JPH01237380A - 可変容量ベーン型回転圧縮機 - Google Patents
可変容量ベーン型回転圧縮機Info
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- JPH01237380A JPH01237380A JP6519688A JP6519688A JPH01237380A JP H01237380 A JPH01237380 A JP H01237380A JP 6519688 A JP6519688 A JP 6519688A JP 6519688 A JP6519688 A JP 6519688A JP H01237380 A JPH01237380 A JP H01237380A
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Landscapes
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、可変容量ベーン型回転圧縮機、詳しくは自動
車用空調装置の冷媒圧縮用として使用され、ベーンの背
圧を圧縮機の吐出容量に対応して変化させる圧縮機に関
する。
車用空調装置の冷媒圧縮用として使用され、ベーンの背
圧を圧縮機の吐出容量に対応して変化させる圧縮機に関
する。
(従来の技術)
一般に、自動車用空調装置の冷媒圧縮機においては、空
調装置の負荷に対応して冷媒ガスの循環量を変化させ、
車内を常に快適な環境に保つために、吐出容量を可変制
御することができる可変容量ベーン型回転圧縮機が用い
られている。
調装置の負荷に対応して冷媒ガスの循環量を変化させ、
車内を常に快適な環境に保つために、吐出容量を可変制
御することができる可変容量ベーン型回転圧縮機が用い
られている。
従来のこの種の可変容量ベーン型回転圧縮機としては、
例えばフロントプレートに作動室の略全域に開口する円
弧状のバイパスポートを形成し、フロントプレートとカ
ムリングの間に円弧状のバイパス開口部を有する可動板
を設け、該可動板を回動させてバイパスポートの開口位
置を変化させることにより吐出容量の可変制御を行うも
のが知られている。また、ベーンが出没自在に嵌挿され
るスリットの底部には背圧通路が設けられ、吐出室内の
潤滑油が導入されてベーンに背圧が加えられ、ロータの
回転に伴う遠心力とともにベーンの先端部が常にカムリ
ングのカム面に摺接して確実に吸入ガスの圧縮が行われ
るように配慮されている。しかしながら、ベーンがカム
面を一周する間に背圧が常に一定であると、吐出孔を通
過した後に、ベーンの先端部とカム面の間に圧縮ガスが
閉じ込められてベーンがスリット内に埋没し、さらに吸
入ポートが開口する作動室に達すると閉じ込められた圧
縮ガスが開放され、背圧によりベーンが急激にカム面に
衝突してチャタリングが発生する。このため、リヤプレ
ートのロータ側にベーンの背圧通路と吐出室のオイル溜
まりを連通ずる三日月状の連通溝が設けられ、ベーンが
吐出孔の前後を通過する高圧区間では背圧通路への潤滑
油の供給を遮断して潤滑油を背圧通路に閉じ込め、高圧
区間以外の常圧区間では背圧通路に潤滑油を供給してベ
ーンの背圧を調整し、チャタリングの発生を防止してい
る。
例えばフロントプレートに作動室の略全域に開口する円
弧状のバイパスポートを形成し、フロントプレートとカ
ムリングの間に円弧状のバイパス開口部を有する可動板
を設け、該可動板を回動させてバイパスポートの開口位
置を変化させることにより吐出容量の可変制御を行うも
のが知られている。また、ベーンが出没自在に嵌挿され
るスリットの底部には背圧通路が設けられ、吐出室内の
潤滑油が導入されてベーンに背圧が加えられ、ロータの
回転に伴う遠心力とともにベーンの先端部が常にカムリ
ングのカム面に摺接して確実に吸入ガスの圧縮が行われ
るように配慮されている。しかしながら、ベーンがカム
面を一周する間に背圧が常に一定であると、吐出孔を通
過した後に、ベーンの先端部とカム面の間に圧縮ガスが
閉じ込められてベーンがスリット内に埋没し、さらに吸
入ポートが開口する作動室に達すると閉じ込められた圧
縮ガスが開放され、背圧によりベーンが急激にカム面に
衝突してチャタリングが発生する。このため、リヤプレ
ートのロータ側にベーンの背圧通路と吐出室のオイル溜
まりを連通ずる三日月状の連通溝が設けられ、ベーンが
吐出孔の前後を通過する高圧区間では背圧通路への潤滑
油の供給を遮断して潤滑油を背圧通路に閉じ込め、高圧
区間以外の常圧区間では背圧通路に潤滑油を供給してベ
ーンの背圧を調整し、チャタリングの発生を防止してい
る。
さらに、上記連通溝と吐出室のオイル溜まりの間には圧
縮機の吐出圧力に対応して絞り率を変化させるオリフィ
スプレートが介装され、吐出圧力が高いときにはベーン
が必要以上にカム面に押圧されないように絞り率を大き
くしてベーンの背圧を低下させ、圧縮機の過熱あるいは
摩耗を防止している。
縮機の吐出圧力に対応して絞り率を変化させるオリフィ
スプレートが介装され、吐出圧力が高いときにはベーン
が必要以上にカム面に押圧されないように絞り率を大き
くしてベーンの背圧を低下させ、圧縮機の過熱あるいは
摩耗を防止している。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、このような従来の可変容量ベーン型回転
圧縮機にあっては、ベーンの背圧を調整する連通溝がリ
ヤプレート側にのみ設けられ、しかも圧縮機の吐出容量
の変化には無関係に前述のような高圧区間および常圧区
間が設定されていた。
圧縮機にあっては、ベーンの背圧を調整する連通溝がリ
ヤプレート側にのみ設けられ、しかも圧縮機の吐出容量
の変化には無関係に前述のような高圧区間および常圧区
間が設定されていた。
さらに、可変絞り率のオリフィスプレートが設けられて
