JPH0124908Y2 - - Google Patents

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JPH0124908Y2
JPH0124908Y2 JP770283U JP770283U JPH0124908Y2 JP H0124908 Y2 JPH0124908 Y2 JP H0124908Y2 JP 770283 U JP770283 U JP 770283U JP 770283 U JP770283 U JP 770283U JP H0124908 Y2 JPH0124908 Y2 JP H0124908Y2
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JP770283U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、閉回路鉄心脚部に設けた鉄心当板
と巻線の巻芯との間隙を小さくして小形化、軽量
化した変圧器等の電磁誘導装置に関するものであ
る。
従来この種の変圧器として第1図〜第3図に示
すものがあつた。即ち第1図〜第3図において、
1は脚部110および継鉄部120を有し、積層
された薄鋼板製の素板からなる閉回路鉄心、2は
巻芯3上に巻回され閉回路鉄心脚部120に挿入
された巻線、4は鉄心脚部120の積層方向両端
面に当接し絶縁性バンド5によつて鉄心脚部11
0が均一に締付けられるように構成された鉄心当
板、6は鉄心当板4の上下端部の反鉄心面に固着
された止板、7は鉄心継鉄部120を締付けるた
めの端枠8に固着され止板6と係合する止板、9
は上部側の端枠8の上側に取付けられた吊手であ
る。ここで吊手9によつて鉄心、巻線全体を吊り
上げた時の荷重および巻線2に軸方向電磁機械力
が生じた時の機械力は端枠8、止板7、止板6、
鉄心当板4の順に伝達され鉄心当板4で保持する
よう構成されている。10は足金、11は巻線2
を端枠8に締付けるためのボルトである。
この従来のものでは、巻芯3に巻回された巻線
2を鉄心当板4を有する鉄心脚部110に挿入す
る場合は、第2図に示すように巻芯3に巻回され
た巻線2を吊り上げ、鉄心当板3の上端部に固着
された止板6の部分を巻芯3の内径部空間に貫通
させて挿入した後、上部の鉄心継鉄部120に薄
鋼板を差し込んで上部の鉄心継鉄部120を形成
していた。
従つて巻芯3の内径寸法Dは、第3図に示す通
り相対応する2個の止板6の外接円13の直径寸
法φ2に寸法公差および巻線2を挿入する時の工
作余裕寸法dを加算した寸法、すなわちD=φ2
+2dとなる。止板6は上述したように鉄心と巻
線全体を吊り上げた時の荷重や巻線2に発生する
軸方向電磁機械力に耐える必要があり止板6の厚
さは、例えば容量100MVAの変圧器で16mmにも
なる。
このため鉄心脚部110と鉄心当板4の外接円
12の直径φ1に比べ巻芯3の内径寸法Dを必要
以上に大きくしなければならなかつた。しかも巻
芯3の内径寸法Dと当板4の外接円12の直径
φ1との差は巻線2を鉄心脚部110に挿入する
ために必要な寸法であつて電磁気的に必要な寸法
ではない。通常変圧器の巻線は低電圧巻線が内径
側に高電圧巻線が外径側に配置されるので、電磁
気的に必要なD−φ1なる寸法は通常工作余裕寸
法dの2倍あれば十分である。
このため巻芯3の内径Dはφ2−φ1だけ余分に
大きくなるので、巻線2の径が大きくなり、巻線
重量、鉄心重量はもとより変圧器全体を大型化し
価格も増大するという欠点があつた。また、巻線
と鉄心の重量が大きくなることにより、銅損、鉄
損等の損失も増大し変圧器の効率が低下するとい
う欠点があつた。
この考案は、このような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、巻線を鉄心脚部に
挿入する場合は、鉄心当板上端部を相対向する側
に弾性変形させ、相対向する2個の止板間寸法を
縮少させて挿入することになり、巻芯の内径を必
要最小限の寸法に縮少できる変圧器を提供しよう
とするものである。
以下この考案の一実施例を第4図〜第6図にも
とづいて説明する。
即ち第4図〜第6図において、1〜13は第1
図〜第3図に示す従来のものと同様であるが、従
来のものと相異する点は、巻芯3の内径寸法Dを
相対向する2個の鉄心当板4の外接円12の直径
φ1よりも大きく相対向する2個の止板6の外接
円13の直径φ2より小さい値φ1<D<φ2に設定
し、相対向する鉄心当板4を相対向する側に弾性
変形可能に構成することにより、第5図に示すと
おり巻線2を鉄心脚部110に挿入する場合、鉄
心当板42個を相対向する側に弾性変形させて挿
入する。
ここで工作余裕寸法dはd=D−φ1/2となる。
このように構成されたものでは、閉回路鉄心1
の上部の鉄心継鉄部120がない状態において、
巻芯3に巻回された巻線2を鉄心脚部110に挿
入する場合、第6図に示すように止板6が巻芯3
の内径寸法Dより飛び出しているので、このまま
では挿入できない。この場合鉄心1では上部の鉄
心継鉄部120がまだ挿入されていないので、こ
の部分の鉄心脚部110の各素板間には間隙があ
り、従つて第5図に示すように鉄心当板4の上端
