JPH01222019A - 高速度鋼工具 - Google Patents
高速度鋼工具Info
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- JPH01222019A JPH01222019A JP4783688A JP4783688A JPH01222019A JP H01222019 A JPH01222019 A JP H01222019A JP 4783688 A JP4783688 A JP 4783688A JP 4783688 A JP4783688 A JP 4783688A JP H01222019 A JPH01222019 A JP H01222019A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は耐摩耗性が特に優れている高速度鋼工具に関す
るものである。
るものである。
[従来の技術]
切削加工や塑性加工における高能率化及び高精度化の要
求は近年強まる傾向にあり、高速度鋼切削工具や塑性加
工用工具に関しても種々の改良が行なわれ、刃先や加工
摺動面の耐摩耗性、靭性、或は硬度の向上等が図られて
いる。
求は近年強まる傾向にあり、高速度鋼切削工具や塑性加
工用工具に関しても種々の改良が行なわれ、刃先や加工
摺動面の耐摩耗性、靭性、或は硬度の向上等が図られて
いる。
例えば、特開昭59−83718号には次の様な方法が
示されている。
示されている。
まず高速度鋼工具素材を焼入れし、これにレーザビーム
(以下単にレーザということがある)を照射して、局部
的に溶融・急冷凝固することにより、素材鋼中に含まれ
る大量の1次炭化物を固溶せしめ、表層部組織中の粗大
炭化物を減少乃至消失させる。その後一定の温度で焼戻
すことによって、固溶している炭化物を微細析出させ、
2次硬化を促進することにより、硬度、靭性、及び耐摩
耗性を向上させる(以下この処理のことをレーザ処理と
いう)。
(以下単にレーザということがある)を照射して、局部
的に溶融・急冷凝固することにより、素材鋼中に含まれ
る大量の1次炭化物を固溶せしめ、表層部組織中の粗大
炭化物を減少乃至消失させる。その後一定の温度で焼戻
すことによって、固溶している炭化物を微細析出させ、
2次硬化を促進することにより、硬度、靭性、及び耐摩
耗性を向上させる(以下この処理のことをレーザ処理と
いう)。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら一般的に汎用されている高速度鋼の5KH
2や5KH51等に上記のレーザ処理を施す場合は、レ
ーザ処理の条件によっては耐摩耗性向上等のレーザ処理
効果が得られない場合がある。その原因を追跡して検討
を重ねたところ以下のことがわかった。
2や5KH51等に上記のレーザ処理を施す場合は、レ
ーザ処理の条件によっては耐摩耗性向上等のレーザ処理
効果が得られない場合がある。その原因を追跡して検討
を重ねたところ以下のことがわかった。
レーザ処理効果を得るには、レーザ照射による急冷凝固
層の組織が従来の焼入れ組織と同様マルテンサイド組織
であることが必要である。しかし−旦溶融及び急冷凝固
が行なわれると、マルテンサイト中に面積比で20〜3
0%のδ−フェライトが発生する場合がある。δ−フェ
ライトの発生は硬度の低下を招き、耐摩耗性の向上をは
かることができなくなる。この問題はレーザ処理ままの
ものに限らすレーザ処理焼戻ししたものであっても同様
に生じる。この様なδ−フェライトの発生は、5KH5
1などではその量がわずかであるため見過されてきた。
層の組織が従来の焼入れ組織と同様マルテンサイド組織
であることが必要である。しかし−旦溶融及び急冷凝固
が行なわれると、マルテンサイト中に面積比で20〜3
0%のδ−フェライトが発生する場合がある。δ−フェ
ライトの発生は硬度の低下を招き、耐摩耗性の向上をは
かることができなくなる。この問題はレーザ処理ままの
ものに限らすレーザ処理焼戻ししたものであっても同様
に生じる。この様なδ−フェライトの発生は、5KH5
1などではその量がわずかであるため見過されてきた。
