JPH01240369A - 電動式パワーステアリング装置 - Google Patents

電動式パワーステアリング装置

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Publication number
JPH01240369A
JPH01240369A JP63068703A JP6870388A JPH01240369A JP H01240369 A JPH01240369 A JP H01240369A JP 63068703 A JP63068703 A JP 63068703A JP 6870388 A JP6870388 A JP 6870388A JP H01240369 A JPH01240369 A JP H01240369A
Authority
JP
Japan
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steering
input
steering torque
shaft
torque
Prior art date
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Pending
Application number
JP63068703A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Fukino
真人 吹野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01240369A publication Critical patent/JPH01240369A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電動機の回転トルクによって操舵系に操舵
補助トルクを与える電動式パワーステアリング装置に関
し、特に、操舵系に発生している操舵トルクが、ステア
リングホイール側からの入力(正入力)であるか、また
は、車輪側からの入力(逆入力)であるかを判定し、そ
の判定結果に基づいて電動機の駆動電流値を決定するよ
うにしたものである。
〔従来の技術〕
従来の電動パワーステアリング装置としては、例えば、
本出願人が先に出願した特開昭63−4761)号公報
に記載されているものがある。
この従来の技術は、操舵系に連結された電動機を、その
操舵系に発生している操舵トルクに応して駆動させるこ
とにより、操舵系に操舵補助トルクを与えて、操舵操作
を軽く行えるようにしたものである。
そして、この従来の技術では、車両が高速走行中の場合
に操舵が軽すぎると車両がふらついたり、また、操舵ト
ルクに基づいて算出された駆動電流値がモータ暗電流以
下であるときには電動機は駆動されないので、操舵補助
トルクは発生しなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の技術にあっては、例えば車両
が直進走行中の場合に、走行路面の凹凸等に車輪が乗り
上げてその車輪の進行方向が変化し、操舵系に逆入力の
操舵トルクが発生しそれが検出されても、その検出され
た操舵トルクが小さい場合や車両が高速走行中の場合に
は、上記理由により操舵補助トルクは発生しなかった。
そのため、電動機による車輪の走行方向修正が行われな
いから車両の直進安定性が損なわれるし、ステアリング
ホイールに逆入力の操舵トルクが伝達されるからそれを
操縦者が感知して操舵感覚が悪くなるという未解決の課
題があった。
この発明は、このような従来の技術における未解決の課
題に着目してなされたものであり、操舵系に発生してい
る操舵トルクが、ステアリングホイール側からの入力(
正入力)であるか、車輪側からの入力(逆入力)である
かを判定する手段を設け、その判定手段の判定結果に基
づいて電動機の駆動制御を行うことにより、車両の直進
安定性が優れ且つ操舵感覚が向上できる電動式パワース
テアリング装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この発明の電動式パワース
テアリング装置は、第1図の基本構成図に示すように、
弾性体を介して連結された入力軸及び出力軸を含む操舵
系に操舵補助トルクを発生する電動機と、前記操舵系に
発生している操舵I・ルクを検出する操舵トルク検出手
段と、前記入力軸の回転角速度を検出する入力軸回転角
速度検出手段と、前記出力軸の回転角速度を検出する出
力軸回転角速度検出手段と、前記入力軸の回転角速度及
び前記出力軸の回転角速度の絶対値の大小関係を判定す
る絶対値判定手段と、前記操舵トルク検出手段、入力軸
回転角速度検出手段、出力軸回転角速度検出手段の各検
出値及び前記絶対値判定手段の判定結果に基づいて前記
操舵系に発生している操舵トルクが正入力か逆入力かを
判定する正逆入力判定手段と、この正逆入力判定手段の
判定結果及び前記操舵トルク検出手段の検出値に基づい
て前記電動機の駆動制御を行う駆動制御手段と、を備え
た。
〔作用〕
操舵系に発生している操舵トルクが操舵トルク検出手段
で検出され、前記操舵系に含まれる入力軸と出力軸の各
回転角速度が、夫々入力軸回転角速度検出手段及び出力
軸回転角速度検出手段で検出される。また、入力軸の回
転角速度及び出力軸の回転各速度の絶対値の大小関係が
、絶対値判定手段で判定される。
そして、正逆入力判定手段において、前記各検出手段の
