JPH01204672A - 眼内レンズ - Google Patents
眼内レンズInfo
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- JPH01204672A JPH01204672A JP63028326A JP2832688A JPH01204672A JP H01204672 A JPH01204672 A JP H01204672A JP 63028326 A JP63028326 A JP 63028326A JP 2832688 A JP2832688 A JP 2832688A JP H01204672 A JPH01204672 A JP H01204672A
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- intraocular lens
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- formulas
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は眼内レンズに関する。
[従来の技術]
従来より、たとえば白内障などのように眼の水晶体が濁
る疾病に患ったばあいには、濁った水晶体は外科的に除
去され、該水晶体が除去されたあとには視力を回復させ
るために眼鏡レンズ、コンタクトレンズや眼内レンズな
どの視力矯正用レンズが用いられている。これらの視力
矯正用レンズのなかでは眼内レンズは、眼内に埋め込ん
だとき、もっとも自然に近い視力を回復する能力にすぐ
れているので、近年脚光を浴び、種々の眼内レンズが開
発されるにいたっている。
る疾病に患ったばあいには、濁った水晶体は外科的に除
去され、該水晶体が除去されたあとには視力を回復させ
るために眼鏡レンズ、コンタクトレンズや眼内レンズな
どの視力矯正用レンズが用いられている。これらの視力
矯正用レンズのなかでは眼内レンズは、眼内に埋め込ん
だとき、もっとも自然に近い視力を回復する能力にすぐ
れているので、近年脚光を浴び、種々の眼内レンズが開
発されるにいたっている。
ところで、眼の水晶体には紫外線を吸収し、網膜を紫外
線から保護する性質があるが、水晶体が除去されたばあ
いには、本来水晶体によって吸収されるべき紫外線が網
膜に到達し、網膜が損傷を受けるおそれがあるため、眼
内レンズ中に紫外線吸収剤を含有せしめようとする試み
がなされている(特開昭60−232149号公報およ
び特開昭61−52873号公報)。
線から保護する性質があるが、水晶体が除去されたばあ
いには、本来水晶体によって吸収されるべき紫外線が網
膜に到達し、網膜が損傷を受けるおそれがあるため、眼
内レンズ中に紫外線吸収剤を含有せしめようとする試み
がなされている(特開昭60−232149号公報およ
び特開昭61−52873号公報)。
しかしながら、かかる眼内レンズは、眼内に埋め込んで
使用した際に、紫外線吸収剤が眼内で溶出し、眼に重篤
な障害を与えることがあるため、該紫外線吸収剤の溶出
性および毒性が問題視されている。
使用した際に、紫外線吸収剤が眼内で溶出し、眼に重篤
な障害を与えることがあるため、該紫外線吸収剤の溶出
性および毒性が問題視されている。
さらに従来の眼内レンズの多くは、水との接触角が約6
0″であるポリメチルメタクリレートなどの素材からな
り、かかる素材からなる眼内レンズは一般に細胞接着性
が大きく、したがって眼中のフィブリンなどが付着しや
すいものであるため、かかる素材からなる従来の眼内レ
ンズを眼内に埋め込んだばあいには、使用しているあい
だにフィブリンが該眼内レンズ表面に付着し、該眼内レ
ンズが白濁するという欠点がある。
0″であるポリメチルメタクリレートなどの素材からな
り、かかる素材からなる眼内レンズは一般に細胞接着性
が大きく、したがって眼中のフィブリンなどが付着しや
すいものであるため、かかる素材からなる従来の眼内レ
ンズを眼内に埋め込んだばあいには、使用しているあい
だにフィブリンが該眼内レンズ表面に付着し、該眼内レ
ンズが白濁するという欠点がある。
[発明が解決しようとする課題]
そこで本発明者らは、眼内レンズの素材自体が紫外線を
吸収する性質を有するものであれば、わざわざ紫外線吸
収剤を眼内レンズの素材に添加する必要がなくなり、し
たがって前記した紫外線吸収剤の溶出性および毒性とい
った問題点が解決されることに着目し、素材自体が紫外
線を吸収゛する性質を有し、しかもフィブリンが付着し
ない眼内レンズをうるべく鋭意研究を重ねた結果、かか
