JPH0119076B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0119076B2 JPH0119076B2 JP57223770A JP22377082A JPH0119076B2 JP H0119076 B2 JPH0119076 B2 JP H0119076B2 JP 57223770 A JP57223770 A JP 57223770A JP 22377082 A JP22377082 A JP 22377082A JP H0119076 B2 JPH0119076 B2 JP H0119076B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bearing
- crankshaft
- oil
- orbiting scroll
- oil supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C18/00—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
- F04C18/02—Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of arcuate-engagement type, i.e. with circular translatory movement of co-operating members, each member having the same number of teeth or tooth-equivalents
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C21/00—Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
- F01C21/02—Arrangements of bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04C—ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
- F04C29/00—Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
- F04C29/02—Lubrication; Lubricant separation
- F04C29/023—Lubricant distribution through a hollow driving shaft
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Rotary Pumps (AREA)
- Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
- Compressor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は密閉形スクロール圧縮機の軸受装置に
関する。
関する。
密閉形スクロール圧縮機は固定スクロールに対
してこれにかみ合う旋回スクロールをクランクシ
ヤフトによつて見掛上自転しないように旋回さ
せ、両スクロールにより形成される密閉空間内の
流体にポンプ作用させるものである。
してこれにかみ合う旋回スクロールをクランクシ
ヤフトによつて見掛上自転しないように旋回さ
せ、両スクロールにより形成される密閉空間内の
流体にポンプ作用させるものである。
この種の密閉形スクロール圧縮機において、ク
ランクシヤフトは旋回スクロールに係合するクラ
ンク部とフレームに支承されるシヤフト部とで構
成されている。このクランクシヤフトの支持構造
は大略的にころがり軸受形式のものと、すべり軸
受形式のものとがある。後者のすべり軸受形式の
ものとしては、特開昭57−76201号公報に開示さ
れている。すなわち、旋回スクロールに設けた第
1のすべり軸受に、クランクシヤフトのクランク
部を係合し、フレームに設けた2個の第2のすべ
り軸受および第3のすべり軸受によつてクランク
シヤフトのシヤフト部を支承する構造となつてい
る。
ランクシヤフトは旋回スクロールに係合するクラ
ンク部とフレームに支承されるシヤフト部とで構
成されている。このクランクシヤフトの支持構造
は大略的にころがり軸受形式のものと、すべり軸
受形式のものとがある。後者のすべり軸受形式の
ものとしては、特開昭57−76201号公報に開示さ
れている。すなわち、旋回スクロールに設けた第
1のすべり軸受に、クランクシヤフトのクランク
部を係合し、フレームに設けた2個の第2のすべ
り軸受および第3のすべり軸受によつてクランク
シヤフトのシヤフト部を支承する構造となつてい
る。
上述した後者の軸受支持形式においては、両ス
クロールにより形成される密閉空間内の液体圧力
および旋回スクロールの遠心力の作用により、ク
ランクシヤフトはすべり軸受との間に存在するす
き間の範囲内で傾き、それぞれの軸受に強く押し
付けられる。このため、クランクシヤフトは各す
べり軸受の端部で片当りを生じて軸受損失が増加
すると共に、この部分での油膜反力が十分に得ら
れず、各軸受の摩耗および焼付きを生じることが
あつた。
クロールにより形成される密閉空間内の液体圧力
および旋回スクロールの遠心力の作用により、ク
ランクシヤフトはすべり軸受との間に存在するす
き間の範囲内で傾き、それぞれの軸受に強く押し
付けられる。このため、クランクシヤフトは各す
べり軸受の端部で片当りを生じて軸受損失が増加
すると共に、この部分での油膜反力が十分に得ら
れず、各軸受の摩耗および焼付きを生じることが
あつた。
また、フレームと旋回スクロール背面との間に
吸入圧力と吐出圧力の中間レベルの圧力を有する
中間室を設けた密閉形スクロール圧縮機では、第
1と第2のすべり軸受に供給される吐出圧力をも
つ潤滑油は、軸受すきまを通つて中間室に排出さ
れる過程で圧力が吐出圧力から中間圧力に低下す
る。このため、特に中間室を有する密閉形のスク
ロール圧縮機においては、潤滑油中に混入した冷
媒ガスが第1と第2のすべり軸受のすきま内で気
泡化して滞溜し、この軸受すきまの潤滑油の粘度
を低化させている。さらに第1および第2の軸受
とクランクシヤフトとの間で片当りが生じる部分
は潤滑油の排出側となるため、潤滑油中の冷媒が
激しく気泡化し、この部分の潤滑油の粘度が大き
く低下して、軸受とクランクシヤフトの間で金属
接触が生じるようになり、これらの軸受損失が大
になり、さらに摩耗および焼付きを起すことがあ
つた。特に第2の軸受は三つの軸受の中で最も作
用する荷重が高く、これらの傾向が大きかつた。
吸入圧力と吐出圧力の中間レベルの圧力を有する
中間室を設けた密閉形スクロール圧縮機では、第
1と第2のすべり軸受に供給される吐出圧力をも
つ潤滑油は、軸受すきまを通つて中間室に排出さ
れる過程で圧力が吐出圧力から中間圧力に低下す
る。このため、特に中間室を有する密閉形のスク
ロール圧縮機においては、潤滑油中に混入した冷
媒ガスが第1と第2のすべり軸受のすきま内で気
