JPH0121117B2 - - Google Patents

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JPH0121117B2
JPH0121117B2 JP59210020A JP21002084A JPH0121117B2 JP H0121117 B2 JPH0121117 B2 JP H0121117B2 JP 59210020 A JP59210020 A JP 59210020A JP 21002084 A JP21002084 A JP 21002084A JP H0121117 B2 JPH0121117 B2 JP H0121117B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glaze
pattern
colored
transparent
basic
Prior art date
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Expired
Application number
JP59210020A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6186485A (ja
Inventor
Akira Ishii
Katsumi Yamamoto
Hachiro Nonogaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP21002084A priority Critical patent/JPS6186485A/ja
Publication of JPS6186485A publication Critical patent/JPS6186485A/ja
Publication of JPH0121117B2 publication Critical patent/JPH0121117B2/ja
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、基礎を施してなる釉層の内部に、明
瞭な輪郭の絵柄用釉を存在せしめて、恰も象嵌を
施したような装飾面を有する窯業製品を得るため
の新規な製造方法に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
従来、窯業用生素地成形体の表面に、複数種の
釉薬を重合施釉して装飾面を形成させる方法に
は、プリント法、浸透プリント法等があつた。第
3図は、前記プリント法によつて装飾面を形成し
たタイル4を示す側断面図である。また、第4図
は、従来の浸透プリント法によつて装飾面を形成
したタイル4を示す側断面図である。両図に示す
ように、従来のプリント法及び浸透プリント法に
よつてタイル4は、タイル生素地4′の表面に基
礎軸5を施釉すると共に、該基礎釉5の上面に更
に上釉6を重合施釉して焼成していたものであ
る。前記両図によつても分かるように、これらプ
リント法法及び浸透プリント法は、その焼成時に
基礎釉5と上釉6とを融合させることによつて、
上釉の輪郭部において色、形をぼかした所謂ぼか
し模様を形成して審美的な外観意匠を表現しよう
というものであつた。
一方、焼成後に、基礎釉5の中に上釉6の輪郭
を截然と際立たせて美しい絵柄模様を現出させる
方法については、実用に供し得る程のものは未だ
存在しない状況にある。
〔問題点を解決するための手段とその作用〕
前記従来技術の問題点を解決するために本発明
が採用した手段は、焼成後に透明となる透明釉と
着色釉とを準備し、該透明釉と着色釉のうち熔融
温度が高く且つ同温熔融状態における粘度が高い
方を選んで絵柄用釉とすると共に他方を基礎釉と
し、窯業用の生素地成形体の表面に前記基礎釉を
施して所定厚みの釉層を形成すると共に該釉層上
面又は下面の一部に前記絵柄用釉を施して任意形
状の絵柄を描き、次ぎにこの施釉された生素地成
形体を前記絵柄用釉が軟化熔融する程度の温度で
焼成し、該焼成中に前記絵柄用釉と着色釉との両
者間に存在する軟化の遅速差及び熔融粘度の差を
利用して釉層の内部に明瞭な輪郭の絵柄を現出さ
せるところにある。
上記の如く、本発明の実施に用いられる絵柄用
釉は基礎釉に比べて軟化温度が高い。そして焼成
は、絵柄用釉が軟化熔融する温度で行われる。従
つて、焼成過程の中では、まず基礎釉が軟化する
から、基礎釉層の上面に施された未軟化の絵柄釉
は軟化した基礎釉の中に沈降する傾向を示し、次
いで絵柄用釉が軟化熔融する時点では、該絵柄用
釉の上面と基礎釉の上面とは面一の平滑状態とな
る。なお、基礎釉の下面に施された絵柄用釉は、
終始基礎釉の中に埋没した状態にある。しかも同
温熔融状態下では、絵柄用釉の方が基礎釉よりも
粘度が高いから、両者の接触界面において相互に
融合することはなく、絵柄用釉で描かれた模様等
は明瞭な輪郭を保持し、恰も象嵌の趣きを呈す
る。また、基礎釉と絵柄用釉のうちいずれか一方
は、焼成後に透明となるから、基礎釉の釉層内部
に絵柄用釉で描かれた模様等は潤色されて深みを
添える。
〔実施例〕
以下本発明を、その実施例を示す図面に基づい
て説明すると次ぎのとおりである。
第1図は、本発明方法によつて製造された窯業
製品(タイル)1の側断面図である。同図に示す
ように本発明方法によつて製造された窯業製品1
の装飾面1aは、基礎釉2による釉層の内部に、
明瞭輪郭の絵柄用釉3が存在する如く形成されて
いる。
本発明方法は次ぎの如くにして行なう。まず、
焼成後に透明となる透明釉と着色釉とを準備す
る。本実施例では、透明釉に、フリツト60重量%
と長石40重量%とからなるものを用いた。該透明
釉は、ゼーゲル錐番号がSK5a〜SK6aである。ま
た、着色釉は、フリツト100重量%、ベヒクル65
重量%からなるものを用いた。該着色釉は、ゼー
ゲル錐番号がSK4a〜SK5aである。
一般に、熔融温度が高いものは、熔融粘性も高
いことが周知である。従つて、これら透明釉と着
色釉とをそのゼーゲル錐番号によつて比較する
と、着色釉よりも透明釉の熔融粘性が高いことが
わかる。従つて、本実施例においては、前記透明
釉を絵柄用釉3とし、着色釉を基礎釉2とした。
なお、基礎釉2は、その熱膨脹係数を熔着対象と
