JPH01171609A - 微細α−アルミナ限外ろ過膜及びその製造方法 - Google Patents

微細α−アルミナ限外ろ過膜及びその製造方法

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JPH01171609A
JPH01171609A JP63310241A JP31024188A JPH01171609A JP H01171609 A JPH01171609 A JP H01171609A JP 63310241 A JP63310241 A JP 63310241A JP 31024188 A JP31024188 A JP 31024188A JP H01171609 A JPH01171609 A JP H01171609A
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Robert A Hay
ロバート エイ.ヘイ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、限外ろ過膜の分野に関する。ここで言う限
外ろ過膜とは、この出願の目的上、有効細孔寸法が11
00n以下の膜と定義される。より詳しく言うと、この
発明は微細限外ろ過膜、すなわち有効細孔寸法35nm
以下の膜に関する。限外ろ過膜は、当業界において公知
のように、ろ材、選択的拡散又は流出バリヤー、浸透又
は電気泳動膜、気相と液相との間の反応を制御するため
の帯域等として用いることができる。これらの膜は、無
支持で使用されることがあるが、それらはより頻繁には
、実質上もっと大きな細孔寸法を有するずっと強く且つ
厚い支持膜によって、この支持膜が限外ろ過膜を通る物
質の流れを有意に制限せずに機械的に支えることに寄与
するように支持される。
都合よく且つしばしば利用される支持体は、平均の細孔
寸法が約100〜5000nmのマイクロフィルターで
ある。
支持体を有する限外ろ過膜、又は細孔寸法を異にする二
もしくは三基上の層を有する他のタイプのろ材もしくは
膜について、膜と支持体とを合わせた総合集成体の分離
の有効性を制御する一番細かい細孔寸法を有する層を、
ここでは「有効分離層」と表記する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕ベーマ
イト又はバイヤライト粒子をゾルから微孔質アルミナ支
持体へ付着させ、次いでこの付着物を乾燥させてT−ア
ルミナのろ過膜を調製することは、当業界において公知
である。付着ゲルの厚さは、リーナース(^、 Lee
naars)らによりChemtech 16.560
〜64(1986)に教示されたように、ゾルと支持体
とを接触させる時間及びゾルの特性を調節することによ
り制御することができる。この参考文献に記載されたよ
うに、膜は、乾燥しているけれどもまだ化学的に水和さ
れた形で使用してもよく、あるいは加熱して2.7nm
はどの小さな細孔寸法を有する非水和γ−アルミナ有効
分離層を生じさせてもよい。しかしながら、これらの膜
を有効分離層がα−アルミナに転化するのに十分なだけ
加熱する場合には、細孔寸法は象、速に増大しそして細
孔率は低下する(第562頁)。
T−アルミナは、種々の実用上重要な環境、例えば次亜
塩素酸ナトリウム水溶液、水酸化ナトリウム水溶液、及
び硝酸水溶液のような環境において耐腐食性がα−アル
ミナよりも有意に小さい、ということは公知である。
リーナースら、Journal of Materia
ls 5cience19、1077〜1088 (1
984)は、最小細孔寸法が38nmより大きいα−ア
ルミナ膜を第1表に示す。ウィルソン(S、 Wils
on)ら、Journal of Co11oid a
ndInterface 5cience 82.50
7〜17(1981)は、細孔寸法約0.8n…の中間
γ−アルミナ相から形成された、細孔寸法が25nmは
どの小さいものであるα−アルミナを報告する。ウィル
ソンらにより報告された生成物は、膜の形をしておらず
、むしろ粉末の形態であると信じられる。
付着物に結晶性アルミナの小さい粒子の種を加え又はこ
の粒子から核を生成させることによって、さもなければ
必要とされるよりも速く且つ低い温度で、ゲル化無定形
アルミナ水和物を多結晶性α−アルミナへ転移させるこ
とができる、ということも知られている。1986年1
1月18日発行のコツトリンガ−(coLtringe
r) らの米国特許第4G23364号明m書は、この
ためにはα−アルミナが有効であることを教示し、また
マツカードル(J、McArdle)ら、 Journ
