JPH08210438A - 振動抑制装置 - Google Patents
振動抑制装置Info
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- JPH08210438A JPH08210438A JP1516495A JP1516495A JPH08210438A JP H08210438 A JPH08210438 A JP H08210438A JP 1516495 A JP1516495 A JP 1516495A JP 1516495 A JP1516495 A JP 1516495A JP H08210438 A JPH08210438 A JP H08210438A
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- spring
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造物および機械の分野において、鉛直方向
に動的な荷重を受けて振動する構造物の振動を抑制する
装置を提供する。 【構成】 皿ばね1と、その上下に設けられ、上下構造
物とそれぞれ連結される座金3、4と、その皿ばね1と
座金3、4の内部中央部分に内設される心材2とからな
り、心材2は一方の座金3に固定され、他方の座金4に
は摩擦かまたは塑性変形により振動エネルギーを吸収す
る手段が備えられた振動抑制装置。
に動的な荷重を受けて振動する構造物の振動を抑制する
装置を提供する。 【構成】 皿ばね1と、その上下に設けられ、上下構造
物とそれぞれ連結される座金3、4と、その皿ばね1と
座金3、4の内部中央部分に内設される心材2とからな
り、心材2は一方の座金3に固定され、他方の座金4に
は摩擦かまたは塑性変形により振動エネルギーを吸収す
る手段が備えられた振動抑制装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構造物および機械の分
野において、鉛直方向に動的な荷重を受けて振動する構
造物の抑制装置に関する。
野において、鉛直方向に動的な荷重を受けて振動する構
造物の抑制装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、構造物分野において、鉛直荷重を
受けて振動する構造物の振動を抑制するための装置の例
が、特開平1−312133号公報に開示されている。
その開示された装置は、図10〜12に示すように、内
柱28を外柱29に嵌合させ、内柱28の下部にばね3
0を設置し、ダンパーとして、内柱28と外柱29との
すき間に、粘弾性体34もしくは粘性流体35を設置す
るものである。31は鉛直振動吸収装置、32は上部構
造体、33は下部構造体である。
受けて振動する構造物の振動を抑制するための装置の例
が、特開平1−312133号公報に開示されている。
その開示された装置は、図10〜12に示すように、内
柱28を外柱29に嵌合させ、内柱28の下部にばね3
0を設置し、ダンパーとして、内柱28と外柱29との
すき間に、粘弾性体34もしくは粘性流体35を設置す
るものである。31は鉛直振動吸収装置、32は上部構
造体、33は下部構造体である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の振動抑制装置には、以下に示す機能が具備され
ていないという問題点を有している。 (1)大荷重を支えるばね要素の剛性を簡単に調整でき
ない。また、保守管理が困難である。(2)粘弾性体、
粘性流体とも、微小な変形に対して、制御されたエネル
ギー吸収を効率的に行えない。(3)粘弾性体、粘性流
体とも、長期間の耐久性がない。(4)地震等の予期せ
ぬ水平荷重が加わる場合に、柱の転倒などが生じ易く、
装置の性能が発揮されない恐れがある。(5)ダンパー
として、比較的微小な振動に対して、効果的なエネルギ
ー吸収を行えない。更に大きな装置が必要となり、経済
性に欠ける。
た従来の振動抑制装置には、以下に示す機能が具備され
ていないという問題点を有している。 (1)大荷重を支えるばね要素の剛性を簡単に調整でき
ない。また、保守管理が困難である。(2)粘弾性体、
粘性流体とも、微小な変形に対して、制御されたエネル
ギー吸収を効率的に行えない。(3)粘弾性体、粘性流
体とも、長期間の耐久性がない。(4)地震等の予期せ
ぬ水平荷重が加わる場合に、柱の転倒などが生じ易く、
装置の性能が発揮されない恐れがある。(5)ダンパー
