JPH01274272A - 中国語の語音区切方式および語音漢字変換方式 - Google Patents

中国語の語音区切方式および語音漢字変換方式

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JPH01274272A
JPH01274272A JP63105030A JP10503088A JPH01274272A JP H01274272 A JPH01274272 A JP H01274272A JP 63105030 A JP63105030 A JP 63105030A JP 10503088 A JP10503088 A JP 10503088A JP H01274272 A JPH01274272 A JP H01274272A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3.1 産業上の利用分野 本発明は、中国語ワードプロセッサに関する。
更に詳しくは、本発明は、中国語の音節の連なりで表わ
された語音の列を入力し、該語音列を語音ごとに区切る
中V 話An 音区切方式、およびその語音区切方式で
区切られた語音を漢字に変換する中国語語音漢字変換方
式に関する。
3.2 従来の技術 3.2.1  日本語ワードプロセッサにおける仮名漢
字変換の主流は最長一致法による文の形態素分析 中1213Fjの文(以下、単に「中文」と略記する)
を扱うワードプロセッサでは、ローマ字入力鍵盤の一つ
として中文M式鍵盤(日本電気(株)製)が知られてい
る。中国漢字音を中文M式鍵盤から入力するのは、日本
語文(0文)のなかの漢字音を日本語M式鍵盤から入力
するのと同じように、たいへん易しく覚えやすく、入力
速度も速い。
現在活躍している各社の日本語ワードプロセッサは、仮
名人力漢字変換方式が主流である。仮名漢字変換の単位
は、連文節あるいは文−括であり、変換の手法は、■文
節を単位として、最長一致法により自立語と付属語とを
切りはなし、■自立語と付属語の音の間の妥当と思われ
る接続関係を参照しつつ辞書データを引いて、■自立語
を漢字に、付属語を仮名に変換し、■最も可能性の高い
漢字仮名文を発生させるものである。これを形態素分析
法という。
前述の中文M式鍵盤を開発する以前から考案されていた
日本語用のM大入力法がある(特開昭56−14963
1) 、このM大入力法においては、入力の時点で漢字
と仮名が自動的に分離されるから、■の処理が非常に簡
単になり、このことがM大入力法における高いかな漢字
変換の成功率の大きな原因となっている。
3.2.2.  日本語と中国語のちがい中文人力にお
いても、このような日本語ワードプロセッサ流のローマ
字漢字変換がうまく成立するだろうと、日本人ならば誰
でも考える。
ところが、中文は0文とは構造がおおいに異なっており
、0文ワードプロセッサにおける鋭利な武器である文節
の概念が存在せず、そのなかで自立語と付属語とを分離
することができない。
(1)中国語は付属語がすくない 第2図に中文の例とこの中文に対応する0文を示す。
図において゛を付して示す中文の語は付属語、0文にお
いて゛を付して示す語は中文の付属語に対応する付属語
、−を付して示す語は0文特有の付属語、無印は中文・
0文とも自立語である。これらの例から、極度に漢字を
多用した0文において残った仮名のところが付属語であ
り中文にはもともと付属語が少ないことが明瞭である。
(2)中国語には「文節」の概念がない次に第2図の(
b)の0文について文節区切りをすると第3図(a)に
示すようになる。ところが第2図(a)の中文を、第3
図(a)の0文の文節に似せて文のリズムを切ってみる
と第3図(b)の如くになる。第3図(a)、(b)か
ら中文と0文とでは言語および文の構造がずいぶん違う
ことが、いっそうよく分かる。
(3)中国語は一語の長さが短い0日本語の文では一語
の長さが長い さらに第2図(a>の中文を「語」に区切ってみると第
4図の如くに区切れる。
中国語では1漢字をっねに1音節に読むことを考慮する
と、中文では「語」の音節の長さは大抵1か2音節とい
う短いものであることがわかる。
いっぽう0文では第5図に示すように自立語・付属語と
も、助詞以外には1音節の語は希である。
但し、図において仮名−字が1音節またはカナ文字の1
キーを示す。
これに対し中文では第6図に示すようになる。
但し、カタカナ読みは、いちおうの近似音である。
中国式ローマ字は、大文字が子音、それに続く小文字が
母音で、それらひと組で1音節となる0M式中文人力法
では、子音は右1打、母音は左1打、右左の2打で1音
節を打つ。
第5図、第6図の文例において、数字の゛ところを除き
、0文は50音節、中文は23音節である。中文は0文
にくらべて、いかに簡潔であるかが分かる。この差は中
文にカナがなく0文にカナが割り増しされているところ
から来ているのは明瞭である。
(4)中国語は言語学上の「孤立語J、日本語は「膠@
語」、最長一致法は膠着語向き 言語学の分類によれば、中国語は「孤立語」の典型であ
って、各品詞は一切の語尾変化をせず、語と語の関係を
示す助詞に乏しく、文の意味は、もっばら語順できまる
いっぽう日本語は「膠着語」の一種であって、語と語の
関係は自立語の後に助詞や接尾要素を次々に連ねていっ
て表現する0日本語における「文節」は、大体「自立語
十接尾要素」に相当するものである0日本語ワードプロ
セッサの開発途上で、文節を単位とするカナ漢字変換法
