JPH0122601B2 - - Google Patents
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- JPH0122601B2 JPH0122601B2 JP55144061A JP14406180A JPH0122601B2 JP H0122601 B2 JPH0122601 B2 JP H0122601B2 JP 55144061 A JP55144061 A JP 55144061A JP 14406180 A JP14406180 A JP 14406180A JP H0122601 B2 JPH0122601 B2 JP H0122601B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- parts
- dyeing
- polarizing element
- solution
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B5/00—Optical elements other than lenses
- G02B5/30—Polarising elements
- G02B5/3025—Polarisers, i.e. arrangements capable of producing a definite output polarisation state from an unpolarised input state
- G02B5/3033—Polarisers, i.e. arrangements capable of producing a definite output polarisation state from an unpolarised input state in the form of a thin sheet or foil, e.g. Polaroid
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
Description
本発明はビニルアルコール系重合体の偏光膜を
製造する方法に関するものである。 ポリビニルアルコール系偏光膜は、ポリビニル
アルコールフイルムにヨウ素や二色性染料などの
偏光素子を吸着させて、延伸することにより製造
される。しかしながらフイルム形成後に偏光素子
を吸着させる方法は次のような問題点があり、大
量生産性を著しく制限している。 (1) 偏光素子の吸着は水系で行われるため、本来
耐水性の劣るポリビニルアルコールフイルムの
強度が低下し、吸着操作中フイルムの破断を起
したり寸法安定性を損つたりすることがある。 (2) 偏光素子の吸着処理後水分を除去しにくいた
めに水滴残存部分の染色が薄くなり、その結果
斑状の染色ムラを生じやすい。 (3) 偏光素子の吸着がフイルム表面層にしか行わ
れないため、偏光能の付与が必ずしも充分でな
い。 しかるに本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、
製膜に供する原液に偏光素子を添加する「原液染
色」と、製膜後のフイルムに偏光素子を吸着させ
る「フイルム染色」とを巧みに組合せることによ
り、上記の如き問題点を完全に解決しうることを
見出した。 即ち本発明は、ビニルアルコール系重合体100
重量部に対して0.1〜2.5重量部の偏光素子を含有
するビニルアルコール系重合体溶液から製膜した
フイルムを延伸する工程及び該フイルムをその延
伸の前又は後或いは延伸と同時に偏光素子を含有
する液体と接触させる工程との結合よりなること
を特徴とする。 さて、所期の偏光能を「原液染色」のみによつ
て達成しようとするといきおい原液中に添加する
偏光素子の量を多くしなければならないが、そう
すると原液粘度が増加すると共に延性がなくなつ
て製膜性が著しく阻害される上、フイルム強度が
低下するためにフイルムの引取時或いはフイルム
の延伸時に破断を起しやすくなるというトラブル
を生じる。 これに対し本発明によれば、原液中への偏光素
子の添加量は上記に比し、ビニルアルコール系重
合体100重量部に対し0.1〜2.5重量部の範囲内で