al  of  the  American  Ce
ramic  5ociety69、C98〜C101
(1986)は、T−アルミナを使用してもよいという
ことを教示する。ところが、これらの教示及び出願人ら
の知る核生成転移の先行の全ての教示は、多孔性膜を調
製することを目的とするのでなく、製品の高密度を達成
することを目的としてバルク試料に応用されている。実
際に、種の添加又は核の生成は、先に引用した参考文献
により教示されるように緻密化を促進するので、限外ろ
過膜に必要とされるように一貫して調節された微細な細
孔性を得ることを一層困難にすることが予測されよう。
〔課題を解決するための手段及び作用効果〕(a)有効
量の微細に分割された結晶性種粒子を分散させたアルミ
ナ水和物ゲルの層をマイクロソイ/l−支持体にコーテ
ィングし、(b)このゲル層及び支持体を乾燥させ、そ
して、(c)乾燥したゲル層及び支持体を、乾燥ゲルを
α−アルミナに転化させるのに十分なだけの時間130
0℃未満の温度で加熱することによって、有効分離層が
本質的にα−アルミナからなる、支持体に支持された微
細な限外ろ過膜を得ることができる。ここにおいて、「
本質的にα−アルミナからなる」とは、有効分離層の少
なくとも60体積%がα−アルミナであること、そして
有効分離層が商業的に純粋な多結晶性α−アルミナを特
徴づけるのと実質的に同じである耐化学攻撃性を有する
ことを意味する。
この発明による限外ろ過材のための好ましい支持体は、
マサチューセッツ、ウースター(Worces Ler
)のツートンカンパニーよりCERAFLOという商品
名で入手可能な実質上100%α−アルミナの管状マイ
クロフィルターである。これらの管は、平均の細孔寸法
が0.2 JMから5JIrRまで又はそれ以上であり
、一番細かい細孔の層における平均の細孔寸法がO11
〜0.3−であって、管の内側あるいは外側のどちらか
に有効分離層のあるものが入手可能である。
好ましいアルミナ水和物はベーマイトであり、またコロ
イド性のベーマイトの好ましい源はコンデア(cond
ea)社により供給される商業的に入手可能な製品、す
なわちSB Plural Alu+*inaである。
供給されるコロイド性分散液は、必要ならば好ましくは
水で希釈して、その濃度をA f OOH含有量0、5
〜10重世%の範囲内にする。適当なベーマイト濃度の
分散液は、標準的にわずかに酸性にして初期ゲル化点に
もってゆく。加熱によって望ましくないどのような残留
物をも残さない都合のよいかなり強いいずれの酸、例え
ば塩酸、過塩素酸、又は酢酸のようなものを使用するこ
ともできるが、一般には硝酸が好ましい。
酸性化の前又はその後に、ベーマイト分散液に適当量の
微細な結晶性の種を混合する。α−アルミナの種が一般
には好ましいけれども、T−アルミナやα−酸化鉄、あ
るいはα−アルミ士の成長を促進するいずれの結晶を使
用してもよい。種の結晶性固形物の全重量は、分散液の
ベーマイトの量の好ましくは0.05〜1重量%であり
、更になお好ましくはベーマイトの0.4〜0.8重量
%である。
種弁は十分に小さく、その比表面積は少なくとも35r
rf/gであるべきであり、好ましくは少なくとも10
0rd/gである。アルミナを主成分とする種に少量の
普通の不純物、例えばシリカ、マグネシア、又はチタニ
アのようなものが存在することは、これらの物質がこの
発明による方法で作られた多結晶性α−アルミナの有効
分離層の化学的な耐性を有意に低下させるに十分な量で
存在していない限りは、有意の害を少しも与えるように
は思われない。
種は好ましくはα−アルミナであり、そして種の好まし
い源は、米国特許第4623364号明細書に記載され
たように、振動ミルで処理する間のアルミナを主成分と
する粉砕媒体の摩滅である。この米国特許明細書全体は
、参照によりここに組み入れられる。
支持体上に付着するゲル層の厚さは、当業界において一
般に知られているように支持体との接触時間によって調
節することができ、最終的に形成されるろ適帰の厚さは
これがそれから形成されたゲル層の厚さに一般的に接近
する。約5−よりも厚い層は、乾燥及び/又は焼成を行
なう間に割れる傾向があるけれども、例えば20.”X
はそれ以上の厚い超微細な層が必要な場合には、個々の
層をそれぞれ中間的に乾燥及び焼成した連続する層の多
重コーティングを利用して、そのような20迦又はそれ
以上の厚さの有効なろ適帰を作り上げることができる。
この発明に従って調製したゲル層は、室温で乾燥させる
のが好ましく、そしてそれは、一般には24時間又はそ
れ未満で達成されよう。乾燥した層は、割れが生じるこ