しかし5KH2等のレーザ処理では大量のδ−フェライ
トが発生するケースがあることがわかった。
トが発生するケースがあることがわかった。
本発明はこの様な事情の下になされたものであって、レ
ーザその他の高エネルギー密度ビーム処理を行なっても
δ−フェライトが発生せず、特に耐摩耗性に優れた高速
度鋼工具を提供することを目的とするものである。尚本
発明において高エネルギー密度ビームとは、高速度鋼に
照射して急冷凝固層を形成することのできるレーザビー
ム。
ーザその他の高エネルギー密度ビーム処理を行なっても
δ−フェライトが発生せず、特に耐摩耗性に優れた高速
度鋼工具を提供することを目的とするものである。尚本
発明において高エネルギー密度ビームとは、高速度鋼に
照射して急冷凝固層を形成することのできるレーザビー
ム。
電子ビームその他−切のビームをいうが、本明細書にお
いては、以下レーザビームを代表して説明を進める。
いては、以下レーザビームを代表して説明を進める。
[課題を解決する為の手段]
本発明の高速度鋼工具は、高エネルギー密度ビームの照
射による溶融・急冷凝固層であって熱処理が施されてな
る高硬度層を有し、該高硬度層がδ−フェライトを実質
的に含まないマルテンサイト組織からなるものであるこ
とを要旨とするものである。
射による溶融・急冷凝固層であって熱処理が施されてな
る高硬度層を有し、該高硬度層がδ−フェライトを実質
的に含まないマルテンサイト組織からなるものであるこ
とを要旨とするものである。
[作用]
高速度鋼にレーザを照射して溶融・急冷凝固を行なう場
合の組織の変化は次の様なものと考えられる。即ち高速
度鋼を通常の冷却速度(10℃/分程度)で液相から冷
却凝固すると、第2図(A)(組織模式図)に示す様に
、液相りから殆んど例外なくδ−フェライト1が発生し
、次いで残った液相りとδ−フェライト1の包晶反応に
よって第2図(B)に示す様にオーステナイト2が発生
する。一般に包晶反応は反応速度が遅いためオーステナ
イト化が完全に終了しないまま常温まで冷却されてしま
う。このため第2図(C) に示す様にδ−フェライト
1が凍結された状態のままで液相りは、オーステナイト
−炭化物混合層Pとなり、これは更に冷却されることに
よって、第2図(D)に示す様にマルテンサイト−炭化
物混合相Qに、またオーステナイト2はマルテンサイト
3に変態する。
合の組織の変化は次の様なものと考えられる。即ち高速
度鋼を通常の冷却速度(10℃/分程度)で液相から冷
却凝固すると、第2図(A)(組織模式図)に示す様に
、液相りから殆んど例外なくδ−フェライト1が発生し
、次いで残った液相りとδ−フェライト1の包晶反応に
よって第2図(B)に示す様にオーステナイト2が発生
する。一般に包晶反応は反応速度が遅いためオーステナ
イト化が完全に終了しないまま常温まで冷却されてしま
う。このため第2図(C) に示す様にδ−フェライト
1が凍結された状態のままで液相りは、オーステナイト
−炭化物混合層Pとなり、これは更に冷却されることに
よって、第2図(D)に示す様にマルテンサイト−炭化
物混合相Qに、またオーステナイト2はマルテンサイト
3に変態する。
これに対して本発明は、第1図(A)〜(D)に示す様
に初晶としてδ−フェライトを発生させることなく、オ
ーステナイト2のみを生成させたものであって、その後
の温度降下に伴ないオーステナイト2をマルテンサイト
3に変態させるものであり、従ってδ−フェライトを含
有せず、硬度が高く耐摩耗性に優れた組織を得ることが
できるに至ったものである。
に初晶としてδ−フェライトを発生させることなく、オ
ーステナイト2のみを生成させたものであって、その後
の温度降下に伴ないオーステナイト2をマルテンサイト
3に変態させるものであり、従ってδ−フェライトを含
有せず、硬度が高く耐摩耗性に優れた組織を得ることが
できるに至ったものである。
高速度鋼を急冷凝固する場合は通常の融点より低い過冷
却状態の液相から凝固が始まる。急冷凝固によって出現
する相の種類は、この温度での各相の自由エネルギーの
大小によって決まる。即ち過冷却された状態であっても
、オーステナイトの自由エネルギーの方が6−フェライ
