JPH0118825Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0118825Y2 JPH0118825Y2 JP1982088115U JP8811582U JPH0118825Y2 JP H0118825 Y2 JPH0118825 Y2 JP H0118825Y2 JP 1982088115 U JP1982088115 U JP 1982088115U JP 8811582 U JP8811582 U JP 8811582U JP H0118825 Y2 JPH0118825 Y2 JP H0118825Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- metal plate
- hook
- gasket
- hooks
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Gasket Seals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、シリンダヘツドガスケツト等のガ
スケツトの芯材として使用されるフツク付金属板
の改良に関し、シール性能が良好でしかも耐久性
の勝れたガスケツトを得る事の出来るガスケツト
用フツク付金属板を、提供せんとするものであ
る。
スケツトの芯材として使用されるフツク付金属板
の改良に関し、シール性能が良好でしかも耐久性
の勝れたガスケツトを得る事の出来るガスケツト
用フツク付金属板を、提供せんとするものであ
る。
(従来の技術)
内燃機関のシリンダブロツク上面とシリンダヘ
ツド下面との間の気密を保持する為に、従来から
第1図に示す様なガスケツト1が広く使用されて
いる。
ツド下面との間の気密を保持する為に、従来から
第1図に示す様なガスケツト1が広く使用されて
いる。
このガスケツト1には、シリンダの内径に合せ
た円孔2,2、シリンダヘツドをシリンダブロツ
クに固定する為のボルトを挿通する小円孔3,
3、或は冷却水や潤滑油を通す為の図示しない透
孔が穿設されており、円孔2,2の内周縁部には
金属薄板製のグロメツト4が装着されている。
た円孔2,2、シリンダヘツドをシリンダブロツ
クに固定する為のボルトを挿通する小円孔3,
3、或は冷却水や潤滑油を通す為の図示しない透
孔が穿設されており、円孔2,2の内周縁部には
金属薄板製のグロメツト4が装着されている。
ところで、この様なガスケツト1を造るには、
金属板或は金網製の芯材の両面にカーボン単体或
はアスベストとゴムコンパウンドとを混練したガ
スケツト材を塗り付けるか、或は予めシート状に
形成したものを貼り付ける事により行なつてい
る。
金属板或は金網製の芯材の両面にカーボン単体或
はアスベストとゴムコンパウンドとを混練したガ
スケツト材を塗り付けるか、或は予めシート状に
形成したものを貼り付ける事により行なつてい
る。
芯材として金属板を使用する場合には、第2図
に示す様に金属板5に多数の小孔6,6を穿設す
ると共に、この小孔6,6の周縁部を金属板5の
表裏面に向け交互に曲げ起してフツク部7,7を
形成し、金属板5の表裏面に添着されたガスケツ
ト材8にこのフツク部7が食い込む様にして、ガ
スケツト材8と金属板5との結合強度を向上させ
ている。
に示す様に金属板5に多数の小孔6,6を穿設す
ると共に、この小孔6,6の周縁部を金属板5の
表裏面に向け交互に曲げ起してフツク部7,7を
形成し、金属板5の表裏面に添着されたガスケツ
ト材8にこのフツク部7が食い込む様にして、ガ
スケツト材8と金属板5との結合強度を向上させ
ている。
この様に、金属板5に形成するフツク部7の形
状としては、従来第3〜5図に示した様なものが
知られている。
状としては、従来第3〜5図に示した様なものが
知られている。
即ち、第3図に示したフツク部7は、上端縁が
鋸状となつた短円筒形を成すもの、第4図に示し
たフツク部7は、孔の周囲に、この孔の内周縁に
合せて彎曲した複数の立壁を形成したもの、更
に、第5図に示したフツク部7は、短形の孔の四
辺部にそれぞれ三角形の立壁を形成したもので、
この第5図に示したフツク部7を構成する三角形
の立壁は、金属板5の全面に亘つて向きを整えて