として、比較的微小な振動に対して、効果的なエネルギ
ー吸収を行えない。更に大きな装置が必要となり、経済
性に欠ける。
【0004】そこで、本発明は、大荷重の鉛直振動に安
定して対応できて、微小な変形に対する振動抑制効果を
有するとともに、耐久性、安定性の面でも優れた経済的
な振動抑制装置を提供することを目的とする。
定して対応できて、微小な変形に対する振動抑制効果を
有するとともに、耐久性、安定性の面でも優れた経済的
な振動抑制装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した課題
を解決するためになされたもので、本発明の振動抑制装
置は、皿ばね1と、その上下に設けられ、上下構造物と
それぞれ連結される座金3、4と、その皿ばね1と座金
3、4の内部中央部分に内設される心材2とからなり、
心材2は一方の座金3に固定され、他方の座金4には、
心材2との摩擦力によって振動を抑制する手段を備える
ことを特徴とするものである。
を解決するためになされたもので、本発明の振動抑制装
置は、皿ばね1と、その上下に設けられ、上下構造物と
それぞれ連結される座金3、4と、その皿ばね1と座金
3、4の内部中央部分に内設される心材2とからなり、
心材2は一方の座金3に固定され、他方の座金4には、
心材2との摩擦力によって振動を抑制する手段を備える
ことを特徴とするものである。
【0006】また、皿ばね1と、その上下に設けられ、
上下構造物とそれぞれ連結される座金3、4と、その皿
ばね1と座金3の外周部を囲んで設置されたリング27
とからなり、リング27は一方の座金4に固定され、リ
ング27には、他方の座金3との摩擦力によって振動を
抑制する手段を備えることを特徴とする。
上下構造物とそれぞれ連結される座金3、4と、その皿
ばね1と座金3の外周部を囲んで設置されたリング27
とからなり、リング27は一方の座金4に固定され、リ
ング27には、他方の座金3との摩擦力によって振動を
抑制する手段を備えることを特徴とする。
【0007】上記の各振動抑制装置において、摩擦力に
よって振動を抑制する手段の実施態様として、圧着用摩
擦材5と摩擦調整用ばね6を備えることが好適である。
あるいはまた、前記の振動抑制装置において、摩擦力に
よって振動を抑制する手段に代わって、塑性変形による
エネルギー変換によって振動を抑制する方法を備えるこ
とも本発明の特徴である。上記の振動抑制装置におい
て、塑性変形によるエネルギー変換によって振動を抑制
する手段の実施態様として、鉛材18を用いることが好
適である。
よって振動を抑制する手段の実施態様として、圧着用摩
擦材5と摩擦調整用ばね6を備えることが好適である。
あるいはまた、前記の振動抑制装置において、摩擦力に
よって振動を抑制する手段に代わって、塑性変形による
エネルギー変換によって振動を抑制する方法を備えるこ
とも本発明の特徴である。上記の振動抑制装置におい
て、塑性変形によるエネルギー変換によって振動を抑制
する手段の実施態様として、鉛材18を用いることが好
適である。
【0008】
[実施例1]図1、図2に本発明の第1実施例を示す。
図1は本発明の振動抑制装置の縦断面図であり、積層さ
れた皿ばね1の上に設けられた座金3は、ボルト22に
よって上部構造物20に固定されたベースプレート1
1、皿ボルト13によって固定されている。その際、座
金3と皿ばね1の中央部を貫通する形で内設された心材
2は座金3によってベースプレート11に固定され、上
部構造物20と連結されている。
図1は本発明の振動抑制装置の縦断面図であり、積層さ
れた皿ばね1の上に設けられた座金3は、ボルト22に
よって上部構造物20に固定されたベースプレート1
1、皿ボルト13によって固定されている。その際、座
金3と皿ばね1の中央部を貫通する形で内設された心材
2は座金3によってベースプレート11に固定され、上
部構造物20と連結されている。
【0009】一方、皿ばね1の下には座金4が設けら
れ、その内部空間部分10には心材2との摩擦によって
鉛直振動を減衰させる構造が設けられている。その構造
は、心材2の下部に設けられた摩擦面15と摩擦接触す
る摩擦材5、剛性板7、ばね6、剛性板8が図示のよう
に外側に向けて順次嵌合されており、座金4の外部から
ボルト9をねじ込むことにより、摩擦材5が心材2の摩
擦面15に圧着されるようになっている。そして座金4
は、ボルト23、ベースプレート12および皿ボルト1
4を介して下部構造物21に固定されている。
れ、その内部空間部分10には心材2との摩擦によって
