JPH01246744A - カラー陰極線管蛍光面のフイルミング方法 - Google Patents
カラー陰極線管蛍光面のフイルミング方法Info
- Publication number
- JPH01246744A JPH01246744A JP7236688A JP7236688A JPH01246744A JP H01246744 A JPH01246744 A JP H01246744A JP 7236688 A JP7236688 A JP 7236688A JP 7236688 A JP7236688 A JP 7236688A JP H01246744 A JPH01246744 A JP H01246744A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lacquer
- heater
- liquid
- drying
- phosphor screen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
[産業上の利用分野]
この発明は陰極線管蛍光面のフィルミング工程に関する
。
。
一般に、陰極線管の蛍光面は、ガラスパネルの内面に蛍
光体を被着させたのち、この蛍光面の上に、電子透過性
のよい金属、例えばアルミニウムを蒸着させる。いわゆ
るメタルバック処理が施される。 通常、l!3極線管の蛍光面には数10KVの高電圧が
印加されており、この高電圧で加速された電子線を蛍光
面に射突させて蛍光体を発光させている。この時、蛍光
面の上に形成された金属蒸着膜は、蛍光面を導電性に保
持するとともに、その鏡面効果によって蛍光面の発光光
にの大部分をガラスパネルの前面側に取り出すようにし
、さらに蛍光体をイオン粒子の衝突から保護するなどの
役割を果している。 第3図は、従来のこの種のメタルバックを施したカラー
受像管の蛍光面の51造工程を示す図で第4図ないし第
6図はその工程を説明するための図である。カラー受像
管蛍光面の製造工程は、蛍光体被着工程(21)と、フ
ィルミング工程(22)と、アルミニウム蒸着(メタル
バック)工程(23)と、べ−キング工程(24)とか
らなっており、第4図に示す順序で処理される。 すなわち、カラー陰極線管のガラスパネル(31)は、
洗浄された後に写真法などを応用して蛍光面の非発光領
域に対し、例えばグラファイトのような光吸収性物質を
被着させることにより、光吸収層パターン(32)を形
成させる(第3図(a)図示)。ついで、有機感光材、
例えばポリビニルアルコールと重クローム酸塩を主成分
とする液に蛍光体を懸濁させた各色の蛍光体懸濁液を用
いて塗布し、露光および現像操作を繰り返して、光吸収
層パターン(32)を施していない部分、ずなわち蛍光
面の発光領域の各対応部分に緑(33) 、青(34)
。 赤(35)の各蛍光体のストライブ、もしくはドツトを
被着させる(第3図(b)図示)。このようにして蛍光
体被着工程(21)を終了し、続いてフィルミング工程
(22)へ入る。 フィルミング工程(22)はつぎのアルミニウム蒸着工
程(23)の前処理工程であり、蛍光体被着工程(21
)において被着された蛍光面上に薄い有機質の膜を形成
するものであって、これは蛍光面にいきなりアルミニウ
ム蒸着を行なうと、蛍光体(33)〜(35)の表面に
直接アルミニウムが被着されて、連続した平滑な金属蒸
着膜が形成できないので、これを改丹するためになされ
るものである。この工程として一般に採用されているエ
マルジョン形フィルミングを対象に第5図ないし第6図
を参照して説明する。 蛍光体被着工程(21)を終了したガラスパネル(31
)は、パネルキャリヤ(41)に保持されてヒータ(5
1)によりまず約40℃に予熱され、アクリルエマルジ
ョン、例えば日本アクリル社製の商品名B−74を主成
分とする水性乳剤(以下、単に「ラッカー液」という)
(42)をノズル(43)によって、駆動モータ(4
4)で回転されているガラスパネル(31)内面の蛍光
面に流しかける。ついで、このガラスパネル(3+)を
例えば配列された多数のヒータ(51)に対面する位置
に移動させ、高速度で回転させて過剰分のラッカー液(
42)を回転遠心力によって振り切る操作を施すと同時
に、ヒータ(51)による加熱を開始し、途中でガラス
パネル(31)のスカート部の内壁面に付着しているラ
