JPH0117795B2 - - Google Patents

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JPH0117795B2
JPH0117795B2 JP16035986A JP16035986A JPH0117795B2 JP H0117795 B2 JPH0117795 B2 JP H0117795B2 JP 16035986 A JP16035986 A JP 16035986A JP 16035986 A JP16035986 A JP 16035986A JP H0117795 B2 JPH0117795 B2 JP H0117795B2
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Kenkichi Suzuki
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KIRONII SANGYO KK
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【発明の詳細な説明】 本発明自動倣い検知器を以下の項目に従つて説
明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来技術[第9図、第10図] D 発明が解決しようとする問題点[第11図、
第12図] E 問題点を解決するための手段 F 実施例 a 概観[第1図] b 筒体[第1図] c 検知棒[第1図] d 光検知手段[第2図乃至第6図] d−1 フオト・センサ[第3図] d−2 フオト・センサの配置[第4図乃至第
6図] d−3 反射板[第2図、第4図乃至第6図] e 動作[第4図、第5図] f 両利き倣い、片利き倣い[第7図] g 検知器を自動倣い溶接機に用いた使用例
[第8図] h 自動倣い溶接機の動作[第8図] G 発明の効果 (A 産業上の利用分野) 本発明は自動倣い溶接機における溶接トーチを
溶接開先に倣つて正しく案内するために好適な自
動倣い検知器に関する。詳しくは、溶接開先等を
トレースする検知棒の傾動状態を光学的に検知す
る方式の自動倣い検知器において、小型でかつ、
動作が確実で、また検知棒の傾きを正確に検出
し、延いては溶接開先線等の微小な変化でも検知
できるようにしようとするものである。
(B 発明の概要) 本発明自動倣い検知器は、一つの発光素子から
出射された光が前記反射板にて反射し一つの受光
素子に受光し得るように発光素子と受光素子とを
対応せしめることにより、各受光素子が受光する
光をより強いものにすることができ、また、対応
した発光素子と受光素子をフオト・センサとし
て、前記反射板を、その周縁が、検知棒の中立状
態おいて筒体の軸方向から見て、各フオト・セン
サに略均一に重なるように配置することにより、
検知棒の傾動に伴う反射板の移動を各フオト・セ
ンサの受光素子の受光量の差として適確に促える
ことができ、従つて、反射板の微小な動きを検知
することができ、検知棒の傾きを正確に検出する
とともに、複数のフオト・センサを同一円周上に
等間隔に配置することにより、筒体の外径寸法を
小さくし、また、構造を簡単にしようとするもの
である。
(C 従来技術)[第9図、第10図] 従来、自動倣い溶接機の溶接トーチを溶接開先
に正しく案内させるための自動倣い検知器におい
て、溶接開先とこれをトレースする検知棒との相
対ずれを光学的に検出するものとしては、例えば
特開昭57−102736号公報に示すものがある。
その概略を第9図及び第10図に示すと、円筒
状の筒体aと、該筒体a内の下端部において傾動
自在に支持され、かつ、その一端が筒体から突出
された検知棒bと、該検知棒bの反突出端側の端
面にその軸線と垂直になるように形成した反射鏡
面cと、該反射鏡面cに対向し前記検知棒bが中
立状態にあるときの軸線上に配置された発光素子
dと、該発光素子dの周囲の同一円周上に配置さ
れた複数の受光素子e1,e2,e3,e4とから構成さ