トのそれよりも低くなれば、液相から直接オーステナイ
トが出現してδ−フェライトは現われない。
却状態の液相から凝固が始まる。急冷凝固によって出現
する相の種類は、この温度での各相の自由エネルギーの
大小によって決まる。即ち過冷却された状態であっても
、オーステナイトの自由エネルギーの方が6−フェライ
トのそれよりも低くなれば、液相から直接オーステナイ
トが出現してδ−フェライトは現われない。
本発明の高速度鋼工具はこの様な観点から得られるもの
であフて、その製造方法を例示すれば次の通りである。
であフて、その製造方法を例示すれば次の通りである。
レーザ照射により溶融・急冷し、次いで熱処理後の急冷
凝固層が下記の成分範囲となる様に調節するのが好まし
い。
凝固層が下記の成分範囲となる様に調節するのが好まし
い。
即ちCr、Mo、W、V、C,N、Coが重量%を表わ
すものとしたとき m = 0.26X Cr + 0.111X M O
+ 0.14X W +0.6 x V−2,7X C
−0,70X N i −0,13xCo −1,02
・・・ (I) とおくと、 m≦0.05 ・・・ (Ia) を満足し且つ下記の成分組成条件を満足するものである
ことが望まれる。
すものとしたとき m = 0.26X Cr + 0.111X M O
+ 0.14X W +0.6 x V−2,7X C
−0,70X N i −0,13xCo −1,02
・・・ (I) とおくと、 m≦0.05 ・・・ (Ia) を満足し且つ下記の成分組成条件を満足するものである
ことが望まれる。
・・・ (!■)
V2O,5% ・(nr) c r≧2.5 %・
(IV)C50,5% ・・・ (V) Co51
5% ・・・ (Vl)Ni≦5 % ・・・ (■
) 残部:Fe及び不可避不純物 以下、上記式の根拠について説明する。
(IV)C50,5% ・・・ (V) Co51
5% ・・・ (Vl)Ni≦5 % ・・・ (■
) 残部:Fe及び不可避不純物 以下、上記式の根拠について説明する。
本発明者等はδ−フェライトが発生する仕組について詳
細に検討した結果、次の事実がわかった。
細に検討した結果、次の事実がわかった。
(イ)δ−フェライトは急冷凝固層の比較的表面近傍に
発生する。
発生する。
c口) δ−フェライトの発生量は急冷凝固層における
合金元素量と関係があり、Cr、Mo、W或はVの量が
少ないほど、又C,Co或はNiの量が多いほどδ−フ
ェライト量は減少する。
合金元素量と関係があり、Cr、Mo、W或はVの量が
少ないほど、又C,Co或はNiの量が多いほどδ−フ
ェライト量は減少する。
第3図は急冷凝固層の拡大断面図であり、5は母材、6
は急冷凝固層であって、またQはδ−フェライト存在層
における素材表面からの最大深さ、bは急冷凝固層の最
大深さである。
は急冷凝固層であって、またQはδ−フェライト存在層
における素材表面からの最大深さ、bは急冷凝固層の最
大深さである。
第1表の鋼種(但しSt、Mn<0.4%、P、 S<
0.01%、残部: Fa)にレーザ処理を施こし、δ
−フェライト生成量と前記合金元素の関係式mとの相間
々係を求めた。
0.01%、残部: Fa)にレーザ処理を施こし、δ
−フェライト生成量と前記合金元素の関係式mとの相間
々係を求めた。
第1表
金属組成値は重量%
第4図は第1表のm種(1)〜(21)について縦軸に
、急冷凝固層の最大深さbに対するδ−フェライト存在
層の最大深さaの割合の実測値をとり、又横軸には前記
(1)式のmの値をとってプロットしたものである。
、急冷凝固層の最大深さbに対するδ−フェライト存在
層の最大深さaの割合の実測値をとり、又横軸には前記
(1)式のmの値をとってプロットしたものである。
今、mの値を調整してδ−フェライトの発生を抑える場
合は、a=Oつまりa / b = Oとなる様にmの
値を調整することが最も好ましい、しかしδ−フェライ
トが発生していてもその発生量が極めて僅かで、a /
bの値が近似的にOであって耐摩耗性の低下を招かな
い場合も許容範囲となる。
合は、a=Oつまりa / b = Oとなる様にmの
