JPH0117893B2 - - Google Patents
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- JPH0117893B2 JPH0117893B2 JP16716880A JP16716880A JPH0117893B2 JP H0117893 B2 JPH0117893 B2 JP H0117893B2 JP 16716880 A JP16716880 A JP 16716880A JP 16716880 A JP16716880 A JP 16716880A JP H0117893 B2 JPH0117893 B2 JP H0117893B2
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Landscapes
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、車両等のブレーキ装置に使用される
二段作動型マスタシリンダに関するものである。
二段作動型マスタシリンダに関するものである。
従来より、シリンダ本体のシリンダ孔にピスト
ンを摺動自在に嵌挿して主圧力室と補助圧力室と
を区画し、主圧力室と補助圧力室とを連絡する第
1通路に補助圧力室から主圧力室への液移動を許
容し且つ逆方向へ禁止可能な第1弁を設けるとと
もに、液を貯えるリザーバと補助圧力室とを連絡
する第2通路に補助圧力室内の圧力が所定値に達
するまで補助圧力室からリザーバへの液移動を禁
止する第2弁を設け、前記第2通路に最大流量を
制限する絞りを設けたものは知られており、ブレ
ーキ作動開始直後の第1の工程では、ペダルスト
ロークに比して比較的多量の作動液を配管系統に
送出し、次いで行なわれる第2の工程では、より
大きい比率(圧力の変化をピストンを押圧する外
力の変化で除した値)で主圧力室内の圧力を昇圧
するようにしている。
ンを摺動自在に嵌挿して主圧力室と補助圧力室と
を区画し、主圧力室と補助圧力室とを連絡する第
1通路に補助圧力室から主圧力室への液移動を許
容し且つ逆方向へ禁止可能な第1弁を設けるとと
もに、液を貯えるリザーバと補助圧力室とを連絡
する第2通路に補助圧力室内の圧力が所定値に達
するまで補助圧力室からリザーバへの液移動を禁
止する第2弁を設け、前記第2通路に最大流量を
制限する絞りを設けたものは知られており、ブレ
ーキ作動開始直後の第1の工程では、ペダルスト
ロークに比して比較的多量の作動液を配管系統に
送出し、次いで行なわれる第2の工程では、より
大きい比率(圧力の変化をピストンを押圧する外
力の変化で除した値)で主圧力室内の圧力を昇圧
するようにしている。
ところが、上記絞りは、急ブレーキをかけた時
に補助圧力室内の昇圧速度(単位時間あたりの圧
力変化の割合)が大きく、充分な量の作動液が補
助圧力室から主圧力室に移動する以前に第2弁が
開弁したとしても、第2通路での液移動を当該絞
りの奏する絞り効果によつて制限し、充分な量の
作動液が補助圧力室から主圧力室に移動させるよ
うにするためのものであるが、当該絞りは、従来
のものでは、一定の通路面積を有する小孔から形
成しているため、補助圧力室の昇圧速度が大であ
ればある程、絞り効果が大きくなり、リザーバへ
流出する液量が不充分となる。補助圧力室からリ
ザーバへ流出する液量が不充分であると、補助圧
力室内の圧力は、第2弁の開弁圧を越えてかなり
高い圧力となり、結局ブレーキ作動時に、所謂ブ
レーキが重いという現象が生じ、必要な高圧を得
るまでに相当強い踏力を必要とするのみならず、
補助圧力室にいつまでも比較的高い圧力が残存
し、効率が悪くなるといつた問題がある。
に補助圧力室内の昇圧速度(単位時間あたりの圧
力変化の割合)が大きく、充分な量の作動液が補
助圧力室から主圧力室に移動する以前に第2弁が
開弁したとしても、第2通路での液移動を当該絞
りの奏する絞り効果によつて制限し、充分な量の
作動液が補助圧力室から主圧力室に移動させるよ
うにするためのものであるが、当該絞りは、従来
のものでは、一定の通路面積を有する小孔から形
成しているため、補助圧力室の昇圧速度が大であ
ればある程、絞り効果が大きくなり、リザーバへ
流出する液量が不充分となる。補助圧力室からリ
ザーバへ流出する液量が不充分であると、補助圧
力室内の圧力は、第2弁の開弁圧を越えてかなり
高い圧力となり、結局ブレーキ作動時に、所謂ブ
レーキが重いという現象が生じ、必要な高圧を得
るまでに相当強い踏力を必要とするのみならず、
補助圧力室にいつまでも比較的高い圧力が残存
し、効率が悪くなるといつた問題がある。
本発明は、叙上の問題に鑑みて成され、急ブレ
ーキ時にも、ブレーキが重いという現象を防止す
るとともに、効率の向上可能な二段作動型マスタ
シリンダを提供することを目的とし、その特徴と
するところは、前記絞りを、前記補助圧力室内の
昇圧速度に応じて絞り効果が変化する可変絞りと
したことにある。
ーキ時にも、ブレーキが重いという現象を防止す
るとともに、効率の向上可能な二段作動型マスタ
シリンダを提供することを目的とし、その特徴と
するところは、前記絞りを、前記補助圧力室内の
昇圧速度に応じて絞り効果が変化する可変絞りと
したことにある。
以下、図示の実施例に基いて詳説する。
第1図は、本発明の一実施例である二段作動型
マスタシリンダの側断面図、第2図は、第1図の
要部拡大図である。
マスタシリンダの側断面図、第2図は、第1図の
要部拡大図である。
