JPH01220728A - 駆動力伝達装置 - Google Patents
駆動力伝達装置Info
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- JPH01220728A JPH01220728A JP4298088A JP4298088A JPH01220728A JP H01220728 A JPH01220728 A JP H01220728A JP 4298088 A JP4298088 A JP 4298088A JP 4298088 A JP4298088 A JP 4298088A JP H01220728 A JPH01220728 A JP H01220728A
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Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 title claims description 16
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 1
- 229920002545 silicone oil Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
- Hydraulic Clutches, Magnetic Clutches, Fluid Clutches, And Fluid Joints (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、4輪駆動車に用いる駆動力伝達装置に関する
ものである。
ものである。
〈従来の技術〉
前輪側駆動軸と後輪側駆動軸との間に配置され両軸の間
でトルクを伝達する多板クラッチと、この多板クラッチ
を作動する作動ピストンを備えた駆動力伝達装置におい
ては、前輪側駆動軸と後輪側駆動軸との相対回転に応じ
た油圧を発生する油圧発生手段を備え、この油圧を作動
ピストンに作用して多板クラッチを摩擦係合させるよう
になっている。
でトルクを伝達する多板クラッチと、この多板クラッチ
を作動する作動ピストンを備えた駆動力伝達装置におい
ては、前輪側駆動軸と後輪側駆動軸との相対回転に応じ
た油圧を発生する油圧発生手段を備え、この油圧を作動
ピストンに作用して多板クラッチを摩擦係合させるよう
になっている。
ところで、自動車が走行中にブレーキ操作を行った場合
、車輪スリップ率が10〜20%の領域でブレーキ力が
最大となる。このことからブレーキ操作時におけるブレ
ーキ油圧を制御して車輪スリップ率を上記範囲内に抑え
、車輪のロックを防止してブレーキ力を最大に保つよう
にしたABS(^nti−rock Break Sy
stem)を備えた4輪駆動車においては、ブレーキ操
作時にはABS制御に支障が生じない程度に前後輪間の
伝達トルクを低く抑えることが必要となる。
、車輪スリップ率が10〜20%の領域でブレーキ力が
最大となる。このことからブレーキ操作時におけるブレ
ーキ油圧を制御して車輪スリップ率を上記範囲内に抑え
、車輪のロックを防止してブレーキ力を最大に保つよう
にしたABS(^nti−rock Break Sy
stem)を備えた4輪駆動車においては、ブレーキ操
作時にはABS制御に支障が生じない程度に前後輪間の
伝達トルクを低く抑えることが必要となる。
〈発明が解決しようとする課題〉
このような要望を満たすべく、従来例えば特開昭62−
50234号あるいは特開昭62−43325号に記載
されているように、ABSの作動を検出し、ABSの作
動が検出されたときには前後輪の直結状態を解除するよ
うにしたものが知られている。
50234号あるいは特開昭62−43325号に記載
されているように、ABSの作動を検出し、ABSの作
動が検出されたときには前後輪の直結状態を解除するよ
うにしたものが知られている。
しかしながら、上記したようなものにおいては、ABS
の作動を検出するために各種センサおよびコントローラ
を設けなければならず、構成が複雑となってコスト高と
なるとともに、センサ等の故障に対する対応を必要とす
る問題があった。
の作動を検出するために各種センサおよびコントローラ
を設けなければならず、構成が複雑となってコスト高と
なるとともに、センサ等の故障に対する対応を必要とす
る問題があった。
く課題を解決するための手段〉
本発明は、制動時においては後輪側からトルクが流れる
逆入力トルク特性となり、反面通常走行時には前輪側か