る諸要件をすべて具備した眼内レンズをはじめて見出し
、本発明を完成するにいたった。
吸収する性質を有するものであれば、わざわざ紫外線吸
収剤を眼内レンズの素材に添加する必要がなくなり、し
たがって前記した紫外線吸収剤の溶出性および毒性とい
った問題点が解決されることに着目し、素材自体が紫外
線を吸収゛する性質を有し、しかもフィブリンが付着し
ない眼内レンズをうるべく鋭意研究を重ねた結果、かか
る諸要件をすべて具備した眼内レンズをはじめて見出し
、本発明を完成するにいたった。
[課題を解決するための手段]
すなわち、本発明は式 0
で示される基を少なくとも1つ含有したポリマーからな
る眼内レンズであって、レンズ表面にプラズマ処理を施
したことを特徴とする眼内レンズに関する。
る眼内レンズであって、レンズ表面にプラズマ処理を施
したことを特徴とする眼内レンズに関する。
[作用および実施例コ
本発明の眼内レンズは、式
0 で示される基を少なくとも1つ含をしたポリマ
ーからなる眼内レンズであって、該眼内レンズの表面に
プラズマ処理を施すことによりえられる。
ーからなる眼内レンズであって、該眼内レンズの表面に
プラズマ処理を施すことによりえられる。
前記ポリマーは、分子内にイミド構造を有し、淡黄色に
着色された透明な樹脂であり、それ自体が400nm以
下の波長の紫外線を吸収する性質にすぐれたものである
。これらの樹脂の屈折率は、従来より眼内レンズの代表
的な素材として用いられているポリメチルメタクリレー
トなどと比べて大きく、またこれらの樹脂のガラス転移
温度(160℃以上)は、たとえば、ポリメチルメタク
リレートのガラス転移温度(105℃)よりも格段に高
いので耐熱性にすぐれ、たとえばオートクレーブによる
高温滅菌処理を施すことが可能であり、また放射線に対
しても安定であることから、たとえばγ線などの放射線
による滅菌処理を施すことも可能である。
着色された透明な樹脂であり、それ自体が400nm以
下の波長の紫外線を吸収する性質にすぐれたものである
。これらの樹脂の屈折率は、従来より眼内レンズの代表
的な素材として用いられているポリメチルメタクリレー
トなどと比べて大きく、またこれらの樹脂のガラス転移
温度(160℃以上)は、たとえば、ポリメチルメタク
リレートのガラス転移温度(105℃)よりも格段に高
いので耐熱性にすぐれ、たとえばオートクレーブによる
高温滅菌処理を施すことが可能であり、また放射線に対
しても安定であることから、たとえばγ線などの放射線
による滅菌処理を施すことも可能である。
前記式 で示される基を少なくi)
1!
とも1つ含有したポリマーの具体例としては、たとえば
一般式(I): (式中、nは2以上の整数、 OR2−D (R2バーC)(2−1−C(OR3)
2− 、−C(CH3)2−1−0= 、−Co−また
は−3O2−を示す)される基、一般式(H): (式中、nおよびR1は前記と同じ)、一般式(110
。
一般式(I): (式中、nは2以上の整数、 OR2−D (R2バーC)(2−1−C(OR3)
2− 、−C(CH3)2−1−0= 、−Co−また
は−3O2−を示す)される基、一般式(H): (式中、nおよびR1は前記と同じ)、一般式(110
。
(式中、nおよびR1は前記と同じ)、一般式■:
(式中、nおよびR1は前記と同じ)、一般式M:
(式中、nおよびR1は前記と同じ)で表ゎされるポリ
マーからなる群よりえらばれた少なくとも1種のポリマ
ーを主成分としたものがあげられる。これらの基を有す
るポリマーは、ポリイミド、ポリエーテルイミドまたは
ポリアミドイミドの一種である。これらの基を有するポ
リマーのなかでは、とりわけ透明に近い、すなゎち可視
光線透過率の大きいポリマーを好適に使用しうる。
マーからなる群よりえらばれた少なくとも1種のポリマ
ーを主成分としたものがあげられる。これらの基を有す
るポリマーは、ポリイミド、ポリエーテルイミドまたは
ポリアミドイミドの一種である。これらの基を有するポ
リマーのなかでは、とりわけ透明に近い、すなゎち可視
光線透過率の大きいポリマーを好適に使用しうる。
前記式 Oで示される基を有するポリ
マーは耐熱性が大きいが、かがる基が多量に含まれでい
るばあいには着色されやすくなり、また融点が高くなっ
て溶融成形し難くなるため、ポリマー中に占める割合が
大きすぎないのが望ましい。かかる観点から、たとえば
一般式(I)〜Mに示されるポリマー中のR1は、分子
量の大きいものが好ましい。
るばあいには着色されやすくなり、また融点が高くなっ
て溶融成形し難くなるため、ポリマー中に占める割合が