図において、二段作動型タンデムマスタシリン
ダは、全体を1で示され、このマスタシリンダ1
は、小径孔2と大径孔3とからなるシリンダ孔4
を穿設するとともに、上側部に作動液を貯えるリ
ザーバに接続するボス部5,5aを各々設けたシ
リンダ本体6を有している。
ダは、全体を1で示され、このマスタシリンダ1
は、小径孔2と大径孔3とからなるシリンダ孔4
を穿設するとともに、上側部に作動液を貯えるリ
ザーバに接続するボス部5,5aを各々設けたシ
リンダ本体6を有している。
シリンダ孔4には、小径孔2に従ピストン7が
摺動自在に挿入されるとともに、主ピストン8が
小径部9を小径孔2に大径部10を大径孔3に
各々摺動自在に成して挿入されている。主ピスト
ン8の小径部9は、小径孔2内壁との間に生ずる
隙間を極めて小さくして形成されている。主ピス
トン8の小径部9と大径部10との間の中央部1
1の側周には、補助室12が形成され、両ピスト
ン7,8間に第1圧力室13が、従ピストン7と
シリンダ孔4閉鎖端との間に第2圧力室14が
各々形成されており、従ピストン7の側周に補給
室15が形成されている。
摺動自在に挿入されるとともに、主ピストン8が
小径部9を小径孔2に大径部10を大径孔3に
各々摺動自在に成して挿入されている。主ピスト
ン8の小径部9は、小径孔2内壁との間に生ずる
隙間を極めて小さくして形成されている。主ピス
トン8の小径部9と大径部10との間の中央部1
1の側周には、補助室12が形成され、両ピスト
ン7,8間に第1圧力室13が、従ピストン7と
シリンダ孔4閉鎖端との間に第2圧力室14が
各々形成されており、従ピストン7の側周に補給
室15が形成されている。
従ピストン7の左端側には、戻しばね16が取
付けられ、当該従ピストン7を右方に付勢してい
る。また、戻しばね16に隣接して略カツプ状の
押え17が配置され、この押え17と従ピストン
7のフランジ18との間に、リツプシール19が
凹部を左方に向けて配置されている。このリツプ
シール19の右端に向けて開孔する小径20が、
フランジ18に穿設してあり、また、後述する復
帰状態(若しくは非作動状態)で、リツプシール
19よりやや左方側に位置して第2圧力室14を
ボス部5a内部に連通する弛め孔21と、補給室
15を常時ボス部5a内部に連通する補給孔22
とがシリンダ本体6に穿設してある。23は、第
1圧力室13に対する密封を行うべく従ピストン
7に装着したリツプシールである。
付けられ、当該従ピストン7を右方に付勢してい
る。また、戻しばね16に隣接して略カツプ状の
押え17が配置され、この押え17と従ピストン
7のフランジ18との間に、リツプシール19が
凹部を左方に向けて配置されている。このリツプ
シール19の右端に向けて開孔する小径20が、
フランジ18に穿設してあり、また、後述する復
帰状態(若しくは非作動状態)で、リツプシール
19よりやや左方側に位置して第2圧力室14を
ボス部5a内部に連通する弛め孔21と、補給室
15を常時ボス部5a内部に連通する補給孔22
とがシリンダ本体6に穿設してある。23は、第
1圧力室13に対する密封を行うべく従ピストン
7に装着したリツプシールである。
主ピストン8の左端側には、ケージドスプリン
グ装置24が設けてあり、この装置24は、主ピ
ストン8に螺着したボルト25に係合する鍔付リ
テーナ26と、主ピストン8の左端に隣設したば
ね受け27との間に戻しばね28が予め決められ
た張力で張設してある。この戻しばね28の張力
は戻しばね16の張力より大である。上記ばね受
け27には、主ピストン8の小径部9の左端に嵌
着したリツプシール29の凹部に嵌合し、リツプ
シール29の内周リツプ30と外周リツプ31と
のうち外周リツプ31のたおれを防止する押え片
32が複数個形成してある。
グ装置24が設けてあり、この装置24は、主ピ
ストン8に螺着したボルト25に係合する鍔付リ
テーナ26と、主ピストン8の左端に隣設したば
ね受け27との間に戻しばね28が予め決められ
た張力で張設してある。この戻しばね28の張力
は戻しばね16の張力より大である。上記ばね受
け27には、主ピストン8の小径部9の左端に嵌
着したリツプシール29の凹部に嵌合し、リツプ
シール29の内周リツプ30と外周リツプ31と
のうち外周リツプ31のたおれを防止する押え片
32が複数個形成してある。
リツプシール29の内周リツプ30側の右端に
向けて開孔する通孔33が主ピストン8の小径部
9に穿設してある。34は、主ピストン8の左端
に設け図示しないプツシユロツドを嵌合当接する
ための凹所を示し、また、35は補助室12に対
する密封と大気に対する密封を行うため主ピスト
ン8の大径部10に装着したトリプルリツプ型の
リツプシール、36は、シリンダ孔4開孔端に設
けたストツパである。
向けて開孔する通孔33が主ピストン8の小径部
9に穿設してある。34は、主ピストン8の左端
に設け図示しないプツシユロツドを嵌合当接する
ための凹所を示し、また、35は補助室12に対
する密封と大気に対する密封を行うため主ピスト
ン8の大径部10に装着したトリプルリツプ型の
リツプシール、36は、シリンダ孔4開孔端に設
けたストツパである。
シリンダ本体6には、弛め孔21と同様にして
リツプシール29よりやや左方側に位置し、第1
圧力室13とボス部5内部とを連通する弛め孔3
7が穿設してあり、他方、補助室12とボス部5
内部とを連通する大孔38が穿設してある。
リツプシール29よりやや左方側に位置し、第1
圧力室13とボス部5内部とを連通する弛め孔3