らトルクが流れる正入力トルク特性となる点に着目し、
この考えを利用して上記した従来の問題を解決せんとす
るもので、その構成は、前輪側駆動軸および後輪側駆動
軸の一方にハウジングを連結し、他方に前記ハウジング
に回転可能に軸承された回転軸を連結し、前記ハウジン
グ内に軸方向に制限された隙間を作動ピストンの側方に
設け、この隙間に前記ハウジングと回転軸の何れか一方
に連結されるブレードを回転可能に収納して前記隙間を
複数の圧力室に区画し、これら圧力室に前記ブレードの
回転によって隙間内を強制移動される高粘度油を充填す
るとともに、前記ハウジング内に前記ブレードとの摩擦
作用により回転される摩擦ブレードを前記ハウジングに
対して所定角度だけ相対回転可能に設け、この摩擦ブレ
ードの一方の回転端位置においてのみ前記圧力室内の高
圧側と低圧側とを互いに連通ずる連通手段を設けたもの
である。
逆入力トルク特性となり、反面通常走行時には前輪側か
らトルクが流れる正入力トルク特性となる点に着目し、
この考えを利用して上記した従来の問題を解決せんとす
るもので、その構成は、前輪側駆動軸および後輪側駆動
軸の一方にハウジングを連結し、他方に前記ハウジング
に回転可能に軸承された回転軸を連結し、前記ハウジン
グ内に軸方向に制限された隙間を作動ピストンの側方に
設け、この隙間に前記ハウジングと回転軸の何れか一方
に連結されるブレードを回転可能に収納して前記隙間を
複数の圧力室に区画し、これら圧力室に前記ブレードの
回転によって隙間内を強制移動される高粘度油を充填す
るとともに、前記ハウジング内に前記ブレードとの摩擦
作用により回転される摩擦ブレードを前記ハウジングに
対して所定角度だけ相対回転可能に設け、この摩擦ブレ
ードの一方の回転端位置においてのみ前記圧力室内の高
圧側と低圧側とを互いに連通ずる連通手段を設けたもの
である。
く作用〉
上記した構成により、前輪側駆動軸からトルクが伝達さ
れる正入力トルクに対しては、摩擦ブレードがブレード
につれ回りして一方の回転端に位置されるため、圧力室
内の高圧側と低圧側との連通が遮断される。従って前輪
側駆動軸と後輪側駆動軸との相対回転速度差の増大に応
じて圧力室内の圧力が上昇し、作動ピストンに作用する
圧力が増大し、多板クラッチの摩擦係合力が増大して伝
達トルクが上昇される。
れる正入力トルクに対しては、摩擦ブレードがブレード
につれ回りして一方の回転端に位置されるため、圧力室
内の高圧側と低圧側との連通が遮断される。従って前輪
側駆動軸と後輪側駆動軸との相対回転速度差の増大に応
じて圧力室内の圧力が上昇し、作動ピストンに作用する
圧力が増大し、多板クラッチの摩擦係合力が増大して伝
達トルクが上昇される。
逆に後輪側駆動軸からトルクが伝達される逆入力トルク
に対しては、摩擦ブレードが他方の回転端に位置される
ため、圧力室内の高圧側と低圧側とが互いに連通される
。従って圧力室内の圧力が上昇せず、多板クラッチによ
る伝達トルクは低くなって、ABSとのマツチングが図
られる。
に対しては、摩擦ブレードが他方の回転端に位置される
ため、圧力室内の高圧側と低圧側とが互いに連通される
。従って圧力室内の圧力が上昇せず、多板クラッチによ
る伝達トルクは低くなって、ABSとのマツチングが図
られる。
〈実施例〉
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第4図において、10はエンジン、11はトランスミッ
ション、13は前輪側差動装置、14は後輪側差動装置
、15は前輪側駆動軸、16は後輪側駆動軸、17は前
輪、18は後輪、20は前輪側駆動軸15と後輪側駆動
軸16間に設けられた駆動力伝達装置を示す、エンジン
10の出力はトランスミッション11を介して前輪側差
動装置13に伝えられ、前輪17を駆動するとともに、
前輪側駆動軸15に伝えられ、その回転は駆動力伝達装
置20を介して後輪側駆動軸16に伝達され、後輪18
を駆動する。
ション、13は前輪側差動装置、14は後輪側差動装置
、15は前輪側駆動軸、16は後輪側駆動軸、17は前
輪、18は後輪、20は前輪側駆動軸15と後輪側駆動
軸16間に設けられた駆動力伝達装置を示す、エンジン
10の出力はトランスミッション11を介して前輪側差
動装置13に伝えられ、前輪17を駆動するとともに、
前輪側駆動軸15に伝えられ、その回転は駆動力伝達装
置20を介して後輪側駆動軸16に伝達され、後輪18
を駆動する。
前記駆動力伝達装置20は、第1図に示すように、回転
ハウジング21と、この回転ハウジング21内を縦貫し
