JPH0118307B2 - - Google Patents

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JPH0118307B2
JPH0118307B2 JP57106329A JP10632982A JPH0118307B2 JP H0118307 B2 JPH0118307 B2 JP H0118307B2 JP 57106329 A JP57106329 A JP 57106329A JP 10632982 A JP10632982 A JP 10632982A JP H0118307 B2 JPH0118307 B2 JP H0118307B2
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JP
Japan
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braking
power generation
vibration damping
movable member
generation device
Prior art date
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Application number
JP57106329A
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English (en)
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JPS58225241A (ja
Inventor
Yutaka Tanabe
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Chiyoda Corp
Original Assignee
Chiyoda Chemical Engineering and Construction Co Ltd
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Publication date
Application filed by Chiyoda Chemical Engineering and Construction Co Ltd filed Critical Chiyoda Chemical Engineering and Construction Co Ltd
Priority to JP10632982A priority Critical patent/JPS58225241A/ja
Publication of JPS58225241A publication Critical patent/JPS58225241A/ja
Publication of JPH0118307B2 publication Critical patent/JPH0118307B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/02Suppression of vibrations of non-rotating, e.g. reciprocating systems; Suppression of vibrations of rotating systems by use of members not moving with the rotating systems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、種々の構造物の振動を減衰させるた
めに用いる制振装置に関し、特に建物、橋梁、塔
等の建造物の地震等による振動を抑制したり、コ
ンプレツサのような振動を生じる装置の振動を抑
制したり、化学プラントの配管の振動を抑制した
りするのに好適な制振装置に関するものである。
本明細書において「構造物」なる語は最も広義
に解釈するものとし、外力によつてまたは内的要
因によつて振動を生じるあらゆる構造物を意味す
るものとする。
従来、地震等による振動から構造物を保護する
ため、クーロン摩擦減衰、粘性減衰等を利用した
各種の制振装置が提案されているが、従来提案さ
れた制振装置はいずれも振幅及び周期が略一定の
振動に対してのみ有効であり、地震のように振幅
及び周期が不確定に変化する振動に対しては役に
立たなかつた。例えば支持台に支持した振子の上
