JPH0119248B2 - - Google Patents
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- JPH0119248B2 JPH0119248B2 JP55184423A JP18442380A JPH0119248B2 JP H0119248 B2 JPH0119248 B2 JP H0119248B2 JP 55184423 A JP55184423 A JP 55184423A JP 18442380 A JP18442380 A JP 18442380A JP H0119248 B2 JPH0119248 B2 JP H0119248B2
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Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
本発明はアルミニウム電解コンデンサの改良に
関するものである。 周知のようにアルミニウム固体電解コンデンサ
の製法の一つに、棒状のアルミニウム塊体をエツ
チング処理してアルミニウム電極の表面積を拡大
し、その表面に化成処理して誘電体となる酸化皮
膜を生成せしめたのち、硝酸マンガンなどの浸
漬、熱処理、再化成を数回施こして二酸化マンガ
ン半導体層を形成せしめ、その外表面にたとえば
カーボン、コロイダルグラフアイトのような陰極
となる導体を被覆し、さらに銀ペーストなどの導
電性接着剤を塗布し、その上に陰極リードをはん
だ付けにより接続して構成されるものがある。 この種のアルミニウム固体電解コンデンサは、
箔形電解コンデンサと比べてみると電極が幾重に
も巻回して構成されていないので、インピーダン
ス特性にすぐれ、また電極自身の抵抗が少ないこ
とにより製品のESRが小さい特徴があり、様々
な製法が研究され、tanδ、漏れ電流の面でもすぐ
れた特性をもつアルミニウム固体電解コンデンサ
が開発されつつある。しかしこれらにおける最大
の欠点は高い静電容量が得られない点にある。 すなわち、従来のアルミニウム電極は99.99%
以上の高純度アルミニウムが用いられており、塩
素イオンを含む電解液中で第1図に示すようにア
ルミニウム塊体1の表面をエツチングされてい
る。表面積の増大をはかるためにはアルミニウム
電極の深さ方向にできるだけ深くエツチングしな
ければならない。しかしながら、深くまでエツチ
ングを施そうとすればする程、表面近くで形成さ
れたエツチング部分が電解エツチング液などによ
つて破壊され、いわゆる目べり現象によりかえつ
て静電容量の低下を招いている。そこでエツチン
グを施した後に誘電体皮膜を形成せしめて表面付
近のエツチング部分を保護し、再度電解エツチン
グを行つて深さ方向に進行せしめる方法が検討さ
れ試みられているが、大幅な静電容量の増加を得
るまでには至つていない。 そこで本発明はアルミニウム電解コンデンサの
電極に用いられているアルミニウム塊体の材料に
注目し、より深くまでエツチングされ得るべきア
ルミニウム材の組成を種々検討した結果得られた
ものである。 すなわち、アルミニウム塊体をエツチング、化
成して陽極用電極を形成してなる電解コンデンサ
において、上記アルミニウム塊体が内芯部と外層
部から構成され、内芯部に含有される銅の量が外
層部に含有される銅の量より大きいことを特徴と
する電解コンデンサである。 以下、本発明をさらに詳述する。 第2図はアルミニウム塊体を示し、外層部12
と内芯部13が一体に形成された高純度アルミニ
ウム塊体11からなり、これに電極引出リード4
を溶接してアルミニウム塊体11をエツチング溶
液中に浸漬して電解エツチングすると、内芯部1
3に含有されている銅の量が外層部12に含有さ
れている銅の量より大きいため、第3図に示すよ
うに無理なく深くエツチングが進行することによ
り所要電気量も大幅に減じ、さらに表面部分はエ
ツチングが深くまで進行しても破壊されることが
なく、きわめて効率的なエツチングを行なうこと
ができる。この場合、アルミニウム塊体内部のエ
ツチング形状はエツチングの条件を変えることに
より細かい層状にしたり、あらく太いエツチ孔を
深くまで入り込ませたりすることができる。な
お、外層部12に含有される銅の量は静電容量増
大の効果から0.01重量%以下が望ましい。 また第4図に示すように内芯部13および外層
部12からなる連続線状のアルミニウム塊体11
を所定の長さに切断し、第5図に示すように電極
引出リード4を溶接し、両端の切断部に樹脂5を
塗布して同様にしてエツチング化成を行なつたも
の、あるいは焼結形のコンデンサにおいてアルミ
ニウム粉末の純度を芯層と外層とを変えて焼結後
にエツチング処理して化成したものなどは容易に
誘導し、同様な効果が得られるものである。 これらの陽極用電極を硝酸マンガン溶液に浸
漬、熱処理、再化成を数回繰返して二酸化マンガ
ン半導体層を形成せしめ、その外表面にカーボン
層、銀ペーストなどを塗布、乾燥して陰極リード
をはんだ付けして樹脂などの外装を施してアルミ
ニウム固体電解コンデンサを完成する。 次に本発明の実施例について説明する。 アルミニウム塊体の外形寸法を直径8.5mm、長
さ18mmの円筒形の大きさに統一し、その外層部1
2は純度99.994%のアルミニウムに銅を0.005重
量%添加したものから構成され、内芯部13は純
度99.994%のアルミニウムからなり、その直径お
