JPH0126389B2 - - Google Patents
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- JPH0126389B2 JPH0126389B2 JP57092410A JP9241082A JPH0126389B2 JP H0126389 B2 JPH0126389 B2 JP H0126389B2 JP 57092410 A JP57092410 A JP 57092410A JP 9241082 A JP9241082 A JP 9241082A JP H0126389 B2 JPH0126389 B2 JP H0126389B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- styrene
- block copolymer
- ethylene
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- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Description
本発明は、化粧板、ガラス板、銘木板、アクリ
ル板、金属板等の表面を一時的に保護するための
保護フイルムもしくは粘着テープ、或いはこれら
の仮接着性をもつフイルムもしくはシートに係
り、特に常温で好適な接着強度を有する感圧接着
性のフイルムに関するものである。 従来、感圧接着性フイルムを製造するに当つて
は、粘着剤組成物を適当な溶剤に溶解したものを
適当な下塗処理などを施した基材フイルム上に塗
布加工し、次いで乾燥工程で溶剤を除去する方法
が広くとられていた。 かかる溶剤塗工法は、乾燥工程において、多量
の溶剤を除去する必要があり、設備面から長い乾
燥ゾーンおよび溶剤回収設備を必要とし、労働衛
生面からは溶剤中毒の心配があり、さらに火災防
止および生産コスト面からも不利な点が多く望ま
しい方法とはいえなかつた。 溶剤塗工法に代る方法として無溶剤塗工法とし
てのいわゆる熱溶融塗工法が採用される傾向にな
つてきたが、この方法では凝集力の高い高粘度粘
着剤は、溶融粘度が高く、塗工が困難であり、ま
たポリオレフイン基材に対しては、そのままでは
基材と粘着剤との接着力が弱く、下塗処理などの
予備処理が必要であり、不利な点が多かつた。 一方かかる欠点を解決する方法として、基材層
にする重合体、例えばポリエチレン、ポリプロピ
レン等を溶融状態で押出しながら薄いフイルムと
し同時に粘着剤成分をも押出し、両者を共に溶融
状態にある間に貼合せて、粘着フイルムを製造す
る方法がある。 しかし、かかる共押出法においては、押出加工
性、成膜性、及び粘着層樹脂のペレツト化等の点
から、従来、粘着層としては、エチレン―酢酸ビ
ニル共重合体、エチレン―アクリル酸共重合体等
のエチレン系共重合体単独か、或いは、粘着付与
剤を少量配合してなる混合樹脂に限定して用いら
れていた。 しかし、この場合には常温での接着力が弱く、
好適な接着力を得るには被着板面に熱融着させる
必要があるなどの欠点を有していた。 また、スチレン―ブタジエン共重合体、スチレ
ン―イソプレン共重合体等のスチレン系ジエン系
ブロツク共重合体は、通常、粘着付与剤、オイル
等を配合し、感圧接着性フイルムの製造に使用さ
れているが、混合樹脂のペレツト化が困難であ
り、また溶融粘度が小さく、基材層樹脂との共押
出しによる製造は不可能であり、熱溶融塗工法を
用いて基材フイルムに塗工していた。 本発明者は、かかる実情にもとづき、常温で好
適な接着力を有し、かつ、基材層樹脂との共押出
し可能な粘着層樹脂組成について種々研究を重ね
た結果、粘着層用樹脂コンパウンドとしてエチレ
ン―酢酸ビニル共重合体、エチレン―アクリル酸
共重合体、エチレン―アクリル酸エステル共重合
体、エチレン―アクリル酸エステル―酢酸ビニル
三元共重合体等のエチレン系共重合体及び粘着付
与剤と安定剤とを含む組成物に対しスチレン―ブ
タジエンブロツク共重合体、スチレン―イソプレ
ンブロツク共重合体等のスチレン―オレフイン系
ブロツク共重合体を配合してなる粘着層用樹脂コ
ンパウンドを用いる事によりポリエチレン又はポ
リプロピレンからなる基材層用樹脂と共押出し可
能であり、かつ、常温で好適な接着力を有する感
