JPH0120931B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0120931B2 JPH0120931B2 JP55502398A JP50239880A JPH0120931B2 JP H0120931 B2 JPH0120931 B2 JP H0120931B2 JP 55502398 A JP55502398 A JP 55502398A JP 50239880 A JP50239880 A JP 50239880A JP H0120931 B2 JPH0120931 B2 JP H0120931B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- die
- tip
- wall
- wall thickness
- holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D—WORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21D22/00—Shaping without cutting, by stamping, spinning, or deep-drawing
- B21D22/20—Deep-drawing
- B21D22/30—Deep-drawing to finish articles formed by deep-drawing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Description
請求の範囲
1 予め定められた最初の肉厚t0の側壁を有する
予め絞り加工された金属コツプを、その長さを増
し、その直径と肉厚を共に減少するために再絞り
する方法であつて、パンチ12と素材ホルダー1
3によつてパンチと同軸にその内側で係合された
コツプ2を、パンチによつてパンチの軸心に沿つ
て前方向に押し進め、コツプの側壁の材料は素材
ホルダー13の前面17を通り越して、半径内側
方向に次々に押し進められ、続いて同じ中心軸を
有する環状のダイ10を軸方向に通過して、半径
方向にほゞS字形に工具の各部分13,10によ
つて画成された径路に沿うように押し進められ、
前記径路は、(a)素材ホルダー13の彎曲した縁部
16によつて画成された第1の彎曲部分30と、
(b)ダイ10の彎曲した縁部19によつて画成さ
れ、側壁を円筒にさらに近似した形状になるよう
に逆に曲げる第2の彎曲部分31と、(c)彎曲した
縁部19からその前方にのびるダイの内孔20と
を有する再絞りの方法において、 コツプ2の側壁の材料は順次次のステツプの作
用を与え、 (i) 彎曲した縁部16のまわりに半径内側方向に
曲げを与え、素材ホルダー13とだけ密接に接
触させ、 (ii) ダイ10の彎曲した縁部19のまわりに、
90゜以下の角度で反対方向に曲げを与え、 (iii) 収束する内孔20に沿つて、収束しながらダ
イのスロート21に向つて押し進め、 一方、素材ホルダー13は、ガイドリングとし
て作用させ、前記彎曲した縁部16,19の間を
半径方向に側壁をガイドするに充分で、側壁をク
ランプしない程度の微小な軸方向の圧力を側壁に
及ぼし、側壁は前記収束する内孔20とは接触す
るが、ダイのスロート21に達するまではパンチ
12とは接触せず、かくして前記曲げによつて生
じた逆張力による延伸によつて、側壁の肉厚を減
少させることを特徴とする再絞りの方法。
予め絞り加工された金属コツプを、その長さを増
し、その直径と肉厚を共に減少するために再絞り
する方法であつて、パンチ12と素材ホルダー1
3によつてパンチと同軸にその内側で係合された
コツプ2を、パンチによつてパンチの軸心に沿つ
て前方向に押し進め、コツプの側壁の材料は素材
ホルダー13の前面17を通り越して、半径内側
方向に次々に押し進められ、続いて同じ中心軸を
有する環状のダイ10を軸方向に通過して、半径
方向にほゞS字形に工具の各部分13,10によ
つて画成された径路に沿うように押し進められ、
前記径路は、(a)素材ホルダー13の彎曲した縁部
16によつて画成された第1の彎曲部分30と、
(b)ダイ10の彎曲した縁部19によつて画成さ
れ、側壁を円筒にさらに近似した形状になるよう
に逆に曲げる第2の彎曲部分31と、(c)彎曲した
縁部19からその前方にのびるダイの内孔20と
を有する再絞りの方法において、 コツプ2の側壁の材料は順次次のステツプの作
用を与え、 (i) 彎曲した縁部16のまわりに半径内側方向に
曲げを与え、素材ホルダー13とだけ密接に接
触させ、 (ii) ダイ10の彎曲した縁部19のまわりに、
90゜以下の角度で反対方向に曲げを与え、 (iii) 収束する内孔20に沿つて、収束しながらダ
イのスロート21に向つて押し進め、 一方、素材ホルダー13は、ガイドリングとし
て作用させ、前記彎曲した縁部16,19の間を
半径方向に側壁をガイドするに充分で、側壁をク
ランプしない程度の微小な軸方向の圧力を側壁に
及ぼし、側壁は前記収束する内孔20とは接触す
るが、ダイのスロート21に達するまではパンチ
12とは接触せず、かくして前記曲げによつて生
じた逆張力による延伸によつて、側壁の肉厚を減
少させることを特徴とする再絞りの方法。
2 ブリキ板製のコツプ2において、素材ホルダ
ー13とダイ10のそれぞれの彎曲した縁部1
6,19が、コツプの側壁の最初の肉厚tOの3倍
より小さくなく4倍以下の曲率半型rB,rDをそれ
ぞれ有することを特徴とする、特許請求の範囲第
1項記載の再絞りの方法。
ー13とダイ10のそれぞれの彎曲した縁部1
6,19が、コツプの側壁の最初の肉厚tOの3倍
より小さくなく4倍以下の曲率半型rB,rDをそれ
ぞれ有することを特徴とする、特許請求の範囲第
1項記載の再絞りの方法。
3 ダイのスロート21がほゞ円筒状であり、コ
ツプ2の側壁の肉厚が、前記スロートのパンチ1
2とダイ10の間のアイロニングによつて薄くな
るように寸法が決められることを特徴とする、特
許請求の範囲第1項または第2項記載の再絞りの
方法。
ツプ2の側壁の肉厚が、前記スロートのパンチ1
