JPH01205026A - 鋼製部材の耐ピッチング性向上方法 - Google Patents
鋼製部材の耐ピッチング性向上方法Info
- Publication number
- JPH01205026A JPH01205026A JP2954688A JP2954688A JPH01205026A JP H01205026 A JPH01205026 A JP H01205026A JP 2954688 A JP2954688 A JP 2954688A JP 2954688 A JP2954688 A JP 2954688A JP H01205026 A JPH01205026 A JP H01205026A
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- JP
- Japan
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- gear
- shot
- steel
- quenching
- prescribed
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- Solid-Phase Diffusion Into Metallic Material Surfaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、鋼製部材の耐ピッチング性向上方法の改良に
関する。
関する。
(従来の技術)
従来より、例えば自動車等車両のトランスミッションに
用いられるミッションギヤ等には高負荷が作用すること
から、曲げ疲労強度に加えて面疲労強度いわゆるピッチ
ング強度の向上が要求される。特に、エンジンの高出力
化が叫ばれている昨今においてはなおさらのことである
。そして、このような曲げ疲労強度およびピッチング強
度を向上させる方法として、例えば特開昭60−218
423号公報に開示されているように、鋼製部材を浸炭
焼入れしたのち焼戻しし、次いで、この焼戻し後の鋼製
部材に対しショットピーニングを施した後、上記焼戻し
時における焼戻し温度よりも低い温度で熱処理(いわゆ
る低温焼戻し)を施すことにより、上記ショットピーニ
ングにより高加工度を受けた鋼製部材表面層の靭性の回
復を図る方法が知られている。
用いられるミッションギヤ等には高負荷が作用すること
から、曲げ疲労強度に加えて面疲労強度いわゆるピッチ
ング強度の向上が要求される。特に、エンジンの高出力
化が叫ばれている昨今においてはなおさらのことである
。そして、このような曲げ疲労強度およびピッチング強
度を向上させる方法として、例えば特開昭60−218
423号公報に開示されているように、鋼製部材を浸炭
焼入れしたのち焼戻しし、次いで、この焼戻し後の鋼製
部材に対しショットピーニングを施した後、上記焼戻し
時における焼戻し温度よりも低い温度で熱処理(いわゆ
る低温焼戻し)を施すことにより、上記ショットピーニ
ングにより高加工度を受けた鋼製部材表面層の靭性の回
復を図る方法が知られている。
(発明が解決しようとする課題)
ところが、上記の公報例のやり方では、焼戻しされた鋼
製部材をショットピーニングした後、低温度焼戻しを行
っていることから、所期の目的である曲げ疲労強度の確
保およびピッチング強度の向上を図るには上記の段階を
踏まなければならず、量産する観点より製作効率の向上
を図ることが望まれる。
製部材をショットピーニングした後、低温度焼戻しを行
っていることから、所期の目的である曲げ疲労強度の確
保およびピッチング強度の向上を図るには上記の段階を
踏まなければならず、量産する観点より製作効率の向上
を図ることが望まれる。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目
的とするところは、焼戻し後の鋼製部材に対しショット
ピーニングを施す際に適切な手段を講することにより、
ショットピーニング時に、ショットピーニングにより高
加工度を受けた鋼製部材表面層の靭性の回復を図って高