適当に調節しうるので、製膜性も延伸性も特に阻
害されることはない。そしてこのように適当量の
偏光素子を含む原液から製膜したフイルムは耐水
性が向上しているので、次の「フイルム染色」の
際小ジワ、タルミなどが発生せず、寸法安定性が
損われない。その結果本発明においては偏光膜を
大量にかつ安定して製造することができ、しかも
フイルムに含有される偏光素子の量は従来のフイ
ルム染色分のほかに原液染色の分が加わるので、
偏光能が極めて良好な偏光膜を得ることができ
る。 本発明におけるビニルアルコール系重合体とし
ては、通常のポリビニルアルコールのほか、不飽
和カルボン酸又はその誘導体、不飽和スルホン酸
又はその誘導体、炭素数2〜30のα−オレフイン
などで約15モル%未満共重合変性された変性ポリ
ビニルアルコール、ポリビニルホルマール、ポリ
ビニルアセトアセタール、ポリビニルブチラール
などのポリビニルアセタール、エチレン含量15〜
55モル%のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化
物などがあげられる。 偏光素子としてはヨウ素や各種の二色性染料が
あげられ、ヨカ化カリウム、ホウ酸、その他の助
剤を使うことも多い。偏光素子は2種以上を混合
して使用することもできる。「原液染色」時の偏
光素子と「フイルム染色」の偏光素子とは、同種
でも異種でもよい。 また、偏光素子の使用量としては、ビニルアル
コール系重合体100重量部に対し0.1〜2.5重量部
が適当である。0.1重量部未満では、製膜したフ
イルムに実際的な添加効果が表れない。2.5重量
部を越えると製膜が困難になり、実用的でない。 ビニルアルコール系重合体溶液とは、上記の如
きビニルアルコール系重合体を水、有機溶媒、水
−アルコール混合溶媒などの溶媒に溶解した溶液
を言う。ビニルアルコール系重合体がポリビニル
アルコールのときは水、エチレン−酢酸ビニル共
重合体ケン化物のときはアルコール−水混合溶媒
を溶媒として用いるのが通常である。 この溶液に偏光素子を添加してから製膜を行
う。製膜は流延法、溶液塗布法、押出法などによ
つて行う。 かくして得られたフイルムは、「延伸」と「偏
光素子の吸着」を行う。 延伸は一軸方向に2倍以上延伸することが望ま
しい。特に2.5〜6倍とすることが多い。この際
前記と直角方向にも若干の延伸(巾方向の収縮を
防止する程度或いはそれ以上の延伸)を行つても
差支えない。延伸時の温度条件は常温ないし180
℃の範囲から選ぶのが普通である。 フイルムへの偏光素子の吸着は、フイルムに偏
光素子を含有する液体を接触することにより行わ
れる。液体としては水を用いるのが通常である
が、他の有機溶剤或いは水と有機溶剤との混合溶
剤を用いることもできる。接触手段としては浸
漬、塗布、噴霧など任意の手段が採用できる。 上記の偏光素子吸着操作は、フイルムの延伸の
前又は後或いはフイルムの延伸と同時に行われ
る。「延伸と同時」とは、延伸を偏光素子含有液
体中で行う場合などを言う。 次に実施例をあげて本発明の方法をさらに説明
する。以下「部」とあるのは重量部である。 実施例 1 ポリビニルアルコール(重合度1700、ケン化度
99.5モル%)の15%水溶液1000部に、ヨウ素3.6
%、ヨウ化カリウム8.5%及びホウ酸1.75%を含
む水溶液100部を加えて混合し、この原液をエン
ドレスベルト上に流延して温度80℃で製膜するこ
とにより厚み65μ、揮発分5.3%のフイルムを得
た。 このフイルムをヨウ素1.3g/、ヨウ化カリ
ウム3.0g/、ホウ酸0.62g/の割合で含む
水溶液(温度45℃)中を通過させた後、付着水を
ロールで絞つてから温度80℃の送風乾燥機内を通
過させて含水率4.8%にまで乾燥し、ついでロー
ル式延伸機を用いて温度85℃で縦方向に3.5倍に
延伸し、温度185℃で熱固定した。 結果を第1表に示す。 対照例 1 ポリビニルアルコール(重合度1700、ケン化度
99.5モル%)の20%水溶液100部に、ヨウ素3.6
%、ヨウ化カリウム8.5%及びホウ酸1.75%より
なる水溶液50部を加えて製膜を行おうとしたが、
エンドレスベルト式流延製膜は困難で、ハンドア
プリケーターによるガラス板上での製膜がやつと
可能であつた。又このフイルムの延伸も困難であ
