JPH0124430B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0124430B2 JPH0124430B2 JP57036456A JP3645682A JPH0124430B2 JP H0124430 B2 JPH0124430 B2 JP H0124430B2 JP 57036456 A JP57036456 A JP 57036456A JP 3645682 A JP3645682 A JP 3645682A JP H0124430 B2 JPH0124430 B2 JP H0124430B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- adhesive sheet
- film
- winding
- drum
- onto
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Laminated Bodies (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
Description
本発明は多層粘着シートの製造法に関するもの
で、大口径ドラム巻取り法により平板状の多層粘
着シートを製造する方法を提供するにある。 従来多層粘着シートの用途としては、例えば病
院の手術室や、特に塵埃の入り込むことを忌む試
験室などの入口に、入室者の靴底や台車のタイヤ
等に付着した塵埃細菌などを取り除くための防塵
シートがある。これは表面が汚れてくると順次剥
離して使用できるように多数枚の粘着シートが積
層されているもので、通常生産性がよいことか
ら、合成樹脂基材フイルムに粘着剤を塗布して大
口径ドラムに所要の厚さに巻取り、該ドラム上の
積層物をその軸方向に切断して板状に展開して製
造される。 しかしながらこの方法においては生産性がよい
一方、多層に巻きつけられたものを開いて板状と
するため次のような欠点がある。 すなわち第1図乃第2図に示すように実際には
内側(ドラム面に近い側)aと外側(反対の面)
bとは第3図に示すように円周の長さがπ(R+
2d)−πR=2πdだけ異なるため(第3図参照)、第
1図のように外側bに位置するシートがふくれあ
がり、いわゆるギヤツピング現象が生じ、また内
部には空洞c′が発生する。更には第2図のように
巻きぐせによつて内側aにわん曲してカールを生
じ正しい平面をなす板状体が得られない。その矯
正のためには長時間加熱、加圧処理を施してエー
ジングを行わねばならないばかりでなく、使用中
再度発生する惧れがある。 本発明はこのような従来の欠点を改良し能率よ
く平板状の多層粘着シートを得ることができるよ
うにしたものである。 すなわち本発明者らは種々研究の結果、粘着剤
を塗布した合成樹脂基材フイルムを大口径ドラム
に巻き取るに先立つて、巻取りドラムの手前で該
フイルムを40〜60℃に加熱して巻き取ることによ
り、巻き取り後これを切開して平板状とした時、
前記のようなギヤツピング現象が生じないことを
認め本発明に到達した。その理由は明確ではない
が、巻き径が大きくなるに従い張力が増加し、こ
の張力と温度でフイルムが延伸され、従つて積層
が増すにつれ(外側になる程)収縮応力が増加
し、これが切断時に作用して収縮を起し内側と外
側の長さが等しくなりギヤツピングが起らないこ
とになるものと推定される。 更にこのようにして得られた平板状多層粘着シ
ートに対し、ロール表面の温度が60〜90℃の多段
ロールを通過させこの温度において波うち状の蛇
行運動を与える処理を施すことにより巻きぐせが
解消され、カールの発生がより一層防止できる事
実を確認した。この処理によつて、巻取時の張力
ムラ(歪)が緩和され前段の巻取直前の加熱処理
と相俟つてカール発生防止効果を助長するものと
推察される。 本発明において巻取り時の温度が40℃以下では
ギヤツピングが生じ、かつ多段ロールの温度が60
℃以下ではカール防止効果が充分発揮されず、ま
た巻き取り温度が60℃を超え、多段ロール温度が
90℃を超えた場合は巻取り時シートが伸びたり、
シワを生じたりし、また多層粘着シートにズレ、
ソリ等の変形が生じるなどの不都合が生じ、本発
明の目的を充分に達成し難い。 以下具体的に実施例を例示して本発明の実施態
様ならびに作用効果を更に明らかにする。 実施例 1 第4図に示すように巻出機1、ニツプロール
2、タツチロール3、大口径ドラム4、ヒーター
5を配置した装置により、下記の条件で多層粘着
シートを製造した。6は粘着フイルム、7は巻取
られた多層粘着シートである。 55μのポリエチレンシートに5μのアクリル系粘
着層を有する粘着フイルムを5rpmで回転してい