鉛直振動を減衰させる構造が設けられている。その構造
は、心材2の下部に設けられた摩擦面15と摩擦接触す
る摩擦材5、剛性板7、ばね6、剛性板8が図示のよう
に外側に向けて順次嵌合されており、座金4の外部から
ボルト9をねじ込むことにより、摩擦材5が心材2の摩
擦面15に圧着されるようになっている。そして座金4
は、ボルト23、ベースプレート12および皿ボルト1
4を介して下部構造物21に固定されている。
【0010】本発明装置においては、構造物の振動を抑
制する手段の一つとして、積層された皿ばね1を用いて
いるので、大荷重を支えることが可能であり、コンパク
トで安定した振動抑制効果が確保でき、耐久性も優れて
いる。本装置において、共振を防ぎ、より振動抑制効果
を発揮させるためには、ばねを適切に調整することが効
果的である。ばね剛性は、皿ばねの形状または積層枚数
を変えることにより、簡単に調整することができる。
制する手段の一つとして、積層された皿ばね1を用いて
いるので、大荷重を支えることが可能であり、コンパク
トで安定した振動抑制効果が確保でき、耐久性も優れて
いる。本装置において、共振を防ぎ、より振動抑制効果
を発揮させるためには、ばねを適切に調整することが効
果的である。ばね剛性は、皿ばねの形状または積層枚数
を変えることにより、簡単に調整することができる。
【0011】さらには、上記構成において、上部または
下部構造物より鉛直荷重の変動を受けると、皿ばね1が
弾性変形して伸縮する。それに伴い、座金3に固定され
た心材2は上下に振動する。そのとき、摩擦材5が心材
2の摩擦面15に圧着されているため、摩擦材5と摩擦
面15との間に摩擦力が発生し、微小な摺動に対しても
効果的に振動を抑制することができる。
下部構造物より鉛直荷重の変動を受けると、皿ばね1が
弾性変形して伸縮する。それに伴い、座金3に固定され
た心材2は上下に振動する。そのとき、摩擦材5が心材
2の摩擦面15に圧着されているため、摩擦材5と摩擦
面15との間に摩擦力が発生し、微小な摺動に対しても
効果的に振動を抑制することができる。
【0012】なお、上記心材2は、座金3に固定されて
いるので、皿ばね1の横移動を防ぐと共に、装置に予期
せぬ水平荷重がかかった場合には、座金4に拘束される
ことにより装置の形状を保持することができ、水平荷重
時の性能の安定性も高い。
いるので、皿ばね1の横移動を防ぐと共に、装置に予期
せぬ水平荷重がかかった場合には、座金4に拘束される
ことにより装置の形状を保持することができ、水平荷重
時の性能の安定性も高い。
【0013】また、本装置の座金4に設けられたボルト
9の突出寸法もしくは回転量を測定することにより、ば
ね6の縮み量を推定でき、それにより摩擦面15の圧力
を換算して求めることができる。従って、摩擦力の制御
を簡単かつ正確に行うことができる。
9の突出寸法もしくは回転量を測定することにより、ば
ね6の縮み量を推定でき、それにより摩擦面15の圧力
を換算して求めることができる。従って、摩擦力の制御
を簡単かつ正確に行うことができる。
【0014】さらには、ばね6は弾性挙動をすることに
よって、摩擦面15の摺動を滑らかにする効果を持つ。
そして、摩擦材5は、空間10に嵌合されることによ
り、破損や摩耗によって取り替えが必要となった場合に
は、簡単にその部分のみ取り替えることができる。
よって、摩擦面15の摺動を滑らかにする効果を持つ。
そして、摩擦材5は、空間10に嵌合されることによ
り、破損や摩耗によって取り替えが必要となった場合に
は、簡単にその部分のみ取り替えることができる。
【0015】[実施例2]図3、図4に本発明の第2の
実施例を示す。第2の実施例は、微小な鉛直振動を抑制
する他の手段として、座金4に設けられた空間16およ
び心材2の下部に設けられた空間17を貫通して鉛材1
8を嵌合するものである。
実施例を示す。第2の実施例は、微小な鉛直振動を抑制
する他の手段として、座金4に設けられた空間16およ
び心材2の下部に設けられた空間17を貫通して鉛材1
8を嵌合するものである。
【0016】上記構造において、上部または下部構造物
より鉛直荷重の変動を受けると、皿ばね1が弾性変形し
て伸縮する。それに伴い、上部座金に固定された心材2
は上下に振動する。心材2が振動すると、下座金4との
間に相対変位が生じるために、両者に嵌合された鉛材1
8は塑性変形し、振動のエネルギーが熱エネルギーに変
換されることによって、振動が抑制される。鉛材18は
微小な相対変位でも塑性変形するので、微小な振動に対