れたものである。
しかして、検知棒bとこれが摺接する溶接開先
との間に相対ずれが生じたときに、検知棒bが中
立状態から傾動せしめられ、その傾動角に応じて
反射鏡面cも発光素子dの光軸に対して傾斜す
る。そして、発光素子dからの光は検知棒bの傾
動角と同一の入射角で反射鏡面cに入射し、ま
た、これと同一の反射角で反射するため、例え
ば、検知棒b上端部の傾動方向にある受光素子e1
に照射される光量が多くなると、これと対角線上
に位置する受光素子e2への照射光量が減少すると
ともに、他の一対の受光素子e3,e4に対する照射
光量はその両者間において差が生じない。しかし
て、上記照射光量に差のある受光素子e1,e2間の
差出力信号により倣い駆動装置を動作せしめ、溶
接トーチが溶接開先に正しく沿うように制御する
ものである。
(D 発明が解決しようとする問題点)[第11
図、第12図] ところが、上記した従来の自動倣い検知器にあ
つては、検知棒bが傾動しても、その傾動が僅か
なため、反射鏡面cは筒体a内においてその軸方
向に対して垂直な方向に平行移動したのと変りな
い。
即ち、自動倣い検知器の必要精度は0.05〜
0.5m/mが通常で、検知棒bの傾動支点から両
端部(開先摺接部と反射鏡面c)までの寸法比は
3〜5:1で傾動支点から反射鏡面cまでの寸法
の方が短いため、反射鏡面cの移動量は0.01〜
0.1m/m程度しかなく、中立状態(第11図a
参照)から検知棒bが傾動するとき、反射鏡面c
は近似的に横方向へ微小量だけ平行移動したにす
ぎないと見ることができる(第11図b参照)。
そして、平行移動した反射鏡面cにて反射された
反射光はその反射角にほとんど変化が生じず、従
つて、各受光素子e1,e2,e3,e4の受光量にも殆
ど変化はなく、実際には検知棒bの傾動を殆ど検
知することができないという問題があつた。
そこで、反射鏡面cを小さくし、反射鏡面cの
周縁部にて反射された光束が各受光素子に受光さ
れるようにすることにより、反射鏡面cが平行移
動したときに移動側にある受光素子eの受光量が
増し、反移動側にある受光素子eの受光量が減少
するようにして、両受光素子間e,eの受光量に
差が生じるようにすることが考えられる(第12
図)。
しかしながら、理論上はそうであつても、実際
には、反射鏡面cの周縁にて反射される光は発光
素子dから出射された光束に拡がりが必要である
ため一番弱い光束でしかなく、その光を受光して
も、受光素子eは事実上反射鏡面cの移動を検知
することはできない。
即ち、上記したような従来の自動倣い検知器に
あつては、一つの発光素子dの光束を反射鏡面c
にて反射し、該反射光を四つのの受光素子e1
e2,e3,e4にて受光しようとするものであるた
め、反射光は一定の拡がりがなければならず、そ
の反射光の輪郭はぼけてしまい、各受光素子e1
e2,e3,e4が受光する光は弱いものになつてしま
い、しかも、各受光素子e1,e2,e3,e4が受光し
得るように光束に拡がりを持たせるためには発光
素子d及び受光素子e1,e2,e3,e4と反射鏡面c
との間の距離を大きくしなければならず、なおさ
ら、各受光素子e1,e2,e3,e4が受光する光は弱
いものになつてしまう。
そのため、上述した従来の自動倣い検知器にお
いて反射鏡面cの直径を小さくしたところで、反
射鏡面cの微小な動きを検知することができず、
精度の良い検知器にすることができないという問
題があつた。
また、受光素子e1,e2,e3,e4を発光素子dを
中心にその円周上に配置したものであるため、受
光素子e1,e2,e3,e4の夫々の間隔を狭くするこ
とに限りがあり、その分、筒体aの外径寸法を大
きくせざるを得ず、装置の小型化を図ることがで
きなかつた。しかも、前述のように各受光素子
e1,e2,e3,e4にて受光される光が弱いため、で
きるだけ精度を良くするために強い光を発する発
光素子、即ち、大きな発光素子を使用すると、尚
更、筒体aの外径寸法を大きくしなければならな
いという問題もあつた。
(E 問題点を解決するための手段) 本発明自動倣い検知器は、筒体内にて検知棒を
