JPH0126953B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0126953B2 JPH0126953B2 JP58166757A JP16675783A JPH0126953B2 JP H0126953 B2 JPH0126953 B2 JP H0126953B2 JP 58166757 A JP58166757 A JP 58166757A JP 16675783 A JP16675783 A JP 16675783A JP H0126953 B2 JPH0126953 B2 JP H0126953B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side wall
- bottom plate
- tank
- shell structure
- curved shell
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は水、石油、或いは低温液化ガス等の液
体貯蔵用プレストレストコンクリートタンクに係
るものである。
体貯蔵用プレストレストコンクリートタンクに係
るものである。
一般にこの種のタンクはドーム屋根1、側壁2
及び底版3からなる平底円筒形に構成され、側壁
2と底版3との結合部は、用途、規模に応じてス
ライド方式、ヒンジ方式、固定方式等の構造が採
用されている。
及び底版3からなる平底円筒形に構成され、側壁
2と底版3との結合部は、用途、規模に応じてス
ライド方式、ヒンジ方式、固定方式等の構造が採
用されている。
スライド方式の構造においては第2図に示すよ
うに、側壁2と底版3とが完全に絶縁されてい
て、円周方向のプレストレス及び水圧に対して側
壁2が自由に中心方向に変位することができるの
で、円周方向にも完全なプレストレスを与えるこ
とができ、また鉛直方向に曲げモーメントを生起
しないという利点を有するが、長期に亘つて液密
性を保持することは極めて困難である。
うに、側壁2と底版3とが完全に絶縁されてい
て、円周方向のプレストレス及び水圧に対して側
壁2が自由に中心方向に変位することができるの
で、円周方向にも完全なプレストレスを与えるこ
とができ、また鉛直方向に曲げモーメントを生起
しないという利点を有するが、長期に亘つて液密
性を保持することは極めて困難である。
ヒンジ方式の構造においては第3図に示すよう
に、側壁2と底版3とがヒンジ結合されていて、
側壁下端に鉛直方向曲げモーメントは生起しない
が、側壁中間部分に他の方式よりも大きな曲げモ
ーメントが生起し、鉛直方向には大量のPC鋼材
が必要になる。また側壁下端の中心方向への変位
が拘束されているため、側壁下部に上部と同じ円
周方向のプレストレスによる圧縮力を導入するこ
とはできず、乾燥収縮や温度変化によつてクラツ
クが発生し易い。更にこの方式もまた液密性を確
保するのが困難である。
に、側壁2と底版3とがヒンジ結合されていて、
側壁下端に鉛直方向曲げモーメントは生起しない
が、側壁中間部分に他の方式よりも大きな曲げモ
ーメントが生起し、鉛直方向には大量のPC鋼材
が必要になる。また側壁下端の中心方向への変位
が拘束されているため、側壁下部に上部と同じ円
周方向のプレストレスによる圧縮力を導入するこ
とはできず、乾燥収縮や温度変化によつてクラツ
クが発生し易い。更にこの方式もまた液密性を確
保するのが困難である。
また固定方式の構造においては第4図に示すよ
うに、側壁2と底版3とが剛結合されていて、液
密生は最も良好であるが、円周方向プレストレス
及び液圧によつて側壁下端に大きな鉛直方向曲げ
モーメントが生起する。そのため矢張り鉛直方向
に大量のPC鋼材が必要となる。また側壁下端の
中心方向への変位が拘束されているので、ヒンジ
方式の場合と同様に側壁下部に円周方向のプレス
トレスによる圧縮力を導入することができない。
うに、側壁2と底版3とが剛結合されていて、液
密生は最も良好であるが、円周方向プレストレス
及び液圧によつて側壁下端に大きな鉛直方向曲げ
モーメントが生起する。そのため矢張り鉛直方向
に大量のPC鋼材が必要となる。また側壁下端の
中心方向への変位が拘束されているので、ヒンジ
方式の場合と同様に側壁下部に円周方向のプレス
トレスによる圧縮力を導入することができない。
本発明はこのような問題点を解決するために提
案されたものであつて、タンク側壁と底版とを結
合するコーナ部を連続した曲面シエル構造とな
し、側壁直下及び底版下面と基礎版との間に水平
方向に移動可能な滑動層を設けてなることを特徴
とするプレストレストコンクリートタンクに係る
ものである。
案されたものであつて、タンク側壁と底版とを結
合するコーナ部を連続した曲面シエル構造とな
し、側壁直下及び底版下面と基礎版との間に水平
方向に移動可能な滑動層を設けてなることを特徴
とするプレストレストコンクリートタンクに係る
ものである。
本発明に係るプレストレストコンクリートタン
クにおいては前記したように、タンク側壁と底版
とを結合するコーナ部を、前記従来方式における
如き直交型構造から、応力の伝達の滑らかな連続
した曲面シエル構造とし、且つ同コーナ部を挾ん
で位置する側壁直下及び底版下面と基礎版との間
に水平方向に移動可能な滑動層を設けることによ
つて、前記コーナ部の水平変位が拘束されること
がなくなり、面外方向の2次応力の発生を小さく
抑制することができる。
クにおいては前記したように、タンク側壁と底版