ッカー液を除去するためのトリミング操作を複数回流し
て150秒間位加熱して十分に乾燥させ、蛍光体(33
)〜(35)の上にポリメタクリル酸エステル樹脂の滑
らかなラッカー被膜(36) (第3図(c)図示)を
形成させる。すなわち、ラッカー液(42)中のエマル
ジョン各粒子が加熱乾燥の過程で水分の蒸発により凝集
溶融して連続した被膜が形成される。 第7図は従来の21インチカラー陰極線管の蛍光面製造
工程におけるフィルミング工程のタイミング図である。 以上に述べた蛍光体被着工程(2+)、およびフィルミ
ンク工程(22)は、通常、ガラスパネル(31)を保
持するパネルキャリヤ(41)をループ状に配置し、一
定時間毎に順次移行させるようにした自動蛍光面製造装
置によって行なわれる。 このようにしてフィルミング工程(22)を終了したガ
ラスパネル(31)は、つぎのアルミニウム蒸着1程(
23)に入り真空蒸着法によってラッカー膜(36)の
上に2000〜4000人のアルミニウム蒸着膜(37
)が形成される(第3図(c)図示)。 このようにしてメタルバックされたガラスパネル(31
)は、つぎのベーキング工程(24)によって、約43
0℃でベーキング処理され、蛍光体被着工程(21)お
よびフィルミンク工程(22)で使用されたイf1成分
を熱分解して飛散させ、蛍光面の製造工程を終了する。 〔発明が解決しようとする課題〕 従来のフィルミング方法では、ラッカー被膜(36)に
、メタルバックを蒸着したときに顕在化する第8図に示
すようなラッカーツブ(61)や、第9図に示すような
ラッカームラ(しわ) (62)が発生することがあっ
た。 また、ヒータ(51)の前で過剰分のラッカー液の振り
切り操作を行うので、飛散したラッカー液がヒータ(5
t)に付着し、炭化してヒータ(51)の加熱効率を時
間ととも低下させるので、同一の加熱時間で装置を稼動
させると、ラッカー被膜(36)の乾燥程度にバラツキ
が生じ、過剰に加熱乾燥させたときには蛍光体の特性に
悪riSgが生じ、また乾燥が不十分なときにはベーキ
ング工程でアルミニウム蒸着膜(37)に「火ぶくれ」
が生じる。 このような問題点を解決するため、従来のフィルミング
工程においては、回収したラッカー液の濾過およびヒー
タ(51)の出力を汚れの程度に応じて調節するなどの
手段がとられているが、1−分な効果が得られていない
。 この発明はこのような問題点の解消を[1的としてなさ
れたもので、ラッカーツブやラッカームラの発生が少な
く、かつ、蛍光体の特性の劣化および火ぶくれの生じな
いラッカー被膜を形成することのできるフィルミング方
法を得ることを目的とする。 【課題を解決するための手段J この発明に係るフィルミング工程は、ガラスパネルの蛍
光面にラッカー液を流しかけて塗布し。 ついで当該ガラスパネルを高速度で回転させて過剰のラ
ッカー液を遠心力で振り切って除去したのち回転させな
からヒータにより加熱し、100〜150秒以内に乾燥
させるようにした点を特徴とする。 [作用] ガラスパネルの蛍光面に塗布したラッカー液の過剰分の
除去を、ヒータに対向しない位置で行なうので、飛散し
たラッカー液がヒータに当って跳ね返り、ガラスパネル
の蛍光面に付着することがないのでラッカーツブの発生
が解消する。 また、塗布したラッカー液の乾燥を、過剰のラッカー液
を除去したのち短時間で行うようにしたので、従来の方
法において振り切り中の流動中のラッカー液の表面がヒ
ータによって加熱され、乾燥することによって発生して
いたラッカームラの発生が解消するとともに、ヒータが
ラッカー液によって汚されることが解消され、ヒータ出
力の調節が不要となる。 【発明の実施例J 第霊図はこの発明を21インチのカラー陰極線管の蛍光
面のフィルミング工程に適用した例のタイミング図であ
る。 この実施例の全自動蛍光面製造装置のインデックスタイ
ムは18秒で、まずラッカー液を塗布したのち、振り切
りポジションに移動し、従来通り、140rpmの高速
回転を12秒間行ない、ついでヒータ(51)に対向す
る加熱・乾燥ポジションに移動し、最初のトリミング操
作が終るまでの間は、定常加熱・乾燥時の10%増のヒ
ータ出力でもって加熱し、以後は定常出力に落して加熱
し、ラッカー液塗布終了後、130秒で加熱・乾燥工程
を終了した。 このようにして得られた21インチカラー陰極線管蛍光
面の製造歩留りは、従来のフィルミング工程を施したも