値を調整することが最も好ましい、しかしδ−フェライ
トが発生していてもその発生量が極めて僅かで、a /
bの値が近似的にOであって耐摩耗性の低下を招かな
い場合も許容範囲となる。
この様なmの値を第4図から求めたところm≦0.05
であればよいことがわかった。
但しMo、W或はVの含有量が少ない場合は焼戻しによ
る2次硬化が小さくなり、δ−フェライトの発生が認め
られるときでも硬度が低下することかあ、る。従ってこ
れらの含有量は前述の如くそれぞれ Mo十%W≧6.5% ・・・ (1■)■≧0.5
% ・(III)であることが好ましい。
る2次硬化が小さくなり、δ−フェライトの発生が認め
られるときでも硬度が低下することかあ、る。従ってこ
れらの含有量は前述の如くそれぞれ Mo十%W≧6.5% ・・・ (1■)■≧0.5
% ・(III)であることが好ましい。
またC、Co、或はNiの含有量が過剰の場合は、急冷
凝固層中に残留オーステナイトが多量発生し、これらは
焼戻しによって分解せず耐摩耗性及び靭性が劣化するこ
とがある為、これらの含有量は前述の如くそれぞれ C50,5% ・・・ (V) 00515% ・・・ (Vl) Ni55% ・・・ (■) であることが好ましい。
凝固層中に残留オーステナイトが多量発生し、これらは
焼戻しによって分解せず耐摩耗性及び靭性が劣化するこ
とがある為、これらの含有量は前述の如くそれぞれ C50,5% ・・・ (V) 00515% ・・・ (Vl) Ni55% ・・・ (■) であることが好ましい。
更にCrの含有量が少ない場合は耐食性が劣化すること
がある為工具として使用することは難しい。従ってその
含有量は前述の如く Cr≧2.5%−(IV) であることが好ましい。
がある為工具として使用することは難しい。従ってその
含有量は前述の如く Cr≧2.5%−(IV) であることが好ましい。
以上の結果急h)凝固層中の合金元素が前記(Ia)〜
(■)式の関係を満足すればよいことがわかった。尚
第5図(A)は、δ−フェライトが発生しない場合[本
発明例(第1表No、4)、図中4は母材、5は急冷凝
固層]、及び第5図(B)はδ−フェライトが発生した
場合[従来組成(第1表N0.6)]の断面マクロ組織
及びミクロ組織図であり、また第6図(A) 、 (B
)はこれらの焼戻し後の断面硬度分布を示し、第6図(
A)は第5図(A)に対応し、第6図(B)は第5図(
B)に対応し、δ−フェライト層の形成された後者では
硬度が大幅に低下している 以下実施例について説明するが、本発明は下記の実施例
に限定されるものではなく、前・後記の趣旨に徴して適
宜設計変更することは本発明の技術的範囲に含まれる。
(■)式の関係を満足すればよいことがわかった。尚
第5図(A)は、δ−フェライトが発生しない場合[本
発明例(第1表No、4)、図中4は母材、5は急冷凝
固層]、及び第5図(B)はδ−フェライトが発生した
場合[従来組成(第1表N0.6)]の断面マクロ組織
及びミクロ組織図であり、また第6図(A) 、 (B
)はこれらの焼戻し後の断面硬度分布を示し、第6図(
A)は第5図(A)に対応し、第6図(B)は第5図(
B)に対応し、δ−フェライト層の形成された後者では
硬度が大幅に低下している 以下実施例について説明するが、本発明は下記の実施例
に限定されるものではなく、前・後記の趣旨に徴して適
宜設計変更することは本発明の技術的範囲に含まれる。
[実施例]
実施例1
第2表の素材を用いてバイトを作製し、その逃げ面にレ
ーザ処理を施こし、550℃×1時間×3回、の焼戻し
を行なった後冷却凝固相が刃先にくるよう仕上げ加工し
、切削試験を行なった。
ーザ処理を施こし、550℃×1時間×3回、の焼戻し
を行なった後冷却凝固相が刃先にくるよう仕上げ加工し
、切削試験を行なった。
第 2 表
金属組成値は重量%、
レーザ処理条件及び切削試験条件は下記の通りとした。
(レーザ処理条件) (切削試験条件)出 力
=5KW 被削材:545C(HB200)速
度 : 2m 7分 切込み: 0.07 mmス
ポット径:2mm 切削速度: 6.8 m7
分切削に伴う逃げ面の摩耗量を第7図に示す。