なる生素地成形体1の熱膨脹係数と合致するよう
調製して用いられるものとする。
次ぎに、前記基礎釉2を生素地成形体1′の表
面に幕掛け法によつて施す。該生素地成形体1′
は、一辺が150mmの正方形状のタイル生素地であ
つて、その厚さは7mmである。また、使用した基
礎釉2の量は26gであつて、釉層の厚さは0.6mm
となつた。その後、スクリーン印刷によつて、前
記基礎釉2の釉層上面に絵柄用釉3を0.5mm厚さ
に施した。
上記の如く施釉された生素地成形体1′を、前
記絵柄用釉3が軟化熔融しはじめる温度である
1180℃で36時間平焼きした。焼成の際には、着色
釉よりなる基礎釉2の方が先に軟化するから、そ
の釉層上面に施された絵柄用釉3は基礎釉2の層
の中に除々に沈降する。次ぎに絵柄用釉3が軟化
し、やがて基礎釉2と絵柄用釉3は共に熔融状態
となり、それらの上面は面一に平滑化される。し
かし、絵柄用釉3の方が基礎釉2よりも粘度が高
いから、両者の釉が相互の接触界面において融合
することはなく、絵柄用釉3で描かれた模様等は
明瞭な輪郭を保持する。しかも、一般のガラス質
にあつては、軟化温度が高いもの程熱膨脹係数は
小さいので、遅れて軟化する絵柄用釉3で描かれ
た模様等は元の形状を保持し、これが輪郭の明瞭
化に一層役立つのである。
このようにして得られた窯業製品1は、その表
面部に形成された着色釉による基礎釉2の釉層内
部に、その輪郭を明瞭に保つた透明な絵柄用釉3
が埋設された象嵌状装飾面1aが形成されてい
た。
(別態様の検討) 別の製造方法として、第2図に示すように予め
生素地成形体1′の表面に絵柄用釉3を点在形成
させておき、しかる後、前記絵柄用釉3の上面に
基礎釉2による釉層を形成させるようにしてもよ
い。なおこの場合は、前記実施例とは反対に、基
礎釉2として透明釉を選び、絵柄用釉3として着
色釉を選んだ。この実施例においては、着色釉よ
りなる絵柄用釉3を前記のように点在させたの
は、絵柄用釉3の方が基礎釉2よりも軟化熔融温
度が低く、必然的に膨脹係数も大となるので、軟
化熔融時の膨脹量を僅少なものにとどめておくた
めである。
焼成の際には、点在させた絵柄用釉3の膨脹量
は僅少であり、該絵柄用釉3は熔融粘度の高い基
礎釉2よつて閉じ込められているので、絵柄用釉
3によつて描かれた模様等が変形するようなこと
もなく、明瞭な輪郭を保持することとなる。従つ
てこの実施例では、基礎釉2による透明な釉層の
内部に、着色釉による点状の絵柄用釉3を存在さ
せて任意の模様等が描かれた象嵌状の装飾面1a
を得ることができる。
このように、本発明方法の細部構成は、実施の
態様に応じて適宜変更可能なものである。
〔発明の効果〕
以上の説明で明らかなように、本発明方法によ
つて製造された窯業製品の装飾面は、基礎釉によ
る釉層の内部に、絵柄用釉がその輪郭を明瞭に保
つた状態で残留しているものであり、しかも、そ
の状態は、透明な基礎釉又は絵柄用釉を通して確
認できるものであるから、これを見る者には、絵
柄用釉による模様等が恰も象嵌の如き美感を起こ
させる。
また、本発明の製造方法に係る窯業製品は、透
明釉と着色釉とが交錯する装飾面を有しているの
で、そこに描かれた模様等は全体として潤色され
た深みを帯び、且つ光の当り具合によつて趣きに
微妙な変化があり、一層優美なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法によつて製造された窯業製
品の側断面図、第2図は本発明に係る別態様の製
造方法によつて製造された窯業製品の側断面図、
第3図は従来のプリント法によつて製造されたタ
イルを示す側断面図、第4図は従来の浸透プリン
ト法によつて製造されたタイルを示す側断面図で
ある。 1……窯業製品、1′……生素地成形体、1a
……装飾面、2……基礎釉、3……絵柄用釉。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 焼成後に透明となる透明釉と着色釉とを準備
    し、該透明釉と着色釉のうち熔融温度が高く且つ
    同温熔融状態における粘度が高い方を選んで絵柄
    用釉とすると共に他方を基礎釉とし、窯業用の生
    素地成形体の表面に前記基礎釉を施して所定厚み
    の釉層を形成すると共に該釉層上面又は下面の一
    部に前記絵柄用釉を施して任意形状の絵柄を描
    き、次ぎにこの施釉された生素地成形体を前記絵
    柄用釉が軟化熔融する程度の温度で焼成し、該焼
    成中に前記絵柄用釉と着色釉との両者間に存在す
    る軟化の遅速差及び熔融粘度の差を利用して釉層
    の内部に明瞭な輪郭の絵柄を現出させることを特
    徴とする象嵌状装飾面を有した窯業製品の製造方
    法。
JP21002084A 1984-10-05 1984-10-05 象嵌状装飾面を有した窯業製品の製造方法 Granted JPS6186485A (ja)

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JP21002084A JPS6186485A (ja) 1984-10-05 1984-10-05 象嵌状装飾面を有した窯業製品の製造方法

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JP21002084A JPS6186485A (ja) 1984-10-05 1984-10-05 象嵌状装飾面を有した窯業製品の製造方法

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JPS6186485A JPS6186485A (ja) 1986-05-01
JPH0121117B2 true JPH0121117B2 (ja) 1989-04-19

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JP21002084A Granted JPS6186485A (ja) 1984-10-05 1984-10-05 象嵌状装飾面を有した窯業製品の製造方法

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