7が穿設してあり、他方、補助室12とボス部5
内部とを連通する大孔38が穿設してある。
この大孔38には、弁装置39が液密に螺合固
着されている。
着されている。
この弁装置39は、第2図に示す如き、主体部
40を有する。
40を有する。
第2図において、主体部40は、ねじ部41を
形成した大径部42と、この大径部42から上方
に延出形成した筒部43とを有し、両部42,4
3を貫通する弁孔44と、大径部42を貫通する
多数の小孔45とが各々穿設されている。また、
大径部42の下端には、中央部に下方に向つて突
出する円筒状の突部46を形成してあり、弁孔4
4の下半部は、段部47,48を介して順次小径
になるように形成してあり、こうした弁孔44内
には、段部47の半径方向内端部分を座49とし
て、この座49に着座するようにボール51を、
弁孔44の上端部に螺着した孔付蓋52に一端を
支持した弁ばね53により付勢して配設してあ
る。
形成した大径部42と、この大径部42から上方
に延出形成した筒部43とを有し、両部42,4
3を貫通する弁孔44と、大径部42を貫通する
多数の小孔45とが各々穿設されている。また、
大径部42の下端には、中央部に下方に向つて突
出する円筒状の突部46を形成してあり、弁孔4
4の下半部は、段部47,48を介して順次小径
になるように形成してあり、こうした弁孔44内
には、段部47の半径方向内端部分を座49とし
て、この座49に着座するようにボール51を、
弁孔44の上端部に螺着した孔付蓋52に一端を
支持した弁ばね53により付勢して配設してあ
る。
主体部40の下部には、ゴム製の部材54が取
付けられており、この部材54は、大径部42の
下面と密に当接可能な円盤状の板部55と、この
板部55と第1支持部56を介在して一体的に設
けた略円筒状の筒部57とを有している。
付けられており、この部材54は、大径部42の
下面と密に当接可能な円盤状の板部55と、この
板部55と第1支持部56を介在して一体的に設
けた略円筒状の筒部57とを有している。
前記第1支持部56と板部55との連絡部分に
は、段部58が形成してあり、この段部58は前
記突部46と係合させている。また、前記筒部5
7は、中心孔59を有し、この中心孔59の中間
部分には、通路面積を減少して形成した絞り通路
60を形成してあり、他方、筒部57の外周側に
は、上端部に半径方向外方に突出する鍔状の第2
支持部61が形成してあり、この第2支持部61
は、段部48と係合して部材54全体を主体部4
0に一体的に取付ける役割をもち、また、第2支
持部61に設けた切欠き62,63を通して、ボ
ール51と第2支持部61との間に形成される室
64と、筒部57の絞り通路60の半径方向外方
側に対応して筒部57と弁孔44との間に設けた
環状の隙間65とを連通するようにしている。
は、段部58が形成してあり、この段部58は前
記突部46と係合させている。また、前記筒部5
7は、中心孔59を有し、この中心孔59の中間
部分には、通路面積を減少して形成した絞り通路
60を形成してあり、他方、筒部57の外周側に
は、上端部に半径方向外方に突出する鍔状の第2
支持部61が形成してあり、この第2支持部61
は、段部48と係合して部材54全体を主体部4
0に一体的に取付ける役割をもち、また、第2支
持部61に設けた切欠き62,63を通して、ボ
ール51と第2支持部61との間に形成される室
64と、筒部57の絞り通路60の半径方向外方
側に対応して筒部57と弁孔44との間に設けた
環状の隙間65とを連通するようにしている。
66は、部材54の板部55が補助室12内の
圧力を受圧したとき板部55の一部が小孔45内
にくい込まないようにするプロテクターである。
圧力を受圧したとき板部55の一部が小孔45内
にくい込まないようにするプロテクターである。
この上述の実施例では、リツプシール29が主
ピストン8の端面とともに、補助室12から第1
圧力室への液移動を許容し且つ逆方向へ禁止可能
な第1弁Aを形成し、他方、ボール51、座49
及び弁ばね53は、補助室12内の圧力が所定値
に達するまで補助室12からリザーバへの液移動
を禁止する第2弁Bを形成している。
ピストン8の端面とともに、補助室12から第1
圧力室への液移動を許容し且つ逆方向へ禁止可能
な第1弁Aを形成し、他方、ボール51、座49
及び弁ばね53は、補助室12内の圧力が所定値
に達するまで補助室12からリザーバへの液移動
を禁止する第2弁Bを形成している。
また、各圧力室13,14は、図示しない吐出
部を介在して独立した配管系に各々接続してあ
る。
部を介在して独立した配管系に各々接続してあ
る。
上述のマスタシリンダ1の作動について以下に
述べる。
述べる。
今、非作動状態であるとすると、各部材は図示
の位置にある。すなわち、主ピストン8はストツ
パ36に係合するとともに、戻しばね28がボル
ト25とリテーナ26とによつて制限される最大
長になつており、従ピストン7の右端がリテーナ
26に当接している。この状態で各圧力室13,
14は弛め孔37,21を各々介在してリザーバ
に連通し無圧となつており、また、補助室12内
は、プロテクター66の軽い弾性復元力によつて
生ずる主体部40下端面と部材54の板部55と
の間の隙間と、小孔45とを順次介してリザーバ
に連通することにより、無圧となつている。
の位置にある。すなわち、主ピストン8はストツ
パ36に係合するとともに、戻しばね28がボル