検出値及び絶対値判定手段の判定結果に      □
基づいて、操舵系に発生している操舵トルクがステアリ
ングホイール側からの入力(正入力)であるか、車輪側
からの入力(逆入力)であるかが判定される。
駆動制御手段は、前記正逆入力判定手段の判定結果及び
操舵トルク検出手段の検出値に基づいて電動機の駆動制
御を行うが、この場合、正逆入力判定手段で逆入力であ
ると判定された時の電動機の駆動電流値を、通常よりも
大きくするような制御を行うことが望ましい。このよう
な制御を行えば、例えば、車両が高速直進走行等を行っ
ている場合に車輪が路面の凹凸等に乗り上げて車輪の進
行方向が変化しても、車輪の進行方向の修正が素早く行
われるから、車両の直進安定性が向上し、操舵感覚が良
好になる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を図面の簡単な説明する。
第2図乃至第16図は、この発明の一実施例を示したも
のである。
まず、構成を説明すると、第2図に示す、1がステアリ
ングシャフトであり、その上端にはステアリングホイー
ル2が取付けられていると共に、その下端には、第3図
に拡大して断面して示すように、ステアリングシャフト
1の一部を構成する入力軸であるスタブシャフト1aが
スプライン結合されていて、このスタブシャフト1aの
下部がランクアンドピニオン式ステアリングギヤ3のギ
ヤボックス4内に挿入されている。
上記スタブシャフト1aは、ギヤボックス4のステアリ
ングホイール2側の開口4aを閉じるリング状をなす軸
受ホルダ5の穴を貫通しており、その穴に嵌合された軸
受6を介して当該軸受ホルダ5に回転自在に支持されて
いる。軸受ホルダ5はスナップリング7によってギヤボ
ックス4に位置決めされていると共に、スタブシャフト
1aとの間をオイルシール8によりシールしている。
また、ギヤボックス4内には、ピニオンギヤ9aを一体
に設けた出力軸であるピニオンシャフト9がスタブシャ
ツl−18の下方で同軸上に配置されていて、そのピニ
オンギヤ9aの軸方向両側に外嵌された2個の軸受10
,1)を介して、当該ピニオンシャフト9がギヤボック
ス4に回転自在に支持されている。ピニオンギヤ9aは
、ギヤボックス4内でラック軸12のラック12aと噛
合していると共に、ランク軸12の両端にはタイロッド
13.13が夫々揺動可能に連結されていて、各タイロ
ッド13.13の外側に、車輪14.14を回転自在に
支持するナックル15.15が揺動可能に連結されてい
る。
16はピニオンシャフト9に外嵌された2個の軸受10
,1)に予圧を付与するためのナンド、17はナツト1
6を着脱するためギヤボックス4に設けたネジ穴に螺合
するキャップ、18はラックリテーナ、19はアジャス
トボルトである。
また、前記スタブシャフト1aはパイプ状をなしており
、その穴には弾性体としてのトーションバー20が挿通
されていて、そのステアリングホイール2側の端部とス
タブシャフト1aとはピン21により締結されて回転方
向へ一体をなしていると共に、その反対側の端部はピニ
オンシャフト9のスタブシャフト1a側の端面に対向す
る軸方向孔9bに挿入され且つピン22により当該ピニ
オンシャフト9と締結されて回転方向へ一体をなしてい
る。さらに、ピニオンシャフト9のスタブシャフトIa
側の端部には、当該スタブシャフトla側に突出するハ
ブ9Cと半径方向外側に突出するフランジ9dとが形成
されていて、ハブ9cの穴を貫通するスタブシャフト1
aの下端部と当該ハブ9cとの間には針状コロ軸受23
を介在させている。
上記ピニオンシャフト9のハブ9Cには切欠き9eを設
ける一方、この切欠き9e内に挿入される凸部1bをス
タブシャフトlaの下端部に設け、この凸部1bと切欠
き9eとでストッパを形成して、スタブシャフト1a及
びピニオンシャフト9間の所定以上の相対回転変位(例
えば5度程度)を防止している。さらに、ハブ9cの外
側にはウオームホイール24が外嵌されていて、これを
貫通してフランジ9dに螺合するネジ25により、ウオ
ームホイール24とピニオンシャフト9とを回転方向へ
一体に構成している。そして、ウオームホイール24に
はギヤボックス4に回転自在に支持されたウオーム26
が噛合しており、このウ 。
オーム26の軸部に、電動機としてのモータ27の回転
軸が連結されている。モータ27には、後述する制御装
置30が接続されていて、この制御袋W30から出力さ
れる制御信号により当該モータ27が駆動制御される。
また、スタブシャフト1aには、フェノール樹脂等の絶
縁性の高い部材により形成された円盤状基板28が外嵌
されて、前記凸部1bと軸受6との間に配置されている
。この円盤状基板28の径方向内側には、凸部Ib側に
突出するボス28aと軸受6側に突出するボス28bと
が形成されていて、両ボス28a、28bにはメタルブ
シュ29a、29bが夫々外嵌されていると共に、軸受
6側のメタルブシュ29bはスタブシャフト1aにカシ
メにより固定して、スタブシャフト1aと円盤状基板2
8とを回転方向及び軸方向へ一体に構成している。
かかる円盤状基板28のウオームホイール24例の面に
は、第4図に示すような形状に、コンダクティブプラス
チック素子(CP素子)等からなる2個の電気抵抗部材
31.32と、両電気抵抗部材31.32を接続する抵
抗値の低いスリップリング等からなる電気良導体33.
