JPH0123545Y2 - - Google Patents

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JPH0123545Y2
JPH0123545Y2 JP15375484U JP15375484U JPH0123545Y2 JP H0123545 Y2 JPH0123545 Y2 JP H0123545Y2 JP 15375484 U JP15375484 U JP 15375484U JP 15375484 U JP15375484 U JP 15375484U JP H0123545 Y2 JPH0123545 Y2 JP H0123545Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は処理室の前面部と側面部に各々開口部
を有し且つこれら開口部に昇降扉を設けたドラフ
トチヤンバに関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
学校の化学実験室などに設置されるドラフトチ
ヤンバには、チヤンバ本体における処理室の前面
部と側面部を開放し、これら両開口部にガラス板
などからなる扉を昇降可能に設け、処理室で実験
処理を行なう時に扉を下降して開口部を閉じてお
き、且つ実験の準備および後片付けを行なう時に
扉を上昇して開口部を開放するようにした型式の
ものがある。
この型式のドラフトチヤンバは、処理室におけ
る作業を前面部と側面部の両側から行なえ作業個
所を拡大できること、また同じ形式のドラフトチ
ヤンバを2台並べて設置し、各ドラフトチヤンバ
の側面開口部を合せて両方のドラフトチヤンバの
処理室を連通して処理室面積を拡大できる利点が
ある。
しかしてこのように処理室の前面部および側面
部に開口部を有するドラフトチヤンバにおいて、
開口部に扉を設けるためには従来第12図および
第13図で示す構造が採用されている。すなわ
ち、チヤンバ本体1における処理室2の前面部お
よび側面部に開口部3,4を形成し、これら開口
部3,4が交差する角部には柱5を設ける。各開
口部3,4の両側縁部すなわち柱5とこれに対向
するチヤンバ本体1の壁部には支持溝体6,6を
各々上下方向に沿つて取付け、且つ前面開口部3
には上扉7Aおよび下扉7Bを、側面開口部には
上扉8Aおよび8Bを各々案内溝体6,6に昇降
自在に支持して設ける。
このように従来は扉を昇降自在に支持するため
にチヤンバ本体1の前面開口部3と側面開口部4
との交差部に柱5を固定して設けている。このた
め各扉7A,7Bおよび8A,8Bを上昇させて
前面開口部3と側面開口部4を全面的に開放して
も柱5が両開口部3,4の間を仕切るために、両
開口部3,4を一体化して広い開口部として使用
できず、処理室2にて実験作業を行なう上で柱5
が障害となつていた。また同じ構造のドラフトチ
ヤンバを並べて設置した場合にも、柱5が障害と
なつて各ドラフトチヤンバの処理室2を一体化し
て広い実験作業スペースとして使用できないとい
う問題もあつた。
〔考案の目的〕
本考案は前記事情に基づいてなされたもので、
処理室の前面開口部と側面開口部を柱で仕切るこ
となく開放して両開口部を一体化し、広いスペー
スで実験を行なえるドラフトチヤンバを提供する
ことを目的とするものである。
〔考案の概要〕
本考案のドラフトチヤンバは、チヤンバ本体に
おける処理室の前面開口部と側面開口部との交差
角部の上方に設けられた支持部材と、前面開口部
と側面開口部の交差角部に垂直方向に沿い設けら
れて前記支持部材に昇降自在に支持され両開口部
のいずれか一方に設けた扉を固定した第1柱と、
この第1の昇降柱の内部に昇降自在に設けられ第
1の昇降柱に形成された垂直方向に沿う開放部を
介して他方の開口部に設けた扉を固定した第2の
昇降柱とを具備することとを特徴とするものであ
る。
〔考案の実施例〕
以下本考案を図面で示す実施例について説明す
る。
本考案の一実施例を第1図ないし第7図につい
て説明する。
チヤンバ本体11に設けた実験用の処理室12
の前面部と一方の側面部には前面開口部13と側
面開口部14が設けてあり、これら両方の開口部
13,14が交差する処理室12の角部には両開
口部13,14を恒常的に仕切る固定柱は設けら
れず、且つ処理室12の後面部および他側面部は
壁体で閉塞されている。処理室12の前面開口部
13は例えばガラス板からなる下扉15Aおよび
上扉15Bの昇降により、また側面開口部14は
例えばガラス板からなる下扉16Aおよび上扉1
6Bにより各開閉される。
