JPH01261252A - 耐水性の優れた熱硬化性樹脂成形品 - Google Patents

耐水性の優れた熱硬化性樹脂成形品

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JPH01261252A
JPH01261252A JP8860088A JP8860088A JPH01261252A JP H01261252 A JPH01261252 A JP H01261252A JP 8860088 A JP8860088 A JP 8860088A JP 8860088 A JP8860088 A JP 8860088A JP H01261252 A JPH01261252 A JP H01261252A
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JP
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glass
thermosetting resin
glass powder
resistance
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Koji Nakazawa
仲澤 好司
Kozo Shioura
塩浦 康三
Shuichi Yamazaki
周一 山崎
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Nitto Boseki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、人造大理石等に使用したとき透明感を有し高
級感を与える樹脂成形品に関するもので、その目的は熱
水等に対して優れた耐久性を有する樹脂成形品を提供す
ることにある。
[従来の技術] 現在、不飽和ポリエステル樹脂、エポキシ附脂などの熱
硬化性樹脂を基材とする人造大理石がバスタブ、洗面化
粧台、内装パネル、その他インテリア製品として多用さ
れており、それに用いられる充填剤には水酸化アルミニ
ウム、水酸化マグネシウム、ガラス粉末等が考えられる
が、バスタブなどの耐熱、耐煮沸性が要求される分野の
需要が増大するにつれて、熱的に安定なガラス粉末がほ
ぼ独占的に使用されるようになった。
そして、現在では特開昭56−148538号公報や特
開昭58−157835号公報に開示されている組成の
ガラス粉末が市販されている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、前者は1価のアルカリ金属酸化物の1種又はそ
れ以上の合計量が5〜20重量%、後者はNa2O量が
8.4〜16.0重量%と大きいためこれらを充填剤と
して用いた熱硬化性樹脂成形品の耐煮沸性が不十分であ
った。
本発明の目的は耐水、耐煮沸性の優れた熱硬化性樹脂成
形品を提供することにある。また本発明の他の目的は熱
硬化性樹脂の屈折率と類似した屈折率を有するガラス粉
末を充填剤とすることによって透明感を有し高級感を与
える熱硬化性樹脂成形品を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明者等は熱水等に対する耐久性について鋭意研究を
続け、その結果ガラス粉末のアルカリ溶出量が、得られ
る熱硬化性樹脂成形品の耐水、耐煮沸性に大きな影響を
与えることを知見し、そのためにはガラス粉末中のNa
2Oの量を4.0重量%以下に抑える必要があることを
見出し、また得られる熱硬化性樹脂成形品に無色の透明
感を与えることについても鋭意研究を続け、その結果熱
硬化性樹脂の屈折率に類似した屈折率を有するガラス粉
末を充填剤として用いるだけでなく、ガラス粉末中のF
e2O3の量が0.1重量%以下であることが無色の熱
硬化性樹脂成形品を得るための不可欠の要因であること
を見出し本発明を完成させるに至った。すなわち、本発
明は、下記の組成 5to2  51−0〜55,0重量%Al2O312
.0〜15.0II CaO20,0〜25.0 11 Mg0   O〜 4.0〃 Fe2O3≦ 0.1// 但し、CaO+ MgO= 22.0〜26.0重量%