て回転可能に軸承された回転軸22と、これら回転ハウ
ジング21と回転軸22との差動回転に応じた油圧を発
生する油圧発生手段23と、この油圧発生手段23にて
発生した油圧力が作用される作動ピストン24と、この
作動ピストン24の押圧力によって摩擦係合される多板
クラッチ25とによって主に構成されている。
ハウジング21と、この回転ハウジング21内を縦貫し
て回転可能に軸承された回転軸22と、これら回転ハウ
ジング21と回転軸22との差動回転に応じた油圧を発
生する油圧発生手段23と、この油圧発生手段23にて
発生した油圧力が作用される作動ピストン24と、この
作動ピストン24の押圧力によって摩擦係合される多板
クラッチ25とによって主に構成されている。
前記回転ハウジング21の一端には前記前輪側駆動軸1
5が一体的に結合され、また前記回転軸22内には前記
後輪側駆動軸16がスプライン係合されている。回転ハ
ウジング21内には回転軸22と同心的に潤滑油チャン
バ27が形成され、この潤滑油チャンバ27の一端開口
はエンドカバー28にて閉塞されている。
5が一体的に結合され、また前記回転軸22内には前記
後輪側駆動軸16がスプライン係合されている。回転ハ
ウジング21内には回転軸22と同心的に潤滑油チャン
バ27が形成され、この潤滑油チャンバ27の一端開口
はエンドカバー28にて閉塞されている。
また前記潤滑油チャンバ27内には多板クラッチ25を
構成する複数のアウタブレード37とインナブレード3
8が交互に配置されており、アウタブレード37は回転
ハウジング21の内周にスプライン係合され、インチブ
レード38は回転軸22の外周に取付けられたクラッチ
ハブ30にスプライン係合されている。
構成する複数のアウタブレード37とインナブレード3
8が交互に配置されており、アウタブレード37は回転
ハウジング21の内周にスプライン係合され、インチブ
レード38は回転軸22の外周に取付けられたクラッチ
ハブ30にスプライン係合されている。
前記作動ピストン24と回転ハウジング21の内端との
間には、円筒状の空間部39が形成され、この空間部3
9の軸方向中央部にサイドブレード40が配設され、こ
のサイドブレード40は回転ハウジング21に固定され
ている。サイドブレード40と作動ピストン24との間
には軸方向に制限された隙間が形成され、この隙間にそ
の軸方向寸法より僅かに小さな肉厚のロータ41が摺接
可能に収納されている。かかるロータ41は第2図に示
すように、中心部を前記回転軸22の外周にスプライン
係合され、また直径方向に延びる2枚のブレード42を
有している。これにより前記隙間は、複数のブレード4
2によって円周上複数の圧力室43に区画され、これら
各圧力室43にシリコンオイル等の高粘度油44が充填
されている。
間には、円筒状の空間部39が形成され、この空間部3
9の軸方向中央部にサイドブレード40が配設され、こ
のサイドブレード40は回転ハウジング21に固定され
ている。サイドブレード40と作動ピストン24との間
には軸方向に制限された隙間が形成され、この隙間にそ
の軸方向寸法より僅かに小さな肉厚のロータ41が摺接
可能に収納されている。かかるロータ41は第2図に示
すように、中心部を前記回転軸22の外周にスプライン
係合され、また直径方向に延びる2枚のブレード42を
有している。これにより前記隙間は、複数のブレード4
2によって円周上複数の圧力室43に区画され、これら
各圧力室43にシリコンオイル等の高粘度油44が充填
されている。
しかして上記したブレード42を持つロータ41および
高粘度油44により前記油圧発生手段23を構成してい
る。かかる油圧発生手段23により、前輪側駆動軸15
と後輪側駆動軸16とが相対回転して前記ロータ41が
回転ハウジング21内で相対回転すると、圧力室43に
充填された高粘度油44がブレード42により、接近し
た2面間を回転速度差に応じた流速で強制移動される際
に、回転ハウジング21および作動ピストン24の両端
面との粘性摩擦により圧力室43内にロータ41の回転
速度に比例した内圧が発生する。すなわちこの内圧は、
例えばブレード42が回転ハウジング21に対して矢印
方向に回転する場合には、2つのブレード42で囲まれ
た圧力室の先行するブレード側面側をA、後続するブレ
ード側面側をBとすると、B点で最も高く、A点で最も
低い圧力分布となり、圧力室43にブレード42の回転
速度に比例した圧力が発生する。
高粘度油44により前記油圧発生手段23を構成してい
