JPH0120217Y2 - - Google Patents

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JPH0120217Y2
JPH0120217Y2 JP1983101125U JP10112583U JPH0120217Y2 JP H0120217 Y2 JPH0120217 Y2 JP H0120217Y2 JP 1983101125 U JP1983101125 U JP 1983101125U JP 10112583 U JP10112583 U JP 10112583U JP H0120217 Y2 JPH0120217 Y2 JP H0120217Y2
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bodies
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、連結車両の相互間において授受され
る電気回路のうち、空隙により絶縁される高電圧
回路の車両相互間渡し装置の改良に関するもので
ある。
〔従来技術〕
第1図、第2図は従来の高電圧回路の車両相互
間渡し装置を示している。図において、連結した
車両1の屋根上面に連結面をはさみ対向させて絶
縁支持体2を設け、接続子4を有する導線3の中
央部分を前記絶縁支持体2の上部に取付けられて
いる棒状体5の中央部で支持している。棒状体5
は絶縁支持体2の上部に球面軸受内環6と球面軸
受外環7を介して取付けられている。しかして、
前記導線3の支持点を絶えず車両1相互間のほぼ
中央付近に保持するため、棒状体5の端部と球面
軸受内環6の間にはばね8が設けられ、該ばね8
の反力の釣合を利用している。このような構成に
おいて、球面軸受外環7、球面軸受内環6および
棒状体5との相互間を低摩擦で滑動できるように
しておけば、棒状体5は球面軸受外環7に対して
軸受の球面中心を頂点とする円錐面上回転運動と
球面の中心軸方向の往復運動が可能となる。
上記車両相互間渡し装置9を、第3図に示すよ
うに車両1の端部屋根上に取付けて使用するが、
車両1相互間には走行に伴なうピツチング、ロー
リング、ヨーイング等の動揺および曲線路の通過
に伴なう変位により前後、左右、上下方向に相対
変位が生ずる。前述の車両相互間渡し装置9は、
このような車両1に適した構造であるが、車両運
用上の理由により車両1相互間はしばしばその連
結を解く必要がある。その場合、棒状体5と導線
3により車両1相互間が連結されているため、こ
れを解くためには絶縁支持体2から車両相互間渡
し装置9を取外さなければならない。したがつ
て、このような構成の場合は連結を解く度に車両
相互間渡し装置9全体を取外す煩わしさがあると
いう欠点があつた。
これを解決する構成の一例として、第4図に示
すように棒状体5と導線3を中央部で分割して棒
状体10,11とし、その結合部は棒状体10の
端面に接続板13と凸部14を設け、他方の棒状
体11の端面に接続板13と凹部15を設け、該
凸部14を凹部15に嵌入し、導線3の端部に固
着した接続子4と共に各接続板13を固着金具1
2により固着することにより連結した構成があ
る。このような構成において車両の連結を解除す
る場合には、固着金具12を外して棒状体10,
11および導線3を分割することにより簡単に分
割できる。なお、該装置を結合する場合は各接続
板13および接続子4を一致させて固着金具12
で固着するだけでよい。しかし、このような構成
としても車両の連結を解除するためには車両1の
屋根上に昇つて作業を行なう必要があり、依然と
して煩わしさが残るものである。
〔考案の目的〕
本考案の目的とするところは、簡単な構成で、
かつ、特別な操作を行なうことなく自動的に連結
および解除が行なえる高電圧回路の車両相互間渡
し装置を提供することにある。
〔考案の概要〕
本考案は、連結される車両の屋根上に連結面を
はさんで対向配置された絶縁支持体と、該各絶縁
支持体に対してその軸方向の移動を許容する軸受
および円錐面内の回動を許容する球面軸受を介し
てそれぞれ支持される棒状体と、該棒状体を連結
する車両側へ突出させるばねと、前記各棒状体の
一方の先端に設けられそれ自体の先端が円錐状凸
部をなす連結体と、前記棒状体の他方の先端に設
けられそれ自体の先端が前記連結体の円錐状凸部
と嵌合する円錐状凹部をなす連結体と、前記凸部
の連結体の先端から突出し前記棒状体の先端に形
成された凸部材と、前記凹部の連結体内部で棒状
体先端に設置され前記凸部材と嵌合する接触片
と、前記各棒状体の接合部側下方に配置され、中
央部が凹んだ曲面からなる棒状体支持面を有し、
該支持面の最も低い位置を、前記各連結体の接触
点が各棒状体の円錐面内回動中心を結ぶ線よりも
連結体中心から離れる方向にずらした位置となる
状態で、前記各棒状体を支持する高さとした支持
部材とから構成したことを特徴とするものであ
る。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を第5図ないし第10
図により説明する。第5図は本考案による車両相