であって、さらに上記組成物100重量部に対してフッ
素が0.2〜1.6重量部含有されているガラス粉末の
表面をシランカップリング剤又はオルガノシロキサンで
処理し、該ガラス粉末を充填剤として用いることによっ
て得られた耐水性の優れた熱硬化性樹脂成形品である。
しかして、充填剤としてガラス粉末を含有せる熱硬化性
樹脂成形品の耐煮沸性を向上させるためには樹脂との界
面におけるガラスからのアルカリ溶出量を減少させるこ
とが肝要である。これはアルカリ溶出量に大きな影響を
与えると考えられるNa2Oの量を減少させ、その分A
l2O3の量を増加させることによって、アルカリ溶出
量を減少させることができた。しかし、本発明において
使用するガラス粉末用のガラスを製造するためには上記
アルカリ溶出量のほかに溶融性や液相温度などが問題と
なる。
上記の諸要件を考慮した結果、本発明において使用する
ガラス粉末用の組成物において、5102の割合は主と
して溶融ガラスの粘性を適切に保つために規定されるこ
とになる。そしてSio2は51重量%未満では失透速
度が早くなりかつ液相温度が上昇し、55重量%以上で
は粘性が高くなり溶融性が悪くなる。Al2O3は12
重量%未負では失透速度が速くなり、また15重量%以
上では溶融性が悪くなる。CaOは20重量%未満では
溶融性が悪くなり、一方25重量%以上では失透速度が
高くなり失透速度も速くなる。MgOは溶融性を改善す
るために添加するが、2〜3重量%までは結晶析出温度
を低下させるが、これを越えるとまた結晶析出温度を上
昇させるので、上限は4.0重量%におさえられる。
そしてCaO+ MgOの含量については、22.0重
量%未満では溶融性が悪くなり、反対に26.0重量%
より多くなると耐熱性が悪くなる。B2O3はガラスの
溶融性を増大させるために添加するが、4.5重量%未
満ではその効果が弱く、一方6.5重量%以上では添加
量の割に溶融性が改善されず高価であるためガラス粉末
のコストが高くなってしまう。Na2Oは一部をに20
で置き換えることができるが、1.5重量%以下ではガ
ラスの溶融性が悪くなり、一方4.0重量%以上になる
とアルカリ溶出量が増加するという欠点を生じる。As
2O3は溶融ガラスの脱泡性を改善するために添加する
が、毒性が強いため添加景は0.2重量%以下に制限さ
れる。また5b203はAS20sと同様の目的で添加
されAs2O3と同等の効果を奏しAs2O3を全量置
換でき、As2O3に比べて毒性は弱いものの高価であ
るため上限は0.2重量%に制限される。Fe2O3は
0.1重量%を越えるとガラスが緑色に着色するため、
透明感を有し高級感を与える熱硬化性樹脂成形品を得る
ことができなくなるので0.1重量%以下、できるだけ
少量に制限しなければならない。フッ素はガラスの溶融
性を改善させる成分であるが、本発明に使用するガラス
組成物100重量部に対して0.2重量部未満では充分
な溶融性が得られず、一方1.6重量部を超えると揮発
量が増大し作業環境の悪化及び環境公害の原因となるの
で上限は1.6重量部に制限される。
なお、本発明に使用するガラス粉末は、特許請求の範囲
に記載した組成範囲の量の各酸化物及びフッ素を含む原
料をミキサーで充分混合し、これをクロム、鉄、チタン
、その他のガラス着色成分となる遷移元素を含まない耐
火物で内張すされた溶融炉で溶融する。約1900°C
で溶融されて泡や脈理などの欠点のなくなった均質な高
温溶融ガラスを溶融炉の底部のノズルから水を張った水
砕槽中へ流し落して急冷し2〜15mmの大きさの水砕
粗砕ガラスを作る。この水砕粗砕物を水と共に脱水装置
へ送入し脱水した後受精中に貯蔵する。分離された水は
循環ポンプによって水砕槽中へ戻して再使用する。
受箱中の粗砕ガラスはホッパーを経て一定量が撮動ミル
中へ投入される。振動ミル中の粗砕ガラス100重量部
に対しシランカップリング剤又はオルガノシロキサンの
0.25〜1.5%溶液100重量部を添加して湿式粉
砕法で粒径約30Pになるように粉砕する。粉砕及び表
面処理されたスラリー状物は次いで遠心脱水装置によっ
