JPH0121375B2 - - Google Patents
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- JPH0121375B2 JPH0121375B2 JP7506680A JP7506680A JPH0121375B2 JP H0121375 B2 JPH0121375 B2 JP H0121375B2 JP 7506680 A JP7506680 A JP 7506680A JP 7506680 A JP7506680 A JP 7506680A JP H0121375 B2 JPH0121375 B2 JP H0121375B2
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- strut
- lever
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 6
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 claims description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 3
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 3
- 230000004913 activation Effects 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
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- Braking Arrangements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明はブレーキシユー作動間隙の過大な調
整を防止する装置に係り、特にパーキングブレー
キの作動によりブレーキシユーとドラムとの作動
間隙を自動的に調整する装置における過大な調整
(オーバアジヤスト)を防止する装置に関する。
整を防止する装置に係り、特にパーキングブレー
キの作動によりブレーキシユーとドラムとの作動
間隙を自動的に調整する装置における過大な調整
(オーバアジヤスト)を防止する装置に関する。
ドラムブレーキのシユークリアランスを自動的
に調整するオートアジヤスト装置の一種に、一対
のシユーの一方に枢着されたパーキングレバーと
他方のシユーとの間に掛け渡されて、パーキング
レバーとの共同によつて一対のシユーを拡開させ
る作用を為すストラツトの長さを調整するタイプ
のものがある。
に調整するオートアジヤスト装置の一種に、一対
のシユーの一方に枢着されたパーキングレバーと
他方のシユーとの間に掛け渡されて、パーキング
レバーとの共同によつて一対のシユーを拡開させ
る作用を為すストラツトの長さを調整するタイプ
のものがある。
この装置においては、ストラツトは第一ストラ
ツト部材、第二ストラツト部材およびこれらを連
結するアジヤストスクリユーとから構成されると
ともに、このアジヤストスクリユーに、外周部に
歯状の噛合部が形成されたスターホイールが設け
られており、このスターホイールが回転させられ
るとアジヤストスクリユーに螺合された第二スト
ラツト部材がねじ作用で突出されてストラツトが
伸長させられるようになつている。
ツト部材、第二ストラツト部材およびこれらを連
結するアジヤストスクリユーとから構成されると
ともに、このアジヤストスクリユーに、外周部に
歯状の噛合部が形成されたスターホイールが設け
られており、このスターホイールが回転させられ
るとアジヤストスクリユーに螺合された第二スト
ラツト部材がねじ作用で突出されてストラツトが
伸長させられるようになつている。
またアジヤストレバーは、一方のブレーキシユ
ーに枢着されるとともに前記ストラツトに設けら
れた係合突起に係合させられて、これらのブレー
キシユーとストラツトとの相対運動により回動さ
せられるものであり、この回動運動によつてアジ
ヤストレバーに設けられた歯送り部がスターホイ
ールの噛合部に噛み合つてこのスターホイールを