傾動自在に配置し、該検知棒の筒体内側端部に反
射板を設け、一つの発光素子から出射された光が
前記反射板にて反射し一つの受光素子に受光し得
るように発光素子と受光素子とを対応せしめて、
フオト・センサとし、前記反射板を、その周縁
が、検知棒の中立状態おいて筒体の軸方向から見
て、各フオト・センサに略均一に重なるように配
置したものである。
従つて、本発明自動倣い検知器によれば、一つ
の発光素子に一つの受光素子を対応せしめたた
め、各受光素子が受光する光をより強いものにす
ることができ、かつ、前記反射板を、その周縁
が、検知棒の中立状態おいて筒体の軸方向から見
て、各フオト・センサに略均一に重なるように配
置したため、反射板の微小な動きによつて、各フ
オト・センサの受光素子の受光量に大きな変化が
生じ、検知棒の僅かな傾動を検知することができ
る。
(F 実施例) 以下に、本発明自動倣い検知器の実施の一例を
第1図乃至第5図に従つて詳細に説明する。
(a 概観)[第1図] 図中1は自動倣い検知器であり、該自動倣い検
知器1は金属製の筒体2と、該筒体2の下端開口
部付近においてその中間部が自在軸承3により傾
動自在に支承された検知棒4と、前記筒体2の内
部上方に配置された光検知手段5とから構成され
ている。
(b 筒体)[第1図] 筒体2は、検知棒4を支持する自在軸承3を備
えた前半部2aと光検知手段5を備えた後半部2
bとに分割されており、前半部2aと後半部2b
とはその一方が他方に対して円周方向に回動自在
になるように結合され、更に、その回動は、略45
度間隔で3点においてクリツクストツプがかかる
ようになつている。
(c 検知棒)[第1図] 前記検知棒4の筒体2の前半部2aから突出し
た端部には溶接開先6と接触する接触子7が同軸
に取着されており、また、反突出端には円板状の
反射板8がその反射面が検知棒4の軸心に対して
垂直となるように取着されている。
9,9は傾動自在に支承された検知棒4を一方
向に付勢するためのバネであつて、両バネ9,9
は共に筒体2の中心に向つて付勢力が働くように
配置されており、かつ、その力の作用方向の互い
に為す角度が略直角になるように筒体2の前半部
2aの上端側に支持されている。
10,10は前記2つのバネ9,9によつて付
勢された検知棒4を受け止めるための受けピンで
あつて、各受けピン10,10は夫々前記バネ
9,9の作用方向の延長上に位置するように筒体
2に取着されている。
(d 光検知手段)[第2図乃至第6図] 光検知手段5は、検知棒4の反突出端側に取着
された反射板8と該反射板8に対向した筒体2内
の上部に配設された4個のフオト・センサ111
112,113,114とから構成されている。
(d−1 フオト・センサ)[第3図] フオト・センサ11は小型円筒状の枠体に隔壁
12を挟んで発光素子13と受光素子14とが配
置された一体型のものであり、発光素子13から
出射された光が当該フオト・センサ11に対して
平行に配置された反射面15にて反射されたとき
に、該反射光の殆どが受光素子14に受光され得
るようになつている。
(d−2 フオト・センサの配置)[第4図乃至
第6図] 16は前記フオト・センサ111,112,11
,114を保持し、筒体後半部2bに内嵌される
保持具であり、該保持具16には同一円周上に4
つのフオト・センサ挿入孔171,172,173
174が貫通状に形成されている。そしてフオ
ト・センサ111,112,113,114は前記保
持具16の各フオト・センサ挿入孔171,17
,173,174に挿入取着され、筒体2の軸心
を中心に同一円周上に配置される。この場合、発
光素子13と受光素子14との配置関係は各フオ
ト・センサ11において反射板8との関係で同一
でなければならず、例えば、発光素子13の中心
とその対応する受光素子14の中心とを結んだ線
が、筒体2の軸心と交叉するように配置されてい
る。
尚、発光素子13と受光素子14の配置関係は
第6図に示すように各発光素子131,132,1
3,134及び各受光素子141,142,143