り、2.5倍延伸品が若干取得されるにとどまつた。 対照例 2 対照例1において染色液の添加量を10部に減ら
しかつ水40部を加えることにより、エンドレスベ
ルト式流延製膜を行つた。得られたフイルムをロ
ール式延伸機を用いて温度85℃で縦方向に3.5倍
に延伸し、温度185℃で熱固定した。 対照例 3 実施例1において染色液を添加することなく製
膜し、以下実施例1と同様にしてフイルム染色及
び延伸を行つた。 以上対照例1〜3の結果を第1表に合せて示
す。
製造する方法に関するものである。 ポリビニルアルコール系偏光膜は、ポリビニル
アルコールフイルムにヨウ素や二色性染料などの
偏光素子を吸着させて、延伸することにより製造
される。しかしながらフイルム形成後に偏光素子
を吸着させる方法は次のような問題点があり、大
量生産性を著しく制限している。 (1) 偏光素子の吸着は水系で行われるため、本来
耐水性の劣るポリビニルアルコールフイルムの
強度が低下し、吸着操作中フイルムの破断を起
したり寸法安定性を損つたりすることがある。 (2) 偏光素子の吸着処理後水分を除去しにくいた
めに水滴残存部分の染色が薄くなり、その結果
斑状の染色ムラを生じやすい。 (3) 偏光素子の吸着がフイルム表面層にしか行わ
れないため、偏光能の付与が必ずしも充分でな
い。 しかるに本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、
製膜に供する原液に偏光素子を添加する「原液染
色」と、製膜後のフイルムに偏光素子を吸着させ
る「フイルム染色」とを巧みに組合せることによ
り、上記の如き問題点を完全に解決しうることを
見出した。 即ち本発明は、ビニルアルコール系重合体100
重量部に対して0.1〜2.5重量部の偏光素子を含有
するビニルアルコール系重合体溶液から製膜した
フイルムを延伸する工程及び該フイルムをその延
伸の前又は後或いは延伸と同時に偏光素子を含有
する液体と接触させる工程との結合よりなること
を特徴とする。 さて、所期の偏光能を「原液染色」のみによつ
て達成しようとするといきおい原液中に添加する
偏光素子の量を多くしなければならないが、そう
すると原液粘度が増加すると共に延性がなくなつ
て製膜性が著しく阻害される上、フイルム強度が
低下するためにフイルムの引取時或いはフイルム
の延伸時に破断を起しやすくなるというトラブル
を生じる。 これに対し本発明によれば、原液中への偏光素
子の添加量は上記に比し、ビニルアルコール系重
合体100重量部に対し0.1〜2.5重量部の範囲内で
適当に調節しうるので、製膜性も延伸性も特に阻
害されることはない。そしてこのように適当量の
偏光素子を含む原液から製膜したフイルムは耐水
性が向上しているので、次の「フイルム染色」の
際小ジワ、タルミなどが発生せず、寸法安定性が
損われない。その結果本発明においては偏光膜を
大量にかつ安定して製造することができ、しかも
フイルムに含有される偏光素子の量は従来のフイ
ルム染色分のほかに原液染色の分が加わるので、
偏光能が極めて良好な偏光膜を得ることができ
る。 本発明におけるビニルアルコール系重合体とし
ては、通常のポリビニルアルコールのほか、不飽
和カルボン酸又はその誘導体、不飽和スルホン酸
又はその誘導体、炭素数2〜30のα−オレフイン
などで約15モル%未満共重合変性された変性ポリ
ビニルアルコール、ポリビニルホルマール、ポリ
ビニルアセトアセタール、ポリビニルブチラール
などのポリビニルアセタール、エチレン含量15〜
55モル%のエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化
物などがあげられる。 偏光素子としてはヨウ素や各種の二色性染料が
あげられ、ヨカ化カリウム、ホウ酸、その他の助
剤を使うことも多い。偏光素子は2種以上を混合
して使用することもできる。「原液染色」時の偏
光素子と「フイルム染色」の偏光素子とは、同種
でも異種でもよい。 また、偏光素子の使用量としては、ビニルアル
コール系重合体100重量部に対し0.1〜2.5重量部
が適当である。0.1重量部未満では、製膜したフ
イルムに実際的な添加効果が表れない。2.5重量