端部付近をリンクを介して構造物の床部等に結合
し、振子と梃子の作用により構造物の振動を吸収
しようとする制振装置が知られている。しかしな
がらこの制振装置が有効なのは或特定の範囲の振
幅及び周期の振動に対してのみであり、設定した
範囲外の振動が起つた場合には充分な制振効果を
得ることができない。またこの制振装置では、吸
収し得る振動エネルギを増大させるために装置を
大形化すると、構造物に停滞振動が生じ、かえつ
て構造物に悪影響を及ぼす結果になることが多か
つた。
本発明の目的は、振動力の大きさに略比例した
減衰効果を生じさせて、充分な制振効果が得られ
る振動の範囲を従来よりも大幅に広げることがで
きるようにした構造物の制振装置を提供すること
にある。
本願第1の発明は、構造物と振動系を異にする
基体と、機械的変位に応じて発電する発電装置
と、構造物の振動により該構造物と前記基体との
間に生じる相対的な変位を前記発電装置に伝達す
る機械変位伝達機構と、前記発電装置が発生する
電気エネルギにより駆動されて前記相対的な変位
に機械的に制動をかける制動装置とにより構成さ
れる。
また本願第2の発明は、上記第1の発明の構成
に加えて更に前記発電装置が発生する電気エネル
ギを消費させるエネルギ消費手段を設けたもので
ある。
以下図面を参照して本発明をその実施例ととも
に詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例を示したもので、同
図において1は基礎2の上に構築されたフレー
ム、3はフレーム1の上に支持された石油タンク
等の構造物である。4はフレーム1の内側に配置
されて基礎2の上に固定された基体で、この基体
4は実質的に剛体とみなすことができる程度に十
分強固に構成されている。この基体4はフレーム
1及び構造物3とは振動系を異にするように設け
られており、基礎2に地震等の振動が与えられた
場合、または構造物3自体が振動した場合、構造
物3と基礎2との間に相対的な変位が生じるよう
になつている。本実施例では地震により構造物3
と基体4との間に図示の矢印A,A′方向の往復
変位が相対的に生じるものとする。
基体4の上には、発電装置5が取付けられ、ま
た基体4に固定されたブラケツト6に、略扇形の
回動板7が、その略中央部においてピン8により
回動自在に支持されている。回動板7の下部には
円弧状のラツク9が設けられ、このラツク9は発
電装置5の回転軸に取付けられたピニオン歯車1
0に噛合されている。回動板7の上部にはピン1
1が固定され、このピン11は構造物3の床部ま
たは該床部を支えるフレーム1の梁1aに固定さ
れた結合部材12に設けられた逆U字状の溝13
に係入されている。そして構造物3が正規の位置
に静止しているときにピニオン歯車10がラツク
9の中央部に噛み合うように各部が位置決めされ
ている。結合部材12、ピン13、回動板7及び
ピニオン歯車10により、構造物3と基体4との
間の相対的な変位を発電装置5に伝達する機械変
位伝達機構が構成されている。
基体4の上にはまた、発電装置5の回転軸に対
して対称な位置に位置させて、1対の支柱14,
14が固定され、これらの支柱には、発電装置5
の出力により駆動されて構造物3と基体4との間
に相対的な変位に機械的に制動をかける制動装置
15が取付けられている。図示の制動装置15
は、回動板7の板面にブレーキパツドを押当てる
ことにより回動板7に制動をかける制動機構を備
えたもので、ブレーキパツドを押当てる力を与え
る駆動源としては例えば電磁石の如き電磁駆動装
置が用いられる。第2図には、この制動装置の構
成を概略的に示してあり、同図において16,1
6′は回動板7を介して相対向するように配置さ
れた制動板、17,17′は制動板16,16′の
回動板7に対向する面に貼着されたブレーキパツ
ドである。制動板16,16′は、図示しないバ
ネにより付勢されて、常時はブレーキパツド1
7,17′を回動板7から離間させる位置に保持
されている。また発電装置5の出力はリード線
l1,l1′を介して電磁石19に供給され、発電装置
5の出力により該電磁石が励磁されると制動板1
6,16′に貼着されたブレーキパツド17,1
7′が回動板7に押当てられて回動板7に機械的
な制動がかけられるようになつている。
第3図は上記制動装置の原理を示したもので、
同図において制動板16,16′はそれぞれの一
端がブラケツト14,14′に枢支され、他端に
ブレーキパツド17,17′が貼着されている。
制動板16,16′はバネ18,18′により付勢