144が同一円周上に配置されるようにしても良
い。
18はプリント基板であつて、前記保持具16
の後端部に取着され、また、前記各フオト・セン
サ11,11,………の端子19,19,………
が当該プリント基板18の図示しない回路に接続
され、かつ、これによつてプリント基板18に支
持されている。
20は各発光素子13,13,………及び受光
素子14,14,………と図示しない外部動作電
源及び倣い動作のためのスライドユニツトの制御
回路等との間を電気的に接続するためのコネクタ
であつて、筒体2の後半部2bの後端部に取着さ
れている。
(d−3 反射板)[第2図、第4図乃至第6図] 検知棒4の反突出端に取着された円形の反射板
8はその大きさが筒体2後半部2b内に配置され
たフオト・センサ111,112,113,114
中心を結んだ円の大きさと略同一とされており、
検知棒4が中立状態にある場合においては、各発
光素子13から出射された光量の略半分が反射板
8にて反射され、各受光素子14に受光されるよ
うになつている。なお、各受光素子14に受光さ
れる光量は各発光素子13から出射された光量の
略半分であることが精度的に最も好ましいが、こ
れに限られず、各組における受光素子14の受光
量間において同一であれば良い。
尚、本実施例においては、フオト・センサ11
として、発光素子13及び受光素子14を有する
一体型のものを示したが、これに限らず、発光素
子13と受光素子14とが別体のものを上記した
ように反射板8に対向配置せしめてフオト・セン
サとしても良い。
(e 動作)[第4図、第5図] しかして、検知器1において、各フオト・セン
サ111,112,113,114の発光素子131
132,133,134から出射された光束は、そ
れぞれ反射板8にて反射され、対応する受光素子
141,142,143,144に受光される。そし
て、各受光素子141,142,143,144によ
り受光された光のアナログ量の差によつて、検知
棒4の傾動状態を検出することができる。
即ち、検知棒4の軸心が筒体2の軸心と略一致
する状態、すなわち、中立状態(傾動角0度)に
あるときは、各フオト・センサ111,112,1
3,114の各発光素子131,132,133,1
4から出射された光束は夫々その略半分の量の
光束が反射板8にて反射され、残りの半分の量の
光束は、反射板8にて反射されることはなく、従
つて、対応する各受光素子141,142,143
144には各発光素子131,132,133,134
から出射された夫々の光束の略半分の量が受光さ
れ、これにともない各受光素子141,142,1
3,144で光−電変換される電気出力信号の出
力レベルも等しいこととなる。従つて、上記各電
気出力信号を受けたスライドユニツト制御回路
(図示しない。)は検知棒4が中立状態にあると判
断する。
一方、検知棒4が傾動状態、例えば、検知棒4
が第1図の矢印A方向に任意の角度傾動された場
合は、一方の相対向するフオト・センサ111
113における受光素子141と143との間でこ
の受光量に差が生じ、他方の相対向するフオト・
センサ112と114における受光素子142と1
4との間ではその受光量に差が生じない。
即ち、検知棒4が傾動した状態にあるときの反
射板8の位置は、例えば、第5図aに示すように
その中心が筒体2の軸心からずれ、例えば、フオ
ト・センサ111側へ傾き、フオト・センサ111
の発光素子131から出射された光束が反射板8
にて反射する光量が増加し、逆にフオト・センサ
113の発光素子133からの出射された光束が反
射板8にて反射する光量が減少し又は無くなる。
なお、このとき、受光素子142と144との夫々
の受光量はその両者間において差が生じない。し
かして、受光素子141と143間の受光量の相対
的差が大きくなり、これにより制御回路は検知棒
4が矢印A方向に傾動されたことを判断すること
となる。
また、検知棒4が矢印A方向と逆の方向に傾動
したときには、フオト・センサ113の受光素子
143の受光量がフオト・センサ111の受光素子
