JPH01272898A - 防黴性壁紙 - Google Patents

防黴性壁紙

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JPH01272898A
JPH01272898A JP9747288A JP9747288A JPH01272898A JP H01272898 A JPH01272898 A JP H01272898A JP 9747288 A JP9747288 A JP 9747288A JP 9747288 A JP9747288 A JP 9747288A JP H01272898 A JPH01272898 A JP H01272898A
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JP
Japan
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urethane polymer
mold
thiazole
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JP9747288A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Anzai
弘行 安西
Sachiko Yamamura
山村 佐知子
Chiaki Tsukamoto
塚本 千秋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野) この発明は主として室内側に貼る防黴性壁紙に関する。
(従来の技術) 従来の壁紙は、主に建築物の壁、天井などに仕上げ材と
して貼り付ける紙製、繊維製、プラスチック製および金
属箔製なとの素材からなっていてシート状の可撓性を有
するものが一般的である。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで最近の建築様式がパネル、プレハブ、鉄筋コン
クリートといわゆる洋風化し、また窓も金属サツシの発
達により室内と外気との気密性が良くなる一方で、室内
の通風性が全くなくなった現象の結果として、壁面での
結露の問題が惹起してきている。この密室壁の結露の問
題は、前述の窓サツシの気密性の問題に加えて、生活水
準の向上に伴う生活用水の増加、石油ストーブ、ガスス
トーブ等の暖房器具の使用に伴う水分の発生等がその原
因の一つと考えられている。そして結露の二次的被害と
して黴の発生がある。黴の発生によって壁紙の外観が汚
損されたり、壁紙のジヨイント部、コーナ一部が壁から
めくれる事態が生じることが多い。また室内に激臭を漂
わせ不快感を与えたり、飛散した胞子が人体に影響を与
え健康上書を及ぼす場合がおる。温度や湿度といった黴
の生育条件が人間のそれに近く、はこりや壁紙に付着し
た汚れさえ栄養としてしまうため駆除が難しいとされて
いる。
しかしながら従来の壁紙ではかかる黴発生の問題を良好
に解決する適切な手段がほとんどないのが実情で、専ら
結露対策の問題として壁内部に内装した断熱材や木材自
体の性能を改良させたり、壁内部の湿気によるムレを防
ぐ手段がとられているにすぎない。従って上記のごとき
従来の壁紙は依然として気密性の高い住宅では結露し易
く、黴が発生しやすい問題点があった。
ところで防黴を壁紙において確保するには、まず壁紙自
体に透湿性、通気性をもたせ吸放湿機能によって結露水
の発生をできる限り抑制することが重要である。またた
とえ発生しても汚れ難いものでなければならず、仮に結
露水が付着したとしても、容易にこれを払拭できる素材
でなければならない。さらにまた壁紙に最適な防黴剤を
混入することも必要となる。しかしながら従来の紙糸壁
紙では織物壁紙と同様に吸放湿性は有するが、他面にお
いて汚れ易く、表面は微孔質のために黴が発生し易く、
また付着した汚れを払拭することも困難でめった。また
従来のビニル系壁紙では吸放湿性はないことから結露し
易く、結露水による汚れなども付着しやすかった。また
塩化ビニル樹脂そのものも黴に弱い。従ってこれらの素
材は上記壁紙の特性上充分ではなかったのである。一方
近時ではこの改良型として微孔性フィルムを表面層に用
いた壁紙が開発されているが、この表層フィルムは湿気