してもその抑制効果が十分に得られる。
より鉛直荷重の変動を受けると、皿ばね1が弾性変形し
て伸縮する。それに伴い、上部座金に固定された心材2
は上下に振動する。心材2が振動すると、下座金4との
間に相対変位が生じるために、両者に嵌合された鉛材1
8は塑性変形し、振動のエネルギーが熱エネルギーに変
換されることによって、振動が抑制される。鉛材18は
微小な相対変位でも塑性変形するので、微小な振動に対
してもその抑制効果が十分に得られる。
【0017】共振を防ぎ、より振動抑制効果を発揮させ
るためには、ばねおよびダンパーを適切に調整すること
が効果的である。ばねの調整は、皿ばねの形状(厚みな
ど)または積層する枚数を変えることによって、簡単に
行うことができる。また鉛材の断面積を変化させること
によって、減衰効果を簡単に調整することができる。 [実施例3]図5、図6に本発明の第3の実施例を示
す。図5は本発明の振動抑制装置の縦断面図であり、積
層された皿ばね1の上に設けられた座金3は、ボルト2
2によって上部構造物20に固定されたベースプレート
11と皿ボルト13によって固定されている。その際、
座金3と皿ばね1の周囲を囲んで設置されたリング27
は、ボルト22によって下部構造物21と連結されてい
る座金3と皿ボルト14によって固定されている。
るためには、ばねおよびダンパーを適切に調整すること
が効果的である。ばねの調整は、皿ばねの形状(厚みな
ど)または積層する枚数を変えることによって、簡単に
行うことができる。また鉛材の断面積を変化させること
によって、減衰効果を簡単に調整することができる。 [実施例3]図5、図6に本発明の第3の実施例を示
す。図5は本発明の振動抑制装置の縦断面図であり、積
層された皿ばね1の上に設けられた座金3は、ボルト2
2によって上部構造物20に固定されたベースプレート
11と皿ボルト13によって固定されている。その際、
座金3と皿ばね1の周囲を囲んで設置されたリング27
は、ボルト22によって下部構造物21と連結されてい
る座金3と皿ボルト14によって固定されている。
【0018】そのリング27の内部空間部分10には座
金3との摩擦によって鉛直振動を抑制する構造が設けら
れている。その構造は、座金3に設けられた摩擦面15
と摩擦接触する摩擦材5、剛性板7、ばね6、剛性板8
が外側に向けて順次嵌合されており、リング27の外部
からボルト9をねじ込むことにより、摩擦材5が座金3
の摩擦面15に圧着されるようになっている。上記構成
によっても第1実施例と同様な作用効果が得られ、ばね
やダンパーの調整方法も第1の実施例と同じである。
金3との摩擦によって鉛直振動を抑制する構造が設けら
れている。その構造は、座金3に設けられた摩擦面15
と摩擦接触する摩擦材5、剛性板7、ばね6、剛性板8
が外側に向けて順次嵌合されており、リング27の外部
からボルト9をねじ込むことにより、摩擦材5が座金3
の摩擦面15に圧着されるようになっている。上記構成
によっても第1実施例と同様な作用効果が得られ、ばね
やダンパーの調整方法も第1の実施例と同じである。
【0019】[実施例4]図7、図8に本発明の第4の
実施例を示す。第4の実施例は、前記第3の実施例にお
いて、微小な鉛直振動を抑制する他の手段として、リン
グ27に設けられた空間16および座金4に設けられた
空間17を貫通して鉛材18を嵌合するものである。上
記構造とした実施例の装置は、第2実施例で示した装置
と同様な作用効果を有するとともに、同様な調整方法を
適用すればよい。
実施例を示す。第4の実施例は、前記第3の実施例にお
いて、微小な鉛直振動を抑制する他の手段として、リン
グ27に設けられた空間16および座金4に設けられた
空間17を貫通して鉛材18を嵌合するものである。上
記構造とした実施例の装置は、第2実施例で示した装置
と同様な作用効果を有するとともに、同様な調整方法を
適用すればよい。
【0020】[実施例5]図9は、本発明の装置を建造
物に適用し、積層ゴムアイソレーターと組み合わせた例
を示している。本発明の装置26はボルト22により上
部構造物20に固着されている。そして、本発明の装置
26の下には、積層ゴムアイソレーター25がボルト2
3により締結され、積層ゴムアイソレーター25は、ボ
ルト24により、下部構造物21に固着されている。
物に適用し、積層ゴムアイソレーターと組み合わせた例
を示している。本発明の装置26はボルト22により上
部構造物20に固着されている。そして、本発明の装置