る。かかる油圧発生手段23により、前輪側駆動軸15
と後輪側駆動軸16とが相対回転して前記ロータ41が
回転ハウジング21内で相対回転すると、圧力室43に
充填された高粘度油44がブレード42により、接近し
た2面間を回転速度差に応じた流速で強制移動される際
に、回転ハウジング21および作動ピストン24の両端
面との粘性摩擦により圧力室43内にロータ41の回転
速度に比例した内圧が発生する。すなわちこの内圧は、
例えばブレード42が回転ハウジング21に対して矢印
方向に回転する場合には、2つのブレード42で囲まれ
た圧力室の先行するブレード側面側をA、後続するブレ
ード側面側をBとすると、B点で最も高く、A点で最も
低い圧力分布となり、圧力室43にブレード42の回転
速度に比例した圧力が発生する。
また前記サイドブレード40と回転ハウジング21の内
端との間には、円板状の摩擦ブレード45が配設され、
この摩擦ブレード45は回転軸22の外周に回転可能に
嵌合されている。摩擦ブレード45の一端には前記ロー
タ41の側面に摩擦係合する摩擦係合面45Aが形成さ
れており、その摩擦係合作用によりロータ41の回転に
つれて回転されるようになっている。かかる摩擦ブレー
ド45には第3図に示すように前記サイドプレー)40
に植設された係合ピン46に係合する保合長溝47が形
成され、これによって摩擦ブレード45はサイドブレー
ド40に対して所定角度相対回転できるようになってい
る。また摩擦ブレード45には円弧状の連通溝48が円
周上2か所に形成されている。
端との間には、円板状の摩擦ブレード45が配設され、
この摩擦ブレード45は回転軸22の外周に回転可能に
嵌合されている。摩擦ブレード45の一端には前記ロー
タ41の側面に摩擦係合する摩擦係合面45Aが形成さ
れており、その摩擦係合作用によりロータ41の回転に
つれて回転されるようになっている。かかる摩擦ブレー
ド45には第3図に示すように前記サイドプレー)40
に植設された係合ピン46に係合する保合長溝47が形
成され、これによって摩擦ブレード45はサイドブレー
ド40に対して所定角度相対回転できるようになってい
る。また摩擦ブレード45には円弧状の連通溝48が円
周上2か所に形成されている。
一方、前記サイドプレー)40には前記連通溝48の半
径位置において各一対の連通穴50A。
径位置において各一対の連通穴50A。
50Bが軸方向に貫通されている。これら隣合う一対の
連通穴50A、50Bは前記摩擦ブレード45の回転状
態によってその連通溝48に同時に連通したり、あるい
は一方のみが連通され他方は閉塞されるようになる。す
なわち、回転軸22の正転時には第3図に示すように、
ロータ41との摩擦作用によって摩擦ブレード45がサ
イドブレード40に対して時計回りの回転端に位置され
、これによって一方の連通穴50Aが摩擦ブレード45
たよって閉塞され、その結果隣合う一対の連通穴50A
、50Bめ連通が遮断される。しかるに回転軸22の逆
転時には第九図に示すように、ロータ41とのF14’
作用によって摩擦ブレード45がサイドブレード40に
対して反時計回りの回転端に位置され、これによって隣
合う一対の連通穴50A、50Bが連通溝48に同時に
開口され、その結果圧力室43の高圧側と低圧側とが互
いに連通される。
連通穴50A、50Bは前記摩擦ブレード45の回転状
態によってその連通溝48に同時に連通したり、あるい
は一方のみが連通され他方は閉塞されるようになる。す
なわち、回転軸22の正転時には第3図に示すように、
ロータ41との摩擦作用によって摩擦ブレード45がサ
イドブレード40に対して時計回りの回転端に位置され
、これによって一方の連通穴50Aが摩擦ブレード45
たよって閉塞され、その結果隣合う一対の連通穴50A
、50Bめ連通が遮断される。しかるに回転軸22の逆
転時には第九図に示すように、ロータ41とのF14’
作用によって摩擦ブレード45がサイドブレード40に
対して反時計回りの回転端に位置され、これによって隣
合う一対の連通穴50A、50Bが連通溝48に同時に
開口され、その結果圧力室43の高圧側と低圧側とが互
いに連通される。
次に上記した構成における駆動力伝達装置について説明
する。
する。
通常の走行状態においては、前輪側から後輪側にトルク
が流れる正入力トルク特性となるため、前輪側駆動軸1
5と後輪側駆動軸16との相対回転によってブレード4
2が回転ハウジング21に対して第2図の矢印方向に相
対回転する。これによりブレード42との摩擦作用によ
り摩擦ブレード45がつれ回り回転され、第3図に示す