大きすぎないのが望ましい。かかる観点から、たとえば
一般式(I)〜Mに示されるポリマー中のR1は、分子
量の大きいものが好ましい。
また、前記一般式(I)〜Mにおいて、ポリマーの透明
性を良好なものとするためには、R2はとくに一〇(C
F3) 2−1−3O2−、−C(CH3)2−または
−CO−であることが好ましい。
性を良好なものとするためには、R2はとくに一〇(C
F3) 2−1−3O2−、−C(CH3)2−または
−CO−であることが好ましい。
一般式+11〜Mにおいて、n(重合度)は2以上、好
ましくは5〜10.000である。nは小さすぎると耐
薬品性や機械的性質に欠けることになり、またnはあま
りにも大きすぎるばあいには成形性が低下するようにな
る。
ましくは5〜10.000である。nは小さすぎると耐
薬品性や機械的性質に欠けることになり、またnはあま
りにも大きすぎるばあいには成形性が低下するようにな
る。
前記ポリマーから眼内レンズを成形する方法としては、
たとえば該ポリマーを加熱溶融して従来より行なわれて
いる鋳型成形法、射出成形法などにより成形する方法が
あるが、本発明はかかる成形法によって限定されるもの
ではなく、必要に応じて切削加工や研磨加工などの機械
的加工を施してもよい。
たとえば該ポリマーを加熱溶融して従来より行なわれて
いる鋳型成形法、射出成形法などにより成形する方法が
あるが、本発明はかかる成形法によって限定されるもの
ではなく、必要に応じて切削加工や研磨加工などの機械
的加工を施してもよい。
成形された眼内レンズには、本発明においては水に対す
る接触角を小さくし、眼内でフィブリンが付着するのを
防ぐためにプラズマ処理により親水性が付与される。
る接触角を小さくし、眼内でフィブリンが付着するのを
防ぐためにプラズマ処理により親水性が付与される。
一般にフィブリンが眼内レンズ表面にもっとも付着しや
すいときの水に対する眼内レンズの接触角はおよそ70
〜80°であり、えられた眼内レンズにプラズマ処理が
施されていないばあいには、該眼内レンズの水に対する
接触角は約74″であるため、眼内で使用しているあい
だにフィブリンが眼内レンズに付着するという危惧にさ
らされる。しかしながら、プラズマ処理を施したばあい
には、該プラズマ処理の程度にもよるが、眼内レンズの
水に対する接触角を40″にまで低下させることができ
るため、フィブリンが眼内レンズに付着しにくくなるの
である。
すいときの水に対する眼内レンズの接触角はおよそ70
〜80°であり、えられた眼内レンズにプラズマ処理が
施されていないばあいには、該眼内レンズの水に対する
接触角は約74″であるため、眼内で使用しているあい
だにフィブリンが眼内レンズに付着するという危惧にさ
らされる。しかしながら、プラズマ処理を施したばあい
には、該プラズマ処理の程度にもよるが、眼内レンズの
水に対する接触角を40″にまで低下させることができ
るため、フィブリンが眼内レンズに付着しにくくなるの
である。
本発明において、眼内レンズにプラズマ処理を施す際に
は、従来より知られている通常のプラズマ処理方法およ
びプラズマ処理装置が採用される。かかるプラズマ処理
の条件についてはとくに限定はなく、眼内レンズにフィ
ブリンが付着しないようにするために、通常、眼内レン
ズの水に対する接触角が40″以下となるように適宜調
整されるのが好ましい。
は、従来より知られている通常のプラズマ処理方法およ
びプラズマ処理装置が採用される。かかるプラズマ処理
の条件についてはとくに限定はなく、眼内レンズにフィ
ブリンが付着しないようにするために、通常、眼内レン
ズの水に対する接触角が40″以下となるように適宜調
整されるのが好ましい。
かかる眼内レンズにプラズマ処理を施す方法の一例をあ
げれば、眼内レンズをヘリウム、ネオン、アルゴンなど
の不活性ガスや空気、酸素、チッ素、−酸化炭素、二酸
化炭素などのガス雰囲気中、好ましくは空気、酸素、ア
ルゴンガス雰囲気中に置き、該雰囲気を約0.0001
〜数Torr、好ましくは約0.01〜3 Torrに
減圧したのち、電力数W−100W、好ましくは約10
〜60Wの条件にて数秒〜数十分間、好ましくは数分間
プラズマ処理する方法があげられる。
げれば、眼内レンズをヘリウム、ネオン、アルゴンなど
の不活性ガスや空気、酸素、チッ素、−酸化炭素、二酸
化炭素などのガス雰囲気中、好ましくは空気、酸素、ア
ルゴンガス雰囲気中に置き、該雰囲気を約0.0001
〜数Torr、好ましくは約0.01〜3 Torrに
減圧したのち、電力数W−100W、好ましくは約10
