JPH0124602B2 - - Google Patents

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JPH0124602B2
JPH0124602B2 JP53019250A JP1925078A JPH0124602B2 JP H0124602 B2 JPH0124602 B2 JP H0124602B2 JP 53019250 A JP53019250 A JP 53019250A JP 1925078 A JP1925078 A JP 1925078A JP H0124602 B2 JPH0124602 B2 JP H0124602B2
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JP
Japan
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log
veneer
cutting
drive
pressure bar
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JP53019250A
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English (en)
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JPS54142694A (en
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Yutaka Yamada
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Uroko Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Uroko Seisakusho Co Ltd
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Publication date
Application filed by Uroko Seisakusho Co Ltd filed Critical Uroko Seisakusho Co Ltd
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Publication of JPS54142694A publication Critical patent/JPS54142694A/ja
Publication of JPH0124602B2 publication Critical patent/JPH0124602B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、ベニヤレースによるベニヤ単板の切
削方法に関する。
(従来の技術) 最近の合板製造工場においては、原木事情の悪
化から、あるいは合板製造コストの低減を図るた
め、低品質の原木丸太が使用されるようになつて
きている。一方、原材料の歩留り向上並びに作業
能率増進を図るため、ベニヤレースを用い、低品
質の原木丸太を、高速度でしかも細径となるまで
良品質のベニヤ単板を切削製出せしめることの要
請も強くなつてきている。
しかしながら、左右スピンドルにより原木丸太
を挟持した状態で該スピンドルを回転させること
により丸太を回転させる、いわゆるセンタードラ
イブ機構のみによつて切削丸太を回転させる形式
のベニヤレースは、このような要請を十分満たす
ものではない。
そのため、近頃では、このような点に対処し
て、外周に多数の刃部を有した駆動ローラを、装
着状態の原木丸太に圧接させて原木外周からも回
転駆動力を供給するようにしたベニヤレースの研
究開発に重点が置かれている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような外周駆動形式のベニ
ヤレースでは、原木外周に駆動ローラによる引掻
傷や割れが発生し易く、該部がプレツシヤーバー