34と、各電気抵抗部材31.32の外側に同心に配置
された電気良導体35.36とが印刷されている。電気
抵抗部材31.32は、円盤状基板28の軸心線を中心
として同心上に互いに180度隔てて設けられており、
これらはトルク検出用抵抗部材をなしていて、後述する
ようにスタブシャフト1aとピニオンシャフト9との間
に生ずる操舵トルクに対応した捩れ量を電圧値として検
出する。
さらに、円盤状基板28の軸受6側の面には、第5図に
示すような形状に、cp素子等からなる周方向の一部が
切断されたリング状をなす電気抵抗部材40と、周方向
に完全に連続したリング状をなす4個の電気良導体41
,42,43.44とが、軸心線を中心として同心をな
すように印刷されている。電気抵抗部材40は、スタブ
シャツ)1aの操舵角検出用抵抗部材であり、内側から
2番目に位置していて、その不連続部が後述する電気的
不感帯を形成している。
上記操舵角検出用抵抗部材40は、一端には最も内側に
位置する電源ライン用電気良導体41の端子41aが接
続されていると共に、他端には内側から3番目に位置す
るアースライン用電気良導体42の端子42aが接続さ
れている。そして、電源ライン用電気良導体41の端子
41aは、リベット45を介して反対面に形成された前
記接続用電気良導体34に接続されていると共に、アー
スライン用電気良導体42の端子42aは、リベット4
6を介して反対面に形成された前記接続用電気良導体3
3に接続されている。さらに、内側から4番目に位置す
る電気良導体43は、リベット47を介して反対面に形
成された前記トルク検出用電気良導体36に接続されて
いると共に、最も外側に位置する電気良導体44は、リ
ベット48を介して反対面に形成された前記トルク検出
用電気良導体35に接続されている。
また、前記メタルブシュ29a及び29bには、絶縁性
の高い樹脂製の回転部材50及びリング部材51が夫々
回転可能に外嵌されていると共に、円盤状基板28と回
転部材50及びリング部材51との間には、第6図に示
すような形状のリング状をなす波形バネ52及び53が
夫々介在されていて、波形バネ52の付勢力による回転
部材50のウオームホイール24側への軸方向移動を平
ワツシヤを介してスナップリング54により制限してい
ると共に、波形バネ53の付勢力によるリング部材51
の軸受6側への軸方向移動を平ワツシヤを介してスナッ
プリング55により制限している。
上記回転部材50は、ウオームホイール24側に突出す
る突部50aと、円盤状基板28及びすング部材51の
外側を覆うように延在する周縁部50bとを有し、突部
50aには、ウオームホイール24に設けた穴に挿入さ
れて先端が軸受6側に突出する結合ピン56が圧入され
ていて、これによりウオームホイール24と回転部材5
0とを回転方向へ一体としている。そして、回転部材5
0の周縁部50bには、ギヤボックス4の開口4aの内
周面に接触するシールリング57が取付けられており、
これによりウオームホイール24側に収容された潤滑剤
が円盤状基板28側に浸入するのを防止している。
さらに、回転部材50の2カ所には、第7図に示すよう
な二股形状をなす櫛歯状の集電部材58゜59が取付け
られており、各集電部材58.59の一方の集電片se
a、59aは前記トルク検出用電気抵抗部材31.32
に個別に接触していると共に、他方の集電片58b、5
9bは前記電気良導体35.36に個別に接触している
また、前記リング部材51には前記軸受ホルダ5に設け
た突起5aを係合しており、これにより当該リング部材
51の回転を防止している。かかるリング部材51の6
カ所ムこは、第8図に示すような形状をなす櫛歯状の集
電部材60a、60b。
61.62,63.64が取付けられている。2枚の集
電部材60a、60bは、互いに180度回転変位した
位置で前記操舵角検出用電気抵抗部材40と摺接するよ
うに配置されていると共に、車両直進時には一方の集電
部材60が電気抵抗部材40の中央部に位置するように
設定している。
その他の4枚の集電部材61,62,63.64は、4
個の前記電気良導体41,42,43.44と個別に摺
接するように配置されている。