圧縮機の吐出圧力のみで背圧が調整されるようになって
いたため、以下に示すような不具合を生じていた。
圧縮機の吐出圧力のみで背圧が調整されるようになって
いたため、以下に示すような不具合を生じていた。
空調装置の冷房負荷に対応して圧縮機が高吐出容量、高
吐出圧力で運転されるときには、ベーンの背圧は連通溝
により適切に調整されてチャタリングの発生がなく、さ
らにオリフィスプレートの絞り率が大きくなって必要以
上のベーンの押圧が解消され、圧縮機の過熱、摩耗が防
止される。−方、空調装置の冷房負荷が減少し、可動板
が回動して圧縮機の吐出容量が、例えば最高吐出容量の
約10%以下になると、圧縮機の吐出圧力も低下するが
、圧縮機を含めた空調装置全系が低圧でバランスするま
でに時間を必要とする。また、このとき前述のオリフィ
スプレートの絞り率は、ベーンに必要、最小限度の背圧
が加えられるように所定の絞り率よりも大きく設定する
ことができないので、ベーンには吐出圧力にほぼ等しい
背圧が加えられる。このため、低吐出圧になったとはい
え未だかなり高い圧力の潤滑油が背圧通路に供給され、
しかもチャタリング防止のために高圧区間で背圧通路に
潤滑油が閉じ込められてベーンの背圧はさらに上昇する
。その結果、圧縮機の小吐出容量時、すなわち吸入ガス
の減少に伴い吸入ガスに混入してベーン、カムリングを
潤滑する潤滑油が減少するときに、高圧区間でベーンが
必要以上にカム面に押圧されてベーン、カムリング等の
過熱、摩耗および圧縮機の消費動力の上昇を招き、ひい
ては圧縮機の耐久性の低下、自動車エンジンの燃費の悪
化という不具合を生じていた。
吐出圧力で運転されるときには、ベーンの背圧は連通溝
により適切に調整されてチャタリングの発生がなく、さ
らにオリフィスプレートの絞り率が大きくなって必要以
上のベーンの押圧が解消され、圧縮機の過熱、摩耗が防
止される。−方、空調装置の冷房負荷が減少し、可動板
が回動して圧縮機の吐出容量が、例えば最高吐出容量の
約10%以下になると、圧縮機の吐出圧力も低下するが
、圧縮機を含めた空調装置全系が低圧でバランスするま
でに時間を必要とする。また、このとき前述のオリフィ
スプレートの絞り率は、ベーンに必要、最小限度の背圧
が加えられるように所定の絞り率よりも大きく設定する
ことができないので、ベーンには吐出圧力にほぼ等しい
背圧が加えられる。このため、低吐出圧になったとはい
え未だかなり高い圧力の潤滑油が背圧通路に供給され、
しかもチャタリング防止のために高圧区間で背圧通路に
潤滑油が閉じ込められてベーンの背圧はさらに上昇する
。その結果、圧縮機の小吐出容量時、すなわち吸入ガス
の減少に伴い吸入ガスに混入してベーン、カムリングを
潤滑する潤滑油が減少するときに、高圧区間でベーンが
必要以上にカム面に押圧されてベーン、カムリング等の
過熱、摩耗および圧縮機の消費動力の上昇を招き、ひい
ては圧縮機の耐久性の低下、自動車エンジンの燃費の悪
化という不具合を生じていた。
(発明の目的)
そこで本発明は、可動板の第2連通溝によって圧縮機の
小吐出容量時に高圧区間を縮小し、さらに吐出容量が最
小になったときに可動板の減圧孔およびフロントプレー
ト、リングプレートの吸入連通孔を通してベーン背圧を
、低圧の吸入室に開放することにより、小吐出容量時の
ベーン、カムリングの過熱、摩耗を防止するとともに圧
縮機の消費動力を低減して、圧縮機の耐久性およびエン
ジン燃費の向上を図ることを目的としている。
小吐出容量時に高圧区間を縮小し、さらに吐出容量が最
小になったときに可動板の減圧孔およびフロントプレー
ト、リングプレートの吸入連通孔を通してベーン背圧を
、低圧の吸入室に開放することにより、小吐出容量時の
ベーン、カムリングの過熱、摩耗を防止するとともに圧
縮機の消費動力を低減して、圧縮機の耐久性およびエン
ジン燃費の向上を図ることを目的としている。
(課題を解決するための手段)
本発明による可変容量ベーン型回転圧縮機は上記目的達
成のため、内周にカム面が形成されたカムリングの両開
口端を封止するフロントプレートおよびリヤプレートと
、カムリング内に回転自在に収装されたロータと、ロー
タに形成され、複数のベーンが嵌挿されるスリットと、
スリットの底部に形成され、ベーンに背圧を加えるよう
に潤滑油が供給される背圧通路と、カムリング、フロン
トプレート、リヤプレートおよびロータを収納する有底
筒状のハウジングと、ハウジングの開口端を封止するヘ
ッドカバーと、ハウジング内に画成され、潤滑油が貯留
される吐出室と、カムリング、フロントプレート、リヤ
プレートおよびロータによって画成される作動室と、カ
ムリングに形成され、作動室および吐出室を連通ずる吐
出孔と、ヘッドカバーおよびフロントプレートによって
画成された吸入室と、カムリングに形成され、フロント
プレートの吸入口を介して吸入室と連通ずるとともに、
ベーンによって区分される作動室の容積が最大となった
ときに、該作動室との連通が遮断されるようにカム面に
開口する複数の吸入ポートと、吐出室の潤滑油を背圧通
路に供給する供給通路と、リヤプレートのロータ側に円
周方向に形成され、ロータの回転によってベーンが吐出
孔の近傍を通過して吸入ポートの近傍に至る高圧区間で
は背圧通路および供給通路の連通を遮断して潤滑油を背
圧通路に閉じ込め、高圧区間以外の常圧区間では供給通
路を背圧通路に連通ずる一対の第1連通溝と、フロント
プレートに形成され、カム面に沿って作動室に開口し、
作動室および吸入室を連通ずるバイパスポートと、フロ
ントプレートおよびカムリングの間に介装されたリング
プレートと、リングプレートの内周に回動自在に設けら
れ。
成のため、内周にカム面が形成されたカムリングの両開
口端を封止するフロントプレートおよびリヤプレートと
、カムリング内に回転自在に収装されたロータと、ロー
