JPH01228643A - 鋼中にMnSを均一かつ微細に分散析出させる方法 - Google Patents
鋼中にMnSを均一かつ微細に分散析出させる方法Info
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- JPH01228643A JPH01228643A JP63053458A JP5345888A JPH01228643A JP H01228643 A JPH01228643 A JP H01228643A JP 63053458 A JP63053458 A JP 63053458A JP 5345888 A JP5345888 A JP 5345888A JP H01228643 A JPH01228643 A JP H01228643A
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- steel
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21C—PROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
- C21C7/00—Treating molten ferrous alloys, e.g. steel, not covered by groups C21C1/00 - C21C5/00
- C21C7/04—Removing impurities by adding a treating agent
- C21C7/06—Deoxidising, e.g. killing
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は鋼中に脱酸生成物を核としたMnSを均一か
つ微細に析出させた鋼を製造する方法に関するものであ
る。
つ微細に析出させた鋼を製造する方法に関するものであ
る。
従来の技術
近年、海洋構造物、船舶、貯槽なと大型構造物の材質特
性に対する要求は厳しさを増しており。
性に対する要求は厳しさを増しており。
靭性の抜本的改善が望まれている0通常、鋼のオーステ
ナイト→フェライト変態において、オーステナイト粒界
から粗大なフェライトが析出し組織は粗大なものとなる
。また、一般に鋼材をサブマージアーク溶接、エレクト
ロガス溶接、あるいはエレクトロスラグ溶接など自動溶
接を行なうと、溶接熱影響部(以下HAZと称する)の
組織はさらに粗大化する0組織の粗大化と靭性低下の関
係は公知の】バ実であり、従来靭性向り対策として組織
を微細化する方法が各種提案されている。
ナイト→フェライト変態において、オーステナイト粒界
から粗大なフェライトが析出し組織は粗大なものとなる
。また、一般に鋼材をサブマージアーク溶接、エレクト
ロガス溶接、あるいはエレクトロスラグ溶接など自動溶
接を行なうと、溶接熱影響部(以下HAZと称する)の
組織はさらに粗大化する0組織の粗大化と靭性低下の関
係は公知の】バ実であり、従来靭性向り対策として組織
を微細化する方法が各種提案されている。
組織を微細化する方法として1例えば特開昭61−23
8940では、鋼中に分散させた介在物を変態核として
オーステナイト粒内に微細な粒内フェライト、ftra
granular Ferrite Plate (
以下IFFと称する)を生成させる方法がとられる。ま
た、昭和54年「鉄と鋼」第65巻、第8号、p、12
32において、TiNを微細分散析出させ50kg/a
m2高張力鋼の大入熱溶接時のHAZ靭性を改善する手
段が述べられているが、ポンド部近傍ではTiNの再固
溶に伴う粗粒化と固溶Nの増加によりHAZ靭性の劣化
が避けられないという欠点がある。
8940では、鋼中に分散させた介在物を変態核として
オーステナイト粒内に微細な粒内フェライト、ftra
granular Ferrite Plate (
以下IFFと称する)を生成させる方法がとられる。ま
た、昭和54年「鉄と鋼」第65巻、第8号、p、12
32において、TiNを微細分散析出させ50kg/a
m2高張力鋼の大入熱溶接時のHAZ靭性を改善する手
段が述べられているが、ポンド部近傍ではTiNの再固
溶に伴う粗粒化と固溶Nの増加によりHAZ靭性の劣化