が基本的発想となり、ひとつの文節のなかで自立語を分
離するのに「最長一致法Jが有力な武器として使われて
いるのは必然であろう。
「こきゅうは」に対して、先頭から辞書を引いていき、
「語」が辞書にあるかないかを見ていく。
「こ」 (子、粉、濃・・・)、「こき」 (濃き、扱
き、古希・・・)、「こきゆ」 (ナシ)、「こきゆう
」(呼吸、放言・・・)、「こきゆうは」 (ナシ)、
ここでいちばん長い語は「こきゆう」であり、残った「
は」は助詞の「は」と一致する。ゆえに「こきゅうは」
は多分「呼吸は」または「放言は」であろう0日本語の
例文を、文節を単位として、このような発想の「最長一
致法」によってカナ漢字変換をすれば、呼吸と放言とい
う同音語の誤り以外は、兄事に正しい第7図の文が出て
くる。
日本語ワードプロセッサにおける同音語の問題は、主と
して「音読み」の漢字熟語の部分にあり、それらはほと
んど名詞の自立語である。動詞や形容詞などの述語性品
詞の語幹は、たいてい「訓読み」であって、1音節のも
の以外では同音語が少ない。助詞や述語性品詞の接尾要
素(変化話尾)についても同音語はあまりない。ゆえに
日本語文の漢字カナ表現に対して、「文節区切り」と「
最長一致法」はカナ漢字変換において最も適した処理の
方法であるといえる。
3.3 発明が解決しようとする課題 中文のローマ字(読み)漢字変換において、以上に述べ
たような日本語におけるカナ漢字変換の方法論は、どの
程度に有効に適用できるかを次に検討する。
(1)文節とは異なる概念□中文における階層分析法と
文の構成要素□ 階層分析法とは、文の各構成要素のあいだの階層関係を
表現するtree (木)を求め、文の構造から意味を
あきらかにする方法である。第8図(a)の例文におい
てV印は「停頓(ポーズ)」で、ゆっくりと解説的に朗
読する時、ここで小休止をおいてもよい箇所である。ポ
ーズを最大限に置いた時、例文は自然に細分されて第8
図(b)の如くになる。第8図(b)のような区切り方
が、中文における最も自然な区切り方であり、中国語の
言葉の流れに沿った区切り方あるから、中国語ワードプ
ロセッサでは「ポーズ区切り」におうじて「変換キー」
を入れれば、変換処理システムの設計上はたいへん都合
がよい、ただし、中国語を中国人一般が読む場合に、例
文のVの箇所でがならず「変換キー」を入れるように強
制する事は無理がある6日本語では「放言はネ」、「−
四〇六年からネ」のように、「ネ」をつけて区切れるの
が「文節」であるから、文節の概念は誰にもたいへん明
快である。ところが中国語における「ボーズ区切り」は
日本語における文節よりも不確かな存在で、「ネ」に匹
敵する万能で便利な言葉は中国語にはない、ローマ字漢
字変換方式の中文ワードプロセッサは、オペレータがポ
ーズを無視して句読点から次の句読点まで一挙に入力し
たようなときでも、自動的に文を語に区切りつつ、ロー
マ字の読みを順々に漢字に変換していく能力を持たなけ
ればならない。
(2)中国語における「語」の観念とその不確定性 中国語は文法上では「孤立jM Jであり、語合上では
歴史的に「単音節語」である、Qt音節話というのは、
基本的には1語が1音節で表わされる言語である。現在
中1’IJ語は社会の近代化に伴って2音節の語♀が急
速に増えつつあるが、最も頻繁に使われる基本的な話に
は依然として単音節語が多い。例文における従、年、到
、有、多、的、了などがそうである。(これらは日本語
ではそれぞれより、年、まで、ある、あまり、の、だ 
などのように、はとんどがカナで書かれる機能語または
付属語のたぐいである。) 日本語のカナ音節の数は102個、中国の標準語の音節
の数は411個であり、日本語の4倍はあるものの、1
80万字(音節)の統計によれば、中文における単音節
語の率は約48%である。なお2音節話は約50%、3
・4音節語は残りの2%で、5以上の音節をもつ語はゼ
ロと考えてよい。このように中m語には、単音節語の頻
度がきわめて多い。
このことが、中文のローマ字漢字変換において、日本語
処理にならって「最長−教法」をとったとき、正変換率
が高くならない大きな原因になっている。いちばん困る
のは、中国語に最長−教法を適用すると「区切り違い」
が頻発することである。
第9図(a)の例文について最長−教法による漢字変換
を試みると第9t7I(b)の結果が得られる。変換の
単位は句読点間−括変換である。ただし数字は数字キー
から直接に入力する。
変換を誤まった語に、゛を付して示したが、このように
最長−教法では正解率65%という低さである。原因は
下に示すように「同音語の絡み合いによる区切り違い」
である、第10図では太線と網掛けの字が最長−教法に
よる漢字変換の経路を示し、X印は誤った場所を示す、
到現在己経有を導線存意経由のように連続して間違った
のは、最長−教法か到を収らずに、より長い導線を取っ
たからで、いわゆる「チョッキの最初のボタンをかけ違
った」類の誤りである。典型的な「区切りミス」である
以上に示したように日本語のカナ漢字変換に有効な最長
−教法の手法は、中国語に適用すると必らずしも有効で
ない、そこで、本発明の目的は、中国語に適した音標文
字漢字変換方式を提供することにある。
3.4 課題を解決するための手段 前述の課題を解決するために本発明が提供する一手段は
、中国語の音節の連らなりで表わされた語音の列を入力
語音列として入力し、該入力語音列を語合ごとに区切る
中国語詰音区切方式であって、中国語の語合のうちで単
音節開音および双音節語音について中国語文に出現する