部を例えば図示しないスチールバンドを緊束して
鉄心当板4を弾性変形させ、止板6が外接円12
の直径φ1の内部に納まるように内側に変形させ
て後巻線2を鉄心脚部110に挿入する。巻線2
を挿入後スチールバンドを取り除くと鉄心当板4
の先端部は元の直線状に戻る。しかる後に上部の
継鉄部120に薄鋼板製の素板を差し込んで上部
の鉄心継鉄部120を形成させ第4図に示す状態
に閉回路鉄心1を組立完了する。
このように巻線2を鉄心脚部110に挿入する
時は、鉄心当板4を弾性変形させ、止板6を鉄心
脚部110と鉄心当板4との外接円12の直径
φ1内に納めるようにしたので、巻芯3の内径寸
法Dは必要最小限の寸法に縮少することが可能と
なり巻線径を小さくすることができ、巻線重量、
鉄心重量はもとより変圧器全体を小形軽量化する
ことができる。また銅損失、鉄損失が少なくなる
ので変圧器の効率が良くなる。
なお、上記実施例では、閉回路鉄心1の脚部1
10の断面が円形のものについて示したが、第7
図に示すように脚部110の断面が矩形のものに
ついても同様に構成することができる。
上記のようにこの考案による電磁誘導装置は、
薄鋼板からなる鉄心素板を積層して形成された鉄
心脚部の相対向する側面に鉄心脚部締付用の鉄心
当板を設け、この鉄心当板の端部に止板を固着す
ると共に、鉄心脚部の外周に配置された巻芯に巻
線を巻回したものにおいて、巻芯の内側寸法を当
板は収納できるが止板は突出するような値にした
もので、小形、軽量で効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はいずれも従来のこの種電磁誘
導装置を示すもので、第1図は要部断面側面図、
第2図は要部の組立過程を示す側面図、第3図は
部分断面図、第4図〜第6図はいずれもこの考案
の一実施例を示すもので、第4図は要部断面側面
図、第5図は要部の組立過程を示す側面図、第6
図は部分断面図、第7図はこの考案の他の実施例
を示す部分断面図である。 図中、1は閉回路鉄心、110は鉄心脚部、1
20は鉄心継鉄部、2は巻線、3は巻芯、4は鉄
心当板、6,7は止板、8は端枠である。尚図
中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 薄鋼板からなる鉄心素板を積層して形成され
    た鉄心脚部、この鉄心脚部の相対向する側面に
    設けられ鉄心脚部を締付ける弾性変形可能な鉄
    心当板、この鉄心当板の端部外側に固着された
    止板、上記鉄心脚部の外周に配置された巻芯に
    巻回された巻線を備え、上記巻芯の内側寸法を
    上記当板は収納できるが、上記止板は突出する
    ような値にしてなる電磁誘導装置。 (2) 巻線は鉄心脚部の鉄心当板が弾性変形された
    状態で、この鉄心脚部の端部から挿入されてな
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の電磁誘
    導装置。
JP770283U 1983-01-20 1983-01-20 電磁誘導装置 Granted JPS59125820U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP770283U JPS59125820U (ja) 1983-01-20 1983-01-20 電磁誘導装置

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JP770283U JPS59125820U (ja) 1983-01-20 1983-01-20 電磁誘導装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59125820U JPS59125820U (ja) 1984-08-24
JPH0124908Y2 true JPH0124908Y2 (ja) 1989-07-27

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ID=30139227

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JP770283U Granted JPS59125820U (ja) 1983-01-20 1983-01-20 電磁誘導装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6014413A (ja) * 1983-07-06 1985-01-25 Hitachi Ltd 静止誘導電器鉄心
JP2009054927A (ja) * 2007-08-29 2009-03-12 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 静止誘導電気機器

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JPS59125820U (ja) 1984-08-24

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