圧接着性フイルムを得ることができることを見い
出し、かかる知見にもとづいて本発明を完成した
ものである。 即ち、本発明の要旨はポリエチレン、或いはポ
リプロピレンからなる基材層用樹脂と、エチレン
共重合体、粘着付与剤、及び安定剤を含む組成物
にスチレン―ブタジエンブロツク共重合体、スチ
レン―イソプレンブロツク共重合体などのスチレ
ン―ジエンブロツク共重合体を配合してなる粘着
層用樹脂コンパウンドを共押出することを特徴と
する感圧接着性フイルムの製造方法である。 以下、本発明につき、詳細に説明する。 ポリエチレン、或いはポリプロピレンからなる
基材層用樹脂と、エチレン共重合体、粘着付与
剤、及び安定剤を含む組成物にスチレン―ブタジ
エンブロツク共重合体、スチレン―イソプレンブ
ロツク共重合体などのスチレン―ジエンブロツク
共重合体を配合してなる粘着層用樹脂コンパウン
ドを共押出して基材層に粘着層が積層された感圧
接着性フイルムを得る。 而して、本発明の製造方法において基材層用樹
脂として公知の製造方法で製造されたポリエチレ
ンまたはポリプロピレンを適用でき、例えばポリ
エチレンは高圧法、中圧法および低圧法のいずれ
の方法で得られたものも使用できる。 次に粘着層樹脂コンパウンドの配合成分である
エチレン共重合体としては、エチレン―酢酸ビニ
ル共重合体、エチレン―アクリル酸共重合体、エ
チレン―アクリル酸エステル共重合体、エチレン
―アクリル酸エステル―酢酸ビニル三元共重合
体、エチレン―酢酸ビニル共重合体ケン化物から
選ばれた少くとも1種の樹脂が使用されるが、こ
れらエチレン系共重合体は、エチレン含有率が
50wt%以上のものが好ましい。而してエチレン
含有率が50wt%未満では、基材層との層間の接
着力が十分得られなくなり、且つ、スチレン―ジ
エン系ブロツク共重合体、粘着付与剤と混合した
組成物のペレツト化が困難になるからである。次
に粘着層用樹脂コンパウンドの配合成分であるス
チレン―ジエン系ブロツク共重合体としては、ス
チレン―ブタジエンブロツク共重合体、スチレン
―イソプレンブロツク共重合体が使用できる。こ
のスチレン―ジエン系ブロツク共重合体の配合量
は、エチレン系共重合体及び粘着付与剤と安定剤
とを含む組成物100重量部に対し、10〜100重量部
であり、好ましくは20〜80重量部である。而して
スチレン―ジエン系ブロツク共重合体の配合量が
10重量部以下であると常温下で十分な接着力は得
られず、一方、100重量部を超えると粘着層用樹
脂コンパウンドのペレツト化が困難となり、且つ
成膜困難となる。 次に粘着層用樹脂コンパウンドの配合成分であ
る粘着付与剤としては脂肪族系、芳香族系、脂環
族系石油樹脂、αビネン系、βビネン系、ジペン
テン系、テルペン樹脂、およびロジン変性ロジン
樹脂が使用できる。 使用する粘着付与剤の配合量は、その種類、被
着基材の種類等によつて異なるが、エチレン系共
重合体100重量部に対し、10〜100重量部、好まし
くは20〜70重量部の範囲で配合する。 而して、粘着付与剤の配合量が10重量部以下で
あると常温下で十分な接着力が得られなくなり、
一方100重量部以上になると混合した樹脂の流動
性が高すぎ、成膜が困難になる。次に粘着層用樹
脂コンパウンドの配合成分である安定剤として
は、有機スズ、金属石けん等の熱安定剤、BHT,
BHA等の酸化防止剤が用いられる。これは、成
膜時の加熱による粘着付与剤の劣化、スチレン―
ジエン系ブロツク共重合体の酸化劣化を防止する
ために粘着層用樹脂コンパウンドの配合成分とし
て使用するものである。 次に本発明の製造方法により得る感圧接着性フ
イルムの厚さは、求められる強度(引張、引裂、
耐擦過強度等)によつて異なるが、総厚で30〜
220μが適当であり、そのうち基材層の厚みは20
〜180μ、粘着層の厚みは10〜40μが適当である。 次に本発明の製造方法は多層インフレーシヨン
法、又は多層Tダイ法のいずれによつても実施す
ることができる。 次に本発明の製造方法により得られた製品のフ
イルムをロール状に巻取つても基材層と粘着層の
層間の接着力は弱く、容易にまきもどすことは可
能であるが、離型紙をはさんで巻取つてもよい。 以上、詳記した通り本発明の製造方法によれば
常温下で十分な接着性を示し、且つ層間の接着が