2とダイ10の間のアイロニングによつて薄くな
るように寸法が決められることを特徴とする、特
許請求の範囲第1項または第2項記載の再絞りの
方法。
4 コツプ2の側壁が、素材ホルダー13とダイ
10の間に画成された径路の、半径方向で直線的
な中間の部分24を経て、前記ステツプとステ
ツプの間の絞り加工を受けることを特徴とす
る、特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれ
か1項に記載の再絞りの方法。
10の間に画成された径路の、半径方向で直線的
な中間の部分24を経て、前記ステツプとステ
ツプの間の絞り加工を受けることを特徴とす
る、特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれ
か1項に記載の再絞りの方法。
5 コツプ2が、各段階において前記工具の個々
の1つを用いて、一連の別個の段階において再絞
りされることを特徴とする、特許請求の範囲第1
項ないし第4項のいずれか1項に記載の再絞りの
方法。
の1つを用いて、一連の別個の段階において再絞
りされることを特徴とする、特許請求の範囲第1
項ないし第4項のいずれか1項に記載の再絞りの
方法。
6 予め定められた最初の肉厚t0の側壁を有する
予め絞り加工された金属コツプ2を、その長さを
増し、その直径と肉厚を共に減少するために再絞
りする工具であつて、共通の軸を有する環状のダ
イ10と素材ホルダー13と、素材ホルダー、1
3によつて同軸に囲繞され、始め素材ホルダー、
次にダイを通過して前記軸に沿つて前方に移動可
能なパンチ12とからなり、素材ホルダー13の
前部の外側の縁部16は、彎曲して前記軸に対し
て半径方向に延びる第1の平面17に終り、ダイ
10の後部の内側の縁部19は、第1の平面17
に平行な第2の平面18に始まつて彎曲し、この
ようにしてS字形の径路が工具の各部分13,1
0によつて画成され、この径路は、(a)素材ホルダ
ー13の彎曲した縁部16によつて画成された第
1の彎曲部分30と、(b)ダイ10の彎曲した縁部
19によつて画成された第2の彎曲部分31と、
(c)彎曲した縁部19からその前方にのびるダイの
内孔20とを有する再絞りの工具において、 前記素材ホルダー13は、ガイドリングとして
作用し、ダイ10の彎曲した縁部19は、90゜以
下の角度をなし、側壁の肉厚を任意の寸法に調整
するために、内孔20は収束してその前方はダイ
スロート21に至り、その結果、コツプの側壁
は、内孔20と接触している時には、ダイのスロ
ート21に達するまではパンチ12とは接触しな
いことを特徴とする再絞りの工具。
予め絞り加工された金属コツプ2を、その長さを
増し、その直径と肉厚を共に減少するために再絞
りする工具であつて、共通の軸を有する環状のダ
イ10と素材ホルダー13と、素材ホルダー、1
3によつて同軸に囲繞され、始め素材ホルダー、
次にダイを通過して前記軸に沿つて前方に移動可
能なパンチ12とからなり、素材ホルダー13の
前部の外側の縁部16は、彎曲して前記軸に対し
て半径方向に延びる第1の平面17に終り、ダイ
10の後部の内側の縁部19は、第1の平面17
に平行な第2の平面18に始まつて彎曲し、この
ようにしてS字形の径路が工具の各部分13,1
0によつて画成され、この径路は、(a)素材ホルダ
ー13の彎曲した縁部16によつて画成された第
1の彎曲部分30と、(b)ダイ10の彎曲した縁部
19によつて画成された第2の彎曲部分31と、
(c)彎曲した縁部19からその前方にのびるダイの
内孔20とを有する再絞りの工具において、 前記素材ホルダー13は、ガイドリングとして
作用し、ダイ10の彎曲した縁部19は、90゜以
下の角度をなし、側壁の肉厚を任意の寸法に調整
するために、内孔20は収束してその前方はダイ
スロート21に至り、その結果、コツプの側壁
は、内孔20と接触している時には、ダイのスロ
ート21に達するまではパンチ12とは接触しな
いことを特徴とする再絞りの工具。
7 ブリキ板製のコツプ2を再絞りする工具にお
いて、素材ホルダー13およびダイ10のそれぞ
れ彎曲した縁部16,19が、コツプの側壁の最
初の肉厚t0の3倍より小さくなく、4倍以下の曲
率半径rB,rDをそれぞれ有することを特徴とす
る、特許請求の範囲第6項記載の再絞りの工具。
いて、素材ホルダー13およびダイ10のそれぞ
れ彎曲した縁部16,19が、コツプの側壁の最
初の肉厚t0の3倍より小さくなく、4倍以下の曲
率半径rB,rDをそれぞれ有することを特徴とす
る、特許請求の範囲第6項記載の再絞りの工具。
8 素材ホルダー13が平坦な前面17を有し、
ダイ10は平坦な後面18を有し、前記前面と後
面は相互に反対向きに配置され、それらの間に直
線状の半径方向の隙間24が画成されることを特
徴とする特許請求の範囲第6項または第7項に記
載の再絞りの工具。
ダイ10は平坦な後面18を有し、前記前面と後
面は相互に反対向きに配置され、それらの間に直
線状の半径方向の隙間24が画成されることを特
徴とする特許請求の範囲第6項または第7項に記
載の再絞りの工具。
9 ネスト・リング14が素材ホルダー13を、
その両者の間に環状の彎曲部30が生ずるように
囲繞することを特徴とする特許請求の範囲第6項
ないし第8項のいずれか1項に記載の再絞りの工
具。
その両者の間に環状の彎曲部30が生ずるように
囲繞することを特徴とする特許請求の範囲第6項
ないし第8項のいずれか1項に記載の再絞りの工
具。
10 ネスト・リング14が素材ホルダー13の
彎曲した縁部16の輪郭と、半径的には離れてい
るが、輪郭そのものは本来一致する凹曲部23を
有することを特徴とする特許請求の範囲第9項に
記載の再絞りの工具。
彎曲した縁部16の輪郭と、半径的には離れてい
るが、輪郭そのものは本来一致する凹曲部23を
有することを特徴とする特許請求の範囲第9項に
記載の再絞りの工具。
技術分野
本発明は、パンチとダイを含む工具内で缶体を
形成する工程において、予め絞り加工したコツ
プ、特に薄い金属コツプの再絞りの方法に関し、
又本発明はこのような再絞りの実施のための前記
工具に関する。
形成する工程において、予め絞り加工したコツ