かかる6枚の集電部材60a、60b、61゜62.6
3.64は、6本のハーネス65を介して制御装置30
及びバッテリー等の電源66に接続されており、その電
気回路構成を第9図に示す。
電源66の前後には、操舵トルク検出用電気抵抗部材3
1.32及び操舵角検出用電気抵抗部材40と夫々直列
をなすように2個の固定抵抗器67゜68を設けており
、両面定抵抗器67.68で各電気抵抗部材31.32
.40に電位差を与えることにより、電気回路が正常な
状態にある時には、操舵力に応じた出力電圧は第10図
に示すように、最大出力値T)lから最小出力値T、ま
での間で変化し、その出力電圧は、操舵トルク検出値D
Tとして制御装置30に供給される。
而して、ステアリングホイール2を回して操舵操作を行
うと、その操舵力の大きさは、トーションバー20を介
して連結されたスタブシャフト1aとビニオンシャフト
9との間の相対的な回転変化量として現れる。そのため
、スタブシャフト1aと一体に回転する円盤状基板28
とピニオンシャフト9と一体に回転する回転部材5oと
の間に生じる相対回転変化量を電気抵抗部材31又は3
2の抵抗値変化に基づく出力電圧の変化量として見るこ
とにより、運転者から舵取り機構に付与された操舵力を
検出することができる。この場合、2個の集電部材58
.59は、車両が直進状態にある時には各電気抵抗部材
31.32の中央部に位置するように設定されており、
従って、操舵力に応じて第10図に示すような特性の出
力電圧が出力される。なお、この実施例では、電気抵抗
部材と集電部材との組み合わせを2組設けたが、これは
トルク検出の安全性を考慮したものであり、少なくとも
1組あれば操舵トルクを検出することができる。
また、操舵角の大きさは、スタブシャフト1aとギヤボ
ックス4との間の絶対的な回転変化量として現れる。そ
のため、スタブシャフト1aと一体に回転する円盤状基
板28とギヤボックス4に回転不能に支持されたリング
部材51との間に生じる絶対回転変化量を操舵角用電気
抵抗部材40の抵抗値変化に基づく出力電圧の変化量と
して見ることにより、舵取り機構の操舵角を検出するこ
とができる。なお、この時に検出される操舵角は、スタ
ブシャフトla側の操舵角である。
この場合、この実施例では、互いに180度回転変位し
た2カ所で舵角の検出を行っている。すなわち、通常の
操舵角検出信号としては、車両直進時に電気抵抗部材4
0の中央部に設定された第1の集電部材60aにより検
出される信号Eを使用する。これは、約360度以内の
範囲では電気抵抗部材40の不連続点(電気的不感帯)
が存在しないので、絶対回転変化量が約360度以内の
小舵角及び中舵角時には、上記操舵角検出信号Eのみを
使用する。
これに対して、電気抵抗部材40に・は10〜20度程
度の不連続部分である電気的不感帯が存在しており、約
±180度付近では電気抵抗部材40が電気的不感帯内
に入り、操舵角検出信号Eの出力電圧が零となるため、
この場合には、これを補正するために設けた第2の集電
部材60bにより検出される信号Fを使用する。すると
、操舵角に応じた出力電圧は第1)図に示すように、最
大出力値E□から最小出力値E1までの間で変化するよ
うに設定していて、その出力電圧は操舵角検出値Dθイ
として制御装置30に供給される。
また、前記制御装置30には、例えば変速機の出力軸の
回転数を検出して、これに対応した周期パルス信号から
なる車速検出信号DVを出力する車速センサ30aが接
続されている一方、この制御装置30は、検出されたア
ナログ電圧値をデジタル値に変換するA/D変換器と、
入出力装置としてのインタフェース回路、演算処理装置
及び記憶装置を備え検出された検出値に基づいて前記モ
ータ゛27の駆動電流値を算出するマイクロコンピュー
タ(図示せず)と、このマイクロコンピュータでの算出
結果としてのデジタル値をアナログ値に変換するD/A
変換器と、この変換された出力値に応じて前記モータ2
7を駆動させる駆動回路(図示せず)等を少なくとも有
している。
次に、上記実施例の動作を、第12図乃至第16図に従
って説明する。
イグニッションスイッチがオンになると、制御装置30