て水分率を5〜10%にまで脱水した後乾燥装置中で1
30°Cで約2時間乾燥を行い、常温に冷却後乾燥時に
生ずる大きなブロック状物を解砕、取り除いてから80
メツシユ篩で篩分して使用に供する。
上記の工程で得られたガラス粉末の特性は下記の通りで
あった。
一方、本発明のマトリックスとして用いられる熱硬化性
樹脂としてはその耐熱水性、耐薬品性等から一般に不飽
和ポリエステル樹脂が適当であるが、硬化後十分な透明
性を有するものであればその種類を問わず、用途に応じ
て屈折率1.56に合わせて成分を調整されたアクリル
樹脂やエポキシ樹脂等が使用できる。
また、本発明においてガラス粉末の表面を処理するため
に使用されるシランカップリング剤又はオルガノポリシ
ロキサンはガラス100重量部に対して、0.01〜0
.5重量であることが望ましX/1゜0.5重量部以上
使用しても熱硬化性樹脂成形品の耐煮沸性はそれ以上は
とんど向上しなく、一方0.01重量部未満では耐煮沸
性が不足するからである。
更に表面処理されたガラス粉末の大きさは成形品表面に
粗いガラス粒子が突出しないためにも又樹脂への混合を
容易にするためにも80メツシユを全通ずることが好ま
しく、また80メツシユを全通する表面処理されたガラ
ス粒子の樹脂への添加割合は樹脂成形時の作業性、成形
品の機械的強度から熱硬化性樹脂100重量部に対して
20〜250重量部であることが望ましい。
成上の如く、本発明は熱硬化性樹脂に前述の特定組成を
有するガラス粒子の表面を、シランカップリング剤又は
オルガノポリシロキサンで処理した充填剤を添加するこ
とによって、透明性と耐水性の優れた熱硬化性樹脂成形
品を得ることに成功したものである。
[実施例1 次に本発明を具体的な実施例により従来の方法による製
品と比較して本発明の有効性を明らかにする。
実施例1〜5及び比較例1〜5 表1に示す組成のガラス水砕粗砕物100重量部にγ−
メタクリロキシプロピルトリメトキシシランの1.5重
量%溶液100重量部添加して振動ミル中で粒径的30
11mに湿式粉砕を行い、脱水後130°Cで2時間乾
燥し、80メツシュ師通過物を収集した。このガラス粉
末表面に付着したシランカップリングの量は0.1重量
%であった。この表面処理したガラス粉末を熱硬化性樹
脂用充填剤として用いる。
ガラスの組成と103ポイズ温度、液相温度及びアルカ
リ溶出量の関係を表1に示したが、上表中比較例1、A
のガラス組成は特開昭56−148538号、比較例2
、Bのガラス組成は特開昭58−157835号、比較
例5、Eのガラス組成はEガラス、いわゆる無アルカリ
ガラスにそれぞれ該当するものである。
上記衣1からガラス組成中のNa2Oの比率が大きいも
のはアルカリ溶出量が大きいことがわかる。
一方、Na2Oの比率が小さく 8102の比率が大き
いガラスはアルカリ溶出量は小さいものの103ボイス
の温度が高くて溶融し難く熱エネルギー的に不経済であ
ることがわかる。
次に、表1の実施例1、比較例1又は比較例2のガラス
粉末20重量部を硬化促進剤としてナフテン酸コバルト
5.2重量%スチレン溶液10重景部を含んだイソ系不
飽和ポリエステル樹脂[日本ユピカ株ニュピカ6514
]又はオルソ系不飽和ポリエステル樹脂[犬日本インキ
化学工業(掬:DICPS156] 70重量とよく混
合して、そこに形状維持のため150mmX150mm
の寸法のEガラス繊維のチョツプドストランドマット[
日東紡績(41: # 4501を1枚挿入するように
して厚さ3mmのスペーサーで規制しつつ型に流し入れ
、室温にて一夜放置後、120°Cで1時間硬化を行な
った。この成形品をダイヤモンドカッターで切断して5
0 mm X 50 mm X 3 mmの寸法のテス
トピースを切り取り、100°Cで48時間の耐熱水テ
ストを行ない光線透過率の変化を測定した。
結果を第1図に示す。光線透過率の絶対値そのものは樹
脂の種類によって異なるものの、オルソ系、イソ系の不
飽和ポリエステル樹脂のいずれの熱硬化性樹脂成形品に
おいても、本発明の実施例1のガラス粉末を用いた成形
板の方がNa2O量の大きい比較例たるA、Hのガラス