プ、特に薄い金属コツプの再絞りの方法に関し、
又本発明はこのような再絞りの実施のための前記
工具に関する。
従来技術
以下において更に詳細に説明する謂ゆる絞り/
再絞り法(Drawing―Redrawing(DRD)
method)によつて再絞りが実施される。この方
法で使用される再絞り工程は、これも以下に述べ
るいくつかの本方法固有の短所を有する。
再絞り法(Drawing―Redrawing(DRD)
method)によつて再絞りが実施される。この方
法で使用される再絞り工程は、これも以下に述べ
るいくつかの本方法固有の短所を有する。
発明の概要
本発明は、典形的なウオールアイロニング
(wallironing)操作に通常必要な極度の圧縮を与
えることなく、材料を同時に曲げと張力を与える
肉厚の薄化を行うことによつて、軽くワツクスで
潤滑した材料から絞り加工されたコツプの再絞り
の操作中、実質的な肉厚の薄化を生じる方法およ
び工具使用法を提供する。必要に応じてこの工程
の後には、最終的な肉厚の統一を確保するため微
細な定寸措置(即ち、補正アイロニング)が続
き、更に別の潤滑剤を用いるが、本発明の方法は
このような潤滑剤の確実な供給を必要とせず、従
つて、残留潤滑剤の除去のため仕上り物品を洗浄
する必要は避けることができる。
(wallironing)操作に通常必要な極度の圧縮を与
えることなく、材料を同時に曲げと張力を与える
肉厚の薄化を行うことによつて、軽くワツクスで
潤滑した材料から絞り加工されたコツプの再絞り
の操作中、実質的な肉厚の薄化を生じる方法およ
び工具使用法を提供する。必要に応じてこの工程
の後には、最終的な肉厚の統一を確保するため微
細な定寸措置(即ち、補正アイロニング)が続
き、更に別の潤滑剤を用いるが、本発明の方法は
このような潤滑剤の確実な供給を必要とせず、従
つて、残留潤滑剤の除去のため仕上り物品を洗浄
する必要は避けることができる。
本発明は、第1の特質において、工具内で予め
絞り加工されたコツプを再絞りするための方法を
提供し、前記工具は、環状のダイと、共通の軸心
と、共通の軸心を有する環状の素材ホルダーと、
前記軸心に沿つて最初は前記素材ホルダー迄、次
にダイ迄前方向に運動可能なパンチとからなり、
本方法においては、予め定められた初期肉厚の予
め絞り加工されたコツプの壁面(側壁を意味す
る、以下同様)が、前記工具の各部によつて制限
され半径方向断面が実質的にS字形状の経路を通
るように前記パンチによつて絞り加工されて、前
記経路は、(a)前記素材ホルダーの半径方向の外方
の前縁部によつて画成された第1の彎曲部分を含
み、この第1の彎曲した部分はコツプの内側と接
触し前記壁面はコツプの壁面の直径が減少するよ
うに第1の彎曲部分において凸状に折曲され、(b)
前記凸状の折曲壁面が直線状になつた素材ホルダ
ーとダイ間の任意の遷移部分と、(c)前記ダイの半
径方向の内方の後縁部によつて画成された第2の
彎曲部分とを含み、この第2の彎曲部分はコツプ
の外側と接触し、このコツプの直線壁面はその上
で凹状に曲げられ、この壁面は、第2の彎曲部分
から以降で、この第2の彎曲部分から前方に伸び
かつ前記壁面がダイとは接触するがパンチとは接
触しないダイの収束部(先細りに収斂する部分)
を通り、前記の2つの彎曲部分の半径は前記壁面
の最初の肉厚の3乃至4倍となる。前記壁面の肉
厚は、主として第2の彎曲部分および前記経路の
収束部分において減少する。
絞り加工されたコツプを再絞りするための方法を
提供し、前記工具は、環状のダイと、共通の軸心
と、共通の軸心を有する環状の素材ホルダーと、
前記軸心に沿つて最初は前記素材ホルダー迄、次
にダイ迄前方向に運動可能なパンチとからなり、
本方法においては、予め定められた初期肉厚の予
め絞り加工されたコツプの壁面(側壁を意味す
る、以下同様)が、前記工具の各部によつて制限
され半径方向断面が実質的にS字形状の経路を通
るように前記パンチによつて絞り加工されて、前
記経路は、(a)前記素材ホルダーの半径方向の外方
の前縁部によつて画成された第1の彎曲部分を含
み、この第1の彎曲した部分はコツプの内側と接
触し前記壁面はコツプの壁面の直径が減少するよ
うに第1の彎曲部分において凸状に折曲され、(b)
前記凸状の折曲壁面が直線状になつた素材ホルダ
ーとダイ間の任意の遷移部分と、(c)前記ダイの半
径方向の内方の後縁部によつて画成された第2の
彎曲部分とを含み、この第2の彎曲部分はコツプ
の外側と接触し、このコツプの直線壁面はその上
で凹状に曲げられ、この壁面は、第2の彎曲部分
から以降で、この第2の彎曲部分から前方に伸び
かつ前記壁面がダイとは接触するがパンチとは接
触しないダイの収束部(先細りに収斂する部分)
を通り、前記の2つの彎曲部分の半径は前記壁面
の最初の肉厚の3乃至4倍となる。前記壁面の肉
厚は、主として第2の彎曲部分および前記経路の
収束部分において減少する。
本方法の望ましい実施態様は、1つの定寸工程
を含む。定寸工程を含むと含まないとに拘わら
ず、本発明の方法は、単一工程である。しかし、
このようないくつかの工程は逐次個別的な反復さ
れ得るのである。本発明による方法は、主として
壁面材料のS字形状の経路を経る曲げ作用によつ
て生じる逆張力による引張り作用によつて壁面の
肉厚を減少させるため、本文中では「曲げ伸ば
し」法と呼ばれる。
を含む。定寸工程を含むと含まないとに拘わら
ず、本発明の方法は、単一工程である。しかし、
このようないくつかの工程は逐次個別的な反復さ
れ得るのである。本発明による方法は、主として
壁面材料のS字形状の経路を経る曲げ作用によつ
て生じる逆張力による引張り作用によつて壁面の
肉厚を減少させるため、本文中では「曲げ伸ば
し」法と呼ばれる。
本発明は又、第2の特質において、予め定めた
壁面の肉厚を有する予め絞り加工されたコツプの
再絞りのための工具を提供し、この工具は、環状
のダイと、共通軸心を有する環状の素材ホルダー
と、この軸心に沿つて最初は前記素材ホルダー
迄、次にダイ迄運動可能なパンチとからなり、前
記素材ホルダーの外方の前縁部とダイの内方の後
縁部とは半径方向におかれ、その内方の後縁部か
ら前方に伸びるダイの内孔は収束し、このダイと
