉砕してなる革粉lO〜30重量%とバインダーと
して膠又はゼラチンを希釈してなる添加剤を膠又はゼラ
チン成分として、0.5〜10重量%を配合して膜形成
してなる合成皮革シート」を提供することにある。
なお、一般に表層として皮革表面処理剤を塗布する必要
がある場合は、表面処理剤中に膠又はゼラチンを乾燥重
量で、0.5〜10重量%を配合してなる表面処理剤を
塗布するようにするのが、下層とのなじみを阻害しない
ので好ましい。
がある場合は、表面処理剤中に膠又はゼラチンを乾燥重
量で、0.5〜10重量%を配合してなる表面処理剤を
塗布するようにするのが、下層とのなじみを阻害しない
ので好ましい。
以下、本発明を実施例に基づき、詳細に説明することに
する。 、 (革粉製造例) 靭工程後、シェービング工程で得られた革粉を温水洗浄
し、排水後浸透剤を添加し、温水下2時間攪拌する。排
水後1時間水洗して再び排水し、浸透剤を添加し、温水
下1時間攪拌する。その後、排水、温水洗浄を3回繰り
返す、洗浄した革粉を大気圧下炉内温度60〜80℃で
、含水率5%以下までじっ(りと低温乾燥させ、これを
衝撃微粉砕機(イトマンエンジニアリング製)にて粉砕
する。ついで、スクリーニングして50〜150メツシ
ュパスの革粉を回収する。
する。 、 (革粉製造例) 靭工程後、シェービング工程で得られた革粉を温水洗浄
し、排水後浸透剤を添加し、温水下2時間攪拌する。排
水後1時間水洗して再び排水し、浸透剤を添加し、温水
下1時間攪拌する。その後、排水、温水洗浄を3回繰り
返す、洗浄した革粉を大気圧下炉内温度60〜80℃で
、含水率5%以下までじっ(りと低温乾燥させ、これを
衝撃微粉砕機(イトマンエンジニアリング製)にて粉砕
する。ついで、スクリーニングして50〜150メツシ
ュパスの革粉を回収する。
(実施例1)
合成皮革用軟質塩化ビニルコンパウンド100重量部を
加熱熔融し、これに本発明に係る処理された革粉(10
0メツシュパス)を15重量部混合し、均一に分散させ
てカレンダーロールにてシート状に形成する。
加熱熔融し、これに本発明に係る処理された革粉(10
0メツシュパス)を15重量部混合し、均一に分散させ
てカレンダーロールにてシート状に形成する。
(実施例2)
発泡型合成皮革用軟質塩化ビニルコンパウンド100重
量部を加熱熔融し、これに本発明に係る処理された革粉
(100メツシュパス)を5重量部混合し、均一に分散
させてカレンダーロールにてシート状に形成した後、加
熱工程を通して発泡させ、発泡シートを製造する。
量部を加熱熔融し、これに本発明に係る処理された革粉
(100メツシュパス)を5重量部混合し、均一に分散
させてカレンダーロールにてシート状に形成した後、加
熱工程を通して発泡させ、発泡シートを製造する。
(比較試験例1)
他方、本発明に係る革粉に代え、未処理の革粉(100
メツシュパス)を同量混合し、均一に分散させて形成し
たシートと経時変化を観察した。
メツシュパス)を同量混合し、均一に分散させて形成し
たシートと経時変化を観察した。
その結果、本発明に係る革粉を使用したシートは未処理
の革粉を使用したシートと透湿性等の天然皮革風合は同
等であるが、その表面に何の変化も生じないのに対し、
未処理の革粉を使用したシートの表面には縞模様が現出
して著しく商品外観を阻害するに至った。
の革粉を使用したシートと透湿性等の天然皮革風合は同
等であるが、その表面に何の変化も生じないのに対し、
未処理の革粉を使用したシートの表面には縞模様が現出
して著しく商品外観を阻害するに至った。
(実施例3)
合成皮革用軟質塩化ビニルコンパウンド100重量部に
対し、膠又はゼラチンを予め可塑剤および分散安定剤と
予め混合して希釈分散し、樹脂分に対し乾燥重量にして
5M量%になる重量部を添加して加熱下に攪拌混合し、
これに本発明に係る処理された革粉(100メツシュパ
ス)を155重量部混し、均一に分散させてカレンダー
ロールにてシート状に形成する。
対し、膠又はゼラチンを予め可塑剤および分散安定剤と
予め混合して希釈分散し、樹脂分に対し乾燥重量にして
5M量%になる重量部を添加して加熱下に攪拌混合し、
これに本発明に係る処理された革粉(100メツシュパ
ス)を155重量部混し、均一に分散させてカレンダー
ロールにてシート状に形成する。
(実施例4)
発泡型合成皮革用軟質塩化ビニルコンパウンドtooi
ii部に対し、膠又はゼラチンを予め可塑剤および分散
安定剤と予め混合して希釈分散し、樹脂分に対し乾燥重
量にして5重量%になる重量部を添加して加熱下に攪拌
混合し、これに本発明に係る処理された革粉(100メ
ツシュパス)を5重量部混合し、均一に分散させてカレ
ンダーロールにてシート状に形成した後、加熱工程を通
