JPH01213399A - 金属の不働態化剤 - Google Patents
金属の不働態化剤Info
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- JPH01213399A JPH01213399A JP3680388A JP3680388A JPH01213399A JP H01213399 A JPH01213399 A JP H01213399A JP 3680388 A JP3680388 A JP 3680388A JP 3680388 A JP3680388 A JP 3680388A JP H01213399 A JPH01213399 A JP H01213399A
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- Japan
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- antimony
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- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はクラッキング触媒上の金属の不働態化剤に係り
、特にクラッキング触媒、即ち流動接触分解(FCC)
装置用触媒(以下車にrFCCFCC触媒うことがある
。)に様々な悪影響を及ぼしかつ炭化水素の脱水素反応
を促進するNi等の金属を効率的に不働態化することが
できる不働態化剤に関する。
、特にクラッキング触媒、即ち流動接触分解(FCC)
装置用触媒(以下車にrFCCFCC触媒うことがある
。)に様々な悪影響を及ぼしかつ炭化水素の脱水素反応
を促進するNi等の金属を効率的に不働態化することが
できる不働態化剤に関する。
[従来の技術]
高分子量炭化水素は、FCC触媒の存在下において、高
温度域で接触分解(クラッキング)することにより軽質
留分を得、これを各種産業分野への使用に供している。
温度域で接触分解(クラッキング)することにより軽質
留分を得、これを各種産業分野への使用に供している。
炭化水素のクラッキング工程において、炭化水素の供給
原料中に存在するニッケル(Ni)等の金属がクラブキ
ング触媒の性能に有害な影響を与えることは知られてい
る。加えて、NiはFCC反応中に炭化水素の分解反応
を促進する触媒的な作用を果し、その結果ガソリン等の
製品の収率を下げ、水素ガスの発生を促す、この場合、
水素ガスが一定量以上発生するとFCC装置の運転を中
断せざるを得なくなる。
原料中に存在するニッケル(Ni)等の金属がクラブキ
ング触媒の性能に有害な影響を与えることは知られてい
る。加えて、NiはFCC反応中に炭化水素の分解反応
を促進する触媒的な作用を果し、その結果ガソリン等の
製品の収率を下げ、水素ガスの発生を促す、この場合、
水素ガスが一定量以上発生するとFCC装置の運転を中
断せざるを得なくなる。
このため、従来においては、例えば特公昭57−157
98に開示される如く、アンチモン化合物を加えてNi
等の有害金属を不働態化(不活性化:パシベーション)
する方法が提案されている。このような方法において、
アンチモン化合物の供給形態としては種々研究開発がな
されており、例えば、特公昭57−15635には有機
アR−OS ンチモン([)p ]sSb:アンチモR−OS ニートリスジアルキルジチオフォスフェート)が開示さ
れている。
98に開示される如く、アンチモン化合物を加えてNi
等の有害金属を不働態化(不活性化:パシベーション)
する方法が提案されている。このような方法において、
アンチモン化合物の供給形態としては種々研究開発がな
されており、例えば、特公昭57−15635には有機
アR−OS ンチモン([)p ]sSb:アンチモR−OS ニートリスジアルキルジチオフォスフェート)が開示さ
れている。
一方、経済性の面から五酸化アンチモンを有機溶剤にゾ
ル分散させたものも商品化されており、上記有機アンチ
モンに比し、実用性の面で評価を得ている。
ル分散させたものも商品化されており、上記有機アンチ
モンに比し、実用性の面で評価を得ている。
FCC触媒上の金属を不働態化するための五酸化アンチ
モンゾルとしては、米国特許4,488.984に水性
五酸化アンチモンゾルが、特開昭60−161729に
は疎水性有機溶媒五酸化アンチモンゾルが提案されてい