のに比べてラッカーツブ、ラッカームラおよび火ぶくれ
の発生率が減少して製造歩留りが約0.5%向上し、さ
らに蛍光体の特性劣化等の問題も生じなかった。 第2図は33インチカラー陰極線管のフィルミング工程
に適用したこの発明の他の実施例の加熱・乾燥工程の初
めの部分までを示したタイミング図である。 この実施例による全自動蛍光面製造装置のインデックス
タイムは75秒で、従来のラッカー液塗布工程が1図中
に破線で示したように、インデックスタイムの終゛r前
に施されていたのに対し、この実施例では、インデック
スタイムの前半においてラッカー液を塗布し、つづいて
振り切り工程を施して、インデックスタイム内に振り切
り工程を終了させるように構成し、ついでヒータに対面
するポジションに移動させて、最初のトリミング工程が
終了するまでの間は10%上昇のヒータ出力でもって加
熱・乾燥工程に移り、以下、ラッカー液塗布終了時点か
ら150秒以内に加熱・乾燥工程が終了するようにした
ものである。 このようにして得られた33インチカラー陰極線管蛍光
面の製造歩留りは約0.7%向上し、さらに蛍光体の特
性劣化等の問題も生じなかった。 このように、ラッカーツブやラッカームラが減少したの
は、つぎのような理由によるものと考えられる。 従来のフィルミング工程のように、過剰量のラッカー液
が付着したままの状態でヒータに対向させ、加熱下にお
いて振り切り工程を施すと、ラッカー液の表面の粘度が
高くなった状態で振り切られるのでラッカームラが生じ
易くなる。 また、飛散したラッカー液がヒータに当って跳ね返り、
半ば硬かったラッカー液が乾燥中のラッカー被膜に付着
してラッカーツブになると考えられる。 したがって、この実施例では、ラッカー液塗布後、ヒー
タに対向しないポジションで振り切り工程を施したので
、上記のようなラッカームラおよびラッカーツブの発生
原因が回避できたものであると考えられ、さらに、加熱
・乾燥工程の初期に、ヒータの出力を高めて速やかにラ
ッカー液塗布面の表面を乾燥させることも、ラッカーム
ラの発生抑制に貢献していると考えられる。 なお、ラッカー被膜の乾燥速度は速いほど望ましいが、
ラッカー液塗布路−r後、初期のヒータ出力を大きくし
て、100秒ないし150秒の時間内に乾燥させるのが
良い結果が得られた。これは、100秒以内に乾燥させ
ようとすると、加熱の程度が強くなりすぎてラッカ被膜
内に溶剤骨が残り易く、火ぶくれの発生が増加するから
であり、また、ラッカー液の塗布から乾燥開始までの時
間が長いので、150秒を超えると、ラッカー被膜の膜
質が低下し、さらに蛍光体の特性の劣化が進行するから
である。 〔発明の効果J 以りのように、この発明によれば、蛍光面にラッカー液
を塗布したのち、ヒータに対向しないポジションで振り
切り工程を施すので、飛散したラッカー液によってヒー
タが汚されること、およびヒータに当って跳ね返ったラ
ッカー液が蛍光面に付着することも回避できる。 また、過剰のラッカー液を振り切ったのち加熱・乾燥工
程の初期にヒータ出力を高めて速く乾燥させるようにし
たので、ラッカームラの発生を少なくできるとともに、
加熱・乾燥時間の短縮が図れるので、膜質がよく、かつ
特性のよい蛍光面が得られるとともに、製品の歩留りが
向上するなどの効果がある。
光体を被着させたのち、この蛍光面の上に、電子透過性
のよい金属、例えばアルミニウムを蒸着させる。いわゆ
るメタルバック処理が施される。 通常、l!3極線管の蛍光面には数10KVの高電圧が
印加されており、この高電圧で加速された電子線を蛍光
面に射突させて蛍光体を発光させている。この時、蛍光
面の上に形成された金属蒸着膜は、蛍光面を導電性に保
持するとともに、その鏡面効果によって蛍光面の発光光
にの大部分をガラスパネルの前面側に取り出すようにし
、さらに蛍光体をイオン粒子の衝突から保護するなどの
役割を果している。 第3図は、従来のこの種のメタルバックを施したカラー
受像管の蛍光面の51造工程を示す図で第4図ないし第
6図はその工程を説明するための図である。カラー受像
管蛍光面の製造工程は、蛍光体被着工程(21)と、フ
ィルミング工程(22)と、アルミニウム蒸着(メタル
バック)工程(23)と、べ−キング工程(24)とか
らなっており、第4図に示す順序で処理される。 すなわち、カラー陰極線管のガラスパネル(31)は、
洗浄された後に写真法などを応用して蛍光面の非発光領
域に対し、例えばグラファイトのような光吸収性物質を