して発泡させ、発泡シートを製造する。
ii部に対し、膠又はゼラチンを予め可塑剤および分散
安定剤と予め混合して希釈分散し、樹脂分に対し乾燥重
量にして5重量%になる重量部を添加して加熱下に攪拌
混合し、これに本発明に係る処理された革粉(100メ
ツシュパス)を5重量部混合し、均一に分散させてカレ
ンダーロールにてシート状に形成した後、加熱工程を通
して発泡させ、発泡シートを製造する。
(実施例5および6)
実施例3および4で製造された塩化ビニルシートを10
0℃前後の熱水に浸漬して熱水処理して乾燥した。
0℃前後の熱水に浸漬して熱水処理して乾燥した。
他方、本発明に係る革粉に代え、未処理の革粉(100
メツシュパス)を同量混合する以外は実施例3および4
と同様にしてシート形成し、熱水処理を施した。その結
果、本発明に係る革粉を使用したシートは未処理の革粉
を使用したシートと透湿性等の天然皮革風合は同等であ
るが、その表面に何の変化も生じないのに対し、未処理
の革粉を使用したシートの表面には縞模様が現出して著
しく商品外観を阻害するに至った。
メツシュパス)を同量混合する以外は実施例3および4
と同様にしてシート形成し、熱水処理を施した。その結
果、本発明に係る革粉を使用したシートは未処理の革粉
を使用したシートと透湿性等の天然皮革風合は同等であ
るが、その表面に何の変化も生じないのに対し、未処理
の革粉を使用したシートの表面には縞模様が現出して著
しく商品外観を阻害するに至った。
(透湿度比較試験例)
日本工業規格「革の透湿度試験方法J(JISK654
9)により、実施例1〜6で製造された合成皮革シート
の透湿度を試験し、未処理天然皮革と比較した。結果を
下記第1表に示す。
9)により、実施例1〜6で製造された合成皮革シート
の透湿度を試験し、未処理天然皮革と比較した。結果を
下記第1表に示す。
なお、本規格では、透湿度とは、一定時間に単位面積の
膜状物質を通過する水蒸気の量をいい、温度30±1℃
において、革を境界面とし、一方の空気を相対湿度80
±5%に、反対側の空気を乾燥状態に保ったとき、1時
間にこの境界面を通過する水蒸気の質量(mg)をその
基1c+4当たりに換算し、その値をその値を透湿度と
している。
膜状物質を通過する水蒸気の量をいい、温度30±1℃
において、革を境界面とし、一方の空気を相対湿度80
±5%に、反対側の空気を乾燥状態に保ったとき、1時
間にこの境界面を通過する水蒸気の質量(mg)をその
基1c+4当たりに換算し、その値をその値を透湿度と
している。
第1表
試験項目 平均値(IIIg/−・hr)実施例1
011 2 0.2 3 0.2 4 0.25 熱水処理 実施例5 0.5 6 0.6 天然皮革 (未処理) 1. 0 塩ビシート O (実施例7) 実施例1に示すように、合成皮革用軟質塩化ビニルコン
パウンド100重量部を加熱溶融し、これに本発明に係
る処理された革粉(100メツシュパス)を155重量
部混し、均一に分散させてカレンダーロールにてフィル
ム状に形成されるトップ層と、実施例2に示すように、
発泡型合成皮革用軟質塩化ビニルコンパウンドまたはウ
レタン樹脂コンパウンド100重量部を加熱溶融し、こ
れに本発明に係る処理された革粉(100メツシュパス
)を5重量部混合し、均一に分散させてカレンダーロー
ルにてシート状に形成した後、加熱工程を通して発泡さ
せて形成した発泡シートとを接着して合成皮革を製造し
た。
011 2 0.2 3 0.2 4 0.25 熱水処理 実施例5 0.5 6 0.6 天然皮革 (未処理) 1. 0 塩ビシート O (実施例7) 実施例1に示すように、合成皮革用軟質塩化ビニルコン
パウンド100重量部を加熱溶融し、これに本発明に係
る処理された革粉(100メツシュパス)を155重量
部混し、均一に分散させてカレンダーロールにてフィル
ム状に形成されるトップ層と、実施例2に示すように、
発泡型合成皮革用軟質塩化ビニルコンパウンドまたはウ
レタン樹脂コンパウンド100重量部を加熱溶融し、こ
れに本発明に係る処理された革粉(100メツシュパス
)を5重量部混合し、均一に分散させてカレンダーロー
ルにてシート状に形成した後、加熱工程を通して発泡さ
せて形成した発泡シートとを接着して合成皮革を製造し
た。
(実施例8)
実施例3に示すように、合成皮革用軟質塩化ビニルコン
パウンド100重量部に膠又はゼラチンを樹脂分に対し
乾燥重量にして5重量%になる重量部を添加して加熱下
に攪拌混合し、これに本発明に係る処理された革粉(1
00メツシュパス)を155重量部混し、均一に分散さ
せてカレンダーロールにてフィルム状に形成したトップ
層と、実施例4に示すように、発泡型合成皮革用軟質塩