泡化して滞溜し、この軸受すきまの潤滑油の粘度
を低化させている。さらに第1および第2の軸受
とクランクシヤフトとの間で片当りが生じる部分
は潤滑油の排出側となるため、潤滑油中の冷媒が
激しく気泡化し、この部分の潤滑油の粘度が大き
く低下して、軸受とクランクシヤフトの間で金属
接触が生じるようになり、これらの軸受損失が大
になり、さらに摩耗および焼付きを起すことがあ
つた。特に第2の軸受は三つの軸受の中で最も作
用する荷重が高く、これらの傾向が大きかつた。
本発明は上述の事柄にもとづいてなされたもの
で、クランクシヤフトと第1、第2、第3の軸受
との片当りおよび第1、第2の軸受の片当りの生
じる付近での冷媒の気化による軸受損失の増加と
摩耗、焼付きを防止すること、特に三つの軸受の
中で最も高い荷重が作用する第2の軸受の軸受損
失の増加と摩耗、焼付きを防止することができる
密閉形スクロール圧縮機の軸受装置を提供するこ
とを目的とする。
で、クランクシヤフトと第1、第2、第3の軸受
との片当りおよび第1、第2の軸受の片当りの生
じる付近での冷媒の気化による軸受損失の増加と
摩耗、焼付きを防止すること、特に三つの軸受の
中で最も高い荷重が作用する第2の軸受の軸受損
失の増加と摩耗、焼付きを防止することができる
密閉形スクロール圧縮機の軸受装置を提供するこ
とを目的とする。
本発明の上記の目的は、密閉したチヤンバ内
に、固定スクロールと旋回スクロールとからなる
圧縮要素をその上部に、下部に電動機部を配置
し、この電動機部のロータをクランクシヤフトに
連結し、このクランクシヤフトのクランク部を第
1の軸受を介して旋回スクロールに連結し、シヤ
フト部を第2、第3の軸受によりフレームに支承
し、フレームと旋回スクロール背面との間に吸入
圧力と吐出圧力との中間レベルの圧力を有する中
間室を形成した密閉形スクロール圧縮機におい
て、前記第2の軸受をころがり軸受で構成し、こ
の第2の軸受をシヤフト部のクランク部側に近い
位置に設け、前記第3の軸受をすべり軸受で構成
し、この第3の軸受をシヤフト部のクランク部か
ら遠ざかる位置に設け、第2の軸受と第3の軸受
との間の距離を、第1の軸受と第2の軸受とのそ
れよりも大きくし、第2の軸受と第3の軸受との
間のフレームに、クランクシヤフト内の給油路に
よつて吸い上げられ、第2の軸受への潤滑油の量
を調整するスリーブを設けることにより達成され
る。
に、固定スクロールと旋回スクロールとからなる
圧縮要素をその上部に、下部に電動機部を配置
し、この電動機部のロータをクランクシヤフトに
連結し、このクランクシヤフトのクランク部を第
1の軸受を介して旋回スクロールに連結し、シヤ
フト部を第2、第3の軸受によりフレームに支承
し、フレームと旋回スクロール背面との間に吸入
圧力と吐出圧力との中間レベルの圧力を有する中
間室を形成した密閉形スクロール圧縮機におい
て、前記第2の軸受をころがり軸受で構成し、こ
の第2の軸受をシヤフト部のクランク部側に近い
位置に設け、前記第3の軸受をすべり軸受で構成
し、この第3の軸受をシヤフト部のクランク部か
ら遠ざかる位置に設け、第2の軸受と第3の軸受
との間の距離を、第1の軸受と第2の軸受とのそ
れよりも大きくし、第2の軸受と第3の軸受との
間のフレームに、クランクシヤフト内の給油路に
よつて吸い上げられ、第2の軸受への潤滑油の量
を調整するスリーブを設けることにより達成され
る。
クランクシヤフトのシヤフト部を支承する第2
のころがり軸受は、シヤフト部のクランク部側に
近い位置に配置されるので、クランク部に作用す
る半径方向力に対して作用荷重が小さくなる。ま
た第3の軸受は第2の軸受に対してさらに離れた
位置に設けられるので、この第3の軸受に作用す
る荷重も小さくなり、軸受の摩耗、焼付きが防止
される。また、第2のころがり軸受はこの軸受内
でのクランクシヤフトの傾きを小さくするので、
片当りによる軸受損失を軽減する。
のころがり軸受は、シヤフト部のクランク部側に
近い位置に配置されるので、クランク部に作用す
る半径方向力に対して作用荷重が小さくなる。ま
た第3の軸受は第2の軸受に対してさらに離れた
位置に設けられるので、この第3の軸受に作用す
る荷重も小さくなり、軸受の摩耗、焼付きが防止
される。また、第2のころがり軸受はこの軸受内
でのクランクシヤフトの傾きを小さくするので、
片当りによる軸受損失を軽減する。
第2の軸受と第3の軸受との間のフレームに設
けたスリーブは、吸い上げた潤滑油の量を調整し
て第2の軸受に案内供給するが、スリーブから排
出された潤滑油はほぼ中間圧力に低下し、第2の
軸受を潤滑したのち、中間室に排出される。この
とき、潤滑油に溶け込んでいた冷媒は気泡化して
一種のミスト状になり、第2の軸受をミスト潤滑
する。またこの第2の軸受の転動体と内・外輪お
よび保持器との間の潤滑は主として前述した気化
した残りの冷媒が溶け込んだ潤滑油滴で行なわれ
るが、この潤滑油滴は含有冷媒濃度が低下してお
り粘度はこの供給時よりも高いと共に、冷媒気化
により潤滑油温度は低い状態となるので、特に第
2の軸受の摩耗および焼付きを防止することがで
きる。さらに、また潤滑油は冷媒気泡を混合しミ
スト状になり全体としてその粘度が低くなり、第
2の軸受であるころがり軸受の撹拌損失が小さく
なり軸受損失を低減することができる。
けたスリーブは、吸い上げた潤滑油の量を調整し
て第2の軸受に案内供給するが、スリーブから排
出された潤滑油はほぼ中間圧力に低下し、第2の
軸受を潤滑したのち、中間室に排出される。この
とき、潤滑油に溶け込んでいた冷媒は気泡化して
一種のミスト状になり、第2の軸受をミスト潤滑
する。またこの第2の軸受の転動体と内・外輪お
よび保持器との間の潤滑は主として前述した気化
した残りの冷媒が溶け込んだ潤滑油滴で行なわれ
るが、この潤滑油滴は含有冷媒濃度が低下してお
り粘度はこの供給時よりも高いと共に、冷媒気化
により潤滑油温度は低い状態となるので、特に第
2の軸受の摩耗および焼付きを防止することがで
きる。さらに、また潤滑油は冷媒気泡を混合しミ
スト状になり全体としてその粘度が低くなり、第
2の軸受であるころがり軸受の撹拌損失が小さく
なり軸受損失を低減することができる。
以下本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は本発明の軸受装置の一例を備えた密閉
形スクロール圧縮機を示すもので、この第1図に
おいて、1は内部にチヤンバ1Aを形成するハウ
ジング、2は固定スクロール、3は旋回スクロー
ルである。固定スクロール2と旋回スクロール3
とは互いに円板状の鏡板4,5とこれに直立して
形成したうず巻状のラツプ6,7とを備え、これ
らのラツプ6,7を内側に向けてかみ合されてい
る。旋回スクロール3にはその下面側に第1のす
べり軸受8が装着されている。このすべり軸受8
にはクランクシヤフト9のシヤフト部9aの中心
に対して偏心しているクランク部9bが係合して
いる。クランクシヤフト9のシヤフト部9aはそ
の上部をフレーム10に装着した第2のころがり
軸受11およびその下部を第3のすべり軸受12
によつて支持されている。クランクシヤフト9は
電動機13によつて回転される。このクランクシ