タに形成され、複数のベーンが嵌挿されるスリットと、
スリットの底部に形成され、ベーンに背圧を加えるよう
に潤滑油が供給される背圧通路と、カムリング、フロン
トプレート、リヤプレートおよびロータを収納する有底
筒状のハウジングと、ハウジングの開口端を封止するヘ
ッドカバーと、ハウジング内に画成され、潤滑油が貯留
される吐出室と、カムリング、フロントプレート、リヤ
プレートおよびロータによって画成される作動室と、カ
ムリングに形成され、作動室および吐出室を連通ずる吐
出孔と、ヘッドカバーおよびフロントプレートによって
画成された吸入室と、カムリングに形成され、フロント
プレートの吸入口を介して吸入室と連通ずるとともに、
ベーンによって区分される作動室の容積が最大となった
ときに、該作動室との連通が遮断されるようにカム面に
開口する複数の吸入ポートと、吐出室の潤滑油を背圧通
路に供給する供給通路と、リヤプレートのロータ側に円
周方向に形成され、ロータの回転によってベーンが吐出
孔の近傍を通過して吸入ポートの近傍に至る高圧区間で
は背圧通路および供給通路の連通を遮断して潤滑油を背
圧通路に閉じ込め、高圧区間以外の常圧区間では供給通
路を背圧通路に連通ずる一対の第1連通溝と、フロント
プレートに形成され、カム面に沿って作動室に開口し、
作動室および吸入室を連通ずるバイパスポートと、フロ
ントプレートおよびカムリングの間に介装されたリング
プレートと、リングプレートの内周に回動自在に設けら
れ。
バイパスポートの開口位置を変化させるバイパス開口部
を有する可動板と、を備え、可動板を回動させることに
よって圧縮機の吐出容量を変化させる可変容量ベーン型
回転圧縮機において、前記可動板のロータ側に形成され
、第1連通溝とともに高圧区間を形成するように円周方
向に所定の角度分断して設けられた一対の第2連通溝と
、可動板に穿設され、一対の第2連通溝のうちいずれが
一方に連通ずるとともに可動板の外周面に開口する減圧
孔と、フロントプレートおよびリングプレートに亘って
形成され、一端が吸入室に開口し、他端がリングプレー
トの内周面に開口する吸入室連通孔と、を設け、圧縮機
の吐出容量が最小になったときに、該吸入室連通孔が可
動板の減圧孔と連通ずるようにしている。
を有する可動板と、を備え、可動板を回動させることに
よって圧縮機の吐出容量を変化させる可変容量ベーン型
回転圧縮機において、前記可動板のロータ側に形成され
、第1連通溝とともに高圧区間を形成するように円周方
向に所定の角度分断して設けられた一対の第2連通溝と
、可動板に穿設され、一対の第2連通溝のうちいずれが
一方に連通ずるとともに可動板の外周面に開口する減圧
孔と、フロントプレートおよびリングプレートに亘って
形成され、一端が吸入室に開口し、他端がリングプレー
トの内周面に開口する吸入室連通孔と、を設け、圧縮機
の吐出容量が最小になったときに、該吸入室連通孔が可
動板の減圧孔と連通ずるようにしている。
(作用)
本発明では、可動板の第2連通溝によって圧縮機の小吐
出容量時に高圧区間が縮小され、さらに吐出容量が最小
になったときに可動板の減圧孔およびフロントプレート
、リングプレートの吸入連通孔を通してベーン背圧が低
圧の吸入室に開放されるので、小吐出容量時のベーン、
カムリングの過熱、摩耗が防止され、同時に圧縮機の消
費動力が減少する。したがって、圧縮機の耐久性が向上
し、さらにエンジンの燃費が向上する。
出容量時に高圧区間が縮小され、さらに吐出容量が最小
になったときに可動板の減圧孔およびフロントプレート
、リングプレートの吸入連通孔を通してベーン背圧が低
圧の吸入室に開放されるので、小吐出容量時のベーン、
カムリングの過熱、摩耗が防止され、同時に圧縮機の消
費動力が減少する。したがって、圧縮機の耐久性が向上
し、さらにエンジンの燃費が向上する。
(実施例)
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1〜4図は本発明の一実施例を示す図である。
まず、構成を説明する。
第1.2図において1は筒状のカムリングであり、断面
が略楕円状のカム面1aが内周に形成されている。カム
リング1のフロント側(第1図中左側)およびリヤ側(
第1図中右側)の両開口端にはフロントプレート2およ
びリヤプレート3が取り付けられ、それぞれカムリング
1の開口を封止している。フロントプレート2およびリ
ヤプレート3の間でカムリング1内には、フロント軸部
4aおよびリヤ軸部4bが一体的に形成されたロータ4
が収装され、ロータ4はフロント軸部4a、リヤ軸部4
bにそれぞれ設けられた軸受5.6を介してヘッドカバ
−11およびリヤプレート3に回転自在に支持されてい
る。ロータ4には放射方向に複数のスリット7が形成さ
れ、スリット7には複数のベーン8が先端部8aでカム
面1aに摺接するように出没自在に嵌挿されている。ス
リット7の底部にはロータ4の軸線方向にそれぞれ背圧
通路9が形成され、背圧通路9には、ベーン背圧を受け
てベーン8の先端部8aをカム面1aに押圧するように
潤滑油が供給される。前記カムリング1、フロントプレ
ート2、リヤプレート3、ロータ4およびベーン8は有
底円筒状のハウジング10内に収納され、ハウジング1
0のフロント側開口端にはヘッドカバー11が取り付け
られ、ハウジング10の開口を封止している。
が略楕円状のカム面1aが内周に形成されている。カム
リング1のフロント側(第1図中左側)およびリヤ側(
第1図中右側)の両開口端にはフロントプレート2およ
びリヤプレート3が取り付けられ、それぞれカムリング
1の開口を封止している。フロントプレート2およびリ
ヤプレート3の間でカムリング1内には、フロント軸部
4aおよびリヤ軸部4bが一体的に形成されたロータ4
が収装され、ロータ4はフロント軸部4a、リヤ軸部4