とを結合するコーナ部を、前記従来方式における
如き直交型構造から、応力の伝達の滑らかな連続
した曲面シエル構造とし、且つ同コーナ部を挾ん
で位置する側壁直下及び底版下面と基礎版との間
に水平方向に移動可能な滑動層を設けることによ
つて、前記コーナ部の水平変位が拘束されること
がなくなり、面外方向の2次応力の発生を小さく
抑制することができる。
またこのように側壁下部のコーナ部を曲面シエ
ル構造にして半径方向の変形を容易ならしめるこ
とによつて、円周方向にもプレストレスによつて
十分な圧縮力を導入することができ、乾燥収縮や
温度変化によるクラツクの発生を防止しうるもの
である。
ル構造にして半径方向の変形を容易ならしめるこ
とによつて、円周方向にもプレストレスによつて
十分な圧縮力を導入することができ、乾燥収縮や
温度変化によるクラツクの発生を防止しうるもの
である。
また必要に応じて側壁、底版に別々に配置され
ていた軸方向PC鋼材を連続した同一のものとす
ることが出来て、PC鋼材定着具の節約が出来る。
ていた軸方向PC鋼材を連続した同一のものとす
ることが出来て、PC鋼材定着具の節約が出来る。
このように本発明によれば液密性に優れ、部材
厚さが薄く、PC鋼材量の少ない経済的なプレス
トレストタンクが提供されるものである。
厚さが薄く、PC鋼材量の少ない経済的なプレス
トレストタンクが提供されるものである。
以下本発明を図示の実施例について説明する。
第5図及び第6図において11はプレストレス
トコンクリートタンクのドーム屋根、12は側
壁、13は底版で、側壁12及び底版13を結合
するコーナ部14が連続した曲面シエル構造に構
成され、同コーナ部14及び前記底版13並に側
壁12の下面が基礎版15上に設置されている。
なお側壁12及びコーナ部14にはタンク内液
圧、ガス圧等による円周方向軸引張力を打消すた
めに円周方向にPC鋼材16が配設され、同PC鋼
材16によつてプレストレスが導入されている。
また、必要に応じて、面外方向の曲げモーメント
に抵抗するための軸方向PC鋼材16′が配置され
ている。
トコンクリートタンクのドーム屋根、12は側
壁、13は底版で、側壁12及び底版13を結合
するコーナ部14が連続した曲面シエル構造に構
成され、同コーナ部14及び前記底版13並に側
壁12の下面が基礎版15上に設置されている。
なお側壁12及びコーナ部14にはタンク内液
圧、ガス圧等による円周方向軸引張力を打消すた
めに円周方向にPC鋼材16が配設され、同PC鋼
材16によつてプレストレスが導入されている。
また、必要に応じて、面外方向の曲げモーメント
に抵抗するための軸方向PC鋼材16′が配置され
ている。
前記底版13は円板状またはリング状に形成さ
れ、基礎版15との間に滑動層17が介装され、
外力及び温度変化等による水平方向変位を何等拘
束しない状態で基礎版15上に支持されている。
れ、基礎版15との間に滑動層17が介装され、
外力及び温度変化等による水平方向変位を何等拘
束しない状態で基礎版15上に支持されている。
側壁12の直下の基礎版15は台形状に形成さ
れ、同部頂面と側壁12の下面との間に滑動層1
8が介装され、ドーム屋根11、側壁12の自重
は直接基礎版15に伝達されるが、コーナ部14
には伝達されないように構成され、従つてプレス
トレス、外力及び温度変化等による水平方向変位
に対しては何等拘束しないように構成されてい
る。なおコーナ部14と基礎版15との間には緩
衝材19を介装するか、空間のままとして、自由
な変形が許容されるようにする。
れ、同部頂面と側壁12の下面との間に滑動層1
8が介装され、ドーム屋根11、側壁12の自重
は直接基礎版15に伝達されるが、コーナ部14
には伝達されないように構成され、従つてプレス
トレス、外力及び温度変化等による水平方向変位
に対しては何等拘束しないように構成されてい
る。なおコーナ部14と基礎版15との間には緩
衝材19を介装するか、空間のままとして、自由
な変形が許容されるようにする。
更に地震時における水平力のように、タンク全
体に作用する偏荷重に対しては、基礎版15の外
周縁に突設されたリング状の水平移動防止用突起
20によつて抵抗する。なお前記偏荷重が小さい
場合には水平移動防止用突起20を設けずに、コ
ーナ部14と緩衝材18を介して基礎版15で受
持つことも可能である。
体に作用する偏荷重に対しては、基礎版15の外
周縁に突設されたリング状の水平移動防止用突起
20によつて抵抗する。なお前記偏荷重が小さい
場合には水平移動防止用突起20を設けずに、コ
ーナ部14と緩衝材18を介して基礎版15で受
持つことも可能である。
図示の実施例においては前記したように、側壁
12と底版13とを結合するコーナ部14を従来
における如き直交型構造から応力の伝達の滑らか
な曲面シエル構造に変えるとともに、滑動層1
7,18によつて水平変位を拘束しないようにす
ることによつて、面外方向の2次応力の発生を小
さく抑えることができ、また前記したようにコー
ナ部14を曲面シエル構造とすることによつて半
径方向の変形を容易ならしめ、円周方向にもプレ
ストレスによつて十分な圧縮力を導入することが
できるようにしたものである。
12と底版13とを結合するコーナ部14を従来
における如き直交型構造から応力の伝達の滑らか
な曲面シエル構造に変えるとともに、滑動層1
7,18によつて水平変位を拘束しないようにす
ることによつて、面外方向の2次応力の発生を小
さく抑えることができ、また前記したようにコー