統計的頻度の対数値の絶対値を該語合の頻級として記憶
する辞書と、 前記入力語音列の各単音節開音について前記辞書を検索
し、該単音節開音及びこの単音節開音の頻級を該辞書か
ら読み出すとともに、該単音節開音の直前に別の単音節
開音が入力されているときにはこれら両車音節語音でな
る双音節語音があるか否かを前記辞書で検索し、該辞書
に該双音節語音がある場合には該双音節語音およびこの
双音節語音の頻級を該辞書から読み出す語合・頻級検索
手段と、 該語合・頻級検索手段で読み出された前記単音節開音、
該単音節開音の頻級、前記双音節語音および該双音節語
音の頻級を記憶する第1の記憶手段と、 前記語合・頻級検索手段で双音節語音が検索されなかっ
た単音節開音と前記直前入力単音節語合との間における
前記入力語音列上の仮想の点を節点とし、直近の2つの
該節点の間にある前記入力語音列の句を音頻句とすると
き、該音頻句に対応する前記単音節開音及び双音節語音
並びに該単音節開音の頻級及び該双音節語音の頻級を前
記第1の記憶手段から読み出す節点判断手段と、前記節
点判断手段で読み出された前記単音節開音および双音節
語音並びに該単音節開音の頻級および該双音節語音の頻
級を受け、前記音頻句を語合の単位に区切る区切り方を
語音区切望として生成し、該訪音区切望のうちで最適の
語合区切型を運んで出力するft適語語音切型生成手段
と、前記最適語合−区切型生成手段で生成された前記語
合区切型を記憶する第2の記憶手段 とを備え、 前記最適語音区切望生成手段は、前記語合区切型におけ
る各詰合の前記頻級の和を求め、該和が最少である語n
区切型を萌記最適語音区切型とすることを特徴とする。
前述の課題を解決するなめに本発明が提供する別の手段
は、中国語の音節の連らなりで表わされた語合の列を入
力語音列として入力し、該入力語音列を語合ごとに区切
り、前記入力語音列から区切られた前記語合をそれぞれ
漢字に変換する中国話語′g漢字変換方式であって、 中国語の語合を見出しとして該語合の漢字を記憶すると
ともに、中国語の語合のうちで単音節語音および双音節
語音について中国語文に出現する統計的頻度の対数値の
絶対値を該語合の頻級として記憶する辞書と、 前記入力語音列の各単音節語音について前記辞書を検索
し、該単音節語音及びこの単音節語音の頻級を該辞書か
ら読み出すとともに、該単音節語音の直前に別の単音節
話合が入力されているときにはこれら両車音節語音でな
る双音節語音があるか否かを前記辞書で検索し、該辞書
に該双音節語音がある場合には該双音節語音およびこの
双音節gh音の頻級を該辞書から読み出す語合・頻級検
索手段と、 該語合・頻級検索手段で読み出された前記単音節語音、
該単音節語音の頻級、前記双音節語音および該双音節語
音の頻級を記憶する第1の記憶手段と、 前記語合・頻級検索手段で双音節語音が検索されなかっ
た単音節語音と前記直前入力単音節語音との間における
前記入力語音列上の仮想の点を節点とし、直近の2つの
該節点の間にある前記入力語音列の句を音頻句とすると
き、該音頻句に対応する前記単音節語音及び双音節語音
並びに該単音節語音の頻級及び該双音節語音の頻級を前
記第1の記憶手段から読み出す節点判断手段と、前記節
点判断手段で読み出された前記単音節語音および双音節
語音並びに該単音節語音の頻級および該双音節語音の頻
級を受け、前記音頻句を語合の歩位に区切る区切り方を
語合区切型として生成し、該語音区切型のうちでfL適
の語合区切型を選んで出力する最適語音区切望生成手段
と、前記最適語合区切型生成手段で生成された前記語音
区切型を記憶する第2の記憶手段と、前記fit適話音
語音型で区切って示される各語合について前記辞書を検
索し、該語合を見出しとする漢字のうちの1つを該辞書
から読み出し、前記入力語音列に対応する漢字列を生成
する漢字列生成手段 とを備え 前記最適語合区切型生成手段は、前記語合区切型におけ
る各語合の前記頻級の和を求め、該和が岐少である語合
区切型を前記最適話合区切型とすることを特徴とする。
3.5 作用 本発明は、音頻法を適用した語音区切り方式と、この語
合区切方式に基づき語合漢字変換を行う方式である。音
頻法は中文を語合に区切る方法であり、従来全く見られ
ない方法である。現在の時点で日本語の仮名漢字変換に
広く使われている文節の概念、最長−教法および文節に
対する形態素分析などの基本技術に比べ、本音頻法によ
る語合区切漢字変換は、まったく異質の発想に基づくか
ら、今まで日本語処置の技術に慣れて来た人には理解し
雛い面がある。そこで、以下では例文を挙げて主に音頻
法につき詳しく説明をする。
3.5.1  中文における語音と語音情報量第11図
は中文における語合とその・Wt報量の例を示す図であ
る。ここで「語合」とは漢字文における個々の単語の「
読み」をいう。個々の漢字の読みは「漢字前」であって
語合ではない。
ここで「語合」と「漢字前」の意義を明らかにしておく
漢字は表意文字であり、個々の漢字はそれぞれ固有の義
(意味)・音(よみ)・形の3方面の情報を持つ、漢字
の音は例外なしに1音節の音で、これを「字音」と呼ぶ
。中文は漢字だけを使用して書かれているから、見方に
よっては中文の「よみ」は1音節字音の列といえる9字
音で読まれる例としてお経がある。お経では、意味より
も音の雰囲気を大切にするから、「字音よみ」でよいの
である、古典中国語においては、おおむね1つの漢字は
文法上でも「語」であったが、現代中文では2字語の語