形成される。
鋸状となつた短円筒形を成すもの、第4図に示し
たフツク部7は、孔の周囲に、この孔の内周縁に
合せて彎曲した複数の立壁を形成したもの、更
に、第5図に示したフツク部7は、短形の孔の四
辺部にそれぞれ三角形の立壁を形成したもので、
この第5図に示したフツク部7を構成する三角形
の立壁は、金属板5の全面に亘つて向きを整えて
形成される。
(考案が解決しようとする課題)
ところが、この様な従来のフツク付金属板に形
成されたフツク部7は、何れの場合も、第2図に
示す様に、小孔6の周縁部に金属板5に対してほ
ぼ直角に折立てられており、この直角に折立てら
れたフツク部7がガスケツト材8に食い込む様に
なる為、次に述べる様な不都合があつた。
成されたフツク部7は、何れの場合も、第2図に
示す様に、小孔6の周縁部に金属板5に対してほ
ぼ直角に折立てられており、この直角に折立てら
れたフツク部7がガスケツト材8に食い込む様に
なる為、次に述べる様な不都合があつた。
即ち、この様に直角に折立つたフツク部7は、
ガスケツトを圧縮する方向(金属板5に対して直
角方向)に働く力に対して剛性が強く、シリンダ
ブロツク上面とシリンダヘツド下面との間に装着
した場合に、両面間で突張り、ガスケツト材8が
圧縮されない様に作用する為、このガスケツト材
8の圧縮が不十分となり易く、ガスケツト装着部
の気密が不完全となる場合が生ずる。
ガスケツトを圧縮する方向(金属板5に対して直
角方向)に働く力に対して剛性が強く、シリンダ
ブロツク上面とシリンダヘツド下面との間に装着
した場合に、両面間で突張り、ガスケツト材8が
圧縮されない様に作用する為、このガスケツト材
8の圧縮が不十分となり易く、ガスケツト装着部
の気密が不完全となる場合が生ずる。
特に、デイーゼル機関用に広く使用されている
様な、金属板5の両面に貼り合せるガスケツト材
としてカーボンシートを使用したガスケツトの場
合、カーボンシートが弾性に富む為、上述の様に
フツク付金属板のフツク部7,7が突張る事によ
る気密不完全が顕著になる。
様な、金属板5の両面に貼り合せるガスケツト材
としてカーボンシートを使用したガスケツトの場
合、カーボンシートが弾性に富む為、上述の様に
フツク付金属板のフツク部7,7が突張る事によ
る気密不完全が顕著になる。
更に、フツク部7,7が金属板5に対して直角
に曲げ起されている事により、フツク付金属板と
カーボンシートの結合性が不良となり易い欠点が
ある。
に曲げ起されている事により、フツク付金属板と
カーボンシートの結合性が不良となり易い欠点が
ある。
実公昭47−25403号公報には、彎曲したフツク
を設けたフツク付鉄板が記載されているが、この
公報に記載されたフツク付鉄板の場合、フツク
が、このフツクを形成する為に金属板に形成した
孔を覆う様に存在する為、この孔の内側にガスケ
ツト材が進入し難く、フツク付鉄板の表裏面に存
在するガスケツト材同士の結合が不十分となる。
又、ガスケツト材に対するフツクの食い込みも不
十分となる為、フツク付鉄板とガスケツト材との
剥離防止が必ずしも十分に行なわれない。
を設けたフツク付鉄板が記載されているが、この
公報に記載されたフツク付鉄板の場合、フツク
が、このフツクを形成する為に金属板に形成した
孔を覆う様に存在する為、この孔の内側にガスケ
ツト材が進入し難く、フツク付鉄板の表裏面に存
在するガスケツト材同士の結合が不十分となる。
又、ガスケツト材に対するフツクの食い込みも不
十分となる為、フツク付鉄板とガスケツト材との
剥離防止が必ずしも十分に行なわれない。
本考案のフツク付鉄板は、上述の様な不都合を
何れも解消するものである。
何れも解消するものである。
(課題を解決する為の手段)
本考案のガスケツト用フツク付金属板は、金属
板に、矩形で向きが不定の多数の小孔を穿設し、
各小孔の対向する両縁部に、長さの異なる1対
の、反り返る様にカールしたフツクを、同一の小
孔の両端部で同一面側に向けて、且つ金属板の表
面側と裏面側とに向けてほぼ同数ずつ形成する事
で構成されている。
板に、矩形で向きが不定の多数の小孔を穿設し、
各小孔の対向する両縁部に、長さの異なる1対
の、反り返る様にカールしたフツクを、同一の小
孔の両端部で同一面側に向けて、且つ金属板の表