面圧・高すべり率負荷の下での表面亀裂感受性を低下せ
しめ得、これにより曲げ疲労強度を確保しつつピッチン
グ強度の向上を図り、耐ピッチング性の優れた鋼製部材
を効率よく得んとすることにある。
的とするところは、焼戻し後の鋼製部材に対しショット
ピーニングを施す際に適切な手段を講することにより、
ショットピーニング時に、ショットピーニングにより高
加工度を受けた鋼製部材表面層の靭性の回復を図って高
面圧・高すべり率負荷の下での表面亀裂感受性を低下せ
しめ得、これにより曲げ疲労強度を確保しつつピッチン
グ強度の向上を図り、耐ピッチング性の優れた鋼製部材
を効率よく得んとすることにある。
(課題を解決するための手段)
上記の目的を達成するため、本発明の解決手段は、まず
、鋼製部材を浸炭焼入れもしくは浸炭窒化焼入れしたの
ち焼戻しする。次いで、この焼戻し後の鋼製部材に対し
ショット粒子を加熱エアと共にエアノズル方式により噴
出させることにより、鋼製部材を100〜200℃に加
熱した状態でショットピーニングするようにする。
、鋼製部材を浸炭焼入れもしくは浸炭窒化焼入れしたの
ち焼戻しする。次いで、この焼戻し後の鋼製部材に対し
ショット粒子を加熱エアと共にエアノズル方式により噴
出させることにより、鋼製部材を100〜200℃に加
熱した状態でショットピーニングするようにする。
(作用)
上記の構成により、本発明方法では、鋼製部材は、浸炭
焼入れもしくは浸炭窒化焼入れ後に焼戻しされ、その後
、エアノズル方式により噴出される加熱エアにより10
0〜200℃に加熱された状態で、該加熱エアと共に噴
出されるショット粒子によりショットピーニングされる
。このことから、ショットピーニング時、ショットピー
ニングにより高加工度を受けた鋼製部材表面層が上記加
熱エアによって加熱されて該表面層の靭性の回復が図ら
れ、これにより高面圧・高すべり率負荷の下での表面亀
裂感受性が低下せしめられて曲げ疲労強度を確保しつつ
ピッチング強度の向上が図られ、よって耐ピッチング性
の優れた鋼製部材が効率よく得られることとなる。
焼入れもしくは浸炭窒化焼入れ後に焼戻しされ、その後
、エアノズル方式により噴出される加熱エアにより10
0〜200℃に加熱された状態で、該加熱エアと共に噴
出されるショット粒子によりショットピーニングされる
。このことから、ショットピーニング時、ショットピー
ニングにより高加工度を受けた鋼製部材表面層が上記加
熱エアによって加熱されて該表面層の靭性の回復が図ら
れ、これにより高面圧・高すべり率負荷の下での表面亀
裂感受性が低下せしめられて曲げ疲労強度を確保しつつ
ピッチング強度の向上が図られ、よって耐ピッチング性
の優れた鋼製部材が効率よく得られることとなる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例に係る鋼製部材耐ピッチング性
向上方法を自動車等車両のトランスミッションに用いら
れるミッションギヤWに適用した場合を示す。該ミッシ
ョンギヤWの耐ピッチング性を向上させる要領をその製
造要領と共に説明するに、まず、所定の寸法に切断した
鋼材を焼鈍したのち鍛造し、その後、焼準したのち機械
加工を施して所定形状のミッションギヤWを得る。
向上方法を自動車等車両のトランスミッションに用いら
れるミッションギヤWに適用した場合を示す。該ミッシ
ョンギヤWの耐ピッチング性を向上させる要領をその製
造要領と共に説明するに、まず、所定の寸法に切断した
鋼材を焼鈍したのち鍛造し、その後、焼準したのち機械
加工を施して所定形状のミッションギヤWを得る。
次いで、このミッションギヤWを所定の焼入れ条件の下
で浸炭焼入れ(930℃の温度で3時間保持した後、8
40℃の温度で0. 5時間保持して焼入れする処理)
もしくは浸炭窒化焼入れしてその表面層を硬化させる。
で浸炭焼入れ(930℃の温度で3時間保持した後、8
40℃の温度で0. 5時間保持して焼入れする処理)
もしくは浸炭窒化焼入れしてその表面層を硬化させる。
その後、上記ミッションギヤWを170℃の温度で1.