被着させることにより、光吸収層パターン(32)を形
成させる(第3図(a)図示)。ついで、有機感光材、
例えばポリビニルアルコールと重クローム酸塩を主成分
とする液に蛍光体を懸濁させた各色の蛍光体懸濁液を用
いて塗布し、露光および現像操作を繰り返して、光吸収
層パターン(32)を施していない部分、ずなわち蛍光
面の発光領域の各対応部分に緑(33) 、青(34)
。 赤(35)の各蛍光体のストライブ、もしくはドツトを
被着させる(第3図(b)図示)。このようにして蛍光
体被着工程(21)を終了し、続いてフィルミング工程
(22)へ入る。 フィルミング工程(22)はつぎのアルミニウム蒸着工
程(23)の前処理工程であり、蛍光体被着工程(21
)において被着された蛍光面上に薄い有機質の膜を形成
するものであって、これは蛍光面にいきなりアルミニウ
ム蒸着を行なうと、蛍光体(33)〜(35)の表面に
直接アルミニウムが被着されて、連続した平滑な金属蒸
着膜が形成できないので、これを改丹するためになされ
るものである。この工程として一般に採用されているエ
マルジョン形フィルミングを対象に第5図ないし第6図
を参照して説明する。 蛍光体被着工程(21)を終了したガラスパネル(31
)は、パネルキャリヤ(41)に保持されてヒータ(5
1)によりまず約40℃に予熱され、アクリルエマルジ
ョン、例えば日本アクリル社製の商品名B−74を主成
分とする水性乳剤(以下、単に「ラッカー液」という)
(42)をノズル(43)によって、駆動モータ(4
4)で回転されているガラスパネル(31)内面の蛍光
面に流しかける。ついで、このガラスパネル(3+)を
例えば配列された多数のヒータ(51)に対面する位置
に移動させ、高速度で回転させて過剰分のラッカー液(
42)を回転遠心力によって振り切る操作を施すと同時
に、ヒータ(51)による加熱を開始し、途中でガラス
パネル(31)のスカート部の内壁面に付着しているラ
ッカー液を除去するためのトリミング操作を複数回流し
て150秒間位加熱して十分に乾燥させ、蛍光体(33
)〜(35)の上にポリメタクリル酸エステル樹脂の滑
らかなラッカー被膜(36) (第3図(c)図示)を
形成させる。すなわち、ラッカー液(42)中のエマル
ジョン各粒子が加熱乾燥の過程で水分の蒸発により凝集
溶融して連続した被膜が形成される。 第7図は従来の21インチカラー陰極線管の蛍光面製造
工程におけるフィルミング工程のタイミング図である。 以上に述べた蛍光体被着工程(2+)、およびフィルミ
ンク工程(22)は、通常、ガラスパネル(31)を保
持するパネルキャリヤ(41)をループ状に配置し、一
定時間毎に順次移行させるようにした自動蛍光面製造装
置によって行なわれる。 このようにしてフィルミング工程(22)を終了したガ
ラスパネル(31)は、つぎのアルミニウム蒸着1程(
23)に入り真空蒸着法によってラッカー膜(36)の
上に2000〜4000人のアルミニウム蒸着膜(37
)が形成される(第3図(c)図示)。 このようにしてメタルバックされたガラスパネル(31
)は、つぎのベーキング工程(24)によって、約43
0℃でベーキング処理され、蛍光体被着工程(21)お
よびフィルミンク工程(22)で使用されたイf1成分
を熱分解して飛散させ、蛍光面の製造工程を終了する。 〔発明が解決しようとする課題〕 従来のフィルミング方法では、ラッカー被膜(36)に
、メタルバックを蒸着したときに顕在化する第8図に示
すようなラッカーツブ(61)や、第9図に示すような
ラッカームラ(しわ) (62)が発生することがあっ
た。 また、ヒータ(51)の前で過剰分のラッカー液の振り
切り操作を行うので、飛散したラッカー液がヒータ(5
t)に付着し、炭化してヒータ(51)の加熱効率を時
間ととも低下させるので、同一の加熱時間で装置を稼動
させると、ラッカー被膜(36)の乾燥程度にバラツキ
が生じ、過剰に加熱乾燥させたときには蛍光体の特性に
悪riSgが生じ、また乾燥が不十分なときにはベーキ
ング工程でアルミニウム蒸着膜(37)に「火ぶくれ」
が生じる。 このような問題点を解決するため、従来のフィルミング
工程においては、回収したラッカー液の濾過およびヒー
タ(51)の出力を汚れの程度に応じて調節するなどの
手段がとられているが、1−分な効果が得られていない
。 この発明はこのような問題点の解消を[1的としてなさ