回転させるものである。
ーに枢着されるとともに前記ストラツトに設けら
れた係合突起に係合させられて、これらのブレー
キシユーとストラツトとの相対運動により回動さ
せられるものであり、この回動運動によつてアジ
ヤストレバーに設けられた歯送り部がスターホイ
ールの噛合部に噛み合つてこのスターホイールを
回転させるものである。
この種のオートアジヤスト装置にはポジテイブ
タイプとネガテイブタイプの2形式があり、ポジ
テイブタイプとはパーキングレバーがブレーキ作
用を生ずる方向へ回動させられる際に、パーキン
グレバーの操作力に基づいてアジヤストレバーが
スターホイールを回転させる形式であり、ネガテ
イプタイプとは、パーキングレバーがブレーキ解
除方向に回動させられる戻り作動時に、リターン
スプリングの弾性力に基づいてアジヤストレバー
がスターホイールを回転させる形式である。そし
てポジテイブタイプのものについては種々のオー
バアジヤスト防止装置が提案されているが、ネガ
テイブタイプのオートアジヤスト装置に適したオ
ーバアジヤスト防止装置は未だ知られていない。
タイプとネガテイブタイプの2形式があり、ポジ
テイブタイプとはパーキングレバーがブレーキ作
用を生ずる方向へ回動させられる際に、パーキン
グレバーの操作力に基づいてアジヤストレバーが
スターホイールを回転させる形式であり、ネガテ
イプタイプとは、パーキングレバーがブレーキ解
除方向に回動させられる戻り作動時に、リターン
スプリングの弾性力に基づいてアジヤストレバー
がスターホイールを回転させる形式である。そし
てポジテイブタイプのものについては種々のオー
バアジヤスト防止装置が提案されているが、ネガ
テイブタイプのオートアジヤスト装置に適したオ
ーバアジヤスト防止装置は未だ知られていない。
しかし、ネガテイブタイプのオートアジヤスト
装置においても、シユークリアランス消滅後にお
けるブレーキ構成要素の弾性変形に基づくオーバ
アジヤストの危険は存在するのであり、本発明は
このようなオーバアジヤストを防止し得るネガテ
イブオートアジヤスト装置用オーバアジヤスト防
止装置を、できる限り簡単な構造で安価に提供す
ることを目的として為されたものである。
装置においても、シユークリアランス消滅後にお
けるブレーキ構成要素の弾性変形に基づくオーバ
アジヤストの危険は存在するのであり、本発明は
このようなオーバアジヤストを防止し得るネガテ
イブオートアジヤスト装置用オーバアジヤスト防
止装置を、できる限り簡単な構造で安価に提供す
ることを目的として為されたものである。
しかして本発明に係るオーバアジヤスト防止装
置の特徴とするところは、ネガテイブタイプのオ
ートアジヤスト装置において、第一ストラツト部
材とスターホイールとに挾圧される状態で、回転
部材をアジヤストスクリユーに嵌装し、該回転部
材とアジヤストレバーとを係合させるとともに、
該アジヤストレバーと第一ストラツト部材との係
合部相互間に、ストラツトに作用する軸力が小さ
く前記回転部材が回転可能である間は該係合部相
互の移動を阻止し、シユークリアランスの消滅後
前記ストラツトに作用する軸力が増大して前記回
転部材の回転が阻止されたときは該係合部相互の
移動を許容する弾性部材を介在させ、もつてシユ
ークリアランス消滅後における前記アジヤストレ
バーの回動を阻止し、ブレーキ構成要素の弾性変
形に基づくオーバアジヤストを防止するように構
成したことにある。
置の特徴とするところは、ネガテイブタイプのオ
ートアジヤスト装置において、第一ストラツト部
材とスターホイールとに挾圧される状態で、回転
部材をアジヤストスクリユーに嵌装し、該回転部
材とアジヤストレバーとを係合させるとともに、
該アジヤストレバーと第一ストラツト部材との係
合部相互間に、ストラツトに作用する軸力が小さ
く前記回転部材が回転可能である間は該係合部相
互の移動を阻止し、シユークリアランスの消滅後
前記ストラツトに作用する軸力が増大して前記回
転部材の回転が阻止されたときは該係合部相互の
移動を許容する弾性部材を介在させ、もつてシユ
ークリアランス消滅後における前記アジヤストレ
バーの回動を阻止し、ブレーキ構成要素の弾性変
形に基づくオーバアジヤストを防止するように構