処理室12の前面開口部13と側面開口部14
との交差する角部には、開口部高さより長さが大
である中空角形の第1の昇降柱17が垂直方向に
沿つて設けてある。この柱17は前記交差角部の
上方に位置してチヤンバ本体に設けられた支持部
材18に挿通して昇降自在に支持される。この支
持部材18はチヤンバ本体11の壁体27に取付
けられ、第1の昇降柱17の各開口部12,13
と面する側部を除いた他の側部を囲んで支持す
る。第1の昇降柱17は前面開口部13の一側縁
部を形作るもので、第1図で示すように柱17の
前面開口部13に面する側部にはその下半部に固
定溝体19が垂直方向に沿つて設けられる。ま
た、この固定溝体19に対して処理室側には柱全
長に略相当する長さの案内溝体20が垂直方向に
沿つて設けてある。また前面開口部12の他方の
側縁部には、2本の案内溝体21A,21Bが垂
直方向に沿い平行に並べて設けてあり、これら導
体21A,21Bは下扉15Aおよび上扉15B
の昇降距離に応じた長さを有している。そして前
面開口部13には下扉15Aと上扉15Bが設け
られる。下扉15Aは一側縁部を第1の昇降柱1
7の固定枠体19に嵌着固定し、他側縁部に取付
けた縁体22を前面開口部12の他側縁部に設け
た案内溝体21Aに摺動自在に挿入して昇降自在
に設けられる。上扉15Bは両側縁部に縁体2
2,22が取付けられ、これら縁体22,22を
第1の昇降柱17に設けた案内溝体20と前面開
口部12の他側縁部の案内溝体21Bに摺動自在
に挿入して昇降自在に設けられる。また、第4
図、第6図、第8図および第9図で示すように第
1の昇降柱17と下扉15Aの他側縁部には各々
ワイヤ23A,23Aが連結してあり、これらワ
イヤ23A,23Aはチヤンバ本体11の上部に
おける一側部および他側部に設けた滑車24Aに
巻掛けした後に重錘25に設けた滑車24Cに巻
掛け、さらにチヤンバ本体11の一側部の上部に
連結してある。この重錘25はチヤンバ本体11
の一側後部に垂直方向に沿つて設けた重錘格納部
26の内部に格納されて昇降する。同様に上扉1
5Bの両側の側縁部にワイヤ23B,23Bが連
結してあり、これらワイヤ23B,23Bはチヤ
ンバ本体11の上部における一側部および他側部
に設けた滑車24Bに巻掛けた後に前記重錘25
に連結してある。このようにして下扉15Aおよ
び上扉15Bは重錘25との間で重量のバランス
をとりながらワイヤ23A,23A及び23B,
23Bにより吊下げ支持され、この吊下げられた
状態で重錘25を連動させながら昇降できる。な
お、ワイヤ23Aが昇降柱17に連結する箇所と
ワイヤ23Bが上扉15に連結する箇所は同じ高
さである。
また前記第1の昇降柱17の内部には、この柱
17と同じ長さを有する中空角形をなす第2の昇
降柱28が垂直方向に沿つて挿入してあり、この
柱29は柱17により昇降自在に支持される。第
2の昇降柱28は処理室12における側面開口部
14と前面開口部13との交差角部にいて側面開
口部14の一方の側縁部を構成するものであり、
この柱28の側面開口部14に面する側部にはそ
の下半部に固定溝体29が垂直方向に沿つて設け
られ、この溝体29に対して処理室側には柱全長
に略相当する長さの案内溝体30が垂直方向に沿
つて設けてある。これら固定溝体29と案内溝体
30は、第1の昇降柱17の側面開口部14に面
する側部に垂直方向全体にわたり形成した開放部
17aを介して側面開口部14側へ突出する。側
面開口部14の他方の側縁部には2本の案内溝体
31A,31Bが垂直方向に沿い平行に並べて設
けてある。そして側面開口部14には下扉16A
と上扉16Bが設けられる。
下扉16Aは一側縁部を第2の昇降柱28の固
定溝体29に嵌着固定し、他方の側縁部に取付け
た縁体32を側面開口部14他側縁部の案内溝体
31Aに摺動自在に挿入して昇降自在に設けられ
る。上扉16Bは両側縁部に取付けた縁体32,
32を第2の昇降柱28の案内溝体30と案内溝
体31Bに挿入して昇降自在に設けられる。ま
た、第5図、第8図および第9図に示すように第
2の昇降柱28と下扉16Aの他側縁部にはワイ
ヤ33A,33Aが連結してあり、これらワイヤ
33A,33Aはチヤンバ本体11の一側部の上
部に設けた滑車34Aに巻掛けた後に重錘35に
設けた滑車34Cに巻掛け、さらにチヤンバ本体
11の一側部の上部に連結する。上扉16Bも両
側の側縁部にワイヤ33B,33Bが連結してあ
り、これらワイヤ33B,33Bはチヤンバ本体
11の上部の一側部に設けた滑車34Bに巻掛け
た後に重錘35に連結してある。重錘35はチヤ