されて、回動板7からブレーキパツド17,1
7′を離間させた状態に保持されている。制動板
16,16′の側方には電磁石19が配置され、
この電磁石19のコイルの両端に抵抗器20を通
して発電装置5の出力が印加されている。発電装
置5が発電すると、電磁石19のコイルに電流が
流れてこの電磁石19が励磁されるため制動板1
6,16′が吸引され、この吸引力によりブレー
キパツド17,17′が回動板7に押当てられて
回動板7に制動がかけられる。この場合回動板7
にかけられる制動力は発電装置5の出力に略比例
して自動的に増減する。また第3図に示した例で
は、電磁石のコイルと直列にエネルギ消費手段と
して抵抗器20が接続されているため、発電装置
5が発生する電気エネルギの一部が抵抗器20に
より消費される。
上記実施例において地震等により構造物3と基
体4との間にA,A′方向の相対的な変位が生じ
ると、回動板7が第1図の矢印B,B′方向に回
動し、発電装置5が駆動される。これにより構造
物3の振動エネルギが電気エネルギに変換され
る。この電気エネルギの一部は抵抗器20により
消費されるため、構造物3の振動エネルギの一部
が消費されることになる。また上記電気エネルギ
の他の部分は制動装置15を駆動するために用い
られ、この制動装置15により回動板7に制動が
かけられる。これらにより構造物3の振動エネル
ギは急速に失なわれ、振動は急速に減衰してい
く。
周知のように、発電装置5の起電力は、発電装
置の電機子コイルと鎖交する磁束の時間的な変化
率に比例するため、振動の減衰効果は構造物3の
振動の大きさに比例して自動的に増減する。即
ち、振動が小さい場合には、抵抗器20により消
費されるエネルギの量が少なく、制動装置15に
よる制動効果も小さいが、制動が大きくなるにつ
れて抵抗器20により消費されるエネルギの量が
増大し、制動装置15による制動効果も増大す
る。したがつて広範囲の振幅の振動に対して常に
適切な減衰効果を得ることができ、構造物に停滞
振動が生じることもない。また本発明の制振装置
では、振動エネルギを直接電気エネルギに変換
し、この電気エネルギで制動装置を駆動するの
で、別個のエネルギ源を必要とせず、停電になつ
た場合でも使用できる。
上記実施例のように、制動装置15を設けると
ともに発電装置の出力を消費させる抵抗器20を
設けると、振動の減衰効果を増大させて短時間で
振動を減衰させることができる。また抵抗器20
の抵抗値を変えることにより制振効果を種々調整
することができる。この場合、抵抗器を複数個用
意しておいて、切換スイツチにより該複数の抵抗
器を適宜に選択して発電装置の出力端に接続し得
るようにしておけば、制振効果の調整を容易に行
なうことができる。
上記のように、発電装置が発生する電気エネル
ギの一部を消費させるために抵抗器を設けると種
種の利点が得られるが、この抵抗器は必要に応じ
て設ければよく、電磁的に駆動される機械的な制
動装置のみによつて振動エネルギを減衰させるよ
うにしてもよい。尚抵抗器を省略した場合にも発
電装置の内部抵抗によりエネルギの一部が消費さ
れる。
本発明で用いる発電装置5は、可動側磁極の機
械的変位に応じて電気エネルギを発生するもので
あれば如何なる形式のものでもよく、交流発電機
または直流発電機の如何を問わない。
構造物の振動を発電装置に伝えるための機械変
位伝達機構は、構造物と基体との間の相対的な変
位(上記の例では往復運動)を発電装置を駆動す
るのに適した変位(上記の例では回転運動)に変
換する機構を含むものであればよく、上記実施例
のものに限定されるものではない。
第4図は本発明の他の実施例を示したもので、
この実施例では基礎2の上に設置された基台40
1と、上端が1個所で交わるように斜めに配置さ
れて下端が基台401に固定された複数本の支柱
402とにより基体4′が構成されている。複数
本の支柱402の上端は構造物3の床部付近まで
延びていて適宜の結合具により相互に結合され、
これらの支柱402の上端にピン22により梃子
23の上端部寄りの部分が枢支されている。梃子
23の上端にはリンク24の一端が枢支され、リ
ンク24の他端は構造物3の床部またはフレーム
1の上部梁1aに固定されたブラケツト25に枢
支されている。そして構造物3が正規の位置に静
止している状態にあるときに、梃子23が鉛直方
向に垂下するようにリンク24の長さが設定され
ている。したがつて地震等により構造物3が基体
4′に対して相対的に矢印A,A′方向に往復移動