にしごかれてその上部に木屑がたまり、これがと
きおりプレツシヤーバーを通過して、その際、ベ
ニヤ単板表面に損傷を与えたり、プレツシヤーバ
ーの加圧力を不均等にさせてベニヤ単板の品質を
低下させるという問題がある。
また、原木丸太は切削前は外形が真円筒状をな
していないため、このような駆動ローラでは、切
削開始当初は原木丸太へ均一に圧接させることが
できず、このため駆動力が原木に不均一に伝達さ
れ、得られるベニヤ単板の厚さを不均等にした
り、駆動ローラの一部に全駆動力が集中する結
果、ベニヤ単板の表面に損傷を与えて木屑を発生
させたり、さらには、外周の刃部の損耗を促進さ
せるという難点もある。
本発明はかかる従来の問題を解消すべくなされ
たもので、上記問題のないベニヤ単板の切削方法
を提供することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明のベニヤ単板の切削方法は、切削刃物の
刃先近くの原木丸太外周を突刺可能な位置に、該
切削刃物の刃先線とほぼ平行に配置された、外周
に多数の鋭利な突刺体を有する円盤状駆動部材を
駆動軸上に適当間隔をおいて多数配置したサイド
ドライブ機構と、該サイドドライブ機構の前記円
盤状駆動部材の間のそれぞれの空〓に配置された
プレツシヤー部材と、原木丸太の回転位置におい
て原木丸太の両端面を挟持し、これを回転駆動す
る左右スピンドルを有するベニヤレースによつて
ベニヤ単板を切削する方法において、前記サイド
ドライブ機構を原木丸太表面に対して水平方向乃
至略水平方向に進退させる機構を設け、前記サイ
ドドライブ機構の進退は一体として行うと共に後
退時にはスピンドルからの駆動によるセンタード
ライブ方法のみにより原木丸太を回転駆動させる
ことを特徴としている。
すなわち、本発明は、切削個所が特定構造で
あるベニヤレースについて、その能力が発揮さ
れ欠点が相殺されるような特定操作条件下で使用
可能にし、また別に、サイドドライブ機構自身
についても改良を施している点を特徴とするもの
であつて、これは、サイドドライブ機構とプレツ
シヤー部材との関係をベニヤレースのある位置内
において特定なものとし、該ベニヤレースの操作
条件を改善するような特定諸機構を併設し、か
つ、サイドドライブ機構自身の改良はその機構先
端部の可変化に着目せずしてむしろ中心部たる回
転軸の水平方向乃至略水平方向に変位により遂行
することによつて達成される。
(実施例) 以下、図面に示す実施例につきその詳細を説明
する。
第1図は本発明の一実施例を示す側面図であ
り、この図において、ベニヤレースに装着された
被削原木丸太1は、該原木丸太1の軸線方向に、
進退可能に装置された、公知の左右スピンドルに
より、その左右端面を、各々、その軸心を合わせ
て挟持され、たとえば、直流無段変速電動機など
により、被削原木丸太の軸心を基軸として、いわ
ゆるセンタードライブ方法により矢示方向に回転
駆動可能とされている。
原木丸太1を切削するための切削刃物2は、鉋
台3の所定位置に、たとえば、油、空圧などの流
体シリンダー(図示省略)などにより、固着緊締
されている。プレツシヤーバーボデー4は、通
常、鉋台3の上部に位置し、鉋台3、プレツシヤ
ーバーボデー4と共に、その左右側端面を一体に
挟持されて、たとえば、送りねじ(図示省略)な
どにより、切削所要単板厚に基づき、原木丸太1
の1回転につき所定単板厚だけ、原木丸太1に向
つて前進するように構成されている。
プレツシヤーバーボデー4の原木丸太1と対向
する原木側傾斜面に設置されたプレツシヤーバー
5aは、第4a図に示されるごとく、原木丸太1
の全長に亘つて、適宜複数個に分割列設される
か、もしくは第6図に示されるように、リジツド
型のプレツシヤーバー5′に適数個所の切り欠き
6aを設けることにより、前記プレツシヤーバー
5aまたは5′の相互間、もしくは図示を省略し
た単一のプレツシヤーバーの適数個所の切り欠き
部に後述の駆動部材7が、原木丸太1に向つて出
没可能な狭〓Lが形成されている。
そして、これら適数個のプレツシヤーバー5a
は、たとえば、油、空圧などの流体シリンダー5