面側と裏面側とに向けてほぼ同数ずつ形成する事
で構成されている。
(作用)
上述の様に構成される本考案のガスケツト用フ
ツク付金属板の場合、多数の小孔の両端部に形成
したフツクが、圧縮方向の力により変形し易く、
しかもフツクがガスケツト材に対して良好に食い
込む為、金属板とガスケツト材との馴染み性が向
上するだけでなく、フツクが小孔を覆う事がない
為、この小孔を通じて金属板の表裏両面に設けた
ガスケツト材同士が確実に結合する。
ツク付金属板の場合、多数の小孔の両端部に形成
したフツクが、圧縮方向の力により変形し易く、
しかもフツクがガスケツト材に対して良好に食い
込む為、金属板とガスケツト材との馴染み性が向
上するだけでなく、フツクが小孔を覆う事がない
為、この小孔を通じて金属板の表裏両面に設けた
ガスケツト材同士が確実に結合する。
更に、小孔の両端に形成された長さの異なるフ
ツクは、使用時に二段階に分けて圧縮される為、
ガスケツト全体としてへたり難くなり、ガスケツ
トの気密性と共に耐久性も向上する。
ツクは、使用時に二段階に分けて圧縮される為、
ガスケツト全体としてへたり難くなり、ガスケツ
トの気密性と共に耐久性も向上する。
(実施例)
次に、図示の実施例を説明しつつ、本考案を更
に詳しく説明する。
に詳しく説明する。
第6〜8図は本考案のガスケツト用フツク付金
属板の一部を拡大して示している。金属板5に
は、略矩形の小孔19,19を多数穿設している
が、各小孔19,19の方向はそれぞれ統一がな
く、ばらばらとする。
属板の一部を拡大して示している。金属板5に
は、略矩形の小孔19,19を多数穿設している
が、各小孔19,19の方向はそれぞれ統一がな
く、ばらばらとする。
この各小孔19,19の長さ方向の両端縁部に
は、それぞれ曲げ起し方向に亘つて反り返る様に
カールしたフツク20a,20bが、金属板5の
表裏両面に向けて形成されている。但し、1個の
小孔19の両端縁部に形成したフツク20a,2
0bの形成方向は、互いに同じとしている。
は、それぞれ曲げ起し方向に亘つて反り返る様に
カールしたフツク20a,20bが、金属板5の
表裏両面に向けて形成されている。但し、1個の
小孔19の両端縁部に形成したフツク20a,2
0bの形成方向は、互いに同じとしている。
このフツク20a,20bは、小孔19,19
を打抜く際に金属板5の一部を曲げ起すもので、
一方のフツク20aは他方のフツク20bよりも
長く形成している。
を打抜く際に金属板5の一部を曲げ起すもので、
一方のフツク20aは他方のフツク20bよりも
長く形成している。
各フツク20a,20bは、幅方向に亘つては
第8図に示す様に、少なくとも両フツク20a,
20bの根元部分が同一の円筒の一部を成す様に
彎曲し、且つこの根元部分は直立している。
第8図に示す様に、少なくとも両フツク20a,
20bの根元部分が同一の円筒の一部を成す様に
彎曲し、且つこの根元部分は直立している。
又各フツク20a,20bの長さ方向に亘つて
は第7図に示す様に、小孔19に対向する側が凸
となる様にカールして反り返つている。但し、金
属板5の厚さが十分に厚く、各フツク20a,2
0bを幅方向に亘つて彎曲させなくても十分な強
度が得られる場合には、上記幅方向に亘る彎曲は
不要である。
は第7図に示す様に、小孔19に対向する側が凸
となる様にカールして反り返つている。但し、金
属板5の厚さが十分に厚く、各フツク20a,2
0bを幅方向に亘つて彎曲させなくても十分な強
度が得られる場合には、上記幅方向に亘る彎曲は
不要である。
上述の様に構成される本考案のガスケツト用フ
ツク付金属板の表裏両面には、カーボンシートを
第9図に示す様に貼り合せてガスケツト1とする
が、この貼り合せ作業の際、各フツク20a,2
0bはそれぞれ金属板5に近付く様に(金属板5
との成す角度がより鋭くなる様に)変形する為、
このフツク20a,20bがカーボンシート21
を食わえ込む様に作用し、金属板5とカーボンシ
ート21,21との剥離を有効に防止する。
ツク付金属板の表裏両面には、カーボンシートを
第9図に示す様に貼り合せてガスケツト1とする
が、この貼り合せ作業の際、各フツク20a,2
0bはそれぞれ金属板5に近付く様に(金属板5