成したことにある。
かくすることにより、パーキングレバーとアジ
ヤストレバーとを一体的に回動させるようにした
従前の装置とは異なつてブレーキ解除方向の戻り
作動時に適正な作動間隙の調整が行なわれ得ると
ともに、ブレーキ作動力の大きいとき、すなわち
パーキングレバーの回動量の大きいときにもアジ
ヤストレバーの一定量以上の回動が効果的に防止
されて、オーバアジヤストの問題も解消されるの
である。
ヤストレバーとを一体的に回動させるようにした
従前の装置とは異なつてブレーキ解除方向の戻り
作動時に適正な作動間隙の調整が行なわれ得ると
ともに、ブレーキ作動力の大きいとき、すなわち
パーキングレバーの回動量の大きいときにもアジ
ヤストレバーの一定量以上の回動が効果的に防止
されて、オーバアジヤストの問題も解消されるの
である。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて更
に詳細に説明する。
に詳細に説明する。
図において、1はバツキングプレートで、この
バツキングプレート1上にはホイールシリンダ2
及びアンカブロツク3が固定されており、この両
者の間に一対の円孤状のブレーキシユー4,5が
装着されている。ブレーキシユー4,5は引張ば
ね6,7によつて常時収縮する方向(一対のブレ
ーキシユーが互に接近する方向)に付勢されてい
る。この一対のブレーキシユー4,5の内側の相
対向する位置に設けられた2つの切欠4a,5a
の間にストラツト10が装架され、一対のブレー
キシユー4,5が一定以上収縮するのを阻止して
いる。
バツキングプレート1上にはホイールシリンダ2
及びアンカブロツク3が固定されており、この両
者の間に一対の円孤状のブレーキシユー4,5が
装着されている。ブレーキシユー4,5は引張ば
ね6,7によつて常時収縮する方向(一対のブレ
ーキシユーが互に接近する方向)に付勢されてい
る。この一対のブレーキシユー4,5の内側の相
対向する位置に設けられた2つの切欠4a,5a
の間にストラツト10が装架され、一対のブレー
キシユー4,5が一定以上収縮するのを阻止して
いる。
ストラツト10は第2図に示すように第一及び
第二ストラツト部材12,11とそれを連結する
アジヤストスクリユー13とから構成されてい
る。第二ストラツト部材11は、一端にブレーキ
シユー4に係合する矩形の切欠11aを有し、他
端に雌ねじ部11bを有している。一方、第一ス
トラツト部材12は、一端にブレーキシユー5に
係合する矩形の切欠12aを有し、他端に丸穴1
2bを有している。第一ストラツト部材12はま
た長手方向に対して直角に突設させた係合突起2
1を有している。アジヤストスクリユー13は断
面円形の棒状体であつて、一端部は雄ねじ13b
を有して第二ストラツト部材11の雌ねじ部11
bに螺合させられており、他端部は第一ストラツ
ト部材12の丸穴12bに嵌入させられている。
このアジヤストスクリユー13の中間部には、第
4図に示すようにその周面に歯状の噛合部14が
設けられた円形のスターホイール15がアジヤス
トスクリユー13と一体的に形成されており、こ
のスターホイール15の回転によりアジヤストス
クリユー13が一体的に回転させられると第二ス
トラツト部材11がねじ作用で押し出されてスト
ラツト10が伸長されるようになつている。
第二ストラツト部材12,11とそれを連結する
アジヤストスクリユー13とから構成されてい
る。第二ストラツト部材11は、一端にブレーキ
シユー4に係合する矩形の切欠11aを有し、他
端に雌ねじ部11bを有している。一方、第一ス
トラツト部材12は、一端にブレーキシユー5に
係合する矩形の切欠12aを有し、他端に丸穴1
2bを有している。第一ストラツト部材12はま
た長手方向に対して直角に突設させた係合突起2
1を有している。アジヤストスクリユー13は断
面円形の棒状体であつて、一端部は雄ねじ13b
を有して第二ストラツト部材11の雌ねじ部11
bに螺合させられており、他端部は第一ストラツ
ト部材12の丸穴12bに嵌入させられている。
このアジヤストスクリユー13の中間部には、第
4図に示すようにその周面に歯状の噛合部14が
設けられた円形のスターホイール15がアジヤス