5時間保持しして空冷する焼戻しを施して熱歪みの除去
および組織のねばり強さを向上させる。
5時間保持しして空冷する焼戻しを施して熱歪みの除去
および組織のねばり強さを向上させる。
しかる後、このミッションギヤWを上下の固定治具1,
1によって回転テーブル2上に回転一体に固定し、該回
転テーブル2の回転動作により回転させられるミッショ
ンギヤWに対し、コンプレッサ3で圧搾されサージタン
ク4を経て熱交換器5で100〜200℃に加熱された
加熱エアAをノズル6から所定の圧力で噴出させ、ミッ
ションギヤWの表面層のみの低温焼戻しを行う。これと
同時に、開閉バルブ7を開作動させ、加圧タンク8内に
収容されたショット粒子B、 B、・・・を上記加熱
エアAの噴出力の作用によって加熱エアAと共に上記ミ
ッションギヤWに対しノズル6から所定の圧力で所定時
間だけ噴出させることにより、ミッションギヤWを10
0〜200°Cに加熱した状態で、つまり低温焼戻し状
態でショットピーニングする。このように、ミッション
ギヤWを100〜200℃に加熱するのは、100℃未
満ではショットピーニングにより高加工度を受けたミッ
ションギヤW表面層の靭性回復力が低下する一方、20
0℃を越えるとショットピーニングにより付加されたミ
ッションギヤW表面層の圧縮残留応力が減衰し、耐ピッ
チング性が低下することとなるからである。また、加熱
時間は60〜300秒が好ましく、60秒未満では表面
の均一な加熱が得られなく、一方、300秒を越えると
効果は飽和し経済的でない。
1によって回転テーブル2上に回転一体に固定し、該回
転テーブル2の回転動作により回転させられるミッショ
ンギヤWに対し、コンプレッサ3で圧搾されサージタン
ク4を経て熱交換器5で100〜200℃に加熱された
加熱エアAをノズル6から所定の圧力で噴出させ、ミッ
ションギヤWの表面層のみの低温焼戻しを行う。これと
同時に、開閉バルブ7を開作動させ、加圧タンク8内に
収容されたショット粒子B、 B、・・・を上記加熱
エアAの噴出力の作用によって加熱エアAと共に上記ミ
ッションギヤWに対しノズル6から所定の圧力で所定時
間だけ噴出させることにより、ミッションギヤWを10
0〜200°Cに加熱した状態で、つまり低温焼戻し状
態でショットピーニングする。このように、ミッション
ギヤWを100〜200℃に加熱するのは、100℃未
満ではショットピーニングにより高加工度を受けたミッ
ションギヤW表面層の靭性回復力が低下する一方、20
0℃を越えるとショットピーニングにより付加されたミ
ッションギヤW表面層の圧縮残留応力が減衰し、耐ピッ
チング性が低下することとなるからである。また、加熱
時間は60〜300秒が好ましく、60秒未満では表面
の均一な加熱が得られなく、一方、300秒を越えると
効果は飽和し経済的でない。
その後、歪取りおよび研磨を行ってミッションギヤW製
作作業を終える。
作作業を終える。
なお、上記ショットピーニングの好ましい条件としては
、ショット径が0.1〜1.0龍で、0゜1龍未満では
加工度が低く効果不十分であり、−方、l、Qmmを越
えると表面粗さが劣化する。また、ショット粒硬さはH
RC50〜58で、HRC50未満では加工度が低く効
果不十分であり、一方、HRC5gを越えると効果は飽
和し、またショット粒の破損が大きくなる。エア圧力は
4〜8kgt’/cjで、4kgf/c−未満では加工
度が低く効果不十分であり、一方、8kgf/c−を越
えると効果は飽和し、またショット粒の破損が大きくな
る。さらに、ショット時間は60〜300秒で、60秒
未満ではカバレージ不足で効果が低く、一方、300秒
を越えると効果が飽和し経済的でない。
、ショット径が0.1〜1.0龍で、0゜1龍未満では
加工度が低く効果不十分であり、−方、l、Qmmを越
えると表面粗さが劣化する。また、ショット粒硬さはH
RC50〜58で、HRC50未満では加工度が低く効
果不十分であり、一方、HRC5gを越えると効果は飽
和し、またショット粒の破損が大きくなる。エア圧力は
4〜8kgt’/cjで、4kgf/c−未満では加工
度が低く効果不十分であり、一方、8kgf/c−を越
えると効果は飽和し、またショット粒の破損が大きくな
る。さらに、ショット時間は60〜300秒で、60秒
未満ではカバレージ不足で効果が低く、一方、300秒
を越えると効果が飽和し経済的でない。