すると梃子23が鉛直面内で矢印B,B′方向に
回動し、梃子23の下端には構造物3と基体4′
との間の相対的な変位が拡大されて現われる。
梃子23の下端には発電装置5が固定されてい
る。発電装置5は、その回転軸を、梃子23の回
動方向と直交する向きに向けて取付けられ、この
発電装置の回転軸にピニオン歯車26が取付けら
れている。一方基体4′の基台401上には、上
記歯車26の回動の軌跡と平行な円弧に沿つて多
数の歯を配列したラツク27が設けられている。
上記ピニオン歯車26はラツク27に噛合され、
構造物3の振動に伴つて梃子23が往復回動する
と、ピニオン歯車26が回転して発電装置5を駆
動する。本実施例では、リンク24、梃子23、
ピニオン歯車26及びラツク27により、構造物
3と基体4′との間に生じる相対的な変位を発電
装置5に伝達する機械的変位伝達機構が構成され
ている。また発電装置5の回転軸に回転円板28
が取付けられ、この回転円板28の回転に機械的
に制動をかける制動装置29が発電装置5のハウ
ジングに固定されている。この制動装置29は回
転円板28をブレーキパツドで挾んで制動をかけ
るもので、発電装置5の出力により駆動されるも
のである。
第5図は本発明の更に他の実施例を示したもの
で、この実施例では第4図の実施例と同様に設け
られた梃子23の下端に円弧状のラツク30が取
付けられ、基台401上に固定された発電装置5
の回転軸に取付けたピニオン歯車31が上記ラツ
ク30に噛合されている。基台401上には1対
の支柱32,32が固定されていてこれらの支柱
の上端に、ラツク30をブレーキパツドで挾んで
構造物3と基体4′との間の相対的変位に制動を
かける制動装置15′が取付けられている。この
制動装置15′は第1図及び第2図に示した実施
例の制動装置15と同様のものである。
上記の各実施例では、構造物3の床部に本発明
の制動装置を結合しているが、構造物の床部以外
の部分に本発明の制振装置を結合することもでき
る。例えば第6図は基礎2の上に設置された構造
物3の側壁3aに本発明の制振装置を結合した例
を示したもので、この例では、基礎2の上に設置
された基体4″の上部にピン35により梃子23
が枢支され、この梃子23の上端は、構造物3の
側壁3aに固定された結合部材37にリンク24
を介して結合されている。基体4″の下部には歯
車39,39′が横方向に間隔をあけて取付けら
れ、これらの歯車にラツク40が噛合されてい
る。そしてラツク40の中央部に設けられた孔に
梃子23の下端が係入され、梃子23の回動に伴
つてラツク40が水平方向に往復動するようにな
つている。またラツク40をガイドするため、該
ラツク40の上面に係合するガイドローラ41,
41が基体4″に取付けられている。そして歯車
39,39の少なくとも一方に発電装置(図示せ
ず。)の回転軸が結合されている。この例では、
構造物3に矢印A,A′方向の振動が生じた際に
梃子23がピン35を支点にして往復回動し、こ
れによりラツク40が水平方向に往復動して歯車
39,39′を回転させる。歯車39,39′の少
なくとも一方は発電装置の回転軸に結合されてい
るので該発電装置が発電し、その発電エネルギが
消費されることにより振動が減衰させられる。そ
して図示してないがこの発電装置には第4図に示
した例と同様の制動装置が取付けられている。
第6図に示した例において、梃子23を用いず
に、ラツク40を直接構造物3の側壁3aに結合
することもできる。また第6図の例において同様
の制動装置を構造物3の両側に配設することもで
きる。
上記の各実施例では制動装置を電磁石のみによ
り駆動するようにしたが、電磁石により油圧装置
を介して制動装置を駆動するように構成すること
もできる。第7図は電磁石により油圧装置を介し
て駆動する制動装置の原理図で、同図において制
動板16はその一端がブラケツト14に枢支さ
れ、他端にブレーキパツド17が固定されてい
る。この制動板16はバネ18により付勢されて
常時は回動板7から離間した状態に保持されてい
る。発電装置5の出力は抵抗20を通して電磁石
19のコイルに印加され、電磁石19の出力が油
圧装置51を介して制動板16に与えられてい
る。第7図において発電装置5が発電すると、電
磁石19のコイルに電流が流れてこの電磁石19
が励磁され、この電磁石19の出力は油圧装置5
1により増幅されて制動板16に伝えられる。し
たがつて電磁石19のみによつて制動装置を駆動
する場合に比べて、発電装置5の同じ出力でより