トスクリユー13と一体的に形成されており、こ
のスターホイール15の回転によりアジヤストス
クリユー13が一体的に回転させられると第二ス
トラツト部材11がねじ作用で押し出されてスト
ラツト10が伸長されるようになつている。
前記一方のブレーキシユー5にはパーキングレ
バー16とアジヤストレバー17が同一のピン1
8により枢着されている。パーキングレバー16
は前記第一ストラツト部材12とブレーキシユー
5との係合部において、第一ストラツト部材12
と係合させられており、ブレーキ作動のためにパ
ーキングレバー16がブレーキ作動方向、すなわ
ち第1図中反時計方向に回動させられるとストラ
ツト10が図中右方向に移動させられてブレーキ
シユー4をドラム19に摺接させるとともに、そ
の反作用で他方のブレーキシユー5が移動させら
れてドラム19に摺接させられるようになつてい
る。
バー16とアジヤストレバー17が同一のピン1
8により枢着されている。パーキングレバー16
は前記第一ストラツト部材12とブレーキシユー
5との係合部において、第一ストラツト部材12
と係合させられており、ブレーキ作動のためにパ
ーキングレバー16がブレーキ作動方向、すなわ
ち第1図中反時計方向に回動させられるとストラ
ツト10が図中右方向に移動させられてブレーキ
シユー4をドラム19に摺接させるとともに、そ
の反作用で他方のブレーキシユー5が移動させら
れてドラム19に摺接させられるようになつてい
る。
アジヤストレバー17は、前記第一ストラツト
部材12に設けられた係合突起21を遊嵌させる
貫通穴24を有している。この貫通穴24はスト
ラツト10の長手方向の長穴に形成されており、
第3図に示すように貫通穴24の右端部において
貫通穴24内に向けた突起25が形成されてい
る。この突起25に一端を挿入された状態で係合
させられた圧縮スプリング26(弾性部材)は他
の一端が前記係合突起21に当接させられてお
り、係合突起21は左方(第3図)に付勢され
て、常時は貫通穴24の左端部に押し付けられて
いる。圧縮スプリング26の係合突起21への当
接端部から、更にフツク部が突設され、係合突起
21に係合させられて圧縮スプリング26が係合
突起21から外れることを防止している。
部材12に設けられた係合突起21を遊嵌させる
貫通穴24を有している。この貫通穴24はスト
ラツト10の長手方向の長穴に形成されており、
第3図に示すように貫通穴24の右端部において
貫通穴24内に向けた突起25が形成されてい
る。この突起25に一端を挿入された状態で係合
させられた圧縮スプリング26(弾性部材)は他
の一端が前記係合突起21に当接させられてお
り、係合突起21は左方(第3図)に付勢され
て、常時は貫通穴24の左端部に押し付けられて
いる。圧縮スプリング26の係合突起21への当
接端部から、更にフツク部が突設され、係合突起
21に係合させられて圧縮スプリング26が係合
突起21から外れることを防止している。
また、アジヤストレバー17の先端部には、第
4図に断面にて示すように左端部に曲げてパーキ
ングレバー16の戻り作動時にスターホイール1
5を回転させる歯送り部22が形成されており、
歯送り部22の反対側の端部には直角に曲げられ
てストツパ27が形成されている。
4図に断面にて示すように左端部に曲げてパーキ
ングレバー16の戻り作動時にスターホイール1
5を回転させる歯送り部22が形成されており、
歯送り部22の反対側の端部には直角に曲げられ
てストツパ27が形成されている。
アジヤストレバー17はまた、一端がブレーキ
シユー5に係合された引張ばね23(リターンス
プリング)の弾性力により、常時時計方向に付勢
されるとともに、歯送り部22がスターホイール
15の噛合部歯面に押圧されている。それ故に歯
送り部22は通常はスターホイールの噛合部14
に噛合つていないがアジヤストレバー17の回動
量が一定値以上に増大すると、その先端面が噛合
部14の歯面と噛合うに至り、スターホイール1
5を回動させるようになつている。
シユー5に係合された引張ばね23(リターンス
プリング)の弾性力により、常時時計方向に付勢
されるとともに、歯送り部22がスターホイール