素材ホルダーは任意に実質的に平坦な対向位置の
半径方向の前後の面を有し、その結果素材ホルダ
ーとダイが再絞り操作の定位置にある時、素材ホ
ルダーの外方の前縁部、前記の前後の面(もし存
在すれば)、ダイの内方の後縁部および前記ダイ
の収束する内孔によつて順次制約される略々S字
形状の経路内のパンチによつて素材ホルダーとダ
イの両者間でコツプの壁面を絞り加工することが
できる。2つの半径方向の縁部の半径は、コツプ
の最初の壁面の肉厚の3乃至4倍である。
壁面の肉厚を有する予め絞り加工されたコツプの
再絞りのための工具を提供し、この工具は、環状
のダイと、共通軸心を有する環状の素材ホルダー
と、この軸心に沿つて最初は前記素材ホルダー
迄、次にダイ迄運動可能なパンチとからなり、前
記素材ホルダーの外方の前縁部とダイの内方の後
縁部とは半径方向におかれ、その内方の後縁部か
ら前方に伸びるダイの内孔は収束し、このダイと
素材ホルダーは任意に実質的に平坦な対向位置の
半径方向の前後の面を有し、その結果素材ホルダ
ーとダイが再絞り操作の定位置にある時、素材ホ
ルダーの外方の前縁部、前記の前後の面(もし存
在すれば)、ダイの内方の後縁部および前記ダイ
の収束する内孔によつて順次制約される略々S字
形状の経路内のパンチによつて素材ホルダーとダ
イの両者間でコツプの壁面を絞り加工することが
できる。2つの半径方向の縁部の半径は、コツプ
の最初の壁面の肉厚の3乃至4倍である。
望ましい一実施態様においては、2つの平坦面
間に画成される経路の遷移部分は、素材ホルダー
とダイの対向位置関係の半径方向面の相互に平行
な部分による経路の第1の彎曲部分と第2の彎曲
部分を接合する直線状の平坦な区域からなる。
間に画成される経路の遷移部分は、素材ホルダー
とダイの対向位置関係の半径方向面の相互に平行
な部分による経路の第1の彎曲部分と第2の彎曲
部分を接合する直線状の平坦な区域からなる。
ダイの収束する内孔は、略々一定の断面積のス
ロート部に融合することが望ましい。このストロ
ート部は発散形状の内孔と融合することが望まし
い。
ロート部に融合することが望ましい。このストロ
ート部は発散形状の内孔と融合することが望まし
い。
前記工具は、前記ダイの後方で前記素材ホルダ
ーの半径方向外方に配置されるネスト・リングを
含む。このネスト・リングは、前記経路の第1の
彎曲部分の外側の境界部を画成するように配置さ
れた凹部を有する。
ーの半径方向外方に配置されるネスト・リングを
含む。このネスト・リングは、前記経路の第1の
彎曲部分の外側の境界部を画成するように配置さ
れた凹部を有する。
本発明については、添付図面に関して例示とし
て以下に説明する。
て以下に説明する。
第1図は公知の缶のDRD法における諸工程を
示し、 第2図は公知のDRD法により作られた缶と、
本発明による「曲げ伸ばし」法により作られた缶
の壁面の肉厚を示すグラフであり、 第3図は本発明による曲げ伸ばし法を実施する
ための工具の詳細を示し、 第4図は第3図の比較的大きな尺度で示された
種類の工具の一実施例を示し、 第5図は本発明による工具の別の実施態様を示
し、第6図は3つの不連続の逐次の曲げ伸ばし定
寸操作を示している。
示し、 第2図は公知のDRD法により作られた缶と、
本発明による「曲げ伸ばし」法により作られた缶
の壁面の肉厚を示すグラフであり、 第3図は本発明による曲げ伸ばし法を実施する
ための工具の詳細を示し、 第4図は第3図の比較的大きな尺度で示された
種類の工具の一実施例を示し、 第5図は本発明による工具の別の実施態様を示
し、第6図は3つの不連続の逐次の曲げ伸ばし定
寸操作を示している。
第1図のは、予備的な素材調製工程において
予め潤滑された即ち予めワツクスをかけたシート
即ち帯片から押抜きによつて得ることが一般的な
直径dpの円形の金属円板即ち素材1を示す。公知
の絞り/再絞り(DRD)法の第1の工程、即ち
絞り工程即ちコツプ形成工程においては、前記円
板は第1図の直径dCのコツプ2に絞り加工され
る。通常百分率で示されるカツピング減少率Rc
は、式Rc=dp−dC/dpで示される。実際には約35% が最適値であるが、このカツプ減少率は50%程度
迄可能である。絞り加工されたコツプ2は、その
直径を値dCから第1図の値d1迄減少するように
再絞りされる。このように式R1=dc−d1/dcから得 られた直径の減少率R1は通常約25%より大きく
はない。
予め潤滑された即ち予めワツクスをかけたシート
即ち帯片から押抜きによつて得ることが一般的な
直径dpの円形の金属円板即ち素材1を示す。公知
の絞り/再絞り(DRD)法の第1の工程、即ち
絞り工程即ちコツプ形成工程においては、前記円
板は第1図の直径dCのコツプ2に絞り加工され
る。通常百分率で示されるカツピング減少率Rc
は、式Rc=dp−dC/dpで示される。実際には約35% が最適値であるが、このカツプ減少率は50%程度
迄可能である。絞り加工されたコツプ2は、その
直径を値dCから第1図の値d1迄減少するように
再絞りされる。このように式R1=dc−d1/dcから得 られた直径の減少率R1は通常約25%より大きく
はない。
一般に、2回目の再絞り操作は第1図おける
第3の工程として続き、この工程においては、直
径は直径d1から直径d2に減少率R2で減少するが、
こゝでR2=d2−d1/d1であり、減少率R2も又約25% 以上にはならない。最後の操作において、再絞り
コツプ2は端部フランジ3が均等な半径方向巾と
なるように修正される。同時にコツプの基部は、
一般に処理要求を満たすため、第1図の番号4
で示される如き形状に再び形成することができ
る。第1図はこの時完成された缶4の形態のコ
ツプを示す。通常、仕上げられた缶4から残留潤
滑剤即ちワツクスを除去するための洗浄操作は不
必要である。
第3の工程として続き、この工程においては、直
径は直径d1から直径d2に減少率R2で減少するが、
こゝでR2=d2−d1/d1であり、減少率R2も又約25% 以上にはならない。最後の操作において、再絞り
コツプ2は端部フランジ3が均等な半径方向巾と
なるように修正される。同時にコツプの基部は、
一般に処理要求を満たすため、第1図の番号4