に電源が投入され、操舵トルク検出値DT、操舵角検出
値Dθ、及び車速検出値DVが制御装W30を構成する
マイクロコンピュータ(図示せず)に供給される。前記
マイクロコンピュータは、常時他の処理プログラム(図
示せず)を実行しており、その最中に第12図に示す割
込処理を所定時間(例えば5m5ec)毎に実行する。
先ず、第12図のステップ■で、操舵トルク検出値DT
、操舵角検出値Dθ、及び車速検出値DVを読み込み、
次いでステップ■に移行し、前記ステップので読み込ん
だ各検出値に基づいて操舵トルクT、操舵角θ□及び車
速Vを算出して、記憶装置の所定の記憶領域に記憶する
次いで、ステップ■に移行し、前記ステップ■において
算出された操舵トルクTが「0」であるか否かを判定す
る。つまり、操舵系に操舵トルクが発生していない場合
には、操舵系に操舵補助トルクを与える必要はないから
、このステップ■における判定がrYEsJであると、
ステップ■以下の処理は実行せずに、第12図の処理プ
ログラムを終了する。
一方、ステップ■における判定が「NO」、即ち、操舵
系に操舵トルクTが発生している場合には、ステップ■
に移行し、検出された操舵トルクTが、ステアリングホ
イール側からの入力(正入力)であるか、車輪側からの
人力(逆入力)であるかを、第13図に示すサブルーチ
ン処理を実行することにより判定する。
先ず、第13図のステップ■で、入力軸(スタブシャツ
)la)の回転角である操舵角θH(。及び検出された
操舵トルクT (K)に基づいて、出力軸(ピニオンシ
ャフト9)の回転角θP (Klを算出する。なお、添
字には、K回目の処理において検出された検出値である
ことを表している。
ここで、操舵系の操舵トルクT(、) は、トーション
バー20のばね定数をに1とすれば、下記の(1)式で
求められる。
Tno  −にア×(θ)I (K)−θP (K) 
)  ・・・・・・+1)従って、出力軸の回転角θP
 (K)は、上記+1)式を変形した下記の(2)式に
基づいて算出される。
θ2.。−θ)IX)  T+。/kT   ・・・・
・・(2)次いで、ステップ@に移行して、入力軸及び
出力軸の現在の回転角θM。)、θ2.。と、前回の処
理における同回転角θ1)(K−1)+  θ、−−0
とを用い、下記の(3)、 +41式に基づいて、入力
軸及び出力軸の回転角速度1) )l +x+ +  
lj P (K)を算出する。
t□ゎ=θ8(X、−θ□(K−1)・・・・・・(3
)fl P (K) =θP +xi−θP (K−1
)−−(41次いで、ステップ0に移行し、前記ステッ
プ@で算出されな入力軸及び出力軸の回転角速度の絶対
値の大小関係を判定するため、それらの差値Sを下記の
(5)式に基づいて算出する。
5=16□。l  1ffrnnl     ・・・・
・・(5)ここで、第14図は、入力軸及び出力軸の各
回転角θ□、θ、と、操舵トルクTとの関係を時系列的
に示したグラフであり、同図(a)は正入力時、同図山
)は逆入力時を夫々表している。
そして、各回転角θイ、θ、が極値をとる時点と操舵ト
ルクTが「0」である時点とを、時間軸上にtl”t6
とし、各時点1.−16及び各時点間の区間RI−Rz
の入力軸及び出力軸の回転角速度e H(Xl l  
e P noと、操舵トルク1゛(右方向を正とする)
と、ステップ@で算出された差値Sとの極性をまとめる
と第15図の一覧表になり、この−覧表に基づき、第1
3図のステップ[相]以降の処理において、現在の操舵
トルクが正入力であるか逆入力であるかを判定する。な
お、この−覧表中の斜線は、その極性を何方か一方に限
定することができない場合を示す。
即ち、ステップ■では、操舵トルクTが正(右方向)で
あるか否かを判断し、T>Oである場合にはステップ■
に移行する。
ステップ[相]では、入力軸の回転角速度θHfX)が
0以上であるか否かを判断し、これが0以上であると判
断された場合には、ステップ[相]に移行して、出力軸
の回転角速度6P1.がOを越えているか否かを判断す
る。ここで、このステップ[相]での判断がrYEsJ
の場合は、正入力時の区間R1又は正入力時の時点t1