強力な制動力を得ることができる。
第8図は、第1図及び第2図の実施例の制動装
置に油圧装置を用いた実施例を示したもので、こ
の実施例では基体4に制動装置支持枠52,5
2′が設けられている。一方の支持枠52には、
回動板7の両側周辺部に向つて延びる1対のレバ
ー53,53が枢支され、これらのレバーの一端
に制動板54,54が固定されている。各制動板
にはブレーキパツド(図示せず。)が貼着され、
これらの制動板がブレーキパツドを介して回動板
7の周辺部に挾むことにより回動板7に制動をか
けるようになつている。レバー53,53の他端
部は油圧シリンダ55のピストンロツドに結合さ
れている。この例ではレバー53,53と制動板
54,54とにより制動機構が構成されている。
発電装置5の出力は電磁石19のコイルに印加さ
れ、この電磁石19の出力アームはマスタシリン
ダ56に結合されている。マスタシリンダ56か
ら送出される圧力油は送油パイプ57を介して油
圧シリンダ55に供給され、発電装置5が出力を
発生して電磁石19が励磁されると、この電磁石
の駆動力がマスタシリンダ56及び油圧シリンダ
55からなる油圧装置により増幅されて制動板5
4,54に伝達されるようになつている。他方の
支持枠52′にもレバー53′,53′と制動板5
4′,54′とからなる制動機構と、この制動機構
を駆動する油圧シリンダ55′とが取付けられ、
前記マスタシリンダ56から送油パイプ57′を
介して油圧シリンダ55′に圧力油が供給されて
いる。
したがつて第8図に示した例では、構造物3
(第8図には図示せず。)と基体4との間に相対的
な変位が生じて回動板7が回動し、発電装置5が
出力を発生すると、電磁石19がマスタシリンダ
56及び油圧シリンダ55,55′を介して制動
板53,53′を回動板7側に変位させ、回動板
7に制動をかける。この場合回動板7に作用する
制動力は第1図及び第2図の実施例で得られる制
動力に比して大きなものとなり、構造物3の振動
は急速に減衰する。
上記の各実施例の制振装置は、構造物と基体と
の間に生じる相対的変位の方向と一致する方向の
振動を最も効果的に減衰させることができるが、
構造物と基体との間の変位の方向に対して角度を
もつた方向の振動が生じた際にもその分力によつ
て構造物と基体との間に変位を生じさせることが
できるので振動減衰効果を得ることができる。一
般に最低2台の制振装置を構造物と基体との間に
生じさせる変位の方向を異ならせて設置すること
により、あらゆる方向の振動を減衰させることが
できる。また構造物をX、Yテーブルの如き基体
に対して互いに直交する2方向に変位自在な支持
台上に支持して、該支持台の基体に対するX方向
及びY方向の変位をそれぞれ伝達機構を介して異
なる発電装置に伝達するように構成することもで
きる。
上記の説明では、発電装置として回転形のもの
を用いたが、リニアモータと同様に固定側及び可
動側の磁極を直線的にまたは円弧に沿つて配列し
て両者を相対的に変位させる形式の発電装置を用
いることもできる。
第1図、第2図及び第4図乃至第6図に示した
基体の構成、機械変位伝達機構の構成、制振装置
と構造物との結合構造及び制動装置の構造等はあ
くまでも一例を示したものであり、保護すべき構
造物の形状、構造や、発電装置の構造、或いは振
動の姿態等に応じて各部に種々の変形を加えるこ
とができるのは勿論である。
尚発電装置は、構造物と基体との間に生じる相
対変位に応じて発電するように設ければよく、例
えば発電装置を構造物側に支持するようにしても
よい。また本発明で用いる機械変位伝達機構は、
構造物と基体との間に生じる相対的変位を発電装
置を駆動するのに適した形にして発電装置に伝達
するものであればよく、その構成は任意である。
本発明において、構造物が大形化した場合、発
電装置も大形になることが考えられるが、本発明
で用いる発電装置は損失が多く、効率が低いもの
で良いので、発電装置が大形化する場合でも比較
的安価に製作することができる。
本発明の制振装置は、制動を短時間で減衰させ
ることが必要な場合に広く適用でき、建物やタン
ク、或いは種々の機械装置等を地震から保護する
目的の外、化学プラントの配管の脈動による振動
を除去する目的で使用することができる。また原
子力発電所等の特に重要な構造物を地震等の振動
から保護する場合等にも有用である。
以上のように、本発明によれば、振動エネルギ
を電気エネルギに変換してこの電気エネルギによ
り制動装置を駆動することにより振動の大きさに