互間渡し装置16の全体図を、第6図は棒状体支
持部の詳細を示し、前記従来例と同一符号は同一
部材を示している。17,18は連結体、19は
棒状体10,11が滑動自在に貫通されている環
状の間座である。20は棒状体10に固着された
突起、21,22,23はばねであり、ばね21
と22は同じばね定数をもち、ばね23はばね2
1と22に比較し充分に軟かいばね定数を有する
ものとする。24は走行中の車両1相互間の相対
変位に対し間座19と当らないような間隙を有
し、連結を解いたとき棒状体10,11が中央部
で分割されて球面軸受の回転中心を中心として下
方に回転し間座19が下降した場合に当り、それ
以上の回転を阻止する突起である。すなわち、該
突起24は棒状体10,11の接合部側下方に配
置され、中央部が凹んだ曲面からなる棒状体支持
面を有し、該支持面の最も低い位置を、前記各連
結体17,18を連結する際に最初に接触する点
が各棒状体10,11の円錐面内回動中心すなわ
ち各球面軸受の回動中心を結ぶ線よりも各連結体
17,18の中心から離れる方向へずらした位置
となる状態で、間座19を介して各棒状体10,
11を支持する高さとした支持部材となつてい
る。詳述すると、垂直方向については連結体1
7,18の接触点が各棒状体10,11の円錐面
内回動中心を結ぶ線よりも上方になるように非連
結状態で各棒状体10,11を支える。さらに、
水平方向については、後述される突起24に形成
した円弧状の端面33が、連結体17,18の接
触点を円錐面内回動中心を結ぶ線よりも左右方向
両側外方に位置させるように棒状体10,11を
支持する。25は連結を解いた時にばね21,2
2の復元伸長により棒状体10,11が連結面寄
りへ滑動した際の止め金であり、棒状体10,1
1に着脱自在に固着されている。導線3は接続子
4を介してそれぞれ棒状体10,11と絶縁支持
体2の頂部とを接続している。第6図は棒状体1
1の側を示しているが、棒状体10の側も同様に
構成されている。
以上のような構成の車両相互間渡し装置16で
は、棒状体10,11と球面軸受内環6、球面軸
受外環7との間係は従来例と同じであるので車両
1の相互間の相対変位に対する動作は全く同一と
なる。棒状体10と11は連結体17と18の部
分で嵌合されているので、車両1の相互間の相対
変位に対してはそれを許容する必要がある。問題
は絶縁支持体2の相互間隔が広がつた際に、その
最大間隔に対して棒状体10,11の長さを必要
充分にし、球面軸受内環6が止め金25に当るま
で相互間隔が広がつてもばね21,22がまだ圧
縮状態にあり、連結体17,18の嵌合に必要な
圧縮力を発生するように構成されていることが条
件となる。また、ばね21と22のばね定数は同
一となつているためその反力が釣合い、連結体1
7と18は絶えず車両1相互間の中央に保持され
ることになる。
次に連結体17,18について説明する。第7
図は連結体17,18の詳細を、第8図は第7図
のA−A断面を示す。26は棒状体10の端部に
固着された凸部、27は棒状体11の端部に回転
可能に設けられて凹部を形成する接触片、28は
環状に形成されたばねで、接触片27を周囲より
締付ける作用力が発生するように構成されてい
る。29は棒状体10に固着された突起、30は
連結体18の内部に設けられた案内面で、連結体
18は棒状体10に滑動可能に取付けられてお
り、ばね23の反力により第10図に示す状態ま
で滑動し、案内面30の底面と突起29の当りに
よりその滑動が停止する。31は連結体18の端
部の円錐状凸面、32は連結体17の端部に設け
られた円錐状凹面で、これら円錐状凸面31と円
錐状凹面32の円錐角は同一としてある。
連結体17,18の部分は以上のように構成さ
れているので高圧電流は棒状体10、凸部26、
接触片27、棒状体11の経路で通電され、ばね
28の締付力を適正に選定することにより凸部2
6と接触片27、接触片27と棒状体11の接触
圧力が得られ、安定した通電状態が得られる。
次に第9図、第10図により車両1相互を連結
する際の車両相互間渡し装置16の動作について
説明する。第9図は第6図のB−B断面図で、棒
状体11と間座19との嵌合状態を示している。
33は突起24に設けた円弧状の端面で、端面3
3と間座19との間隙は前述せるように走行中の
車両1相互間の相対変位では当らないように構成
されているが、車両相互間渡し装置16の連結を
解いた際には棒状体10,11が回転し間座19
が下降して端面33に当り、それ以上の回転を阻
止するものである。この場合、端面33の円弧が
突起24の中心、すなわち各車両1に固着された
絶縁支持体2の各中心を通る線上に一致する点が
円弧の最下点と一致するように構成すると、間座
19はその最下点に一致して停止する。
通常、車両1を連結する場合は直線路上で行な
われるため、絶縁支持体2の中心を通る直線上に
一致して棒状体10と11が存在する。その場合
に車両1相互を近ずけて連結する直前の連結体1
7,18の状態を第10図に示し、以下第10図
により棒状体10,11が嵌合状態に至る経過を
説明する。棒状体10,11は図のような角度を