141の受光量に比してより多くなり、前記制御
回路が、検知棒4が矢印A方向と逆方向に傾動さ
れたことを判断し、更に、検知棒4が矢印A方向
と垂直な方向に傾動されたときは、フオト・セン
サ112の受光素子142とフオト・センサ114
の受光素子144との間に受光量の相対的な差が
生じ、検知棒4が矢印A方向と垂直な方向に傾動
されたことが判断される。
(f 両利き倣い、片利き倣い)[第7図] この自動倣い検知器1は倣いを両利きにする
か、右利きにするか、あるいは左利きにするかと
いう倣いモードの選択をフオト・センサ111
112,113,114と、バネ9,9及び受けピ
ン10,10との間の筒体2の周方向における相
対的位置関係を変更させることによつて簡単に行
なうことができる。その相対的位置関係の変更は
筒体2の前半部2aを後半部2bに対して周方向
に回転して行なえば良い。
即ち、両利きの場合は、第7図aに示すよう
に、筒体2の前半部2aの周方向における向きを
2つのバネ9,9の付勢力の合力の力方向が上向
きになるようにし、また、筒体2の後半部2bの
周方向における向きは、フオト・センサ113
上向きになるようにして、筒体2を固定すれば良
い。
片利きの場合は、第7図b,cに示すように、
上記両利きの場合より筒体2の前半部2aを45度
回転した状態にすれば良い。この回転の方向は右
利きにするのか左利きにするのかによつて異な
る。
尚、周方向に回転自在に取着された筒体2の前
半部2aと後半部2bとは両利き倣いの位置関係
及び片利き倣いの位置関係においてクリツクスト
ツプがかかるようになつており、両利き倣い及び
片利き倣いを容易に選択することができるように
なつている。
(g 検知器を自動倣い溶接機に用いた使用例)
[第8図] 第8図は本発明に係る自動倣い検知器1を用い
た自動倣い溶接機の全体図を示すものである。
該溶接機は一方向(左右方向)の移動を行なう
第1のスライド機構21と、該スライド機構21
による移動方向に対して直角の方向(上下方向)
の移動を行なう第2のスライド機構22とを備え
ている。
上記第1のスライド機構21は溶接母材23,
23の開先24のラインに沿つて動作される送り
機構(図示せず)に保持されていると共に、第1
のスライド機構21の可動部25はスライド機構
21に塔載した左右動用モータ26により回転さ
れる送りねじ(図示せず。)等により左右方向に
移動され、そして可動部25には上記第2のスラ
イド機構22が固着されている。
また、第2のスライド機構22はこれに塔載さ
れた上下動用モータ27によつて回転される送り
ねじ(図示せず。)等により上下方向に移動され
る可動部28を備えており、該可動部28にはこ
れより水平方向に延びるブラケツト29の基部が
固着され、更に、該ブラケツト29の先端部に
は、左右方向及び上下方向に位置を微調整するた
めの調節ブロツク30および保持具31を介して
母材23,23の溶接開先24を倣う前記検知器
1が保持されている。すなわち、上記位置調節ブ
ロツク30はこれに設けたつまみ32により保持
具31の位置を第1のスライド機構21による移
動方向と同一の左右方向に微細に調整することが
できる構造になつていると共に、位置調節ブロツ
ク30には第2のスライド機構22による移動方
向と同一の上下方向に微細に移動されるつまみ3
3付の軸34が設けられており、該軸34の下端
に金具35を介して上記保持具31が一体に連結
されており、上記つまみ32,33を操作するこ
とによつて保持具31に把持された検知器1の検
知棒4を母材23,23の開先24に位置合せす
ることができるようになつている。
また、上記ブラケツト29には前記調節ブロツ
ク30の稍後方の位置にて溶接トーチ36が母材
21に対して垂直に対置するように固定されてい
る。
そして、検知器1の保持具31への取付けは、
保持具31に形成した取付孔37内に検知器1の
筒体2を斜め方向から挿通し、締付ねじ38を締
め付けることによつて行う。その取付後、つまみ
32,33の操作によつて検知棒4の位置を溶接