ように時計回りの回転端に位置され、隣合う一対の連通
穴50A、50Bの連通が遮断される。従って圧力室4
3に充填された高粘度油44がブレード42により、接
近した2面間を回転速度差に応じた流速で強制移動され
、高粘度油44の粘性摩擦作用により圧力室43内にブ
レード42の回転速度に比例した圧力が発生し、作動ピ
ストン24が押圧される。
が流れる正入力トルク特性となるため、前輪側駆動軸1
5と後輪側駆動軸16との相対回転によってブレード4
2が回転ハウジング21に対して第2図の矢印方向に相
対回転する。これによりブレード42との摩擦作用によ
り摩擦ブレード45がつれ回り回転され、第3図に示す
ように時計回りの回転端に位置され、隣合う一対の連通
穴50A、50Bの連通が遮断される。従って圧力室4
3に充填された高粘度油44がブレード42により、接
近した2面間を回転速度差に応じた流速で強制移動され
、高粘度油44の粘性摩擦作用により圧力室43内にブ
レード42の回転速度に比例した圧力が発生し、作動ピ
ストン24が押圧される。
従って複数のアウタブレード37とインナブレード38
が作動ピストン24に作用する圧力に応じた押圧力で摩
擦係合され、多板クラッチ25を介して前輪側駆動軸1
5より後輪側駆動軸16に回転トルクが伝達され、4輪
駆動状態になる。すなわち、差動回転に対する伝達トル
クは第6図の実線に示すようになる。
が作動ピストン24に作用する圧力に応じた押圧力で摩
擦係合され、多板クラッチ25を介して前輪側駆動軸1
5より後輪側駆動軸16に回転トルクが伝達され、4輪
駆動状態になる。すなわち、差動回転に対する伝達トル
クは第6図の実線に示すようになる。
ところが制動時においては、後輪側から前輪側にトルク
が流れる逆入力トルク特性となるため、前輪側駆動軸1
5と後輪側駆動軸16との相対回転によってブレード4
2が回転ハウジング21に対して第2図の反矢印方向に
相対回転する。これによりブレード42との摩擦作用に
より摩擦ブレード45がつれ回り回転され、第5図に示
すように反時計回りの回転端に位置され、隣合う一対の
連通穴50A、50Bが互いに連通される。従ってブレ
ード42の相対回転による高粘度油44の粘性摩擦作用
により圧力室43に圧力が発生せんとするが、この圧力
は高圧側の連通穴50Aより連通溝48を介して低圧側
の連通穴50Bにリークされるため、圧力室43に発生
する圧力は低くなり、後輪側駆動軸16より前輪側駆動
軸15に伝えられるトルクは低く、差動回転に対する伝
達トルクは第6図の破線に示すようになる。従って多板
クラッチ25の滑りが許容されるので、ABSに支障を
及ぼさないようになる。
が流れる逆入力トルク特性となるため、前輪側駆動軸1
5と後輪側駆動軸16との相対回転によってブレード4
2が回転ハウジング21に対して第2図の反矢印方向に
相対回転する。これによりブレード42との摩擦作用に
より摩擦ブレード45がつれ回り回転され、第5図に示
すように反時計回りの回転端に位置され、隣合う一対の
連通穴50A、50Bが互いに連通される。従ってブレ
ード42の相対回転による高粘度油44の粘性摩擦作用
により圧力室43に圧力が発生せんとするが、この圧力
は高圧側の連通穴50Aより連通溝48を介して低圧側
の連通穴50Bにリークされるため、圧力室43に発生
する圧力は低くなり、後輪側駆動軸16より前輪側駆動
軸15に伝えられるトルクは低く、差動回転に対する伝
達トルクは第6図の破線に示すようになる。従って多板
クラッチ25の滑りが許容されるので、ABSに支障を
及ぼさないようになる。
〈発明の効果〉
以上述べたように本発明は、正人力時には差動回転に応
じて伝達トルクが上昇するように、また逆入力時には差
動回転が生じても伝達トルクが上昇しないように、圧力
室の高圧側と低圧側とを連通遮断する手段を設けた構成
であるので、ABSを備えた4輪駆動車においてもAB
S制御に支障を及ぼさない効果があり、しかもこのよう
な伝達トルク特性を得るために特別な制御要素を必要と
しない効果も併せて奏せられる。
じて伝達トルクが上昇するように、また逆入力時には差
動回転が生じても伝達トルクが上昇しないように、圧力
室の高圧側と低圧側とを連通遮断する手段を設けた構成
であるので、ABSを備えた4輪駆動車においてもAB
S制御に支障を及ぼさない効果があり、しかもこのよう
な伝達トルク特性を得るために特別な制御要素を必要と
しない効果も併せて奏せられる。
図面は本発明の実施例牽示すもので、第1図は駆動力伝
達装置の断面図、第2図および第3図は第1図の■−■