なし、ばね21,22,23は伸長状態にあり、
車両1が接近した際図のように最初に連結体1
7,18の上端が相互に接する。この状態よりさ
らに車両1が接近すると、球面軸受内環6相互間
と連結体17,18との間に設置されているばね
21,22,23が圧縮されてその相対寸法が短
縮される。この時、連結体17,18の接触点が
各球面軸受の回動中心を結ぶ線よりも該連結体1
7,18の中心から離れる方向へずれた位置とな
つているため、ばね21,22,23,の反力に
よつて連結体17,18が接合する方向へ力を生
じ、球面軸受内環6相互と連結体17,18とに
より形成される二等辺三角形の二等鋭角が順次減
少する。さらに車両1が接近すると、凸部26の
先端が円錐状凹面32に当り、該先端は円錐状凹
部32に案内されてその中心に誘導される。以上
の動作により棒状体10,11は一直線状とな
り、さらに車両1の接近により凸部26は環状に
配置された接触片27の中心部に嵌入され、棒状
体11の端部に当り停止して結合を完成する。こ
の状態では円錐状凹面32と円錐状凸面31とが
接触嵌合し、ばね21,22の反力により相互に
押し合つているため連結体17,18は相互にず
れることなく一体となつて車両の相対変位によつ
ても外れることはなく、接触片27と棒状体10
との良好な嵌合状態が保持されることになる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、車両相互
間の連結に際し、ただ車両相互間を接近せしめる
だけで棒状体の嵌合ができ、連結を解く際もただ
車両を相対的に遠ざけるだけでよく、自動的に連
結および解除ができるとともに、特別な制御機構
等を設けることもなく構成を簡略化できる。ま
た、連結中は車両相互間の相対変位に対しても棒
状体の嵌合状態が保持されるため、安定した通電
状態が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の車両相互間渡し装置の側面図、
第2図は第1図の平面断面図、第3図は車両相互
間渡し装置を取付けた車両の側面図、第4図は棒
状体の中央部を分割する従来例の側面部分断面
図、第5図は本考案による車両相互間渡し装置の
側面図、第6図は球面支持部の側面部分断面図、
第7図は連結体部分の縦断面図、第8図は第7図
のA−A断面図、第9図は第6図のB−B断面
図、第10図は連結体部分の連結直前の状態を示
す縦断面図である。 1……車両、2……絶縁支持体、3……導線、
4……接続子、10,11……棒状体、6……球
面軸受内環、7……球面軸受外環、21,22,
23,28……ばね、26……凸部、16……車
両相互間渡し装置、17,18……連結体、19
……間座、20,24,29……突起、25……
止め金、27……接触片、30……案内面、31
……円錐状凸面、32……円錐状凹面、33……
端面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 連結される車両の屋根上に連結面をはさんで対
    向配置された絶縁支持体と、該各絶縁支持体に対
    してその軸方向の移動を許容する軸受および円錐
    面内の回動を許容する球面軸受を介してそれぞれ
    支持される棒状体と、該棒状体を連結する車両側
    へ突出させるばねと、前記各棒状体の一方の先端
    に設けられそれ自体の先端が円錐状凸部をなす連
    結体と、前記棒状体の他方の先端に設けられそれ
    自体の先端が前記連結体の円錐状凸部と嵌合する
    円錐状凹部をなす連結体と、前記凸部の連結体の
    先端から突出し前記棒状体の先端に形成された凸
    部材と、前記凹部の連結体内部で棒状体先端に設
    置され前記凸部材と嵌合する接触片と、前記各棒
    状体の接合部側下方に配置され、中央部が凹んだ
    曲面からなる棒状体支持面を有し、該支持面の最
    も低い位置を、前記各連結体の接触点が各棒状体
    の円錐面内回動中心を結ぶ線よりも連結体中心か
    ら離れる方向にずらした位置となる状態で、前記
    各棒状体を支持する高さとした支持部材とから構
    成したことを特徴とする高電圧回路の車両相互間
    渡し装置。
JP10112583U 1983-07-01 1983-07-01 高電圧回路の車両相互間渡し装置 Granted JPS609762U (ja)

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JPS609762U JPS609762U (ja) 1985-01-23
JPH0120217Y2 true JPH0120217Y2 (ja) 1989-06-14

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003112631A (ja) * 2001-10-03 2003-04-15 Central Japan Railway Co 自動電気連結機構

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