る。また、発明者等は特開昭62−129140にオル
ガノ五酸化アンチモンゾルを提案した。これら疎水性有
機溶媒五酸化アンチモンゾル、オルガノ五酸化アンチモ
ンゾルは、いずれも水性五酸化アンチモンゾルを原料と
している。
モンゾルとしては、米国特許4,488.984に水性
五酸化アンチモンゾルが、特開昭60−161729に
は疎水性有機溶媒五酸化アンチモンゾルが提案されてい
る。また、発明者等は特開昭62−129140にオル
ガノ五酸化アンチモンゾルを提案した。これら疎水性有
機溶媒五酸化アンチモンゾル、オルガノ五酸化アンチモ
ンゾルは、いずれも水性五酸化アンチモンゾルを原料と
している。
しかして、水性五酸化アンチモンゾルの製造法としては
、アンチモン酸アルカリ塩をイオン交換する方法(特公
昭57−11848号)、三酸化アンチモンを過酸化水
素により酸化する方法(特公昭53−20479号など
)、アンチモン酸アルカリを無機酸と反応させた後有機
塩基で解膠する方法(特開昭60−41536号)など
が知られている。
、アンチモン酸アルカリ塩をイオン交換する方法(特公
昭57−11848号)、三酸化アンチモンを過酸化水
素により酸化する方法(特公昭53−20479号など
)、アンチモン酸アルカリを無機酸と反応させた後有機
塩基で解膠する方法(特開昭60−41536号)など
が知られている。
[発明が解決しようとする課題]
上記方法にて製造される五酸化アンチモンゾルは、いず
れも得られる五酸化アンチモンコロイド粒子が電子顕微
鏡観察で一次粒子径20mμを超える粒子となるため、
次のような問題があった。
れも得られる五酸化アンチモンコロイド粒子が電子顕微
鏡観察で一次粒子径20mμを超える粒子となるため、
次のような問題があった。
■ FCCの反応器/再生塔間、再生塔/ライザー間の
連絡配管(スタンドバイブ)内部、この連絡配管中に設
置しである流量制御弁(スライドバルブ)等にアンチモ
ンのデポジットを生成し、装置の安定運転が阻害され、
著しい場合には装置の運転不能に至る。
連絡配管(スタンドバイブ)内部、この連絡配管中に設
置しである流量制御弁(スライドバルブ)等にアンチモ
ンのデポジットを生成し、装置の安定運転が阻害され、
著しい場合には装置の運転不能に至る。
(なお、有機アンチモンを使用する場合にはこのような
問題は起こらない。) ■ 有機アンチモンに比し、不働態化効果が劣る。
問題は起こらない。) ■ 有機アンチモンに比し、不働態化効果が劣る。
事実、従来の五酸化アンチモンゾルではその五酸化アン
チモンコロイド粒子の粒径が30〜70mμのものが主
流であり、上記■、■の問題は避けることができなかっ
た。
チモンコロイド粒子の粒径が30〜70mμのものが主
流であり、上記■、■の問題は避けることができなかっ
た。
[課題を解決するための手段]
本発明のクラッキング触媒上の金属の不働態化剤は、粒
子径が2〜20mμの石油系溶剤五酸化アンチモンゾル
からなることを特徴とする。
子径が2〜20mμの石油系溶剤五酸化アンチモンゾル
からなることを特徴とする。
即ち、本発明者らは、従来の五酸化アンチモンゾル型不
働態化剤による前記■、■の問題を解決すべく鋭意研究
を重ねた結果、デポジットの発生、有機アンチモンに対
する効果の差等の問題は、供給する五酸化アンチモンゾ
ルのコロイド粒−径が重要な要件となることを見出した
。即ち、不働態化の対象となるNi等の金属は、原料炭
化水素油中に有機金属化合物として存在することは既に
知られている。この有機金属化合物に対して不働態化剤
を最も効果的に作用させるためには、原料炭化水素油中
に不働態化剤である五酸化アンチモンを十分に拡散した
状態で注入することが重要となるが、五酸化アンチモン
ゾル型不働態化剤の場合、五酸化アンチモン自体は、原
料炭化水素油中への溶解性がない。従って、供給形態と
して、五酸化アンチモンゾルのコロイド粒子の粒径を小
さくし、その拡散性を高めることが有効である。
働態化剤による前記■、■の問題を解決すべく鋭意研究
を重ねた結果、デポジットの発生、有機アンチモンに対
する効果の差等の問題は、供給する五酸化アンチモンゾ
ルのコロイド粒−径が重要な要件となることを見出した
。即ち、不働態化の対象となるNi等の金属は、原料炭
化水素油中に有機金属化合物として存在することは既に
知られている。この有機金属化合物に対して不働態化剤
を最も効果的に作用させるためには、原料炭化水素油中