15の噛合部歯面に押圧されている。それ故に歯
送り部22は通常はスターホイールの噛合部14
に噛合つていないがアジヤストレバー17の回動
量が一定値以上に増大すると、その先端面が噛合
部14の歯面と噛合うに至り、スターホイール1
5を回動させるようになつている。
第5図において、第一ストラツト部材12の丸
穴12bに回転可能に嵌合させられているアジヤ
ストスクリユー13の軸13aはワツシヤ30
(回転部材)を貫通している。従つてワツシヤ3
0は第一ストラツト部材12とスターホイール1
5との間に挾まれて、通常は軸13aの周りに回
転し得るようになつている。またワツシヤ30は
補強のために周囲を皿状に湾曲させられ且つ一個
の突部31がワツシヤ30の縁部から立設されて
いる。そして、この突部31は、アジヤストレバ
ー17の前記歯送り部22とストツパ27との中
間部に設けられた貫通穴28に貫通させられてい
る。それ故に、突部31を介してアジヤストレバ
ー17とワツシヤ30との係合が行なわれている
のである。
穴12bに回転可能に嵌合させられているアジヤ
ストスクリユー13の軸13aはワツシヤ30
(回転部材)を貫通している。従つてワツシヤ3
0は第一ストラツト部材12とスターホイール1
5との間に挾まれて、通常は軸13aの周りに回
転し得るようになつている。またワツシヤ30は
補強のために周囲を皿状に湾曲させられ且つ一個
の突部31がワツシヤ30の縁部から立設されて
いる。そして、この突部31は、アジヤストレバ
ー17の前記歯送り部22とストツパ27との中
間部に設けられた貫通穴28に貫通させられてい
る。それ故に、突部31を介してアジヤストレバ
ー17とワツシヤ30との係合が行なわれている
のである。
なお、スプリング26のセツト荷重はスプリン
グ23のそれより大であつて、前者の荷重による
ピン18回りのモーメントが後者の荷重によるモ
ーメントよりも大となるように定められている。
またストツパ27はアジヤストレバー17の過大
な動きによつてワツシヤ30の突部31が貫通穴
28から抜けて外れることを防ぐために設けられ
ており、その移動可能な間隔Aは噛合部14のピ
ツチBよりも大きく定められている。
グ23のそれより大であつて、前者の荷重による
ピン18回りのモーメントが後者の荷重によるモ
ーメントよりも大となるように定められている。
またストツパ27はアジヤストレバー17の過大
な動きによつてワツシヤ30の突部31が貫通穴
28から抜けて外れることを防ぐために設けられ
ており、その移動可能な間隔Aは噛合部14のピ
ツチBよりも大きく定められている。
以上の構成を有する上記装置の作動を説明する
ならば、ブレーキ作動のためパーキングレバー1
6が回動させられると、一対のブレーキシユー
4,5が拡開させられてドラム19に摺接し、ド
ラム19の回動を抑制する。このときアジヤスト
レバー17にはストラツト10に作用するパーキ
ングレバー16の回動力がスプリング26を介し
て伝えられる。パーキングレバー16の回動力は
ブレーキシユー5を介しても伝えられ、従つてア
ジヤストレバー17には第1図中反時計方向に回
動力が作用することとなるが、スプリング26が
圧縮される前にスプリング23が引き伸ばされ、
またブレーキシユー4,5がドラムに摺接するま
ではストラツト10の軸力は僅小であるために、
ワツシヤ30は軸13a回りの回動を許容され、
従つてアジヤストレバー17はピン18回りに回
動させられるのである。ブレーキシユー4,5と
ドラム19との間隙が適正であるときは、アジヤ
ストレバー17の回動量も僅かであり、歯送り部
22はスターホイール15の噛合部14歯面と噛
合うことがなく、ストラツト10の長さ調整は行
なわれない。
ならば、ブレーキ作動のためパーキングレバー1
6が回動させられると、一対のブレーキシユー
4,5が拡開させられてドラム19に摺接し、ド
ラム19の回動を抑制する。このときアジヤスト
レバー17にはストラツト10に作用するパーキ
ングレバー16の回動力がスプリング26を介し
て伝えられる。パーキングレバー16の回動力は
ブレーキシユー5を介しても伝えられ、従つてア
ジヤストレバー17には第1図中反時計方向に回