極めて大きい感圧接着性フイルムを共押出法によ
り成膜して一工程で容易に得ることができる。 又、感圧接着性フイルムを製造するに当つて
は、溶剤を使用することがないため、安全性が高
く、かつ乾燥、溶剤回収などの大きな設備を必要
とせず、火災や公害の恐れもない。 次に本発明の製造方法につき、実施例及び比較
例をあげて更に具体的に説明する。 実施例 1 基材層として密度0.923、溶融指数2.3のポリエ
チレン、粘着層として、種々のエチレン系共重合
体と粘着付与剤(2:1)100重量部に対し、
種々のスチレン―ジエン系ブロツク共重合体を30
重量部、BHT0.5重量部を配合した混合樹脂を2
層共押出インフレーシヨン法にてフイルムを成膜
した。このフイルムの基材層の厚みは40μ、粘着
層の厚みは20μであつた。用いた粘着層樹脂は表
1に示す通りである。 比較例 1 実施例1のスチレン―ジエン系ブロツク共重合
体を配合せずに同様にてフイルムを成膜した。 実施例1及び比較例1のフイルムを被着基板
(SUS304鋼板)に貼合せ、JIS C2107にもとづく
180゜剥離強度を測定した。結果は表1に示す通り
である。表1に示す通り、スチレン―ジエン系ブ
ロツク共重合体を配合することにより常温で好適
な接着力を有するフイルムが得られる事実は顕著
である。
ル板、金属板等の表面を一時的に保護するための
保護フイルムもしくは粘着テープ、或いはこれら
の仮接着性をもつフイルムもしくはシートに係
り、特に常温で好適な接着強度を有する感圧接着
性のフイルムに関するものである。 従来、感圧接着性フイルムを製造するに当つて
は、粘着剤組成物を適当な溶剤に溶解したものを
適当な下塗処理などを施した基材フイルム上に塗
布加工し、次いで乾燥工程で溶剤を除去する方法
が広くとられていた。 かかる溶剤塗工法は、乾燥工程において、多量
の溶剤を除去する必要があり、設備面から長い乾
燥ゾーンおよび溶剤回収設備を必要とし、労働衛
生面からは溶剤中毒の心配があり、さらに火災防
止および生産コスト面からも不利な点が多く望ま
しい方法とはいえなかつた。 溶剤塗工法に代る方法として無溶剤塗工法とし
てのいわゆる熱溶融塗工法が採用される傾向にな
つてきたが、この方法では凝集力の高い高粘度粘
着剤は、溶融粘度が高く、塗工が困難であり、ま
たポリオレフイン基材に対しては、そのままでは
基材と粘着剤との接着力が弱く、下塗処理などの
予備処理が必要であり、不利な点が多かつた。 一方かかる欠点を解決する方法として、基材層
にする重合体、例えばポリエチレン、ポリプロピ
レン等を溶融状態で押出しながら薄いフイルムと
し同時に粘着剤成分をも押出し、両者を共に溶融
状態にある間に貼合せて、粘着フイルムを製造す
る方法がある。 しかし、かかる共押出法においては、押出加工
性、成膜性、及び粘着層樹脂のペレツト化等の点
から、従来、粘着層としては、エチレン―酢酸ビ
ニル共重合体、エチレン―アクリル酸共重合体等
のエチレン系共重合体単独か、或いは、粘着付与
剤を少量配合してなる混合樹脂に限定して用いら
れていた。 しかし、この場合には常温での接着力が弱く、
好適な接着力を得るには被着板面に熱融着させる
必要があるなどの欠点を有していた。 また、スチレン―ブタジエン共重合体、スチレ
ン―イソプレン共重合体等のスチレン系ジエン系
ブロツク共重合体は、通常、粘着付与剤、オイル
等を配合し、感圧接着性フイルムの製造に使用さ
れているが、混合樹脂のペレツト化が困難であ
り、また溶融粘度が小さく、基材層樹脂との共押
出しによる製造は不可能であり、熱溶融塗工法を
用いて基材フイルムに塗工していた。 本発明者は、かかる実情にもとづき、常温で好
適な接着力を有し、かつ、基材層樹脂との共押出
し可能な粘着層樹脂組成について種々研究を重ね
た結果、粘着層用樹脂コンパウンドとしてエチレ
ン―酢酸ビニル共重合体、エチレン―アクリル酸
共重合体、エチレン―アクリル酸エステル共重合
体、エチレン―アクリル酸エステル―酢酸ビニル
三元共重合体等のエチレン系共重合体及び粘着付
与剤と安定剤とを含む組成物に対しスチレン―ブ
タジエンブロツク共重合体、スチレン―イソプレ
ンブロツク共重合体等のスチレン―オレフイン系
ブロツク共重合体を配合してなる粘着層用樹脂コ
ンパウンドを用いる事によりポリエチレン又はポ
リプロピレンからなる基材層用樹脂と共押出し可