=5KW 被削材:545C(HB200)速
度 : 2m 7分 切込み: 0.07 mmス
ポット径:2mm 切削速度: 6.8 m7
分切削に伴う逃げ面の摩耗量を第7図に示す。
第2表(イ)〜(八)の素材組成はいずれも、前記(I
a)式を満足し、且つ前記 (TI)〜 (■)式も満
足するものであり、δ−フェライトの生成を招かないも
のであって、これらの素材を使用したバイトは、前記(
Ia)式を満足せずδ−フェライトを生成する(二)の
素材を使用した比較例のバイトに比べて、逃げ面摩耗量
が相当減少し優れた耐摩耗性を示した。
a)式を満足し、且つ前記 (TI)〜 (■)式も満
足するものであり、δ−フェライトの生成を招かないも
のであって、これらの素材を使用したバイトは、前記(
Ia)式を満足せずδ−フェライトを生成する(二)の
素材を使用した比較例のバイトに比べて、逃げ面摩耗量
が相当減少し優れた耐摩耗性を示した。
実施例2
第2表の組成(但しSi、Mn<0.4%、P、 S<
0.01%、残部: Fe)のバイトと同じ条件でレー
ザ処理を行なうと共に−560tX 1時間×3回の焼
戻しを行なった後、刃数15刃、ランド幅3 mm、多
刃の段差0.07mmのブローチを作製し、切削試験を
行った。
0.01%、残部: Fe)のバイトと同じ条件でレー
ザ処理を行なうと共に−560tX 1時間×3回の焼
戻しを行なった後、刃数15刃、ランド幅3 mm、多
刃の段差0.07mmのブローチを作製し、切削試験を
行った。
切削試験条件は下記の通りとした。
被削材 : 545C(HB200)
切削速度: 7m 7分
切削に伴う逃げ面の摩耗量測定結果を第8図に示す。第
2表(イ)〜(八)の素材を使用したブローチは、実施
例1の場合と同様δ−フェライトを生成せず、(ニ)の
素材を使用しδ−フェライトが生成した比較例のブロー
チに比べて、逃げ面摩耗量が相当減少し優れた耐摩耗性
を示した。
2表(イ)〜(八)の素材を使用したブローチは、実施
例1の場合と同様δ−フェライトを生成せず、(ニ)の
素材を使用しδ−フェライトが生成した比較例のブロー
チに比べて、逃げ面摩耗量が相当減少し優れた耐摩耗性
を示した。
実施例3
第2表の組成の冷間パンチ素材を焼入れした後、レーザ
処理を行なうと共に、560℃×1時間×3回の焼戻し
に付してから仕上げ加工を行なった。これらの冷間パン
チを用いて実機で冷間加工を行なった。その結果第2表
(ニ)の素材を使用した比較例の冷間パンチは、δ−フ
ェライトが生成するため寿命が約25000個であった
のに対して、(イ)〜(八)の素材を使用した実施例の
冷間パンチはδ−フェライトが生成せず、約35000
〜40000個の寿命が得られた。
処理を行なうと共に、560℃×1時間×3回の焼戻し
に付してから仕上げ加工を行なった。これらの冷間パン
チを用いて実機で冷間加工を行なった。その結果第2表
(ニ)の素材を使用した比較例の冷間パンチは、δ−フ
ェライトが生成するため寿命が約25000個であった
のに対して、(イ)〜(八)の素材を使用した実施例の
冷間パンチはδ−フェライトが生成せず、約35000
〜40000個の寿命が得られた。
[発明の効果]
本発明は以上の様に構成されているので、特に耐摩耗性
の優れた高速度鋼工具を提供することができる。
の優れた高速度鋼工具を提供することができる。
第1図及び第2図はそれぞれ本発明及び従来例における
レーザ照射の組織変化図、第3図は急冷凝固層の拡大断
面図、第4図は急冷凝固層最大深さに対するδ−フェラ
イト層最大深さの割合と、合金元素含有量の相互関係式
mの相関関係を示すグラフ、第5図(A) 、 (B)
はそれぞれ本発明例及び従来例の急冷凝固層拡大断面図
、第6図(A) 、 (B)はそれぞれ第5図(A)
、 (B)に示す急冷凝固層の焼戻し後の断面硬度分布
図、第7図は実施例の切削試験結果を示す図、第8図は
他の実施例の切削試験結果を示す図である。 1・・・δ−フェライト 2・・・オーステナイト3
・・・マルテンサイト 5・・・急冷凝固層第1図