動力が作用することとなるが、スプリング26が
圧縮される前にスプリング23が引き伸ばされ、
またブレーキシユー4,5がドラムに摺接するま
ではストラツト10の軸力は僅小であるために、
ワツシヤ30は軸13a回りの回動を許容され、
従つてアジヤストレバー17はピン18回りに回
動させられるのである。ブレーキシユー4,5と
ドラム19との間隙が適正であるときは、アジヤ
ストレバー17の回動量も僅かであり、歯送り部
22はスターホイール15の噛合部14歯面と噛
合うことがなく、ストラツト10の長さ調整は行
なわれない。
このような状態にあるときに、強いブレーキ力
を得るためにパーキングレバー16が強い力で回
動させられれば、ブレーキシユー4,5にはドラ
ム19に摺接した後にも強い拡開力が作用し、こ
れに伴つてストラツト10の軸力が激増する。こ
のためワツシヤ30の回転抵抗が増大させられ、
更にこれに伴つてアジヤストレバー17の回動抵
抗が増大し、遂には回動が阻止されるに至る。ス
トラツト10がそれ以上移動してもアジヤストレ
バー17は動かず、その代りにスプリング26が
圧縮されてストラツト10の動きが吸収される。
従つてアジヤストレバー17の歯送り部22は噛
合部14に噛合わず、スターホイール15が回動
させられないため、ストラツト10はそれ以上伸
長させられず、ブレーキシユー4,5の作動間隙
は適正に保たれる。
を得るためにパーキングレバー16が強い力で回
動させられれば、ブレーキシユー4,5にはドラ
ム19に摺接した後にも強い拡開力が作用し、こ
れに伴つてストラツト10の軸力が激増する。こ
のためワツシヤ30の回転抵抗が増大させられ、
更にこれに伴つてアジヤストレバー17の回動抵
抗が増大し、遂には回動が阻止されるに至る。ス
トラツト10がそれ以上移動してもアジヤストレ
バー17は動かず、その代りにスプリング26が
圧縮されてストラツト10の動きが吸収される。
従つてアジヤストレバー17の歯送り部22は噛
合部14に噛合わず、スターホイール15が回動
させられないため、ストラツト10はそれ以上伸
長させられず、ブレーキシユー4,5の作動間隙
は適正に保たれる。
換言すれば、スプリング26はアジヤストレバ
ー17と第一ストラツト部材12との係合部間
に、ストラツト10に作用する軸力が小さくワツ
シヤ30が回転可能である間は前記係合部相互の
移動を阻止し、シユークリアランスの消滅後、ス
トラツト10に作用する軸力が増大してワツシヤ
30の回転が阻止されたときは前記係合部相互の
移動を許容するのである。
ー17と第一ストラツト部材12との係合部間
に、ストラツト10に作用する軸力が小さくワツ
シヤ30が回転可能である間は前記係合部相互の
移動を阻止し、シユークリアランスの消滅後、ス
トラツト10に作用する軸力が増大してワツシヤ
30の回転が阻止されたときは前記係合部相互の
移動を許容するのである。
次に、ブレーキシユー4,5が摩耗して作動間
隙が大きくなると、これに伴つてブレーキシユー
4,5及びストラツト10の移動量、すなわちア
ジヤストレバー17の回動量が増大するため歯送
り部22が歯面に噛合うに至るが、ブレーキシユ
ー4,5がドラムに摺接するまでは、前述の通り
ワツシヤ30も回動が許容され、スプリング26
も圧縮されることなく、ストラツト10の運動を
アジヤストレバー17に伝えるので、アジヤスト
レバー17が回動して歯送り部22がスターホイ
ール15に噛合い、戻り作動時に引張ばね23の
弾性力によつてスターホイール15を回転させ
る。それ故に、ストラツト10が伸長させられ
て、ブレーキシユー4,5の作動間隙が調整され
るのである。
隙が大きくなると、これに伴つてブレーキシユー
4,5及びストラツト10の移動量、すなわちア
ジヤストレバー17の回動量が増大するため歯送
り部22が歯面に噛合うに至るが、ブレーキシユ
ー4,5がドラムに摺接するまでは、前述の通り
ワツシヤ30も回動が許容され、スプリング26
も圧縮されることなく、ストラツト10の運動を
アジヤストレバー17に伝えるので、アジヤスト
レバー17が回動して歯送り部22がスターホイ
ール15に噛合い、戻り作動時に引張ばね23の
弾性力によつてスターホイール15を回転させ