ト25とリテーナ26とによつて制限される最大
長になつており、従ピストン7の右端がリテーナ
26に当接している。この状態で各圧力室13,
14は弛め孔37,21を各々介在してリザーバ
に連通し無圧となつており、また、補助室12内
は、プロテクター66の軽い弾性復元力によつて
生ずる主体部40下端面と部材54の板部55と
の間の隙間と、小孔45とを順次介してリザーバ
に連通することにより、無圧となつている。
こうした状態で図示しないブレーキペダルを踏
み込み、主ピストン8を左方に移動させると、リ
ツプシール29が弛め孔37を塞ぎ第1圧力室1
3を密封するとともに、従ピストン7も左方に移
動してリツプシール19が弛め孔21を塞ぎ第2
圧力室14を密封する。また、主ピストン8の左
方への移動によつて補助室12の容積が減少し始
め、プロテクター66が弾性変形して部材54の
板部55が主体部40の下端に当接し補助室12
を密封する。
み込み、主ピストン8を左方に移動させると、リ
ツプシール29が弛め孔37を塞ぎ第1圧力室1
3を密封するとともに、従ピストン7も左方に移
動してリツプシール19が弛め孔21を塞ぎ第2
圧力室14を密封する。また、主ピストン8の左
方への移動によつて補助室12の容積が減少し始
め、プロテクター66が弾性変形して部材54の
板部55が主体部40の下端に当接し補助室12
を密封する。
この後更に主ピストン8を左方に移動させる
と、各圧力室13,14及び補助室12内の圧力
が上昇し、補助室12内の圧液は、通孔33を通
り第1弁Aを開弁して第1圧力室13内に流入
し、第1圧力室13から低圧ではあるが補助室1
2及び第1圧力室13の容積減小分の和に等しい
多量の作動液が吐出される。他方、第2圧力室1
4内の圧力は、従ピストン7の左右に作動する作
用力が釣り合うようにして上昇する。
と、各圧力室13,14及び補助室12内の圧力
が上昇し、補助室12内の圧液は、通孔33を通
り第1弁Aを開弁して第1圧力室13内に流入
し、第1圧力室13から低圧ではあるが補助室1
2及び第1圧力室13の容積減小分の和に等しい
多量の作動液が吐出される。他方、第2圧力室1
4内の圧力は、従ピストン7の左右に作動する作
用力が釣り合うようにして上昇する。
その後、補助室12内の圧力が第2弁Bを開弁
する所定の圧力に達すると、補助室12内の圧液
は、ボール51と座49との隙間からリザーバに
流入し、補助室12内の圧力上昇が停止する。ま
た、リツプシール29が弛め孔37を完全に越え
ると、主ピストン8の小径部9と小径孔2内面と
の間の微小通路を介在して弛め孔37と補助室1
2とが連通し、補助室12内の圧力は、徐々にリ
ザーバに解放可能となり、上記第2弁Bが開弁し
た後、補助室12内の圧力は徐々に無圧まで低下
してゆく。従つて、第2弁Bが開弁した後、第1
圧力室13内の圧力は、主ピストン8を左方に移
動させるブレーキペダルからの作用力の殆ど全部
が第1圧力室13内の昇圧に費やされるため、第
2弁Bの開弁する以前と比較して大きな比率で昇
圧される。
する所定の圧力に達すると、補助室12内の圧液
は、ボール51と座49との隙間からリザーバに
流入し、補助室12内の圧力上昇が停止する。ま
た、リツプシール29が弛め孔37を完全に越え
ると、主ピストン8の小径部9と小径孔2内面と
の間の微小通路を介在して弛め孔37と補助室1
2とが連通し、補助室12内の圧力は、徐々にリ
ザーバに解放可能となり、上記第2弁Bが開弁し
た後、補助室12内の圧力は徐々に無圧まで低下
してゆく。従つて、第2弁Bが開弁した後、第1
圧力室13内の圧力は、主ピストン8を左方に移
動させるブレーキペダルからの作用力の殆ど全部
が第1圧力室13内の昇圧に費やされるため、第
2弁Bの開弁する以前と比較して大きな比率で昇
圧される。
この上述の説明では、主ピストン8の移動速度
が小である場合、換言すれば、補助室12内の昇
圧速度が小である場合を示しており、この場合、
部材54の絞り通路60による絞り効果は、作動
液の流量及び流速が小であるため、あまり発生し
ておらず、従つて、部材54の絞り通路60を通
過した作動液によつて室64及び隙間65内に保
持される圧力と、補助室12内の圧力とはほぼ等
しく、部材54の筒部57の内外に作用する作用
力が釣り合い、筒部57の形状はほぼ一定に保た
れる。
が小である場合、換言すれば、補助室12内の昇
圧速度が小である場合を示しており、この場合、
部材54の絞り通路60による絞り効果は、作動
液の流量及び流速が小であるため、あまり発生し
ておらず、従つて、部材54の絞り通路60を通
過した作動液によつて室64及び隙間65内に保
持される圧力と、補助室12内の圧力とはほぼ等
しく、部材54の筒部57の内外に作用する作用
力が釣り合い、筒部57の形状はほぼ一定に保た
れる。
次に、主ピストン8の移動速度が大である場
合、換言すれば、補助室12内の昇圧速度が大で
ある場合について述べる。
合、換言すれば、補助室12内の昇圧速度が大で
ある場合について述べる。
主ピストン8が急激に左方に移動すると、各室
12,13が密封されるとともに、補助室12内
の圧力が急激に上昇し始め、補助室12内の作動
液は、第1弁Aを開弁して第1圧力室13に流入
し、また、補助室12内の圧力が室64に伝達さ
れ、室64内の圧力も比較的早い時期に第2弁B
を開弁する圧力に達し、第2弁Bが開弁すること
によつて、補助室12内の作動液がリザーバへ流
入し始める。
12,13が密封されるとともに、補助室12内