化ビニルコンパウンド100重量部と膠又はゼラチンを
樹脂分に対し乾燥重量にして5重量%を添加して加熱下
に攪拌混合し、これに本発明に係る処理された革粉(1
00メツシュパス)を5重量部混合し、均一に分散させ
てカレンダーロールにてシート状に形成した後、加熱工
程を通して発泡させ、発泡シートとを接着して合成皮革
シートを製造した。
パウンド100重量部に膠又はゼラチンを樹脂分に対し
乾燥重量にして5重量%になる重量部を添加して加熱下
に攪拌混合し、これに本発明に係る処理された革粉(1
00メツシュパス)を155重量部混し、均一に分散さ
せてカレンダーロールにてフィルム状に形成したトップ
層と、実施例4に示すように、発泡型合成皮革用軟質塩
化ビニルコンパウンド100重量部と膠又はゼラチンを
樹脂分に対し乾燥重量にして5重量%を添加して加熱下
に攪拌混合し、これに本発明に係る処理された革粉(1
00メツシュパス)を5重量部混合し、均一に分散させ
てカレンダーロールにてシート状に形成した後、加熱工
程を通して発泡させ、発泡シートとを接着して合成皮革
シートを製造した。
(発明の効果)
以上の説明で明らかなように、本発明の第1の構成によ
れば、合成皮革用樹脂に対し、充填用フィラーとして鞣
された皮革のシェービング工程にて得られる革粉を洗浄
処理後、繊維成分が滅失しない温度範囲で低温乾燥し、
50〜150メツシュに微粉砕してなる革粉を配合して
合成皮革シートを製造するので、引っ張り強度等の合成
皮革に必要な耐久性を阻害することなく、革粉の特質を
有効利用して合成皮革の欠点であった透湿度を改善し、
天然皮革の風合を付与することができると同時に、靭工
程において含浸された種々の成分が合成皮革表面に浸出
して品質を阻害することもない。
れば、合成皮革用樹脂に対し、充填用フィラーとして鞣
された皮革のシェービング工程にて得られる革粉を洗浄
処理後、繊維成分が滅失しない温度範囲で低温乾燥し、
50〜150メツシュに微粉砕してなる革粉を配合して
合成皮革シートを製造するので、引っ張り強度等の合成
皮革に必要な耐久性を阻害することなく、革粉の特質を
有効利用して合成皮革の欠点であった透湿度を改善し、
天然皮革の風合を付与することができると同時に、靭工
程において含浸された種々の成分が合成皮革表面に浸出
して品質を阻害することもない。
他方、本発明の第2の構成によれば、充填用フィラーと
して配合される革粉とバインダーとじて配合される膠又
はゼラチンを希釈してなる添加剤を併用して革粉添加効
果を増強するようにしたので、革粉単独の場合よりも透
湿度を含め、天然皮革の風合を増大させることができる
。しかもかかる構成ではバインダーとして使用される膠
又はゼラチンは希釈して分散配合されているため、熱水
処理を施すことによりその一部が流失して天然皮革毛穴
様の細孔を多数形成し、樹脂内部の革粉からなる繊維成
分と残留する膠又はゼラチン成分とによって形成される
皮革様組織が外部と連通ずるため、天然皮革に類似の物
性を付与することができる。
して配合される革粉とバインダーとじて配合される膠又
はゼラチンを希釈してなる添加剤を併用して革粉添加効
果を増強するようにしたので、革粉単独の場合よりも透
湿度を含め、天然皮革の風合を増大させることができる
。しかもかかる構成ではバインダーとして使用される膠
又はゼラチンは希釈して分散配合されているため、熱水
処理を施すことによりその一部が流失して天然皮革毛穴
様の細孔を多数形成し、樹脂内部の革粉からなる繊維成
分と残留する膠又はゼラチン成分とによって形成される
皮革様組織が外部と連通ずるため、天然皮革に類似の物
性を付与することができる。
更に、発泡層表面にトップ層を膜精製してなる合成皮革
を製造するにあたり、トップ層だけに天然皮革の風合を
持たせるのではなく、基布層に対しても天然皮革の風合
を持たせるようにしたので、表面物性だけでなく、全体
としての組織物性を天然皮革様に構成することができる
結果、例えば、従来の合成皮革には見られない引っ張り
に対する方向性が現れる。
を製造するにあたり、トップ層だけに天然皮革の風合を
持たせるのではなく、基布層に対しても天然皮革の風合
を持たせるようにしたので、表面物性だけでなく、全体
としての組織物性を天然皮革様に構成することができる
結果、例えば、従来の合成皮革には見られない引っ張り
に対する方向性が現れる。
特に、塩化ビニルシートはウレタン系シートに比し透湿
度が極端に低いため、風合いが劣るという欠点があり、
安価で、耐久性に優れる利点があるものの、安物として
取り扱われているのが現状であったが、塩化ビニル樹脂
を主体としても透湿度に優れた改良された合成皮革を提
供することができ、しかも保温性、保水性、電導性、耐
