JPH01187500A - ベリリウム窓等の台枠 - Google Patents
ベリリウム窓等の台枠Info
- Publication number
- JPH01187500A JPH01187500A JP63013171A JP1317188A JPH01187500A JP H01187500 A JPH01187500 A JP H01187500A JP 63013171 A JP63013171 A JP 63013171A JP 1317188 A JP1317188 A JP 1317188A JP H01187500 A JPH01187500 A JP H01187500A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thin film
- underframe
- beryllium
- coating layer
- vacuum sealing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、X線透過窓であるベリリウム窓の窓枠など
のように使用中に熱を受ける用途の台枠に関する。詳し
くは、冷却性を向上させた台枠であり、被支持物の放熱
対策が要求されるものの全てに有効なものである。
のように使用中に熱を受ける用途の台枠に関する。詳し
くは、冷却性を向上させた台枠であり、被支持物の放熱
対策が要求されるものの全てに有効なものである。
ベリリウム(Be)は、X線成分の透過性に優れ、また
、放射線による劣化が少なく、さらに、熱伝導性、強度
にも富む優れた材料である。第3図及び第4図に示すベ
リリウム窓1は、その物性を利用したものであって、高
エネルギー物理研究等に用いられる電子ストレージリン
グにおいて、X線の取出しに利用される。即ち、第3図
に示すように、超高真空のビームライン終端部に設けら
れ、真空部■と大気部A間を気密に遮断しながら、一方
でストレージリングからのシンクロトロン放射光中に含
まれたX線成分を大気部側に透過させる働きをする。
、放射線による劣化が少なく、さらに、熱伝導性、強度
にも富む優れた材料である。第3図及び第4図に示すベ
リリウム窓1は、その物性を利用したものであって、高
エネルギー物理研究等に用いられる電子ストレージリン
グにおいて、X線の取出しに利用される。即ち、第3図
に示すように、超高真空のビームライン終端部に設けら
れ、真空部■と大気部A間を気密に遮断しながら、一方
でストレージリングからのシンクロトロン放射光中に含
まれたX線成分を大気部側に透過させる働きをする。
このベリリウム窓は、ベリリウム板2を接合材3に気密
に接合し、次に、ボルト穴4を加工した台枠本体5の内
径面に上記接合材3を気密に接合した構造とされる。
に接合し、次に、ボルト穴4を加工した台枠本体5の内
径面に上記接合材3を気密に接合した構造とされる。
また、ベリリウム板2がシンクロトロン放射により熱負
荷を受けることから、ベリリウム板と気密接合部の熱劣
化対策として、台枠本体5の内部に接合材3にそわせた
通孔6を設け、この孔に冷却水を循環させて熱はけを早
める方法が採られる。
荷を受けることから、ベリリウム板と気密接合部の熱劣
化対策として、台枠本体5の内部に接合材3にそわせた
通孔6を設け、この孔に冷却水を循環させて熱はけを早
める方法が採られる。
なお、ベリリウム板と接合材及び接合材と台枠本体間の
接合は、銀鑞付け、電子ビーム溶接、拡散溶接等によっ
て行なわれている。7がその接合部である。
接合は、銀鑞付け、電子ビーム溶接、拡散溶接等によっ
て行なわれている。7がその接合部である。
また、接合材3を含めて、台枠は比較的良伝熱性の銅、
アルミニウムや、熱伝導の劣るステンレス、銅−ニッケ
ル合金等で形成されている。
アルミニウムや、熱伝導の劣るステンレス、銅−ニッケ
ル合金等で形成されている。
例えば、前述の電子ストレージリングにおいて、その耐
久性と稼動効率を上げようとすれば、台枠の冷却効率を
上げて、つまり、台枠内の循環水とベリリウム板間の熱
伝導、伝達速度をより向上させて気密接合部とベリリウ
ム板の熱劣化を充分に防止しなければならない。各要素
2.3.5の内部に熱が残ると接合部に熱歪が加わり、
当該部の真空シール機能が損われる恐れがあるほか、ベ
リリウム板の寿命も当然に短縮されるからである。
久性と稼動効率を上げようとすれば、台枠の冷却効率を
上げて、つまり、台枠内の循環水とベリリウム板間の熱
伝導、伝達速度をより向上させて気密接合部とベリリウ
ム板の熱劣化を充分に防止しなければならない。各要素
2.3.5の内部に熱が残ると接合部に熱歪が加わり、
当該部の真空シール機能が損われる恐れがあるほか、ベ
リリウム板の寿命も当然に短縮されるからである。
ところが、従来の台枠の場合、冷却水への伝熱は、台枠
材料の熱伝導に依存せざるを得ず、そのために、冷却性
は充分といえない面があった。特に、ステンレス、銅−
Ni合金類の台枠の場合、強度的には強くても、冷却面
では大きな問題を抱えていた。
材料の熱伝導に依存せざるを得ず、そのために、冷却性
は充分といえない面があった。特に、ステンレス、銅−
Ni合金類の台枠の場合、強度的には強くても、冷却面
では大きな問題を抱えていた。
この発明は、この点に鑑みてなされたものである。
この発明は、上記の問題点を無くすため、台枠の表面に
良伝熱性無機質薄膜のコーティング層を設けたのである
。例えば、前述のへリリウム窓用の台枠の場合、第1図
に示すように、接合材3を介して台枠本体5にベリリウ
ム板2を気密に接合した後、台枠の表面、即ち、真空シ
