JPH01230513A - 持効性製剤 - Google Patents

持効性製剤

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JPH01230513A
JPH01230513A JP63277631A JP27763188A JPH01230513A JP H01230513 A JPH01230513 A JP H01230513A JP 63277631 A JP63277631 A JP 63277631A JP 27763188 A JP27763188 A JP 27763188A JP H01230513 A JPH01230513 A JP H01230513A
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Masayoshi Samejima
鮫島 政義
Kazuo Noda
和夫 野田
Yukio Kobayashi
小林 征雄
Shigeyuki Ishikawa
石川 茂行
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Tanabe Pharma Corp
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Tanabe Seiyaku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は医薬化合物を含有する持効性製剤に関する。
(従来技術) 医薬化合物含有製剤については、従来から種々の持効化
の試みがなされている0例えば、水溶性重合体(ポリビ
ニルアルコール、ポリビニルピロリドン等)及び水不溶
性重合体(エチルセルロース、ポリ塩化ビニル等)とか
らなる皮膜剤と塩酸ジルチアゼム含有組成物を交互に多
層にコーティングした製剤(特開昭60−156617
号)、或いはピナシジル含有製剤をメタアクリル酸−メ
チルメタアクリレート共重合体等の腸溶性ポリマーで被
覆し、更にその表面をピナシジル含有製剤で被覆した製
剤(特開昭60−4120号)などが知られている。
(発明の構成及び効果) 本発明は、医薬化合物を含有する芯物質、同芯物質表面
に医薬化合物の放出制御機能をもたせるべく形成された
エチルセルロースと疎水性賦形剤とからなる内部被覆層
ならびに医薬化合物を含有する速放性外部コーティング
層とより成る持効性製剤に関する。
上記本発明の持効性製剤は、内部被覆層としてエチルセ
ルロースと疎水性賦形剤とを用いたことにより、疎水性
賦形剤がエチルセルロース層中に埋め込まれた構造を有
する水透過性の被覆層を形成し、消化液の該被覆層内部
への透過性を制御することができる。従って、従来公知
の前記持効性製剤に較べてもより一層簡単な製剤処方で
生薬の放出を巧みに制御し、服用後速やかに高い血中濃
度を得ながら、同時にその血中濃度を長時間維持させる
ことができるという優れた特長を具備するものである。
本発明において、医薬化合物を含有する芯物質(以下、
単に芯物質と略称する)としては、医薬化合物自体、或
いはこれに賦形剤、結合剤、滑沢剤及び/又は凝集防止
剤などを適宜配合したものが使用できる。この芯物質と
しては顆粒状、細粒状等に造粒したものを用いるのが好
ましく、例えば、平均粒径が約300μm〜約2000
μm、とりわけ約500μm〜約850μmの顆粒状に
造粒したものを用いるのが好ましい、また、従来公知の
方法では、芯物質自体を疎水性とすることにより製剤に
持効性を付与する試みが数多くなされているが、本発明
の芯物質は疎水性である必要がなく、例えば、水溶性、
水不溶性芯物質のいずれも好適に用いることができる。
このため、芯物質の調製に際し用いる賦形剤、結合剤、
滑沢剤又は凝集防止剤としては、この技術分野で通常使
用されるものであればいずれも使用することができる0
例えば、賦形剤としては、白糖、乳糖、マンニトール、
グルコース等の糖類、でんぷん、結晶セルロース、リン
酸カルシウム、硫酸カルシウム、乳酸カルシウムなどを