b、その他の慣用手段により、その下側先端部
が、通常、被削原木丸太1の外周面における水平
中心線位置に向けて圧接可能に装置される。
さらに、第2図に示されるごとく、適数個のプ
レツシヤーバー5aの各々には、必要に応じて、
後述の昇降プレツシヤーバー6aの位置決めスト
ツパーボルト6cと当接して、前記昇降プレツシ
ヤーバー6aを設定する位置決め用段部5cが、
たとえば前記昇降プレツシヤーバー6aとの間の
接触摺動傾斜面と略直角方向に設けられている。
6aは、第1図から第4a図に示されるごとく、
前記プレツシヤーバー5aの狭〓L部分を、被削
原木丸太1側から見て遮蔽、開口自在に設置され
た昇降プレツシヤーバーであり、このプレツシヤ
ーバー6aは該狭〓Lより若干幅広に形成され、
前記プレツシヤーバー5aの原木丸太側に面する
外表面の傾斜面に沿つて、たとえば、油、空圧な
どの流体シリンダー6b、もしくはその他の慣用
手段により、前記傾斜面を摺動昇降して、下降時
においては、たとえば、原木丸太1の水平線位置
に向けて、設定可能に装置されている。この昇降
プレツシヤーバー6aは、通常プレツシヤーバー
5aの狭〓部の数だけ、原木丸太1の全長に亘つ
て配置されるが必要に応じてその一部または全部
を省略することもできる。6cは、第2図および
第4a図に示されるごとく、たとえば、昇降プレ
ツシヤーバー6aの上側部分において、左右に僅
か跳ね出した顎部分に取り付けられた、昇降プレ
ツシヤーバー6aの高さ方向の位置決め用ストツ
パーボルトであり、本実施例においては、昇降プ
レツシヤーバー6aの1個に対し、その上顎部左
右に各1本宛略垂直方向に挿入螺合されている。
ストツパーボルト6cの下側先端部は、前記プレ
ツシヤーバー5aの切り欠き面5cの底面に当接
し、昇降プレツシヤーバー6aの下側先端部の、
たとえば、原木丸太1の外周面の水平線位置に対
する関係高さを調節して、位置決めするものであ
る。
なお、前記プレツシヤーバー5aおよび昇降プ
レツシヤーバー6aの各々について、その略垂直
方向のいわゆる高さ関係の位置決めは、たとえ
ば、プレツシヤーバー5aにおいては、第4b図
に示すごとく、たとえば、流体シリンダー5bの
ピストンロツド部等におけるロツクナツト、もし
くは5bを高さ調節ブロツク部とした場合の高さ
調節ネジ軸部に挿入されたロツクナツト等の調整
等により、また、6aの昇降プレツシヤーバーに
おいては、第2図に示す、ストツパーボルト6c
および段部5cの底面等によつて、それぞれ設定
される。ただ、実際に本装置を用いてベニヤ単板
切削を行う場合には、被削原木丸太1方向からの
加圧力の影響等を受けて、プレツシヤーバー5a
および昇降プレツシヤーバー6aの原木外周との
接触部(プレツシヤーバーの下側先端部)が第4
b図の右方向へ後退変位し、プレツシヤーバーの
幅方向(原木の軸線と平行な方向)の該プレツシ
ヤーバー先端部全体が後退して原木への加圧力が
低減したり、または、幅方向に部分的に後退して
前記原木への加圧力が不均等になり、すなわち正
しい刃口のセツトが崩れてしまい、その結果、厚
みむらの多い不良単板が削成される。したがつ
て、これらの弊害を除くため、原木からの略水平
方向の荷重に拮抗するために、前記5a,6aの
各プレツシヤーバーの両方、もしくは何れか一方
に、水平方向または略水平方向からのストツパー
装置が必要とされる。すなわち、たとえば第4b
図に示されるごとく、プレツシヤーバーボデー4
の下側傾斜面を利用して、その先端部に前記プレ
ツシヤーバー5a,6aの各々の下部先端部をそ
れぞれ当接させて被削原木丸太1側からの各プレ
ツシヤーバー5a,6aに対する加圧力を受け止
めるストツパーボルトSが設置される。7はその
外周面に、たとえば鋭利な鋸歯状、もしくは突刺
状に構成された公知のデイスク状の駆動部材であ
り、第4a図に示すごとく、たとえば薄鋼板製、
もしくは硬質の合成樹脂等の比較的薄い剛性体
に、たとえば耐摩耗性付与の特殊加工等を施した
もので作られている。これらの駆動部材7は、そ
れぞれ前記プレツシヤーバー5aの相互間の狭〓
L、もしくは切り欠き部から通常1枚毎、その外