に不働態化剤である五酸化アンチモンを十分に拡散した
状態で注入することが重要となるが、五酸化アンチモン
ゾル型不働態化剤の場合、五酸化アンチモン自体は、原
料炭化水素油中への溶解性がない。従って、供給形態と
して、五酸化アンチモンゾルのコロイド粒子の粒径を小
さくし、その拡散性を高めることが有効である。
本発明は、このような知見に基いて完成された。
以下に本発明の詳細な説明する。
本発明のクラッキング触媒上の金属の不働態化剤は、粒
子径が2〜20mμの石油系溶剤五酸化アンチモンゾル
(Sb205・nH2O(n=3〜4))からなるもの
である。なお、本発明にEう粒子径とは電子顕微鏡観察
による一次粒子径を指す0本発明において、粒子径が2
0mμを超えると十分な不働態化効果が得られないと共
に、デポジットの発生の問題がある。粒子径2mμ未満
のものは製造が困難で実用的でない。
子径が2〜20mμの石油系溶剤五酸化アンチモンゾル
(Sb205・nH2O(n=3〜4))からなるもの
である。なお、本発明にEう粒子径とは電子顕微鏡観察
による一次粒子径を指す0本発明において、粒子径が2
0mμを超えると十分な不働態化効果が得られないと共
に、デポジットの発生の問題がある。粒子径2mμ未満
のものは製造が困難で実用的でない。
このような本発明に係る石油系溶剤五酸化アンチモンゾ
ルは、粒子径2〜20mμの水性五酸化アンチモンゾル
を用いて調製される。粒子径2〜20mμの水性五酸化
アンチモンゾルは、例えば木発明者らにより提案された
特開昭61−227918号、62−182116号に
記載した方法等により容易に製造することができる。
ルは、粒子径2〜20mμの水性五酸化アンチモンゾル
を用いて調製される。粒子径2〜20mμの水性五酸化
アンチモンゾルは、例えば木発明者らにより提案された
特開昭61−227918号、62−182116号に
記載した方法等により容易に製造することができる。
上記方法等にて製造された粒子径2〜20mμの水性五
酸化アンチモンゾルより、本発明の石油系溶剤五酸化ア
ンチモンゾルを調製する方法としては特に制限はなく、
公知の方法をいずれも採用することができるが、例えば
特開昭62−129140号に記載される方法等が好適
である。
酸化アンチモンゾルより、本発明の石油系溶剤五酸化ア
ンチモンゾルを調製する方法としては特に制限はなく、
公知の方法をいずれも採用することができるが、例えば
特開昭62−129140号に記載される方法等が好適
である。
なお、本発明において、石油系溶剤五酸化アンチモンゾ
ル中のアンチモンの量は、1〜50重量%、とりわけ該
ゾルの取扱い上、10〜40重量%であることが好まし
い。
ル中のアンチモンの量は、1〜50重量%、とりわけ該
ゾルの取扱い上、10〜40重量%であることが好まし
い。
このような本発明の不働態化剤の添加方法は、従来と同
様で良く、一般にはクラッキング工程流入原料炭化水素
油中に所定量添加して用いる。この場合、添加量は原料
炭化水素油中の金属、特にNi含有量に対してsbが0
.1〜2重量倍程度とするのが好ましい。
様で良く、一般にはクラッキング工程流入原料炭化水素
油中に所定量添加して用いる。この場合、添加量は原料
炭化水素油中の金属、特にNi含有量に対してsbが0
.1〜2重量倍程度とするのが好ましい。
[作用]
本発明の不働態化剤は、粒子径2〜20mμという極め
て小さいコロイド粒子よりなる石油系溶剤五酸化アンチ
モンゾルであるため、有効成分である五酸化アンチモン
が原料炭化水素油中に効率良く拡散し、極めて高い不働
態化作用を奏するものとなる。また、五酸化アンチモン
の拡散効率が良いことから、アンチモンのデポジットの
生成も防止され、FCC装置の安定操業が確保される。
て小さいコロイド粒子よりなる石油系溶剤五酸化アンチ
モンゾルであるため、有効成分である五酸化アンチモン
が原料炭化水素油中に効率良く拡散し、極めて高い不働
態化作用を奏するものとなる。また、五酸化アンチモン
の拡散効率が良いことから、アンチモンのデポジットの
生成も防止され、FCC装置の安定操業が確保される。
[実施例]
以下に実施例、比較例及び製造例を挙げて本発明をより
具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り
、以下の実施例に限定されるものではない。
具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り