能であり、かつ、常温で好適な接着力を有する感
圧接着性フイルムを得ることができることを見い
出し、かかる知見にもとづいて本発明を完成した
ものである。 即ち、本発明の要旨はポリエチレン、或いはポ
リプロピレンからなる基材層用樹脂と、エチレン
共重合体、粘着付与剤、及び安定剤を含む組成物
にスチレン―ブタジエンブロツク共重合体、スチ
レン―イソプレンブロツク共重合体などのスチレ
ン―ジエンブロツク共重合体を配合してなる粘着
層用樹脂コンパウンドを共押出することを特徴と
する感圧接着性フイルムの製造方法である。 以下、本発明につき、詳細に説明する。 ポリエチレン、或いはポリプロピレンからなる
基材層用樹脂と、エチレン共重合体、粘着付与
剤、及び安定剤を含む組成物にスチレン―ブタジ
エンブロツク共重合体、スチレン―イソプレンブ
ロツク共重合体などのスチレン―ジエンブロツク
共重合体を配合してなる粘着層用樹脂コンパウン
ドを共押出して基材層に粘着層が積層された感圧
接着性フイルムを得る。 而して、本発明の製造方法において基材層用樹
脂として公知の製造方法で製造されたポリエチレ
ンまたはポリプロピレンを適用でき、例えばポリ
エチレンは高圧法、中圧法および低圧法のいずれ
の方法で得られたものも使用できる。 次に粘着層樹脂コンパウンドの配合成分である
エチレン共重合体としては、エチレン―酢酸ビニ
ル共重合体、エチレン―アクリル酸共重合体、エ
チレン―アクリル酸エステル共重合体、エチレン
―アクリル酸エステル―酢酸ビニル三元共重合
体、エチレン―酢酸ビニル共重合体ケン化物から
選ばれた少くとも1種の樹脂が使用されるが、こ
れらエチレン系共重合体は、エチレン含有率が
50wt%以上のものが好ましい。而してエチレン
含有率が50wt%未満では、基材層との層間の接
着力が十分得られなくなり、且つ、スチレン―ジ
エン系ブロツク共重合体、粘着付与剤と混合した
組成物のペレツト化が困難になるからである。次
に粘着層用樹脂コンパウンドの配合成分であるス
チレン―ジエン系ブロツク共重合体としては、ス
チレン―ブタジエンブロツク共重合体、スチレン
―イソプレンブロツク共重合体が使用できる。こ
のスチレン―ジエン系ブロツク共重合体の配合量
は、エチレン系共重合体及び粘着付与剤と安定剤
とを含む組成物100重量部に対し、10〜100重量部
であり、好ましくは20〜80重量部である。而して
スチレン―ジエン系ブロツク共重合体の配合量が
10重量部以下であると常温下で十分な接着力は得
られず、一方、100重量部を超えると粘着層用樹
脂コンパウンドのペレツト化が困難となり、且つ
成膜困難となる。 次に粘着層用樹脂コンパウンドの配合成分であ
る粘着付与剤としては脂肪族系、芳香族系、脂環
族系石油樹脂、αビネン系、βビネン系、ジペン
テン系、テルペン樹脂、およびロジン変性ロジン
樹脂が使用できる。 使用する粘着付与剤の配合量は、その種類、被
着基材の種類等によつて異なるが、エチレン系共
重合体100重量部に対し、10〜100重量部、好まし
くは20〜70重量部の範囲で配合する。 而して、粘着付与剤の配合量が10重量部以下で
あると常温下で十分な接着力が得られなくなり、
一方100重量部以上になると混合した樹脂の流動
性が高すぎ、成膜が困難になる。次に粘着層用樹
脂コンパウンドの配合成分である安定剤として
は、有機スズ、金属石けん等の熱安定剤、BHT,
BHA等の酸化防止剤が用いられる。これは、成
膜時の加熱による粘着付与剤の劣化、スチレン―
ジエン系ブロツク共重合体の酸化劣化を防止する
ために粘着層用樹脂コンパウンドの配合成分とし
て使用するものである。 次に本発明の製造方法により得る感圧接着性フ
イルムの厚さは、求められる強度(引張、引裂、
耐擦過強度等)によつて異なるが、総厚で30〜
220μが適当であり、そのうち基材層の厚みは20
〜180μ、粘着層の厚みは10〜40μが適当である。 次に本発明の製造方法は多層インフレーシヨン
法、又は多層Tダイ法のいずれによつても実施す
ることができる。 次に本発明の製造方法により得られた製品のフ
イルムをロール状に巻取つても基材層と粘着層の
層間の接着力は弱く、容易にまきもどすことは可
能であるが、離型紙をはさんで巻取つてもよい。 以上、詳記した通り本発明の製造方法によれば