ヤフト9の回転により、旋回スクロール3はオル
ダムリング14とオルダムキー15とによつて旋
回運動をするが、見かけ上の自転は阻止される。
この運動により、吸入パイプ16から吸入した冷
媒ガスは旋回スクロール3と固定スクロール2と
の内部で圧縮され、吐出口17からチヤンバ1A
内に放出され、吐出パイプ18から吐出される。
両スクロール2,3により閉じ込められた流体の
圧縮作用により、旋回スクロール3、第1のすべ
り軸受8およびクランクシヤフト9のクランク部
9bを通してシヤフト部9aに作用する荷重は第
2のころがり軸受11および第3のすべり軸受1
2によつて受け止められる。クランクシヤフト9
内にはその上部に行くに従いシヤフト部9aの中
心に対して偏心量が大きくなる偏心給油路19と
シヤフト部9aの中心に対して偏心した給油路1
9Aが設けられている。この偏心給油路19,1
9Aはクランクシヤフト9の回転によりチヤンバ
1A底部の油を遠心ポンプ作用により吸い上げて
各軸受8,11,12に供給する。
形スクロール圧縮機を示すもので、この第1図に
おいて、1は内部にチヤンバ1Aを形成するハウ
ジング、2は固定スクロール、3は旋回スクロー
ルである。固定スクロール2と旋回スクロール3
とは互いに円板状の鏡板4,5とこれに直立して
形成したうず巻状のラツプ6,7とを備え、これ
らのラツプ6,7を内側に向けてかみ合されてい
る。旋回スクロール3にはその下面側に第1のす
べり軸受8が装着されている。このすべり軸受8
にはクランクシヤフト9のシヤフト部9aの中心
に対して偏心しているクランク部9bが係合して
いる。クランクシヤフト9のシヤフト部9aはそ
の上部をフレーム10に装着した第2のころがり
軸受11およびその下部を第3のすべり軸受12
によつて支持されている。クランクシヤフト9は
電動機13によつて回転される。このクランクシ
ヤフト9の回転により、旋回スクロール3はオル
ダムリング14とオルダムキー15とによつて旋
回運動をするが、見かけ上の自転は阻止される。
この運動により、吸入パイプ16から吸入した冷
媒ガスは旋回スクロール3と固定スクロール2と
の内部で圧縮され、吐出口17からチヤンバ1A
内に放出され、吐出パイプ18から吐出される。
両スクロール2,3により閉じ込められた流体の
圧縮作用により、旋回スクロール3、第1のすべ
り軸受8およびクランクシヤフト9のクランク部
9bを通してシヤフト部9aに作用する荷重は第
2のころがり軸受11および第3のすべり軸受1
2によつて受け止められる。クランクシヤフト9
内にはその上部に行くに従いシヤフト部9aの中
心に対して偏心量が大きくなる偏心給油路19と
シヤフト部9aの中心に対して偏心した給油路1
9Aが設けられている。この偏心給油路19,1
9Aはクランクシヤフト9の回転によりチヤンバ
1A底部の油を遠心ポンプ作用により吸い上げて
各軸受8,11,12に供給する。
各軸受8,11,12の詳細な構造およびこれ
らへの給油構造を第2図について説明する。この
図において、旋回スクロール3の第1のすべり軸
受8への給油は次のように行われる。すなわち、
偏心給油路19の遠心ポンプ作用によつてチヤン
バ1A底部の油を吸い上げてクランクシヤフト9
のクランク部9b上端とすべり軸受8と旋回スク
ロール3とによつて画成された油室20に導く。
油室20に導かれた油は偏心給油路19に連通す
る給油孔21Aを通してクランクシヤフト9のク
ランク部9bの外周面に軸方向に設けた給油溝2
1を通り、また油室20に導かれた油は第1のす
べり軸受8とクランク部9bのすきまを通り旋回
スクロール3の第1のすべり軸受8とクランク部
9bとを潤滑する。第1のすべり軸受8を潤滑し
た油はクランクシヤフト9のクランク部9bとバ
ランスウエイト22との接続部に設けた環状溝2
3を通つて第1のすべり軸受8の下部に一体に成
形したスラスト軸受24を潤滑したのち、フレー
ム10の旋回スクロール3とで画成される中間室
25に排出される。
らへの給油構造を第2図について説明する。この
図において、旋回スクロール3の第1のすべり軸
受8への給油は次のように行われる。すなわち、
偏心給油路19の遠心ポンプ作用によつてチヤン
バ1A底部の油を吸い上げてクランクシヤフト9
のクランク部9b上端とすべり軸受8と旋回スク
ロール3とによつて画成された油室20に導く。
油室20に導かれた油は偏心給油路19に連通す
る給油孔21Aを通してクランクシヤフト9のク
ランク部9bの外周面に軸方向に設けた給油溝2
1を通り、また油室20に導かれた油は第1のす
べり軸受8とクランク部9bのすきまを通り旋回
スクロール3の第1のすべり軸受8とクランク部
9bとを潤滑する。第1のすべり軸受8を潤滑し
た油はクランクシヤフト9のクランク部9bとバ
ランスウエイト22との接続部に設けた環状溝2
3を通つて第1のすべり軸受8の下部に一体に成
形したスラスト軸受24を潤滑したのち、フレー
ム10の旋回スクロール3とで画成される中間室
25に排出される。
クランクシヤフト9のシヤフト部9aを支持す
る第2のころがり軸受11への給油は、第2のこ
ろがり軸受11と第3のすべり軸受12との中間
位置に設けた給油部で行なう。すなわちフレーム
10に装着したスリーブ26の下部に円環状溝2
7を設け、偏心給油路19によつて吸い上げた油
を、偏心給油路19に通じる給油孔28を通し
て、円環状溝27に導き、またシヤフト部9aの
外側面において、上端をスリーブ26の上端より
上方までのびる軸方向の給油溝29を設け、偏心
給油路19によつて吸い上げた油を、偏心給油路
19に通じる給油孔30を通して軸方向の給油溝
29に導き、吐出圧力と中間レベルの圧力との差
により、第2のころがり軸受11に給油する。こ
の第2のころがり軸受11への給油量の調整は、
スリーブ26とシヤフト部9aとのすきまおよび
給油溝29の形状とを調整することにより行う。
円環状溝27に供給された油はチヤンバ1A下方
の冷媒がころがり軸受11側へ浸入することを防
止するシール機能を果たしている。この第2のこ
ろがり軸受11を潤滑した油は中間室25に排出
される。スリーブ26に供給された油の一部はス
リーブ26の下端からシヤフト9a、フレーム1
0、スリーブ26および第3のすべり軸受12に
よつて画成される排油室31に排出されたのち、
フレーム10に設けた排油孔32を通してチヤン
バ1Aに排出される。
る第2のころがり軸受11への給油は、第2のこ
ろがり軸受11と第3のすべり軸受12との中間
位置に設けた給油部で行なう。すなわちフレーム
10に装着したスリーブ26の下部に円環状溝2
7を設け、偏心給油路19によつて吸い上げた油
を、偏心給油路19に通じる給油孔28を通し
て、円環状溝27に導き、またシヤフト部9aの
外側面において、上端をスリーブ26の上端より
上方までのびる軸方向の給油溝29を設け、偏心
給油路19によつて吸い上げた油を、偏心給油路
19に通じる給油孔30を通して軸方向の給油溝
29に導き、吐出圧力と中間レベルの圧力との差
により、第2のころがり軸受11に給油する。こ
の第2のころがり軸受11への給油量の調整は、
スリーブ26とシヤフト部9aとのすきまおよび