ール用金属0リングの取付は溝8を除く本体5の表面と
接合材3の表面に良伝熱性無機質薄膜のコーティング層
10を設ける。このコーティング層10は、不要個所を
マスキングして周知のプラズマCVD法等の気相蒸着法
や物理范着法(PVD)等によって施工することができ
る。
良伝熱性無機質薄膜のコーティング層を設けたのである
。例えば、前述のへリリウム窓用の台枠の場合、第1図
に示すように、接合材3を介して台枠本体5にベリリウ
ム板2を気密に接合した後、台枠の表面、即ち、真空シ
ール用金属0リングの取付は溝8を除く本体5の表面と
接合材3の表面に良伝熱性無機質薄膜のコーティング層
10を設ける。このコーティング層10は、不要個所を
マスキングして周知のプラズマCVD法等の気相蒸着法
や物理范着法(PVD)等によって施工することができ
る。
なお、層10の材料は、ダイヤモンドが最適であり、ダ
イヤモンドに特性(熱伝導度)の近位した材料がこれに
次ぐが、台枠材料よりも熱伝導率の良い材料であれば、
金属でも発明の効果が幾分かは発揮される。
イヤモンドに特性(熱伝導度)の近位した材料がこれに
次ぐが、台枠材料よりも熱伝導率の良い材料であれば、
金属でも発明の効果が幾分かは発揮される。
また、コーティング層を設ける台枠の表面をサンドブラ
スト等により予め粗面化処理しておくことは、台枠の放
熱面積を広げることになるので、好ましいことと云える
。
スト等により予め粗面化処理しておくことは、台枠の放
熱面積を広げることになるので、好ましいことと云える
。
このほか、例示した台枠は一種のフランジと云えるもの
であるが、この発明を適用する台枠はスリーブ状のもの
等であってもよい。
であるが、この発明を適用する台枠はスリーブ状のもの
等であってもよい。
ダイヤモンドの熱伝導率は、第2図を見て判るように、
常温時で銅の5倍以上あり、銀よりも更に高い。ステン
レスに対しては約200倍もある。
常温時で銅の5倍以上あり、銀よりも更に高い。ステン
レスに対しては約200倍もある。
この発明によれば、このダイヤモンド等から成る熱伝導
率の良い表面コーティング層によって台枠本体内を循環
している冷却水等の冷媒までの伝熱経路が短縮され、ま
た、熱が台枠の表面に急速に拡散されて大気中にも放散
され、この2つの効果によって冷却効率が高まる。
率の良い表面コーティング層によって台枠本体内を循環
している冷却水等の冷媒までの伝熱経路が短縮され、ま
た、熱が台枠の表面に急速に拡散されて大気中にも放散
され、この2つの効果によって冷却効率が高まる。
例えば、図示のベリリウム窓の場合、ベリリウム板2の
熱がコーティング層10を伝って迅速に台枠表面に伝播
し、大気中に放散される。
熱がコーティング層10を伝って迅速に台枠表面に伝播
し、大気中に放散される。
以上述べたように、この発明によれば、台枠の表面に設
けた良伝熱性の無機質薄膜によって、台枠や被支持物の
冷却性が大幅に高められるため、それ等の内部に熱が残
り難くなり、従って、熱歪みによる接合部等の損傷や早
期熱劣化が抑制され、ベリリウム窓においては信顛性の
高い真空シール性が維持されると共にその寿命も延びる
。
けた良伝熱性の無機質薄膜によって、台枠や被支持物の
冷却性が大幅に高められるため、それ等の内部に熱が残
り難くなり、従って、熱歪みによる接合部等の損傷や早
期熱劣化が抑制され、ベリリウム窓においては信顛性の
高い真空シール性が維持されると共にその寿命も延びる
。
また、大気への熱拡散性が高まる分、通孔内の冷媒循環
量を減少させることが可能であり、逆に、冷媒の循環量
よりも冷却効率が重視される場合には、冷媒の通路を薄
膜に沿って拡張或いは新たに増設することにより、薄膜
中に拡散した熱を広範囲で冷媒に迅速に伝えることがで
きる。
量を減少させることが可能であり、逆に、冷媒の循環量
よりも冷却効率が重視される場合には、冷媒の通路を薄
膜に沿って拡張或いは新たに増設することにより、薄膜
中に拡散した熱を広範囲で冷媒に迅速に伝えることがで
きる。
第1図は、この発明の一実施例であるベリリウム窓用台
枠の断面図、第2図はダイヤモンドの熱伝導特性を銅と
比較して示すグラフ、第3図は従来のベリリウム窓の断
面図、第4図はその正面図である。 1・・・・・・ベリリウム窓、2・・・・・・ベリリウ
ム板、3・・・・・・接合材、4・・・・・・ボルト穴
、5・・・・・・台枠本体、6・・・・・・通孔、7・
・・・・・接合部、8・・・・・・0リング溝、10・
・・・・・良伝熱性無機質薄膜。
枠の断面図、第2図はダイヤモンドの熱伝導特性を銅と
比較して示すグラフ、第3図は従来のベリリウム窓の断
面図、第4図はその正面図である。 1・・・・・・ベリリウム窓、2・・・・・・ベリリウ
ム板、3・・・・・・接合材、4・・・・・・ボルト穴
、5・・・・・・台枠本体、6・・・・・・通孔、7・
・・・・・接合部、8・・・・・・0リング溝、10・
・・・・・良伝熱性無機質薄膜。
Claims (3)
- (1)表面に良伝熱性無機質薄膜のコーティング層を設
けたベリリウム窓等の台枠。 - (2)上記無機質薄膜がダイヤモンドである請求項第(
1)記載のベリリウム窓等の台枠。 - (3)上記コーティング層を、粗面化処理後の表面に設
けた請求項(1)又は(2)に記載のベリリウム窓等の