ンバ本体11に設けた前記重錘格納部26内部に
前記重錘25と並んで昇降自在に格納される。こ
のようにして下扉16Aと上扉16Bは重錘35
との間で重量をバランスさせながらワイヤ33
A,33Aと33B,33Bにより吊下げ支持さ
れ、吊下げられた状態で重錘35を連動させなが
ら昇降できる。なお、ワイヤ33Aを昇降柱28
に連結する箇所とワイヤ33Bを上扉16Bに連
結する箇所は同じ高さである。
なお、チヤンバ本体11の処理室12には実験
を行なうための水道栓36とガス栓37が設けら
れ、処理室12の後部には実験により生じたガス
を外部へ排出するための排気ダクト38が設けて
ある。
このように構成したドラフトチヤンバにおい
て、処理室12の前面開口部13と側面開口部1
4を開閉する場合について説明する。まず前面開
口部13において両扉15A,15Bが開口部を
閉じている場合には、下扉15Aが開口部の下半
部に、上扉15Bが開口部の上半部に各々下降し
て位置し、重錘25との間で重量をバランスさせ
て保持して停止している。この場合下扉15Aと
一緒に第1の昇降柱17は下降して、その下端が
処理室12の床板39上に当接している。そして
下扉15Aに取付けた取手40により下扉15A
を押上げて上昇させる。下扉15Aが上昇する時
には、下扉15Aの一側縁部に固定した第1の昇
降柱17が支持部材18と第2の昇降柱28に支
持されて上昇し、且つ下扉15Aの他側縁部に取
付けた縁体22が案内溝体21Aに沿つて上昇す
る。下扉15Aの上昇によりワイヤ23A,23
Aが移動して重錘25が下降するので、ワイヤ2
3B,23Bが移動して上扉15Bが引上げられ
て上昇する。上扉15Aが上昇する時には、その
一側縁部の縁体22が第1の昇降柱17の案内溝
体20に沿い、他側縁部の縁体22が案内溝体2
1Bに沿つて各々上昇する。両扉15A,15B
が前面開口部13の上方まで上昇すると前面開口
部13が開放される。この場合第1の昇降柱17
は下扉15Aと一緒に上昇して前面開口部13と
側面開口部14との交差角部からその上方に柱全
体が移動する。また処理室12の側面開口部14
が閉じている場合には、下扉16Aが開口部の下
半部に、上扉16Bが開口部の上半部に各々下降
して位置し、重錘35との間で重量をバランスし
て停止している。第2の昇降柱28は下扉16A
と一緒に一番下側まで下降してその下端が処理室
12の床板39上に当接している。そして取手4
1により下扉16Aを押上げて上昇させる。下扉
16Aが移動する時には、下扉16Aの一側縁部
に固定した第2の昇降柱28が第1の昇降柱17
に支持されて上昇移動し、下扉16Aの他側縁部
に取付けた縁体32が案内溝体31Aに沿つて上
昇移動する。下扉16Aの移動によりワイヤ33
A,33Aが移動して重錘35が下降するので、
ワイヤ33B,33Bが移動して上扉16Bが上
昇する。上扉16Bが上昇する時には、扉の一側
縁部の縁体32が第2の昇降柱28の案内溝体2
9に沿い、他側縁部の縁体32が案内溝体31B
に沿つて各々上昇移動する。両扉16A,16B
が側面開口部14の上方まで上昇して側面開口部
14が開放されると、第2の昇降柱28が下扉1
6Aと一緒に上昇して側面開口部14と前面開口
部13との交差角部からその上方に柱全体が移動
する。
従つて、処理室12の前面開口部13と側面開
口部14を扉15A,15Bおよび16A,16
Bを上昇させて同時に開放すると、第1の昇降柱
17と第2の昇降柱28が両方の開口部13,1
4が交差する角部の上方に上昇するので、この角
部には両方の開口部13,14を仕切る柱が全く
無くなる。このため前面開口部13と側面開口部
14とは交差角部の柱を取除いた状態で一体化さ
れ、柱に遮ぎられることなく両開口部13,14
を利用して処理室で実験作業を行なうことができ
る。またチヤンバ本体11の側方に同じ構成のド
ラフトチヤンバを並べて設置した場合、両方のド
ラフトチヤンバの処理室12における前面および
側面開口部13,14を開放することにより、両
方の処理室12,12を柱に遮ぎられることなく
一体化することができる。
第10図は本考案の他の実施例を示すもので、
第1図と同一部分は同一符号を付して示してい
る。この実施例は処理室12の一方の側面部に加
えて他方の側面部にも開口部14を形成し、一側
部の側面開口部14の場合と同じ構成で下扉16
Aおよび上扉16Bを設けてある。このため、第
11図で示すように処理室12の前面開口部13
と両方の側面開口部14,14を開放することに
より、処理室12の三方を柱を取除いた状態で開