と及び/又は層に望ましくない大きな細孔が発生するこ
とを避けるため、注意深く且つゆっくりと加熱してα−
アルミナに転化させなければならない。厚さ5.nまで
の乾燥ゲルの層について適当な加熱の課程は、温度を2
0”C/ hの速度で室温から600℃に上げ、600
℃で6時間保持し、50℃/hの速度で900”Cに昇
温し、900”Cで3時間保持し、均一な速度で2時間
かけて1000℃に昇温し、そして1000℃で1時間
保持するものである。冷却は、300℃/h以下の速度
で行なうべきである。
この発明による有効分N層における割れ又は大きな細孔
の形成の可能性を減少させるためには、厚さ約1−の一
連の付着物を、おのおのの付着の後に付着物を中間的に
乾燥させ、そしてそれをα−アルミナに転化するよりも
むしろT−アルミナに転化するのに十分である温度、例
えば600〜900℃の温度にのみ加熱することによっ
て、実質的に1趨より厚い有効分離層を作り上げること
がしばしば有利である。有効分離層の全体の所望の厚さ
が主としてγ−アルミナでもって作られてから、もっと
高い温度への追加の加熱を行なって、層全体を実質的に
α−アルミナへ転化させる。
割れ又は大きな細孔を形成する可能性を減少させるよう
に、水溶性重合体、例えばポリ(ビニルアルコール)、
ポリ(エチレングリコール)、するいはセルロースエー
テルのようなものヲ配合’IMでもって使用することも
しばしば有利である。そのような重合体を使用すること
は、ゲル層を5//fflよりも厚く適用する場合及び
/又は特別に大きな細孔を有する支持体上へ適用する場
合に、殊に価値がある。
大きな細孔を有する支持体で割れのない有効分離層を調
製するのが困難であることが経験により分った場合には
、幾分大きな細孔を有する中間層を付着させ、この中間
層を乾燥させ、そしてそれを焼成するか、あるいはこの
層の上にこの発明による生の有効分離層が加えられるま
でそれを生の状態のままにし7ておくことによって、難
点をしばしば克服することができる。上記の中間層は、
フランス国特許第2502508号明細書に教示される
方法に従って適用されよう。
〔実施例〕
この発明の実際は、以下に掲げる例によって例示するこ
とができる。
貞−上 1重重%のベーマイト、0.006重量%のα−アルミ
ナの種、及びベーマイト1モルにつき0.07モルの硝
酸(IINOs)を含有している水性分散液を使用して
、長さが20〜25CI11であって内径が3IT1f
f+そして外径が5m+aである円筒状の微小ろ過(m
icrofil−tration)管をコーティングし
た。マサチューセッツ、ウースターのツートンカンパニ
ーよりCERAFLOの名称で商業的に入手可能なこの
管の初期の有効分離層の平均の細孔の大きさは、約20
0nmであった。
最初に、支持体として使用した上記の管を、平均径が約
200no+である99.5%又はそれより良好な純度
のα−アルミナ粒子の水性分散液から厚さ1〜10In
Rの層を管の内4#+1に生じさせて、容易に焼結可能
なこのような粒子の中間層でコーティングした。この中
間層を22℃で24時間乾燥させ、次いで1000℃で
3時間焼成した。
この中間層でプレコーティングした管内へ上記のベーマ
イト分散液を引き上げ、そしてそれが最上部に達するや
いなや再び外へ流出させた。約2秒を要するこの操作に
よって、中間層を覆う厚さ1〜2−の生のゲル層が作ら
れた。たとえ管の上部は底部よりも短い時間だけしかベ
ーマイト分散液にさらされないとしても、ゲル層の厚さ
は主としてゾルが毛細管の引力により管へ浸透する程度
に依存しており、水平表面上の厚さを調節しうるような
沈降速度にはいかなる時にも依存しないために、ゲル層
は管全体の長さにわたってかなり均一であった。
ゲル層を付着させた管を24℃で24時間乾燥させ、次
いでその温度を20°c/hの速度で室温から600”
Cまで上昇させ、600℃で6時間保持し、50℃/h
の速度で900℃に昇温し、900℃で3時間保持し、
均一な速度で2時間かけて1000℃に昇温し、そして
1000℃で1時間保持した。これによって、厚さが1
〜2pmであり、平均の細孔寸法が10〜12.5nm
そして全体の細孔率が約40%であって、本質的にα−
アルミナからなる有効分11fl?Jを有する最終の限
外ろ過膜が製造された。アルミナの他の結晶形の特徴を
示すX線回折線は、全熱検出することができなかった。
廿り−1 この例は、ベーマイトのゲル層を適用するところまでは
例1と同じであった。この例では、このゲル層を乾燥さ
せ、そして次に、上記の昇温課程の600’Cで6時間
の保持を終える部分までのみの加熱を行なった。次いで