で示される如き形状に再び形成することができ
る。第1図はこの時完成された缶4の形態のコ
ツプを示す。通常、仕上げられた缶4から残留潤
滑剤即ちワツクスを除去するための洗浄操作は不
必要である。
第1図においてあらゆる断面における壁面の肉
厚は単純化のため同じに示されているが、実際に
はそうではない。第2図は、公知のDRD法およ
び以下に説明される本発明による曲げ伸ばし法の
両方における各段階においてどのように壁面の肉
厚がコツプの高さに従つて変化するかをグラフの
形態で示している。カーブCにより示されるコツ
プ形状措置の後、又カーブR1により示される最
初の再絞り操作(第1図)の後の第1図のコ
ツプ2は公知のDRD法および曲げ伸ばし法に対
しては共に同じであり、2回目の再絞り操作のみ
が異なる。DRD法によるその2回目の再絞り操
作の後のコツプは第2図のカーブR2で示される
が、本発明による(壁面厚さの定寸措置を行わな
い)2回目の再絞り操作後のコツプはカーブR2a
で示される。本発明による壁面厚さ定寸措置を行
う2回目の再絞り操作の後のコツプはカーブR2b
によつて表わされる。
厚は単純化のため同じに示されているが、実際に
はそうではない。第2図は、公知のDRD法およ
び以下に説明される本発明による曲げ伸ばし法の
両方における各段階においてどのように壁面の肉
厚がコツプの高さに従つて変化するかをグラフの
形態で示している。カーブCにより示されるコツ
プ形状措置の後、又カーブR1により示される最
初の再絞り操作(第1図)の後の第1図のコ
ツプ2は公知のDRD法および曲げ伸ばし法に対
しては共に同じであり、2回目の再絞り操作のみ
が異なる。DRD法によるその2回目の再絞り操
作の後のコツプは第2図のカーブR2で示される
が、本発明による(壁面厚さの定寸措置を行わな
い)2回目の再絞り操作後のコツプはカーブR2a
で示される。本発明による壁面厚さ定寸措置を行
う2回目の再絞り操作の後のコツプはカーブR2b
によつて表わされる。
第2図のカーブは、缶製造中の壁面厚さの変化
に対する工具のパラメータの影響を決定するため
実験結果を用いてプロツトされた。この目的のた
め、素材1(第1図)が形成された予めワツクス
を施した金属板は肉厚が0.22mm(0.0087インチ)
であつた。第2図のカーブCから判るように、カ
ツピング操作において、壁面厚さは最初の値から
約0.28mm(約0.011インチ)迄徐々に変化し、そ
の結果仕上げられたコツプ2(第1図)の壁面
はその底面におけるよりも開口端部における厚さ
がかなり厚くなる。最初の再絞り工程においてコ
ツプが再形成される(第1図)時、カーブR1
から明らかなように、壁面の肉厚が約0.267mm
(0.0105インチ)迄徐々に増加するその高さの上
限約25%を除いて、その壁面の肉厚は約0.20mm
(0.0080インチ)迄減少させられる。
に対する工具のパラメータの影響を決定するため
実験結果を用いてプロツトされた。この目的のた
め、素材1(第1図)が形成された予めワツクス
を施した金属板は肉厚が0.22mm(0.0087インチ)
であつた。第2図のカーブCから判るように、カ
ツピング操作において、壁面厚さは最初の値から
約0.28mm(約0.011インチ)迄徐々に変化し、そ
の結果仕上げられたコツプ2(第1図)の壁面
はその底面におけるよりも開口端部における厚さ
がかなり厚くなる。最初の再絞り工程においてコ
ツプが再形成される(第1図)時、カーブR1
から明らかなように、壁面の肉厚が約0.267mm
(0.0105インチ)迄徐々に増加するその高さの上
限約25%を除いて、その壁面の肉厚は約0.20mm
(0.0080インチ)迄減少させられる。
2回目の再絞り工程の後、壁面の肉厚は、カー
ブR2から明らかなように肉厚が約0.254mm(0.010
インチ)迄従々に増加する缶の頂部における高さ
の最後の約20%を除いて、約0.20mm(0.0080イン
チ)の侭である。
ブR2から明らかなように肉厚が約0.254mm(0.010
インチ)迄従々に増加する缶の頂部における高さ
の最後の約20%を除いて、約0.20mm(0.0080イン
チ)の侭である。
2回目の再絞り操作用の工具を本発明に従つて
変更した時、壁面の定寸措置なしに、缶の壁面の
厚さは大半の缶について約0.157mm(0.0062イン
チ)迄減少され、残りの缶の壁面の厚さは約
0.178mm(0.007インチ)より薄くなる。缶の上縁
部の近辺の区域のみがカーブR2aで示される如く
僅かに厚い。
変更した時、壁面の定寸措置なしに、缶の壁面の
厚さは大半の缶について約0.157mm(0.0062イン
チ)迄減少され、残りの缶の壁面の厚さは約
0.178mm(0.007インチ)より薄くなる。缶の上縁
部の近辺の区域のみがカーブR2aで示される如く
僅かに厚い。
本発明による方法において、2回目の再絞り操
作に定寸操作を導入すれば、カーブR2bから判る
ように、缶の全高にわたつて壁面の肉厚を約
0.152mm(0.0060インチ)に非常に近付ける。
作に定寸操作を導入すれば、カーブR2bから判る
ように、缶の全高にわたつて壁面の肉厚を約
0.152mm(0.0060インチ)に非常に近付ける。
以上述べたことから、缶の高さは公知のDRD
法と比較して曲げ伸ばし法において比例的に増加
し、その結果素材の直径d0はDRD法により形成
された同じ缶に対して必要とされるものより小さ
くすることができる。このことは、材料における
かなりの節減となる。更に、所要の素材の直径の
計算が更に容易である。又、材料の異方性の故
に、「耳部および谷部」によつて生じる悪影響は
減り、その結果きれいな無傷のフランジ3を確保
しながらフランジのトリミングのためには少量の
材料で済む。
法と比較して曲げ伸ばし法において比例的に増加
し、その結果素材の直径d0はDRD法により形成
された同じ缶に対して必要とされるものより小さ
くすることができる。このことは、材料における
かなりの節減となる。更に、所要の素材の直径の
計算が更に容易である。又、材料の異方性の故
に、「耳部および谷部」によつて生じる悪影響は
減り、その結果きれいな無傷のフランジ3を確保
しながらフランジのトリミングのためには少量の