る。それ故に、ストラツト10が伸長させられ
て、ブレーキシユー4,5の作動間隙が調整され
るのである。
次に本発明の別の実施例を第6図乃至第8図に
示す。この実施例ではピニオン40(回転部材)
が前実施例におけるワツシヤ30の代りに設けら
れており、ピニオン40は第一ストラツト部材1
2とスターホイール15との間に挾まれて、通常
は軸13aの周りに回転し得るようになつてい
る。そしてこのピニオン40に対応するアジヤス
トレバー17の部分には、これに噛合うラツク4
1が設けられている。従つてストラツト10の軸
力が特に大でない間はピニオン40は回動を許容
されるが、軸力が急増した場合にはピニオン40
が回動を阻止されるので、これに噛合うラツク4
1も動き得ず、従つてアジヤストレバー17も固
定されるので、前実施例と同様にストラツト10
の動きがスプリング26に吸収されて、ストラツ
ト10の伸長が停止される。そしてブレーキ4,
5の作動間隙が適正に保たれ、オーバアジヤスト
が防止されるのである。
示す。この実施例ではピニオン40(回転部材)
が前実施例におけるワツシヤ30の代りに設けら
れており、ピニオン40は第一ストラツト部材1
2とスターホイール15との間に挾まれて、通常
は軸13aの周りに回転し得るようになつてい
る。そしてこのピニオン40に対応するアジヤス
トレバー17の部分には、これに噛合うラツク4
1が設けられている。従つてストラツト10の軸
力が特に大でない間はピニオン40は回動を許容
されるが、軸力が急増した場合にはピニオン40
が回動を阻止されるので、これに噛合うラツク4
1も動き得ず、従つてアジヤストレバー17も固
定されるので、前実施例と同様にストラツト10
の動きがスプリング26に吸収されて、ストラツ
ト10の伸長が停止される。そしてブレーキ4,
5の作動間隙が適正に保たれ、オーバアジヤスト
が防止されるのである。
以上の説明で明らかなように、本発明のブレー
キシユークリアランスののオーバアジヤスト防止
装置は、極めて簡単な構造で安価な部材を付加す
ることにより、ブレーキ作動力の大きいとき、す
なわちパーキングレバーの回動量の大きいときに
アジヤストレバーの一定量以上の回動が防止され
てオーバアジヤストが解消される優れた効果が生
ずる。
キシユークリアランスののオーバアジヤスト防止
装置は、極めて簡単な構造で安価な部材を付加す
ることにより、ブレーキ作動力の大きいとき、す
なわちパーキングレバーの回動量の大きいときに
アジヤストレバーの一定量以上の回動が防止され
てオーバアジヤストが解消される優れた効果が生
ずる。
第1図は本発明の一実施例装置を含むドラムブ
レーキ装置の正面図、第2図は第1図における
−断面図、第3図は第1図におけるアジヤスト
レバー及びストラツトを拡大して示す要部正面
図、第4図は第3図における−断面図、第5
図は第3図における−断面図である。第6図
乃至第8図は本発明の別の実施例におけるそれぞ
れ第3図乃至第5図に相当する図である。 4,5:ブレーキシユー、10:ストラツト、
11:第二ストラツト部材、12:第一ストラツ
ト部材、13:アジヤストスクリユー、15:ス
ターホイール、16:パーキングレバー、17:
アジヤストレバー、22:歯送り部(爪部)、2
3:引張ばね(リターンスプリング)30:ワツ
シヤ(回転部材)、40:ピニオン(回転部材)。
レーキ装置の正面図、第2図は第1図における
−断面図、第3図は第1図におけるアジヤスト
レバー及びストラツトを拡大して示す要部正面
図、第4図は第3図における−断面図、第5
図は第3図における−断面図である。第6図
乃至第8図は本発明の別の実施例におけるそれぞ
れ第3図乃至第5図に相当する図である。 4,5:ブレーキシユー、10:ストラツト、
11:第二ストラツト部材、12:第一ストラツ
ト部材、13:アジヤストスクリユー、15:ス
ターホイール、16:パーキングレバー、17:
アジヤストレバー、22:歯送り部(爪部)、2
3:引張ばね(リターンスプリング)30:ワツ
シヤ(回転部材)、40:ピニオン(回転部材)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ドラムブレーキの一対のシユーの一方に枢着