bにそれぞれ設けられた軸受5.6を介してヘッドカバ
−11およびリヤプレート3に回転自在に支持されてい
る。ロータ4には放射方向に複数のスリット7が形成さ
れ、スリット7には複数のベーン8が先端部8aでカム
面1aに摺接するように出没自在に嵌挿されている。ス
リット7の底部にはロータ4の軸線方向にそれぞれ背圧
通路9が形成され、背圧通路9には、ベーン背圧を受け
てベーン8の先端部8aをカム面1aに押圧するように
潤滑油が供給される。前記カムリング1、フロントプレ
ート2、リヤプレート3、ロータ4およびベーン8は有
底円筒状のハウジング10内に収納され、ハウジング1
0のフロント側開口端にはヘッドカバー11が取り付け
られ、ハウジング10の開口を封止している。
ハウジング10内のりャ側には吐出室12が画成され、
吐出室12の底部には圧縮機の各部を潤滑する潤滑油が
貯留されている。そして、吐出室12は、カムリング1
、フロントプレート2、リヤプレート3およびロータ4
によって画成される一対の作動室13に、カムリング1
に形成された一対の吐出孔14を通して連通しており、
吐出孔14の出口にはそれぞれ一対の吐出バルブ15が
設けられている。
吐出室12の底部には圧縮機の各部を潤滑する潤滑油が
貯留されている。そして、吐出室12は、カムリング1
、フロントプレート2、リヤプレート3およびロータ4
によって画成される一対の作動室13に、カムリング1
に形成された一対の吐出孔14を通して連通しており、
吐出孔14の出口にはそれぞれ一対の吐出バルブ15が
設けられている。
16はヘッドカバ−11とフロントプレート2の間に画
成された吸入室であり、作動室13に位置するカム面l
aに開口した一対の吸入ポート17がフロントプレート
2に穿設された吸入口18を通して連通している。これ
ら吸入ポート17はベーン8によって区分される作動室
13の容積が最大となったときに、作動室13との連通
が遮断されるように設けられ、また、吸入ポート17は
カムリング1のカム面1aに開口する複数の孔17aと
フロントプレート2の吸入口18を通して吸入室16に
連通ずるカムリング1の軸方向の孔17bとからなる。
成された吸入室であり、作動室13に位置するカム面l
aに開口した一対の吸入ポート17がフロントプレート
2に穿設された吸入口18を通して連通している。これ
ら吸入ポート17はベーン8によって区分される作動室
13の容積が最大となったときに、作動室13との連通
が遮断されるように設けられ、また、吸入ポート17は
カムリング1のカム面1aに開口する複数の孔17aと
フロントプレート2の吸入口18を通して吸入室16に
連通ずるカムリング1の軸方向の孔17bとからなる。
そして、吸入室16にヘッドカバ−11に設けられた流
入口19から冷媒ガスが導入されると、吸入ポート17
を介して作動室13に供給される。また、リヤプレート
3には吐出室12の潤滑油を背圧通路9に供給する供給
通路20が設けられている。供給通路20は、リヤプレ
ート3に形成され、吐出室12の底部に連通ずる連通孔
21およびリヤ軸部4bを支持する軸受6を嵌挿するよ
うにリヤプレート3に形成された軸受用孔3aと軸受用
孔3aのリヤ側を封止するカバープレート22によって
画成される供給室23からなっている。
入口19から冷媒ガスが導入されると、吸入ポート17
を介して作動室13に供給される。また、リヤプレート
3には吐出室12の潤滑油を背圧通路9に供給する供給
通路20が設けられている。供給通路20は、リヤプレ
ート3に形成され、吐出室12の底部に連通ずる連通孔
21およびリヤ軸部4bを支持する軸受6を嵌挿するよ
うにリヤプレート3に形成された軸受用孔3aと軸受用
孔3aのリヤ側を封止するカバープレート22によって
画成される供給室23からなっている。
一方、24はリヤプレート3のロータ4側の側面に円周
方向に形成された一対の第1連通溝である。
方向に形成された一対の第1連通溝である。
そして、第2図中ロータ4の回転に伴ってベー78が図
中反時計回転方向に回転し、ベーン8の先端部8aが吐
出孔14の近傍を通過して吸入ポート17の近傍に至る
間の区間で、第1連通溝24とロータ4の背圧通路9の
連通は遮断され、したがって、背圧通路9と供給通路2
0の連通が遮断されて潤滑油を背圧通路9内に閉じ込め
る。そして、ベーン8の先端部8aが上述の区間以外に
位置するときには、第1連通溝24は背圧通路9と連通
し、第1連通溝24を介して供給通路20が背圧通路9
に連通して圧縮機の吐出圧力により吐出室12の潤滑油
を背圧通路9に供給するようにしている。したがって、
第2図に示すように、ロータ4の回転に伴ってベーン8
がカム面la内を一周する間に、ロータ4の背圧通路9
が第1連通溝24に連通して背圧通路9に圧縮機の吐出
圧力によって潤滑油が供給される一対の常圧区間βおよ
び背圧通路9と第1連通溝24の連通が遮断されて背圧
通路9内に潤滑油が閉じ込められる一対の高圧区間αが
画成される。なお、25は可変オリフィスであり、可変
オリフィス25は、軸受用孔3aに嵌挿されて供給通路
20の供給室23内に設けられており、圧縮機の吐出圧
力に応じて開口部の開口面積を変化させて背圧通路9に
供給する潤滑油の圧力を制御している。
中反時計回転方向に回転し、ベーン8の先端部8aが吐
出孔14の近傍を通過して吸入ポート17の近傍に至る
間の区間で、第1連通溝24とロータ4の背圧通路9の
連通は遮断され、したがって、背圧通路9と供給通路2
0の連通が遮断されて潤滑油を背圧通路9内に閉じ込め
る。そして、ベーン8の先端部8aが上述の区間以外に
位置するときには、第1連通溝24は背圧通路9と連通
し、第1連通溝24を介して供給通路20が背圧通路9
に連通して圧縮機の吐出圧力により吐出室12の潤滑油
を背圧通路9に供給するようにしている。したがって、