、この第一の層と同じやり方でもって第一の層の上へ第
二のゲル層を適用した。この時点からは、例1でただ一
つのゲル層を適用した後と全く同じように処理を続けた
。その結果得られた製品の特性は、有効分離層の厚さが
1〜3−の範囲に及んでいたことを除いて例1のそれと
同じであった。
第1図及び第2図は、この例で作られた管のそれぞれ内
側部分の横断面及び内表面の写真であって、これらの倍
率は同じものである。第1図の上部は、この倍率で辛う
じて検出しうる細孔を有する有効分離層を示しており、
これとは対照的にこの図の下方の部分は、有効細孔径が
約0.1庫である最初にコーティングされたα−アルミ
ナ層に相当している。第2図は、この発明の方法によっ
て得られた並外れて均一な内表面を示している。第3図
は、この例に従って作られた管の水銀による細孔分布分
析の結果を示す。、約0.027−よりも小さい領域で
示される細孔分布は、この膜の有効分離層に相当する。
■−1 この例は、(1)分散α−アルミナでの中間コーティン
グとそのようなコーティングの乾燥及び焼成を行なわな
かったこと、そして、(2)ベーマイトのゲルの第一の
層の上にそのようなゲルの第二の層を適用する前にこの
第一の層を乾燥させたけれども焼成は全く行なわなかっ
たことを除き、例2と同じであった。
■−土 この例は、α−アルミナの中間層の加熱(乾燥は除く)
を行なわなかったことを除き、例1と同じであった。こ
れによって、例1の有効分離層と同じ特性の有効分離層
を有し、その下に全細孔率が約35%であり厚さが1〜
lO庫であるα−アルミナのもう一つの層のある管が製
造された。この例に従って作られた管のろ適時性は、例
1のものと本質的に同じであったけれども、両方の例を
操り返しているうちに、この例の方法による方が例1の
方法によるよりも割れ及び大きな細孔についての不良率
が低くなる、ということが分った。
日に  て °れた のt 合計して50以上の膜を例1〜4に従うで作り、それら
が種々の巨大分子分散液をろ過する有効性についての試
験を行なった。これらの試験では、一定体積の各分散液
を、膜を横切る圧力損失を約7 kPaに維持するのに
十分なだけの圧力の下で膜の内部を通しポンプで繰返し
て送った。1回の試料採取とその次の試料採取で得られ
た浸透液の分散物の測定濃度が一定になるまで、5分ご
とに浸透液の試料を採取した。
例1〜4のいずれかに従って作られた膜は、試験を行な
った物質を分離する実質上同一の有効性を有することが
分った。処理を行なう間に割れを生じあるいは変則的に
大きな細孔を発生させた少しのものを除いてこれらの膜
は全て、平均分子量約67.000のウシ血清アルブミ
ンの95%以上、平均分子量的160,000のポリビ
ニルピロリドン分散液の80%以上、そして分子量が同
様に約160,000であるヒト血液免疫グロブリンG
の90%以上を通さなかった。
去旦二旦 これらの例では、それぞれの場合において最後の100
0℃での加熱を先の例のように1時間だけとするのでは
なく3時間行なったことを除いて、それぞれ例1〜4と
同じようにして管を調製した。
製造された管は、平均の細孔の大きさが約33nmであ
り且つ全体の細孔率が35〜40%であるα−アルミナ
の有効分離層を有していた。
斑度二土I これらの例では、それぞれの場合において最後の100
0’Cでの加熱を例1〜4のように1時間だけとするの
ではなく9時間行なったことを除いて、それぞれ例1〜
4と同じようにして管を調製した。
製造された管は、平均の細孔の大きさが約45nmであ
り且つ全体の細孔率が35〜40%であるα−アルミナ
の有効分離層を有していた。
桝土主 例1〜12のために使用したのと同じ種類の支持管を、
この例のために使用した。5.6重量%のベーマイトと
、比表面積が110m/gであり且っα−アルミナを少
なくとも80%含有している種0.034重量%と、そ
してベーマイト1モルにつき0.07モルのHNO,を
供給するのに十分なだけの硝酸とを含有するベーマイト
ゾルを使用した。このゾルを、支持管の内部を通してそ
の最上部まで空気の圧力により強制的に流し、次いで直
ちに流出させて、厚さ約5I!mのゲル層を生じさせた
このゲル層を有する管を室温で24時間乾燥させ、次い
で30℃/hで600℃まで加熱し、続いテ200℃/
 h テ1000’Cまで加熱し、そして1000℃で
1時間保持した。これによって、X線回折分析の精度の
範囲内で全てがα−アルミナであり、水銀により細孔分
布を測定して平均の細孔寸法が10〜12.5r+wで
あり、そして厚さが約4廊である有効分1!1層を有す
る、この発明による膜が製造された。