、以下の実施例に限定されるものではない。
なお、以下において、「%」は「重量%」を示す。
製造例1
アンチモン酸ソーダ(Sb205: 64%。
Na2O:12.5%、H20: 23.5%)356
gに、10%塩酸水溶液1140gを加えて反応させ、
得られた五酸化アンチモンゲルスラリーを吸引濾過し、
次いで5%塩酸水溶液及び水で注液洗浄を行なった。得
られた五酸化アンチモンウェットケーキを水で分散させ
、これに85%リン酸12.5gを加えた後、85℃、
1時間解膠を行ない、水性五酸化アンチモンゾルを調製
した。
gに、10%塩酸水溶液1140gを加えて反応させ、
得られた五酸化アンチモンゲルスラリーを吸引濾過し、
次いで5%塩酸水溶液及び水で注液洗浄を行なった。得
られた五酸化アンチモンウェットケーキを水で分散させ
、これに85%リン酸12.5gを加えた後、85℃、
1時間解膠を行ない、水性五酸化アンチモンゾルを調製
した。
得られたゾルは比重1.142.pl(1,75゜粘度
5.6c、p、、5b20s :13.4%。
5.6c、p、、5b20s :13.4%。
Na 20:0. 017 % 、 Cf
二 130ppm。
二 130ppm。
粒子径(電子顕微鏡による)5〜15mμであった。
上記酸性の水性五酸化アンチモンゾル1150gにベン
ジルアミン25g1アルキルベンゼンスルホン酸19g
を添加し、疎水性の五酸化アンチモンゲルスラリーとし
、このスラリーを吸引濾過し、五酸化アンチモンウェッ
トケーキ400gを得た。このウェットケーキに芳香族
系溶剤(8石ハイゾール150)250g、アルキルベ
ンゼンスルホン酸20gを加え、攪拌してゾル化させた
後、分液して五酸化アンチモンゾル460gを得た。こ
の分液ゾルにN、N−ジブチルエタノールアミン6gを
加え、芳香族系溶剤五酸化アンチモンゾル466gを得
た(ゾルA)。
ジルアミン25g1アルキルベンゼンスルホン酸19g
を添加し、疎水性の五酸化アンチモンゲルスラリーとし
、このスラリーを吸引濾過し、五酸化アンチモンウェッ
トケーキ400gを得た。このウェットケーキに芳香族
系溶剤(8石ハイゾール150)250g、アルキルベ
ンゼンスルホン酸20gを加え、攪拌してゾル化させた
後、分液して五酸化アンチモンゾル460gを得た。こ
の分液ゾルにN、N−ジブチルエタノールアミン6gを
加え、芳香族系溶剤五酸化アンチモンゾル466gを得
た(ゾルA)。
このゾルは、比重1.290.粘度6. OC,P、5
b20s : 31.0%、水分(カールフィッシャー
法)3.2%1粒子径5〜15mμ(平均9mμ)であ
り、ゾルは黄味を帯びた透明性乳白色を示した。また、
このゾルは一20℃以下から100℃以上まで安定であ
り、室温にて6ケ月以上放置しても沈降物の生成、増粘
、ゲル化などの異常は認められず、極めて安定なゾルで
あった。
b20s : 31.0%、水分(カールフィッシャー
法)3.2%1粒子径5〜15mμ(平均9mμ)であ
り、ゾルは黄味を帯びた透明性乳白色を示した。また、
このゾルは一20℃以下から100℃以上まで安定であ
り、室温にて6ケ月以上放置しても沈降物の生成、増粘
、ゲル化などの異常は認められず、極めて安定なゾルで
あった。
製造例2
アンチモン酸ソーダ(Sb205 : 64%。
Na2O:12.5%、H2O:23.5%)200g
と10%塩酸水溶液700gを反応させ、得られた五酸
化アンチモンゲルスラリーを吸引濾過し、次いで5%塩
酸水溶液及び水で注液洗浄を行なった。得られた五酸化
アンチモンウェットケーキを水で分散させ、これに85
%リン酸2.5gを加え、90℃、1時間解膠を行ない
、水性五酸化アンチモンゾルを調製した。
と10%塩酸水溶液700gを反応させ、得られた五酸
化アンチモンゲルスラリーを吸引濾過し、次いで5%塩
酸水溶液及び水で注液洗浄を行なった。得られた五酸化
アンチモンウェットケーキを水で分散させ、これに85
%リン酸2.5gを加え、90℃、1時間解膠を行ない
、水性五酸化アンチモンゾルを調製した。
得られたゾルは比重1.172.pH1,90゜粘度4
.5c、p、、5b20s :16.4%。
.5c、p、、5b20s :16.4%。
Na2O:0.024%1粒子径(電子顕微鏡による)
20〜30mμであった。
20〜30mμであった。
上記酸性の水性五酸化アンチモンゾル3020gに、攪