の圧力が急激に上昇し始め、補助室12内の作動
液は、第1弁Aを開弁して第1圧力室13に流入
し、また、補助室12内の圧力が室64に伝達さ
れ、室64内の圧力も比較的早い時期に第2弁B
を開弁する圧力に達し、第2弁Bが開弁すること
によつて、補助室12内の作動液がリザーバへ流
入し始める。
この際、補助室64内の作動液が絞り通路6
0、室64、ボール51と座49との間の隙間、
弁孔44を順次通過してリザーバへと移動すると
き、作動液の流量及び流速が比較的大であるか
ら、絞り通路60の存在によつて、室64内と補
助室12内とでは差圧が生ずるとともに、上記隙
間が絞り効果を奏することによつて、室64内と
弁孔44の上半部内とでも差圧が生じ、結局、室
64内には、補助室12から絞り通路60を通過
しかつ上記隙間を通過してリザーバへ移動する作
動液の流速、流量に比例した、換言すれば補助室
12内の昇圧速度に比例した圧力が保持される。
0、室64、ボール51と座49との間の隙間、
弁孔44を順次通過してリザーバへと移動すると
き、作動液の流量及び流速が比較的大であるか
ら、絞り通路60の存在によつて、室64内と補
助室12内とでは差圧が生ずるとともに、上記隙
間が絞り効果を奏することによつて、室64内と
弁孔44の上半部内とでも差圧が生じ、結局、室
64内には、補助室12から絞り通路60を通過
しかつ上記隙間を通過してリザーバへ移動する作
動液の流速、流量に比例した、換言すれば補助室
12内の昇圧速度に比例した圧力が保持される。
また、室64内の圧力は、切欠き62,63を
通して隙間65に伝達されていることから、筒部
57の外周面には室64内の圧力が作用し、一
方、筒部57の下半部内周面には補助室12内の
圧力が作用しているから、筒部57の内外周面に
作用する圧力の差圧によつて筒部57は外方に向
つて変形しようとし、特に絞り通路60の下端開
口部近傍域においてその変形量が大となり、絞り
通路60の下端側部分の通路面積が増大する。こ
の下端側部分の増大に続いて、絞り通路60の下
端側から上端側にかけて順次その通路面積が増大
してゆき、前述の差圧によつて筒部57を変形さ
せようとする作用力が、筒部57の弾性復元力と
釣り合つたとき絞り通路60の通路面積の増大は
停止する。
通して隙間65に伝達されていることから、筒部
57の外周面には室64内の圧力が作用し、一
方、筒部57の下半部内周面には補助室12内の
圧力が作用しているから、筒部57の内外周面に
作用する圧力の差圧によつて筒部57は外方に向
つて変形しようとし、特に絞り通路60の下端開
口部近傍域においてその変形量が大となり、絞り
通路60の下端側部分の通路面積が増大する。こ
の下端側部分の増大に続いて、絞り通路60の下
端側から上端側にかけて順次その通路面積が増大
してゆき、前述の差圧によつて筒部57を変形さ
せようとする作用力が、筒部57の弾性復元力と
釣り合つたとき絞り通路60の通路面積の増大は
停止する。
このようにして絞り通路60の通路面積が増大
することによつて、絞り通路60の絞り効果は減
少し、補助室12からリザーバに流入する液量が
多くすることができ、補助室12内の圧力上昇が
急激に行なわれても補助室12内に発生する圧力
が必要以上に高圧になることを防止する。
することによつて、絞り通路60の絞り効果は減
少し、補助室12からリザーバに流入する液量が
多くすることができ、補助室12内の圧力上昇が
急激に行なわれても補助室12内に発生する圧力
が必要以上に高圧になることを防止する。
上記の如く、第2弁Bが開弁しかつ絞り通路6
0の通路面積が増大した後にも、主ピストン8の
急激な移動が継続して行なわれると、補助室12
内の作動液は、増大した通路面積を有する絞り通
路60を通過してリザーバに流入するとともに、
補助室12の容積減小分からリザーバに流入する
液量を差し引いた液量が第1圧力室13に流入
し、第1圧力室13からこれに接続された配管系
統に多量の作動液が吐出される。
0の通路面積が増大した後にも、主ピストン8の
急激な移動が継続して行なわれると、補助室12
内の作動液は、増大した通路面積を有する絞り通
路60を通過してリザーバに流入するとともに、
補助室12の容積減小分からリザーバに流入する
液量を差し引いた液量が第1圧力室13に流入
し、第1圧力室13からこれに接続された配管系
統に多量の作動液が吐出される。
この後、主ピストン8が充分に前進すると、補
助室12内の作動液は、弛め孔37をも通つてリ
ザーバに流入し始める。
助室12内の作動液は、弛め孔37をも通つてリ
ザーバに流入し始める。
この時点で、配管系統に充分な作動液が吐出さ
れているとすると、主ピストン8の移動は遅くな
り、かつ、補助室12内の圧力がリザーバに解放
されることから、主ピストン8に作用する押圧力
のほぼ全部が第1圧力室13内の昇圧に利用さ
れ、第1圧力室13内の圧力は前述の場合と同様
にして大きな比率で上昇する。
れているとすると、主ピストン8の移動は遅くな
り、かつ、補助室12内の圧力がリザーバに解放
されることから、主ピストン8に作用する押圧力
のほぼ全部が第1圧力室13内の昇圧に利用さ
れ、第1圧力室13内の圧力は前述の場合と同様
にして大きな比率で上昇する。
上述の各場合について、ブレーキ作動を完了し
液圧を解放する際の作動等について以下に述べ
る。
液圧を解放する際の作動等について以下に述べ
る。
今、主ピストン8を左方に移動させようとして
いる押圧力を解除すると、各ピストン7,8は、