このように、本実施例では、焼戻し後のミッションギヤ
Wに対し加熱エアAをノズル6から所定の圧力で所定時
間だけ噴出させると同時に、ショット粒子B、 B、
・・・を上記加熱エアAの噴出力の作用によって加熱エ
アAと共に噴出させることにより、ミッションギヤWを
100〜200’Cに加熱した低温焼戻し状態でショッ
トピーニングすることから、ショットピーニングにより
高加工度を受けたミッションギヤW表面層の靭性を加熱
エアAによる低温焼戻しによって回復させ、これにより
高面圧・高すべり重負荷の下での表面亀裂感受性を低下
せしめて曲げ疲労強度を確保しつつピッチング強度の向
上を図り得、よって耐ピッチング性の優れたミッション
ギヤWを得ることができる。
Wに対し加熱エアAをノズル6から所定の圧力で所定時
間だけ噴出させると同時に、ショット粒子B、 B、
・・・を上記加熱エアAの噴出力の作用によって加熱エ
アAと共に噴出させることにより、ミッションギヤWを
100〜200’Cに加熱した低温焼戻し状態でショッ
トピーニングすることから、ショットピーニングにより
高加工度を受けたミッションギヤW表面層の靭性を加熱
エアAによる低温焼戻しによって回復させ、これにより
高面圧・高すべり重負荷の下での表面亀裂感受性を低下
せしめて曲げ疲労強度を確保しつつピッチング強度の向
上を図り得、よって耐ピッチング性の優れたミッション
ギヤWを得ることができる。
この際、低温焼戻しとショットピーニングとを同時に行
うので、上記耐ピッチング性の優れたミッションギヤW
を効率よく得ることができる。また、加熱エアによる低
温焼戻しとショットピーニングとを同時に行うため、低
温焼戻しによる時効効果をより促進させることができる
ものである。
うので、上記耐ピッチング性の優れたミッションギヤW
を効率よく得ることができる。また、加熱エアによる低
温焼戻しとショットピーニングとを同時に行うため、低
温焼戻しによる時効効果をより促進させることができる
ものである。
このことを実証するために、鋼材として90M420H
(JIS規格)を用い、ショットピーニングと加熱エア
Aによる低温焼戻しとを同時に行った本実施例に係るミ
ッションギヤWと、同じく鋼材として90M420H(
J Is規格)“を用い、ショットピーニング後の低温
焼戻しを行わない比較例に係るミッションギヤWとの各
々のピッチング耐久テストをし、そのテスト結果を第2
図に示す。なお、このテストデータを得るにあたっての
ショットピーニング条件は、ショット径が0. 6mr
ssショット粒硬さがHRC53〜55、エア圧力が5
kgf/cd、ショット時間が150秒、低温焼戻し条
件は、熱風温度が180℃、加熱温度が150秒である
。また、各ミッションギヤW(モジュール2.5)の回
転条件は、回転数300Orpm1回転トルク17kg
f’mであった。そして、このテストデータから明らか
な如く、口中を付して表わす本実施例では、ピッチング
発生サイクル数(50%累積確率)が10.0XIO5
となって、○印を付して表わす比較例の3.9X105
に比べて一段と耐ピッチング性が向上していることが判
る。
(JIS規格)を用い、ショットピーニングと加熱エア
Aによる低温焼戻しとを同時に行った本実施例に係るミ
ッションギヤWと、同じく鋼材として90M420H(
J Is規格)“を用い、ショットピーニング後の低温
焼戻しを行わない比較例に係るミッションギヤWとの各
々のピッチング耐久テストをし、そのテスト結果を第2
図に示す。なお、このテストデータを得るにあたっての
ショットピーニング条件は、ショット径が0. 6mr
ssショット粒硬さがHRC53〜55、エア圧力が5
kgf/cd、ショット時間が150秒、低温焼戻し条
件は、熱風温度が180℃、加熱温度が150秒である
。また、各ミッションギヤW(モジュール2.5)の回
転条件は、回転数300Orpm1回転トルク17kg
f’mであった。そして、このテストデータから明らか
な如く、口中を付して表わす本実施例では、ピッチング
発生サイクル数(50%累積確率)が10.0XIO5
となって、○印を付して表わす比較例の3.9X105
に比べて一段と耐ピッチング性が向上していることが判
る。
また、第3図はショットピーニングにより付加されたミ
ッションギヤW表面層(表面下50μm深さ)の圧縮残