は通過するが、水は通過し難い程度の微孔を多数設けた
ものであって、はこりやチリその他の汚物によって目づ
まりを生じ、かつ汚れが取り難く、次第に湿気呼吸性が
低下するなど前記のような壁紙の要求特性を充分満足す
るには至っていない。また黴の発生を防ぐために混入す
る防黴剤として、10.10’ −オキシビスフェノキ
シアルシンのようなヒ素系のものがあり防黴性能は充分
に発揮するが、毒性の問題があり、壁紙のような内装材
は簡単に人体に接し易いことからこの種の防黴剤の使用
は健康障害を来たす可能性がおるので適当でない。
そこでこの発明はかかる問題点を解決する防黴性壁紙を
提供するところに目的がある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を解決するため本発明は、化粧紙又は台紙等の
表面に、チアゾール系及び/又はチアゾリン系防黴剤を
混入したウレタン重合体被膜層を形成する手段を採用し
た。
すなわち壁紙自体に透湿性、通気性をもたせ吸放湿機能
により結露水の発生をできる限り抑制するとともに、た
とえ発生しても汚れ難くかつ容易に払拭し易くするため
、非多孔質であるウレタン重合体層を化粧紙等の表面に
形成した。ざらにこの種のウレタン重合体に関し、安全
性及び防黴性能の向上の見地から好適な各種防黴剤に関
し鋭意検討の結果、チアゾール系及び/又はチアゾリン
系のものが好適であることを見出し、上記ウレタン重合
体層中に混入したものである。
ところでこの発明に用いる化粧紙の材質としては、天然
繊維、合成繊維またはこれらの組合せよりなる織布また
は不織布であって、例えばパルプ紙、アスベスト紙等の
吸放湿性を有するものが好ましく、またこれらの材料に
水酸化アルミニウムその他の難燃剤を含有させた難燃紙
または不燃紙であればさらに好適である。
また、化粧紙としてはこれらの紙の表面に水性または油
性のインキで各種の色彩や模様を印刷体として表現した
ものが用いられる。この化粧紙の厚みは壁紙の使用場所
により適宜選定されるものであるが、一般に50〜10
00μであり、巻反とすることのできるある程度の柔軟
性を有することが肝要である。
この発明に用いるチアゾール系防黴剤として2−(4−
チオシアメチルチオ)ベンズチアゾール、2−メルカプ
トベンズチアゾールナトリウム−チオシアノ−メチル−
チオベンゼンチアゾール、2−(4−チアゾール)ベン
ツチアゾール、5−((4−アミンフェノール)サルフ
ァニルシー2−チアゾールアミン、2−アミノチアゾー
ル、2−(4−チアゾール)−IH−ベンズイミダゾー
ル、4−ヒドロキシ−N−2−チアゾリルベンゼンサル
フォンアミド、4−オキソ−4 ( (4−4−(2−
チアゾリルアミノ)サルフオニル〕フェニル〕アミノ〕
ブタノイックアシッド、4−アミノ−N−2−チアゾリ
ルベンゼンプロパンアミド、2−(アセチルアミノ)−
4−(ビス(2−クロロエチル)−アミノ)−N−2−
チアゾリルベンゼンプロパンアミド、2 (((4−(
(2−チアシルアミン)スルホニル)−フェニル〕アミ
ノ〕カルボニル〕安息香酸、イソプロピル−2(4−チ
アゾリル)−5−ベンズイミダゾールカルバメイト等が
使用でき、チアゾリン系防黴剤として1,2−ベンゾイ
ソチアゾリン−3−オン、5−クロロ−2−メチル−4
−イソチアゾリン−3−オン、2−n−オクチル−4−
イソチアゾリン−3−オン、2−メチル−イソチアゾリ
ン−3−オン塩化マグネシウム等が使用でき、チアゾー
ル系とチアゾリン系防黴剤を併用してもよい。
チアゾール系及び/又はチアゾリン系防黴剤の混入量は
ポリウレタン樹脂100重量部に対して、0.5〜20
重量部程度、好ましくは1〜10重量部を使用するのが
良い。これは0.5重量部未満では防徹性能が低下し、
20重ω部を超えて用いるとウレタン重合体が防黴剤で
着色して壁紙の衣装性を失うからである。
この発明におけるウレタン重合体としては、ポリエチレ
ングリコールと有機ジカルボン酸単独又は有機ジカルボ
ン酸とε−カプロラクトン及び/又はポリオールとの混
合物を反応させてポリエステルポリオールを合成し、該
ポリエステルポリオールに鎖延長剤の存在下において有
機ポリイソシアネートを反応させる。なおポリエステル
ポリオール製造時に使用される有機ジカルボン酸として