戻しばね16,28の弾性復元力によつて右方に
移動し、各室12,13,14の内部に負圧が発
生する。
いる押圧力を解除すると、各ピストン7,8は、
戻しばね16,28の弾性復元力によつて右方に
移動し、各室12,13,14の内部に負圧が発
生する。
この負圧によつて、補助室12には、部材54
の板部55が主体部40の下端から離れるように
変形し、小孔45を通してリザーバから作動液が
流入し、また、第1圧力室13には、弛め孔37
を通してリザーバから、或は、通孔33を通して
補助室12から作動液が流入し、更に、第2圧力
室14には、小孔20を通して補給室15から作
動液が流入する。次いで、配管系統に送出されて
いた作動液は各圧力室13,14に逆流してくる
と、各圧力室13,14から弛め孔21,37を
通してリザーバに戻り、各圧力室13,14内は
無圧まで低下する。また、補助室12は、プロテ
クター66の弾性力によつて板部55と主体部4
0の下端との間に生ずる隙間を通してリザーバ内
部に連通することから無圧となる。
の板部55が主体部40の下端から離れるように
変形し、小孔45を通してリザーバから作動液が
流入し、また、第1圧力室13には、弛め孔37
を通してリザーバから、或は、通孔33を通して
補助室12から作動液が流入し、更に、第2圧力
室14には、小孔20を通して補給室15から作
動液が流入する。次いで、配管系統に送出されて
いた作動液は各圧力室13,14に逆流してくる
と、各圧力室13,14から弛め孔21,37を
通してリザーバに戻り、各圧力室13,14内は
無圧まで低下する。また、補助室12は、プロテ
クター66の弾性力によつて板部55と主体部4
0の下端との間に生ずる隙間を通してリザーバ内
部に連通することから無圧となる。
以上の実施例によれば以下の如き効果を奏す
る。
る。
すなわち、絞り通路60は、補助室12内の昇
圧速度に応じてその通路面積が増大することによ
つて、絞り効果が変化し、換言すれば、昇圧速度
が大になればなる程通路面積が増大して絞り効果
が低減するため、補助室12からリザーバへ流入
する液量を多くすることによつて補助室12内に
発生する液圧を低くすることができ、低圧の作動
液を配管系統に送り出す際、踏力を必要以上に強
いものを必要とせず、所謂ブレーキが重いという
現象がなくなり、また、低圧の作動液を多量に送
出する第1の工程からより高圧の圧力を発生させ
る第2の工程への変化が滑らかに行うことがで
き、かつ、補助室12の圧力解放が短期間で行え
るから変化時の効率が向上し、より早い時期によ
り高圧の圧力を発生させることができる。
圧速度に応じてその通路面積が増大することによ
つて、絞り効果が変化し、換言すれば、昇圧速度
が大になればなる程通路面積が増大して絞り効果
が低減するため、補助室12からリザーバへ流入
する液量を多くすることによつて補助室12内に
発生する液圧を低くすることができ、低圧の作動
液を配管系統に送り出す際、踏力を必要以上に強
いものを必要とせず、所謂ブレーキが重いという
現象がなくなり、また、低圧の作動液を多量に送
出する第1の工程からより高圧の圧力を発生させ
る第2の工程への変化が滑らかに行うことがで
き、かつ、補助室12の圧力解放が短期間で行え
るから変化時の効率が向上し、より早い時期によ
り高圧の圧力を発生させることができる。
また、絞り通路60の通路面積を補助室12内
の昇圧速度に比例して大きくする手段として、絞
り通路60を通過する以前の作動液の圧力を筒部
57の内周側に、絞り通路60を通過しボール5
1と座49との間の隙間を通過する以前の作動液
の圧力を筒部57の外周面側に各々作用させ、内
外周面側に作用する圧力の差圧によつて筒部57
を変形させるという手段を採用しており、補助室
12内の昇圧速度に比例して絞り通路60の通路
面積を変化させる際、比較的正確に行うことがで
きるのみならず、その構成は簡略なものであり、
装置を大型化、複雑化することがない。更に、室
64と補助室12との間に差圧が生じたとき、筒
部57の上端面側と下端面側とに作用する圧力に
よつて、筒部57を弁孔44の内部に押し込むよ
うな作用力が生じるが、筒部57には第1支持部
56を一体的に設け、この第1支持部56を主体
部40の突部46に係合させることによつて、当
該筒部57が弁孔44内に押し込まれることを防
止していることから、筒部57が弁孔44内に押
し込まれることによつて絞り通路60の通路面積
を減少させるように筒部57が変形することを防
止し、絞り通路60の補助室12内の昇圧速度に
応じた通路面積の変化という機能を保護し、マス
タシリンダ1全体の本来的機能を達成させること
ができる。
の昇圧速度に比例して大きくする手段として、絞
り通路60を通過する以前の作動液の圧力を筒部
57の内周側に、絞り通路60を通過しボール5
1と座49との間の隙間を通過する以前の作動液
の圧力を筒部57の外周面側に各々作用させ、内
外周面側に作用する圧力の差圧によつて筒部57
を変形させるという手段を採用しており、補助室
12内の昇圧速度に比例して絞り通路60の通路
面積を変化させる際、比較的正確に行うことがで
きるのみならず、その構成は簡略なものであり、
装置を大型化、複雑化することがない。更に、室
64と補助室12との間に差圧が生じたとき、筒
部57の上端面側と下端面側とに作用する圧力に
よつて、筒部57を弁孔44の内部に押し込むよ
うな作用力が生じるが、筒部57には第1支持部
56を一体的に設け、この第1支持部56を主体