粱が優勢である。但し、伝統の力は強く、中文には分ち
書きがなく、漢語辞典はまず漢字を引いてその漢字から
始まる語を引く方式(日本の漢和辞典に同じ)が支配し
ている。
(中国には音引きの辞書はない)中国人の中文朗読も、
棒よみ字音よみの傾向かのこっている。
いっぽう、漢字からいちおう離れて、ローマ字などを発
音記号として利用し、音節を単位として中文の「よみ」
を書くこともできる。このときには、語のわかち書きは
不可欠となる。
わかち書きされた個々の語ごとの音節列を「語合」と呼
ぶ0語音には、音節の数によって単音節記音・双音節語
音・3音節語音・4音節話音などがある。
文が漢字だけで書かれていても、語合を意識して朗読す
るのが中文の合理的な読み方である。
本発明の眼目は、「語合」で入力された中文の音節列を
処理し、自動語区切を行ったのち、はじめて語ごとの漢
字変換を行うというアイデアにある。もっとも、本発明
の方式では、入力された音節を自動的に語合に区切るか
ら、音節を入力する者が字音と認識して入力しても語合
として入力した場合と同様に処理される。すなわち、本
発明の方式で入力として受は付ける情報は、音節列であ
れば足り、語合であっても字音であっても差し支えない
本発明では、中文が音節ごとに順に入力されてくること
を前提にしており、第11図の(1)は入力される音の
順を示す番号である。
図の(2)は14字の中文例文を示し、この例文は「此
の式の中文人力システムは許多(あまた)の利点を具有
している」という意味である。同図(3)は図(2)の
漢字音を示す、ただしローマ字の綴りがたは中国国定の
「持合(ピンイン)」方式による。1漢字はかならず1
音節に対応している。以後、漢字からまったく離れて、
読みだけに注目すれば、(3)は14個の音節からなる
音節列となる。
(3)に対して番号1から順々に1音節の語を調べてい
くと、(8)のように、すべての音節に単音節の藷が実
在する。ゆえに(5)のように1から14までの単音節
語音記号a−′−nに内容が存在し、それらはそれぞれ
zhe、shi。
z h o n g 、・・・、dianであることに
なる。
中文では、すべての音節には対応する単音節記音が存在
するという原則がある。2以上の音節の語(多音節語)
の一部として使用されるだけで、それ自身は単音節記音
にならない音節は、中文には存在しない、なお、図にお
いて、単音節記音をR3で示しているが、RはRead
(読み)を表わし、SはSingle(単数)を表わし
ている。
(6)の頻率は中文における単音節記音の出現確率であ
り、数値は総計約180万字の文献調査から得たもので
ある。たとえばshiという「読み」の単音節記音の出
現確率ps(pはprobabilityを表わす)は p s = 159.04x 10−’= 1.59%
であって、この語合は平均63字に1回のわりで出てく
ることがわかる。
(7)は単音節記音の情報量頻級Isを示す(以下では
単に頻級、IS又は頻級ISと略記する)、l5(Iは
Informationを表わす)は IS=−1ogt ps のように定義される。対数の底は、ここでは2とするが
、理論上は1を越える正の実数なら何でもよい。ISの
値は小数点以下を切り捨てて整数化し、級の呼びをつけ
て段階的に表現する。
中文において最大頻度の単音節記音はde(r的、地、
得」の語合。それぞれ「〜の、〜な、〜して」の意味)
であり、deについてはp s =0.0472、I 
S=4級である。本例ではISの最小値は18級とした
。すなわち、ps<=2−”  (=O,0OOO04
)のpsの語合のISはずべて18級に簡略化した。
ISを15段階に規準化したのである。ISが小さけれ
ば語合の出現率は大きい。ISが1級少なくなれば語合
の出現確率は2倍になり、情報量は1/2になる。
(8)の単音節語粱は、(5)の単音節記号の内容であ
るそれぞれの単音節記音を持つ実在の辞書に搭載してい
る)単音節語を、漢字表現で羅列したものである。羅列
の順序は統計的頻度の順である。たとえば語合shiに
対しては、是(〜である)が最大頻度、使(〜に〜させ
る)、時(〜したとき)がそれに次ぐ0例文中の式(森
田式などの式)は11番目の頻度である。
中文においては単音節開音の同音語愈は例にあるように
相当多い。しかし同音語のなかで、頻度が上位の少数の
語が語合頻度の大部分を占める場合が多い。たとえば語
合shiに対しては、頻度1位の「是」だけで占有率7
6%、2位の「使Jまでで82%、3位の「時」まで8
7%の占有率になる。
(9)〜(13)は、双音節語音(2つの音節からなる
語の音、即ち2つの漢字で表わせれる語の音)について
の同様のデータ例を示す、ただし双音節語音の・[n報
量頻級ID(DはDoubleを示す)は、その語合の
頻度の統計総音節数に対する比をpaとしたとき ID=  Iogz  (2xpd) とし、Isの場合と同様に15段階に規準化する(双音
節語音の情報量頻級は以下では単に頻級、ID又は頻級
IDと略記する)。
(9)〜(13)に見えるように、例文において双音節
記号hi、jk、1mには音節情報がない。
これはtongju、youxu、duoyouという
双音節語音が中国語には元来なく、これらの音の2音節
語電がないからである。双音語節音にはID=18また
は18に近いほとんど使われない語合が多数存在する。
その反面、women(我々)とかzhuyi (主義
、注意)などID−7に達する高頻度語合も存在する。
双音節語音における同音語の数は、単音節開音にくらべ