の何れかであるから、現在の操舵トルクは正入力である
と判定され、ステップOに移行してフラグFをrlJと
してサブルーチン処理を終了する。
一方、前記ステップ[相]での判断が「NO」の場合に
は、ステップ[相]に移行し、差値SがOを越えている
か否かを判断する。このステップ[相]での判断がrY
EsJの場合は、正入力時の区間R6又は正入力時の時
点t6の何れかであるから、現在の操舵トルクは正入力
であると判定され、ステップOに移行してフラグFを1
)」としてサブルーチン処理を終了する。
また、ステップ[相]での判断が「NO」の場合は、逆
入力時の区間R3又は逆入力時の時点t3の何れかであ
るから、現在の操舵トルクは逆入力であると判定され、
ステップ[相]に移行してフラグFを「0」としサブル
ーチン処理を終了する。
一方、前記ステップ[相]での判断がrNOJの場合に
は、ステップ[相]に移行し、出力軸の回転角速度ep
+×)が0以上であるか否かを判断する。このステップ
[相]での判断がrNOJの場合は、逆入力時の区間R
4に限定されるから、現在の操舵トルクは逆入力である
と判定され、ステップ[相]に移行してフラグFを「0
」としサブルーチン処理を終了する。
また、ステップ[相]での判断がryEs、1の場合は
、ステップ0に移行し、差値Sが0を越えているか否か
を判断し、0を越えていると判断された場合は、逆入力
時の時点t4又は逆入力時の区間R3の何れかであるか
ら、現在の操舵トルクは逆入力であると判定され、ステ
ップ[相]に移行してフラグFを「0」としてサブルー
チン処理を終了する。
また、ステップ■での判断がrNOJの場合は、正入力
時の区間R2に限定されるから、現在の操舵トルクは正
入力であると判定され、ステップ[相]に移行してフラ
グFを「1」としてサブルーチン処理を終了する。
一方、前記ステップ■で、操舵トルクTがO以下、即ち
、操舵トルクが左方向であると判断された場合には、ス
テップ[相]に移行する。
ステップ0では、入力軸の回転角速度13wtわが0以
上であるか否かを判断し、この判定がrYES」の場合
には、ステップ[相]に移行して、出力軸の回転角速度
6、。が0を越えているか否かを判断する。ここで、こ
のステップ[相]での判断が[YESJの場合は、逆入
力時の区間R5又は逆入力時の時点t、の何れかである
から、現在の操舵トルクは逆入力であると判定され、ス
テップ[相]に移行してフラグFを「0」としてサブル
ーチン処理を終了する。
一方、前記ステップ[相]での判断が「No」の場合に
は、ステップ[相]に移行し、差値SがOを越えている
か否かを判断する。このステップ[相]での判断がrY
ESJの場合は、逆入力時の時点1.又は逆入力時の区
間R2の何れかであるから、現在の操舵トルクは逆入力
であると判定され、ステップ[相]に移行してフラグF
を10」としてサブルーチン処理を終了する。
また、ステップ[相]での判断が「NO」の場合は、正
入力時の時点t、又は正入力時の区間R5の何れかであ
るから、現在の操舵トルクは正入力であると判定され、
ステップ[相]に移行してフラグFを「1」としサブル
ーチン処理を終了する。
一方、前記ステップ[相]での判断がrNOJの場合に
は、ステップ0に移行し、出力軸の回転角速度B P 
(K)が0以上であるか否かを判断する。このステップ
0での判断が「NO」の場合は、正入力時の区間R4に
限定されるから、現在の操舵トルクは正入力であると判
定され、ステップ[相]に移行してフラグFをrljと
しサブルーチン処理を終了する。
また、ステップ0での判断がrYEsJの場合は、ステ
ップ[相]に移行し、差値SがOを越えているか否かを
判断し、0を越えていると判断された場合は、正入力時
の区間R3又は正入力時の時点t3の何れかであるから
、現在の操舵トルクは正入力であると判定され、ステッ
プ[相]に移行してフラグFを「1」としてサブルーチ
ン処理を終了する。
また、ステップ[相]での判断が「NO」の場合は、逆
入力時の区間R6に限定されるから、現在の操舵トルク
は逆入力であると判定され、ステップ[相]に移行して
フラグFを「0」としてサブルーチ処理を終了する。