材料で済む。
第3図は、本発明による定寸措置を用いたコツ
プ2の2回の再絞り操作を詳細に示す。この工具
は本発明による工具の用法を含む。この工具は、
全てが図示しない共通の軸心上に配置される環状
のダイ10と、パンチ12と、素材ホルダー13
と、ネスト・リング14からなる。
プ2の2回の再絞り操作を詳細に示す。この工具
は本発明による工具の用法を含む。この工具は、
全てが図示しない共通の軸心上に配置される環状
のダイ10と、パンチ12と、素材ホルダー13
と、ネスト・リング14からなる。
最初素材ホルダー13迄、次いでダイ10迄の
パンチ12の運動方向は矢印Xにより表示され
る。本文中に使用される如き用語「前方」、「後
方」等はこの連動方向に関するものである。
パンチ12の運動方向は矢印Xにより表示され
る。本文中に使用される如き用語「前方」、「後
方」等はこの連動方向に関するものである。
図示した事例においては、素材ホルダー13
は、半径rBを有する半径方向の前方の外縁部16
を介して略々平坦な半径方向の前面17に融合す
る略々円筒状の外方面15を有する。ダイ10
は、前面17に対向した略々平坦な半径方向の後
面18を有する。この後面18は、半径rDを有す
る半径方向の後方の内縁部19を介して略々円錐
台状の収束内孔20に融合する。内孔20は略々
円筒状のスロート21に融合し、このスロートは
更に発散形状の内孔22に伸びている。収束する
内孔20の母面は、図示の円錐台状の内孔の場合
と同様、直線の代りに追跡線でよい。
は、半径rBを有する半径方向の前方の外縁部16
を介して略々平坦な半径方向の前面17に融合す
る略々円筒状の外方面15を有する。ダイ10
は、前面17に対向した略々平坦な半径方向の後
面18を有する。この後面18は、半径rDを有す
る半径方向の後方の内縁部19を介して略々円錐
台状の収束内孔20に融合する。内孔20は略々
円筒状のスロート21に融合し、このスロートは
更に発散形状の内孔22に伸びている。収束する
内孔20の母面は、図示の円錐台状の内孔の場合
と同様、直線の代りに追跡線でよい。
ネスト・リング14の表面は、必要に応じて、
素材ホルダーの半径方向の縁部16と反対の凹部
23を有する。
素材ホルダーの半径方向の縁部16と反対の凹部
23を有する。
素材ホルダー13とダイ10の前面17、およ
び後面18の隣接し相互に平行な部分はそれぞれ
その間に半径方向に直線状の環状の間隙24を画
成する。
び後面18の隣接し相互に平行な部分はそれぞれ
その間に半径方向に直線状の環状の間隙24を画
成する。
第3図から明らかなように、コツプ2は素材ホ
ルダー13と、必要ならばネスト・リング14に
よつて案内され制御される。これは、コツプの壁
面が半径方向の縁部16の周囲に絞り加工させら
れる時、しわを形成しようとする傾向を阻止す
る。ネスト・リング14は、壁面の摩擦係数が大
きいとき(例えばメツキされていないとき)、材
料の強度が高いとき、または薄いゲージのときに
は特に有効である。したがつて、材料がこれらの
特性を欠いている場合にはネスト・リングを用い
なくとも、意のままに再絞り加工をすることがで
きる。例えばアルミニユームは強度が低いので、
ネスト・リングを用いなくとも好適に再絞り加工
をすることができる。また、再絞り加工に厳格さ
が要求されないときには、ネスト・リングを必要
としないのはもちろんである。
ルダー13と、必要ならばネスト・リング14に
よつて案内され制御される。これは、コツプの壁
面が半径方向の縁部16の周囲に絞り加工させら
れる時、しわを形成しようとする傾向を阻止す
る。ネスト・リング14は、壁面の摩擦係数が大
きいとき(例えばメツキされていないとき)、材
料の強度が高いとき、または薄いゲージのときに
は特に有効である。したがつて、材料がこれらの
特性を欠いている場合にはネスト・リングを用い
なくとも、意のままに再絞り加工をすることがで
きる。例えばアルミニユームは強度が低いので、
ネスト・リングを用いなくとも好適に再絞り加工
をすることができる。また、再絞り加工に厳格さ
が要求されないときには、ネスト・リングを必要
としないのはもちろんである。
コツプ2は、最初、その平坦な底面がダイの後
面18に静置して素材ホルダー13の前面17が
平坦な底面上に静置するように定置され、パンチ
12はこの底面の背後に引込まれている。パンチ
が方向Xで前方に移動する時、このパンチはコツ
プ2の平坦な底部と係合してこれを前方に押し、
これにより工具の各要素10,12,13により
画成される経路によりコツプの壁面を前方に引張
る。この経路は半径方向断面で略々S字形で、(a)
半径方向の縁部16により画成される第1の彎曲
部分30と、(b)間隙24からなる遷移部分と、(c)
半径方向の縁部19により画成される第2の彎曲
部分31と、最後に収束形状のダイの内孔20に
より画成される収束形状部分とを含む。
面18に静置して素材ホルダー13の前面17が
平坦な底面上に静置するように定置され、パンチ
12はこの底面の背後に引込まれている。パンチ
が方向Xで前方に移動する時、このパンチはコツ
プ2の平坦な底部と係合してこれを前方に押し、
これにより工具の各要素10,12,13により
画成される経路によりコツプの壁面を前方に引張
る。この経路は半径方向断面で略々S字形で、(a)
半径方向の縁部16により画成される第1の彎曲
部分30と、(b)間隙24からなる遷移部分と、(c)
半径方向の縁部19により画成される第2の彎曲
部分31と、最後に収束形状のダイの内孔20に
より画成される収束形状部分とを含む。
その壁面がパンチ12により引張られてこのS
字形の経路内で曲げられる時コツプ2の壁面の直
径が小さくなるため、壁面の金属には逆張力が誘
起される。この逆張力は、ダイのスロート21か
ら経路の彎曲部分30の後端部に向かつて徐々に
減少する。
字形の経路内で曲げられる時コツプ2の壁面の直
径が小さくなるため、壁面の金属には逆張力が誘
起される。この逆張力は、ダイのスロート21か
ら経路の彎曲部分30の後端部に向かつて徐々に
減少する。
彎曲部分30迄は、壁面の肉厚t0が変化しない
状態を維持する。経路部分30においては、壁面