部を越えると製膜が困難になり、実用的でない。 ビニルアルコール系重合体溶液とは、上記の如
きビニルアルコール系重合体を水、有機溶媒、水
−アルコール混合溶媒などの溶媒に溶解した溶液
を言う。ビニルアルコール系重合体がポリビニル
アルコールのときは水、エチレン−酢酸ビニル共
重合体ケン化物のときはアルコール−水混合溶媒
を溶媒として用いるのが通常である。 この溶液に偏光素子を添加してから製膜を行
う。製膜は流延法、溶液塗布法、押出法などによ
つて行う。 かくして得られたフイルムは、「延伸」と「偏
光素子の吸着」を行う。 延伸は一軸方向に2倍以上延伸することが望ま
しい。特に2.5〜6倍とすることが多い。この際
前記と直角方向にも若干の延伸(巾方向の収縮を
防止する程度或いはそれ以上の延伸)を行つても
差支えない。延伸時の温度条件は常温ないし180
℃の範囲から選ぶのが普通である。 フイルムへの偏光素子の吸着は、フイルムに偏
光素子を含有する液体を接触することにより行わ
れる。液体としては水を用いるのが通常である
が、他の有機溶剤或いは水と有機溶剤との混合溶
剤を用いることもできる。接触手段としては浸
漬、塗布、噴霧など任意の手段が採用できる。 上記の偏光素子吸着操作は、フイルムの延伸の
前又は後或いはフイルムの延伸と同時に行われ
る。「延伸と同時」とは、延伸を偏光素子含有液
体中で行う場合などを言う。 次に実施例をあげて本発明の方法をさらに説明
する。以下「部」とあるのは重量部である。 実施例 1 ポリビニルアルコール(重合度1700、ケン化度
99.5モル%)の15%水溶液1000部に、ヨウ素3.6
%、ヨウ化カリウム8.5%及びホウ酸1.75%を含
む水溶液100部を加えて混合し、この原液をエン
ドレスベルト上に流延して温度80℃で製膜するこ
とにより厚み65μ、揮発分5.3%のフイルムを得
た。 このフイルムをヨウ素1.3g/、ヨウ化カリ
ウム3.0g/、ホウ酸0.62g/の割合で含む
水溶液(温度45℃)中を通過させた後、付着水を
ロールで絞つてから温度80℃の送風乾燥機内を通
過させて含水率4.8%にまで乾燥し、ついでロー
ル式延伸機を用いて温度85℃で縦方向に3.5倍に
延伸し、温度185℃で熱固定した。 結果を第1表に示す。 対照例 1 ポリビニルアルコール(重合度1700、ケン化度
99.5モル%)の20%水溶液100部に、ヨウ素3.6
%、ヨウ化カリウム8.5%及びホウ酸1.75%より
なる水溶液50部を加えて製膜を行おうとしたが、
エンドレスベルト式流延製膜は困難で、ハンドア
プリケーターによるガラス板上での製膜がやつと
可能であつた。又このフイルムの延伸も困難であ
り、2.5倍延伸品が若干取得されるにとどまつた。 対照例 2 対照例1において染色液の添加量を10部に減ら
しかつ水40部を加えることにより、エンドレスベ
ルト式流延製膜を行つた。得られたフイルムをロ
ール式延伸機を用いて温度85℃で縦方向に3.5倍
に延伸し、温度185℃で熱固定した。 対照例 3 実施例1において染色液を添加することなく製
膜し、以下実施例1と同様にしてフイルム染色及
び延伸を行つた。 以上対照例1〜3の結果を第1表に合せて示
す。
【表】
実施例 2
実施例1における製膜後のフイルムをまず縦方
向に3.5倍に延伸し、ついで延伸フイルムを染色
浴中を通過させた。他の条件は実施例1と同様に
した。 延伸性、フイルム染色時の耐水性は共に良好で
あり、偏光膜の染めムラはなかつた。全光線透過
率は2枚平行が48.3%、2枚直交が2.8%であつ
て実施例1に比しては若干及ばなかつたが、これ
は配向後の染色であるためヨウ素の吸着量が若干
少なくなつたためであろう。 実施例 3 エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(エチ
レン含量30モル%、酢酸ビニル成分のケン化度99
モル%)115部をn−プロパノールと水との重量
で50:50の混合溶媒300部に溶解し、この溶液に
ヨウ素2.2部、ヨウ化カリウム5.2部及びホウ酸
1.10部を前記混合溶媒85部に溶解した染色液を添
加した。 ドクターコーター及び送風型乾燥機を備えたコ
ーテイング装置を準備し、該装置にポリエステル