ると一般に少ない。
3または4音節の語合は中文においては、平均すればき
わめて希である。同時にこれらには同音語電がほとんど
ない。これらの語合は単音節開音および双音節晶音と干
渉しあって、音頻法による語音区切を混乱させることが
ほとんどない、干渉がないというのは、たとえば音節列
abcdeにおいて3音節語音cdeと3個の双音節語
音ab。
bcおよびdeが存在するとき、区切a / b c 
/deはほとんどあり得す、a b / c d eが
ほとんど眞になることをいう、ゆえに音頻法の実行に際
して、3または4音の語合が開音列中に検出されなとき
には、これらを音頻区切処理から切り離し、これらに対
して独立に語合漢字変換を行ない、これらを除外した単
音節開音と双音節語音の2種類の語合だけで構成される
語音列の部分に限って音頻区切処理(音頻法による開音
区切処理)をすることによって、自動音頻区切の処理ア
ルゴリズムを大幅に単純化することができる。
本発明では、以上の理由により、単音節開音と双音節語
音だけによって構成される語音列に対象を限定して、音
頻法による語音区切を行う。
3.5.2  中文音節列の構造モデル第12図に漢字
を捨象して構成した中文音節列のモデルを示す。モデル
は第11図の例文による。
第12図の(1)は文例のaからnまでの14音節のシ
ステムである。音節単位の入力は点■から始まり、点0
で終わる。このモデルでは点[相]の次には句読点が入
力されることを想定している。
点■から点■までを結ぶ直線軸は入力作業の時間経過を
示す「時間」軸である。それぞれの点は音節の入力直前
の時点を表している。隣りあわせの2点の間に、入力さ
れた単音節語合記号a〜nがそれぞれ書き込まれる。軸
上の経路は、単音節開音だけを選んで通る径路で、第1
2図の(2)に示すように、これを「軸路」と称する。
音列中に双音節語音が存在する時には、同図の(2)に
示すように、隣り合う2個の単音をまたぎ、それらの両
件側の2点を短絡するバイパス(傍路)を引き、その上
に該当する双音節語音記号を置く。−本の軸路と多くの
傍路によってシステム図は鎖状の形となる。このように
中文語音列を語音接続関係図としてモデル化したダイヤ
グラムを「87i、TFネットワーク」と名付ける。
原文の文頭に対応する音列の開始点、句読点、数字ロー
マ字など非変換の字や符号の単独または列の直n+1直
後の「点」は、音頻法の実行に際して外部条件により音
列を区切るものであるので、これらを「外部区切点」と
呼ぶ、第12図の例では、点■と点0、■が「外部区切
点」である。
その点の直前直後の両車音節をつないで得られる双音節
語音が存在しないとき、その点を節点という。その点を
またぐ双音節語音の存在不存在にかかわらず、その点の
直前または直後に3または4音節の語合が存在している
ときも、その点は「節点」である、また「外部区切点」
もまた「節点」である。
隣りあわせの2個の節点間の軸路と傍路上の単音節およ
び双音節の全語音によって成立する語合列を「音頻句」
と名付ける。
隣りあわせの2節点の間が3または4音節語音の場合、
それらの節点の間を「多音句」と名付ける。
隣りあわぜの2節点が共に「外部区切点」で、その間に
ローマ字・数字などの非変換の字または符号の一個ある
いは列だけがあるとき、それらの節点の間を「非変換句
」と名付ける。
隣りあわぜの2個の「外部区切点」の間をr文」と称す
る。「文」はふつう「音頻旬」および「多音句」からな
っている、第11図と第12図に例示する文は、4個の
[音頻句Jによって構成されてt)る。
音頻法は個々の「音頻句」だけを対象として、その音列
におけるf!L′i!i語音区切を求心音区切であり、
本発明の語合漢字変換方式ではその音頻法により区切ら
れたそれぞれの語合に対して漢字変換を行なう。
3.5.3  音頻ネットワーク 第12図に示すような音頻旬の中の単音節記号および双
音節記号のそれぞれに、頻級をつけた形式を「音頻ネッ
トワーク」という、第12図の(3)は第11図(2)
の例文に対する音頻ネ・ントワークである。音頻ネット
ワークは、多数のイベントを矢を持つアクティビティで
連結して、おのおののアクティビティの時間的順序と接
続関係を示したPERTのプロジェクト・ネットワーク
に、ツマタンのうえでは類似している。しかじ音頻法は
、むしろ最適経路発見のために用いられるDP(ダイナ
ミック・プログラミング)の一種と見た方がよい。
単音節語合と双音節語音だけによって構成される音頻ネ
ットワークは、第12図で見てきたようにきわめて単純
なバタンを示す、それは軸路上に等間隔に並ぶ単音節記
号と互いに1音節周期ずれて軸路の上下に並ぶ傍路上の
双音節記号によって連続的につくられるバタンである。
第12図の(3)の表現は、同図(4)のような2段の
ブロツク積み形式に直して表現したほうが描き易くわか
り易い、音頚ネットワークは、以下、第12図の(4)
のバタンによって記述することにする。
3.5.4  最小音頻径路と殻適語合区切の理論最小
音頻経路とは、その経路上の個々の語合の頻級の総和I
T(以後ITを頻級和と称する)が最小になる経路を指
す、第12図の(4)における太線が例文の赦小音頻経
路である。この例文の音頻句1では、太線の音頻経路で
は頻級和ITは52であり、他のどの音頻経路の頚級和
ITよりも小さい、最小音頻経路に沿う語合区切を行な
い、さらに各語合の同音語中の最多頻度の漢字語に各語
合を変換すれば、第12図の(5)のように、はとんど