〜60Wの条件にて数秒〜数十分間、好ましくは数分間
プラズマ処理する方法があげられる。
かくしてえられるプラズマ処理が施された眼内レンズは
、眼内に装着しても紫外線が網膜にまで到達しないので
、網膜を損傷することはなく、また水に対する接触角が
40″以下と小さいので、フィブリンが付着することが
なく、シたがってレンズは白濁しないなどすぐれた性質
を有するものである。
、眼内に装着しても紫外線が網膜にまで到達しないので
、網膜を損傷することはなく、また水に対する接触角が
40″以下と小さいので、フィブリンが付着することが
なく、シたがってレンズは白濁しないなどすぐれた性質
を有するものである。
つぎに本発明を実施例および比較例をあげてさらに詳細
に説明するが、本発明は、かかる実施例のみに限定され
るものではない。
に説明するが、本発明は、かかる実施例のみに限定され
るものではない。
実施例1
ポリ゛エーテルイミド(ゼネラル・エレクトリック社製
、商品名:ウルテムtooo 、一般式(I)にを存す
るポリマー)を射出成形法にて成形して板状物(厚さ:
2mm)を作製した。つぎにえられた板状物に切削加工
を施してプレート状の眼内レンズ(直径:3mm、厚さ
: 0.2rnta”)をえた。
、商品名:ウルテムtooo 、一般式(I)にを存す
るポリマー)を射出成形法にて成形して板状物(厚さ:
2mm)を作製した。つぎにえられた板状物に切削加工
を施してプレート状の眼内レンズ(直径:3mm、厚さ
: 0.2rnta”)をえた。
えられた眼内レンズはわずかに淡黄色に着色されていた
。
。
つぎに該眼内レンズにプラズマ処理装置(■柳本製作所
製、商品名:プラズマアッシャ−、型式: LTA−2
sN)を用い、雰囲気を酸素置換したのち0.8Tor
rに減圧し、ついで電力50Wにて2分間処理してプラ
ズマ処理が施された眼内レンズ(以下、サンプルという
)を作製した。
製、商品名:プラズマアッシャ−、型式: LTA−2
sN)を用い、雰囲気を酸素置換したのち0.8Tor
rに減圧し、ついで電力50Wにて2分間処理してプラ
ズマ処理が施された眼内レンズ(以下、サンプルという
)を作製した。
えられたサンプルの物性として、接触角、紫外線の透過
率、溶出物、屈折率および耐熱性を以下の方法にしたが
って調べた。
率、溶出物、屈折率および耐熱性を以下の方法にしたが
って調べた。
なお、紫外線の透過率の測定結果を第1図に示す。
(接触角)
サンプルの水に対する接触角をゴニオメータ−式接触角
測定器(エルマ光学■製)を用いて室温(約20℃)、
湿度50%の雰囲気中で測定した。
測定器(エルマ光学■製)を用いて室温(約20℃)、
湿度50%の雰囲気中で測定した。
(紫外線の透過率)
波長190〜400廂における紫外線の透過率を紫外可
視光線分光光度計(■島津製作所製、UV−240)を
用いて測定した。
視光線分光光度計(■島津製作所製、UV−240)を
用いて測定した。
(溶出物)
サンプルを水50m1またはエタノール50m1中にて
3時間煮沸還流したのち、前記水またエタノールを紫外
可視光線分光光度計(■島津製作所製、品番: UV−
240)を用いて分析した。
3時間煮沸還流したのち、前記水またエタノールを紫外
可視光線分光光度計(■島津製作所製、品番: UV−
240)を用いて分析した。
(屈折率)
サンプルの屈折率(nD)をエルマ新型アツベ屈折率計
(エルマ光学■製)を用いて測定した。
(エルマ光学■製)を用いて測定した。
(耐熱性)
サンプルをオートクレーブのなかに入れて約120℃で
1時間加熱、減菌したのち、変形などの異状がないか否
かを目視にて調べた。
1時間加熱、減菌したのち、変形などの異状がないか否
かを目視にて調べた。
その結果、接触角は16°、紫外線(波長=400nm
以下)の透過率は0%、溶出物はエタノールまたは水の
いずれを用いたばあいであっても溶出されず、屈折率(
り)はi、ee 、耐熱性の異常は認められなかった。
以下)の透過率は0%、溶出物はエタノールまたは水の
いずれを用いたばあいであっても溶出されず、屈折率(
り)はi、ee 、耐熱性の異常は認められなかった。
実施例2
実施例1とまったく同様にして板状物をつくり、つぎに
切削加工を施して直径が15mm、厚さが0 、4 m
+++の眼内レンズを作製した。
切削加工を施して直径が15mm、厚さが0 、4 m
+++の眼内レンズを作製した。
つぎに実施例1のプラズマ処理法において、プラズマ処
理時の雰囲気ガスをアルゴンガスに、減圧を0.2To
rrに、電力を40Wに、また処理時間を3分間に変更