第2図に示すように、ロータ4の回転に伴ってベーン8
がカム面la内を一周する間に、ロータ4の背圧通路9
が第1連通溝24に連通して背圧通路9に圧縮機の吐出
圧力によって潤滑油が供給される一対の常圧区間βおよ
び背圧通路9と第1連通溝24の連通が遮断されて背圧
通路9内に潤滑油が閉じ込められる一対の高圧区間αが
画成される。なお、25は可変オリフィスであり、可変
オリフィス25は、軸受用孔3aに嵌挿されて供給通路
20の供給室23内に設けられており、圧縮機の吐出圧
力に応じて開口部の開口面積を変化させて背圧通路9に
供給する潤滑油の圧力を制御している。
26はフロントプレート2に形成された一対の円弧状の
バイパスポートであり、カム面1aに沿って作動室13
に開口し、作動室13と吸入室16を連通している。フ
ロントプレート2とカムリング1およびロータ4の間に
はリングプレート27が介装され、リングプレート27
には円板状の可動板28が嵌挿されしいる。そして、可
動板28の外周面28aがリングプレート27の内周面
27aに摺接して、可動板28はロータ4の軸線の周り
に回動自在に支持されている。可動板28の外周部には
、可動板28の外周に沿って扇形に切欠(ユて形成され
た一対のバイパス開口部29が穿設され、可動板28の
回動によって作動室13と吸入室16を連通ずるバイパ
スポート26の開口位置を変化させるようになっている
。そして、可動板28が、第2図に示すように、時計回
転方向に回動すると圧縮機の吐出容量は増加し、吸入ポ
ート17が作動室13に開口する位置に達すると吐出容
量は最大となる。逆に、可動板28が、第3図に示すよ
うに、反時計回転方向に回動すると圧縮機の吐出容量は
減少し、吐出孔14の近傍に達すると吐出容量は最小に
なる。一方、可動板28はヘッドカバー11に設けられ
たアクチュエータ30に連結され、アクチュエータ30
は同様に、ヘッドカバー11に設けられた制御機構31
から供給される制御圧力によって駆動され、アクチュエ
ータ30が、圧縮機の吸入圧力に対応して可動板28を
回動させて圧縮機の吐出容量を変化させる。
バイパスポートであり、カム面1aに沿って作動室13
に開口し、作動室13と吸入室16を連通している。フ
ロントプレート2とカムリング1およびロータ4の間に
はリングプレート27が介装され、リングプレート27
には円板状の可動板28が嵌挿されしいる。そして、可
動板28の外周面28aがリングプレート27の内周面
27aに摺接して、可動板28はロータ4の軸線の周り
に回動自在に支持されている。可動板28の外周部には
、可動板28の外周に沿って扇形に切欠(ユて形成され
た一対のバイパス開口部29が穿設され、可動板28の
回動によって作動室13と吸入室16を連通ずるバイパ
スポート26の開口位置を変化させるようになっている
。そして、可動板28が、第2図に示すように、時計回
転方向に回動すると圧縮機の吐出容量は増加し、吸入ポ
ート17が作動室13に開口する位置に達すると吐出容
量は最大となる。逆に、可動板28が、第3図に示すよ
うに、反時計回転方向に回動すると圧縮機の吐出容量は
減少し、吐出孔14の近傍に達すると吐出容量は最小に
なる。一方、可動板28はヘッドカバー11に設けられ
たアクチュエータ30に連結され、アクチュエータ30
は同様に、ヘッドカバー11に設けられた制御機構31
から供給される制御圧力によって駆動され、アクチュエ
ータ30が、圧縮機の吸入圧力に対応して可動板28を
回動させて圧縮機の吐出容量を変化させる。
32は、可動板28のロータ4例の側面に円周方向に形
成されたほぼまゆ形の一対の第2連通溝であり、第2連
通溝32はロータ4を挟んで一対の第1連通溝24にそ
れぞれ対向し、圧縮機の吐出容量が最大のときに第1連
通溝24とともに前述の高圧区間αを形成するように円
周方向に所定の角度分断して設けられている。また、第
2連通溝32は、第2図に示すように、常圧区間βに位
置する背圧通路9および第1連通溝24を介して供給通
路20に連通し、吐出室12から潤滑油が供給されてい
る。第2図において、可動板28が、圧縮機の吐出容量
を減少するように図中反時計回転方向に回動すると、第
2連通溝32が第1連通溝24を超えて高圧区間αに突
出し、高圧区間αを次第に縮小する。そして、圧縮機の
吐出容量が最小、例えば最大吐出容量の約10%以下に
なったとき、第3図に示すように、第2連通溝32は高
圧区間α全域を覆い、高圧区間αに位置する背圧通路9
に連通し、該背圧通路9と供給通路20を連通して背圧
通路9に吐出室12の潤滑油を供給する。すなわち、圧
縮機の吐出容量が減少するにつれて、背圧通路9に潤滑
油が閉じ込められ、ベーン8の背圧が高圧に保たれる高
圧区間αが次第に縮小し、吐出容量が最小になるとカ ム 吐出室12の潤滑油が供給され、ベーン8の背圧は高圧
区間α、常圧区間βを問わず一定になる。
成されたほぼまゆ形の一対の第2連通溝であり、第2連
通溝32はロータ4を挟んで一対の第1連通溝24にそ
れぞれ対向し、圧縮機の吐出容量が最大のときに第1連
通溝24とともに前述の高圧区間αを形成するように円
周方向に所定の角度分断して設けられている。また、第
2連通溝32は、第2図に示すように、常圧区間βに位
置する背圧通路9および第1連通溝24を介して供給通
路20に連通し、吐出室12から潤滑油が供給されてい
る。第2図において、可動板28が、圧縮機の吐出容量
を減少するように図中反時計回転方向に回動すると、第
2連通溝32が第1連通溝24を超えて高圧区間αに突
出し、高圧区間αを次第に縮小する。そして、圧縮機の
吐出容量が最小、例えば最大吐出容量の約10%以下に
なったとき、第3図に示すように、第2連通溝32は高
圧区間α全域を覆い、高圧区間αに位置する背圧通路9
に連通し、該背圧通路9と供給通路20を連通して背圧