いずれも好適に用いることができ、結合剤としては、ポ
リビニルアルコール、ポリアクリル酸、ポリメタクリル
酸、ポリビニルピロリドン、グルコース、白糖、乳糖、
麦芽糖、ソルビトール、マンニトール、ヒドロキシエチ
ルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、
ヒドロキシエチルセ。
ルロース、マクロゴール類、アラビアゴム、ゼラチン、
寒天、でんぷんなどを用いることができる、又、滑沢剤
、凝集防止剤としては、タルク、ステアリン酸マグネシ
ウム、ステアリン酸カルシウム、コロイダルシリカ、ス
テアリン酸、ワックス類、硬化油、ポリエチレングリコ
ール類、安息香酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム
、ラウリル硫酸マグネシウムなどを好適に用いることが
できる。
上記芯物質の調製は、例えば、レミントンズ・ファーマ
シューティカル・サイエンス、第17版、1603〜1
632.1633〜1643頁(マーク・パブリッシン
グ・カンパニー、1985年発行)に記載されているよ
うな通常の製剤化手法で実施することができる。例えば
、医薬化合物に適当な賦形剤、結合剤、滑沢剤等を混合
し、湿式押し出し造粒法、転勤造粒法、流動層造粒法等
により調製してもよく、或いは、結合剤を水、低級アル
コール(メタノール、エタノール、プロパツール、イソ
プロパツール、ブタノール等)、低級アルカノン(アセ
トン、メチルエチルケトン等)、クロロホルム、ジクロ
ロメタン、ジクロロエタン又はこれらの混合物などの適
当な溶媒に溶解した溶液を、中心核となる不活性担体粒
子上にスプレーしながら、医薬化合物或いはこれと賦形
剤、滑沢剤等との混合物を少量づつ添加して行う転勤造
粒法、パンコーティング法、流動層コーティング法等に
より調製することもできる。この場合、不活性担体粒子
としては、例えば、白糖、乳糖、でんぷん、結晶セルロ
ース等で製造されたものが好適に使用できる。またその
平均粒子径は約300μm〜約1500μmであるもの
が好ましい。
芯物質表面に設ける内部被覆層の構成成分のうち、エチ
ルセルロースは、水不溶性のエチルセルロースが好まし
く、例えば、エトキシ含有率が約40〜約55%、とり
わけ約3〜約2 あり、粘度〔トルエン−エタノール(4:1)?に液の
エチルセルロース5%濃度溶液の25℃における粘度〕
が約4〜約350cPのものが好ましい。一方、疎水性
賦形剤としては、水に不溶性であって、エチルセルロー
スと易混和性を示すものであればとくに制限はなく用い
ることができる。
この様な疎水性賦形剤の具体例としては、例えば、タル
ク、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウ
ム等のステアリン酸アルカリ土類金属、酸化チタン、沈
降炭酸カルシウム、酸化亜鉛又はコロイダルシリカなど
があげられる。このうち好ましい疎水性賦形剤としては
、タルク及びステアリン酸アルカリ土類金属があげられ
、最も好ましくはタルクがあげられる。これらの疎水性
賦形剤としては、通常、平均粒径が約0.1μm〜約1
100II、とりわけ約0.1pm〜約20μmの微細
粒子状のものを用いるのが好ましい。
また、内部被覆層を構成するエチルセルロースと疎水性
賦形剤の配合比は、約1:1〜約1:15(重量)、と
りわけ約1:2〜約1:4(重量)程度とするのが好ま
しい。
芯物質表面への内部被覆層形成は、通常のコーティング
法により実施することができる。例えば、エチルセルロ
ース及び疎水性賦形剤の混合物を適当な溶媒に溶解ない
し分散させたコーテイング液を、例えば、流動層コーテ
ィング法、パンコーティング法等により、芯物質上にス
プレーコーティングすることにより容易に実施すること
ができる。コーティングに際し使用する適当な溶媒とし
ては、例えば、水、前記低級アルコール、低級アルカノ
ン、クロロホルム、ジクロロメタン、ジクロロエタン或
いはこれらの混合物などがあげられる。該コーテイング
液としては約0.1〜約50重量%、好ましくは約0.