るR=320mmの大口径ドラムに30層巻取つた。こ
れを切断して展開し多層粘着シートを得、2日間
放置後の結果は表1のとおりであつた。
で、大口径ドラム巻取り法により平板状の多層粘
着シートを製造する方法を提供するにある。 従来多層粘着シートの用途としては、例えば病
院の手術室や、特に塵埃の入り込むことを忌む試
験室などの入口に、入室者の靴底や台車のタイヤ
等に付着した塵埃細菌などを取り除くための防塵
シートがある。これは表面が汚れてくると順次剥
離して使用できるように多数枚の粘着シートが積
層されているもので、通常生産性がよいことか
ら、合成樹脂基材フイルムに粘着剤を塗布して大
口径ドラムに所要の厚さに巻取り、該ドラム上の
積層物をその軸方向に切断して板状に展開して製
造される。 しかしながらこの方法においては生産性がよい
一方、多層に巻きつけられたものを開いて板状と
するため次のような欠点がある。 すなわち第1図乃第2図に示すように実際には
内側(ドラム面に近い側)aと外側(反対の面)
bとは第3図に示すように円周の長さがπ(R+
2d)−πR=2πdだけ異なるため(第3図参照)、第
1図のように外側bに位置するシートがふくれあ
がり、いわゆるギヤツピング現象が生じ、また内
部には空洞c′が発生する。更には第2図のように
巻きぐせによつて内側aにわん曲してカールを生
じ正しい平面をなす板状体が得られない。その矯
正のためには長時間加熱、加圧処理を施してエー
ジングを行わねばならないばかりでなく、使用中
再度発生する惧れがある。 本発明はこのような従来の欠点を改良し能率よ
く平板状の多層粘着シートを得ることができるよ
うにしたものである。 すなわち本発明者らは種々研究の結果、粘着剤
を塗布した合成樹脂基材フイルムを大口径ドラム
に巻き取るに先立つて、巻取りドラムの手前で該
フイルムを40〜60℃に加熱して巻き取ることによ
り、巻き取り後これを切開して平板状とした時、
前記のようなギヤツピング現象が生じないことを
認め本発明に到達した。その理由は明確ではない
が、巻き径が大きくなるに従い張力が増加し、こ
の張力と温度でフイルムが延伸され、従つて積層
が増すにつれ(外側になる程)収縮応力が増加
し、これが切断時に作用して収縮を起し内側と外
側の長さが等しくなりギヤツピングが起らないこ
とになるものと推定される。 更にこのようにして得られた平板状多層粘着シ
ートに対し、ロール表面の温度が60〜90℃の多段
ロールを通過させこの温度において波うち状の蛇
行運動を与える処理を施すことにより巻きぐせが
解消され、カールの発生がより一層防止できる事
実を確認した。この処理によつて、巻取時の張力
ムラ(歪)が緩和され前段の巻取直前の加熱処理
と相俟つてカール発生防止効果を助長するものと
推察される。 本発明において巻取り時の温度が40℃以下では
ギヤツピングが生じ、かつ多段ロールの温度が60
℃以下ではカール防止効果が充分発揮されず、ま
た巻き取り温度が60℃を超え、多段ロール温度が
90℃を超えた場合は巻取り時シートが伸びたり、
シワを生じたりし、また多層粘着シートにズレ、
ソリ等の変形が生じるなどの不都合が生じ、本発
明の目的を充分に達成し難い。 以下具体的に実施例を例示して本発明の実施態
様ならびに作用効果を更に明らかにする。 実施例 1 第4図に示すように巻出機1、ニツプロール
2、タツチロール3、大口径ドラム4、ヒーター
5を配置した装置により、下記の条件で多層粘着
シートを製造した。6は粘着フイルム、7は巻取
られた多層粘着シートである。 55μのポリエチレンシートに5μのアクリル系粘
着層を有する粘着フイルムを5rpmで回転してい
るR=320mmの大口径ドラムに30層巻取つた。こ
れを切断して展開し多層粘着シートを得、2日間
放置後の結果は表1のとおりであつた。
【表】
実施例 2
大口径ドラム4のRを500mmとしタツチロール
3のRを100mmとし、第5図に示す装置とした外
は実施例1と同様に実施し、表1と同様の結果を
得た。 実施例 3 第5図と同様の装置を使用し、表面に5μの粘
着剤を塗布した厚さ60μのポリエチレンシート6
(幅500mm)をヒーター5により種々の温度に加熱
して直径320mmの大口径ドラムに5m/minの速度
で巻取つた。切断して得られた多層粘着シート7
を、第6図に示すように80mmφのロール8を間隔
2.2mmに配置した複数個のロール間を速度3m/
minで蛇行通過せしめる処理を施した。 この時の条件及びこのロール処理前後のカール
量及び外観の状態を表2に示す。 なお表中a値は、多段ロール処理前のX1+
X2/2、b値は同じく処理後のX1+X2/2(第
2図参照)である。 表2から、本発明における条件の範囲内である