老化性(可塑剤の発散防止)等の効果も付加される利点
がある。
度が極端に低いため、風合いが劣るという欠点があり、
安価で、耐久性に優れる利点があるものの、安物として
取り扱われているのが現状であったが、塩化ビニル樹脂
を主体としても透湿度に優れた改良された合成皮革を提
供することができ、しかも保温性、保水性、電導性、耐
老化性(可塑剤の発散防止)等の効果も付加される利点
がある。
なお、本発明に係るシートは本出願人が別途出願した合
成皮革、即ち、合成皮革用樹脂に膠又はゼラチンを希釈
分散してなる添加剤を膠又はゼラチン成分として乾燥重
量で0.5〜10重量%配合し、膠又はゼラチン成分を
均一に分散させてなる発泡又は非発泡層を有する合成皮
革シートと適宜組み合わせて積層して用いることも可能
であることは言うまでもない。
成皮革、即ち、合成皮革用樹脂に膠又はゼラチンを希釈
分散してなる添加剤を膠又はゼラチン成分として乾燥重
量で0.5〜10重量%配合し、膠又はゼラチン成分を
均一に分散させてなる発泡又は非発泡層を有する合成皮
革シートと適宜組み合わせて積層して用いることも可能
であることは言うまでもない。
Claims (8)
- (1)合成皮革用樹脂に対し、充填用フィラーとして鞣
された皮革のシェービング工程にて得られる革粉を洗浄
処理後、繊維成分が滅失しない温度範囲で低温乾燥し、
50〜150メッシュに微粉砕してなる革粉10〜30
重量%を配合し、均一分散してシート状に成形してなる
非発泡合成皮革シート。 - (2)バインダーとして膠又はゼラチンを希釈してなる
添加剤を膠又はゼラチン乾燥重量で、0.5〜10重量
%を配合して均一分散してなる前記第(1)項記載の合
成皮革シート。 - (3)表層として膠又はゼラチンを乾燥重量で、0.5
〜10重量%を配合してなる表面処理剤を塗布してなる
前記第(1)項又は第(2)項記載の合成皮革シート。 - (4)合成皮革用樹脂に対し、充填用フィラーとして鞣
された皮革のシェービング工程にて得られる革粉を洗浄
処理後、繊維成分が滅失しない温度範囲で低温乾燥し、
50〜150メッシュに微粉砕してなる革粉5〜15重
量%を配合して発泡成形してなる発泡合成皮革シート。 - (5)バインダーとして膠又はゼラチンを希釈してなる
添加剤を膠又はゼラチン乾燥重量で、0.5〜10重量
%を配合してなる前記第(4)項記載の発泡合成皮革シ
ート。 - (6)表層として膠又はゼラチンを乾燥重量で、0.5
〜10重量%を配合してなる表面処理剤を塗布してなる
前記第(4)項又は第(5)項記載の合成皮革シート。 - (7)発泡層表面にトップ層を膜精製してなる合成皮革
シートにおいて、 発泡層は合成皮革用樹脂に対し、充填用フィラーとして
鞣された皮革のシェービング工程にて得られる革粉を洗
浄処理後、繊維成分が滅失しない温度範囲で低温乾燥し
、50〜150メッシュに微粉砕してなる革粉5〜15
重量%を配合するか、又は更にバインダーとして膠又は
ゼラチンを希釈してなる添加剤を膠又はゼラチン乾燥重
量で、0.5〜10重量%を配合して発泡成形してなる
一方、トップ層は合成皮革用樹脂に対し、充填用フィラ
ーとして鞣された皮革のシェービング工程にて得られる
革粉を洗浄処理後、繊維成分が滅失しない温度範囲で低
温乾燥し、50〜150メッシュに微粉砕してなる革粉
10〜30重量%混合するか、又は更にバインダーとし
て膠又はゼラチンを希釈してなる添加剤を膠又はゼラチ
ン乾燥重量で、0.5〜10重量%を配合して膜形成し
てなる合成皮革シート。 - (8)表層として膠又はゼラチンを乾燥重量で、0.5
〜10重量%を配合してなる表面処理剤を塗布してなる
前記第(7)項記載の合成皮革シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62326213A JP2903154B2 (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | 合成皮革 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62326213A JP2903154B2 (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | 合成皮革 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01168977A true JPH01168977A (ja) | 1989-07-04 |
| JP2903154B2 JP2903154B2 (ja) | 1999-06-07 |
Family
ID=18185257