は、アジピン酸、コハク酸、マレイン酸、フタル酸、イ
ソフタル酸、テレフタル酸等が使用でき、ポリオールと
してはエチレングリコール、プロピレングリコール、1
,3−ブタンジオール、1゜4−ブタンジオール、ネオ
ペンチルグリコール、1.5−ペンタジオール、1.6
−ヘキサンジオール、ジメチル−1,5−ペンタジオー
ル、ジメチル−1,6−ヘキサンジオール、1,8−オ
クタンジオール、1,9−ノナンジオール、シクロヘキ
サン−1,4−ジオール、シクロヘキサン−1,4−ジ
メタツール等が使用できる。そしてこれらのジカルボン
酸とε−カプロラクトン及び/又はこれらのポリオール
の併用系がよい。
かくして得られた特定のポリエステルポリオールをウレ
タン化するために用いられる有機ポリイソシアネートと
しては、テトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチ
レンジイソシアネート、リジンジイソシアネートメチル
エステル、トリレンジイソシアネート、4.4’ −ジ
フェニルメタンジイソシアネート、キシリレンジイソシ
アネート、ナフチレンジイソシアネート、メチルシクロ
ヘキサンジイソシアネート、イソホロジイソシアネート
、4.4′−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート
、イソプロピリデンジシクロへキシルジイソシアネート
等の単独又はこれらの併用系が使用できる。またポリオ
ールとイソシアネートとのアダクト体やプレポリマーあ
るいは必要に応じ3官能以上の有機ポリイソシアネート
を併用することもできる。
鎖延長剤としてはエチレンジアミン、ヘキサメチレンジ
アミン、トリメチルへキサメチレンジアミン等の脂肪族
ジアミン、イソボロンジアミン、ピペラジン、アミノエ
チルピペラジン、2.5−ジメチルピペラジン、3,9
−ビス−(3−アミノプロピル)−2,4,8,10−
テトラキサスヒロ(5,5)ウニデカン等の脂環族およ
び複素環式ジアミンざらにm−フェニレンジアミン、P
−フェニレンジアミン、2.4−トリレンジアミン、m
−キシリレンジアミン、P−キシリレンジアミン、4,
4′−ジアミノフェニルメタン等の芳香族ジアミンが使
用され公知のものはすべて制限なく使用できる。
なお、この発明に用いるウレタン重合体としては、上記
以外のポリオール類とイソシアネート類を主成分とし、
化粧紙上にコーティングすることができるウレタン重合
体であればいずれも適用可能である。
化粧紙の表面に上記ウレタン重合体の被膜層を形成する
方法としては、(1)予め溶液状のウレタン重合体から
フィルムを作成したのち、このフィルムを接着剤を介し
て積層・固着する方法、(2)前記のウレタン重合体フ
ィルムを加熱ラミネートする方法、あるいは(3)ウレ
タン重合体をコーティングする方法など種々の方法を適
宜採用可能でおるが、工程の簡便さ、経済性などから判
断すると(3)の方法が最も好適である。ウレタン重合
体を化粧紙にコーティングするには、重合体そのものを
コーティングしても良く、粘度が高すぎる場合は、その
重合体を溶剤に溶解してコーティングに適した粘度(く
1万cpsat25℃)に稀釈したものを使用してもよ
い。
この発明に用いるウレタン重合体の化粧紙へのコーティ
ング目付量は重合体固形分として2〜300Mm2、特
に5〜100g/Tr+2が好ましい。
2g/Tr12未満ではコーテイング膜の強度が不足し
また化粧紙面への均一な塗布が困難になり、使用時、壁
紙表面への汚れがつき易い。また300 g/m2を越
えると経済上適当ではない。
上記ウレタン重合体を化粧紙の表面ヘコーテイングする
には、グラビアコーティング法、ドクターブレード法、
リバースロールコート法などを適宜使用することができ
る。
コーティング時ウレタン重合体が一部化粧紙に含浸して
もよい。またコートした樹脂はその裏面に化粧紙を積層
した時に該化粧紙が外面より透視できる程度に透明であ
る方が好ましい。このようにしてウレタン重合体をコー
ティングした化粧紙には模様付けを強調するため通常エ
ンボス加工が施され、ついでこのエンボス加工した化粧
紙にはその裏面に、壁面に貼りつけるための構成として
台紙が接着剤により積層固着され、この発明の防黴性壁
紙が構成される。エンボス加工は台紙を積層した後に行