見合つた制動力を得て振動を減衰させるので、振
動の振幅が一定しない場合でも充分な制振効果を
得ることができる。また振動の振幅に略比例して
振動エネルギの減衰量が変化するので、常に適切
な制振効果を得て、構造物に停滞振動が生じるの
を防ぐことができる利点がある。
また特に本願特許請求の範囲第4項の発明によ
れば、発電装置が発生する電気エネルギで制動装
置を駆動して構造物と基体との間に相対的な変位
に機械的に制動をかけると同時に、該電気エネル
ギの一部をエネルギ消費手段で消費させることに
より電気的に制動をかけるようにしたので、構造
物の振動を短時間で減衰させることができる利点
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略構成図、
第2図は第1図の実施例の要部の構成を示す拡大
断面図、第3図は本発明で用いる制動装置の原理
を説明するための説明図、第4図乃至第6図はそ
れぞれ本発明の他の異なる実施例の概略構成図、
第7図は本発明で用いる他の制動装置の原理を説
明する説明図、第8図は本発明の他の実施例の要
部を示す斜視図である。 3……構造物、4,4′,4″……基体、5……
発電装置、7……回動板、9……ラツク、10…
…ピニオン歯車、15,15′……制動装置、2
3……梃子、24……リンク、26……ピニオン
歯車、27……ラツク、28……回転板、29…
…制動装置、30……ラツク、31……ピニオン
歯車、39……ピニオン歯車、40……ラツク。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 構造物の振動を減衰させる制振装置におい
    て、前記構造物と振動系を異にする基体と、機械
    的変位に応じて発電する発電装置と、前記構造物
    の振動により該構造物と前記基体との間に生じる
    相対的な変位を前記発電装置に伝達する機械変位
    伝達機構と、前記発電装置が発生する電気エネル
    ギにより駆動されて前記相対的な変位に機械的に
    制動をかける制動装置とを具備したことを特徴と
    する構造物の制振装置。 2 前記制動装置は前記機械変位伝達機構の一部
    を構成する可動部材、または該機構により変位が
    伝達される可動部材に機械的に制動をかける制動
    機構と、前記発電装置により励磁されて前記制動
    機構に制動力を与える電磁駆動装置とからなつて
    いる特許請求の範囲第1項に記載の構造物の制振
    装置。 3 前記制動装置は、前記機械変位伝達機構の一
    部を構成する可動部材または該機構により変位が
    伝達される可動部材に機械的に制動をかける制動
    機構と、前記発電装置により励磁される電磁駆動
    装置と、前記電磁駆動装置の駆動出力を増幅して
    前記制動機構に制動力として与える油圧装置とか
    らなつている特許請求の範囲第1項に記載の構造
    物の制振装置。 4 構造物の振動を減衰させる制振装置におい
    て、前記構造物と振動系を異にする基体と、機械
    的変位に応じて発電する発電装置と、前記構造物
    の振動により該構造物と前記基体との間に生じる
    相対的な変位を前記発電装置に伝達する機械変位
    伝達機構と、前記発電装置が発生する電気エネル
    ギにより駆動されて前記相対的な変位に機械的に
    制動をかける制動装置と、前記発電装置が発生す
    る電気エネルギを消費させるエネルギ消費手段と
    を具備したことを特徴とする構造物の制振装置。 5 前記制動装置は前記機械変位伝達機構の一部
    を構成する可動部材、または該機構により変位が
    伝達される可動部材に機械的に制動をかける制動
    機構と、前記発電装置により励磁されて前記制動
    機構に制動力を与える電磁駆動装置とからなつて
    いる特許請求の範囲第4項に記載の構造物の制振
    装置。 6 前記制動装置は、前記機械変位伝達機構の一
    部を構成する可動部材または該機構により変位が
    伝達される可動部材に機械的に制動をかける制動
    機構と、前記発電装置により励磁される電磁駆動
    装置と、前記電磁駆動装置の駆動出力を増幅して
    前記制動機構に制動力として与える油圧装置とか
    らなつている特許請求の範囲第4項に記載の構造
    物の制振装置。
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