および■−■線断面図、第4図は4輪駆動車の概略図、
第5図は作動状態を示す第3図に相応する断面図、第6
図は差動回転に対する伝達トルク特性を示す線図である
。 15・・・前輪側駆動軸、16・・・後輪側駆動軸、2
1・・・回転ハウジング、22・・・回転軸、23・・
・油圧発生手段、24・・・作動ピストン、25・・・
多板クラッチ、42・・・ブレード、43・・・圧力室
、45・・・摩擦ブレード、48・・・連通溝、50・
・・連通溝。
達装置の断面図、第2図および第3図は第1図の■−■
および■−■線断面図、第4図は4輪駆動車の概略図、
第5図は作動状態を示す第3図に相応する断面図、第6
図は差動回転に対する伝達トルク特性を示す線図である
。 15・・・前輪側駆動軸、16・・・後輪側駆動軸、2
1・・・回転ハウジング、22・・・回転軸、23・・
・油圧発生手段、24・・・作動ピストン、25・・・
多板クラッチ、42・・・ブレード、43・・・圧力室
、45・・・摩擦ブレード、48・・・連通溝、50・
・・連通溝。
Claims (1)
- (1)前輪側駆動軸と後輪側駆動軸との間に配置され両
軸の間でトルクを伝達する多板クラッチと、この多板ク
ラッチを押圧する作動ピストンと、前記前輪側駆動軸と
後輪側駆動軸との差動回転に応じた油圧力を前記作動ピ
ストンに作用させる油圧発生手段とを備えた駆動力伝達
装置において、前記前輪側駆動軸および後輪側駆動軸の
一方にハウジングを連結し、他方に前記ハウジングに回
転可能に軸承された回転軸を連結し、前記ハウジング内
に軸方向に制限された隙間を前記作動ピストンの側方に
設け、この隙間に前記ハウジングと回転軸の何れか一方
に連結されるブレードを回転可能に収納して前記隙間を
複数の圧力室に区画し、これら圧力室に前記ブレードの
回転によって隙間内を強制移動される高粘度油を充填す
るとともに、前記ハウジング内に前記ブレードとの摩擦
作用により回転される摩擦ブレードを前記ハウジングに
対して所定角度だけ相対回転可能に設け、この摩擦ブレ
ードの一方の回転端位置においてのみ前記圧力室内の高
圧側と低圧側とを互いに連通する連通手段を設けてなる
駆動力伝達装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4298088A JPH01220728A (ja) | 1988-02-25 | 1988-02-25 | 駆動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4298088A JPH01220728A (ja) | 1988-02-25 | 1988-02-25 | 駆動力伝達装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01220728A true JPH01220728A (ja) | 1989-09-04 |
Family
ID=12651183
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4298088A Pending JPH01220728A (ja) | 1988-02-25 | 1988-02-25 | 駆動力伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01220728A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5556343A (en) * | 1993-12-17 | 1996-09-17 | Gkn Automotive Ag | Method and device for controlling a coupling |
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| US6123134A (en) * | 1999-04-07 | 2000-09-26 | Clopay Building Products Company, Inc. | Method and apparatus for regulating the closing speed of a rolling fire door |
-
1988
- 1988-02-25 JP JP4298088A patent/JPH01220728A/ja active Pending
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