周部が原木丸太1の全長に亘つて、一斉に覗き出
るように、駆動軸8aに適数個一体に軸装され、
後述する原木丸太が所定の外径となつたとき発せ
られる信号に応じて、または常時、たとえば電動
機(図示省略)等により、原木丸太1の外周面回
転方向と、反対の外周面回転方向に、矢示のごと
く、たとえば一定回転で駆動されて原木丸太のサ
イドドライブを行うのである。
8bは、前記適数個配置された駆動部材7の駆
動軸8aの、たとえば左右軸端部を支承する軸受
けブラケツトである。9は、前記軸受けブラケツ
ト8bの左右の各々に、たとえば一体に取り付け
られた雌ねじであり、10は、前記雌ねじ9にそ
の一端を螺合されているねじ軸であつて、そのね
じ軸10の前記螺合せぬ他の一端は、たとえば第
1図に示すように、ウオームホイール11および
ウオーム12を介して、電動機等により駆動さ
れ、前記駆動部材7を、必要に応じて原木丸太1
に向け前進させて加圧接せしめたり、逆に原木丸
太1に圧接回動している前記駆動部材7を、原木
丸太1より離間させる等、被削原木丸太1に対し
て、前進、後退させる作用をする。
また、前記駆動部材7の加圧位置決めを流体シ
リンダーのみにより行う場合は、切削される原木
が部分的に、または全体的に硬軟があり、所定の
圧力で押圧するのみでは軟材部に対しては該駆動
部材7が食い込み過ぎ、硬材部には反発される等
の不具合が生じ、適切な加圧位置設定ができな
い。したがつて、たとえば流体圧シリンダーの作
動により設定位置付近まで急速前後進させた後、
流体シリンダーをロツクして緩衡作用を無くし、
第1図に示される実施例のごとく、螺子軸等によ
り所定位置を規制するのである。なお、この場
合、本実施例においては、前記被削原木丸太1へ
の前後進運動は、略水平方向の動きとして説明し
たが、原木の樹種、硬軟径級等に応じて切削角を
調整して単板切削を行うのがベニヤレースの常道
であり、鉋台上に載置されて一体となつて切削角
調整の影響を享受する前記駆動部材もその前後移
動方向の角度が変化することになる。
また、実際のベニヤ単板切削に際しては、所定
切削単板厚に対する垂直方向の加減も要するもの
である。
この垂直方向の調節は、たとえば、特公昭46−
39758号に記載された本出願人の出願に係る発明
等の技術を併用することにより達成される。
次に、他の実施例として第1図から第4b図に
示されたプレツシヤーバー5aに代えて、従来ベ
ニヤレースに採用されている、リジツド型のプレ
ツシヤーバー5′を装填した場合を第5図および
第6図に示す。同図において、4′はリジツド型
プレツシヤーバー5′を上側から固定する目的の
プレツシヤーバー台であり、4″は前記プレツシ
ヤーバー台4′を、プレツシヤーバーボデー4に
取付ける取付孔であつて、適宜、ボルト等により
プレツシヤーバーボデー4の所定位置に緊締する
と共に、リジツド型プレツシヤーバー5′を、所
定個所に収納設置して、その跳ね上がり等を未然
に防ぐよう構成されている。
以上説明の装置において、その実施例の態様を
さらに詳述すれば、まず最初に、ベニヤレースに
おける公知の左右スピンドルにより、被削原木丸
太1を、前記スピンドルの軸心に合せて、各々、
その左右端面を緊締把持し、次いで、たとえば直
流無段変速電動機により、伝導元軸、チエンホイ
ール等を介してスピンドルを第1図の矢示方向に
駆動回転させる。この場合、通常、第1図に図示
のプレツシヤーバーボデー4に装着されている駆
動部材7は、たとえば電動機等(図示省略)によ
り、ウオーム12、ウオームホイール11を介し
て、ねじ軸10を、駆動部材7が被削原木丸太1
から離間する方向に回転駆動せしめ、前記原木丸
太1より、前記駆動部材7を適量、後退、離間さ
せておく。続いて、プレツシヤーバーボデー4の
所定位置に設置されているプレツシヤーバー5a
は、たとえば流体シリンダー5bの下向き作動に
より、その下側先端部を、前記被削原木丸太1の
水平中心線(第2図に図示のA−A中心線)付近
の所定位置に、下降設定する。また、昇降プレツ
シヤーバー6aは流体シリンダー6b等により、
原木丸太1の水平中心線付近の所定位置に向けて