そして、第13図のサブルーチン処理を終了したら、第
12図のステップ■に移行し、フラグFが「IJである
か否かを判定する。このフラグFは、第13図のサブル
ーチン処理において、操舵トルクが正入力であれば「1
」、逆入力であれば「0」に設定されるものであるから
、第12図の処理過程では、このフラグFによって正逆
入力が判断できる。
このステップ■でrYEsJと判断された場合には、ス
テップ■に移行し、第16図(alに示すような対応特
性の関数テーブルfを参照し、前記ステップ■で求めら
れた操舵トルクT及び車速Vに応じたモータ27の駆動
電流値Iを算出し、ステップ■に移行する。
一方、ステップ■で「NO」、即ち、逆入力であると判
断された場合には、ステップ■に移行し、第16図(b
)に示すような対応特性の関数テーブルgを参照し、前
記ステップ■で求められた操舵トルクTのみに応じたモ
ータ27の駆動電流値Iを算出し、ステップ■に移行す
る。
そして、ステップ■では、例えば操舵トルクTの極性に
基づいて右切りか否かを判定し、右切りであると判定さ
れた場合には、ステップ■に移行して、前記ステップ■
又はステップ■で算出された駆動電流値Iを、モータ2
7を右方向に回転するように図示しない駆動回路に出力
して、操舵系に右回転方向の操舵補助トルクを発生させ
る。
また、ステップ■で左切りであると判定された場合には
、ステップ[相]に移行して、前記ステップ■又はステ
ップ■で算出された駆動電流値■を、モータ27を左大
向に回転するように図示しない駆動回路に出力して、操
舵系に左回転方向の操舵補助トルクを発生させる。
すると、操舵トルクが正入力であれば、操舵操作を行う
方向に操舵補助トルクが発生して操舵操作が軽くなるが
、この場合、第16図(alに示すように、車速か上昇
するに従って駆動電流値Iを小さくするような特性であ
るから、高速走行中に操舵が軽くなり過ぎて車両がふら
つくようなことは防止されるし、低速走行中や据切り時
には大きな駆動電流値Iが算出されるから、軽く操舵操
作を行うことができる。
また、例えば車両が直進走行中の場合に、走行路面の凹
凸等に車輪が乗り上げてその車輪の進行方向が変化し、
操舵系に逆入力の操舵トルクが発生しそれが検出された
ときには、第16図Tb)のような特性で駆動電流値I
が算出されるから、その検出された操舵トルクが小さい
場合や車両が高速走行中の場合であっても、比較的大き
な駆動電流値■が算出される。その結果、モータ暗電流
の影響がほとんどなくなり、モータ27による車輪の走
行方向修正が素早く行われるから、車両の直進安定性が
向上するし、それに伴いステアリングホイールに逆入力
の操舵トルクが伝達されないから、良好な操舵感覚が得
られる。
なお、前記電気抵抗部材31.32と、電気良導体31
,32,35.36と、集電部材58゜59.63.6
4とによって操舵トルク検出手段が構成され、電気抵抗
部材40と、集電部材60a、5Qbと、ステップ@に
おける前記(3)式によって入力軸回転角速度検出手段
が構成され、ステップ■における前記(2)式及びステ
ップ@における前記(4)式によって出力軸回転角速度
検出手段が構成され、ステップ0における前記(5)式
が絶対値判定手段が構成され、ステップ[相]乃至ステ
ップ[相]の処理によって正逆入力判定手段が構成され
、図示しない駆動回路及びステップ■乃至ステップ[相
]の処理によって駆動制御手段が構成される。
なお、上記実施例においては、入力軸(スタブシャツ)
la)の回転角θ□を検出する手段と、入力軸と出力軸
(ピニオンシャフト9)との相対的な捩じれ量を検出す
る手段(操舵トルク検出手段)とを設け、出力軸の回転
角θ2をこれら検出値に基づいて算出するような構成と
した場合について説明したが、入力軸の回転角θ□、出
力軸の回転角θ、及び操舵トルクTは、上記(1)式の
ような関係にあるため、何れか二つ値を検出すれば他の
値は算出することができるから、本実施例のような検出
装置の組み合わせに限定されることはなく、出力軸の回
転角検出装置及び操舵トルク検出装置を設け、入力軸の
回転角θ8を算出するような構成としてもよいし、また