との成す角度がより鋭くなる様に)変形する為、
このフツク20a,20bがカーボンシート21
を食わえ込む様に作用し、金属板5とカーボンシ
ート21,21との剥離を有効に防止する。
又、金属板5とカーボンシート21,21とを
貼り合せた後に於いても、ガスケツト1を圧縮す
る方向に力が加わると、各フツク20a,20b
は更に金属板5に近付く様に弾性変形し、第2図
に示した従来の金属板の場合の様に曲げ起し部が
突張る事がない為、ガスケツト1全体がシリンダ
ブロツク上面とシリンダヘツド下面との間の隙間
を完全に塞ぐ様に変形し、両面間の気密を完全に
保つ事が出来る。
貼り合せた後に於いても、ガスケツト1を圧縮す
る方向に力が加わると、各フツク20a,20b
は更に金属板5に近付く様に弾性変形し、第2図
に示した従来の金属板の場合の様に曲げ起し部が
突張る事がない為、ガスケツト1全体がシリンダ
ブロツク上面とシリンダヘツド下面との間の隙間
を完全に塞ぐ様に変形し、両面間の気密を完全に
保つ事が出来る。
又、各フツク20a,20bは方向に統一がな
く、ばらばらの向きに形成されている為、カーボ
ンシート21が金属板5に対してどの様な方向に
ずれ動こうとしても、何れかのフツク20a,2
0bがこのずれを有効に阻止する様に働き、カー
ボンシート21がフツク付金属板に対してずれる
事が完全に防止される。
く、ばらばらの向きに形成されている為、カーボ
ンシート21が金属板5に対してどの様な方向に
ずれ動こうとしても、何れかのフツク20a,2
0bがこのずれを有効に阻止する様に働き、カー
ボンシート21がフツク付金属板に対してずれる
事が完全に防止される。
尚、各フツク20a,20bの少なくとも根元
部分を彎曲させれば、各フツク20a,20bの
剛性が増し、カーボンシート21が上述の様にず
れようとした場合でも十分な強度が得られる。
部分を彎曲させれば、各フツク20a,20bの
剛性が増し、カーボンシート21が上述の様にず
れようとした場合でも十分な強度が得られる。
更に、長短2種類のフツク20a,20bの
内、長いフツク20aが押し潰され、必要な(適
度の)突張り力を得られなくなつた場合でも短い
フツク20bが末だ押し潰されず、必要とする適
度な突張り力を得られる為、得られたガスケツト
の耐久性が向上する。
内、長いフツク20aが押し潰され、必要な(適
度の)突張り力を得られなくなつた場合でも短い
フツク20bが末だ押し潰されず、必要とする適
度な突張り力を得られる為、得られたガスケツト
の耐久性が向上する。
次に上述の様なフツク20a,20bを形成し
たフツク付金属板の製造装置に就いて説明する。
たフツク付金属板の製造装置に就いて説明する。
本考案のフツク付金属板の製造装置は、第10
図に示した様な、従来から使用されている穿孔機
11に、第11図に示す様な穿孔ピン22を装着
する事で構成される。
図に示した様な、従来から使用されている穿孔機
11に、第11図に示す様な穿孔ピン22を装着
する事で構成される。
先ず、穿孔機11に就いて説明すると、この穿
孔機11は、上型9と下型10とから成り、両型
9,10の間に金属板5を通し、上下の型9,1
0同士をを近付けて、両型9,10にそれぞれ固
定した穿孔ピン22,22により、この金属板5
を穿孔すると共にフツク部を形成する。
孔機11は、上型9と下型10とから成り、両型
9,10の間に金属板5を通し、上下の型9,1
0同士をを近付けて、両型9,10にそれぞれ固
定した穿孔ピン22,22により、この金属板5
を穿孔すると共にフツク部を形成する。
この穿孔機11を構成する上下型9,10の内
の上型9は、取付板13に穿設した円孔に挿通し
た穿孔ピン22,22の頭部を抑え板14で抑え
る事によつて、各穿孔ピン22,22を取付板1
3に固定し、この取付板13の下方に圧縮ばね1
5,15を介してガイド板16を装着する。
の上型9は、取付板13に穿設した円孔に挿通し
た穿孔ピン22,22の頭部を抑え板14で抑え
る事によつて、各穿孔ピン22,22を取付板1
3に固定し、この取付板13の下方に圧縮ばね1
5,15を介してガイド板16を装着する。
このガイド板16には、上型9の穿孔ピン22
を挿通するガイド孔17と、金属板5の穿孔時に