下降させ、ストツパーボルト6cとプレツシヤー
バー5aの位置決め用段部5cの底面と当接させ
て、前記昇降プレツシヤーバー6aの下側先端部
を所定の高さ位置に固定させる。
なお、前記プレツシヤーバー5aおよび昇降プ
レツシヤーバー6aの原木丸太1の水平中心線に
対する高さ位置決定は、一度調整すれば前記各プ
レツシヤーバー5a,6aの下部先端縁の破損、
摩耗等の生じない限り、その都度調整する必要は
ない。
以上の状態で、プレツシヤーバーボデー4、鉋
台3を、原木丸太1へ向けて送りねじ(図示省
略)により前進せしめ、原木丸太1の矢示方向へ
の回転と、前記鉋台3およびプレツシヤーバーボ
デー4の、原木丸太1の1回転に対する所定単板
厚量の前進とにより、ベニヤ単板切削が行われ、
ベニヤレースよりベニヤ単板が製出される。
引き続き、ベニヤ単板切削が進行して、原木丸
太1の直径が漸次細くなり、その径が予め設定し
ておいた所定寸法に到達した時に、予めその径級
を予知して設定した、たとえばリミツトスイツ
チ、その他の原木径検出装置によつて、所定原木
径が検知される。
上記の予め設定される原木径は、センタードラ
イブ方法単独から、これにサイドドライブ方法を
加味した方が好効果が得られるようになる原木径
であつて、たとえば非円筒状の原木丸太が切削さ
れて真円筒状になるときの径、またはこれよりわ
ずかに小さい径が用いられる。この原木径は個々
の原木についてそれぞれ設定される。
ところで、原木径検出装置が、原木切削が進行
して設定された所定の外径となつたことを検出し
て検出信号を発すると、まず最初に昇降プレツシ
ヤーバー6aが、たとえば流体シリンダー6bの
上向き作動により、駆動部材7の原木丸太1方向
への出没に影響の無い高さ位置まで上昇して後停
止し、引き続き駆動部材7が、所定回転で(通常
50〜100m/分程度の一定外周速度)、たとえば電
動機等により、矢示方向に駆動されると同時に、
たとえば第1図に示すウオーム12、ウオームホ
イール11を介してねじ軸10を、たとえば電動
機等により回転せしめて、駆動部材7が原木丸太
1方向へ前進せしめられる。そして、この駆動部
材外周先端部が原木丸太1の外周面に一定量突刺
された状態で、前記原木丸太1への前進行程が停
止される。
次いで、原木丸太1の左右端面を挟持するスピ
ンドルを回転駆動させている、たとえば直流無段
変速電動機の出力が、従前の略1/3〜1/2程度に低
減されると共に、原木丸太1の矢示方向へ回動さ
せるために、駆動部材7による原木丸太1の外周
面との接触加圧回転が加味されることとなり、前
記直流無段変速電動機を主体とする回転駆動に、
駆動部材7からの回転駆動が補助的に作用して、
ベニヤ単板切削が続行される。
しかして本発明装置においては、スピンドルか
らの駆動力を用いたセンタードライブ方法および
駆動部材7からの駆動力を用いたサイドドライブ
方法における速度制御は、たとえば次のように行
われる。
すなわち、センタードライブ方法単独を用いる
切削初期の段階においては、センタードライブ方
法について被削原木丸太の外周速度を略一定にす
るための変速回転制御が行われ、所定の細径寸法
に達した後は、回転速度が過大とならないように
一定回転制御が行われる。一方、サイドドライブ
方法においては、所定の細径寸法に達する間、一
定回転制御が行われ、所定の細径寸法到達以後は
被削原木丸太の外周速度に同調した変速回転制御
により原木回転制御が行われる。
上記の簡略手段として切削される原木の外周速
度を終始一定とする回転制御によることも可能で
ある。
なお、ベニヤレースからの単板切削速度は生産
工場ラインにおけるベニヤレース以降の切削単板
処理設備(単板裁断機、積載装置等)の処理能力
を考慮して行う必要があり、たとえば外周面不整
形の被削原木丸太からの単板切削および外周が略
円形に近くなつてからの単板切削、さらにまた、
被削原木丸太の芯材部からの切削単板に見られる
ように、粗雑な木質部特有の靭性の無い、いわゆ
るバラバラになり易い単板等に対応して、切削速
度も適数段階に切換えることが望ましい。
したがつて、単板製出速度に対応して、駆動部