が避けられないという欠点がある。
IFFの変態核としては、現在までにMnS。
TiN、 REM 、 Ca、 TiO、Ti2O3な
どいくつかの介在動程が見出されている。しかしながら
、MnSについては通常は焼き入れ性の高いミクロ偏析
部に析出するためIFFの変態核となりにくい。
どいくつかの介在動程が見出されている。しかしながら
、MnSについては通常は焼き入れ性の高いミクロ偏析
部に析出するためIFFの変態核となりにくい。
本発明者等は、鉄と鋼、1987.5197、および学
振第18委−10835において、M、Ti、 Zr等
による脱酸を行ない脱酸生成物を核として微細なMnS
を析出させることを開示したが、IFF変態核となるM
nS個数を更に鋼中に増やす必要がある。
振第18委−10835において、M、Ti、 Zr等
による脱酸を行ない脱酸生成物を核として微細なMnS
を析出させることを開示したが、IFF変態核となるM
nS個数を更に鋼中に増やす必要がある。
従って、IFFを利用した組織の微細化、すなわち、靭
性の抜本的改善をはかるためには、■IFFの変態核と
なる介在物(例えばMn5)の均一かつ超微細化、■大
入熱溶接時においても、IFP変態核としての機能を有
する、高温安定性の優れた介在物の均一かつ超微細分散
化、の方法を確立することが急務の課題である。
性の抜本的改善をはかるためには、■IFFの変態核と
なる介在物(例えばMn5)の均一かつ超微細化、■大
入熱溶接時においても、IFP変態核としての機能を有
する、高温安定性の優れた介在物の均一かつ超微細分散
化、の方法を確立することが急務の課題である。
発明が解決しようとする課題
上記問題点に鑑み、本発明はこのMnSを鋼中に微細に
かつ均一に分散させる方法を提供することを目的とする
。
かつ均一に分散させる方法を提供することを目的とする
。
課題を解決するための手段
本発明は脱酸前溶存酸素濃度が20ppm〜60ppm
の溶鋼に、Zr、 Ti、Ce、 Y、およびorのう
ち少なくとも1種の脱酸元素を溶存させ、連続鋳造機ま
たは鋳型に鋳込み、該鋳片または該鋼塊(以下、鋳片と
いう、)の鍔厚み位置の平均冷却速度が。
の溶鋼に、Zr、 Ti、Ce、 Y、およびorのう
ち少なくとも1種の脱酸元素を溶存させ、連続鋳造機ま
たは鋳型に鋳込み、該鋳片または該鋼塊(以下、鋳片と
いう、)の鍔厚み位置の平均冷却速度が。
液相線温度〜1400℃で50℃/分以上、1400℃
〜1300℃で1℃/分〜50℃/分とすることを特徴
とする。
〜1300℃で1℃/分〜50℃/分とすることを特徴
とする。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明者らは、上記現況を踏まえ、通常鋼の製造り不可
欠とされている脱酸過程まで遡り、Ti、Siなどの弱
脱酸元素から、All、Ca、 REMなどの強脱酸元
素すべてについて、それらが溶鋼中および凝固時、冷却
中にいかなる挙動を呈するかについて鋭意検討を加えた
。その結果、IFFによる組織の微細化を図るために、
高温安定性に優れマトリックスに均一かつ微細に分散し
、IFF変態核としての機能を有する介在物について以
下の知見を得た。
欠とされている脱酸過程まで遡り、Ti、Siなどの弱
脱酸元素から、All、Ca、 REMなどの強脱酸元
素すべてについて、それらが溶鋼中および凝固時、冷却
中にいかなる挙動を呈するかについて鋭意検討を加えた
。その結果、IFFによる組織の微細化を図るために、
高温安定性に優れマトリックスに均一かつ微細に分散し
、IFF変態核としての機能を有する介在物について以
下の知見を得た。
まず、1Kgインゴット溶解凝固実験において、目標全
酸素濃度3009P鵬として、脱酸を行ない、脱酸後放
冷凝固させることにより、M2O3,Ti2O3、Y2
O3、Ce2O3、ZrO2、HfO2、ZrO2,M
nO等の、溶鋼中で衝突凝集したものを含む脱酸生成物
すべてを核として、脱酸生成物の周囲に数gm程度の微
細なMnSが析出する現象を見出した。そして、脱酸生
成物を核として析出したMr+S (以下複合MnSと
称する)はIFF核としての機能を有することを確認し
た。
酸素濃度3009P鵬として、脱酸を行ない、脱酸後放