は半径方向縁部16の周囲で曲げられると同時
に、コツプの直径が減少させられる。一部は直径
の減少から生じる環帯応力およびコツプ壁面と素
材ホルダー13間の摩擦により、又一部は区域3
0におけるコツプ壁面の外表面において引張応力
を生じ、又その内表面においては圧縮応力を生じ
る(この状況は、以下において明らかなように区
域31を壁面が通過する時は反対となる)曲げ応
力により、コツプの壁面に生じる逆張力は一貫し
て増加する。
状態を維持する。経路部分30においては、壁面
は半径方向縁部16の周囲で曲げられると同時
に、コツプの直径が減少させられる。一部は直径
の減少から生じる環帯応力およびコツプ壁面と素
材ホルダー13間の摩擦により、又一部は区域3
0におけるコツプ壁面の外表面において引張応力
を生じ、又その内表面においては圧縮応力を生じ
る(この状況は、以下において明らかなように区
域31を壁面が通過する時は反対となる)曲げ応
力により、コツプの壁面に生じる逆張力は一貫し
て増加する。
遷移区域の隙間24においては、コツプ壁面に
おいて生じた逆張力は、直径の減少によつて生じ
る環帯応力、ならびにコツプの壁面と前面および
後面17,18間の摩擦力の結果として、確実に
更に増加する。
おいて生じた逆張力は、直径の減少によつて生じ
る環帯応力、ならびにコツプの壁面と前面および
後面17,18間の摩擦力の結果として、確実に
更に増加する。
区域31において、一部は直径の減少およびコ
ツプの壁面とダイ10の表面間の摩擦力から生じ
るが、主としてこの区域においてはコツプの壁面
の外表面においては圧縮応力を生じその内表面に
おいては引張応力を生じ、この曲げ応力から生じ
る環帯応力によつて、逆張力は更に増大する結果
となる。
ツプの壁面とダイ10の表面間の摩擦力から生じ
るが、主としてこの区域においてはコツプの壁面
の外表面においては圧縮応力を生じその内表面に
おいては引張応力を生じ、この曲げ応力から生じ
る環帯応力によつて、逆張力は更に増大する結果
となる。
コツプの壁面の材料が区域31から収束するダ
イの表面20に沿つてダイのスロート21を通過
し、ここでこの材料はダイ10とパンチ12間で
その最終的な肉厚ts迄定寸措置される。ダイのス
ロート21およびその後方には、材料はパンチ1
2により前方向に引張られるが、依然として前述
の逆張力を受ける。
イの表面20に沿つてダイのスロート21を通過
し、ここでこの材料はダイ10とパンチ12間で
その最終的な肉厚ts迄定寸措置される。ダイのス
ロート21およびその後方には、材料はパンチ1
2により前方向に引張られるが、依然として前述
の逆張力を受ける。
一般に、缶の壁面の元の肉厚が約0.20mm
(0.0080インチ)であつたならば、肉厚tdは0.18mm
(0.0070インチ)以下であるが、平均値は約0.16
mm(0.0064インチ)、最小値は約0.157mm(0.0062
インチ)であることが観察された。ダイのスロー
ト21における定寸措置の後、最終肉厚tsは約
0.15mm(0.0060インチ)である。
(0.0080インチ)であつたならば、肉厚tdは0.18mm
(0.0070インチ)以下であるが、平均値は約0.16
mm(0.0064インチ)、最小値は約0.157mm(0.0062
インチ)であることが観察された。ダイのスロー
ト21における定寸措置の後、最終肉厚tsは約
0.15mm(0.0060インチ)である。
最終的な定寸工程が単に付加的なものに過ぎ
ず、材料が区域30において張力の下で曲げられ
る時主体となる壁面の肉厚の減少が生じるため、
冷却と共に付加される潤滑が必要となる。従つ
て、定寸措置の後、缶は印刷、塗装等が可能にな
る前にその洗浄を必要とする残留潤滑剤を全く含
まない。更に、錫メツキを施した缶の場合には、
鋼材料に対する錫の被覆は緩やかなアイロニング
作用を受ける。曲げ伸ばし法においては、S字形
状の経路の彎曲部分30,31における材料の曲
げによつて主要壁面の肉厚の減少が生じる。摩擦
力は所要の逆張力に加担するが、これは主とし
て、材料が存在する区域24において直線状の第
1の彎曲した半径方向縁部16にわたつて曲げら
れ、第2の半径方向縁部19においては反対方向
に再び曲げられると云う事実のためである。半径
rB、特に半径rDが小さく、かつ以下に述べる範囲
内に維持されることが特に重要である。
ず、材料が区域30において張力の下で曲げられ
る時主体となる壁面の肉厚の減少が生じるため、
冷却と共に付加される潤滑が必要となる。従つ
て、定寸措置の後、缶は印刷、塗装等が可能にな
る前にその洗浄を必要とする残留潤滑剤を全く含
まない。更に、錫メツキを施した缶の場合には、
鋼材料に対する錫の被覆は緩やかなアイロニング
作用を受ける。曲げ伸ばし法においては、S字形
状の経路の彎曲部分30,31における材料の曲
げによつて主要壁面の肉厚の減少が生じる。摩擦
力は所要の逆張力に加担するが、これは主とし
て、材料が存在する区域24において直線状の第
1の彎曲した半径方向縁部16にわたつて曲げら
れ、第2の半径方向縁部19においては反対方向
に再び曲げられると云う事実のためである。半径
rB、特に半径rDが小さく、かつ以下に述べる範囲
内に維持されることが特に重要である。
締付による過度の摩擦がコツプの壁面のダイ1
0又は素材ホルダー13の表面間に膠着を生じる
ことがある故、このような摩擦を避けることが必
要である。ダイ10の収束形状面20の存在は、
ダイのスロートにおける定寸措置により応力が加
つた部分から曲げ作用の故に応力が生じたコツプ
壁面の部分を分離するために望ましい。又、収束
形状の面20に沿つて運動する材料には非常に大
きな逆張力も存在するため、ダイのスロート21
において定寸措置を行う力は少くて済む。
0又は素材ホルダー13の表面間に膠着を生じる
ことがある故、このような摩擦を避けることが必
要である。ダイ10の収束形状面20の存在は、
ダイのスロートにおける定寸措置により応力が加
つた部分から曲げ作用の故に応力が生じたコツプ
壁面の部分を分離するために望ましい。又、収束
形状の面20に沿つて運動する材料には非常に大
きな逆張力も存在するため、ダイのスロート21