したほかは、実施例1と同様にしてプラズマ処理が施さ
れた眼内レンズ(サンプル)を作製した。
理時の雰囲気ガスをアルゴンガスに、減圧を0.2To
rrに、電力を40Wに、また処理時間を3分間に変更
したほかは、実施例1と同様にしてプラズマ処理が施さ
れた眼内レンズ(サンプル)を作製した。
えられたサンプルの物性を実施例1と同様にして測定し
た。その結果、接触角は20″、紫外線(波長: 40
0nm以下)の透過率は0%、溶出物はエタノールまた
は水のいずれを用いたばあいであっても溶出されず、屈
折率(no )はt、ee 、加熱滅菌による異常は認
められなかった。
た。その結果、接触角は20″、紫外線(波長: 40
0nm以下)の透過率は0%、溶出物はエタノールまた
は水のいずれを用いたばあいであっても溶出されず、屈
折率(no )はt、ee 、加熱滅菌による異常は認
められなかった。
実施例3
実施例2でえられた眼内レンズを用い、プラズマ処理時
の雰囲気ガスを空気に、減圧を1,2Torrに、電力
を20Wに、また処理時間を5分間に変更したほかは実
施例1と同様にしてプラズマ処理が施された眼内レンズ
(サンプル)を作製した。
の雰囲気ガスを空気に、減圧を1,2Torrに、電力
を20Wに、また処理時間を5分間に変更したほかは実
施例1と同様にしてプラズマ処理が施された眼内レンズ
(サンプル)を作製した。
えられたサンプルの物性を実施例1と同様にして測定し
た。その結果、接触角は21°1紫外線(波長: 40
0nm以下)の透過率は0%、溶出物はエタノールまた
は水のいずれを用いたばあいであっても溶出されず、屈
折率(nD)は1、ee 、加熱滅菌による異常は認め
られなかった。
た。その結果、接触角は21°1紫外線(波長: 40
0nm以下)の透過率は0%、溶出物はエタノールまた
は水のいずれを用いたばあいであっても溶出されず、屈
折率(nD)は1、ee 、加熱滅菌による異常は認め
られなかった。
実施例4
3.3°、4,4−ビフェニルテトラカルボン酸無水物
と4,4°−ビス(3−アミノフェノキシ)ジフェニル
スルホンとをN−メチル−2−ピロリドンを重合溶媒と
して用いて重合してポリマー内に式(一般式(It)に
おいて、R1が であるポリマー)をえた。えられたポリマーのn (重
合度)は約700であった。
と4,4°−ビス(3−アミノフェノキシ)ジフェニル
スルホンとをN−メチル−2−ピロリドンを重合溶媒と
して用いて重合してポリマー内に式(一般式(It)に
おいて、R1が であるポリマー)をえた。えられたポリマーのn (重
合度)は約700であった。
実施例1と同様にしてこのポリマーを加熱溶融し、厚さ
0 、3 mmの板状物とし、切削・研磨加工により
直径3mm、厚さ 0.2mmのプレート状の眼内レン
ズを作製した。えられた眼内レンズに実施例1とまった
く同様にしてプラズマ処理を施し、実施例1と同様にし
て物性を測定した。
0 、3 mmの板状物とし、切削・研磨加工により
直径3mm、厚さ 0.2mmのプレート状の眼内レン
ズを作製した。えられた眼内レンズに実施例1とまった
く同様にしてプラズマ処理を施し、実施例1と同様にし
て物性を測定した。
その結果、接触角は18’ 、紫外線(波長=400n
m以下)の透過率は0%、溶出物はエタノールまたは水
のいずれを用いたばあいであっても溶出されず、屈折率
(n、)は1.8以上、加熱滅菌による異常は認められ
なかった。
m以下)の透過率は0%、溶出物はエタノールまたは水
のいずれを用いたばあいであっても溶出されず、屈折率
(n、)は1.8以上、加熱滅菌による異常は認められ
なかった。
実施例5
3.3°、4,4°−ビフェニルテトラカルボン酸無水
物と4,4−ビス(3−アミノフェノキシ)ジフェニル
プロパンとをN−メチル−2−ピロリドンを重合溶媒と
して用いて重合してポリマー内に式(一般式(I[)に
おいて、R1が であるポリマー)をえた。えられたポリマーのn (重
合度)は約1000であった。
物と4,4−ビス(3−アミノフェノキシ)ジフェニル
プロパンとをN−メチル−2−ピロリドンを重合溶媒と
して用いて重合してポリマー内に式(一般式(I[)に
おいて、R1が であるポリマー)をえた。えられたポリマーのn (重
合度)は約1000であった。
実施例1と同様にしてこのポリマーを加熱溶融し、厚さ
0.4mmの板状物とし、切削・研磨加工により直径
3mm+、厚さ 0.2mmのプレート状の眼内レンズ
をえた。これを実施例1と同じ条件でプラズマ処理を施
し、同様に物性を測定した。
0.4mmの板状物とし、切削・研磨加工により直径