冷凝固させることにより、M2O3,Ti2O3、Y2
O3、Ce2O3、ZrO2、HfO2、ZrO2,M
nO等の、溶鋼中で衝突凝集したものを含む脱酸生成物
すべてを核として、脱酸生成物の周囲に数gm程度の微
細なMnSが析出する現象を見出した。そして、脱酸生
成物を核として析出したMr+S (以下複合MnSと
称する)はIFF核としての機能を有することを確認し
た。
しかし、十分な低温靭性レベルを得るためには、更に多
くの複合MnS個数が必要であった。そこで、脱酸前溶
存フリー酸素濃度と鋳造時の冷却速度について検討を重
ね、これら因子と脱酸生成物および複合MnSの大きさ
と個数の間には、相関があることを新たに見出した。
くの複合MnS個数が必要であった。そこで、脱酸前溶
存フリー酸素濃度と鋳造時の冷却速度について検討を重
ね、これら因子と脱酸生成物および複合MnSの大きさ
と個数の間には、相関があることを新たに見出した。
本発明者らは、これまでの検討に基づき所定の溶存酸素
濃度を持つ溶鋼にZr、 Ti、 Ce、 Y、および
Hfなどの元素(以下脱酸元素)を投入固溶させ、所定
の冷速で冷却することによって、高温安定性に優れた脱
酸生成物を核としてIFF変態核としての機能を有する
にnsを均一かつ微細に析出させることが回前であると
の結論に達し、本発明を完成したものである。
濃度を持つ溶鋼にZr、 Ti、 Ce、 Y、および
Hfなどの元素(以下脱酸元素)を投入固溶させ、所定
の冷速で冷却することによって、高温安定性に優れた脱
酸生成物を核としてIFF変態核としての機能を有する
にnsを均一かつ微細に析出させることが回前であると
の結論に達し、本発明を完成したものである。
作用
本発明における脱酸元素とは、Zr、 Ti、 Ce、
Y、およびH「であり溶存酸素との結合力を有する元素
である。
Y、およびH「であり溶存酸素との結合力を有する元素
である。
脱酸元素は目標組成が0.01wt%未満では、溶存酸
素との反応で生成する酸化物のjQが実効上掛なく、ま
た0、05wt%超では、投入直後に生成する脱酸生成
物の量が過剰で凝集合体することにより浮上分離するた
めに、適性組成を0.01wt%〜0.05wt%とし
た。望ましい目標組成は0.02wt%である。
素との反応で生成する酸化物のjQが実効上掛なく、ま
た0、05wt%超では、投入直後に生成する脱酸生成
物の量が過剰で凝集合体することにより浮上分離するた
めに、適性組成を0.01wt%〜0.05wt%とし
た。望ましい目標組成は0.02wt%である。
成分調整後の溶存酸素濃度(以下脱酸油溶存酸素濃度)
は20ppm未満では脱酸元素との反応により生成する
脱酸生成物の贋が実効り少なく、また60ppm Jf
Jでは脱酸元素投入直後に、過剰の脱酸生成物が生じこ
れが凝集合体することにより浮上分離し、そのはとなど
が系外に放出されてしまうため、適性1%+素濃度を2
0〜60PPMとした。
は20ppm未満では脱酸元素との反応により生成する
脱酸生成物の贋が実効り少なく、また60ppm Jf
Jでは脱酸元素投入直後に、過剰の脱酸生成物が生じこ
れが凝集合体することにより浮上分離し、そのはとなど
が系外に放出されてしまうため、適性1%+素濃度を2
0〜60PPMとした。
溶鋼を適性酸素濃度の20〜60pp層とするための予
備脱酸は、M、 Si、 Mn、 Zr、 Ti、 C
e、 YおよびHfで行なう、また必要に応じて真空処
理などの取鍋処理を併用してもよい、脱酸油溶存酸素濃
度は、脱酸元素添加前に酸素プローブにより測定する。
備脱酸は、M、 Si、 Mn、 Zr、 Ti、 C
e、 YおよびHfで行なう、また必要に応じて真空処
理などの取鍋処理を併用してもよい、脱酸油溶存酸素濃
度は、脱酸元素添加前に酸素プローブにより測定する。
また、脱酸油溶存酸素濃度が20ppm未満の場合は脱
酸元素を所定量添加したのち、酸素を溶存酸素濃度で2
0〜6OpP戴添加することにより微細なMnSが得ら
れる。尚、脱酸元素添加後酸素添加を行なう場合は、溶
鋼重量および酸素歩留まりを考慮し、溶存酸素濃度で2
0〜60ppm相当となるように添加借を計算する。
酸元素を所定量添加したのち、酸素を溶存酸素濃度で2
0〜6OpP戴添加することにより微細なMnSが得ら