真に近い結果が得られる。この例では、bのshiに対
する変換だけが正しい「式」ではなく、「是」となり、
同音語ミスを起こしている9話合区切は完全に正しくな
されていることに注意すべきである。
後に説明する第16図は本発明の方式により216音節
にわたる話音を漢字に変換した例を示す図であ、るが、
本発明で採用する音頻法によれば、IrL適語音語合の
経路が真の語区切にほとんど近い事か本図から了解され
るであろう。
本発明はri小音頻経路に沿う語合区切は、最も真に近
い語合区切である」という法則に基づいている。この法
則は本発明者の発見に係わるものである。この法則が中
文に対してよく合うことは、第16図の216音節に及
ぶ長い例文に対する漢字変換の結果から証明されている
この法則が成立する理由は次のように考えられる。
(1)中文には411個の単音節語音があるが、各語音
の統計的使用頻度は、けっして−様ではなく、非常に泊
った分布をしている。
(2)中文における双音節語合は単純計算最大限の41
12=16万種はなく、本発明におけるように声調(中
国語に特有の音節ごとの4種のアクセント)を熟視した
とき3万種、その中でも主要なものは一万種をはるかに
下まわる程度であり、双音節語合において結び付く2個
の音節の相性はずいぶん制限されている。
実存する双音節各語合の統計的使用頻度は個々の語音に
よって非常に偏った分布をしている。
(3)3音節4音節の多音節語合になると、音節組合わ
せの特殊性と実在語音の頻度の偏りは、さらに大きくな
る。
(4)語音の時系列すなわち[句」においては、それを
構成する語音の連続の具合は決して無秩序ではなく、文
法や語脈の影響をうけ、自然言語特有の秩序と偏りを持
つ。
(5)以上をまとめれば、 「個々の音節がlit音節・双音節などの語音を成立さ
せるとき、さらにそれら語音がlff1次に接続されて
句や文をなすとき、その成立や接続には自然言語固有の
秩序がある。」 その結果、 「各語音の情報量の総和が最小になるような、各語音の
音節vJ造と語音の区切と語音の接続が、自然言語にお
いては自ずから成立しているに違いない。」 この法則は[自然言語における語音情報エントロピー最
小の法則」とも呼ぶべきである。
中文に対しては、この法則は非常によく合う。
本発明の自動語音区切方式はこの法則を応用して、音節
を単位として入力された中文の個々の「音頻句」に対し
て、いわゆる変換キーの操作を省略して、音頻法により
自動語音区切を実行する方式である。また本発明の語音
漢字変換方式は、その自動語音区切方式により中文を最
も真に近く個々の語音に区切り、区切られて生成された
各語音を漢字に変換する方式である。
3.6 実施例 次に、実施例を挙げて本発明の詳細な説明する。
なお本発明の核心は、単音節語音と双音節語合だけから
なる「音頻句Jに対する逐次自動語音区切にあるので、
3音節および4音節の語音に対する処理については簡潔
に述べる。
3.6.1  音頻語合区切処理の構成間第1図は「音
頻旬」に対し語音区切を施し、この語音区切により該音
頻区を区切ることにより生成された3△音を漢字に変換
する本発明の一実施例(語音漢字変換方式)の構成を示
すブロック図である。また第13図は第1図のなかの辞
書以外の記憶手段において必要なメモリの記憶内容を示
す表である。この第1図実施例により本発明による語音
区切方式および語音漢字変換方式を具体的に説明する。
第1図における各手段ブロックの機能は以下の通りであ
る。
1:辞書 (1)音節列によって表現された語音見出しく2)各語
音の頻級 (3)各語音ごとの同音の漢字話電〈漢字コード表現)
のデータを記憶させである記憶手段である。
2:語音・頻級の検索手段 音節入力手段(キーボード)11から音節が入力される
都度、2は1の辞書から以下のデータを検索し、3へ送
る。
(1)その音節の単音節語音R3゜ (2)R3,の頻級Is。
(3)nが2以上のとき、RS n−1とR3,とを結
合して得られる2音節の双音節語合RD、の有無(但し
、RD、がない場合、RD、無の情報は4の節点判断手
段に送られ、3へは送られない)。
(4)RD、があった場合にはその内容と頻級ID、。
(5)nが3以上のときその音節に終わる3音節語音R
T、の有無。あった場合にはRT、の内容 (6)nが4以上のときその音節に終わる4音節語音R
Q、の有無、あった場合にはRQ、の内容 RT、またはRQ、は多音節語合データであって、無の
情報は節点判断手段4に送られ、有の時にはRT 、ま
たはRQ、の語合が記憶手段3に送られる。RQ、が有
のときにはRT、、RD、。
RSイ、IDア、Is、は3に送られない。
RT、、が有のときにはRD、、R3,、ID、。
IS、は3に送られない。
3:単音節開音(R3,)・単音節開音の頻級(rsn
)・双音節語合(RD、)・双音節語合の頻級(ID、
)・3音節語音(RT、)・4音節語音(RQ、)の記
憶手段 4:節点判断手段 「音頻旬」が終わりになる節点を判断する。
(1)話合・頻級検索手段2によってRT、またはRQ
、が検索されていないとき (1)RDnが無のとき: R3,の直前の点は節点と
判断し、音節入力番号を1に 戻し、R3,とIS、を記憶手段3の R3,とIs、に入れ直す。
(2)RD、が有のとき:記憶手段3からR3,、T 
S、、RD、およびID、の情報を最適区切型生成手段
5に送る。
(2)語合・頻級検索手段2によってRQ、またはRT
、が検索されたとき (1)RQ。か存在するときはn−4に外部区切りがあ