ナ部14を曲面シエル構造とすることによつて半
径方向の変形を容易ならしめ、円周方向にもプレ
ストレスによつて十分な圧縮力を導入することが
できるようにしたものである。
第7図乃至第9図は本発明の他の実施例を示
し、地震水平力のような偏荷重に抵抗する手段と
して、底版13の下面に中心から外周部に指向し
て放射状に延びる凸形断面の剪断キー21を突設
し、基礎版15に同剪断キー21の係合する凹条
溝22を設け、かくしてプレストレス、タンク内
液圧、ガス圧、温度変化のように一様な軸対称荷
重に対しては自由に半径方向に変形できるが、非
軸対称な水平方向偏荷重に対しては、前記剪断キ
ー21を介して基礎版15に剪断力を伝達するも
のである。
し、地震水平力のような偏荷重に抵抗する手段と
して、底版13の下面に中心から外周部に指向し
て放射状に延びる凸形断面の剪断キー21を突設
し、基礎版15に同剪断キー21の係合する凹条
溝22を設け、かくしてプレストレス、タンク内
液圧、ガス圧、温度変化のように一様な軸対称荷
重に対しては自由に半径方向に変形できるが、非
軸対称な水平方向偏荷重に対しては、前記剪断キ
ー21を介して基礎版15に剪断力を伝達するも
のである。
以上本発明を実施例について説明したが、本発
明はこのような実施例にだけ局限されるものでは
なく、本発明の精神を逸脱しない範囲内で種々の
設計の改変を施しうるものである。
明はこのような実施例にだけ局限されるものでは
なく、本発明の精神を逸脱しない範囲内で種々の
設計の改変を施しうるものである。
第1図はプレストレストコンクリートタンクの
概要を示す左半部縦断正面図、第2図乃至第4図
は夫々従来の側壁と底版との結合構造を示す縦断
面図、第5図は本発明に係るプレストレストコン
クリートタンクの一実施例を示す縦断面図、第6
図はその要部拡大図、第7図乃至第9図は本発明
に係るプレストレストコンクリートタンクの他の
実施例を示し、第7図はタンク底版の平面図、第
8図はタンク底部の縦断面図、第9図は第8図の
矢視−図である。 12……側壁、13……底版、14……コーナ
部、15……基礎版、17……滑動層。
概要を示す左半部縦断正面図、第2図乃至第4図
は夫々従来の側壁と底版との結合構造を示す縦断
面図、第5図は本発明に係るプレストレストコン
クリートタンクの一実施例を示す縦断面図、第6
図はその要部拡大図、第7図乃至第9図は本発明
に係るプレストレストコンクリートタンクの他の
実施例を示し、第7図はタンク底版の平面図、第
8図はタンク底部の縦断面図、第9図は第8図の
矢視−図である。 12……側壁、13……底版、14……コーナ
部、15……基礎版、17……滑動層。
Claims (1)
- 1 タンク側壁と底版とを結合するコーナ部を連
続した曲面シエル構造となし、側壁直下及び底版
下面と基礎版との間に水平方向に移動可能な滑動
層を設けてなることを特徴とするプレストレスト
コンクリートタンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58166757A JPS6068282A (ja) | 1983-09-12 | 1983-09-12 | プレストレストコンクリ−トタンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58166757A JPS6068282A (ja) | 1983-09-12 | 1983-09-12 | プレストレストコンクリ−トタンク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6068282A JPS6068282A (ja) | 1985-04-18 |
| JPH0126953B2 true JPH0126953B2 (ja) | 1989-05-25 |
Family
ID=15837157
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58166757A Granted JPS6068282A (ja) | 1983-09-12 | 1983-09-12 | プレストレストコンクリ−トタンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6068282A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7104604B2 (ja) * | 2018-10-19 | 2022-07-21 | 鹿島建設株式会社 | 貯槽、貯槽の施工方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5347922B2 (ja) * | 1973-10-23 | 1978-12-25 | ||
| JPS5510472A (en) * | 1978-07-10 | 1980-01-24 | Takeda Chem Ind Ltd | Production of activated carbon fiber |
-
1983
- 1983-09-12 JP JP58166757A patent/JPS6068282A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6068282A (ja) | 1985-04-18 |
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