れる。尚、脱酸元素添加後酸素添加を行なう場合は、溶
鋼重量および酸素歩留まりを考慮し、溶存酸素濃度で2
0〜60ppm相当となるように添加借を計算する。
脱酸後鋳造開始までの時間は、脱酸生成物が凝集合体す
ることにより糸外に浮上分離してしまうためにできるだ
け短くしなければならない、望ましい時間は10分以内
である。
ることにより糸外に浮上分離してしまうためにできるだ
け短くしなければならない、望ましい時間は10分以内
である。
更に、鋳造時の冷却速度については液相線温度から14
00℃の間を50℃/分以上とした。50℃/分未満で
は、MrUSの析出核となる脱酸生成物の固液共存温度
域での存在時間が長くなるために、そのほとんどが凝集
合体し浮上分離し系外に放出されてしまう、また、凝固
組織が粗大化することにより脱酸生成物の分布が不均一
となり、さらに1lInとSのミクロ偏析が増加しMn
Sの析出が不均一となる。
00℃の間を50℃/分以上とした。50℃/分未満で
は、MrUSの析出核となる脱酸生成物の固液共存温度
域での存在時間が長くなるために、そのほとんどが凝集
合体し浮上分離し系外に放出されてしまう、また、凝固
組織が粗大化することにより脱酸生成物の分布が不均一
となり、さらに1lInとSのミクロ偏析が増加しMn
Sの析出が不均一となる。
次に1400℃から1300℃の間の冷却速度を1〜b
を核として複合析出する。冷却速度が1℃/分未満では
、脱酸生成物を核として複合析出するMnSが、その析
出時間が十分すぎるために数1101L程度まで粗大化
し、割れ感受性などの観点から有害性を有するようにな
る。一方、50℃/分超では。
を核として複合析出する。冷却速度が1℃/分未満では
、脱酸生成物を核として複合析出するMnSが、その析
出時間が十分すぎるために数1101L程度まで粗大化
し、割れ感受性などの観点から有害性を有するようにな
る。一方、50℃/分超では。
Mnが拡散するための時間的余裕がなく、脱酸生成物上
に十分拡散しないまま、マトリックスに固定されてしま
うためLnSの析出が不十分となり、IFP変態核とし
てのMnSの数が不足するためにその範囲を1〜b の平均冷却速度は、鋳片の表面温度を用いた伝熱計算に
より推定し、連続鋳造時には、例えば連鋳機内に保温帯
を設けることにより、本冷却速度条件を満足させる。
に十分拡散しないまま、マトリックスに固定されてしま
うためLnSの析出が不十分となり、IFP変態核とし
てのMnSの数が不足するためにその範囲を1〜b の平均冷却速度は、鋳片の表面温度を用いた伝熱計算に
より推定し、連続鋳造時には、例えば連鋳機内に保温帯
を設けることにより、本冷却速度条件を満足させる。
実施例
実施例1
高周波誘導加熱による1Kgインゴットの溶解実験にお
いて、第1表に示す成分の鋼についてZr。
いて、第1表に示す成分の鋼についてZr。
Ti、 Y、Hr、Ceによる脱酸を行った。この時の
脱酸油溶存酸素濃度は、lIi#素プローブによる測定
で、 40pp−〜50ppmであった。脱酸剤添加か
ら鋳造開始までの保定時間は30秒とし、比較材として
10分とした実験も行った。また冷却速度は、液相線温
度から1400℃まで50℃/分、1400℃から10
00℃までは40℃/分に制御した。
脱酸油溶存酸素濃度は、lIi#素プローブによる測定
で、 40pp−〜50ppmであった。脱酸剤添加か
ら鋳造開始までの保定時間は30秒とし、比較材として
10分とした実験も行った。また冷却速度は、液相線温
度から1400℃まで50℃/分、1400℃から10
00℃までは40℃/分に制御した。
また脱酸前溶存酸Je1度15ppmの溶鋼にZrを添
加したのち2N文の酸素を吹込み、他は同じ条件で実験
した。比較材として、同じ脱酸元素による脱酸で、目標
全酸素濃度を300pp厳とし、脱酸後攻冷凝固させた
実験も行なった。
加したのち2N文の酸素を吹込み、他は同じ条件で実験
した。比較材として、同じ脱酸元素による脱酸で、目標
全酸素濃度を300pp厳とし、脱酸後攻冷凝固させた
実験も行なった。
得られた1Kgインゴットの析出物分布をX線マイクロ
アナライザーにより分析した。各試料中の脱酸生成物個
数と複合MnSの個数の関係を第1図に示す、脱酸生成
物個数が多くなるに従って複合MnS個数も増加してい