給油溝29の形状とを調整することにより行う。
円環状溝27に供給された油はチヤンバ1A下方
の冷媒がころがり軸受11側へ浸入することを防
止するシール機能を果たしている。この第2のこ
ろがり軸受11を潤滑した油は中間室25に排出
される。スリーブ26に供給された油の一部はス
リーブ26の下端からシヤフト9a、フレーム1
0、スリーブ26および第3のすべり軸受12に
よつて画成される排油室31に排出されたのち、
フレーム10に設けた排油孔32を通してチヤン
バ1Aに排出される。
前述した中間室25に排出された油は旋回スク
ロール3に設けられた細孔33を通つて両スクロ
ール2,3のかみ合い部に排出される。このた
め、中間室25は吐出圧力と吸入圧力との中間の
圧力となる。したがつて、第2のころがり軸受1
1と旋回スクロール3の第1のすべり軸受8への
給油は吐出圧力と中間圧力とによる差圧と、偏心
給油路19の遠心ポンプ作用とによつて行なわれ
る。
ロール3に設けられた細孔33を通つて両スクロ
ール2,3のかみ合い部に排出される。このた
め、中間室25は吐出圧力と吸入圧力との中間の
圧力となる。したがつて、第2のころがり軸受1
1と旋回スクロール3の第1のすべり軸受8への
給油は吐出圧力と中間圧力とによる差圧と、偏心
給油路19の遠心ポンプ作用とによつて行なわれ
る。
クランクシヤフト9のシヤフト部9aを支持す
る下側の第3のすべり軸受12への給油は、偏心
給油路19Aによつて吸い上げた油を、偏心給油
路19Aに通ずる給油孔34およびこれに通じ、
かつシヤフト部9aの外周面において上端を第3
のすべり軸受の上端の上方まで延び、下端を第3
のすべり軸受12下端の下方まで延びるように軸
方向に設けた給油溝35に供給することによつて
行なわれる。この第3のすべり軸受12を潤滑し
た油はこの第3のすべり軸受12の上端から排油
室31、排油孔32を通つてチヤンバ1Aに排出
されると共に第3のすべり軸受12の下端からチ
ヤンバ1Aに排出される。
る下側の第3のすべり軸受12への給油は、偏心
給油路19Aによつて吸い上げた油を、偏心給油
路19Aに通ずる給油孔34およびこれに通じ、
かつシヤフト部9aの外周面において上端を第3
のすべり軸受の上端の上方まで延び、下端を第3
のすべり軸受12下端の下方まで延びるように軸
方向に設けた給油溝35に供給することによつて
行なわれる。この第3のすべり軸受12を潤滑し
た油はこの第3のすべり軸受12の上端から排油
室31、排油孔32を通つてチヤンバ1Aに排出
されると共に第3のすべり軸受12の下端からチ
ヤンバ1Aに排出される。
前述した軸方向の給油溝21,29,35およ
び給油孔30,34はクランクシヤフト9の半径
方向に作用する流体圧力の荷重および旋回スクロ
ールの遠心力に対してずれた位置に設けられてい
る。
び給油孔30,34はクランクシヤフト9の半径
方向に作用する流体圧力の荷重および旋回スクロ
ールの遠心力に対してずれた位置に設けられてい
る。
次に上述した本発明の装置の一実施例の動作を
説明する。
説明する。
クランクシヤフト9を電動機13により回転さ
せると、旋回スクロール3は固定スクロール2に
対して旋回運動を行ない、吸入パイプ16から吸
入した冷媒ガスを内部で圧縮し吐出パイプ18か
ら吐出する。このような圧縮行程中において、両
スクロール2,3により形成される密閉空間内の
流体の総合圧力Pが第2図に示すように旋回スク
ロール3、第1のすべり軸受8を通してクランク
シヤフト9のクランク部9bに作用する。厳密に
は旋回スクロールの遠心力も同様な方向に作用す
る。このため、クランクシヤフトは第2のころが
り軸受11と第3のすべり軸受12内で傾く。こ
の結果、第2のころがり軸受11には荷重F3が
作用し、また第3のすべり軸受12には荷重F4
が作用する。荷重の作用点を各軸受の軸受幅の中
央に作用するものとし、荷重Pと荷重F3の作用
点間の距離をl3、荷重F3と荷重F4との作用点間の
距離をl4とすると、荷重F3、F4は次式で表わされ
る。
せると、旋回スクロール3は固定スクロール2に
対して旋回運動を行ない、吸入パイプ16から吸
入した冷媒ガスを内部で圧縮し吐出パイプ18か
ら吐出する。このような圧縮行程中において、両
スクロール2,3により形成される密閉空間内の
流体の総合圧力Pが第2図に示すように旋回スク
ロール3、第1のすべり軸受8を通してクランク
シヤフト9のクランク部9bに作用する。厳密に
は旋回スクロールの遠心力も同様な方向に作用す
る。このため、クランクシヤフトは第2のころが
り軸受11と第3のすべり軸受12内で傾く。こ
の結果、第2のころがり軸受11には荷重F3が
作用し、また第3のすべり軸受12には荷重F4
が作用する。荷重の作用点を各軸受の軸受幅の中
央に作用するものとし、荷重Pと荷重F3の作用
点間の距離をl3、荷重F3と荷重F4との作用点間の
距離をl4とすると、荷重F3、F4は次式で表わされ
る。
F3=(1+l3/l4)P ……(1)
F4=l3/l4P ……(2)
いま、従来における旋回スクロールの第1のす
べり軸受8に作用する 合圧力作用点とクランク
部の第2すべり軸受への荷重作用点との距離をl1
とし、前記クランク部の第2のすべり軸受への荷
重作用点と第3のすべり軸受への荷重作用点との
距離をl2とすると、第2のころがり軸受11の軸
受幅は従来の上側の第2のすべり軸受より小さい
ので、l3<l1、l4>l2となり、l2/l4<l1/l2となるの
で、 本発明を構成する第2のころがり軸受11に作用
する荷重F3と第3のすべり軸受12に作用する
荷重F4は小さくなる。この結果、軸受損失を小
さくすることができる。また、第2のころがり軸
受11の軸受すきまは、従来のシヤフト部におけ
る上側の第2のすべり軸受とシヤフト部とのすき
まより小さくすることができるので、クランクシ
ヤフトの傾きを小さくすることができる。この結
果、第1のすべり軸受8および第3のすべり軸
受、12の片当りによる軸受損失を小さくするこ
とができる。さらに、第2のころがり軸受11へ
の給油部がスクロールで発生する流体圧力によつ
て傾動するシヤフト部9aの傾動中心部に配置さ
れているので、スリーブ26とシヤフト部9aと
の間で摩耗が発生しない。また、クランクシヤフ
ト9の傾きが小さく、第1のすべり軸受8の片当
りが小さくなるので、片当りによる第1のすべり
軸受8の摩耗を小さくすることができる。このた
め、第2のころがり軸受11、第1のすべり軸受
8から排出される油量が一定に保たれる。これに
より時間の経過とともに排油量が増大し、バラン
スウエイト10の撹拌損失が増大し、また中間圧
の増大による固定スクロール2への旋回スクロー
ル3の押付力が増大し、鏡板4,5の摺動損失が
増大する等の不工合を防止することができる。ま
た、第2のころがり軸受11と第3のすべり軸受
12に作用する荷重が小さくなり、かつ第1のす
べり軸受8、第3のすべり軸受12の片当りが軽
減されるため、第1のすべり軸受8、第2のころ
がり軸受11、第3のすべり軸受12の焼付きを
防止することができる。チヤンバ1Aの底部の油
には吐出ガス圧力により冷媒が溶け込んでおり、
また油温は吐出ガス温度とほぼ等しい。スリーブ