下型10の穿孔ピン22を挿通する受孔18,1
8とを穿設している。下型10は上記上型9と上
下逆になるだけで全く同様に構成されている。
を挿通するガイド孔17と、金属板5の穿孔時に
下型10の穿孔ピン22を挿通する受孔18,1
8とを穿設している。下型10は上記上型9と上
下逆になるだけで全く同様に構成されている。
この様な上型9と下型10とから成る穿孔機1
1によつて、金属板5に小孔6とフツク20a,
20bとを形成する場合、両型9,10のガイド
板16,16の間に金属板5を挿入し、両型9,
10を互いに近付ける。これにより、上下各型の
穿孔ピン22,22がガイド板16から突出して
金属板5に穿孔すると共に、孔の周囲にフツク部
を形成する。
1によつて、金属板5に小孔6とフツク20a,
20bとを形成する場合、両型9,10のガイド
板16,16の間に金属板5を挿入し、両型9,
10を互いに近付ける。これにより、上下各型の
穿孔ピン22,22がガイド板16から突出して
金属板5に穿孔すると共に、孔の周囲にフツク部
を形成する。
上述の様に構成され作用する穿孔機に組込ん
で、前述の様な本考案のフツク付金属板を製造す
る穿孔ピンは、第11図に示す様に、一端に抜け
止め用の大径の頭部23を形成した断面円形の杆
部24の他端部の側面を平削して、互いに平行な
直截面25,25を形成する事で、この杆部24
の他端部を断面略矩形の突通し部26としてお
り、更にこの突通し部26の端面を、2個の傾斜
面27,28から成る屋根状の尖端としている。
で、前述の様な本考案のフツク付金属板を製造す
る穿孔ピンは、第11図に示す様に、一端に抜け
止め用の大径の頭部23を形成した断面円形の杆
部24の他端部の側面を平削して、互いに平行な
直截面25,25を形成する事で、この杆部24
の他端部を断面略矩形の突通し部26としてお
り、更にこの突通し部26の端面を、2個の傾斜
面27,28から成る屋根状の尖端としている。
この2個の傾斜面27,28の交叉する稜線2
9は、穿孔ピン22の中心から外れた位置となる
様に、両傾斜面27,28の長さを異ならせる。
9は、穿孔ピン22の中心から外れた位置となる
様に、両傾斜面27,28の長さを異ならせる。
この様に形成される穿孔ピン22は、上述した
様に、第10図に示す様な穿孔機11に取付けて
使用されるが、この際、各穿孔ピン22の突通し
部26の向きが不同になる様にする。この様に不
同にする作業は、穿孔機11を構成する上下型
9,10の取付板13,13の円孔内に穿孔ピン
22,22を、直截面25,25の方向を規制せ
ずに挿入すれば良い。
様に、第10図に示す様な穿孔機11に取付けて
使用されるが、この際、各穿孔ピン22の突通し
部26の向きが不同になる様にする。この様に不
同にする作業は、穿孔機11を構成する上下型
9,10の取付板13,13の円孔内に穿孔ピン
22,22を、直截面25,25の方向を規制せ
ずに挿入すれば良い。
尚、各型9,10のガイド板16,16に穿設
した受孔18,18は、フツク20a,20bを
形成する際の妨げとならない様に、ガイド孔17
よりも少し大き目に形成する。
した受孔18,18は、フツク20a,20bを
形成する際の妨げとならない様に、ガイド孔17
よりも少し大き目に形成する。
上述の様な穿孔ピン22,22を第10図に示
した様な穿孔機11に装着して金属板5を加工す
ると、穿孔ピン22が突き当てられた金属板5の
一部が、稜線29の部分から裂け始め、裂けた部
分が各傾斜面27,28によつて丸められながら
折立てられ、第6〜8図に示す様な小孔19とフ
ツク20a,20bが形成される。
した様な穿孔機11に装着して金属板5を加工す
ると、穿孔ピン22が突き当てられた金属板5の
一部が、稜線29の部分から裂け始め、裂けた部
分が各傾斜面27,28によつて丸められながら
折立てられ、第6〜8図に示す様な小孔19とフ
ツク20a,20bが形成される。
各フツク20a,20bを幅方向に亘つて彎曲
させるには、図示の様に突通し部26の外周面の
一部に円弧面を残せば良く、又彎曲させない場合
はこの円弧面の部分も平坦に形成する。
させるには、図示の様に突通し部26の外周面の
一部に円弧面を残せば良く、又彎曲させない場合