た。
第4図及び第5図は、この例に従って調製された管の内
側部分の横断面の、倍率を異にする写真である。第4図
は、薄い層としての有効分離層を上部に示しており、ま
た、最初の支持管の内側の層に相当する有効細孔寸法的
0.2Innのものが分散した中間層を、そして下部に
は有効細孔寸法的1−の最初の支持管の別の部分を示し
ている。第5図は、尺度が大き過ぎて後者の層を示すこ
とができないけれども、有効分離層においてきわめて均
一な細孔分布の得られていることを第4図よりも一層よ
く示している。
第1表は、ベーマイトゲルのα−アルミナへの転移が完
了した時に得ることができる細孔寸法の範囲において種
を加えることによって生じる相違を例示する。種を加え
たゲルでは、α形への転移は1000℃において1時間
で完了し、そして細孔寸法はわずかながら10nmを超
えるに過ぎない。
1000℃で保持することによって、細孔寸法は4゜n
mより大きくなることがあるが、分布は狭い範囲のまま
である。種を加えていない試料については、α形への転
移は1200″Cより低い温度では完了せず、そして、
種の添加を利用して容易に得られる細孔はど微細な細孔
を生じるように調節することのできない細孔の成長を伴
う。
第1表 第 1 表(続き) 注)試料は全て1重量%ベーマイトゲルからのものであ
り、種を使用する場合には0.006重量%を加えた。
細孔寸法は水銀細孔測定法により測定し、α−アルミナ
への転移はX線回折によって測定した。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によって調製された限外ろ通管の内側
部分の横断面における結晶構造を示す写真である。 第2図は、第1図の限外ろ通管の内表面における結晶構
造を示す写真である。 第3図は、本発明によって調製された限外ろ通管の細孔
分布分析結果を示すグラフである。 第4図及び第5図は、本発明によって調製された別の限
外ろ通管の内側部分の横断面における結晶構造を異なる
倍率で示す写真である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、本質的にα−アルミナからなり且つ平均の細孔寸法
    が35nm以下である有効分離層を含んでなる限外ろ過
    膜。 2、前記有効分離層よりも実質的に浸透性が大きく、そ
    して前記有効分離層に強く結合された多孔質の支持体を
    更に含んでなる、請求項1記載の膜。 3、前記多孔質の支持体が本質的にα−アルミナからな
    る、請求項2記載の膜。 4、前記多孔質の支持体が管の形をしている、請求項3
    記載の膜。 5、前記管が細孔寸法の異なる複数の層を有し、これら
    の層が当該管の壁を通り抜ける物質がこれらの層のそれ
    ぞれを通り抜けるように配置されている、請求項4記載
    の膜。 6、前記管の一番細かい細孔の層が当該管の内側にある
    、請求項5記載の膜。 7、前記管の一番細かい細孔層における平均の細孔寸法
    が100〜300nmである、請求項5記載の膜。 8、前記有効分離層の平均細孔寸法が20nm以下であ
    る、請求項1から7までのいずれか一つに記載の膜。 9、次の諸工程、すなわち、 (a)有効量の微細に分割された結晶性種粒子を分散さ
    せたアルミナ水和物ゲルの層を多孔質支持体にコーティ
    ングする工程、 (b)このゲル層及び支持体を乾燥させる工程、そして
    、 (c)乾燥したゲル層及び支持体を、乾燥ゲルをα−ア
    ルミナに転化させ且つ支持体へ結合させるのに十分なだ
    けの時間1300℃未満の温度で加熱する工程、 を包含している、本質的にα−アルミナからなる有効分
    離層とこの有効分離層に結合した多孔質支持体とを含ん
    でなる限外ろ過膜製造方法。 10、前記種粒子の少なくとも80重量%がα−アルミ
    ナである、請求項9記載の方法。11、前記α−アルミ
    ナの種粒子が試料中のアルミナ水和物の量の少なくとも
    0.05重量%に等しい量で存在している、請求項10
    記載の方法。 12、前記アルミナ水和物がベーマイトである、請求項
    11記載の方法。 13、前記種粒子がα−アルミナを少なくとも80重量
    %含有している振動ミル粉砕媒体の自己摩滅により得ら
    れた粒子である、請求項12記載の方法。 14、前記支持体が本質的に微孔質の多結晶性α−アル
    ミナからなる支持体である、請求項13記載の方法。
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