留応力のテストデータを示し、口中を付して表わす本実
施例の方がO印を付して表わす比較例よりも圧縮残留応
力が低いことが判る。
ッションギヤW表面層(表面下50μm深さ)の圧縮残
留応力のテストデータを示し、口中を付して表わす本実
施例の方がO印を付して表わす比較例よりも圧縮残留応
力が低いことが判る。
また、このテストデータは、200℃を越えるとショッ
トピーニングにより付加されたミッションギヤW表面層
の圧縮残留応力が減衰していることから、加熱エアAの
温度上限を200℃に設定することが好ましいことを物
語っている。なお、上記テストデータを得るにあたって
の本実施例および比較例における浸炭焼入れ・焼戻し後
の疲労耐久限度は、本実施例では約58 kgf’/m
m2、比較例では約52 、 5 kgf/mm”であ
った。このテストデータを得るにあたってのショットピ
ーニング条件および低温焼戻しの加熱時間は、前述のテ
スト条件と同じである。
トピーニングにより付加されたミッションギヤW表面層
の圧縮残留応力が減衰していることから、加熱エアAの
温度上限を200℃に設定することが好ましいことを物
語っている。なお、上記テストデータを得るにあたって
の本実施例および比較例における浸炭焼入れ・焼戻し後
の疲労耐久限度は、本実施例では約58 kgf’/m
m2、比較例では約52 、 5 kgf/mm”であ
った。このテストデータを得るにあたってのショットピ
ーニング条件および低温焼戻しの加熱時間は、前述のテ
スト条件と同じである。
なお、上記実施例において、ショット粒子B。
B、・・・の噴出と加熱エアAの噴出とを同時に完了す
ることが好ましいが、例えばミッションギヤWの肉厚差
等によってミッションギヤW表面層の温度が上記加熱エ
アAの温度と同程度の温度に達しない場合も起こり得る
。このため、ショット粒子B、B、・・・噴出後、ミッ
ションギヤ界表面層の温度が所定温度に達するまで加熱
エアAを噴出するようにしてもよい。また、ショット粒
子B、B。
ることが好ましいが、例えばミッションギヤWの肉厚差
等によってミッションギヤW表面層の温度が上記加熱エ
アAの温度と同程度の温度に達しない場合も起こり得る
。このため、ショット粒子B、B、・・・噴出後、ミッ
ションギヤ界表面層の温度が所定温度に達するまで加熱
エアAを噴出するようにしてもよい。また、ショット粒
子B、B。
・・・の噴出と加熱エアAの噴出とを同時に完了させる
べく、ミッションギヤWの肉厚に応じて加熱エアAの温
度を予め100〜200℃よりも高くしておくこともよ
い。
べく、ミッションギヤWの肉厚に応じて加熱エアAの温
度を予め100〜200℃よりも高くしておくこともよ
い。
また、上記実施例では、鋼製部材が自動車等車両のトラ
ンスミッションのミッションギヤWである場合を示した
が、これに限らないことは勿論である。
ンスミッションのミッションギヤWである場合を示した
が、これに限らないことは勿論である。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明方法によれば、焼戻し後の
鋼製部材に対しショット粒子を加熱エアと共にエアノズ
ル方式により噴出させることにより、上記鋼製部材を1
00〜200℃に加熱した状態でショットピーニングす
るので、鋼製部材表面層の靭性の回復を図って高面圧・
高すべり重負荷の下での表面亀裂感受性を低下せしめ、
これにより曲げ疲労強度を確保しつつ耐ピッチング性の
優れた鋼製部材を効率よく得ることができる。
鋼製部材に対しショット粒子を加熱エアと共にエアノズ
ル方式により噴出させることにより、上記鋼製部材を1
00〜200℃に加熱した状態でショットピーニングす
るので、鋼製部材表面層の靭性の回復を図って高面圧・
高すべり重負荷の下での表面亀裂感受性を低下せしめ、
これにより曲げ疲労強度を確保しつつ耐ピッチング性の
優れた鋼製部材を効率よく得ることができる。
第1図は本発明の実施例に係る鋼製部材耐ピッチング性
向上方法によりミッションギヤをショットピーニングす
る要領を示す説明図、第2図は本実施例のピッチング発
生サイクル数を比較例と比較したテストデータを示す図
、第3図は本実施例のミッションギヤ表面層の圧縮残留
応力を比較例と比較したテストデータを示す図である。 A・・・加熱エア、B・・・ショット粒子、W・・・ミ