トーチ36に対して適宜な位置関係を保つように
調節する。尚、この場合、検知器1は溶接母材2
3に対する垂直線に対して上端が溶接機の送り方
向(第8図の矢印Xの方向)に適宜な角度で傾け
られて支持されている。
(h 自動倣い溶接機の動作)[第8図] 上述した自動倣い溶接機は次のように動作す
る。尚、本自動倣い溶接機に使用される検知器1
は両利き倣い用のものとする。
検知器1の接触子7の先端が溶接開先24に圧
接されないときは、検知棒4はバネ9,9により
第1図の矢印Aと逆の方向に付勢され、受けピン
10,10に突き当るまで傾動された状態にあ
り、反射板8はフオト・センサ113側に片寄つ
て停止されている。従つて、相対向するフオト・
センサ111と113の受光素子141と143、フ
オト・センサ112と114の受光素子142と1
4との間の受光量の関係は、受光素子141<受
光素子143、受光素子142=受光素子144
なり、これに伴い各受光素子141乃至144から
出力されるそれぞれの光量に応じた電気信号がコ
ネクタ20を通して図示しない制御回路に送り込
まれ、検知棒4の傾動状態が判定される。そし
て、上述の状態にあつては検知棒4が自在軸承3
を中心にして下方向へ傾動されていると判断し、
上下動用モータ27に駆動指令を与え、該モータ
27を逆転方向へ起動し、可動部28を下降せし
める。そして、可動部28の下降に伴いブラケツ
ト29と一体的な溶接トーチ36及び検知器1が
開先24に向けて下降され、接触子7の先端が開
先24に当接して検知棒4がバネ9,9の弾発力
に抗して軸承3を支点に第1図の矢印A方向に僅
かに回動されて検知棒4が中立状態になる。そし
て、反射板8の中心が筒体2の軸心と一致し、各
フオト・センサ111,112,113,114の各
発光素子131,132,133,134から出射さ
れた各光は反射板8にて反射し、同量の光が各受
光素子141,142,143,144に受光される
こととなり、上記制御部は検知棒4が中立状態に
なつたと判断し上下動用モータ27の回転を停止
し、これによつて、スライド機構22の可動部2
8の下降動作が停止する。これにより溶接トーチ
36は母材23,23の溶接開先24に対し最適
な位置にセツトされたことになる。
そして、第1及び第2のスライド機構21,2
2を含む倣い溶接機に図示しない送り機構により
送りがかかれば、検知器1は母材23,23の開
先24に倣い、これに案内されて溶接トーチ36
は開先24を順次溶接して行くのである。
このとき、開先24のラインに母材平面方向の
曲がり、あるいは母材厚さ方向の起伏があれば、
これに倣つて検知棒4が軸承3を支点にして回動
し、反射板8の位置が移動し、各受光素子141
142,143,144での受光量を検知すること
により検知棒4の変位を検出する。すると、これ
に応じてモータ26及び27の一方又は両方が正
回転あるいは逆回転して各スライド機構21又は
22を左右あるいは上下に動作させ、溶接トーチ
36が常に開先ライン上を正しく追随するように
される。
(G 発明の効果) 以上に述べたところから明らかなように、本発
明自動倣い検知器は、筒体内に検知棒をその一端
部が筒体先端から突出するように挿入すると共に
検知棒の中間部を筒体内にて傾動自在に支承し、
該検知棒の筒体内側端部に反射板を設けると共
に、一つの発光素子から出射された光が前記反射
板にて反射し一つの受光素子にて受光し得るよう
に発光素子と受光素子とを対応せしめてフオト・
センサとし、複数のフオト・センサを筒体内にお
いて検知棒からその反突出端側へ稍離間した位置
に同一円周上に等間隔に配置し、さらに、前記反
射板を、その周縁が、検知棒の中立状態おいて筒
体の軸方向から見て、各フオト・センサに略均一
に重なるように配置し、各フオト・センサの受光
量の差により検知棒の傾動状態を検知するように
したことを特徴とする。
従つて、本発明自動倣い検知器によれば、複数
の発光素子と受光素子とを備え、一つの発光素子
から出射された光を前記反射板にて反射し一つの
受光素子に受光するように発光素子と受光素子を
