JPH0123472Y2 - - Google Patents

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JPH0123472Y2
JPH0123472Y2 JP18766685U JP18766685U JPH0123472Y2 JP H0123472 Y2 JPH0123472 Y2 JP H0123472Y2 JP 18766685 U JP18766685 U JP 18766685U JP 18766685 U JP18766685 U JP 18766685U JP H0123472 Y2 JPH0123472 Y2 JP H0123472Y2
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suture
elongation
thread
core
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は手術用縫合糸に関し、特に、結び目特
性の改善された新規な縫合糸を提供するものであ
る。
(従来技術) 従来より外科手術に適用されている縫合糸には
絹、ナイロン、ポリエステル、腸線、ポリグリコ
ール酸及び、これの共重合体等いろいろな素材の
ものがあり、これをフイラメント状、或いは合
撚、編組して用いている。
一方、これの表面特性を変えるための様々なコ
ーテイング処理は成されているが、素材自体の物
性を変えるための加工は行われていない。
僅かに、実開昭57−48934号に芯にのみ捲縮処
理された繊維を備えたものが、また特公昭60−
40857号には100〜450%という極めて伸縮性の高
い縫合糸が開示されているのみである。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案はかかる従来にない新規な縫合糸を提供
するもので、術時における結び目のしまりがよ
く、しかも形成された結び目の緩みがないという
縫合糸の理想を達成したものである。
(問題を解決するための手段) 即ち、本考案者らはかかる問題についていろい
ろ研究した結果、用いる繊維が素材的に硬かつた
り、或いはタテ方向に伸びを有しないものにこの
傾向が著しいことを究明し、素材に対し伸縮性嵩
高加工を施し、これを編組した構成にすることに
より、かかる問題を解決したものである。
(作用) 即ち、糸自体に予め伸縮性嵩高加工を施し、伸
縮性と嵩高性を付与した後、これを編組織自体伸
び難い組紐状に編立て、かかる編組物の芯に伸縮
性嵩高加工糸を挿入することにより適度の伸び
と、柔らかさ、嵩高性を附与したもので、これに
より縛るとき柔らかくてしまりがよく、縛つた後
は伸張の回復により結び目が堅固になり、しか
も、結び目が緩んだり解けたりすることがない特
徴を付与したものである。
即ち、縫合糸を縛る際、縫合糸に加えられた力
により縫合糸が伸びて細くなり、小さな結節部を
形成する。しかる後、縫合糸は除重により伸張が
回復されるため結節部周囲の糸は太くなり結節部
が緩んだり、解けたりすることがない。
かかる点について更に詳述すると、組紐編は相
互の編糸が交叉し、クサビ状に交絡しているため
組織的に縦方向の伸びが殆どない。一方、外科手
術において、糸にかかる力は瞬間的且つ衝撃的で
あり、かかる力の負荷に対し、瞬間的に伸び、且
つ収縮することが理想である。かかる点、本考案
は伸縮性嵩高加工糸と組紐状の編組織の組み合せ
および、かかる編組物の芯に伸縮性嵩高加工糸を
挿入することによりその理想を達成したもので、
伸縮加工による伸縮性は殆ど編組織に規制され元
の伸びは発現できないが、従来のものに比し適度
の伸びが付与され、これが実用上優れた評価を得
たものである。また、かかる加工により素材的に
硬さのあるポリグリコール酸及びこれの共重合体
より成る縫合糸には柔軟性が付与され、結び易い
という効果も付与できるものである。
以下、その構成について実施例を挙げて説明す
る。
(実施例) 撚糸と樹脂加工との組み合せにより150%の伸
縮を発現する31中×2の嵩高加工絹糸16本を用
い、フリーな状態で組紐編機にかけ編組縫合糸と
した。この際、仮撚加工によりウーリー化された
伸縮率200%、50デニールのナイロン糸2本を芯
糸として挿入し、芯入り縫合糸とした。
このようにして得た縫合糸は第1図aに示すよ
うに従来の無加工縫合糸b及び、芯糸のない嵩高
加工絹糸による縫合糸cと異なる伸張破断曲線を
示し、これを実際外科用途に適用したとき優れた
効果を示した。
また、第2図にはかかる実施例で得た本考案縫
合糸に15%の伸張を繰り返しかけたときの回復性
を、また第3図にはこれの比較としてUSP2−0
号の従来の絹縫合糸の伸張回復性を示したが、本
考案縫合糸の方が伸び易く、しかも回復性が良
く、歪のないことがわかる。
以上の結果からも明らかなように本考案構成は
優れた効果を有するもので、これは伸度、特に初
荷重伸度と回復性が改善されたことによるものと
思量される。
即ち、適度に伸び、且つ回復するということが
本考案の好効果を与えていると思量される。
(考案の効果) 以上の構成によると従来の欠点である結び目が
しまり難い、解け易いという欠点が解消され、ま
た、風合も柔らかいので組織に強い刺激を与える
ことがない。
かかる特性は物性値でみると初期伸度が大きく
回復性に富むということであり、かかる数値につ
いては縫合の部位、縫合時におけるしめつけ強
さ、使用される縫合糸のサイズ等により特定はで
きないが、図示の通り明らかに無加工のものと区
別できる程度で十分である。即ち、伸び、縮みが
少ないと従来と変りなく、伸び過ると、逆に作業
性を阻害し、結び目の固さに影響を与え、共に好
ましくない。
更に、伸縮性の嵩高糸を芯糸として挿入してい
るので、かかる芯糸の伸縮性、及び、芯糸挿入時
におけるテンシヨンの付加の度合によりさまざま
な伸度、回復性に調整できる利点がある。
尚、本考案の伸縮性嵩高加工は、従来より公知
の例えば、仮撚、ニツトデニツト、スタツフアー
ボツクス、クリンピングギア、擦過法等任意の方
法によることができ、その素材、目的により所望
の方法をとることができる。
また、芯とカバー糸を加工度が異なり、素材の
異なる組み合せで使用することもできる。
本考案においては、特に編組織自体伸縮性の乏
しい組紐編組織との組み合せにおいて伸度を著し
く大きくすることなくまた、芯糸との組み合せに
より適度の伸度と強度に調整するもので、組み合
せに格別の意味がある。
尚、用いる加工糸の伸縮率は結果として前記物
性値の範囲をカバーするものであればよいのであ
り、その数値については特に限定しない。
尚、第4図に本考案縫合糸の外観を示しが、図
中1はカバー糸、2は芯糸をあらわす。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例で得た本考案縫合糸と比較品の
伸張破断曲線を示す。第2図は実施例で得た本考
案縫合糸の、また第3図は従来品の伸張回復曲線
を示す。第4図は本考案縫合糸の外観を示した正
面図。 1……カバー糸、2……芯糸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 伸縮性嵩高加工糸を組紐状に編組して成り、か
    かる編組物の芯に伸縮性嵩高加工糸を挿入して成
    ることを特徴とする外科手術用縫合糸。
JP18766685U 1985-12-04 1985-12-04 Expired JPH0123472Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18766685U JPH0123472Y2 (ja) 1985-12-04 1985-12-04

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JP18766685U JPH0123472Y2 (ja) 1985-12-04 1985-12-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6297649U JPS6297649U (ja) 1987-06-22
JPH0123472Y2 true JPH0123472Y2 (ja) 1989-07-19

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ID=31138335

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JPS6297649U (ja) 1987-06-22

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