よび銅の添加量を第1表のように設定して試料を
製作しエツチングを行つた。
関するものである。 周知のようにアルミニウム固体電解コンデンサ
の製法の一つに、棒状のアルミニウム塊体をエツ
チング処理してアルミニウム電極の表面積を拡大
し、その表面に化成処理して誘電体となる酸化皮
膜を生成せしめたのち、硝酸マンガンなどの浸
漬、熱処理、再化成を数回施こして二酸化マンガ
ン半導体層を形成せしめ、その外表面にたとえば
カーボン、コロイダルグラフアイトのような陰極
となる導体を被覆し、さらに銀ペーストなどの導
電性接着剤を塗布し、その上に陰極リードをはん
だ付けにより接続して構成されるものがある。 この種のアルミニウム固体電解コンデンサは、
箔形電解コンデンサと比べてみると電極が幾重に
も巻回して構成されていないので、インピーダン
ス特性にすぐれ、また電極自身の抵抗が少ないこ
とにより製品のESRが小さい特徴があり、様々
な製法が研究され、tanδ、漏れ電流の面でもすぐ
れた特性をもつアルミニウム固体電解コンデンサ
が開発されつつある。しかしこれらにおける最大
の欠点は高い静電容量が得られない点にある。 すなわち、従来のアルミニウム電極は99.99%
以上の高純度アルミニウムが用いられており、塩
素イオンを含む電解液中で第1図に示すようにア
ルミニウム塊体1の表面をエツチングされてい
る。表面積の増大をはかるためにはアルミニウム
電極の深さ方向にできるだけ深くエツチングしな
ければならない。しかしながら、深くまでエツチ
ングを施そうとすればする程、表面近くで形成さ
れたエツチング部分が電解エツチング液などによ
つて破壊され、いわゆる目べり現象によりかえつ
て静電容量の低下を招いている。そこでエツチン
グを施した後に誘電体皮膜を形成せしめて表面付
近のエツチング部分を保護し、再度電解エツチン
グを行つて深さ方向に進行せしめる方法が検討さ
れ試みられているが、大幅な静電容量の増加を得
るまでには至つていない。 そこで本発明はアルミニウム電解コンデンサの
電極に用いられているアルミニウム塊体の材料に
注目し、より深くまでエツチングされ得るべきア
ルミニウム材の組成を種々検討した結果得られた
ものである。 すなわち、アルミニウム塊体をエツチング、化
成して陽極用電極を形成してなる電解コンデンサ
において、上記アルミニウム塊体が内芯部と外層
部から構成され、内芯部に含有される銅の量が外
層部に含有される銅の量より大きいことを特徴と
する電解コンデンサである。 以下、本発明をさらに詳述する。 第2図はアルミニウム塊体を示し、外層部12
と内芯部13が一体に形成された高純度アルミニ
ウム塊体11からなり、これに電極引出リード4
を溶接してアルミニウム塊体11をエツチング溶
液中に浸漬して電解エツチングすると、内芯部1
3に含有されている銅の量が外層部12に含有さ
れている銅の量より大きいため、第3図に示すよ
うに無理なく深くエツチングが進行することによ
り所要電気量も大幅に減じ、さらに表面部分はエ
ツチングが深くまで進行しても破壊されることが
なく、きわめて効率的なエツチングを行なうこと
ができる。この場合、アルミニウム塊体内部のエ
ツチング形状はエツチングの条件を変えることに
より細かい層状にしたり、あらく太いエツチ孔を
深くまで入り込ませたりすることができる。な
お、外層部12に含有される銅の量は静電容量増
大の効果から0.01重量%以下が望ましい。 また第4図に示すように内芯部13および外層
部12からなる連続線状のアルミニウム塊体11
を所定の長さに切断し、第5図に示すように電極
引出リード4を溶接し、両端の切断部に樹脂5を
塗布して同様にしてエツチング化成を行なつたも
の、あるいは焼結形のコンデンサにおいてアルミ
ニウム粉末の純度を芯層と外層とを変えて焼結後
にエツチング処理して化成したものなどは容易に
誘導し、同様な効果が得られるものである。 これらの陽極用電極を硝酸マンガン溶液に浸
漬、熱処理、再化成を数回繰返して二酸化マンガ
ン半導体層を形成せしめ、その外表面にカーボン
層、銀ペーストなどを塗布、乾燥して陰極リード
をはんだ付けして樹脂などの外装を施してアルミ
ニウム固体電解コンデンサを完成する。 次に本発明の実施例について説明する。 アルミニウム塊体の外形寸法を直径8.5mm、長
さ18mmの円筒形の大きさに統一し、その外層部1
2は純度99.994%のアルミニウムに銅を0.005重
量%添加したものから構成され、内芯部13は純
度99.994%のアルミニウムからなり、その直径お
よび銅の添加量を第1表のように設定して試料を
製作しエツチングを行つた。
【表】
エツチング溶液は7重量%塩酸水溶液に0.11重
量%のリン酸を添加したものを用いて液温を85℃
に設定し、上記アルミニウムの本体の円筒表面積
に対し電流密度が0.15A/cm2、25クーロン/cm2に
なるように直流定電流エツチングを行つた。 エツチングを終了した後充分洗浄して塩素イオ
ンの除去を行つた後、50Vの化成皮膜を生成せし
めて静電容量の測定を行つた。その結果は第2表
に示すように本発明品の静電容量が著しく増大し
ていることが判る。
量%のリン酸を添加したものを用いて液温を85℃
に設定し、上記アルミニウムの本体の円筒表面積
に対し電流密度が0.15A/cm2、25クーロン/cm2に
なるように直流定電流エツチングを行つた。 エツチングを終了した後充分洗浄して塩素イオ