材7の回転周速も、これらに同期して、瞬時に切
換えるように構成すると共に、たとえば回転周速
の減速と併行して、回転駆動力の減量も合せて速
やかに追従可能に構成することが望ましい。な
お、一般的には、前記後続設備の処理能力を考慮
して、適数段階の単板製出速度を予知して事前
に、これら速度の設定が行われる。
また、被削原木丸太の切削に伴う細径化に応じ
て駆動部材7の加圧力および回転駆動力のアツプ
も原木径の変化に応じて連続的に、あるいは径級
毎に適数段階に区分して段階的に行うよう構成す
ることも可能である。1本の被削原木丸太切削完
了によつて、前記加圧力、回転駆動力も、径大原
木切削時の条件に復帰される。
なお、切削当初から昇降プレツシヤーバーを上
昇させて、駆動部材7を被削原木丸太へ作用させ
て切削したり、また昇降プレツシヤーバーを上昇
させたまま、駆動部材7を後退させてセンタード
ライブのみにて切削する等の方法も前記操作の簡
略手段として用いてもよい。
たとえば、比較的良質原木等においては、切削
初めから駆動部材7を原木に作用させず、また昇
降プレツシヤーバー6aを上昇させた状態で、終
始センタードライブのみで切削する。この場合、
プレツシヤーバー5aの間〓部Lはその寸法が僅
少であるのと、プレツシヤーバーの原木への加圧
力は、切削単板厚の95%程度に絞るのが通常であ
るが、その従来の加圧を2〜3%軽減することに
より、合板製品の表裏に使用するベニヤ単板とし
て充分通用する単板の切削が可能となる。
また、サイドドライブによる駆動部材7が作用
した、表裏に刺痕が残存する単板は前記表裏単板
として使えないのはもちろんである。
さらに、合板製品を形成する単板構成は種々あ
るが、何れも0.7mm以下の薄単板と、1.3mm程度か
ら3.2mm程度の厚単板の組合わせによる。このう
ち、薄単板についての単板切削においてはセンタ
ードライブのみによる回転切削と、センタードラ
イブとサイドドライブ併用による回転切削が行わ
れる。前者は、前記表裏単板切削で説明したごと
く問題はないが、後者の場合、切削単板厚0.7mm
程度以下であり、原木の状態で駆動部材7を2〜
3mm程度突刺してセンタードライブと協同して原
木を回転駆動させた場合、刃物により原木から単
板に切削されたとたんに前記2〜3mm(切削単板
厚の略3倍以上)突刺の影響が出て割れが多く、
単板が解繊状態のばらばらになる傾向が強く、単
板としての性質が全く失われてしまうこが多い。
そのために、前記駆動部材の突刺量を大幅に削減
して、種々0.7〜1mm程度の切削単板厚と略等量
の突刺量に止めて切削するのであるが、浅い突刺
部に従来通りの駆動力が集中される結果、原木外
周部の該突刺部が破損し易く、掘り起こされて、
回転駆動力授受が実質上不能となる。したがつ
て、浅い突刺量に見合うサイドドライブの駆動力
(突刺量に略比例する)に削減することにより、
原木損傷(単板損傷になつて現れる)が起きず無
駄な電力消費も少ないサイドドライブ方法と、原
木左右端面からのセンタードライブ方法とが協同
して円滑な原木回転切削が可能となるのである。
一方、合板コストの面から廉価な低質原木が市
場に出回り、中でも比重の大きい沈木(貯木水槽
の底へ沈む原木)等の採用が増加している。特
に、典型的なセランガンバーツ、カポール等の硬
木類は切削抵抗も大きく、原木外周からの回転駆
動も効果的である半面、駆動部材7の原木への突
刺が困難であり、突刺部が新しく鋭利な時は辛う
じて突刺できるのであるが、かなりの加圧力が必
要とされる。そのために、原木の切削が進行し原
木径が細径化するに伴い、前記加圧力による原木
の撓みが多くなり、一例として2100mm長さの原木
において、直径が200mm程度になると原木の長さ
方向の中央部が10mm程度の曲げ撓みを起こすこと
が判明している。撓みの度合いは駆動部材7の突
刺部の摩耗が進むほど増加し、また切削刃物の切
れ味にも左右される。さらに、突刺刃先が摩耗し
だすと突刺困難になると共に回転駆動しているた
め、刃先部が曲がつたり折れたりする悪現象が続
出するようになる。一方、硬質原木ほど切削抵抗
も大きく、原木外周からの回転駆動力補助も効果