常温下で十分な接着性を示し、且つ層間の接着が
極めて大きい感圧接着性フイルムを共押出法によ
り成膜して一工程で容易に得ることができる。 又、感圧接着性フイルムを製造するに当つて
は、溶剤を使用することがないため、安全性が高
く、かつ乾燥、溶剤回収などの大きな設備を必要
とせず、火災や公害の恐れもない。 次に本発明の製造方法につき、実施例及び比較
例をあげて更に具体的に説明する。 実施例 1 基材層として密度0.923、溶融指数2.3のポリエ
チレン、粘着層として、種々のエチレン系共重合
体と粘着付与剤(2:1)100重量部に対し、
種々のスチレン―ジエン系ブロツク共重合体を30
重量部、BHT0.5重量部を配合した混合樹脂を2
層共押出インフレーシヨン法にてフイルムを成膜
した。このフイルムの基材層の厚みは40μ、粘着
層の厚みは20μであつた。用いた粘着層樹脂は表
1に示す通りである。 比較例 1 実施例1のスチレン―ジエン系ブロツク共重合
体を配合せずに同様にてフイルムを成膜した。 実施例1及び比較例1のフイルムを被着基板
(SUS304鋼板)に貼合せ、JIS C2107にもとづく
180゜剥離強度を測定した。結果は表1に示す通り
である。表1に示す通り、スチレン―ジエン系ブ
ロツク共重合体を配合することにより常温で好適
な接着力を有するフイルムが得られる事実は顕著
である。
【表】
【表】
実施例 2
基材層樹脂として密度0.923、溶融指数2.3のポ
リエチレン、粘着層樹脂としてエチレン―酢酸ビ
ニル共重合体(酢酸ビニル含有率16%)とロジン
系粘着付与材(2:1)100重量部に対しスチレ
ン―イソプレンブロツク共重合体10〜100重量部、
BHT0.5重量部を配合した混合樹脂を2層共押出
インフレーシヨン法にしフイルムを成膜した。 比較例 2 実施例2のスチレン―イソプレンブロツク共重
合体の配合量を5、150重量部に変更し、同様に
フイルムを成膜した。 実施例2、比較例2のフイルム(一部成膜不可
能であるが)を被着基板(SUS304鋼板)に貼合
せ、JIS C2107に基づく180゜剥離強度を測定した。
結果は表2に示す通りである。 表2に示す通りエチレン系共重合体及び粘着付
力与剤とを含む組成物100重量部に対しスチレン
―ジエン系ブロツク共重合体の配合量が10重量部
以下では、常温下で十分な接着力は得られず、一
方、100重量部を超えると混合樹脂のペレツト化
が困難であり、たとえペレツトができたとしても
成膜時に穴あきバルブの安定性不良が発生し、成
膜不可能となるので好ましくないものである。
リエチレン、粘着層樹脂としてエチレン―酢酸ビ
ニル共重合体(酢酸ビニル含有率16%)とロジン
系粘着付与材(2:1)100重量部に対しスチレ
ン―イソプレンブロツク共重合体10〜100重量部、
BHT0.5重量部を配合した混合樹脂を2層共押出
インフレーシヨン法にしフイルムを成膜した。 比較例 2 実施例2のスチレン―イソプレンブロツク共重
合体の配合量を5、150重量部に変更し、同様に
フイルムを成膜した。 実施例2、比較例2のフイルム(一部成膜不可
能であるが)を被着基板(SUS304鋼板)に貼合
せ、JIS C2107に基づく180゜剥離強度を測定した。
結果は表2に示す通りである。 表2に示す通りエチレン系共重合体及び粘着付
力与剤とを含む組成物100重量部に対しスチレン
―ジエン系ブロツク共重合体の配合量が10重量部
以下では、常温下で十分な接着力は得られず、一
方、100重量部を超えると混合樹脂のペレツト化
が困難であり、たとえペレツトができたとしても
成膜時に穴あきバルブの安定性不良が発生し、成
膜不可能となるので好ましくないものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリエチレン、或いはポリプロピレンからな
る基材層用樹脂と、エチレン共重合体、粘着付与
剤、及び安定剤を含む組成物にスチレン―ブタジ
エンブロツク共重合体、スチレン―イソプレンブ
ロツク共重合体などのスチレン―ジエン系ブロツ
ク共重合体を配合してなる粘着層用樹脂コンパウ
ンドを共押出することを特徴とする感圧接着性フ
イルムの製造方法。 2 粘着層用樹脂コンパウンドとして、エチレン
共重合体、粘着付与剤、及び安定剤を含む組成物
100重量部に対するスチレン―ジエン系ブロツク