3mm+、厚さ 0.2mmのプレート状の眼内レンズ
をえた。これを実施例1と同じ条件でプラズマ処理を施
し、同様に物性を測定した。
その結果、接触角は18°1紫外線(波長二400nm
以下)の透過率は0%、溶出物はエタノールまたは水の
いずれを用いたばあいであっても溶出されず、屈折率(
n20)は1.6以上、加熱一滅菌による異常は認めら
れなかった。
以下)の透過率は0%、溶出物はエタノールまたは水の
いずれを用いたばあいであっても溶出されず、屈折率(
n20)は1.6以上、加熱一滅菌による異常は認めら
れなかった。
実施例6
ポリエーテルイミド(ゼネラル・エレクトリック社製、
商品名:ウルテム1000)を用いて実施例1と同様に
して直径15mm、厚さ 1.0mmのプレート状の眼
内レンズを作製し、ついで実施例1と同様にしてプラズ
マ処理を施してサンプルを作製した。
商品名:ウルテム1000)を用いて実施例1と同様に
して直径15mm、厚さ 1.0mmのプレート状の眼
内レンズを作製し、ついで実施例1と同様にしてプラズ
マ処理を施してサンプルを作製した。
えられたサンプルの物性として細胞接着性を以下の方法
にしたがって調べたところ、サンプルに付着しなかった
細胞数は1.2X 105cells/mlであった。
にしたがって調べたところ、サンプルに付着しなかった
細胞数は1.2X 105cells/mlであった。
(細胞接着性)
供試細胞としてマウス由来の線維芽細胞を用い、これを
以下に示す組成からなる培養液に入れて細胞濃度3.O
X 10’ cells/mlの細胞浮遊液を調製した
。
以下に示す組成からなる培養液に入れて細胞濃度3.O
X 10’ cells/mlの細胞浮遊液を調製した
。
(培養液の組成;モル濃度)(溶媒:蒸留水)塩化ナト
リウム 1B(ミリモル)塩化カリウム
5.4 グルコース 5.5 塩化カルシウム l 塩化マグネシウム 1 ヘベス(緩衝剤) 10 つぎにサンプルを24ウエルのマルチプレートの各ウェ
ルに入れ、前記細胞浮遊液を1ウエルにつき、1 ml
ずつ接種した。接種終了後、マルチプレートを37℃の
屑卵器に入れ、90分間細胞培養した。培養終了後、マ
ルチプレートを鮮卵器のなかから取り出して、ウェル内
を軽く1回攪拌し、静かに上澄み液を注意深く採取した
。
リウム 1B(ミリモル)塩化カリウム
5.4 グルコース 5.5 塩化カルシウム l 塩化マグネシウム 1 ヘベス(緩衝剤) 10 つぎにサンプルを24ウエルのマルチプレートの各ウェ
ルに入れ、前記細胞浮遊液を1ウエルにつき、1 ml
ずつ接種した。接種終了後、マルチプレートを37℃の
屑卵器に入れ、90分間細胞培養した。培養終了後、マ
ルチプレートを鮮卵器のなかから取り出して、ウェル内
を軽く1回攪拌し、静かに上澄み液を注意深く採取した
。
ついでこれを血球計算板にサンプリングしてサンプルに
付着しなかった細胞の数をカウントした。
付着しなかった細胞の数をカウントした。
比較例1゛
実施例5においてポリエーテルイミドのかわりにポリメ
チルメタクリレートを用いたほかは実施例5とまったく
同様にしてサンプルを作製した。えられたサンプルの物
性として細胞接着性を実施例5と同様にして調べたとこ
ろ、サンプルに付着しなかった細胞の数は0.7X 1
05cells/mlであった。
チルメタクリレートを用いたほかは実施例5とまったく
同様にしてサンプルを作製した。えられたサンプルの物
性として細胞接着性を実施例5と同様にして調べたとこ
ろ、サンプルに付着しなかった細胞の数は0.7X 1
05cells/mlであった。
上記の結果から、実施例5でえられたポリエーテルイミ
ドからなる眼内レンズは比較例1でえられた眼内レンズ
よりも細胞接着性が小さ(、したがってフィブリンなど
が付着しにくいことがわかる。
ドからなる眼内レンズは比較例1でえられた眼内レンズ
よりも細胞接着性が小さ(、したがってフィブリンなど
が付着しにくいことがわかる。
比較例2
実施例1において、ポリエーテルイミドのかわりに紫外
線吸収剤(共同薬品■製、商品名:VIosorb90
)を1重量%添加したポリメチルメタクリレートを用い
たほかは実施例1とまったく同様にしてサンプルを作製
した。
線吸収剤(共同薬品■製、商品名:VIosorb90
)を1重量%添加したポリメチルメタクリレートを用い
たほかは実施例1とまったく同様にしてサンプルを作製
した。
えられたサンプルの溶出物テストをエタノール中で実施
例1と同様にして調べたところ、添加した紫外線吸収剤
の96%が溶出していることがわかった。