があるのである。
以上の欠陥を排除する一方、効果的なサイドド
ライブ併用の硬質原木切削においては、駆動部材
7の原木への突刺量を最初から浅くして切削した
り、原木切削が進行して駆動部材7による原木の
撓みが顕在化する原木径の手前で前記駆動部材の
突刺量を浅くすると共に、その駆動力も削減する
方法がとられる。前記突刺量および駆動力削減の
時期は経験的に求められる。同一樹種等について
は差がないので同種原木毎に分けておき、ベニヤ
レースに装置された原木の外形測定機構等により
事前に所定原木径を設定して、自動的に前記駆動
部材7の設定をしたり、手動操作により任意に調
整も可能であるが、硬木以外においても原木細径
時において駆動部材による撓み傾向が生ずるか
ら、原木の外径測定機構等により早目に前記の自
動設定をすることが望ましい。これらの原木撓み
の解消により原木の歩留りは5%程度向上し、さ
らに硬木材における駆動部材7の損耗等を軽減さ
せることができる。なお、駆動部材7は薄鋼板製
の場合、一般材で略2週間の寿命とされ、硬木材
はさらに期間が短縮されるのであるが、突刺量お
よび駆動力の設定によつては、20日間程度に寿命
を延長させることが可能である。
次に、低質原木の中には芯材部の脆弱な、いわ
ゆるバンキー材と称される原木があり、この種原
木の切削はセンタードライブまたはサイドドライ
ブの何れか一方のみで回転駆動した場合、原木切
削に伴い前記脆弱部が切削抵抗等の負荷に耐え切
れずに破損して切削不能に陥る、これらの原木
は、原木1回転毎切削単板厚だけ前進させる歩出
し送り駆動も含めた原木軸心分からのセンタード
ライブと、原木外周分からのサイドドライブとが
協同して原木を回転駆動することにより、はじめ
て原木切削が可能となる。回転駆動力の比は7:
3程度が良い。
次に、原木がその軸中心を起点に放射線に囲ま
れた扇形状部分が風化して、脆弱な通称カステラ
と称される原木の場合、サイドドライブは前記扇
形状の脆弱分において、原木回転駆動力の伝達が
不可能となり、センタードライブにより回転切削
することになり、サイドドライブを併用したとし
ても、駆動部材7の突刺量、駆動力ともに削減し
て回転を補助する程度にする。
さらに、一般に原木丸太の辺材部からは表板と
なる薄板が切削され、芯材部からは中板となる厚
板が切削され、この切換えに際しては、駆動部材
7の加圧力、回転駆動力もこれらの単板切削の最
適条件に瞬時に切換えることが望ましい。もちろ
ん、ギヤボツクスの切削送り急速切換え機構の操
作に伴い、我々が先に提案した特公昭46−15279
号に記載された刃口急速変更装置や駆動部材7の
加圧力、回転駆動力の急速切換え機構等も採用す
ることが望ましい。
しかして、原木丸太1の極細径までの切削を完
了し、完了と同時に、たとえば適当位置に配置し
たリミツトスイツチからの切削完了信号によつて
駆動部材7は、原木丸太1への前進行程の場合と
同一の手順で、たとえば自動もしくは手動操作に
より、ねじ軸10を前記の前進時と逆方向に回転
駆動させることにより、原木丸太1側から離間さ
れて、または離間と同時に駆動部材7の回転が停
止されて待機状態となる。
これと同時に、または前後して、昇降プレツシ
ヤーバー6aは、たとえば流体シリンダー6bの
下向きの作動によつて、所定位置に下降すると共
に、前記原木丸太1をセンタードライブさせる、
たとえば無段変速電動機の出力が、従前の大きさ
に復元されて、新たな被削原木丸太1の切削準備
が完了するのである。
[発明の効果] 以上、詳述したように、本発明方法によれば、
次のような種々の効果を得ることもできる。
単板切削初期の原木が非円筒状で、かつ品質
粗悪な外周部の切削時にはセンタードライブ方
法単独で原木を回転駆動させ、次いで、サイド
ドライブ方法を加味するようにしたから、木片
の発生が少なく、原木全体に回転駆動力が作用
して厚さ均一な、表面の損傷のないベニヤ単板
が得られ、しかも動力消費が低減される。
駆動部材を切削刃物の刃先に近い原木外周を
突刺可能な位置に備えると共に、プレツシヤー
部材は駆動部材間の空〓に配置したから、駆動