れたもので、ラッカーツブやラッカームラの発生が少な
く、かつ、蛍光体の特性の劣化および火ぶくれの生じな
いラッカー被膜を形成することのできるフィルミング方
法を得ることを目的とする。 【課題を解決するための手段J この発明に係るフィルミング工程は、ガラスパネルの蛍
光面にラッカー液を流しかけて塗布し。 ついで当該ガラスパネルを高速度で回転させて過剰のラ
ッカー液を遠心力で振り切って除去したのち回転させな
からヒータにより加熱し、100〜150秒以内に乾燥
させるようにした点を特徴とする。 [作用] ガラスパネルの蛍光面に塗布したラッカー液の過剰分の
除去を、ヒータに対向しない位置で行なうので、飛散し
たラッカー液がヒータに当って跳ね返り、ガラスパネル
の蛍光面に付着することがないのでラッカーツブの発生
が解消する。 また、塗布したラッカー液の乾燥を、過剰のラッカー液
を除去したのち短時間で行うようにしたので、従来の方
法において振り切り中の流動中のラッカー液の表面がヒ
ータによって加熱され、乾燥することによって発生して
いたラッカームラの発生が解消するとともに、ヒータが
ラッカー液によって汚されることが解消され、ヒータ出
力の調節が不要となる。 【発明の実施例J 第霊図はこの発明を21インチのカラー陰極線管の蛍光
面のフィルミング工程に適用した例のタイミング図であ
る。 この実施例の全自動蛍光面製造装置のインデックスタイ
ムは18秒で、まずラッカー液を塗布したのち、振り切
りポジションに移動し、従来通り、140rpmの高速
回転を12秒間行ない、ついでヒータ(51)に対向す
る加熱・乾燥ポジションに移動し、最初のトリミング操
作が終るまでの間は、定常加熱・乾燥時の10%増のヒ
ータ出力でもって加熱し、以後は定常出力に落して加熱
し、ラッカー液塗布終了後、130秒で加熱・乾燥工程
を終了した。 このようにして得られた21インチカラー陰極線管蛍光
面の製造歩留りは、従来のフィルミング工程を施したも
のに比べてラッカーツブ、ラッカームラおよび火ぶくれ
の発生率が減少して製造歩留りが約0.5%向上し、さ
らに蛍光体の特性劣化等の問題も生じなかった。 第2図は33インチカラー陰極線管のフィルミング工程
に適用したこの発明の他の実施例の加熱・乾燥工程の初
めの部分までを示したタイミング図である。 この実施例による全自動蛍光面製造装置のインデックス
タイムは75秒で、従来のラッカー液塗布工程が1図中
に破線で示したように、インデックスタイムの終゛r前
に施されていたのに対し、この実施例では、インデック
スタイムの前半においてラッカー液を塗布し、つづいて
振り切り工程を施して、インデックスタイム内に振り切
り工程を終了させるように構成し、ついでヒータに対面
するポジションに移動させて、最初のトリミング工程が
終了するまでの間は10%上昇のヒータ出力でもって加
熱・乾燥工程に移り、以下、ラッカー液塗布終了時点か
ら150秒以内に加熱・乾燥工程が終了するようにした
ものである。 このようにして得られた33インチカラー陰極線管蛍光
面の製造歩留りは約0.7%向上し、さらに蛍光体の特
性劣化等の問題も生じなかった。 このように、ラッカーツブやラッカームラが減少したの
は、つぎのような理由によるものと考えられる。 従来のフィルミング工程のように、過剰量のラッカー液
が付着したままの状態でヒータに対向させ、加熱下にお
いて振り切り工程を施すと、ラッカー液の表面の粘度が
高くなった状態で振り切られるのでラッカームラが生じ
易くなる。 また、飛散したラッカー液がヒータに当って跳ね返り、
半ば硬かったラッカー液が乾燥中のラッカー被膜に付着
してラッカーツブになると考えられる。 したがって、この実施例では、ラッカー液塗布後、ヒー
タに対向しないポジションで振り切り工程を施したので
、上記のようなラッカームラおよびラッカーツブの発生
原因が回避できたものであると考えられ、さらに、加熱
・乾燥工程の初期に、ヒータの出力を高めて速やかにラ
ッカー液塗布面の表面を乾燥させることも、ラッカーム
ラの発生抑制に貢献していると考えられる。 なお、ラッカー被膜の乾燥速度は速いほど望ましいが、
ラッカー液塗布路−r後、初期のヒータ出力を大きくし
て、100秒ないし150秒の時間内に乾燥させるのが
良い結果が得られた。これは、100秒以内に乾燥させ
ようとすると、加熱の程度が強くなりすぎてラッカ被膜
内に溶剤骨が残り易く、火ぶくれの発生が増加するから