台枠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63013171A JPH01187500A (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | ベリリウム窓等の台枠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63013171A JPH01187500A (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | ベリリウム窓等の台枠 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01187500A true JPH01187500A (ja) | 1989-07-26 |
Family
ID=11825733
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63013171A Pending JPH01187500A (ja) | 1988-01-22 | 1988-01-22 | ベリリウム窓等の台枠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01187500A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004526965A (ja) * | 2001-03-21 | 2004-09-02 | アドバンスト・エレクトロン・ビームズ・インコーポレーテッド | 電子ビーム放射器用の放射窓 |
| US7919763B2 (en) | 2001-03-21 | 2011-04-05 | Advanced Electron Beams, Inc. | Electron beam emitter |
| JP2013024558A (ja) * | 2011-07-14 | 2013-02-04 | Hamamatsu Photonics Kk | 電子線照射装置及び電子線透過ユニット |
-
1988
- 1988-01-22 JP JP63013171A patent/JPH01187500A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004526965A (ja) * | 2001-03-21 | 2004-09-02 | アドバンスト・エレクトロン・ビームズ・インコーポレーテッド | 電子ビーム放射器用の放射窓 |
| US7919763B2 (en) | 2001-03-21 | 2011-04-05 | Advanced Electron Beams, Inc. | Electron beam emitter |
| US8338807B2 (en) | 2001-03-21 | 2012-12-25 | Hitachi Zosen Corporation | Electron beam emitter |
| JP2013024558A (ja) * | 2011-07-14 | 2013-02-04 | Hamamatsu Photonics Kk | 電子線照射装置及び電子線透過ユニット |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US11022379B2 (en) | CTE-matched heat pipe | |
| JPH11339702A5 (ja) | ||
| US20010024485A1 (en) | Heat pipe assisted cooling of x-ray windows in x-ray tubes | |
| ATE258366T1 (de) | Ziel zur röntgenstrahlerzeugung | |
| US20040165354A1 (en) | Heat radiating structure for electronic device | |
| JP2005135908A5 (ja) | ||
| JPH01187500A (ja) | ベリリウム窓等の台枠 | |
| US5752645A (en) | Superconductive radiofrequency window assembly | |
| JP2003124665A (ja) | 電子装置用放熱構造 | |
| JP2695377B2 (ja) | ベリリウム薄板と銅部材との複合部材、およびベリリウム薄板と銅部材との接合方法 | |
| JP3229031B2 (ja) | アブソーバ | |
| JPS58223350A (ja) | アルミニウムパツケ−ジ | |
| JPS60254759A (ja) | リ−ドフレ−ム用複合金属材料 | |
| JP3839899B2 (ja) | セラミックス金属接合体 | |
| JP2024104424A (ja) | 固定陽極型x線管 | |
| JP2606847B2 (ja) | 高周波窓 | |
| JPH02272400A (ja) | 軟x線取出し窓 | |
| JP3638622B2 (ja) | 放射光用加速器 | |
| JPH08145257A (ja) | 真空用フランジ及びそれを用いたダクト結合方法 | |
| JPS605501Y2 (ja) | X線管 | |
| JP2005056592A (ja) | X線管 | |
| JPS601962B2 (ja) | 導波管形気密窓 | |
| JPH06170583A (ja) | ベリリウム材と銅材の接合構造及びその接合方法 | |
| JPH04277446A (ja) | 電子管のコレクタ放熱構体 | |
| JPS62232198A (ja) | 電波吸収用複合体 |