通路9に吐出室12の潤滑油を供給する。すなわち、圧
縮機の吐出容量が減少するにつれて、背圧通路9に潤滑
油が閉じ込められ、ベーン8の背圧が高圧に保たれる高
圧区間αが次第に縮小し、吐出容量が最小になるとカ ム 吐出室12の潤滑油が供給され、ベーン8の背圧は高圧
区間α、常圧区間βを問わず一定になる。
第1〜4図において、35は可動板28の半径方向に穿
設された減圧孔であり、減圧孔35は内方で一対の第2
連通溝32のうちいずれか一方に連通し、外方で可動板
28の外周面28aに開口する。一方、36はフロント
プレート2およびリングプレート27に亘って穿設され
た吸入室連通孔であり、吸入室連通孔36は一端が吸入
室16に開口し、他端がリングプレート27の内周面2
7aに開口する。そして、第2図中可動板28が時計回
転方向に回動し、圧縮機の吐出容量が最小になったとき
、第3図に示すように、吸入室連通孔36が減圧孔35
に連通ずる。
設された減圧孔であり、減圧孔35は内方で一対の第2
連通溝32のうちいずれか一方に連通し、外方で可動板
28の外周面28aに開口する。一方、36はフロント
プレート2およびリングプレート27に亘って穿設され
た吸入室連通孔であり、吸入室連通孔36は一端が吸入
室16に開口し、他端がリングプレート27の内周面2
7aに開口する。そして、第2図中可動板28が時計回
転方向に回動し、圧縮機の吐出容量が最小になったとき
、第3図に示すように、吸入室連通孔36が減圧孔35
に連通ずる。
このとき、前述のように、すべてのベーン8が一対の第
1連通溝24および他方の第2連通溝32を通して上述
の減圧孔35に連通ずる一方の第2連通溝32に連通し
ているので、圧縮機の吐出容量が最小になったときには
、ベーン8内の背圧が吸入室16に開放され、該背圧を
ほぼ吸入圧力まで減圧させることができる。なお、第4
図において、(b)は圧縮機の吐出容量が最大のとき、
(c)は最小のときの可動板28の回動位置を示す。
1連通溝24および他方の第2連通溝32を通して上述
の減圧孔35に連通ずる一方の第2連通溝32に連通し
ているので、圧縮機の吐出容量が最小になったときには
、ベーン8内の背圧が吸入室16に開放され、該背圧を
ほぼ吸入圧力まで減圧させることができる。なお、第4
図において、(b)は圧縮機の吐出容量が最大のとき、
(c)は最小のときの可動板28の回動位置を示す。
次に、作用を説明する。
第1図において、ロータ4の回転軸が車両のエンジン等
に連結して駆動され、ロータ4が第2図中反時計回転方
向に回転すると、ベーン8が遠心力およびベーン8の背
圧によって放射方向に突出し、先端部8aがカムリング
1のカム面1aに摺接しながら回転する。そして、流入
口19を通して冷媒ガスが圧縮機内に吸入され、冷媒ガ
スは圧縮されて高圧、高温となって吐出室12を通して
図外の空調装置へ供給される。さらに、空調装置の冷房
負荷の変動に対応して可動板28が回動され、圧縮機の
吐出容量が変化する。可動板28が、第2図中反時計回
転方向に回動され、圧縮機の吐出容量が次第に減少する
と、第2連通溝32が第1連通溝24を超えて高圧区間
αに突出し、高圧区間αを次第に縮小する。そして、圧
縮機の吐出容量が最小、例えば最大吐出容量の約10%
以下になったときには、第2連通溝32は第3図に示す
ように、高圧区間α全域を覆い、ロータ4の全周に亘っ
てすべての背圧通路9に吐出室12の潤滑油が供給され
て高圧区間α、常圧区間βを問わずすべてのベーン8の
背圧がほぼ吐出圧力と等しい一定圧になる。同時に、減
圧孔35が吸入室連通孔36に連通してベーン8内の背
圧が吸入室16に開放され、該背圧がほぼ吸入圧力まで
低下する。そして、圧縮機の吐出容量が減少し、従来例
で示したように、未だ充分に低下しきれないかなり高い
圧力の潤滑油が背圧通路9に供給されても、これに対応
して高圧区間αが縮小するので、ベーン8の背圧を適切
に保つことができる。さらに、圧縮機の吐出容量が最小
になったときには、ベーン8の背圧がほぼ吸入圧力まで
減圧されるので、高圧区間αでベーン8が必要以上にカ
ム面1aに押圧されてベーン8、カムリング1等が過熱
したり、摩耗することが防止され、またベーン8とカム
リング1の摩擦力のために圧縮機の消費動力が上昇する
ことがない。
に連結して駆動され、ロータ4が第2図中反時計回転方
向に回転すると、ベーン8が遠心力およびベーン8の背
圧によって放射方向に突出し、先端部8aがカムリング
1のカム面1aに摺接しながら回転する。そして、流入
口19を通して冷媒ガスが圧縮機内に吸入され、冷媒ガ
スは圧縮されて高圧、高温となって吐出室12を通して
図外の空調装置へ供給される。さらに、空調装置の冷房
負荷の変動に対応して可動板28が回動され、圧縮機の
吐出容量が変化する。可動板28が、第2図中反時計回
転方向に回動され、圧縮機の吐出容量が次第に減少する
と、第2連通溝32が第1連通溝24を超えて高圧区間
αに突出し、高圧区間αを次第に縮小する。そして、圧
縮機の吐出容量が最小、例えば最大吐出容量の約10%
以下になったときには、第2連通溝32は第3図に示す
ように、高圧区間α全域を覆い、ロータ4の全周に亘っ
てすべての背圧通路9に吐出室12の潤滑油が供給され
て高圧区間α、常圧区間βを問わずすべてのベーン8の
背圧がほぼ吐出圧力と等しい一定圧になる。同時に、減
圧孔35が吸入室連通孔36に連通してベーン8内の背
圧が吸入室16に開放され、該背圧がほぼ吸入圧力まで
低下する。そして、圧縮機の吐出容量が減少し、従来例
で示したように、未だ充分に低下しきれないかなり高い
圧力の潤滑油が背圧通路9に供給されても、これに対応
して高圧区間αが縮小するので、ベーン8の背圧を適切
に保つことができる。さらに、圧縮機の吐出容量が最小
になったときには、ベーン8の背圧がほぼ吸入圧力まで