は、入力軸及び出力軸の回転角検出装置を設け、操舵ト
ルクTを算出するような構成としてもよい。
また、上記実施例では、操舵トルクが逆入力であると判
定された場合の駆動電流値Iを、操舵トルクのみから算
出しているが、これに限定されるものではなく、例えば
、車速Vに応じてそのゲインを変化させるような特性と
してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の電動式パワーステアリン
グ装置によれば、操舵系に発生している操舵トルクが、
正入力であるか逆入力であるかを判定する手段を設け、
正入力である場合と逆入力である場合とで電動機の駆動
特性を変更するような構成としたため、高速走行中に操
舵が軽くなり過ぎて安全性が損なわれるようなことは防
止される一方、例えば走行路面の凹凸等に車輪が乗り上
げてその車輪の進行方向が不意に変化した場合でも、検
出された操舵トルクの大きさや車速の高低に関係なく駆
動電流値を比較的大きくすることができるから、電動機
による車輪の走行方向修正が素早く行われて車両の直進
安定性が向上され、それに伴いステアリングホイールに
逆入力の操舵トルクが伝達されないので、良好な操舵感
覚が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の基本構成を示すブロック図、第2図
はこの発明の一実施例の全体構成を示す概略構成図、第
3図は第2図のm−m線断面図、第4図は円盤状基板の
一面を示す図、第5図は円盤状基板の他面を示す図、第
6図は波形バネを示す斜視図、第7図及び第8図は集電
部材を夫々示す斜視図、第9図は電気回路図、第10図
は操舵トルクと出力電圧との関係を示したグラフ、第1
)図は操舵角と出力電圧との関係を示したグラフ、第1
2図はマイクロコンピュータ内部での処理手順を示した
フローチャート、第13図は第12図のサブルーチン処
理を示したフローチャート、第14図は入力軸及び出力
軸の回転角と操舵トルクとの関係を時系列で示したグラ
フであり、同図ia)は正入力時、同図(blは逆入力
時である。第15図は入力軸及び出力軸の回転角速度と
操舵トルクと差値との極性を示した一覧表、第16図は
駆動電流値の特性図であり、同図(alは正入力時、同
図(ト))は逆入力時である。 1a・・・スタブシャフト(入力軸)、9・・・ピニオ
ンシャフト(出力軸)、20・・・トーションバー、2
7・・・モータ(電動機)、28・・・円盤状部材、3
0・・・制御装置、40・・・電気抵抗部材、50・・
・回転部材、60a、60b・・・集電部材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)弾性体を介して連結された入力軸及び出力軸を含
    む操舵系に操舵補助トルクを発生する電動機と、前記操
    舵系に発生している操舵トルクを検出する操舵トルク検
    出手段と、前記入力軸の回転角速度を検出する入力軸回
    転角速度検出手段と、前記出力軸の回転角速度を検出す
    る出力軸回転角速度検出手段と、前記入力軸の回転角速
    度及び前記出力軸の回転角速度の絶対値の大小関係を判
    定する絶対値判定手段と、前記操舵トルク検出手段、入
    力軸回転角速度検出手段、出力軸回転角速度検出手段の
    各検出値及び前記絶対値判定手段の判定結果に基づいて
    前記操舵系に発生している操舵トルクが正入力か逆入力
    かを判定する正逆入力判定手段と、この正逆入力判定手
    段の判定結果及び前記操舵トルク検出手段の検出値に基
    づいて前記電動機の駆動制御を行う駆動制御手段と、を
    備えたことを特徴とする電動式パワーステアリング装置
  2. (2)駆動制御手段は、正逆入力判定手段の判定結果が
    正入力である場合よりも逆入力である場合の方が、電動
    機の出力トルクを大きくするように電動機の駆動電流値
    を制御する請求項(1)記載の電動式パワーステアリン
    グ装置。
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