部材により木屑が生じることがなく、また、プ
レツシヤー部材上部へたまろうとする木屑は駆
動部材の突刺体により逐次後方へ送られるか
ら、従来装置におけるようにプレツシヤー部材
上部にたまる木屑に起因する単板表面の損傷、
その他の品質低下を回避できる。なお、本発明
の一方法においては、切削初期の段階では駆動
部材は駆動されないが、切削初期の切削単板は
その殆どが屑単板あるいは短幅の単板であるか
ら、木屑による問題の生ずることは殆どない。
また、原木および切削単板の種別において
は、 比較的良質または部分的に良質な木質部を有
する原木には、その良質部に駆動部材を作用さ
せずにセンタードライブのみで回転切削するの
で、刺痕のない合板製品の表裏用の良質単板が
生産される。
厚さの薄い単板には、駆動部材の突刺量およ
び駆動力を調整してサイドドライブとセンター
ドライブにより切削するので、単板が割れてば
らばらになることがなく、薄物単板切削が可能
となる。中間部に脆弱部分が存在する原木を
サイドドライブ方法とセンタードライブ方法の
駆動力調整により切削可能となる。
中間部に脆弱部分が存在する原木をサイドド
ライブ方法とセンタードライブ方法の駆動力調
整により切削可能となる。
硬質原木は駆動部材の突刺量、駆動力を調整
可能として切削し、細径まで原木撓みのない歩
留りの良い切削が可能となつた。
さらに、上記の効果の他にも、駆動部材の摩耗
を減少させ、かつ電力消費量を少なくする等多大
の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は本発明の実施例の側
面図、第4a図はその正面図、第4b図はその側
断面図、第5図は従来型のリジツドプレツシヤー
バーを使用した実施例の側面図、第6図は第5図
の正面図である。 1……被削原木丸太、2……切削刃物、4……
プレツシヤーバーボデー、5a……プレツシヤー
バー、6a……昇降プレツシヤーバー、7……駆
動部材、10……ねじ軸、21……電動機。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 切削刃物の刃先近くの原木丸太外周を突刺可
    能な位置に、該切削刃物の刃先線とほぼ平行に配
    置された、外周に多数の鋭利な突刺体を有する円
    盤状駆動部材を駆動軸上に適当間隔をおいて多数
    配置したサイドドライブ機構と、該サイドドライ
    ブ機構の前記円盤状駆動部材の間のそれぞれの空
    〓に配置されたプレツシヤー部材と、原木丸太の
    回転位置において原木丸太の両端面を挟持し、こ
    れを回転駆動する左右スピンドルを有するベニヤ
    レースによつてベニヤ単板を切削する方法におい
    て、前記サイドドライブ機構を原木丸太表面に対
    して水平方向乃至略水平方向に進退させる機構を
    設け、前記サイドドライブ機構の進退は一体とし
    て行うと共に後退時にはスピンドルからの駆動に
    よるセンタードライブ方法のみにより原木丸太を
    回転駆動させることを特徴とするベニヤ単板の切
    削方法。
JP1925078A 1978-02-21 1978-02-21 Veneer rotaryylathe Granted JPS54142694A (en)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5711010A (en) * 1981-03-31 1982-01-20 Uroko Seisakusho Co Ltd Veneer lathe
JPS57189803A (en) * 1981-05-19 1982-11-22 Uroko Seisakusho Co Ltd Veneer lathe
JPS5829608A (ja) * 1981-08-17 1983-02-21 株式会社ウロコ製作所 ベニヤレ−ス

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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