1〜約30重量%、より好ましくは約3〜約30重量%
、とりわけ約3〜約20重量%濃度の被覆剤(即ち、エ
チルセルロース及び疎水性賦形剤)溶液を用いるのが好
ましい。
内部被覆層の好ましいコーティング率〔(エチルセルロ
ース及び疎水性賦形剤の重量/芯物質重量)X100)
は、芯物質中に含まれる医薬化合物、賦形剤、結合剤、
滑沢剤又は凝集防止剤等の種類、含量、或いは所望の徐
放化率等により変動するが、通常は約5〜約50%、好
ましくは約5〜約40%、とりわけ約10〜約30%程
度とするのが望ましい。
また、上記内部被覆層を形成させた後、その表面に医薬
化合物を含有する外部コーティング層を形成させるに先
立ち、所望により、医薬化合物の放出制御の精度を一層
向上させるため、エチルセルロース単独又はエチルセル
ロースと水溶性賦形剤とからなる、医薬化合物の放出調
節機能をもたせた中間被覆層を更にコーティングしても
よい。
この目的に使用しうる好ましい水溶性賦形剤としては、
例えば、白糖、乳糖、マクロゴール類、マンニトール、
ソルビトールなどがあげられる。また、中間被覆層に使
用するエチルセルロースとしては、前記内部被覆層で使
用したものを好適に使用することができる。エチルセル
ロースとともにこれらの水溶性賦形剤を使用する場合、
その使用量は、エチルセルロースに対し約1〜約20倍
(重量比)使用するのが好ましい。また、そのコーテイ
ング量は、内部被覆層形成後の芯物質に対し、エチルセ
ルロースの世が約0.1〜約10%(重量比)、とりわ
け約1〜約5%(重量比)程度となるようにするのが好
ましい。このコーティング方法は、内部被覆層のコーテ
ィングと同様の方法で、例えば、エチルセルロース単独
又はこれに水溶性賦形剤を混合したものを適当な溶媒(
例えば、低級アルコール、水或いはその混合物)に溶解
し、流動層コーティング法、パンコーティング法等によ
りスプレーコーティングして実施できる。また、エチル
セルロースと水溶性賦形剤との混合物で中間被覆層を施
す場合には、2系列のスプレー装置を用い、エチルセル
ロース溶液と水溶性賦形剤の溶液のそれぞれを同時にス
プレーコーティングして実施することもできる。
医薬化合物を含有する速放性外部コーティング層の形成
は、医薬化合物自体、或いはこれに通常の賦形剤、結合
剤、滑沢剤及び/又は凝集防止剤等を適宜配合したもの
を使用して実施することができる。この場合、賦形剤、
結合剤、滑沢剤及び凝集防止剤としては、例えば、芯物
質の説明で例示したものをいずれも使用することができ
る。また、そのコーテイング量は、適度な初期血中濃度
及びその持続効果を得るために適宜調整すればよいが、
−i的には、芯物質中の医薬化合物と外部コーティング
層中の医薬化合物の重量比が約l:1〜約20:lの範
囲となるよう調整するのが好ましい。かかる外部コーテ
ィング層の形成は常法、例えば、流動層コーティング法
、パンコーティング法等により、医薬化合物、賦形剤等
を含有するコーテイング液をスプレーコーティングして
、または、結合剤を溶解したコーテイング液をスプレー
しながら、医薬化合物、賦形剤等の混合物を少量ずつ添
加・コーティングして実施することができる。コーティ
ングの際の溶媒としても、水、前記低級アルコール、低
級アルカノン、クロロホルム、ジクロロメタン、゛ジク
ロロエタン或いはこれらの混合物等を適宜用いることが
できる。粒状に成形する場合、この様にして得られる持
効性製剤は、概ね500μm〜2500μm1とりわけ
約700μm〜約2000μmの平均粒径の顆粒とする
のが好ましい。
かくして得られる本発明の製剤は、所望により、例えば
、白糖、乳糖、ステアリン酸マグネシウム、ワックス類
、タルク或いはこれらの混合物で常法により更に表面コ
ーティングしてもよい。
上記本発明の持効性製剤は、医薬化合物含有芯物質、エ
チルセルロースと疎水性賦形剤とからなる内部被覆層、
及び医薬化合物含有速放性外部コーティング層が積層し
た構造を有する。このため、本発明の製剤を経口投与し
た場合、投与後まず表面からは速やかに主薬の溶出が起
こり、一方、芯物質表面の内部被覆層が消化液の芯物質
内部への浸透及び芯物質内部へ浸透した消化液により溶
解した医薬化合物の拡散を遅延させるため、芯物質内部
の医薬化合物の外部への拡散・溶出速度は適度に抑制さ
れる。とりわけ本発明の製剤では、疎水性賦形剤がエチ
ルセルロース層中に埋め込まれた構造を有する均質な内
部被覆層が設けられたことにより、これら両成分が適度
の水透過性を有する被覆層を形成し、エチルセルロース
単独被膜にみられろ水不透過性の欠点を改善しうると共
に、表面の外部コーティング層を通って芯物質にまで浸
透してきた消化液によっても内部液nり層の構造は破壊
されることな(そのまま維持され、医薬化合物の芯物質
中からの溶出速度が常に一定に制御されるという優れた
特性を有する。従って、本発明の製剤は、投与後初期に
高い血中濃度が得られるとともに、芯物質中からの医薬
化合物の溶出は投与後初期の溶出からは時間的に遅れが
生じ、かつ徐々に行われることとなるため、長時間にわ
たってその血中濃度を維持し、極めて優れた作用持続効
果を奏するものである。
上記のような利点のある本発明の製剤は医薬化合物に広
く適用することができ、これに持効性を付与することが
できる。このような医薬化合物としては特に制限はなく
、例えば塩酸ジルチアゼム、塩酸ベラパミル、ニカルジ
ピン、ニトレンジピン、ニモジピン等のカルシウム拮抗
剤、テオフィリン、トリメトキノール等の抗喘息薬、水
溶性ビタミン類、抗生物質、抗悪性腫瘍剤、解熱鎮痛剤
、血ti 降下剤等があげられる。
また、本発明の製剤は、生物学的利用率に優れ、また、
投与後の最高血中濃度と最低血中濃度の巾を小さくする
ため、有効血中濃度と副作用発現血中濃度が接近してい
るような薬剤を主薬とした場合には副作用発現血中濃度
以下に薬物の血中濃度を抑えつつ、有効血中濃度レベル
を維持することができるという効果も有する。更に、本
発明の製剤は、通常の製剤製造に用いられている装置で
常法により、ただ一種の製剤を調製すればよいため、簡
単な操作で生薬含量の均一性に優れた、しかも溶出速度
が一定のものが容易に得られるという利点も有する。更
には、芯物質表面の内部被覆層中のエチルセルロースと
疎水性賦形剤との配合比或いは内部被覆層のコーティン
グ率を変えることにより、芯物質からの生薬の溶出率を
極めて容易に調整することもできる。
実施例1 (顆粒剤) (1)芯物質の製造 組  成      重量% 粒状担体       17.5 塩酸ジルチアゼム   69.7 ポリビニルピロリドン  7.0 タルク         5.8 合計      ioo、。
20〜24メツシユの白糖製粒状担体(商品名:ノンパ
レル;フロイント産業株式会社製)800gを遠心流動
型コーティング造粒装置(フロイント社製;以下、CF
装置と略称する)で転勤させ、これにポリビニルピロリ
ドン320gの80%エタノール3200g溶液を約1
5ad/分の速度でスプレーしながら、塩酸ジルチアゼ
ム3200g及びタルク267gの混合物を少量づつ添
加してコーティング造粒する。造粒後、50℃で通気乾
燥、整粒して10〜20メソシユの顆粒約4400gを
得る。
(2)芯物質表面への内部被覆層のコーティング組  
成       重量% 上記(1)の顆粒   87.0 エチルセルロース    266 タルク         10.4 合計      100.0 上記(1)で得た顆粒4388gをCF装置で転勤させ
る。エチルセルロース(エトキシ含量:48〜49.5
%;トルエン−エタノール(4:1)混合中25℃での
粘度: 9〜11cP)  133.2gを80%エタ
ノール2530gに溶解し、これにタルク525.6g
を分散させた溶液を約30d/分の速度でスプレーコー
ティングする。
コーテイング後、50℃で通気乾燥、整粒して10〜2
0メツシユの顆粒約5000gを得る。
(3)エチルセルロースと水溶性賦形剤とからなる中間
被覆層のコーティング 組  成      ri量% 上記(2)の顆粒   87,4 エチルセルロース    1.5 白糖          11.1 合計      100.0 上記(2)で得られた顆粒4907gをCF装置で転勤
させ、エチルセルロース(エトキシ含量及び粘度二上記
(2)で使用したものに同じ)77g及び白糖626.
5gの60%エタノール1463g溶液を約30m17
分の速度でスプレーコーティングする。コーテイング後
、50°Cで通気乾燥、整粒して10〜20メツシユの
顆粒約5500gを得る。
(4)医薬化合物含有外部コーティング層組   成 
     重量% 上記(3)の顆粒   91.5 塩酸ジルチアゼム    8.5 合計       100.0 上記(3)で得た顆粒5450.2gをCF装置で転動
させ、塩酸ジルチアゼム510gの60%エタノール2
040g溶液を約20−7分の速度でスプレーコーティ
ングする。コーテイング後、50℃で通気乾燥、整粒し
て10〜20メツシユの顆粒約5850gを得る。
(5)表面コーティング 組  成      重量% 上記(4)の顆粒   92.3 白糖           7・ l タルク         0.6 合計       100.0 上記(3)で得た顆粒5837.5gをCF装置で転動
させる。白糖450 gを25%エタノール460gに
溶解し、これにタルク40gを分散させた溶液を25−
7分の速度でスプレーコーティングする。コーテイング
後、50℃で通気乾燥、整粒して10〜20メソシユの
顆粒約6200gを得る。
実施例2(顆粒剤) (1)エチルセルロース中間被覆層の コーティング 組  成      重量% 実施例1− (2)で得た顆粒  98.3エチルセル
ロース    1.7 合計      100.0 実施例1−(2)で得た顆粒4907g及びエチルセル
ロース(エトキシ含量及び粘度:実施例1−(2)で使
用したものに同じ)84gの80%エタノール1600
g溶液を実施例1−(3)と同様に処理することにより
、10〜20メソシユの顆粒約4900gを得る。
(2)医薬化合物含有外部コーティング層組  成  
     重量% 上記(1)の顆粒・   89.8 エチルセルロース    0. 7 塩酸ジルチアゼム    9.5 合計       100.0 上記(1)で得た顆粒4891.2gをCF装置で転勤
させ、塩酸ジルチアゼム514.5g及びエチルセルロ
ース(エトキシ含量及び粘度:実施例1−(2)で使用
したものに同じ)41.2gの70%エタノール308
0g溶液を約25−7分の速度でスプレーコーティング
する。コーテイング後、50℃で通気乾燥、整粒して1
0〜20メソシユの顆粒約5300gを得る。
(3)表面コーティング 組   成       重量% 上記(2)の顆粒   83.6 白$J!           13.8タルク   
       2.6 合計       100.0 上記(2)で得た顆粒5288g、白[875,8g、
25%エタノール880g及びタルク163.2gを実
施例1−(5)と同様に処理することにより、lO〜2
0メツシュの顆粒約6200gを得る。
実施例3(顆粒剤) 医薬化合物含有外部コーティング層 組  成      重量% 実施例2− (1)で得た顆粒  87.7塩酸ジルチ
アゼム    6.1 白IJi            6. 2合計   
    100.0 実施例2− (1)で得た顆粒4980gをCF装置で
転動させ、塩酸ジルチアゼム349gを少量ずつ添加し
ながら、白$7!349gの25%エタノール350g
溶液を約20M1/分の速度でスプレーコーティングす
る。コーテイング後、50℃で通気乾燥、整粒して10
〜20メ・ノシュの顆粒約5450gを得る。
実施例4(顆粒剤) (1)芯物質表面への内部被覆層のコーティング組  
成      重量% 実施例1−(1)で得た顆粒  77.0エチルセルロ
ース   11.5 タルク         11.5 合計      100.0 実施例1−(1)で得た顆粒4388g、エチルセルロ
ース(エトキシ含量及び粘度:実施例1−(2)で使用
したものに同じ)658.8g、タルク658.8g及
び80%エタノール6000gを実施例1−(2)と同
様に処理することにより、10〜20メツシユの顆粒約
5600gを得る。
(2)医薬化合物含有外部コーティング層組  成  
    重M% 上記(1)の顆粒   94.1 塩酸ジルチアゼム    5.9 合計       100.0 上記(1)で得た顆粒5547gをCF装置で転動させ
、塩酸ジルチアゼム350g25%エタノール1400
g溶液を約30−7分の速度でスプレーコーティングす
る。コーテイング後、50℃で通気乾燥、整粒して10
〜20メツシユの顆粒約5780gを得る。
(3)表面コーティング 組  成     重量% 上記(2)の顆粒   92.1 白糖           7.4 タルク         0. 5 合計       100.0 上記(2)で得た顆粒5712g、白tJ!459g、
タルク34g及び25%エタノール60gを実施例1−
(5)と同様に処理することにより、lO〜20メツシ
ュの顆粒約6000gを得る。
実施例5〜7 (顆粒剤) 実施例1−(1)で得た顆粒4388gを用いて、 芯
物質表面の内部被覆層として下記第1表に示す組成の被
覆剤を使用する他は実施例4と同様にして内部被覆層コ
ーティング、医薬化合物含有外部コーティング及び表面
コーティングをすることにより、それぞれ10〜20メ
ツシユの顆粒約6000gを得る。
第1表 *;エトキシ含量及び粘度:実施例1−(2)で使用し
たものに同じ 実施例8〜11(顆粒) (1)芯物質表面への内部被覆層のコーティング実施例
1− (1)で得た顆粒4388gを用いて、芯物質表
面の内部被覆層として下記第2表に示す組成の被覆剤を
使用する他は実施例1−(2)と同様にして、それぞれ
10〜20メツシユの顆粒を得る。
第2表 *;エトキシ含量及び粘度:実施例1−(2)で使用し
たものに同じ (2)医薬化合物含有外部コーティング層上記(1)で
得た顆粒及び塩酸ジルチアゼムを実施例4−(2)と同
様に処理することにより、それぞれ10〜20メソシユ
の顆粒を得る。但し、各組成及び収量は下記第3表の通
りである。
第3表 実施例12〜13(顆粒) (1)芯物質表面への内部被覆層のコーティング実施例
1−(1)で得た顆粒4388gを用いて、芯物質表面
の内部被覆層として、タルクに代えて下記第4表に示す
量のステアリン酸マグネシウムを使用する他は実施例1
−(2)と同様にして、それぞれ10〜20メソシエの
顆粒を得る。
第4表 *;エトキシ含量及び粘度:実施例1−(2)で使用し
たものに同じ (2)医薬化合物含有外部コーティング層上記(1)で
得た顆粒及び塩酸ジルチアゼムを実施例4−(2)と同
様に処理することにより、それぞれ10〜20メツシユ
の顆粒を得る。但し、各組成及び収量は下記第5表の通
りである。
第5表 実施例14(カプセル剤) 実施例1で得た顆粒を3号硬カプセルに充填して、■カ
プセル中に塩酸ジルチアゼムIOθ■を含有するカプセ
ル剤を得る。
実施例15 (カプセル剤) 実施例2で得た顆粒を3号硬カプセルに充填して、1カ
プセル中に塩酸ジルチアゼム100■を含有するカプセ
ル剤を得る。
実施例16(顆粒剤) (1)芯物質の製造 組  成      重量% 粒状担体       28.0 テオフィリン     56.0 白1m           16.0合計     
 100.0 20〜24メツシユの白糖製粒状担体(商品名:ノンパ
レル;フロイント産業株式会社製)1400gをCF装
置で転勤させ、これに25%白糖水溶液3200adを
約1!M/分の速度でスプレーしながら、テオフィリン
2800g/J)ffiづつ添加してコーティング造粒
する。造粒後、50℃で通気乾燥、整粒して10〜20
メツシユの顆粒約4400gを得る。
(2)芯物質表面への内部被覆層のコーティング組  
成      重量% 上記(1)の顆粒   84.4 エチルセルロース    2.6 タルク        13.0 合計      100.0 上記(1)で得た顆粒4220gをCF装置で転勤させ
る。エチルセルロース(エトキシ含量及び粘度:実施例
1−(2)で使用したものに同じ)130.0gを80
%エタノール2530gに溶解し、これにタルク650
.Ogを分散させた溶液を約30−7分の速度でスプレ
ーコーティングする。コーテイング後、50℃で通気乾
燥、整粒して10〜20メツシユの顆粒約4950gを
得る。
(3)医薬化合物含有外部コーティング層組  成  
    重量% 上記(2)の顆粒   74.0 テオフィリン     17.5 白$に!            8. 5合計   
    100.0 上記(2)で得た顆粒4800gをCF装置で転動させ
、60%白糖水溶液920−を約20−7分の速度でス
プレーしながら、テオフィリン1135gを少量ずつ添
加しながらコーティングする。50℃で通気乾燥、整粒
して10〜20メツシユの顆粒約6400gを得る。
実施例17(顆粒剤) (1)芯物質表面への内部被覆層のコーティング組  
成      重量% 実施例16− (1)で得た顆粒  84.4エチルセ
ルロース    1. 7 タルク        13.9 合計      100.0 実施例16−(1)で得た顆粒4220g、エチルセル
ロース(エトキシ含量及び粘度:実施例1−(2)で使
用したものに同じ)85.0g、タルク695.Og及
び80%エタノール600gを実施例16−(2)と同
様に処理することにより、10〜20メツシユの顆粒約
4900gを得る。
(2)医薬化合物含有外部コーティング層組  成  
    重量% 上記(1)の顆粒   74.0 テオフィリン     17.5 白tJ!            8. 5合計   
    100.0 上記(1)で得た顆粒4800g及びテオフィリン11
35gを実施例16−(3)と同様に処理することによ
り、10〜20メソシユの顆粒6400gを得る。
実施例18〜22(顆粒) 内部被覆層に使用する疎水性賦形剤として、タルクに代
えて下記第6表記載のものを用いる他は実施例1と同様
にして、実施例1−(1)で得た顆粒に、内部被覆層、
中間被覆層、外部被覆層及び表面コーティング層を形成
させることにより、10〜20メツシユの顆粒を得た。
第6表 実施例23〜26(顆粒) 中間被覆層に使用する水溶性賦形剤として、白糖に代え
て下記第7表記載のものを用いる他は実施例1と同様に
して、実施例1− (1)で得た顆粒に、内部被覆層、
中間被覆層、外部被覆層及び表面コーティング層を形成
させることにより、lO〜20メツシュの顆粒を得た。
第7表 実験例1 (溶出試験) 前記実施例4〜7の顆粒を用いて、内部被覆層における
エチルセルロースと疎水性賦形剤との配合割合の、主薬
の溶出速度に及ぼす効果を調べた。なお、疎水性賦形剤
としてはタルクを用いた。
〔試験製剤〕
1:前記実施例4の顆粒 2:前記実施例5の顆粒 3:前記実施例6の顆粒 4:前記実施例7の顆粒 〔実験方法〕 日本薬局方第10改正に記載の溶出試験法第2法(パド
ル法)に従い、試験液として蒸留水900dを用い、こ
れに塩酸ジルチアゼム100■相当量の各試験製剤を加
え、回転数10 Or、p、m、、37℃にて行った。
一定時間毎に試験液10mをとり、285nmの吸光度
から、塩酸ジルチアゼムの溶出量を測定し、これに基づ
き溶出率を算出した。
〔実験結果〕
結果を第1図に示す。図中、Aは実施例4、Bは実施例
5、Cは実施例6、Dは実施例7でそれぞれ得られた顆
粒剤からの主薬の溶出率の経時的推移を示す、この結果
から、エチルセルロースとタルクとの配合比が約tit
−1:15の範囲で、種々の生薬溶出パターンが得られ
ることがわかる。
実験例2(溶出試験) 実験例1記載の実験方法に従い、実施例8〜11の顆粒
を用い、内部被覆層のコーテイング量が主薬の溶出速度
に及ばす効果を調べた。
〔試験製剤〕
l:前記実施例8の顆粒 2:前記実施例9の顆粒 3:前記実施例IOの顆粒 4:前記実施例11の顆粒 〔実験結果〕 結果を第2図に示す。図中、Eは実施例8、Fは実施例
9、Gは実施例1O1Hは実施例11でそれぞれ得られ
た顆粒剤からの主薬の溶出率の経時的推移を示す。この
結果から、内部被覆層のコーテイング量を変えることに
よっても、主薬の溶出パターンを調節できることがわか
る。
実験例3(溶出試験) 実験例1記載の実験方法に従い、塩酸ジルチアゼムを含
有する本発明の製剤(カプセル)の溶出率を一定時間ご
とに測定した。
〔試験製剤〕
1:前記実施例14のカプセル剤 2:前記実施例15のカプセル剤 〔実験結果〕 結果を第3図に示す。図中、■は実施例14、Jは実施
例15でそれぞれ得られたカプセル剤からの主薬の溶出
率の経時的推移を示す。この結果から、本発明の製剤は
溶出速度が良く制御されていることが明らかである。
実験例4(溶出試験) 疎水性賦形剤としてステアリン酸マグネシウムを用いた
前記実施例12〜13の顆粒及び生薬としてテオフィリ
ンを用いた前記実施例16〜17の顆粒につき、実験例
1の方法に準じて溶出試験を行った。但し、テオフィリ
ンの溶出量は292nmの吸光度により測定した。
〔実験結果〕
各時間毎の主薬の溶出率(χ)を表8に示す。
実験例5 (血中濃度の測定) 〔実験方法〕 健常人〔成人男子、体重55〜68kg(平均61、8
kg、年齢23〜50才(平均33.6オ)〕に、実施
例15で得たカプセル(主薬含量: 100mg)を1
00M1の水と共に経口投与した。投与後一定時間毎に
前腕静豚から採血し、遠心分離により血漿を得た。血漿
中の生薬濃度(塩酸ジルチアゼム)は高速液体クロマト
グラフ法により測定した。
〔実験結果〕
結果を第4図に示す。この結果から、本発明の製剤は、
高い初期血漿中濃度及びその持続性を示し、優れた持効
性を有することがわかる。
【図面の簡単な説明】
第1〜2図は、顆粒剤の溶出試験結果、第3図はカプセ
ル剤の溶出試験結果、第4図は血中濃度測定結果を示す
。 110  1’2tT]    (hr)119   
r”w’l    (hr )時間(hr)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、医薬化合物を含有する芯物質、同芯物質表面に医薬
    化合物の放出制御機能をもたせるべく形成されたエチル
    セルロースと疎水性賦形剤とからなる内部被覆層、なら
    びに医薬化合物を含有する速放性外部コーティング層と
    より成る持効性製剤。 2、内部被覆層と速放性外部コーティング層との間に、
    更にエチルセルロース単独、又はエチルセルロースと水
    溶性賦形剤との混合物からなる、医薬化合物の放出調節
    機能をもたせた中間被覆層が形成されて成る請求項1記
    載の持効性製剤。 3、内部被覆層のエチルセルロースと疎水性賦形剤との
    配合比が約1:1〜約1:15(重量比)の範囲にある
    請求項1又は2記載の持効性製剤。 4、芯物質中に含有される医薬化合物と速放性外部コー
    ティング層に含有される医薬化合物との配合比が約1:
    1〜約20:1(重量比)の範囲にある請求項3記載の
    持効性製剤。 5、医薬化合物含有芯物質が平均粒径約300μm〜約
    2000μmの顆粒であり、内部被覆層のコーティング
    率〔(エチルセルロース及び疎水性賦形剤の重量/医薬
    化合物含有芯物質重量)×100〕が約5〜約50%で
    あり、中間被覆層におけるエチルセルロース量が内部被
    覆層を施した医薬化合物含有物質量に対し約0.1〜約
    10重量%である請求項4記載の持効性製剤。 6、製剤が平均粒径約500μm〜約2500μmの顆
    粒状である請求項5記載の持効性製剤。 7、疎水性賦形剤がタルク、ステアリン酸アルカリ土類
    金属、酸化チタン、沈降炭酸カルシウム、酸化亜鉛又は
    コロイダルシリカである請求項6記載の持効性製剤。 8、水溶性賦形剤が白糖、乳糖、マクロゴール、マンニ
    トール又はソルビトールである請求項7記載の持効性製
    剤。 9、疎水性賦形剤がタルク、ステアリン酸マグネシウム
    、ステアリン酸カルシウム、酸化チタン、沈降炭酸カル
    シウム、酸化亜鉛又はコロイダルシリカである請求項8
    記載の持効性製剤。 10、疎水性賦形剤がタルク、ステアリン酸マグネシウ
    ム、又はステアリン酸カルシウムである請求項9記載の
    持効性製剤。 11、疎水性賦形剤がタルクである請求項10記載の持
    効性製剤。 12、医薬化合物がカルシウム拮抗剤である請求項11
    記載の持効性製剤。 13、医薬化合物が塩酸ジルチアゼムである請求項12
    記載の持効性製剤。
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