であり、また、ラッカー液の塗布から乾燥開始までの時
間が長いので、150秒を超えると、ラッカー被膜の膜
質が低下し、さらに蛍光体の特性の劣化が進行するから
である。 〔発明の効果J 以りのように、この発明によれば、蛍光面にラッカー液
を塗布したのち、ヒータに対向しないポジションで振り
切り工程を施すので、飛散したラッカー液によってヒー
タが汚されること、およびヒータに当って跳ね返ったラ
ッカー液が蛍光面に付着することも回避できる。 また、過剰のラッカー液を振り切ったのち加熱・乾燥工
程の初期にヒータ出力を高めて速く乾燥させるようにし
たので、ラッカームラの発生を少なくできるとともに、
加熱・乾燥時間の短縮が図れるので、膜質がよく、かつ
特性のよい蛍光面が得られるとともに、製品の歩留りが
向上するなどの効果がある。
第1図はこの発明の一実施例のフィルミング工程のタイ
ミング図、第2図はこの発明の他の実施例のフィルミン
グ工程の前半部を示すタイミング図、第3図は蛍光面の
製造工程を説明するためのブロック図、第4図は蛍光面
の製造過程を説明するためのガラスパネルの断面図、第
5図および第6図はフィルミング工程を説明するための
図、第7図は従来のフィルミング工程のタイミング図。 第8図および第9図は蛍光面に表われるラッカー被膜の
欠陥を示す図である。 (22)−−フィルミング工程、(313−・・ガラス
パネル、(36)−・ラッカー被膜、 (42)−・・
ラッカー液、(51)−ヒータ。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
ミング図、第2図はこの発明の他の実施例のフィルミン
グ工程の前半部を示すタイミング図、第3図は蛍光面の
製造工程を説明するためのブロック図、第4図は蛍光面
の製造過程を説明するためのガラスパネルの断面図、第
5図および第6図はフィルミング工程を説明するための
図、第7図は従来のフィルミング工程のタイミング図。 第8図および第9図は蛍光面に表われるラッカー被膜の
欠陥を示す図である。 (22)−−フィルミング工程、(313−・・ガラス
パネル、(36)−・ラッカー被膜、 (42)−・・
ラッカー液、(51)−ヒータ。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- (1)ガラスパネルの内面に形成された蛍光面にラッカ
ー液を塗布したのち高速度で回転させて過剰分のラッカ
ー液を振り切り、つぎにヒータの前に移動させて最初の
トリミング工程を終えるまでの間は強く加熱し、その後
は通常のレベルで加熱して乾燥させるようにして100
〜150秒の時間範囲内で蛍光面に塗布されたラッカー
液を乾燥させてラッカー皮膜を形成させることを特徴と
するカラー陰極線管蛍光面のフィルミング方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7236688A JPH01246744A (ja) | 1988-03-26 | 1988-03-26 | カラー陰極線管蛍光面のフイルミング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7236688A JPH01246744A (ja) | 1988-03-26 | 1988-03-26 | カラー陰極線管蛍光面のフイルミング方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01246744A true JPH01246744A (ja) | 1989-10-02 |
Family
ID=13487240
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7236688A Pending JPH01246744A (ja) | 1988-03-26 | 1988-03-26 | カラー陰極線管蛍光面のフイルミング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01246744A (ja) |
-
1988
- 1988-03-26 JP JP7236688A patent/JPH01246744A/ja active Pending
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