において定寸措置を行う力は少くて済む。
材料の肉厚は実質量だけ減少し、肉厚の減少の
程度は、以下に述べるように、半径rDと肉厚t0の
比に依存する。
程度は、以下に述べるように、半径rDと肉厚t0の
比に依存する。
第4図に示した工具は、全般的に既に述べた如
く、ダイ10と、パンチ12と、素材ホルダー1
3と、ネスト・リング14を含む。
く、ダイ10と、パンチ12と、素材ホルダー1
3と、ネスト・リング14を含む。
第5図に示される工具は凹部のないネスト・リ
ング54を有し、素材ホルダー53とダイ51間
の24の如き水平方向の平坦部分がなく、そのた
め半径方向縁部16により画成される経路の彎曲
部分は半径方向縁部19により画成される部分に
直接融合する。第4図の素材ホルダー13とは対
照的に、素材ホルダー53は実施可能な最小巾
で、これは略々rB+rDに等しい(第3図参照)。
ング54を有し、素材ホルダー53とダイ51間
の24の如き水平方向の平坦部分がなく、そのた
め半径方向縁部16により画成される経路の彎曲
部分は半径方向縁部19により画成される部分に
直接融合する。第4図の素材ホルダー13とは対
照的に、素材ホルダー53は実施可能な最小巾
で、これは略々rB+rDに等しい(第3図参照)。
定寸措置と組合わされた2回目の再絞り工程
(第2図のカーブR2bで示す)は、コツプの直径
で約20%の減少をもたらすことになつた。前述の
如く、S字形状の経路が中間区域24を持たない
素材ホルダーの最小可能巾によつて最小限の直径
の減少量が制限されることになる。
(第2図のカーブR2bで示す)は、コツプの直径
で約20%の減少をもたらすことになつた。前述の
如く、S字形状の経路が中間区域24を持たない
素材ホルダーの最小可能巾によつて最小限の直径
の減少量が制限されることになる。
ブリキ板製についての実験は、縁部19の半径
rD(第3図)の最小値は肉厚t0の3倍に等しいが、
その最大値はスロート部21において行われるべ
き極く僅かな定寸措置を残して、曲げ伸ばしを全
く有効にするための壁面の肉厚t0の4倍より小さ
くなければならないことを示した。定寸操作にお
いてこれ以上の作業を必要とする場合は、過度の
熱が生成されてこれが更に錫の溶融および流動を
生じることになり、このため表面品質を損う。半
径rBの値は同じ範囲内にあるべきである。
rD(第3図)の最小値は肉厚t0の3倍に等しいが、
その最大値はスロート部21において行われるべ
き極く僅かな定寸措置を残して、曲げ伸ばしを全
く有効にするための壁面の肉厚t0の4倍より小さ
くなければならないことを示した。定寸操作にお
いてこれ以上の作業を必要とする場合は、過度の
熱が生成されてこれが更に錫の溶融および流動を
生じることになり、このため表面品質を損う。半
径rBの値は同じ範囲内にあるべきである。
曲げ伸ばし操作は非常に小さな素材保持力を用
い、この保持力は、素材ホルダーが半径方向に十
分に短くかつ半径rBとrRがその最小値付近である
ならば、殆んど零に保持することが可能である。
従つて、素材ホルダーは、彎曲経路部分30と3
1間におけるカツプ材料の半径方向内方の運動に
おいてそのガイドとして実質的に作用する。この
過程は、直径の減少率が更に小さい場合および大
きな場合にも等しく有効である。直径の減少率の
上限は実施においてのみ決定可能で、多くのパラ
メータに依存するが、就中缶の基礎的材料の機械
的特性に依存するものである。
い、この保持力は、素材ホルダーが半径方向に十
分に短くかつ半径rBとrRがその最小値付近である
ならば、殆んど零に保持することが可能である。
従つて、素材ホルダーは、彎曲経路部分30と3
1間におけるカツプ材料の半径方向内方の運動に
おいてそのガイドとして実質的に作用する。この
過程は、直径の減少率が更に小さい場合および大
きな場合にも等しく有効である。直径の減少率の
上限は実施においてのみ決定可能で、多くのパラ
メータに依存するが、就中缶の基礎的材料の機械
的特性に依存するものである。
缶の基礎材料はアルミニウム又は鋼の如き金属
板でよく、これを錫、又かクローム、あるいはク
ロームとクローム酸化物の如き他の電気メツキ材
料で被覆することができる。この金属板は、絞り
加工の前に適当なラツカーその他の有機物のコー
テイングを施すこともできる。又金属板のラミネ
ートおよび有機物の膜も使用可能である。
板でよく、これを錫、又かクローム、あるいはク
ロームとクローム酸化物の如き他の電気メツキ材
料で被覆することができる。この金属板は、絞り
加工の前に適当なラツカーその他の有機物のコー
テイングを施すこともできる。又金属板のラミネ
ートおよび有機物の膜も使用可能である。
第6図は、下方に向つて見れば、3段階の二回
目の再絞り操作として、3段階の順次配置された
工具10,12〜14,10′,12′〜14′、
および10″,12″〜14″においてそれぞれ実
施可能な3段階の別個の順次の曲げ―伸ばし―定
寸の工程を示している。もしこのような3段階の
工程を用いるならば、最初の再絞り工程は適当な
状況においては省くことができる。第2の工程に
おいては、パンチ12′と素材ホルダー13′間、
およびダイ10′とネスト・リング14′間におい
て、それぞれ60および61で示される如く適当
なミスト潤滑剤を導入することができる。第3の
工程において、類似の潤滑剤は62および63で
示される場所に導入することができる。
目の再絞り操作として、3段階の順次配置された
工具10,12〜14,10′,12′〜14′、
および10″,12″〜14″においてそれぞれ実
施可能な3段階の別個の順次の曲げ―伸ばし―定
寸の工程を示している。もしこのような3段階の
工程を用いるならば、最初の再絞り工程は適当な
状況においては省くことができる。第2の工程に
おいては、パンチ12′と素材ホルダー13′間、
およびダイ10′とネスト・リング14′間におい
て、それぞれ60および61で示される如く適当
なミスト潤滑剤を導入することができる。第3の
工程において、類似の潤滑剤は62および63で
示される場所に導入することができる。
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