はこの円弧面の部分も平坦に形成する。
尚、金属板5としては鉄板が最も普通に用いら
れるが、亜鉛メツキ鉄板、ステンレス鋼板、アル
ミニウム板等でも良い。
れるが、亜鉛メツキ鉄板、ステンレス鋼板、アル
ミニウム板等でも良い。
(考案の効果)
本考案のガスケツト用フツク付金属板は以上に
述べた通り、カーボンシートとの馴染み性が良く
しかもシール性の良好なガスケツトを得られる
等、実用上の効果が大きい。
述べた通り、カーボンシートとの馴染み性が良く
しかもシール性の良好なガスケツトを得られる
等、実用上の効果が大きい。
第1図はガスケツトの1例を示す平面図、第2
図は従来の金属板を使用したガスケツトを示す第
1図の拡大A−A断面図、第3図は従来の金属板
に設けたフツクの第1例を示す斜視図、第4図は
同第2例、第5図は同第3例を示すそれぞれ第3
図同様の斜視図、第6図は本考案のフツク付金属
板の実施例を示す一部拡大斜視図、第7図は第6
図のB−B断面図、第8図は第7図の上方から見
た図、第9図はカーボンシートを貼着した状態の
断面図、第10図はフツク付金属板を造る穿孔機
の部分縦断面図、第11図は本考案のフツク付金
属板を形成する穿孔ピンの斜視図である。 1:ガスケツト、2:円孔、3:小円孔、4:
グロメツト、5:金属板、6:小孔、7:フツク
部、8:ガスケツト材、9:上型、10:下型、
11:穿孔機、13:取付板、14:抑え板、1
5:圧縮ばね、16:ガイド板、17:ガイド
孔、18:受孔、19:小孔、20a,20b:
フツク、21:カーボンシート、22:穿孔ピ
ン、23:頭部、24:杆部、25:直截面、2
6:突通し部、27,28:傾斜面、29:稜
線。
図は従来の金属板を使用したガスケツトを示す第
1図の拡大A−A断面図、第3図は従来の金属板
に設けたフツクの第1例を示す斜視図、第4図は
同第2例、第5図は同第3例を示すそれぞれ第3
図同様の斜視図、第6図は本考案のフツク付金属
板の実施例を示す一部拡大斜視図、第7図は第6
図のB−B断面図、第8図は第7図の上方から見
た図、第9図はカーボンシートを貼着した状態の
断面図、第10図はフツク付金属板を造る穿孔機
の部分縦断面図、第11図は本考案のフツク付金
属板を形成する穿孔ピンの斜視図である。 1:ガスケツト、2:円孔、3:小円孔、4:
グロメツト、5:金属板、6:小孔、7:フツク
部、8:ガスケツト材、9:上型、10:下型、
11:穿孔機、13:取付板、14:抑え板、1
5:圧縮ばね、16:ガイド板、17:ガイド
孔、18:受孔、19:小孔、20a,20b:
フツク、21:カーボンシート、22:穿孔ピ
ン、23:頭部、24:杆部、25:直截面、2
6:突通し部、27,28:傾斜面、29:稜
線。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 金属板5に矩形で向きが不定の多数の小孔1
9,19を穿設し、各小孔19,19の対向す
る両縁部に、長さの異なる1対の、反り返る様
にカールしたフツク20a,20bを、同一の
小孔19,19の両縁部で同一面側に向けて、
且つ金属板5の表面側と裏面側とに向けてほぼ
同数ずつ形成して成るガスケツト用フツク付金
属板。 (2) 各フツク20a,20bの少なくとも根元部
分が幅方向に亘つて彎曲している事を特徴とす
る、実用新案登録請求の範囲第1項のガスケツ
ト用フツク付金属板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8811582U JPS58191353U (ja) | 1982-06-15 | 1982-06-15 | ガスケツト用フツク付金属板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8811582U JPS58191353U (ja) | 1982-06-15 | 1982-06-15 | ガスケツト用フツク付金属板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58191353U JPS58191353U (ja) | 1983-12-19 |
| JPH0118825Y2 true JPH0118825Y2 (ja) | 1989-06-01 |