26に供給された油はその供給量を調整されて上
方に行くに従い圧力が低下し中間圧となるが、こ
のとき油中の冷媒がガスとなつて析出し、潤滑油
はミスト化し、第2のころがり軸受11をミスト
潤滑する。また気化した残りの冷媒が溶け込んだ
潤滑油滴は冷媒の気化により、潤滑油の油温が低
下するとともに油中に溶け込んだ冷媒の濃度が低
下するため、第2のころがり軸受11に給油され
る油の粘度は高くなり、その温度は低くなる。こ
のため、第2のころがり軸受11の油膜厚さが大
きくなり、3つの軸受8,11,12の中で最も
大きな荷重が作用する第2のころがり軸受8の摩
耗および焼付きを防止することができる。さら
に、第2のころがり軸受11を潤滑する油は、冷
媒気泡が混合したミスト状になり、潤滑油全体と
しては粘度が低下し、第2のころがり軸受11の
撹拌損失が小さくなり、第2のころがり軸受11
の軸受損失を低減することができる。また、第3
のすべり軸受12に作用する荷重は3つの軸受
8,11,12の中で最も小さく摩耗も小さいの
で、クランクシヤフト9の傾きが時間の経過とと
もに大きくなるのを防止することができる。
べり軸受8に作用する 合圧力作用点とクランク
部の第2すべり軸受への荷重作用点との距離をl1
とし、前記クランク部の第2のすべり軸受への荷
重作用点と第3のすべり軸受への荷重作用点との
距離をl2とすると、第2のころがり軸受11の軸
受幅は従来の上側の第2のすべり軸受より小さい
ので、l3<l1、l4>l2となり、l2/l4<l1/l2となるの
で、 本発明を構成する第2のころがり軸受11に作用
する荷重F3と第3のすべり軸受12に作用する
荷重F4は小さくなる。この結果、軸受損失を小
さくすることができる。また、第2のころがり軸
受11の軸受すきまは、従来のシヤフト部におけ
る上側の第2のすべり軸受とシヤフト部とのすき
まより小さくすることができるので、クランクシ
ヤフトの傾きを小さくすることができる。この結
果、第1のすべり軸受8および第3のすべり軸
受、12の片当りによる軸受損失を小さくするこ
とができる。さらに、第2のころがり軸受11へ
の給油部がスクロールで発生する流体圧力によつ
て傾動するシヤフト部9aの傾動中心部に配置さ
れているので、スリーブ26とシヤフト部9aと
の間で摩耗が発生しない。また、クランクシヤフ
ト9の傾きが小さく、第1のすべり軸受8の片当
りが小さくなるので、片当りによる第1のすべり
軸受8の摩耗を小さくすることができる。このた
め、第2のころがり軸受11、第1のすべり軸受
8から排出される油量が一定に保たれる。これに
より時間の経過とともに排油量が増大し、バラン
スウエイト10の撹拌損失が増大し、また中間圧
の増大による固定スクロール2への旋回スクロー
ル3の押付力が増大し、鏡板4,5の摺動損失が
増大する等の不工合を防止することができる。ま
た、第2のころがり軸受11と第3のすべり軸受
12に作用する荷重が小さくなり、かつ第1のす
べり軸受8、第3のすべり軸受12の片当りが軽
減されるため、第1のすべり軸受8、第2のころ
がり軸受11、第3のすべり軸受12の焼付きを
防止することができる。チヤンバ1Aの底部の油
には吐出ガス圧力により冷媒が溶け込んでおり、
また油温は吐出ガス温度とほぼ等しい。スリーブ
26に供給された油はその供給量を調整されて上
方に行くに従い圧力が低下し中間圧となるが、こ
のとき油中の冷媒がガスとなつて析出し、潤滑油
はミスト化し、第2のころがり軸受11をミスト
潤滑する。また気化した残りの冷媒が溶け込んだ
潤滑油滴は冷媒の気化により、潤滑油の油温が低
下するとともに油中に溶け込んだ冷媒の濃度が低
下するため、第2のころがり軸受11に給油され
る油の粘度は高くなり、その温度は低くなる。こ
のため、第2のころがり軸受11の油膜厚さが大
きくなり、3つの軸受8,11,12の中で最も
大きな荷重が作用する第2のころがり軸受8の摩
耗および焼付きを防止することができる。さら
に、第2のころがり軸受11を潤滑する油は、冷
媒気泡が混合したミスト状になり、潤滑油全体と
しては粘度が低下し、第2のころがり軸受11の
撹拌損失が小さくなり、第2のころがり軸受11
の軸受損失を低減することができる。また、第3
のすべり軸受12に作用する荷重は3つの軸受
8,11,12の中で最も小さく摩耗も小さいの
で、クランクシヤフト9の傾きが時間の経過とと
もに大きくなるのを防止することができる。
第3図は本発明の装置の他の例を示すもので、
この図において第1図および第2図と同符号のも
のは同一部分である。この実施例は圧縮機の容量
が大きくなり旋回スクロール3の第1のすべり軸
受8に作用する荷重Pが大きく、第1のすべり軸
受8の摩耗により油量の増大の危険がある場合に
有効である。この実施例は第1の軸受をクランク
部9bと旋回スクロール3との半径方向部に設け
たころがり軸受36と、旋回スクロール3とクラ
ンク部9bの端部との間に設けたスラスト形のこ
ろがり軸受37とで構成したものである。これら
の軸受36,37への給油は偏心給油路19およ
びこれの上端部に設けた絞り38を介して行なわ
れる。したがつて、クランク部9b上部の油室2
0は中間圧となる。このため、クランクシヤフト
9は上方に吐出圧と中間圧との差によるスラスト
荷重が作用し、スラストころがり軸受37によつ
てこの荷重を受けることができる。前述した絞り
38は給油量を調整するものであり、例えばネジ
に細孔をあけて絞りを構成し、これを給油路19
にねじ込むことにより取付けることができる。
この図において第1図および第2図と同符号のも
のは同一部分である。この実施例は圧縮機の容量
が大きくなり旋回スクロール3の第1のすべり軸
受8に作用する荷重Pが大きく、第1のすべり軸
受8の摩耗により油量の増大の危険がある場合に
有効である。この実施例は第1の軸受をクランク
部9bと旋回スクロール3との半径方向部に設け
たころがり軸受36と、旋回スクロール3とクラ
ンク部9bの端部との間に設けたスラスト形のこ
ろがり軸受37とで構成したものである。これら
の軸受36,37への給油は偏心給油路19およ
びこれの上端部に設けた絞り38を介して行なわ
れる。したがつて、クランク部9b上部の油室2
0は中間圧となる。このため、クランクシヤフト
9は上方に吐出圧と中間圧との差によるスラスト
荷重が作用し、スラストころがり軸受37によつ
てこの荷重を受けることができる。前述した絞り
38は給油量を調整するものであり、例えばネジ
に細孔をあけて絞りを構成し、これを給油路19
にねじ込むことにより取付けることができる。
このように構成することにより、ころがり軸受
37から排出される油量は絞り38で規制される
ことになり、常に一定の排油量が確保されるの
で、時間の経過とともに油量が増大し、撹拌損失
と鏡板部の摺動損失が増大するという不工合を防
止することができる。
37から排出される油量は絞り38で規制される
ことになり、常に一定の排油量が確保されるの
で、時間の経過とともに油量が増大し、撹拌損失
と鏡板部の摺動損失が増大するという不工合を防
止することができる。
なお、第1図〜第3図に示す実施例において、
フレーム10の下側の第3の軸受にすべり軸受1