例1と同様にして調べたところ、添加した紫外線吸収剤
の96%が溶出していることがわかった。
実施例7
実施例1と同様にして、ポリエーテルイミド(ゼネラル
・エレクトリック社製、商品名:ウルテム1000)を
用いて、直径3關、厚さ 0.3市のプレート状の眼内
レンズを作製し、該眼内レンズに実施例1と同様にして
プラズマ処理を施し、プラズマ処理が施された眼内レン
ズ(サンプル)を作製した。
・エレクトリック社製、商品名:ウルテム1000)を
用いて、直径3關、厚さ 0.3市のプレート状の眼内
レンズを作製し、該眼内レンズに実施例1と同様にして
プラズマ処理を施し、プラズマ処理が施された眼内レン
ズ(サンプル)を作製した。
えられたサンプルを洗浄滅菌したのち、家兎眼の前房へ
移植し、移植翌日から8日月までのあいだ1日ごとにス
リットランプを用いて前眼部検査を行なった。その結果
、家兎眼には、角膜混濁、血管進入、前房出血、虹彩充
血、サンプルへのフィブリンの付着などの異常は8日間
経過してもまったく認められなかった。また、隅角鏡を
用いて眼前房中のサンプルを観察したが、サンプルへの
付着物は認められなかった。
移植し、移植翌日から8日月までのあいだ1日ごとにス
リットランプを用いて前眼部検査を行なった。その結果
、家兎眼には、角膜混濁、血管進入、前房出血、虹彩充
血、サンプルへのフィブリンの付着などの異常は8日間
経過してもまったく認められなかった。また、隅角鏡を
用いて眼前房中のサンプルを観察したが、サンプルへの
付着物は認められなかった。
つぎに家兎眼の眼球を摘出してこれを組織学的に観察し
たが、異常な所見は認められず、眼組織に及ぼす影響が
小さく、眼に対してきわめて安全な眼内レンズであるこ
とが確認された。
たが、異常な所見は認められず、眼組織に及ぼす影響が
小さく、眼に対してきわめて安全な眼内レンズであるこ
とが確認された。
[発明の効果]
本発明の眼内レンズは紫外線を吸収する性質を有する式
Oで示される基を少なくとも1つ有するポリマーから
つくられたものであるので、使用時に網膜が紫外線から
保護され、またあえて紫外線吸収剤を添加する必要がな
いため、紫外線吸収剤の溶出といった問題がまったくな
く、目に対する安全性にすぐれたものである。
Oで示される基を少なくとも1つ有するポリマーから
つくられたものであるので、使用時に網膜が紫外線から
保護され、またあえて紫外線吸収剤を添加する必要がな
いため、紫外線吸収剤の溶出といった問題がまったくな
く、目に対する安全性にすぐれたものである。
また、本発明の眼内レンズは、プラズマ処理が施されて
いるので、眼内でフィブリンがレンズ表面に付着しにく
いため、フィブリンの付着によるレンズの白濁が生じに
くいものである。
いるので、眼内でフィブリンがレンズ表面に付着しにく
いため、フィブリンの付着によるレンズの白濁が生じに
くいものである。
さらに、本発明の眼内レンズの屈折率は大きいので、レ
ンズの厚さを薄くすることができ、したがってレンズを
眼内に挿入する際の切開創を小さくし、手術後の切開創
の回復をはやめるとともに手術による角膜などの変形を
最小限におさえることができるという効果が奏される。
ンズの厚さを薄くすることができ、したがってレンズを
眼内に挿入する際の切開創を小さくし、手術後の切開創
の回復をはやめるとともに手術による角膜などの変形を
最小限におさえることができるという効果が奏される。
さらに本発明の眼内レンズは、耐熱性や放射線に対する
安定性にすぐれたものであるため、たとえばオートクレ
ーブによる高温滅菌処理やたとえばγ線などの放射線に
よる滅菌処理などを施すことができる。
安定性にすぐれたものであるため、たとえばオートクレ
ーブによる高温滅菌処理やたとえばγ線などの放射線に
よる滅菌処理などを施すことができる。
第1図は本発明の実施例1でえられた眼内レンズの光線
の透過率の測定結果を示すグラフである。 特許出願人 株式会社 メニコン
の透過率の測定結果を示すグラフである。 特許出願人 株式会社 メニコン
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式▲数式、化学式、表等があります▼で示される基
を少なくとも 1つ含有したポリマーからなる眼内レンズであって、レ
ンズ表面にプラズマ処理を施したことを特徴とする眼内
レンズ。 2 前記ポリマーが一般式( I ): ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、nは2以上の整数、 R_1は▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼(R_2は▲数式、