共重合体の配合率が10〜100重量部である樹脂コ
ンパウンドを用いることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の感圧接着性フイルムの製造方
法。 3 粘着層用樹脂コンパウンドとして、エチレン
含有率が50重量%以上のエチレン共重合体を含む
樹脂コンパウンドを用いることを特徴とする特許
請求の範囲第1項又は第2項記載の感圧接着性フ
イルムの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9241082A JPS58208364A (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 感圧接着性フイルムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9241082A JPS58208364A (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 感圧接着性フイルムの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58208364A JPS58208364A (ja) | 1983-12-05 |
| JPH0126389B2 true JPH0126389B2 (ja) | 1989-05-23 |
Family
ID=14053639
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9241082A Granted JPS58208364A (ja) | 1982-05-31 | 1982-05-31 | 感圧接着性フイルムの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58208364A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04110771U (ja) * | 1991-03-08 | 1992-09-25 | 一豊 高倉 | 箔 糸 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5100709A (en) * | 1987-10-09 | 1992-03-31 | Tredegar Industries, Inc. | Multilayer film coating for rigid, smooth surfaces |
| JPH0421808Y2 (ja) * | 1987-11-06 | 1992-05-19 | ||
| US5145896A (en) * | 1991-09-09 | 1992-09-08 | Shell Oil Company | Process for the reduction of diene polymer hot melt adhesive color |
| JP5288733B2 (ja) * | 2007-05-31 | 2013-09-11 | 出光ユニテック株式会社 | 表面保護フィルム |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2276086A1 (fr) * | 1974-06-28 | 1976-01-23 | Rhone Poulenc Ind | Procede et appareil pour assurer une reaction entre des courants fluides |
-
1982
- 1982-05-31 JP JP9241082A patent/JPS58208364A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04110771U (ja) * | 1991-03-08 | 1992-09-25 | 一豊 高倉 | 箔 糸 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58208364A (ja) | 1983-12-05 |
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