されたパーキングレバーに係合させられる第一ス
トラツト部材、他方のシユーに係合させられる第
二ストラツト部材、及び前記第一ストラツト部材
に回転可能に嵌合される一方前記第二ストラツト
部材には螺合されたスターホイール付アジヤスト
スクリユを備え、該スターホイールの回転によつ
て長さの調整が可能なストラツトと、 前記一方のシユーに枢着されるとともに前記第
一ストラツト部材と係合させられ、かつ前記スタ
ーホイールを回転させる歯送り部を備えたアジヤ
ストレバーと、 該アジヤストレバーを戻り方向に付勢するリタ
ーンスプリングと を含み、シユークリアランスが所定値を越えたと
き前記パーキングレバーの戻り作動時に前記リタ
ーンスプリングの弾性力によつて前記スターホイ
ールを回転させる形式のネガテイブタイプオート
アジヤスト装置において、 前記第一ストラツト部材と前記スターホイール
とに挾圧される状態で、回転部材を前記アジヤス
トスクリユに嵌装し、該回転部材と前記アジヤス
トレバーとを係合させるとともに、前記アジヤス
トレバーと第一ストラツト部材との係合部相互間
に、前記ストラツトに作用する軸力が小さく前記
回転部材が回転可能である間は該係合部相互の移
動を阻止し、シユークリアランスの消滅後前記ス
トラツトに作用する軸力が増大して前記回転部材
の回転が阻止されたときは該係合部相互の移動を
許容する弾性部材を介在させ、もつてシユークリ
アランス消滅後における前記アジヤストレバーの
回動を阻止し、ブレーキ構成要素の弾性変形に基
くオーバアジヤストを防止するように構成したこ
とを特徴とするブレーキシユークリアランスのオ
ーバアジヤスト防止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7506680A JPS571837A (en) | 1980-06-04 | 1980-06-04 | Preventive device for over-adjustment of clearance of brake shoe |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7506680A JPS571837A (en) | 1980-06-04 | 1980-06-04 | Preventive device for over-adjustment of clearance of brake shoe |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS571837A JPS571837A (en) | 1982-01-07 |
| JPH0121375B2 true JPH0121375B2 (ja) | 1989-04-20 |
Family
ID=13565452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7506680A Granted JPS571837A (en) | 1980-06-04 | 1980-06-04 | Preventive device for over-adjustment of clearance of brake shoe |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS571837A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5783735A (en) * | 1980-11-14 | 1982-05-25 | Akebono Brake Ind Co Ltd | Automatic brake gap regulator for drum brake |
-
1980
- 1980-06-04 JP JP7506680A patent/JPS571837A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS571837A (en) | 1982-01-07 |
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