2を用いている理由は、これをころがり軸受にす
ると、フレーム10下部の径が大きくなり、電動
機13のロータのカウンタボアあるいはロータ上
部のコイルエンドの内径を大きくせざるを得ず、
電動機13の効率が低下し、圧縮機の性能を低下
させるためである。
フレーム10の下側の第3の軸受にすべり軸受1
2を用いている理由は、これをころがり軸受にす
ると、フレーム10下部の径が大きくなり、電動
機13のロータのカウンタボアあるいはロータ上
部のコイルエンドの内径を大きくせざるを得ず、
電動機13の効率が低下し、圧縮機の性能を低下
させるためである。
第2図および第3図に示す実施例においては、
円環状溝27をスリーブ26に設けたが、クラン
クシヤフトのシヤフト部9aに設けても良い。さ
らにクランクシヤフト9内に設ける給油路19,
19Aは上述の実施例のように偏心構造にしなく
てもよいし、給油路19,19Aを合体して1本
の給油路に構成することも可能である。
円環状溝27をスリーブ26に設けたが、クラン
クシヤフトのシヤフト部9aに設けても良い。さ
らにクランクシヤフト9内に設ける給油路19,
19Aは上述の実施例のように偏心構造にしなく
てもよいし、給油路19,19Aを合体して1本
の給油路に構成することも可能である。
以上述べたように、本発明によれば、軸受荷重
と軸受の片当りを減少させることができ、またこ
のことにより第1のすべり軸受と第3のすべり軸
受の焼付き、摩耗を防止することができるととも
に軸受損失を低減でき、さらに第2のころがり軸
受の潤滑は第2の軸受と第3の軸受との間に設け
た給油部から、給油量を調整するスリーブを通し
て中間室へ流出する高粘度および低温度の潤滑油
および冷媒の気化によるミスト状の潤滑油により
行われるので、第2のころがり軸受の焼付き、摩
耗を防止するとともに、軸受損失を低減でき、密
閉形スクロールの圧縮機の高効率化と長寿命化を
図ることができる。
と軸受の片当りを減少させることができ、またこ
のことにより第1のすべり軸受と第3のすべり軸
受の焼付き、摩耗を防止することができるととも
に軸受損失を低減でき、さらに第2のころがり軸
受の潤滑は第2の軸受と第3の軸受との間に設け
た給油部から、給油量を調整するスリーブを通し
て中間室へ流出する高粘度および低温度の潤滑油
および冷媒の気化によるミスト状の潤滑油により
行われるので、第2のころがり軸受の焼付き、摩
耗を防止するとともに、軸受損失を低減でき、密
閉形スクロールの圧縮機の高効率化と長寿命化を
図ることができる。
第1図は本発明の軸受装置の一実施例を備えた
密閉形スクロール圧縮機の縦断面図、第2図は第
1図に示す本発明の軸受装置の一実施例を備えた
クランクシヤフト部を拡大して示す縦断面図、第
3図は本発明の軸受装置の他の実施例を備えたク
ランクシヤフト部を拡大して示す縦断面図であ
る。1……ハウジング、1A……チヤンバ、2…
…固定スクロール、3……旋回スクロール、8…
…第1のすべり軸受、9……クランクシヤフト、
10……フレーム、1……第2のころがり軸受、
12……第3のすべり軸受、13……電動機、1
9,19A……偏心給油路、25……中間室、2
6……スリーブ、21A,28,30,34……
給油穴、21,29,35……給油溝、27……
円環状溝。
密閉形スクロール圧縮機の縦断面図、第2図は第
1図に示す本発明の軸受装置の一実施例を備えた
クランクシヤフト部を拡大して示す縦断面図、第
3図は本発明の軸受装置の他の実施例を備えたク
ランクシヤフト部を拡大して示す縦断面図であ
る。1……ハウジング、1A……チヤンバ、2…
…固定スクロール、3……旋回スクロール、8…
…第1のすべり軸受、9……クランクシヤフト、
10……フレーム、1……第2のころがり軸受、
12……第3のすべり軸受、13……電動機、1
9,19A……偏心給油路、25……中間室、2
6……スリーブ、21A,28,30,34……
給油穴、21,29,35……給油溝、27……
円環状溝。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 密閉したチヤンバ内に、固定スクロールと旋
回スクロールとからなる圧縮要素をその上部に、
下部に電動機部を配置し、この電動機部のロータ
をクランクシヤフトに連結し、このクランクシヤ
フトのクランク部を第1の軸受を介して旋回スク
ロールに連結し、シヤフト部を第2、第3の軸受
によりフレームに支承し、フレームと旋回スクロ
ール背面との間に吸入圧力と吐出圧力との中間レ
ベルの圧力を有する中間室を形成した密閉形スク
ロール圧縮機において、前記第2の軸受をころが
り軸受で構成し、この第2の軸受をシヤフト部の
クランク部側に近い位置に設け、前記第3の軸受
をすべり軸受で構成し、この第3の軸受をシヤフ
ト部のクランク部から遠ざかる位置に設け、前記
第2の軸受と第3の軸受との間の距離を、第1の
軸受と第2の軸受とのそれよりも大きくし、第2
の軸受と第3の軸受との間のフレームに、クラン
クシヤフト内の給油路によつて吸い上げられ、第
2の軸受へ供給される潤滑油の量を調整するスリ
ーブを設けたことを特徴とする密閉形スクロール
圧縮機の軸受装置。 2 前記第1の軸受はクランク部の外周に対向す
る旋回スクロール部に設けたすべり軸受で構成さ
れ、このすべり軸受への給油はクランクシヤフト
内の給油路によつて吸い上げられた潤滑油をクラ
ンク部の外周に設けた軸方向の溝を通して供給す
ることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
密閉形スクロール圧縮機の軸受装置。 3 前記第1の軸受はクランクシヤフトのクラン
ク部外周と旋回スクロール部との間に設けたラジ
アル形のころがり軸受で構成し、この軸受にはク
ランクシヤフト内の給油路によつて吸い上げられ
た潤滑油を前記給油路に設けた絞りおよびクラン
クシヤフトの上部と旋回スクロールの背面とによ
つて画成される油室を通して供給することを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の密閉形スクロ
ール圧縮機の軸受装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57223770A JPS59115488A (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | 密閉形スクロ−ル圧縮機の軸受装置 |
| DE19833345684 DE3345684A1 (de) | 1982-12-22 | 1983-12-16 | Abgedichteter kompressor in spiralbauweise |
| KR1019830005958A KR880000225B1 (ko) | 1982-12-22 | 1983-12-16 | 밀폐형 스크로울 압축기의 축받이 장치 |
| US06/563,040 US4551082A (en) | 1982-12-22 | 1983-12-19 | Bearing device of sealed type scroll compressor |