26の下には、積層ゴムアイソレーター25がボルト2
3により締結され、積層ゴムアイソレーター25は、ボ
ルト24により、下部構造物21に固着されている。
【0021】地震、交通振動等により振動が発生する
と、鉛直方向の振動は、装置26および積層ゴムアイソ
レーター25のゴムの効果により抑制される。また、水
平方向の振動は、積層ゴムアイソレーター25により抑
制される。これにより、構造物の鉛直方向および水平方
向の振動を緩和し、抑制することができる。
と、鉛直方向の振動は、装置26および積層ゴムアイソ
レーター25のゴムの効果により抑制される。また、水
平方向の振動は、積層ゴムアイソレーター25により抑
制される。これにより、構造物の鉛直方向および水平方
向の振動を緩和し、抑制することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明の装置は、その基本構成として、
積層された皿ばね1を使用するので、大きな鉛直荷重を
コンパクトな機構で支えることができる。皿ばね1とし
ては、金属材料等の耐久性と安定性のある素材を使用す
ることにより、耐久性および性能の安定性が確保され
る。本発明では、この皿ばねとともに組み合わせる構成
として、摩擦力あるいは塑性変形によるエネルギー変換
を用いた簡単で効果的な減衰機能を有する手段を持たせ
ているので、微小振動にも十分な振動抑制効果を有す
る。そして、上記構成をなすことにより、本発明の装置
の高さが小さくできるため、設置のために大スペースを
必要としない。
積層された皿ばね1を使用するので、大きな鉛直荷重を
コンパクトな機構で支えることができる。皿ばね1とし
ては、金属材料等の耐久性と安定性のある素材を使用す
ることにより、耐久性および性能の安定性が確保され
る。本発明では、この皿ばねとともに組み合わせる構成
として、摩擦力あるいは塑性変形によるエネルギー変換
を用いた簡単で効果的な減衰機能を有する手段を持たせ
ているので、微小振動にも十分な振動抑制効果を有す
る。そして、上記構成をなすことにより、本発明の装置
の高さが小さくできるため、設置のために大スペースを
必要としない。
【0023】また、摩擦力を用いる減衰手段を適用した
場合には、予期せぬ水平力が生じても、水平荷重の伝達
は、大部分が心材2の表面と座金3、4の表面の間ある
いはリング27の表面と座金3、4の表面の間にて直接
行われるため、摩擦材部分の面圧の変動などはほとんど
生じない。従って、水平荷重時におけるダンパー性能の
安定性も高く、また転倒のモーメントも小さい。
場合には、予期せぬ水平力が生じても、水平荷重の伝達
は、大部分が心材2の表面と座金3、4の表面の間ある
いはリング27の表面と座金3、4の表面の間にて直接
行われるため、摩擦材部分の面圧の変動などはほとんど
生じない。従って、水平荷重時におけるダンパー性能の
安定性も高く、また転倒のモーメントも小さい。
【0024】さらにまた、本発明の構成とすることによ
って、以下に示すように、振動抑制効果の調整や部材の
交換が容易である。(イ)装置全体のばね係数は、皿ば
ね1の形状や積層する枚数を変えることにより、簡単か
つ正確に調整することができ、構造物等の質量に見合わ
せて振動の固有周期を調整することができる。(ロ)摩
擦力による減衰機能を付与させる場合には、その実施態
様として、座金4に設けられたボルト9の突出寸法もし
くは回転量を測定することにより、ばね6の縮み量を推
定でき、それより摩擦面の圧力を換算して求めることが
できる。従って、摩擦力の制御を簡単かつ正確に行うこ
とができる。また、ばね6は弾性挙動をすることによっ
て、摩擦面15の摺動を滑らかにする効果を持つ。摩擦
材5は、空間10に嵌合されることにより、破損や摩耗
によって取り替えが必要な場合は、簡単にその部分のみ
取り替えることができる。
って、以下に示すように、振動抑制効果の調整や部材の
交換が容易である。(イ)装置全体のばね係数は、皿ば
ね1の形状や積層する枚数を変えることにより、簡単か
つ正確に調整することができ、構造物等の質量に見合わ
せて振動の固有周期を調整することができる。(ロ)摩
擦力による減衰機能を付与させる場合には、その実施態
様として、座金4に設けられたボルト9の突出寸法もし
くは回転量を測定することにより、ばね6の縮み量を推
定でき、それより摩擦面の圧力を換算して求めることが
できる。従って、摩擦力の制御を簡単かつ正確に行うこ
とができる。また、ばね6は弾性挙動をすることによっ
て、摩擦面15の摺動を滑らかにする効果を持つ。摩擦