部40の突部46に係合させることによつて、当
該筒部57が弁孔44内に押し込まれることを防
止していることから、筒部57が弁孔44内に押
し込まれることによつて絞り通路60の通路面積
を減少させるように筒部57が変形することを防
止し、絞り通路60の補助室12内の昇圧速度に
応じた通路面積の変化という機能を保護し、マス
タシリンダ1全体の本来的機能を達成させること
ができる。
更に、上述の実施例では、部材54として、筒
部57と板部55とを合成ゴムから一体に形成し
ているから、従来のものと比較して、主体部40
の下部及びゴム部材の形状を変更するだけでよ
く、マスタシリンダ1のシリンダ本体6を変更す
る必要なく、弁装置39を交換するだけでよく互
換性に秀れている。また、絞り通路60は、マス
タシリンダ1が適用される車種に応じて変更され
ることから、種々の寸法のものが必要となるが、
部材54のみを交換するだけで弁装置39の他の
部材は使用可能であるから互換性はより秀れてい
る。
部57と板部55とを合成ゴムから一体に形成し
ているから、従来のものと比較して、主体部40
の下部及びゴム部材の形状を変更するだけでよ
く、マスタシリンダ1のシリンダ本体6を変更す
る必要なく、弁装置39を交換するだけでよく互
換性に秀れている。また、絞り通路60は、マス
タシリンダ1が適用される車種に応じて変更され
ることから、種々の寸法のものが必要となるが、
部材54のみを交換するだけで弁装置39の他の
部材は使用可能であるから互換性はより秀れてい
る。
なおまた、絞り通路60は、ボール51の下方
に位置しているため、当該絞り通路60を通過し
た作動液がボール51に向つて噴き上げられるよ
うになり、ボール51と座49との間の隙間を増
大するように作用し、補助室12内の昇圧速度が
大になる程こうした噴き上げは激しくなり、上記
隙間が増大し従つて室64内の圧力は低くなり、
室64と補助室12との差圧が、より大きくなつ
て、絞り通路60の通路面積を増大させ、結局、
補助室12内の昇圧速度に応じて、絞り通路60
の通路面積を変化させる機能を有するものであ
る。
に位置しているため、当該絞り通路60を通過し
た作動液がボール51に向つて噴き上げられるよ
うになり、ボール51と座49との間の隙間を増
大するように作用し、補助室12内の昇圧速度が
大になる程こうした噴き上げは激しくなり、上記
隙間が増大し従つて室64内の圧力は低くなり、
室64と補助室12との差圧が、より大きくなつ
て、絞り通路60の通路面積を増大させ、結局、
補助室12内の昇圧速度に応じて、絞り通路60
の通路面積を変化させる機能を有するものであ
る。
第3図は、本発明の他の実施例を示す要部拡大
側断面部である。
側断面部である。
この第3図の例で、特に第1,2図示のものと
特に異なる点について説明する。なお、第1,2
図示のものと同様な機能をもつものについては先
に付した記号にダツシユを付して示し、説明は略
す。
特に異なる点について説明する。なお、第1,2
図示のものと同様な機能をもつものについては先
に付した記号にダツシユを付して示し、説明は略
す。
第3図において、主体部40′の下端中央には、
突起70が設けてあり、この突起70の外周側に
は、上方に向つて順次小径となる円錐状の底面7
1を有する環状溝72と、この環状溝72のやや
下方に他の環状溝73とを各々形成してある。
突起70が設けてあり、この突起70の外周側に
は、上方に向つて順次小径となる円錐状の底面7
1を有する環状溝72と、この環状溝72のやや
下方に他の環状溝73とを各々形成してある。
環状溝72には、内周面を円筒状に成して形成
した円盤状を呈しゴム製の弁部材74を、その内
周面を底面71に弾接させて嵌着してあり、弁部
材74は内周部を上記円錐状の底面71に沿つて
下端が最大に圧縮されるようにし、それによつて
弁部材74が全体的に上方に向つて腕曲する椀状
に変形させ、特に外周部が主体部40′の下端面
に積極的に弾接して密封性能が向上するようにし
てある。
した円盤状を呈しゴム製の弁部材74を、その内
周面を底面71に弾接させて嵌着してあり、弁部
材74は内周部を上記円錐状の底面71に沿つて
下端が最大に圧縮されるようにし、それによつて
弁部材74が全体的に上方に向つて腕曲する椀状
に変形させ、特に外周部が主体部40′の下端面
に積極的に弾接して密封性能が向上するようにし
てある。
また、弁部材74とは別体の絞り部材75の支
持部76の鍔部77が溝73に嵌着しているとと
もに、支持部76と突部70との間には、部材7
5の筒部78が弁孔44′内に不必要に押し込ま
れないようにするための押え板79が配設してあ
る。更に、筒部78と主体部40′との間の隙間
65′は、筒部78の上部に設けた通孔80を通
して中心孔59′、室64′に連絡している。
持部76の鍔部77が溝73に嵌着しているとと
もに、支持部76と突部70との間には、部材7
5の筒部78が弁孔44′内に不必要に押し込ま
れないようにするための押え板79が配設してあ
る。更に、筒部78と主体部40′との間の隙間
65′は、筒部78の上部に設けた通孔80を通
して中心孔59′、室64′に連絡している。
この第3図に示した例の作用等については、第
1,2図のものとほぼ同様であるので説明を略
す。
1,2図のものとほぼ同様であるので説明を略
す。
以上の2つの実施例においては種々有用な効果
を奏しているが、本発明は、上述の実施例に限定
されることなく、種々の態様で実施可能である。