放できる。またこの場合にはチヤンバ本体の両側
に同じ構成のドラフトチヤンバを並べて設置し、
各々の処理室を柱で仕切ることく一体化して開放
できる。
なお、前述した実施例では処理室の開口部を開
閉する昇降扉を上扉と下扉からなる2段構成とし
たが、これに限らず1枚の扉としても良い。また
昇降扉を昇降させる機構は前述した実施例の構成
に限定されることがない。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、処理室の
前面開口部と側面開口部に設けた扉を上昇した時
に、両方の開口部が交差する角部の柱を取除いた
状態で両開口部を開放できるので、広い開放スペ
ースで実験作業を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第7図は本考案のドラフトチヤン
バの一実施例を示し、第1図は第4図−線に
沿う拡大断面図、第2図は前面側から見た斜視
図、第3図は側面側から見た開口部の交差角部を
示す斜視図、第4図は前面図、第5図は側面図、
第6図は第4図−線に沿う断面図、第7図は
第4図−線に沿う断面図、第8図および第9
図は各扉を支持するワイヤを巻掛ける構成を示す
斜視図、第10図および第11図は他の実施例を
示し、第10図は縦断面図、第11図は斜視図、
第12図および第13図は従来のドラフトチヤン
バを示す縦断面図および斜視図である。 11……チヤンバ本体、12……処理室、13
……前面開口部、14……側面開口部、15A…
…下扉、15B……上扉、16A……下扉、16
B……上扉、17……第1の昇降柱、18……支
持部材、19……固定溝体、20……案内溝体、
28……第2の昇降柱、29……固定溝体、30
……案内溝体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. チヤンバ本体の処理室の前面部および側面部に
    開口部を形成し、これら前面開口部および側面開
    口部に各々昇降動作により開口部を開閉する扉を
    設けたものにおいて、前記前面開口部と前記側面
    開口部とが交差する角部の上方に設けられた支持
    部材と、前記前面開口部と前記側面開口部との交
    差角部に垂直方向に沿い設けられて前記支持部材
    に昇降自在に支持され前記両開口部の一方に設け
    た前記扉を固定した筒形をなす第1の昇降柱と、
    この第1の昇降柱の内部に昇降自在に設けられ第
    1の昇降柱に形成した垂直方向に沿う開放部を介
    して他方の前記開口部に設けた扉を固定した第2
    の昇降柱とを具備することを特徴とするドラフト
    チヤンバ。
JP15375484U 1984-10-12 1984-10-12 Expired JPH0123545Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15375484U JPH0123545Y2 (ja) 1984-10-12 1984-10-12

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JP15375484U JPH0123545Y2 (ja) 1984-10-12 1984-10-12

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JPS6167838U JPS6167838U (ja) 1986-05-09
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JP15375484U Expired JPH0123545Y2 (ja) 1984-10-12 1984-10-12

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Families Citing this family (2)

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JPH0418668Y2 (ja) * 1988-10-07 1992-04-27
JPH0444178Y2 (ja) * 1988-11-02 1992-10-19

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JPS6167838U (ja) 1986-05-09

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