化学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があ
ります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、−O−、−CO−
または−SO_2−を示す)または▲数式、化学式、表
等があります▼を示す)で表 わされる基、一般式(II): ▲数式、化学式、表等があります▼(II) (式中、nおよびR_1は前記と同じ)、一般式(III
): ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、nおよびR_1は前記と同じ)、一般式(IV)
: ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (式中、nおよびR_1は前記と同じ)、一般式(V)
: ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (式中、nおよびR_1は前記と同じ)で表わされるポ
リマーからなる群よりえらばれた少なくとも1種のポリ
マーを主成分としたものである請求項1記載の眼内レン
ズ。 3 空気、アルゴン、チッ素、酸素、ヘリウム、ネオン
、一酸化炭素および二酸化炭素からなる群よりえらばれ
た少なくとも1種の気体を使用し、0.01〜3Tor
rの圧力下でプラズマ処理を施してなる請求項1記載の
眼内レンズ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63028326A JPH01204672A (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | 眼内レンズ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63028326A JPH01204672A (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | 眼内レンズ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01204672A true JPH01204672A (ja) | 1989-08-17 |
Family
ID=12245490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63028326A Pending JPH01204672A (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 | 眼内レンズ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01204672A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03128060A (ja) * | 1989-10-13 | 1991-05-31 | Menikon:Kk | 眼内レンズ材料 |
| WO2021019307A1 (en) * | 2019-07-29 | 2021-02-04 | Menicon Co., Ltd. | Systems and methods for forming ophthalmic lens including meta optics |
-
1988
- 1988-02-09 JP JP63028326A patent/JPH01204672A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03128060A (ja) * | 1989-10-13 | 1991-05-31 | Menikon:Kk | 眼内レンズ材料 |
| WO2021019307A1 (en) * | 2019-07-29 | 2021-02-04 | Menicon Co., Ltd. | Systems and methods for forming ophthalmic lens including meta optics |
| JP2022542164A (ja) * | 2019-07-29 | 2022-09-29 | 株式会社メニコン | メタオプティクスを含む眼科用レンズを形成するためのシステム及び方法 |
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