試験No.5、6、7、10、11、13、14、15、がカー
ル量が10mm以下と少なく、すぐれた効果を奏すこ
とがわかる。
3のRを100mmとし、第5図に示す装置とした外
は実施例1と同様に実施し、表1と同様の結果を
得た。 実施例 3 第5図と同様の装置を使用し、表面に5μの粘
着剤を塗布した厚さ60μのポリエチレンシート6
(幅500mm)をヒーター5により種々の温度に加熱
して直径320mmの大口径ドラムに5m/minの速度
で巻取つた。切断して得られた多層粘着シート7
を、第6図に示すように80mmφのロール8を間隔
2.2mmに配置した複数個のロール間を速度3m/
minで蛇行通過せしめる処理を施した。 この時の条件及びこのロール処理前後のカール
量及び外観の状態を表2に示す。 なお表中a値は、多段ロール処理前のX1+
X2/2、b値は同じく処理後のX1+X2/2(第
2図参照)である。 表2から、本発明における条件の範囲内である
試験No.5、6、7、10、11、13、14、15、がカー
ル量が10mm以下と少なく、すぐれた効果を奏すこ
とがわかる。
第1図はギヤツピングの状態を示す多層粘着シ
ートの拡大断面図、第2図は同じくカールの状態
を示す拡大断面図、第3図はフイルムを巻き取つ
た大口径ドラムの側面図、第4図及第5図はフイ
ルムを巻取る態様を例示する側面図、第6図は多
層粘着シートを多段ロールで処理する態様を示す
側面図である。 1……粘着フイルム巻出機、2……ニツプロー
ル、3……タツチロール、4……大口径ドラム、
5……ヒーター、6……粘着フイルム、7……多
層粘着シート、8……多段ロール。
ートの拡大断面図、第2図は同じくカールの状態
を示す拡大断面図、第3図はフイルムを巻き取つ
た大口径ドラムの側面図、第4図及第5図はフイ
ルムを巻取る態様を例示する側面図、第6図は多
層粘着シートを多段ロールで処理する態様を示す
側面図である。 1……粘着フイルム巻出機、2……ニツプロー
ル、3……タツチロール、4……大口径ドラム、
5……ヒーター、6……粘着フイルム、7……多
層粘着シート、8……多段ロール。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 合成樹脂基材フイルムに粘着剤を塗布して大
口径ドラムに巻取り、該ドラム上のフイルムをそ
の軸方向に切断して平板状の多層粘着シートを製
造するにあたり、大口径ドラムに巻取る手前で該
フイルムを40〜60℃に加熱することを特徴とする
多層粘着シートの製造法。 2 合成樹脂基材フイルムに粘着剤を塗布して大
口径ドラムに巻取り、該ドラム上のフイルムをそ
の軸方向に切断して平板状の多層粘着シートを製
造するにあたり、大口径ドラムに巻取る手前で該
フイルムを40〜60℃に加熱し、所定厚さに巻取り
後切断した平板状多層粘着シートを、表面温度が
60〜90℃の多段ロール間を蛇行通過させることを
特徴とする多層粘着シートの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57036456A JPS58154776A (ja) | 1982-03-10 | 1982-03-10 | 多層粘着シ−トの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57036456A JPS58154776A (ja) | 1982-03-10 | 1982-03-10 | 多層粘着シ−トの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58154776A JPS58154776A (ja) | 1983-09-14 |
| JPH0124430B2 true JPH0124430B2 (ja) | 1989-05-11 |
Family
ID=12470315
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57036456A Granted JPS58154776A (ja) | 1982-03-10 | 1982-03-10 | 多層粘着シ−トの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58154776A (ja) |
-
1982
- 1982-03-10 JP JP57036456A patent/JPS58154776A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58154776A (ja) | 1983-09-14 |
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