フイルムを供給すると共に液溜めに上で調製した
室温の原液を仕込み、製膜を開始した。コーター
から乾燥機入口に至るまでの時間は47秒で、乾燥
機内は10m/secで送風を行い、温度は乾燥機入
口で70℃、出口で120℃に設定し、乾燥機内滞留
時間は65秒になるようにした。乾燥機を出た膜は
ポリエステルフイルムから剥離して巻取機に巻取
つた。以上の操作により厚み30μ、揮発分4.8%の
フイルムを得た。 次にこのフイルムをヨウ素1.3g/、ヨウ化
カリウム3.0g/及びホウ酸0.62g/を含む
温度45℃の水溶液中で染色を行うと同時に縦方向
に4倍に延伸した。延伸後は付着水をロールで絞
つてから温度80℃の送風乾燥機内を通過させて乾
燥した。 結果を第2表に示す。 対照例 4 実施例3における溶液における添加量を、ヨウ
素3.3部、ヨウ化カリウム7.8部、ホウ酸1.65部と
した。なお染色液の添加量をこれより多くすると
製膜が困難になる。 この原液を用いて実施例3と同様に製膜を行
い、ついで得られたフイルムを温度45℃の水中で
縦方向に4倍に延伸し、乾燥した。 対照例 5 実施例3において染色液を添加することなく製
膜し、以下実施例3と同様にして染色浴中での延
伸を行つた。 以上対照例3〜4の結果を第2表に合せて示
す。
向に3.5倍に延伸し、ついで延伸フイルムを染色
浴中を通過させた。他の条件は実施例1と同様に
した。 延伸性、フイルム染色時の耐水性は共に良好で
あり、偏光膜の染めムラはなかつた。全光線透過
率は2枚平行が48.3%、2枚直交が2.8%であつ
て実施例1に比しては若干及ばなかつたが、これ
は配向後の染色であるためヨウ素の吸着量が若干
少なくなつたためであろう。 実施例 3 エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(エチ
レン含量30モル%、酢酸ビニル成分のケン化度99
モル%)115部をn−プロパノールと水との重量
で50:50の混合溶媒300部に溶解し、この溶液に
ヨウ素2.2部、ヨウ化カリウム5.2部及びホウ酸
1.10部を前記混合溶媒85部に溶解した染色液を添
加した。 ドクターコーター及び送風型乾燥機を備えたコ
ーテイング装置を準備し、該装置にポリエステル
フイルムを供給すると共に液溜めに上で調製した
室温の原液を仕込み、製膜を開始した。コーター
から乾燥機入口に至るまでの時間は47秒で、乾燥
機内は10m/secで送風を行い、温度は乾燥機入
口で70℃、出口で120℃に設定し、乾燥機内滞留
時間は65秒になるようにした。乾燥機を出た膜は
ポリエステルフイルムから剥離して巻取機に巻取
つた。以上の操作により厚み30μ、揮発分4.8%の
フイルムを得た。 次にこのフイルムをヨウ素1.3g/、ヨウ化
カリウム3.0g/及びホウ酸0.62g/を含む
温度45℃の水溶液中で染色を行うと同時に縦方向
に4倍に延伸した。延伸後は付着水をロールで絞
つてから温度80℃の送風乾燥機内を通過させて乾
燥した。 結果を第2表に示す。 対照例 4 実施例3における溶液における添加量を、ヨウ
素3.3部、ヨウ化カリウム7.8部、ホウ酸1.65部と
した。なお染色液の添加量をこれより多くすると
製膜が困難になる。 この原液を用いて実施例3と同様に製膜を行
い、ついで得られたフイルムを温度45℃の水中で
縦方向に4倍に延伸し、乾燥した。 対照例 5 実施例3において染色液を添加することなく製
膜し、以下実施例3と同様にして染色浴中での延
伸を行つた。 以上対照例3〜4の結果を第2表に合せて示
す。
【表】
なおエチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物フ
イルムはポリビニルアルコールフイルムに比し染
色浴による着色の程度及び色調が薄いので、本発
明の原液染色とフイルム染色の併用法が特に有効
である。 実施例 4 エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(エチ
レン含量40モル%、酢酸ビニル成分のケン化度
98.5モル%)115部をイソプロパノールと水との
重量で55:45の混合溶媒300部に溶解し、この溶
液にヨウ素2.2部、ヨウ化カリウム5.2部、C.I.