ってもよい。この台紙は、その裏面に、直接壁基材とし
ての木板、石膏ボード、コンクリート等に粘着施工する
ため、予め接着剤、粘着剤を塗布しておくと施工上便利
で好ましい。
また、上記の化粧紙と台紙を貼りつける接着剤や台紙と
石膏ボード等を貼りつける接着剤に防黴剤を混入してお
くと、より一層有益な防黴性壁紙が得られる。
この発明に用いる台紙としては、一般に壁紙用台紙とし
て入手できるものであればいずれも使用可能であるが、
好ましくは通常のパルプ紙に水酸化アルミその他の難燃
剤を含浸させた壁紙用難燃紙であって50〜400(]
/TI+2の秤量のものが用いられ、また巻反とするこ
との出来る、ある程度の柔軟性を有するものでなければ
ならない。またこの難燃紙中に防黴性を保有させるため
防黴剤を添加したものでは、ざらに防黴性壁紙として付
加価値が向上し、有益である。
更に、表層のウレタン重合体層には難燃剤、耐候剤等も
同時に混合しておくことも可能であり、これらの手段は
壁紙の品質を高める上に極めて有効である。また、化粧
紙と台紙を一体化したものへウレタン重合体をコーティ
ングすることが出来、また、コーティング層への印刷も
可能でおる。
〔作用〕
この発明の壁紙はチアゾール系及び/又はチアゾリン系
防黴剤を混入したウレタン重合体を台紙にコーティング
して被膜層を設けた構造体であるので、かかる構造の壁
紙を室内において用いた場合、室内環境に応じて吸放湿
サイクルがすみやかに起り、結露防止作用を発揮させる
ことができる。
しかもこの壁紙の表面は非多孔性でおるので、使用によ
り汚れが付着しても目づまりがなく、乾布や水拭き等に
より容易に洗浄することができるので、絶えず美観を保
ち得ることから、黴の発生を良好に抑制することができ
る。さらにまたウレタン重合体被膜層に好適なチアゾー
ル系及び/又はチアゾリン系防黴剤を混入しておるので
ウレタン重合体層の透湿性、通気性を阻害することはな
く吸放湿作用を十分良好に発揮させることができ、加え
て直接的な防黴作Jを確保することになるので、かかる
相乗効果によって格別良好な発黴防止を図り得る。また
このウレタン重合体は透明樹脂層でおる場合、その裏面
に適宜印刷、模様加工された化粧紙を積層し得るので透
視でき、外観的にも美麗である。またこの発明の壁紙は
、木板、コンクリート等の壁基材への取付けに際し、予
め台紙の裏面に接着剤、粘着剤を塗布しておき、これに
て粘着施工することもできるので工事が簡単であり、ま
たこの他に直接板打ち、鋲打ち等もでき、施工上甚だ簡
便である。
〔実施例〕
この発明を実施例、比較例および添付図面に基づいて詳
細に説明する。
〈ポリウレタン〉 (イ) ポリエステルポリオールの調製ポリエチレング
リコール(分子!200>の1080重量部にアジピン
酸642.4重量部とε−カプロラクトン236重量部
の併用系にテトラブチルチタネートを組成物合間に対し
0.001重量%を加え、フラスコ中で攪拌しながら2
00〜210’Cにて加熱してエステル化反応を行った
20時間反応を続けながら減圧脱水してポリエステルポ
リオールを生成した。この場合のポリオキシエチレン含
有率および分子量は60%、1800であった。
(ロ) ウレタン重合体の調製 前記(イ)にて調製したポリエステルポリオール100
重量部に対し有機ポリイソシアネートとしてイソホロン
ジイソシアネート24重量部を用いて、イソシアネート
末端プレポリマーとなし、これにジメチルホルムアミド
を固形分30%となるように添加し、次いで鎖延長剤を
8.3重量部を添加してウレタン重合体を得た。
実施例1 上記にて調整したポリウレタン100重量部に対して、
チアゾール系防黴剤(商品名:プレベントール0C30
38、バイエルジャパン製)2重量部の割合で添加し、
ホモミキサーを用いて充分攪拌して均一な混合物とした
。この混合物をグラビアコーティング法により化粧紙(
厚み二80μ)上に均一に塗布し、加熱炉中で120℃
で1分間乾燥させ、被膜層(目付け!:20(]/m2
)を形成したのち、その裏面に厚さ120μの壁紙用難
燃紙をウレタン系接着剤を介して積層・固着して壁紙を
得た。
第1図は、上記の方法により得られた防黴性壁紙の構成
を示した断面図である。図において、1は防黴剤1aを
有するウレタン重合体層、2は化粧紙、3は接着剤層、