Family
ID=30096803
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8811582U Granted JPS58191353U (ja) | 1982-06-15 | 1982-06-15 | ガスケツト用フツク付金属板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58191353U (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5032486Y2 (ja) * | 1971-03-29 | 1975-09-22 |
-
1982
- 1982-06-15 JP JP8811582U patent/JPS58191353U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58191353U (ja) | 1983-12-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0553395B1 (en) | Composite material for gaskets | |
| JPS617027A (ja) | 金属薄板の結合方法および装置 | |
| CN1327129A (zh) | 吸油烟机用涡轮风扇及内设涡轮风扇的吸油烟机 | |
| JPS6134003B2 (ja) | ||
| EP0309776A2 (de) | Verkleidung von Einbauteilen und Vorrichtung zu deren Herstellung | |
| JPS58221902A (ja) | バツクルとワイヤ−との加締方法 | |
| JP3944381B2 (ja) | 壁用パネル状材の取付金具 | |
| US2011563A (en) | Gasket | |
| US4520545A (en) | Method for manufacturing pins particularly intended for anchoring in the ground posts or stakes, and pins obtained thereby | |
| JP2002192262A (ja) | 金属板にフックを形成する方法 | |
| US4756070A (en) | Method for manufacturing spring assemblies | |
| JP2887731B2 (ja) | 金属ガスケット | |
| US4651399A (en) | Method for manufacturing pins particularly intended for anchoring in the ground posts or stakes, and pins obtained thereby | |
| US4694675A (en) | Method of making a connector plate | |
| US1935552A (en) | Gasket | |
| JPH10235440A (ja) | 積層金属板の結合方法及びこれに用いるプレス用金型 | |
| JPH0444264Y2 (ja) | ||
| CN214490804U (zh) | 密封条切割设备用夹具 | |
| JPH084167Y2 (ja) | 折曲げ機の金型 | |
| RU2151937C1 (ru) | Армированная уплотнительная прокладка (варианты) | |
| RU10138U1 (ru) | Армированная уплотнительная прокладка (варианты) | |
| CN213256533U (zh) | 去毛刺模具 | |
| JPH066962B2 (ja) | ウォームギヤ式ホースクランプの製造方法 | |
| JPH0243939B2 (ja) | Metarugasuketsutonoseizohoho | |
| JP3453534B2 (ja) | 板金製アーム部材およびその製造方法 |