ンの除去を行つた後、50Vの化成皮膜を生成せし
めて静電容量の測定を行つた。その結果は第2表
に示すように本発明品の静電容量が著しく増大し
ていることが判る。
【表】
静電容量は第6図に示すように7%ほう酸アン
モニウム水溶液6中にアルミニウム塊体の上面ま
で浸漬させて常温120Hzにて測定した。 なお、アルミニウム塊体の外層部に含有される
銅の値が0.01重量%の場合においても同様な結果
が得られた。 そしてこれらの陽極用電極に上述の二酸化マン
ガン層、導電層などを形成して固体アルミニウム
電解コンデンサを得た。その静電容量は第2表と
同じように従来品に比し静電容量が著しく増大す
ることが確認された。 叙上のように本発明によるアルミニウム合金を
使用した電解コンデンサは従来品と比べて大幅に
静電容量が増大し、電解コンデンサの小形化、エ
ツチング電力量の削減などの効果を奏し、工業的
ならびに実用的価値の大なるものである。
モニウム水溶液6中にアルミニウム塊体の上面ま
で浸漬させて常温120Hzにて測定した。 なお、アルミニウム塊体の外層部に含有される
銅の値が0.01重量%の場合においても同様な結果
が得られた。 そしてこれらの陽極用電極に上述の二酸化マン
ガン層、導電層などを形成して固体アルミニウム
電解コンデンサを得た。その静電容量は第2表と
同じように従来品に比し静電容量が著しく増大す
ることが確認された。 叙上のように本発明によるアルミニウム合金を
使用した電解コンデンサは従来品と比べて大幅に
静電容量が増大し、電解コンデンサの小形化、エ
ツチング電力量の削減などの効果を奏し、工業的
ならびに実用的価値の大なるものである。
第1図は従来のアルミニウム電解コンデンサの
エツチングされた陽極用電極の説明図、第2図は
本発明に係るエツチング前の陽極用電極の一実施
例で、イは平面図、ロは側面図、第3図は本発明
に係るエツチングされた陽極用電極の説明図、第
4図は本発明に係る陽極用電極の他の実施例の斜
視図、第5図は同第4図の本発明に係る陽極用電
極のエツチング前の斜視図、第6図は静電容量測
定の説明図である。 11:アルミニウム塊体、12:外層部、1
3:内芯部。
エツチングされた陽極用電極の説明図、第2図は
本発明に係るエツチング前の陽極用電極の一実施
例で、イは平面図、ロは側面図、第3図は本発明
に係るエツチングされた陽極用電極の説明図、第
4図は本発明に係る陽極用電極の他の実施例の斜
視図、第5図は同第4図の本発明に係る陽極用電
極のエツチング前の斜視図、第6図は静電容量測
定の説明図である。 11:アルミニウム塊体、12:外層部、1
3:内芯部。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 アルミニウム塊体をエツチング、化成して陽
極用電極を形成してなる電解コンデンサにおい
て、上記アルミニウム塊体が内芯部と外層部とか
ら構成され、内芯部に含有される銅の量が0.08重
量%以上で外層部に含有される銅の量が0.01重量
%以下であることを特徴とするアルミニウム電解
コンデンサ。 2 上記陽極用電極に付着される電解質が二酸化
マンガンなどの固体電解質からなることを特徴と
する電解コンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55184423A JPS57106112A (en) | 1980-12-24 | 1980-12-24 | Aluminum electrolytic condenser |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55184423A JPS57106112A (en) | 1980-12-24 | 1980-12-24 | Aluminum electrolytic condenser |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57106112A JPS57106112A (en) | 1982-07-01 |
| JPH0119248B2 true JPH0119248B2 (ja) | 1989-04-11 |
Family
ID=16152890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55184423A Granted JPS57106112A (en) | 1980-12-24 | 1980-12-24 | Aluminum electrolytic condenser |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS57106112A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2018051522A1 (ja) * | 2016-09-16 | 2018-03-22 | 日本蓄電器工業株式会社 | 立体構造体 |
-
1980
- 1980-12-24 JP JP55184423A patent/JPS57106112A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57106112A (en) | 1982-07-01 |
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