| US07/113,914 USRE33236E (en) | 1982-12-22 | 1987-10-29 | Bearing device of sealed type scroll compressor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57223770A JPS59115488A (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | 密閉形スクロ−ル圧縮機の軸受装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59115488A JPS59115488A (ja) | 1984-07-03 |
| JPH0119076B2 true JPH0119076B2 (ja) | 1989-04-10 |
Family
ID=16803431
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57223770A Granted JPS59115488A (ja) | 1982-12-22 | 1982-12-22 | 密閉形スクロ−ル圧縮機の軸受装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US4551082A (ja) |
| JP (1) | JPS59115488A (ja) |
| KR (1) | KR880000225B1 (ja) |
| DE (1) | DE3345684A1 (ja) |
Families Citing this family (28)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6248988A (ja) * | 1985-08-16 | 1987-03-03 | Hitachi Ltd | 密閉形スクロ−ル圧縮機 |
| JP2522775B2 (ja) * | 1986-11-26 | 1996-08-07 | 株式会社日立製作所 | スクロ−ル流体機械 |
| KR920003593B1 (ko) * | 1988-02-19 | 1992-05-04 | 가부시기가이샤 히다찌세이사꾸쇼 | 스크롤 유체기계 |
| JP2766659B2 (ja) * | 1988-02-19 | 1998-06-18 | 株式会社日立製作所 | スクロール流体機械 |
| US4875838A (en) * | 1988-05-12 | 1989-10-24 | Tecumseh Products Company | Scroll compressor with orbiting scroll member biased by oil pressure |
| US4928503A (en) * | 1988-07-15 | 1990-05-29 | American Standard Inc. | Scroll apparatus with pressure regulation |
| US4997349A (en) * | 1989-10-05 | 1991-03-05 | Tecumseh Products Company | Lubrication system for the crank mechanism of a scroll compressor |
| EP0469700B1 (en) * | 1990-07-31 | 1996-07-24 | Copeland Corporation | Scroll machine lubrication system |
| US5370513A (en) * | 1993-11-03 | 1994-12-06 | Copeland Corporation | Scroll compressor oil circulation system |
| DE19736907A1 (de) | 1997-08-25 | 1999-03-04 | Isad Electronic Sys Gmbh & Co | Elektrisch angetriebener Verdichter |
| JPH11351175A (ja) * | 1998-06-08 | 1999-12-21 | Denso Corp | 電動圧縮機 |
| US6146118A (en) * | 1998-06-22 | 2000-11-14 | Tecumseh Products Company | Oldham coupling for a scroll compressor |
| JP3858743B2 (ja) * | 2002-04-03 | 2006-12-20 | ダイキン工業株式会社 | 圧縮機 |
| JP3731068B2 (ja) * | 2002-06-05 | 2006-01-05 | ダイキン工業株式会社 | 回転式圧縮機 |
| US20080029279A1 (en) * | 2006-08-01 | 2008-02-07 | Louis Zuccarello | Ground-working tool |
| JP5315933B2 (ja) * | 2008-06-05 | 2013-10-16 | 株式会社豊田自動織機 | 電動スクロール型圧縮機 |
| CN102817842B (zh) * | 2011-06-09 | 2016-06-29 | 上海日立电器有限公司 | 一种涡旋压缩机 |
| CN102878081B (zh) * | 2011-07-14 | 2016-05-04 | 艾默生环境优化技术(苏州)有限公司 | 旋转式压缩机 |
| WO2013007163A1 (zh) * | 2011-07-14 | 2013-01-17 | 艾默生环境优化技术(苏州)有限公司 | 旋转式压缩机 |
| CN102493847B (zh) * | 2011-11-16 | 2013-05-22 | 陈冬长 | 一种涡旋膨胀发电机及朗肯循环热电转换系统 |
| JP6395929B2 (ja) * | 2015-05-22 | 2018-09-26 | 三菱電機株式会社 | スクロール圧縮機 |
| JP6550645B2 (ja) | 2015-05-29 | 2019-07-31 | 三菱重工サーマルシステムズ株式会社 | スクロール圧縮機 |
| KR102087141B1 (ko) * | 2018-09-06 | 2020-03-10 | 엘지전자 주식회사 | 전동식 압축기 |
| WO2020061998A1 (en) | 2018-09-28 | 2020-04-02 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Compressor oil management system |
| US11125233B2 (en) | 2019-03-26 | 2021-09-21 | Emerson Climate Technologies, Inc. | Compressor having oil allocation member |