拌しながらベンジルアミン33g、アルキルベンゼンス
ルホン酸20.7gを加え、疎水性五酸化アンチモン凝
集体(ゲル)を生成させ、このスラリーを吸引濾通し、
ウェットケーキ1145gを得た。このウェットケーキ
に芳香族系溶剤(日石ハイゾール150)725gを加
え、ゲルを解膠しゾル化させ、静定した後分液し、芳香
族系溶剤五酸化アンチモンゾル(分液ゾル)1480g
を得た0次いで、このゾルに上記芳香族系溶剤110g
、N、N−ジブチルエタノールアミン8gを加え、芳香
族系溶剤五酸化アンチモンゾルt 600gを得た(ゾ
ルB)。
拌しながらベンジルアミン33g、アルキルベンゼンス
ルホン酸20.7gを加え、疎水性五酸化アンチモン凝
集体(ゲル)を生成させ、このスラリーを吸引濾通し、
ウェットケーキ1145gを得た。このウェットケーキ
に芳香族系溶剤(日石ハイゾール150)725gを加
え、ゲルを解膠しゾル化させ、静定した後分液し、芳香
族系溶剤五酸化アンチモンゾル(分液ゾル)1480g
を得た0次いで、このゾルに上記芳香族系溶剤110g
、N、N−ジブチルエタノールアミン8gを加え、芳香
族系溶剤五酸化アンチモンゾルt 600gを得た(ゾ
ルB)。
このゾルは、比重1.240.粘度2.7C,I)、5
b205 :30.8%、水分(カールフィッシャー法
)3.3%1粒子径20〜30mμであり、ゾルは黄味
を帯びた透明性乳白色を示した。また、このゾルは一2
0℃以下から100℃以上まで安定であり、室温で6ケ
月以上放置しても沈降物の生成、増粘、ゲル化などの異
常は認められず、安定であった。
b205 :30.8%、水分(カールフィッシャー法
)3.3%1粒子径20〜30mμであり、ゾルは黄味
を帯びた透明性乳白色を示した。また、このゾルは一2
0℃以下から100℃以上まで安定であり、室温で6ケ
月以上放置しても沈降物の生成、増粘、ゲル化などの異
常は認められず、安定であった。
実施例1.比較例1.(使用例)
トラパー残油(Ni含有量7ppm)と減圧軽油を1:
4に混合した油を対象として性能試験を行なった。
4に混合した油を対象として性能試験を行なった。
FCC装置としては20000BPD(7)ffi理能
力のあるものを用いた。また、不働態化剤の性能示標と
しては、FCC装置分解ガスを主精留塔で各成分に分け
る際生成するH2とCH4の比(H2/ CHA比)を
採用した。FCC装置は500℃で運転され、かつFC
C触媒であるゼオライト触媒/油比は5となるように触
媒が循環されている。
力のあるものを用いた。また、不働態化剤の性能示標と
しては、FCC装置分解ガスを主精留塔で各成分に分け
る際生成するH2とCH4の比(H2/ CHA比)を
採用した。FCC装置は500℃で運転され、かつFC
C触媒であるゼオライト触媒/油比は5となるように触
媒が循環されている。
この混合油に製造例1のゾルA(実施例1)と製造例2
のゾルB(比較例1)を所定量添加し、H2/ CH4
比を調べた。
のゾルB(比較例1)を所定量添加し、H2/ CH4
比を調べた。
その結果H2/ CH4比が1.1(モル比)という同
じ効果を得るためには、ゾルBではNiに対して1.0
等量(同重量、アンチモンとして)必要としたのに対し
、本発明のゾルAでは0.25等量の添加ですんだ。
じ効果を得るためには、ゾルBではNiに対して1.0
等量(同重量、アンチモンとして)必要としたのに対し
、本発明のゾルAでは0.25等量の添加ですんだ。
この結果から、ゾルAはゾルBに対して4倍の処理能力
を有することが明らかである。
を有することが明らかである。
実施例2.比較例2
実施例1及び比較例1において、トラバー残油(Ni含
有量6ppm)と減圧軽油の混合比を1=2とし、かつ
ゼオライト触媒/油比を6とし、またゾルA:Bの添加
量を共にNiに対して1.0等量(同重量、アンチモン
として)とした他はそれぞれ実施例1及び比較例1と同
様に処理した。
有量6ppm)と減圧軽油の混合比を1=2とし、かつ
ゼオライト触媒/油比を6とし、またゾルA:Bの添加
量を共にNiに対して1.0等量(同重量、アンチモン
として)とした他はそれぞれ実施例1及び比較例1と同
様に処理した。
その結果、ゾルAを添加した場合(実施例2)のH2/
CHA比は0.8であったのに対しゾルBの場合(比
較例2)は1.3であった。
CHA比は0.8であったのに対しゾルBの場合(比
較例2)は1.3であった。