Direct Yellow 11 5部を前記混合溶媒85部に溶
解した溶液を添加した。 この原液をエンドレスベルト上に流延して製膜
することにより厚み29.5μ、揮発分5.8%のフイル
ムを得た。 このフイルムをヨウ素1.33g/、ヨウ化カリ
ウム3.0g/、ホウ酸0.62g/を含む温度45
℃の水溶液中を通過させた後付着水をロールで絞
つてから乾燥し、ついでテンター式延伸機を用い
て横方向の収縮を防止しながら温度85℃で縦方向
に3倍に延伸し、温度115℃で熱固定した。 製膜性、延伸性は共に良好であり、染めムラも
なかつた。偏光能は2枚平行が46.2%、2枚直交
が1.3%と好ましいものであつた。 一方染色液を添加することなく製膜し、以下実
施例4と同様にしてフイルム染色及び延伸を行つ
たときは、偏光能は2枚平行で51.3%、2枚直交
で6.3%にすぎなかつた。
イルムはポリビニルアルコールフイルムに比し染
色浴による着色の程度及び色調が薄いので、本発
明の原液染色とフイルム染色の併用法が特に有効
である。 実施例 4 エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物(エチ
レン含量40モル%、酢酸ビニル成分のケン化度
98.5モル%)115部をイソプロパノールと水との
重量で55:45の混合溶媒300部に溶解し、この溶
液にヨウ素2.2部、ヨウ化カリウム5.2部、C.I.
Direct Yellow 11 5部を前記混合溶媒85部に溶
解した溶液を添加した。 この原液をエンドレスベルト上に流延して製膜
することにより厚み29.5μ、揮発分5.8%のフイル
ムを得た。 このフイルムをヨウ素1.33g/、ヨウ化カリ
ウム3.0g/、ホウ酸0.62g/を含む温度45
℃の水溶液中を通過させた後付着水をロールで絞
つてから乾燥し、ついでテンター式延伸機を用い
て横方向の収縮を防止しながら温度85℃で縦方向
に3倍に延伸し、温度115℃で熱固定した。 製膜性、延伸性は共に良好であり、染めムラも
なかつた。偏光能は2枚平行が46.2%、2枚直交
が1.3%と好ましいものであつた。 一方染色液を添加することなく製膜し、以下実
施例4と同様にしてフイルム染色及び延伸を行つ
たときは、偏光能は2枚平行で51.3%、2枚直交
で6.3%にすぎなかつた。
Claims (1)
- 1 ビニルアルコール系重合体100重量部に対し
0.1〜2.5重量部の偏光素子を含有するビニルアル
コール系重合体溶液から製造したフイルムを延伸
する工程及び該フイルムをその延伸の前又は後或
は延伸と同時に偏光素子を含有する液体と接触さ
せる工程との結合よりなることを特徴とする偏光
膜の製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14406180A JPS5767901A (en) | 1980-10-14 | 1980-10-14 | Preparation of polarized film |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14406180A JPS5767901A (en) | 1980-10-14 | 1980-10-14 | Preparation of polarized film |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5767901A JPS5767901A (en) | 1982-04-24 |
| JPH0122601B2 true JPH0122601B2 (ja) | 1989-04-27 |
Family
ID=15353390
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14406180A Granted JPS5767901A (en) | 1980-10-14 | 1980-10-14 | Preparation of polarized film |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5767901A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008162289A (ja) * | 1995-06-26 | 2008-07-17 | 3M Co | 追加のコーティングまたは層を備えた多層ポリマーフィルム |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS547946A (en) * | 1977-06-20 | 1979-01-20 | Mitsubishi Rayon Co | Polarizing film and method of manufacturing same |
| JPS547947A (en) * | 1977-06-20 | 1979-01-20 | Mitsubishi Rayon Co | Polarizing film and method of manufacturing same |
-
1980
- 1980-10-14 JP JP14406180A patent/JPS5767901A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008162289A (ja) * | 1995-06-26 | 2008-07-17 | 3M Co | 追加のコーティングまたは層を備えた多層ポリマーフィルム |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5767901A (en) | 1982-04-24 |
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