| FR3116572B1 (fr) * | 2020-11-23 | 2022-11-18 | Danfoss Commercial Compressors | Un compresseur à spirales comportant un système de lubrification pourvu d’un agencement d’agitation d’huile |
| US12092111B2 (en) | 2022-06-30 | 2024-09-17 | Copeland Lp | Compressor with oil pump |
| US20250264102A1 (en) * | 2024-02-20 | 2025-08-21 | Aktiebolaget Skf | Scroll compressor with rolling element bearings |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1255799A (en) * | 1967-12-18 | 1971-12-01 | Krauss Maffei Ag | Rotary positive fluid displacement apparatus |
| US4199308A (en) * | 1978-10-02 | 1980-04-22 | Arthur D. Little, Inc. | Axial compliance/sealing means for improved radial sealing for scroll apparatus and scroll apparatus incorporating the same |
| JPS56126691A (en) * | 1980-03-12 | 1981-10-03 | Hitachi Ltd | Scroll fluid machine |
| JPS5776201A (en) * | 1980-10-31 | 1982-05-13 | Hitachi Ltd | Oil feed device for scroll hydraulic machine |
| JPS57148089A (en) * | 1981-03-09 | 1982-09-13 | Sanden Corp | Scroll type compressor |
| JPS57173503A (en) * | 1981-04-17 | 1982-10-25 | Hitachi Ltd | Oil feed device of scroll fluidic machine |
| JPS57203801A (en) * | 1981-06-09 | 1982-12-14 | Nippon Denso Co Ltd | Scroll type hydraulic machine |
| US4415318A (en) * | 1981-12-10 | 1983-11-15 | The Trane Company | Rolling thrust bearing for use in a scroll machine |
-
1982
- 1982-12-22 JP JP57223770A patent/JPS59115488A/ja active Granted
-
1983
- 1983-12-16 KR KR1019830005958A patent/KR880000225B1/ko not_active Expired
- 1983-12-16 DE DE19833345684 patent/DE3345684A1/de active Granted
- 1983-12-19 US US06/563,040 patent/US4551082A/en not_active Ceased
-
1987
- 1987-10-29 US US07/113,914 patent/USRE33236E/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| USRE33236E (en) | 1990-06-19 |
| DE3345684A1 (de) | 1984-07-05 |
| KR840007150A (ko) | 1984-12-05 |
| DE3345684C2 (ja) | 1988-06-01 |
| KR880000225B1 (ko) | 1988-03-15 |
| JPS59115488A (ja) | 1984-07-03 |
| US4551082A (en) | 1985-11-05 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0119076B2 (ja) | ||
| US4878820A (en) | Screw compressor | |
| KR880000934B1 (ko) | 스크롤(scroll) 유체기계의 급유장치 | |
| KR880001895B1 (ko) | 스크로울 유체기계의 급유장치 | |
| US4997349A (en) | Lubrication system for the crank mechanism of a scroll compressor | |
| US5306126A (en) | Scroll compressor lubrication control | |
| US4473343A (en) | Bearing device for scroll-type compressor | |
| JPH09228968A (ja) | スクロール圧縮機 | |
| US4997350A (en) | Scroll fluid machine with bearing lubrication | |
| JPH07109195B2 (ja) | スクロ−ル気体圧縮機 | |
| JPH08284853A (ja) | スクロール圧縮機 | |
| JP7263554B2 (ja) | スクロール圧縮機 | |
| CN1281950A (zh) | 变容式流体机械 | |
| JPH08261177A (ja) | スクロ−ル圧縮機 | |
| JPH0735062A (ja) | 密閉形スクロール圧縮機 | |
| JP2708537B2 (ja) | スクロール流体機械の給油装置 | |
| JPH08319959A (ja) | スクロール圧縮機 | |
| JPS62261686A (ja) | スクロ−ル気体圧縮機 | |
| KR100297177B1 (ko) | 유체기계 | |
| JP3162236B2 (ja) | スクロ−ル圧縮機 | |
| JPH044476B2 (ja) | ||
| JPH01301973A (ja) | スクロール流体機械 | |
| JPH04342889A (ja) | 横型スクロール圧縮機 | |
| JPS62218685A (ja) | スクロ−ル流体機械の給油装置 | |
| JPH06341383A (ja) | 密閉形スクロール流体装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |