JPH0123325Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0123325Y2
JPH0123325Y2 JP1984153877U JP15387784U JPH0123325Y2 JP H0123325 Y2 JPH0123325 Y2 JP H0123325Y2 JP 1984153877 U JP1984153877 U JP 1984153877U JP 15387784 U JP15387784 U JP 15387784U JP H0123325 Y2 JPH0123325 Y2 JP H0123325Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
layer
treatment layer
treated layer
moisture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984153877U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6168767U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984153877U priority Critical patent/JPH0123325Y2/ja
Priority to PCT/JP1985/000330 priority patent/WO1986000313A1/ja
Publication of JPS6168767U publication Critical patent/JPS6168767U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0123325Y2 publication Critical patent/JPH0123325Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、書画などの美術品を掲示するための
額縁に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
従来、書画などの美術品を掲示するための額縁
として、意匠性を付与するため、一般に、彫刻な
どにより枠体に各種立体模様や凹凸模様を施した
ものや、塵埃の付着を防止したり、書画などの退
色を防止するため、必要に応じて、枠体にガラス
等の透明板材を装着したものが使用されている。
しかしながら、各種美術品、特に、浮世絵など
を含む日本画などの掲示物は、湿度に対してきわ
めて敏感である。従つて、このような美術品が高
湿度あるいは乾燥状態に晒された場合、絵画など
に用いられた顔料や、基材としての紙などの退
色、劣化が促進され、その結果、掲示物の美術的
価値が低下するという問題があつた。
また、前記掲示物の退色、劣化を防止するた
め、温度、湿度等を厳格に管理することも考えら
れるが、このような場合、管理がかなり繁雑で高
価なものとなるという欠点があつた。
本考案の目的は、前記掲示物の退色、劣化を簡
便に防止し得る額縁を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、枠体と、この枠体の裏面に配される
裏蓋とからなる額縁であつて、枠体、裏蓋の少な
くとも一方の内面に吸湿性を有する処理層が設け
られ、この処理層が、第1処理層と、この第1処
理層の表面に形成された第2処理層との複合層か
らなり、前記第1処理層が、高吸水性ポリマーま
たは多孔質無機物質と、これを結着する樹脂物質
とを含有する組成物により形成され、前記第2処
理層が、繊維素材により形成されたことを特徴と
するものである。
〔作用〕
枠体、裏蓋は、いずれも、絵画などの掲示物と
最も近接し、かつ、前記枠体または裏蓋の少なく
とも一方の内面に吸湿性を有する処理層が設けら
れているため、環境湿度に応じて前記処理層は、
水分を吸収し、または放出する。
特に、処理層は、上記のように、高い吸湿性を
有する第1処理層の表面に、繊維素材により形成
された第2処理層を複合して形成されているの
で、環境湿度が高い場合には、過剰の水分が第2
処理層の繊維表面に吸着され、繊維の細隙又は毛
細管空隙を通つて内部に入る。内部に入つた水分
は、その一部が第1処理層の高吸水性ポリマーま
たは多孔質無機物質に吸収される。このように、
繊維素材で形成され表面積が大きく水分吸着能力
の優れた第2処理層と、吸湿性の優れた第1処理
層とが複合されているので、処理層全体の吸湿能
力が非常に大きく、かつ空気中の過剰の水分を迅
速に吸収することができる。
一方、繊維素材、高吸水性ポリマー、および多
孔質無機物質はそれぞれ平衡含水率を有してお
り、環境湿度が低い場合には、平衡を保つため
に、これらから水分が放出され給湿する。この場
合にも、第2処理層は表面積が大きいので、水分
放出(給湿)能力が大きく、かつ迅速に給湿する
ことができる。その際、第1処理層は、直接その
表面から、または第2処理層を介して水分を放出
する。
このように、環境湿度が高い場合には、前記処
理層により、過剰な水分が吸収され、掲示物は、
環境湿度よりも低い湿度に保たれ、また、環境湿
度が低い場合には、前記処理層から水分が放出さ
れるため、前記掲示物の周囲は一定の湿度に保た
れる。
〔実施例〕
以下に本考案の一実施例を図面に基き説明す
る。
第1図中、額縁は、外枠1および外枠1の裏面
に嵌合される内枠2とで構成される枠体と、前記
内枠2の裏面に配される裏蓋3とからなる。な
お、絵画などの掲示物は、前記外枠1と内枠2と
の間、または、前記内枠2と裏蓋3との間のいず
れに配されてもよいが、この例では、内枠2と裏
蓋3との間に配されている。
このような額縁において、環境湿度による前記
掲示物の退色、劣化を防止するため、前記内枠2
の内面には、処理層4が設けられている。この処
理層4は、行い吸湿性を有する第1処理層5と、
この第1処理層5の上面に形成した水分吸着性お
よび装飾性を有する第2処理層6の二層からな
り、環境湿度の変化に対応して、額縁内の掲示物
近傍を一定の湿度に保つことができるようにされ
ている。
また、裏蓋3の内面には、前記第1処理層と同
様の処理層7が設けられており、これにより、掲
示物近傍の環境湿度をより一層、一定に保てるよ
うにされている。
すなわち、第1処理層5は、澱粉−アクリル酸
グラフト共重合体のような高吸水性ポリマーと、
この高吸水性ポリマーの水分吸収性を妨げない範
囲の量の結着剤である樹脂とを含有する組成物
を、前記内枠2の内面に塗布、乾燥することによ
り形成されており、また、第2処理層6は、前記
第1処理層5の表面に、親水性繊維素材を植毛し
たものや、ベルベツト等微細な繊維を貼着して形
成されている。
このような処理層を形成することにより、額縁
周囲の環境湿度が高いときは、表面積が大きな前
記第2処理層により水分が吸着されるとともに、
過剰な水分は、第2処理層により、迅速に吸収さ
れる。また、環境湿度が低いときは、第2処理層
から水分が放出されるとともに、前記第1処理層
から水分が徐々に放出される。従つて、前記処理
層が掲示物に近接していることと相俟つて、掲示
物を一定の環境湿度下に保つことができる。
なお、前記第1処理層を形成する組成物は、前
記高吸水性ポリマーに代えて、硅操土など多孔質
で水分を迅速に吸収、放出する無機物質を含有す
るものであつてもよく、更に顔料などの着色剤や
水などの媒体を混合したものであつてもよい。ま
た、前記樹脂物質としては、各種の複合高分子や
バインダーとしてのアクリル系樹脂などの各種樹
脂物質が用いられる。
また、断熱性、弾力性、緩衝性などを有する処
理層として形成するため、イソシアネート基を有
するポリウレタン系プレポリマーを含有させ、水
分とともに硬化させてもよい。このようにするこ
とにより、環境温度が大きく変化しても、前記掲
示物近傍の温度変化を緩和することができる。
これらの組成物をスプレーあるいは刷毛などに
より塗布し、第1処理層が0.2〜2m/m程度の厚
さに形成されればよい。
また、第2処理層を形成する繊維素材は、高い
水分吸着性を有する各種繊維、特に、特に親水性
繊維を起毛させたものや、ベルベツト等微細な繊
維を付着させて更に吸湿性、装飾性を高めたも
の、あるいは、織布、編地、和紙などであつても
よく、これらは、接着、貼着などの手段により、
第1処理層の表面に形成され、額縁の装飾性を高
めるので好都合である。
なお、前記処理層は、更に多層の複合層として
形成してもよい。
また、前記内枠は、必ずしも必要ではないが、
上記の実施例のような場合、前記処理層は、外枠
の内面、内枠の内外面、裏蓋の内面のいずれか一
面に形成されればよい。
上記のような額縁において、外光あるいは室内
などの照明器具に晒される環境下で額縁が掲示さ
れるとき、紫外線による掲示物の退色、劣化を更
に防止するため、第2図に示すように、前記外枠
に紫外線吸収能を有する透明板材8を装着するこ
とが好ましい。この透明板材の例としては、各種
合成樹脂に紫外線吸収剤を混入したものが挙げら
れる。
なお、裏蓋を固定する止定具や、額縁の吊下紐
などを取着することは任意である。
〔考案の効果〕
本考案は、絵画などの掲示物と最も近接する枠
体または裏蓋の少なくとも一方の内面に吸湿性を
有する処理層が設けられ、環境湿度が変化して
も、前記掲示物の周囲は一定の湿度に保たれるた
め、掲示物の退色、劣化を防止することができ、
掲示物の美術的価値を長期に亘り低下させること
がない。
また、通常の額縁と同様に取扱えるので、掲示
物を保護する上で、管理がきわめて容易であり、
経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、
第2図は枠体から透明板材を取外した状態を示す
斜視図である。 符号の説明、1……外枠、2……内枠、3……
裏蓋、4……処理層、5,7……第1処理層、6
……第2処理層、8……透明板材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 枠体と、この枠体の裏面に配される裏蓋とか
    らなる額縁において、枠体、裏蓋の少なくとも
    一方の内面に吸湿性を有する処理層が設けら
    れ、この処理層が、第1処理層と、この第1処
    理層の表面に形成された第2処理層との複合層
    からなり、前記第1処理層が、高吸水性ポリマ
    ーまたは多孔質無機物質と、これを結着する樹
    脂物質とを含有する組成物により形成され、前
    記第2処理層が、繊維素材により形成されたこ
    とを特徴とする額縁。 2 枠体に紫外線吸収性を有する透明板材が装着
    された実用新案登録請求の範囲第1項記載の額
    縁。
JP1984153877U 1984-06-25 1984-10-11 Expired JPH0123325Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984153877U JPH0123325Y2 (ja) 1984-10-11 1984-10-11
PCT/JP1985/000330 WO1986000313A1 (fr) 1984-06-25 1985-06-13 Plaque en plastique absorbant les rayons ultraviolets

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984153877U JPH0123325Y2 (ja) 1984-10-11 1984-10-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6168767U JPS6168767U (ja) 1986-05-10
JPH0123325Y2 true JPH0123325Y2 (ja) 1989-07-18

Family

ID=30711889

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984153877U Expired JPH0123325Y2 (ja) 1984-06-25 1984-10-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0123325Y2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS545267Y2 (ja) * 1976-03-31 1979-03-07
JPS5351395U (ja) * 1976-10-01 1978-05-01

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6168767U (ja) 1986-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS555830A (en) Ink jet type recording sheet
DK161256C (da) Overtraeksmiddel til hindring af dugdannelse
CA2236436A1 (en) Absorbent wound dressings
JPH0123325Y2 (ja)
US4076878A (en) Flame-retardant flocked fabric
JP2010255251A (ja) 吸水変色型養生マット
JP4806311B2 (ja) 可逆変色性結露吸収テープ
JP4520060B2 (ja) 水変色材セット及び水変色像消失遅延方法
FR2755783B1 (fr) Surface decorative peinte, souple, temporaire, surtout destinee a etre exposee tendue a l'exterieur, telle que des decors devant des batiments, enseignes
JPS6418631A (en) Polyester film having coated layer and containing fine air bubble
JPS61109510A (ja) ショーケース
JPH0114651Y2 (ja)
JPS6217280Y2 (ja)
JPS56110613A (en) Fomentation
JPH0415483Y2 (ja)
JPH0433634U (ja)
JPH0730711Y2 (ja) 着色フッ素樹脂被膜クロスシート
JPS6034436U (ja) 装飾シ−ト
JPS5845120Y2 (ja) 装飾材
JPH0414578Y2 (ja)
JP2531059Y2 (ja) 掲示板用表装材
JPS6150901A (ja) 防虫能表示器兼用防虫材
JPH0253577B2 (ja)
JPH01291934A (ja) 化粧合板の製造方法
JP2024069099A (ja) 変色性プランター