材5は、空間10に嵌合されることにより、破損や摩耗
によって取り替えが必要な場合は、簡単にその部分のみ
取り替えることができる。
【図1】本発明の第1実施例の装置断面図。
【図2】図1のA−A視図。
【図3】本発明の第2実施例の装置断面図。
【図4】図3のA−A視図。
【図5】本発明の第3実施例の装置断面図。
【図6】図5のA−A視図。
【図7】本発明の第4実施例の装置断面図。
【図8】図7のA−A視図。
【図9】本発明の装置を構造物に適用した例を示す概略
図。
図。
【図10】従来技術による装置断面図。
【図11】従来技術による装置断面図。
【図12】従来技術による装置断面図。
1 皿ばね 2 心材 3、4 座金 5 摩擦材 6 ばね 7、8 剛性板 9 ボルト 10 空間 11、12 ベースプレート 13、14 皿ボルト 15 摩擦面 16、17 空間 18 鉛 19 切り欠き面 20 上部構造物 21 下部構造物 22、23、24ボルト 25 積層ゴムアイソレーター 26 本発明装置 27 リング 28 内柱 29 外柱 30 ばね 31 鉛直振動吸収装置 32 上部構造体 33 下部構造体 34 粘弾性体 35 粘性流体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F16F 15/04 D 9138−3J
Claims (5)
- 【請求項1】 皿ばね1と、その上下に設けられ、上下
構造物とそれぞれ連結される座金3、4と、その皿ばね
1と座金3、4の内部中央部分に内設される心材2とか
らなり、心材2は一方の座金3に固定され、他方の座金
4には、心材2との摩擦力によって振動を抑制する手段
を備えることを特徴とする振動抑制装置。 - 【請求項2】 皿ばね1と、その上下に設けられ、上下
構造物とそれぞれ連結される座金3、4と、その皿ばね
1と座金3の外周部を囲んで設置されたリング27とか
らなり、リング27は一方の座金4に固定され、リング
27には、他方の座金3との摩擦力によって振動を抑制
する手段を備えることを特徴とする振動抑制装置。 - 【請求項3】 摩擦力によって振動を抑制する手段が、
圧着用摩擦材5と摩擦力の調整用ばね6からなることを
特徴とする請求項1または2記載の振動抑制装置。 - 【請求項4】 摩擦力によって振動を抑制する手段に代
わって、塑性変形によるエネルギー変換によって振動を
抑制する手段を備えることを特徴とする請求項1または
2記載の振動抑制装置。 - 【請求項5】 塑性変形によってエネルギーを変換させ
る手段として、鉛材18を用いることを特徴とする請求
項4記載の振動抑制装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1516495A JPH08210438A (ja) | 1995-02-01 | 1995-02-01 | 振動抑制装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1516495A JPH08210438A (ja) | 1995-02-01 | 1995-02-01 | 振動抑制装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08210438A true JPH08210438A (ja) | 1996-08-20 |
Family
ID=11881168
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1516495A Pending JPH08210438A (ja) | 1995-02-01 | 1995-02-01 | 振動抑制装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08210438A (ja) |
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1130278A (ja) * | 1997-07-14 | 1999-02-02 | Ohbayashi Corp | 免振構造 |
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-
1995
- 1995-02-01 JP JP1516495A patent/JPH08210438A/ja active Pending
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