この結果から、本発明の不働態化剤が優れた性能を示す
ことが明らかである。
ことが明らかである。
[発明の効果]
以上詳述した通り、本発明のクラッキング触媒上の金属
の不働態化剤は、粒子径2〜20mμという極めて小さ
いコロイド粒子よりなる石油系溶剤五酸化アンチモンゾ
ルであるため、有効成分である五酸化アンチモンが原料
炭化水素油中に効率良く拡散し、極めて高い不働態化作
用を奏することができ、しかも、アンチモンのデポジッ
トの生成も抑制される。
の不働態化剤は、粒子径2〜20mμという極めて小さ
いコロイド粒子よりなる石油系溶剤五酸化アンチモンゾ
ルであるため、有効成分である五酸化アンチモンが原料
炭化水素油中に効率良く拡散し、極めて高い不働態化作
用を奏することができ、しかも、アンチモンのデポジッ
トの生成も抑制される。
本発明の不働態化剤によれば、有機アンチそン化合物と
同等あるいはそれ以上の不働態化効果が得られ、またア
ンチモンデポジットによる運転阻害も防止され、FCC
装置によるクラッキングを効率的にかつ、安定操業にて
行なうことが可能とされる。
同等あるいはそれ以上の不働態化効果が得られ、またア
ンチモンデポジットによる運転阻害も防止され、FCC
装置によるクラッキングを効率的にかつ、安定操業にて
行なうことが可能とされる。
Claims (1)
- (1)粒子径が2〜20mμの石油系溶剤五酸化アンチ
モンゾルからなることを特徴とするクラッキング触媒上
の金属の不働態化剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3680388A JPH01213399A (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | 金属の不働態化剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3680388A JPH01213399A (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | 金属の不働態化剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01213399A true JPH01213399A (ja) | 1989-08-28 |
| JPH0528754B2 JPH0528754B2 (ja) | 1993-04-27 |
Family
ID=12479944
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3680388A Granted JPH01213399A (ja) | 1988-02-19 | 1988-02-19 | 金属の不働態化剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01213399A (ja) |
Citations (7)
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| JPS53104588A (en) * | 1977-02-11 | 1978-09-11 | Phillips Petroleum Co | Hydrocarbon cracking catalyst* manufacturing method and cracking method |
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| US4488984A (en) * | 1983-07-05 | 1984-12-18 | Nalco Chemical Company | Self-dispersing antimony oxide sols |
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-
1988
- 1988-02-19 JP JP3680388A patent/JPH01213399A/ja active Granted
Patent Citations (7)
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0528754B2 (ja) | 1993-04-27 |
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