4は壁紙用難燃紙である。
この壁紙を例えば第2図に示すように6青ボードからな
る壁基材6に接着剤5で貼り付けて実用に供する。
次にこの壁紙について下記の方法で防黴性試験を実施し
た。
く防黴性試験〉 素寒天培地をシャーレに流し入れ固めた後その上に上記
の方法で作った壁紙(直径3 Cmの円形にカットした
もの)を貼り付け、2種混合菌(^spergillu
s miger IFO9642とPenicilli
umfuniculosum IFO6345)を散布
し28℃で培養し14日間観察を行った。これを馬鈴薯
汁寒天培地を使用して同様に行なった。結果を第1表に
示した。この試験結果より壁紙上に全くカビの繁殖が見
られかったので、この壁紙は防黴性能を有することがわ
かる。
実施例2〜6 実施例1で示したチアゾール系防黴剤の代りに第1表に
示したチアゾリン系防黴剤を単独添加し、その添加量を
増減したこと以外は、実施例1に示したと同様の方法で
壁紙を作り、防黴性試験を実施した。得られた結果を同
じく第1表に示した。
比較例1〜5 比較のため、実施例1で示したポリウレタン100重量
部に対して、第2表に示した防黴剤を第2表に示した割
合で添加したこと以外は実施例1と同様の方法により、
それぞれ防黴性試験を実施し、結果を第2表に示した。
(以下余白) 第2表 発黴判定基準 Q:試験片(壁紙)上に全く黴の繁殖が見られない。
△:試験片(壁紙)上に部分的に黴の繁殖が見られる。
X:試験片(壁紙)上に全体に黴の繁殖が見られる。
着色判定基準 ○:着色が全く見られなかった。
△:着色が薄く見られる。
×:着色が見られる。
第1表ないし第2表に示したごとく、本発明の壁紙は素
寒天培地及び馬鈴薯汁寒天培地の両培地において全く黴
の繁殖が見られず、防黴性能が他の比較例のものより著
しく大であることが認められる。また第2表に示す様に
バイナジンBP−5−2−Uの防黴剤(比較例1)をウ
レタン重合体に添加した壁紙も本発明の壁紙と同等の防
黴性能を示すが、有機ヒ素系の組成でおるので毒性があ
り安全上問題がある。しかし本発明の壁紙に添加した防
黴剤はチアゾール系及び/又はチアゾリン系の組成でお
るので安全性の問題は全くない。
〔発明の効果〕
以上のごとく本発明の防黴性壁紙は、ウレタン重合体被
膜層を化粧紙等の表面に形成したので、壁紙自体に透湿
性、通気性をもたせて吸放湿作用により結露水の発生を
できる限り抑制しており、またウレタン重合体自体は非
多孔性であるので、その表面は汚れ難く、またたとえ汚
れても容易に払拭できるものである。またこのウレタン
重合体被膜層中に、ウレタン重合体の吸放湿機能を阻害
しない格別好適なチアゾール系及び又はチアゾリン系防
黴剤を混入したので、防黴性を良好に発揮させることが
でき、かつまた安全性も良好である。
従ってかかる作用効果の相乗効果によってきわめてすぐ
れた防黴性を具有した防黴性壁紙を提供した。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る防黴性壁紙の実施例を示す縦
断面図、第2図はこの発明に係る防黴性壁紙の壁基材へ
の取付状態を示す縦断面図である。 1・・・ウレタン重合体被膜層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)化粧紙等の表面にウレタン重合体被膜層を形成し
    、該ウレタン重合体被膜層にチアゾール系及び/又はチ
    アゾリン系防黴剤が混入されていることを特徴とする防
    黴性壁紙。
  2. (2)チアゾール系及び/又はチアゾリン系防黴剤の混
    入量が、ポリウレタン樹脂100重量部に対して、0.
    5〜20重量部である請求項1記載の防黴性壁紙。
JP9747288A 1988-04-19 1988-04-19 防黴性壁紙 Pending JPH01272898A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002265621A (ja) * 2001-03-09 2002-09-18 Japan U-Pica Co Ltd 多孔質硬化物およびその製造方法

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