を奏しているが、本発明は、上述の実施例に限定
されることなく、種々の態様で実施可能である。
すなわち、例えば、第3図に示す如く、絞り通
路を有する部材と、弁部材とを別体に成した場合
に、弁部材を積極的に主体部に弾接することに替
え、第1,2図の例の如く、弁部材を補助室内に
圧力が発生すると主体部に弾接するようにする
例、第1,2図の例で隙間65と室64とを連絡
するのを切欠き62,63に替え主体部40に形
成した通路で行う例、絞り通路の絞り効果を変化
させる手段として、絞り通路の通路面積を変化す
ることに替え、絞り通路の長さを変更するか、或
は、通路面積及び通路長さの両方を変化させる
例、この例において、一端に補助室の圧力による
作用力を受け、他端に絞り通路のリザーバ側に位
置する作動液のもつ圧力による作用力と弾性体等
から機械的な作用力を受けるピストンと、このピ
ストンの移動量に比例して開口面積が変化する通
路、又は、通路長さが変化する通路とを設ける例
等々挙げられる。
路を有する部材と、弁部材とを別体に成した場合
に、弁部材を積極的に主体部に弾接することに替
え、第1,2図の例の如く、弁部材を補助室内に
圧力が発生すると主体部に弾接するようにする
例、第1,2図の例で隙間65と室64とを連絡
するのを切欠き62,63に替え主体部40に形
成した通路で行う例、絞り通路の絞り効果を変化
させる手段として、絞り通路の通路面積を変化す
ることに替え、絞り通路の長さを変更するか、或
は、通路面積及び通路長さの両方を変化させる
例、この例において、一端に補助室の圧力による
作用力を受け、他端に絞り通路のリザーバ側に位
置する作動液のもつ圧力による作用力と弾性体等
から機械的な作用力を受けるピストンと、このピ
ストンの移動量に比例して開口面積が変化する通
路、又は、通路長さが変化する通路とを設ける例
等々挙げられる。
以上述べたことから明かな如く、本発明によれ
ば、絞りを、補助圧力室内の昇圧速度に応じて絞
り効果が変化する可変絞りとしたから、急ブレー
キ時にブレーキが重くなるといつた現象を防止
し、且つ、効率の向上した二段作動型マスタシリ
ンダを得るものである。
ば、絞りを、補助圧力室内の昇圧速度に応じて絞
り効果が変化する可変絞りとしたから、急ブレー
キ時にブレーキが重くなるといつた現象を防止
し、且つ、効率の向上した二段作動型マスタシリ
ンダを得るものである。
第1,2図は、本発明の一実施例を示す図で第
1図は側断面図、第2図は要部拡大図、第3図
は、本発明の他の実施例の要部を拡大して示す図
である。 1……二段作動型マスタシリンダ、12……補
助室、60,60′……絞り通路。
1図は側断面図、第2図は要部拡大図、第3図
は、本発明の他の実施例の要部を拡大して示す図
である。 1……二段作動型マスタシリンダ、12……補
助室、60,60′……絞り通路。
Claims (1)
- 1 シリンダ本体のシリンダ孔にピストンを摺動
自在に嵌挿して主圧力室と補助圧力室とを区画
し、主圧力室と補助圧力室とを連絡する第1通路
に補助圧力室から主圧力室への液移動を許容し且
つ逆方向へ禁止可能な第1弁を設けるとともに、
液を貯えるリザーバと補助圧力室とを連絡する第
2通路に補助圧力室内の圧力が所定値に達するま
で補助圧力室からリザーバへの液移動を禁止する
第2弁を設け、前記第2通路に最大流量を制限す
る絞りを設けた二段作動型マスタシリンダに於い
て、前記絞りを、前記補助圧力室内の昇圧速度に
応じて絞り効果が変化する可変絞りとしたことを
特徴とする二段作動型マスタシリンダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16716880A JPS5790246A (en) | 1980-11-26 | 1980-11-26 | Dual-spring acting master cylinder |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16716880A JPS5790246A (en) | 1980-11-26 | 1980-11-26 | Dual-spring acting master cylinder |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5790246A JPS5790246A (en) | 1982-06-04 |
| JPH0117893B2 true JPH0117893B2 (ja) | 1989-04-03 |
Family
ID=15844672
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16716880A Granted JPS5790246A (en) | 1980-11-26 | 1980-11-26 | Dual-spring acting master cylinder |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5790246A (ja) |
-
1980
- 1980-11-26 JP JP16716880A patent/JPS5790246A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5790246A (en) | 1982-06-04 |
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