対応せしめたため、各受光素子が受光する光をよ
り強いものにすることができ、かつ、前記反射板
を、その周縁が、検知棒の中立状態おいて筒体の
軸方向から見て、各フオト・センサに略均一に重
なるように配置したため、反射板の微小な動きに
よつても各フオト・センサの受光素子の受光量に
変化が生じ、検知棒の僅かな傾動を検知すること
ができる。
また、複数のフオト・センサを同一円周上に等
間隔に配置することにより、筒体の外径寸法を小
さくし、また、構造を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明自動倣い検知器の実
施の一例を示すもので、第1図は縦断面図、第2
図は要部の拡大縦断面図、第3図はフオト・セン
サを説明するための拡大側面図、第4図a,bは
中立状態における各受光素子の受光状態を説明す
るもので、a図は各発光素子の光束を模式的に表
わした説明図、b図は反射板と受光素子との関係
を示した説明図、第5図a,bは傾動状態におけ
る各受光素子の受光状態を説明するもので、a図
は各発光素子の光束を模式的に表わした説明図、
b図は反射板と受光素子との位置関係を示した説
明図、第6図は発光素子と受光素子の配列関係の
別の例を説明する説明図、第7図a乃至cは第1
図における−線に沿う断面図で、バネ及び受
けピンと各フオト・センサとの位置関係を示す説
明図、第8図は本発明自動倣い検知器を用いた自
動倣い溶接機の一例を示す全体の斜視図、第9図
及び第10図は従来の自動倣い検知器を示すもの
で、第9図は縦断面図、第10図は第9図のX−
X線に沿う断面図、第11図a,bは従来の自動
倣い検知器における問題を説明するための説明図
で、a図は中立状態の反射光を示す説明図、b図
は傾動状態の反射光を示す説明図、第12図a,
bは従来の自動倣い検知器の改良型における問題
を説明するための説明図で、a図は中立状態の反
射光を示す説明図、b図は傾動状態の反射光を示
す説明図である。 符号の説明 1……自動倣い検知器、2……筒
体、4……検知棒、8……反射板、111,11
,113,114……フオト・センサ、131,1
2,133,134……発光素子、141,142
143,144……受光素子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 筒体内に検知棒をその一端部が筒体先端から
    突出するように挿入すると共に検知棒の中間部を
    筒体内にて傾動自在に支承し、 該検知棒の筒体内側端部に反射板を設けると共
    に、 一つの発光素子から出射された光が前記反射板
    にて反射し一つの受光素子にて受光し得るように
    発光素子と受光素子とを対応せしめてフオト・セ
    ンサとし、 複数のフオト・センサを筒体内において検知棒
    からその反突出端側へ稍離間した位置に同一円周
    上に等間隔に配置し、 さらに、前記反射板を、その周縁が、検知棒の
    中立状態おいて筒体の軸方向から見て、各フオ
    ト・センサに略均一に重なるように配置し、 各フオト・センサの受光量の差により検知棒の
    傾動状態を検知するようにした ことを特徴とする自動倣い検知器。
JP16035986A 1986-07-08 1986-07-08 自動倣い検知器 Granted JPS6316866A (ja)

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JP16035986A JPS6316866A (ja) 1986-07-08 1986-07-08 自動倣い検知器

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JPS6316866A JPS6316866A (ja) 1988-01-23
JPH0117795B2 true JPH0117795B2 (ja) 1989-04-03

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