ッションギヤ。 特 許 出 願 人 マツダ株式会社゛代 理
人 前 1) 弘 。 (%) 第3 図 温度(°C) 第2図 じ゛7+ン79:生1イクル劃く
向上方法によりミッションギヤをショットピーニングす
る要領を示す説明図、第2図は本実施例のピッチング発
生サイクル数を比較例と比較したテストデータを示す図
、第3図は本実施例のミッションギヤ表面層の圧縮残留
応力を比較例と比較したテストデータを示す図である。 A・・・加熱エア、B・・・ショット粒子、W・・・ミ
ッションギヤ。 特 許 出 願 人 マツダ株式会社゛代 理
人 前 1) 弘 。 (%) 第3 図 温度(°C) 第2図 じ゛7+ン79:生1イクル劃く
Claims (1)
- (1)鋼製部材を浸炭焼入れもしくは浸炭窒化焼入れし
たのち焼戻しし、次いで、この焼戻し後の鋼製部材に対
しショット粒子を加熱エアと共にエアノズル方式により
噴出させることにより、鋼製部材を100〜200℃に
加熱した状態でショットピーニングすることを特徴とす
る鋼製部材の耐ピッチング性向上方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2954688A JPH01205026A (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 | 鋼製部材の耐ピッチング性向上方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2954688A JPH01205026A (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 | 鋼製部材の耐ピッチング性向上方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01205026A true JPH01205026A (ja) | 1989-08-17 |
Family
ID=12279129
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2954688A Pending JPH01205026A (ja) | 1988-02-10 | 1988-02-10 | 鋼製部材の耐ピッチング性向上方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01205026A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5816088A (en) * | 1996-04-15 | 1998-10-06 | Suncall Corporation | Surface treatment method for a steel workpiece using high speed shot peening |
| JP2006304842A (ja) * | 2005-04-26 | 2006-11-09 | Juki Corp | 摺動機構、ミシンのルーパ機構及びミシンの針棒駆動機構 |
| CN106148650A (zh) * | 2016-07-01 | 2016-11-23 | 兴化东华齿轮有限公司 | 一种节能环保型热处理工艺 |
-
1988
- 1988-02-10 JP JP2954688A patent/JPH01205026A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5816088A (en) * | 1996-04-15 | 1998-10-06 | Suncall Corporation | Surface treatment method for a steel workpiece using high speed shot peening |
| JP2006304842A (ja) * | 2005-04-26 | 2006-11-09 | Juki Corp | 摺動機構、ミシンのルーパ機構及びミシンの針棒駆動機構 |
| CN106148650A (zh) * | 2016-07-01 | 2016-11-23 | 兴化东华齿轮有限公司 | 一种节能环保型热处理工艺 |
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