減圧されるので、高圧区間αでベーン8が必要以上にカ
ム面1aに押圧されてベーン8、カムリング1等が過熱
したり、摩耗することが防止され、またベーン8とカム
リング1の摩擦力のために圧縮機の消費動力が上昇する
ことがない。
このように、本実施例においては、可動板28に第2連
通溝32および減圧孔35を設け、またフロントプレー
ト2、リングプレート27に吸入室連通孔36を設けて
圧縮機の小吐出容量時に高圧区間αを縮小し、さらに吐
出容量が最小になったときには減圧孔35および吸入室
連通孔36を通してすべてのベーン8の背圧を吸入室1
6に開放している。このため、小吐出容量時のベーン8
、カムリングlの過熱、摩耗を防止することができ、同
時に圧縮機の消費動力を減少することができる。その結
果、圧縮機の耐久性およびエンジンの燃費を向上するこ
とができる。
通溝32および減圧孔35を設け、またフロントプレー
ト2、リングプレート27に吸入室連通孔36を設けて
圧縮機の小吐出容量時に高圧区間αを縮小し、さらに吐
出容量が最小になったときには減圧孔35および吸入室
連通孔36を通してすべてのベーン8の背圧を吸入室1
6に開放している。このため、小吐出容量時のベーン8
、カムリングlの過熱、摩耗を防止することができ、同
時に圧縮機の消費動力を減少することができる。その結
果、圧縮機の耐久性およびエンジンの燃費を向上するこ
とができる。
第5図は本発明の他の実施例を示す図である。
第5図(a)において、リングプレート27の内周面2
7aに開口する吸入室連通孔36の開口端には、周方向
に沿って第2図中時計回転方向に延在する溝部37が形
成され、可動板28が回動して圧縮機の吐出容量が減少
し、高圧区間αが縮小するにつれて、縮小された分の高
圧区間αにあるベーン8の背圧通路9を吸入室16に連
通ずる。そして、圧縮機の最小吐出容量時だけではなし
に、小吐出容量時に高圧区間αにあるベーン8の背圧の
減圧域を大きくしている。その他の構成および作用は前
述の実施例と同様であり、したがって該実施例以上の効
果が得られることは勿論である。なお、第5図において
も第4図と同様に(b)は圧縮機の吐出容量が最大のと
き、(c)は最小のときの可動板28の回動位置を示す
。
7aに開口する吸入室連通孔36の開口端には、周方向
に沿って第2図中時計回転方向に延在する溝部37が形
成され、可動板28が回動して圧縮機の吐出容量が減少
し、高圧区間αが縮小するにつれて、縮小された分の高
圧区間αにあるベーン8の背圧通路9を吸入室16に連
通ずる。そして、圧縮機の最小吐出容量時だけではなし
に、小吐出容量時に高圧区間αにあるベーン8の背圧の
減圧域を大きくしている。その他の構成および作用は前
述の実施例と同様であり、したがって該実施例以上の効
果が得られることは勿論である。なお、第5図において
も第4図と同様に(b)は圧縮機の吐出容量が最大のと
き、(c)は最小のときの可動板28の回動位置を示す
。
(効果)
本発明によれば、可動板の第2連通溝によって圧縮機の
小吐出容量時に高圧区間を縮小し、さらに吐出容量が最
小になったときに可動板の減圧孔およびフロントプレー
ト、リングプレートの吸入連通孔を通してベーン背圧を
低圧の吸入室に開放しているので、小吐出容量時のベー
ン、カムリングの過熱、摩耗を防止することができ、同
時に圧縮機の消費動力を減少することができる。したが
って、圧縮機の耐久性およびエンジンの燃費を向上する
ことができる。
小吐出容量時に高圧区間を縮小し、さらに吐出容量が最
小になったときに可動板の減圧孔およびフロントプレー
ト、リングプレートの吸入連通孔を通してベーン背圧を
低圧の吸入室に開放しているので、小吐出容量時のベー
ン、カムリングの過熱、摩耗を防止することができ、同
時に圧縮機の消費動力を減少することができる。したが
って、圧縮機の耐久性およびエンジンの燃費を向上する
ことができる。
第1〜4図は本発明に係る可変容量ベーン型回転圧縮機
の一実施例を示す図であり、第1図はその正面断面図、
第2図はその吐出容量が最大になったときの第1図のA
−A矢視断面図、第3図はその吐出容量が最小になった
ときの第1図のA−A矢視断面図、第4図はその減圧孔
と吸入室連通孔の構成を示す分解斜視図、第5図は本発
明に係る可変容量ベーン型回転圧縮機の他の実施例を示
すその減圧孔と吸入室連通孔の構成を示す分解斜視図で
ある。 1・・・・・・カムリング、 17・・・・・・吸
入ボート、la・・・・・・カム面、 18・
・・・・・吸入口、2・・・・・・フロントプレート、
20・・・・・・供給通路、3・・・・・・リヤプレー
ト、 24・・・・・・第1連通溝、4・・・・・・
ローフ、 26・・・・・・バイパスポート
、7・・・・・・スリット、 27・・・・・
・リングプレート、8・・・・・・ベーン、
27a・・・・・・内周面、9・・・・・・背圧通路、
28・・・・・・可動板、10・・・・・・ハ
ウジング、 28a・・・・・・外周面、11・・
・・・・ヘンドカハー、 29・・・・・・バイパス
開口部、12・・・・・・吐出室、 32・・
・・・・第2連通溝、13・・〜・・・作動室、
35・・・・・・減圧孔、14・・・・−・吐出孔
、 36・・・・・・吸入室連通孔、16−・
・・・・吸入室、 α・・・・・・高圧区間、
β・・・・・・常圧区間。
の一実施例を示す図であり、第1図はその正面断面図、
第2図はその吐出容量が最大になったときの第1図のA
−A矢視断面図、第3図はその吐出容量が最小になった
ときの第1図のA−A矢視断面図、第4図はその減圧孔
と吸入室連通孔の構成を示す分解斜視図、第5図は本発
明に係る可変容量ベーン型回転圧縮機の他の実施例を示
すその減圧孔と吸入室連通孔の構成を示す分解斜視図で
ある。 1・・・・・・カムリング、 17・・・・・・吸