る0本発明材では、十分な脱酸生成物個数、複合MnS
個数が得られているのに対し、比較材では脱酸生成物個
数、複合MnS個数共に少ない。
アナライザーにより分析した。各試料中の脱酸生成物個
数と複合MnSの個数の関係を第1図に示す、脱酸生成
物個数が多くなるに従って複合MnS個数も増加してい
る0本発明材では、十分な脱酸生成物個数、複合MnS
個数が得られているのに対し、比較材では脱酸生成物個
数、複合MnS個数共に少ない。
さらに、試料中の複合MnS個数と保定時間との関係を
第2図に示す、いずれの試料も10分保定材では、複合
MnS個数は減少しており、十分な複合MnS個数は得
られない。
第2図に示す、いずれの試料も10分保定材では、複合
MnS個数は減少しており、十分な複合MnS個数は得
られない。
第1表
実施例2
真空溶解炉で第1表に示す成分に溶製後、脱酸油溶存酸
素C度を変えて、Zrによる脱酸を行なった。冷却方法
は、実施例1と同じとした。この時サンプルを採取し、
脱酸生成物個数をX線マイクロアナライザーにより分析
した。第3図に脱酸並溶存酸素濃度と脱線生成物個数の
関係を示す、脱酸並溶存酸素濃度が約40pp■で脱酸
生成物個数は最大値を呈し、 20ppm以下およびe
opp層以上で急激に減少している。従って脱酸並溶存
酸素濃度が20〜60pp■のとき、MnS析出核とな
るのに十分な脱酸生成物が存在し、IFF変態変態上分
なMnS個数が得られる。
素C度を変えて、Zrによる脱酸を行なった。冷却方法
は、実施例1と同じとした。この時サンプルを採取し、
脱酸生成物個数をX線マイクロアナライザーにより分析
した。第3図に脱酸並溶存酸素濃度と脱線生成物個数の
関係を示す、脱酸並溶存酸素濃度が約40pp■で脱酸
生成物個数は最大値を呈し、 20ppm以下およびe
opp層以上で急激に減少している。従って脱酸並溶存
酸素濃度が20〜60pp■のとき、MnS析出核とな
るのに十分な脱酸生成物が存在し、IFF変態変態上分
なMnS個数が得られる。
実施例3
真空溶解炉で第1表の成分に溶製後、脱酸並溶存酸素濃
度60pp■で、 Zrによる脱酸を行ない鋳塊とし、
これを熱間新造および切削加工して15層層径の丸棒試
料とした。この試料を高周波誘導加熱炉中で一旦溶解後
、第2表に示す冷却速度条件で鋳造した。この時の脱酸
生成物個数と複合MnS個数をX線マイクロアナライザ
ーで分析した0本発明条件で鋳造した試゛糾は、比較材
に比べて、いずれも複合MnS個数は著しく多くなって
いる。
度60pp■で、 Zrによる脱酸を行ない鋳塊とし、
これを熱間新造および切削加工して15層層径の丸棒試
料とした。この試料を高周波誘導加熱炉中で一旦溶解後
、第2表に示す冷却速度条件で鋳造した。この時の脱酸
生成物個数と複合MnS個数をX線マイクロアナライザ
ーで分析した0本発明条件で鋳造した試゛糾は、比較材
に比べて、いずれも複合MnS個数は著しく多くなって
いる。
(以下余白)
第2表
発明の効果
以上の実施例からも明らかなごとく本発明によれば、鋼
中に)LnSを微細に分散析出させることが可能であり
、この鋳片から製造される鋼材は、例えば、溶接に際し
て低入熱から大入熱まで各種の溶接を必要とする海洋構
造物、船舶、貯槽なと大型構造物のHAZ靭性の向上に
寄与するだけでなく耐冷間割れ性、耐腐食性、高温クリ
ープ、曲げ加工性などの特性に優れた鋼を製造すること
が可能となり、その効果は極めて顕著である。また電磁
鋼などの1次再結晶のインヒビターとしてのMnSの分
散にも適用可能である。
中に)LnSを微細に分散析出させることが可能であり
、この鋳片から製造される鋼材は、例えば、溶接に際し
て低入熱から大入熱まで各種の溶接を必要とする海洋構
造物、船舶、貯槽なと大型構造物のHAZ靭性の向上に
寄与するだけでなく耐冷間割れ性、耐腐食性、高温クリ
ープ、曲げ加工性などの特性に優れた鋼を製造すること
が可能となり、その効果は極めて顕著である。また電磁
鋼などの1次再結晶のインヒビターとしてのMnSの分
散にも適用可能である。
第1図は脱酸生成物個数と複合MnS個数の関係を示し
た図、第2図は脱酸剤添加後保定時間と複合MnS個数
の関係を示した図、第3図は脱酸並溶存酸素濃度と複合