るとして処理し、よたRT。
が存在するときはn−3に外部区切があるものとして処
理する。
5:#1適語音区切型生成手段 「音頻旬」を対象にして、処理中の音頻句の先頭から最
近に入力された音節までの音節列に対する語合区切型を
生成し、区切型記憶手段6に送る。
最適語合区切型生成手段5の主機能はi適語合区切型を
生成して漢字列変換手段7に送ることであるが、生成の
方法については浅部で述べる。
6:語合区切型記性手段 7:漢字列生成手段 Ft適話話合切型生成手段5から’A適語語合切型のデ
ータを受は取り、区切られた各語合を見出しとして辞@
1の漢字語案を順次に検索し、同音語の中から現在数も
眞に近いと判断される漢字語を選定し、それを順次につ
らねて漢字語列を出力する。その漢字語列は、漢字語列
記憶手段8及び文書記憶手段12に送られる。
8:漢字列記憶手段 3.6.2 最n語合区切型の生成 第1図における最適語合区切型生成手段5の機能と作用
について詳しく述べる。
第14図に、音節入力番号nに対する、n音節句におい
て可能な区切型のすべてを示す、ただし、n=1〜8に
ついて例示する。
図において、音節はabc等のローマ字で示す。
「/」は語合の区切である0語合区切の型の右側に2進
数で表現したのは、区切型の数値表現T。
である。1゛、の意味は例示すれば 区切型   a b / c d / eT、1010
1 T、の最上位桁の1は、ローマ字表現の音節列の開始点
を示し、必ずこれを置く、以下、0は音節間に区切のな
いことを、1は区切のあることを示す。ローマ字表現の
最後に「/」がないのは、次の音節が入力されるときま
で最後の音節が単音節開音の音節か双音節語合の第一音
節かこの時点では不定なので「/」がつけられないので
ある。
′r、を「区切変数」と呼ぶ。T、によって「音頻旬に
おける区切の型一般を簡潔に表現することができる。
第14図の最下欄に「数」とあるのは、各nに対する可
能な区切型の数である。可能な区切型の数をN、とすれ
ばN、=N、−1+N、−2の法則がある。すなわちN
。はnの増加に伴って急速に増えていき、音節のIlf
次入力に際して、nが小さい間は区切型の数は少ない。
区切型の各々についてそれを構成する各語合の頻級を合
算して、その区切型の頻級相IT9を計算し、すべての
型のIT。
を比較し、そのなかからIT、が最小の型を最適区切型
変数T o p t 、として発見することができる。
nに対してそのnに可能なすべての区切型を生成する一
般的な方法は次のごとくである。
(1)音頻句には単音節語合と双音節語合しか含まれて
いないことに注目すれば、Toの各型の末尾に新たに双
音節語合を追加した型の集合に、T n + 1の各型
の末尾に新たに単音節重音を追加した型の集合を加えれ
ば、それはT *+2の型の集合になる。第15図にT
、がT2とT、とから生成される例を図示しである。
(2)上記の方法に従えば、n=1の型aと、n=2の
型abおよびa/bから出発して、nが1増えるな、び
に、新しいnに対する型を見出し、n−1とn−2の型
のITの値におのおの追加さるべき単音節語合あるいは
双音節語合の頻級を加算すれば、nのすべてについて、
可能なすべての型とおのおののIT。
とを1111次に求めることができる。
第15図は第14図の全部の区切変数T、について頻級
和IT、を計算し、おのおののnについてITヵの最小
の値ITopt、と、対応する型Toptfiを求めた
結果を示す。本図において大字がT o p t 、と
ITopt、である。
第15図において、最下欄に各T o p t 、にし
たがって漢字列変換手段7で開音漢字変換を実行した結
果を示す。’n=3においては、最小のIT。
の型が唯一に決まっていない、もしn=3で音頻句が閉
じているときには、解が決まらない。このときには、 (1)末尾が単音心音または双音語音のどちらかである
方を眞と定める。
(2)区切の数が多い方または少ない方の一方を真とす
る。
のひとつまたは両方の条件によって解をきめるものとす
る。
3.7 発明の効果 3.7.1  音頻式語合最適区切と漢字変換の成績例 第16図に、やや長い例文に対する音頻法による詰合F
EN区切と漢字変換の結果を示す、この例文 。
において、漢字変換を必要とする音節は219個、その
なかから人名の3音節を除いた216個の音節が音頻法
の対象となる。
例文は(1)から(12)までの12段に分けて記述さ
れている。記号等の定義は以下の通り。
1)各段の1行目は例文、2行目は中国国定ローマ字(
持合:ピンイン)の「読み」、3行目は節点と句の状況
を示す。4〜6行は第12図(5)の形式による音頻構
造を示す、ただし音頻処理の対象となる単音節および双
音節の各語合は、aまたはab等の単音節開音記号を用
いずに、その語合を持つ同音語中の最多頻度の漢字語で
表現しである。a、ab等には、本来ローマ字の音節で
書くか又は同音漢字語の全部を書くべきかであるが、記
載の場所の制限から第16図では漢字話で代表して示し
た。
2)3行目において、「■」は節点、「□」は音頻句、
「」は外部区切の節点、「多」は多音句、[非」は非変
換句、r人」は人名扱いの旬を指す。
3)4〜6行の音頻ネットワークの説明において、太い
実線は最適語合句区切経路である。(6)段[1に2箇
所、9段目に1箇所、太い点線の経路が太い実線の経路
と共存している。これはこれらの音頻処理において、I
Tが最小となる型が2個出たため、3.6.2において
既に述べたところに従い、それらの音頻句の末尾の語合