第2図 第3図 第5図GA) 第5図(B) 手続補正書 (方式) %式% 2、発明の名称 高速度鋼工具 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 神戸市中央区脇浜町1丁目3番18号 (119)株式会社神戸!!鋼所 代表者 亀高素吉 4、代理人 5、補正命令の日付
レーザ照射の組織変化図、第3図は急冷凝固層の拡大断
面図、第4図は急冷凝固層最大深さに対するδ−フェラ
イト層最大深さの割合と、合金元素含有量の相互関係式
mの相関関係を示すグラフ、第5図(A) 、 (B)
はそれぞれ本発明例及び従来例の急冷凝固層拡大断面図
、第6図(A) 、 (B)はそれぞれ第5図(A)
、 (B)に示す急冷凝固層の焼戻し後の断面硬度分布
図、第7図は実施例の切削試験結果を示す図、第8図は
他の実施例の切削試験結果を示す図である。 1・・・δ−フェライト 2・・・オーステナイト3
・・・マルテンサイト 5・・・急冷凝固層第1図
第2図 第3図 第5図GA) 第5図(B) 手続補正書 (方式) %式% 2、発明の名称 高速度鋼工具 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 神戸市中央区脇浜町1丁目3番18号 (119)株式会社神戸!!鋼所 代表者 亀高素吉 4、代理人 5、補正命令の日付
Claims (1)
- 高エネルギー密度ビームの照射による溶融・急冷凝固層
であって、熱処理が施されてなる高硬度層を有し、該高
硬度層がδ−フェライトを実質的に含まないマルテンサ
イト組織からなるものであることを特徴とする高速度鋼
工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4783688A JPH01222019A (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 高速度鋼工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4783688A JPH01222019A (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 高速度鋼工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01222019A true JPH01222019A (ja) | 1989-09-05 |
Family
ID=12786450
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4783688A Pending JPH01222019A (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 高速度鋼工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01222019A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0837146A3 (en) * | 1996-10-16 | 1998-10-14 | Aisin Aw Co., Ltd. | Steel member surface heat treatment method |
-
1988
- 1988-02-29 JP JP4783688A patent/JPH01222019A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0837146A3 (en) * | 1996-10-16 | 1998-10-14 | Aisin Aw Co., Ltd. | Steel member surface heat treatment method |
| US6379479B1 (en) * | 1996-10-16 | 2002-04-30 | Aisin Aw Co., Ltd. | Steel member surface treatment method |
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