MnS個数の関係を示した図である。
た図、第2図は脱酸剤添加後保定時間と複合MnS個数
の関係を示した図、第3図は脱酸並溶存酸素濃度と複合
MnS個数の関係を示した図である。
Claims (2)
- (1)成分調整後の溶存酸素濃度が重量で20ppm〜
60ppmの溶鋼に、Zr、Ti、Ce、Y、およびH
fのうち少なくとも1種を溶鋼中0.01wt%〜0.
05wt%となるように添加し、該溶鋼をすみやかに鋳
型に鋳込み鋳片を製造し、該鋳片の1/2厚み位置の平
均冷却速度を、液相線温度〜1400℃で50℃/分以
上、1400℃〜1300℃で1℃/分〜50℃/分に
維持して冷却することを特徴とする鋼中にMnSを微細
に分散析出させる方法。 - (2)成分調整後の溶存酸素濃度が重量で20ppm未
満の溶鋼に、Zr、Ti、Ce、Y、およびHfのうち
少なくとも1種を溶鋼中0.01wt%〜0.05wt
%となるように添加し、さらに該溶鋼中酸素を重量%で
20ppm〜60ppm相当量を添加し、該溶鋼をすみ
やかに鋳型に鋳込み鋳片を製造し、該鋳片の1/2厚み
位置の平均冷却速度が、液相線温度〜1400℃で50
℃/分以上、1400℃〜1300℃で1℃/分〜50
℃/分に維持して冷却することを特徴とする鋼中にMn
Sを微細に分散析出させる方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63053458A JPH01228643A (ja) | 1988-03-09 | 1988-03-09 | 鋼中にMnSを均一かつ微細に分散析出させる方法 |
| EP89104139A EP0337114B1 (en) | 1988-03-09 | 1989-03-08 | Process for preparation of a casting having mns dispersed and uniformly and finely precipitated therein |
| DE89104139T DE68907251T2 (de) | 1988-03-09 | 1989-03-08 | Verfahren zum Herstellen eines Gussblockes mit feindispersen MnS-Ausscheidungen. |
| US07/321,164 US4979558A (en) | 1988-03-09 | 1989-03-09 | Process for preparation of a casting having MnS dispersed and uniformly and finely precipitated therein |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63053458A JPH01228643A (ja) | 1988-03-09 | 1988-03-09 | 鋼中にMnSを均一かつ微細に分散析出させる方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01228643A true JPH01228643A (ja) | 1989-09-12 |
| JPH0464766B2 JPH0464766B2 (ja) | 1992-10-16 |
Family
ID=12943415
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63053458A Granted JPH01228643A (ja) | 1988-03-09 | 1988-03-09 | 鋼中にMnSを均一かつ微細に分散析出させる方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4979558A (ja) |
| EP (1) | EP0337114B1 (ja) |
| JP (1) | JPH01228643A (ja) |
| DE (1) | DE68907251T2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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