粉末を用いた成形板に比べて光線透過率の低下が小さい
ことが第1図に明らかに示されている。
更に、表1の実施例1、比較例1又は比較例5のガラス
粉末150重量部を硬化促進剤としてメチルエチルケト
ンパーオキサイド[日本油脂製:商品名パーメック10
.5重量部を含むイソ系不飽和ポリエステル樹脂[日本
ユピカ(掬:ユピカ6514] 100ffi量部とよ
く混合し、5分間減圧脱泡後、直径80mm、深さ15
mmの円形の型に厚さ8mmになるように流し込み、8
0°Cの乾燥機中で5時間硬化させた。硬化抜脱型し、
そのままテストピースとして、100°Cの沸騰水中で
300時間まで耐煮沸テストを行ない、光線透過率及び
外観の変化を測定並びに観測した。
結果を表2に示す。
表  2 100°Cの沸騰水中で煮沸テストを行なったところ、
本発明の実施例1の成形板は300時間経過後でもテス
トピースの表面が僅かに黄味を帯び、透明性が若干低下
するだけであった。これに対し比較例1のNa2O量の
多いガラス粉末を充填し加熱硬化して得た成形板は、2
4時間経過した頃から透明性を急激に失ない、成形板表
面の白化が始まり、300時間経過後は表面が凸凹状態
になり成形板の表面は完全に乳白色の濁りを生じた。ま
た比較例5のFe2O3量の多いガラス粉末を用いて得
た成形板は、成形板表面の劣化がなく、また光線透過率
の低下もそれほど大きくはなかったが、成形板が緑色に
着色しているため、任意の色相に着色することができな
いという欠点があった。
[発明の効果] 以上の実施例及q比較例に関する耐水性(耐煮沸性)テ
ストの結果から明らかな如く、本発明の特定の組成を有
するガラス粉末の表面をシランカップリング剤又はオル
ガノポリシロキサンで処理したガラス粉末を充填剤とし
て用いることによって得られた熱硬化性樹脂成形品は、
従来のアルカリ成分の多いガラス粉末を充填剤として用
いることによって得られた熱硬化性樹脂成形品に比べて
極めて優れた耐水性を示す。また、従来の無アルカリガ
ラスの粉末を充填剤として用いることによって得られた
熱硬化性樹脂成形品のように緑色を呈することがないの
で任意の色に着色できる。従って、バスタブ、洗面化粧
台、屋内外の明り取り、窓枠等の耐水性及び装飾性を要
求される分野において、広い利用が期待されるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は熱硬化性樹脂成形品の煮沸時間と光線透過率の
関係を示す図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記の組成 SiO_251.0〜55.0重量% Al_2O_312.0〜15.0〃 CaO20.0〜25.0〃 MgO0〜4.0〃 B_2O_34.5〜6.5〃 Na_2O1.5〜4.0〃 As_2O_30〜0.2〃 Sb_2O_30−0.2〃 Fe_2O_3≦0.1〃 但し、CaO+MgO=22.0〜26.0重量%であ
    つて、さらに上記の組成物100重量部に対してフッ素
    が0.2〜1.6重量部含有されているガラス粉末の表
    面をシランカップリング剤又はオルガノシロキサンで処
    理し、該ガラス粉末を充填剤として用いることによつて
    得られた耐水性の優れた熱硬化性樹脂成形品。
JP8860088A 1988-04-11 1988-04-11 耐水性の優れた熱硬化性樹脂成形品 Granted JPH01261252A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008140059A1 (ja) * 2007-05-09 2008-11-20 Nippon Sheet Glass Company, Limited ガラスフィラーとそれを用いた光硬化型塗料組成物および光硬化型樹脂組成物、並びに光硬化型接着剤
CN102936097A (zh) * 2011-08-16 2013-02-20 苏州锦艺新材料科技有限公司 一种玻璃微粉及其制备方法

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