入ボート、la・・・・・・カム面、 18・
・・・・・吸入口、2・・・・・・フロントプレート、
20・・・・・・供給通路、3・・・・・・リヤプレー
ト、 24・・・・・・第1連通溝、4・・・・・・
ローフ、 26・・・・・・バイパスポート
、7・・・・・・スリット、 27・・・・・
・リングプレート、8・・・・・・ベーン、
27a・・・・・・内周面、9・・・・・・背圧通路、
28・・・・・・可動板、10・・・・・・ハ
ウジング、 28a・・・・・・外周面、11・・
・・・・ヘンドカハー、 29・・・・・・バイパス
開口部、12・・・・・・吐出室、 32・・
・・・・第2連通溝、13・・〜・・・作動室、
35・・・・・・減圧孔、14・・・・−・吐出孔
、 36・・・・・・吸入室連通孔、16−・
・・・・吸入室、 α・・・・・・高圧区間、
β・・・・・・常圧区間。
Claims (1)
- 内周にカム面が形成されたカムリングの両開口端を封
止するフロントプレートおよびリヤプレートと、カムリ
ング内に回転自在に収装されたロータと、ロータに形成
され、複数のベーンが嵌挿されるスリットと、スリット
の底部に形成され、ベーンに背圧を加えるように潤滑油
が供給される背圧通路と、カムリング、フロントプレー
ト、リヤプレートおよびロータを収納する有底筒状のハ
ウジングと、ハウジングの開口端を封止するヘッドカバ
ーと、ハウジング内に画成され、潤滑油が貯留される吐
出室と、カムリング、フロントプレート、リヤプレート
およびロータによって画成される作動室と、カムリング
に形成され、作動室および吐出室を連通する吐出孔と、
ヘッドカバーおよびフロントプレートによって画成され
た吸入室と、カムリングに形成され、フロントプレート
の吸入口を介して吸入室と連通するとともに、ベーンに
よって区分される作動室の容積が最大となったときに、
該作動室との連通が遮断されるようにカム面に開口する
複数の吸入ポートと、吐出室の潤滑油を背圧通路に供給
する供給通路と、リヤプレートのロータ側に円周方向に
形成され、ロータの回転によってベーンが吐出孔の近傍
を通過して吸入ポートの近傍に至る高圧区間では背圧通
路および供給通路の連通を遮断して潤滑油を背圧通路に
閉じ込め、高圧区間以外の常圧区間では供給通路を背圧
通路に連通する一対の第1連通溝と、フロントプレート
に形成され、カム面に沿って作動室に開口し、作動室お
よび吸入室を連通するバイパスポートと、フロントプレ
ートおよびカムリングの間に介装されたリングプレート
と、リングプレートの内周に回動自在に設けられ、バイ
パスポートの開口位置を変化させるバイパス開口部を有
する可動板と、を備え、可動板を回動させることによっ
て圧縮機の吐出容量を変化させる可変容量ベーン型回転
圧縮機において、前記可動板のロータ側に形成され、第
1連通溝とともに高圧区間を形成するように円周方向に
所定の角度分断して設けられた一対の第2連通溝と、可
動板に穿設され、一対の第2連通溝のうちいずれか一方
に連通するとともに可動板の外周面に開口する減圧孔と
、フロントプレートおよびリングプレートに亘って形成
され、一端が吸入室に開口し、他端がリングプレートの
内周面に開口する吸入室連通孔と、を設け、圧縮機の吐
出容量が最小になったときに、該吸入室連通孔が可動板
の減圧孔と連通するようにしたことを特徴とする可変容
量ベーン型回転圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6519688A JPH01237380A (ja) | 1988-03-17 | 1988-03-17 | 可変容量ベーン型回転圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6519688A JPH01237380A (ja) | 1988-03-17 | 1988-03-17 | 可変容量ベーン型回転圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01237380A true JPH01237380A (ja) | 1989-09-21 |
Family
ID=13279924
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6519688A Pending JPH01237380A (ja) | 1988-03-17 | 1988-03-17 | 可変容量ベーン型回転圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01237380A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102667162A (zh) * | 2009-12-29 | 2012-09-12 | 法雷奥日本株式会社 | 叶片式压缩机的润滑油供给结构 |
| CN113188246A (zh) * | 2021-04-25 | 2021-07-30 | 珠海格力电器股份有限公司 | 压缩机运行频率的调节方法、装置以及电子设备 |
-
1988
- 1988-03-17 JP JP6519688A patent/JPH01237380A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102667162A (zh) * | 2009-12-29 | 2012-09-12 | 法雷奥日本株式会社 | 叶片式压缩机的润滑油供给结构 |
| CN113188246A (zh) * | 2021-04-25 | 2021-07-30 | 珠海格力电器股份有限公司 | 压缩机运行频率的调节方法、装置以及电子设备 |
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