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62326213A Expired - Lifetime JP2903154B2 (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | 合成皮革 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2903154B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113600086A (zh) * | 2021-09-06 | 2021-11-05 | 福建东泰高分子材料有限公司 | 一种耐腐蚀合成革表面处理剂生产设备 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62263384A (ja) * | 1986-05-02 | 1987-11-16 | Ain Eng Kk | シ−ト |
-
1987
- 1987-12-22 JP JP62326213A patent/JP2903154B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62263384A (ja) * | 1986-05-02 | 1987-11-16 | Ain Eng Kk | シ−ト |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113600086A (zh) * | 2021-09-06 | 2021-11-05 | 福建东泰高分子材料有限公司 | 一种耐腐蚀合成革表面处理剂生产设备 |
| CN113600086B (zh) * | 2021-09-06 | 2023-06-23 | 福建东泰高分子材料有限公司 | 一种耐腐蚀合成革表面处理剂生产设备 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2903154B2 (ja) | 1999-06-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0079723B1 (en) | Decorative wallcovering in roll form | |
| JP4882144B2 (ja) | 壁紙の製造方法 | |
| JP2566799B2 (ja) | 透湿度の優れた合成皮革 | |
| JPH01168977A (ja) | 合成皮革 | |
| EP0164076B1 (en) | Process for producing artificial leather similar to real leather by chemically processing synthetic sheet materials | |
| KR910000056B1 (ko) | 합성피혁용 충전재 및 그것을 이용한 합성피혁 | |
| DE3628302C2 (ja) | ||
| JP2542048Y2 (ja) | 内装材 | |
| JPH0122858B2 (ja) | ||
| KR910000057B1 (ko) | 투습도가 우수한 합성피혁 | |
| JP3121393B2 (ja) | 塩化ビニル系高発泡シート | |
| JPS61258745A (ja) | 木質様合成樹脂シ−ト | |
| JPH09157427A (ja) | ペースト状組成物及びこれを用いて作られる合成樹脂層をもつ積層体 | |
| DE2551163A1 (de) | Dekorationsplatte und verfahren zu ihrer herstellung | |
| JPH0813397A (ja) | 壁紙とその製造方法 | |
| JPH073658A (ja) | 難燃・撥水性シートの製造方法 | |
| JPH0693571A (ja) | 合成皮革の製造方法 | |
| JPS5841300B2 (ja) | 塩化ビニル樹脂製連通気泡体の製造方法 | |
| JP3663497B2 (ja) | スエード調発泡ゴムシートを製造する方法 | |
| JP3868619B2 (ja) | 化粧材 | |
| JPS62167334A (ja) | 耐燃性チツプフオ−ムシ−トの製造方法 | |
| JPS6235513B2 (ja) | ||
| JPH07238476A (ja) | 内装用化粧材 | |
| JPS63152482A (ja) | 合成皮革 | |
| JP2001038837A (ja) | 発泡複合シート及びその製造方法 |