が双音節語合の型を眞として太い実線の経路を描き、単
音節語合の型を偽として太い点線の経路を描いたのであ
る。
4)下線は多音節語合を示す。この例文の多音節話合は
6箇所に現れ、これらは全て3音節語音である、4音節
語音は出てこない。
5)重音の下の小字体の数値は頻級である。頻級の数値
は北東語言学院編「現代漢語頻率詞典1986年版」か
ら計算した。単語の語粱は中国文字改革委員会の[漢語
枡音詞[1963年版」を参考にした。後者にあって前
者にない双音節重音の頻級は一律に18級とした。前者
後者の双方にないが、辞書システム上に必要と判断され
る常用の双音節語(地名の北東や法用の地名も含む)の
重音の頻級は、双音節の前後の単音節の頻級の数値の和
から1を減じた数値を採用した。
6)7行目の「△」は同音語ミスを示す、双音節語の同
音語ミスにおいては、ひとつの音節だけか正しく変換さ
れていても、2字分のミスとした。処理の単位が「字」
ではなく「語」だからである、正解はΔの下に太字で示
した。
7)「×」は区切ミスである。全例文のなかで区切ミス
は9段目における3音節にわたる1件しかない、このこ
とは、音頻法を応用した語合区切が変換キーをまったく
必要としないにもかかわらず、−語の入力ごとに人の判
断によっていちいち「変換キー」を入れていくいわゆる
[人力悲話変換」区切に比べて、はとんどこれに近い区
切能力を持っていることを示している。
3.7.2  音頻法以外の中文漢字変換方式の効果 第17図は、第16図の例文に対する漢字変換の正変換
率についての分析を示す。第17図において、(1)は
例文の全部、(2)は例文における話区切、(3)は音
頻法による漢字変taの正変換率をそれぞれ示す。また
、(4)と(5)は参考対象として、最長−教法漢字変
換と単漢字変換のそれぞれの正変換率を示す。
(3)と(4)の本文において、太字は語を単位とした
字の誤りである。(5)においては太字は字の誤りであ
る。(3)〜(5)の右の欄は誤変換の内容を示す。そ
の評価は以下の通りである。
■)本図(5)の単漢字変換は中文人力法として、実用
性がまったくない、原変換率(漢字頻度学習機能がない
ときの変換率)は37.0%と低い。
最近使用先頭配列辞書式の学習機能をつけ、誤字が出る
ごとに候補字のなかから選択修正再入力していく場合の
シュミレーションをしてみると、正変換率は54,6%
に上昇するが、これでも変換性能はきわめて低い。単漢
字変換は中文人力には日本話人力においてと同じく、効
果の点で無意味である。
2)単語単位の人力区切入力では区切ミスが当然に0に
なるから正変換率は高く、〈3)の例では正変換率は9
5.8%である。しかしこの方式は、この例文の入力の
ために区切変換キーを107回も打たなければならない
欠点がある。
日本語入力における文節単位の漢字変換とは異なり、中
文は分ち書きのない漢字だけの「列であるから、中文人
力においては、単語変換キーを打つ肉体労働の回数より
も、どこで語を切るべきかという判断の精神労働の回数
の方が、オペレータの誤操作と疲労を生む原因として重
大である。その点で、現在絣音入力では最も普遍的なこ
の方式は労働能率の面から不十分な効果しか持たないと
判断できる。
3)また、(4)の最長−数式自動区切漢字変換は、人
力による語区切方式の上記の欠点をカバーすべく試みら
れた方式で、現在日本語入力に広く用いられ非常に成功
しているものの中文に対する応用である。しかし、中文
の構造が白文とは相当に異なるために正変換率が高くな
らず、例文では誤字率17,6%にも達し、しかも相当
量の再区切操作を免れない。誤字のほとんどが区切ミス
に起因するものである0区切ミス修正はオペレータに対
して非常な手間と精神的負担をかけるので、正しい語区
切がなされた後の同音語ミスにくらべれば、悪質なミス
である0区切ミスが多い点で、最長−数式自動区切漢字
変換は中文人力に対しては、なお不十分な効果しかない
3.7.3  音頻式自動重音区切漢字変換の眼目と効
果 1)オペレータは単語の判断をまったく気にしないで読
む通りに持合音節キーを打っていけば、打鍵に追従して
ほとんど真に近い語区切の漢字語列が自動的に出力され
てくる。
2)音頻式自動区切の効果により、区切ミスは希にしか
発生せず、変換ミスはほとんど同音ミスに限られる。ゆ
えにオペレータはさしたる手間をかけずにミスを修正で
きる。
3)区切ミスが希にしか起こらないから、語合から漢字
に変換する際に、連続した2語の間に成立する文法的な
関係を満たす同W語だけに変換することによって、同音
語ミスを減少させ、漢字正変換率をさらに上げることが
可能である。
最長一致法のように区切ミスが多い方式では、区切ミス
のまま文法処理を加えることになるので、文法処理の効
果は期待できない。
4)以上をまとめれば、本発明は、 (1)変換キーの操作がまったく不要で、漢字の「読み
」の通りに入力し く2)入力に追従して真に近い謔区切を自動的に行ない
、その区切にしたがって個々の語ごとに自動的に漢字に
変換する機能を持つことにより(3)オペレータの負担
を軽減し疲労を減少させ入力作業の生産性を向上させる
効果を持つ中文85音漢字変換方式を提供するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。 第2図(a)は中文の例を示す図、第2図(b)はその
中文に対応する8文を示す図、第3図(a)は第2図(
b)の8文に文節区切を入れてなる文節区切白文を示す
図、第3図(b)は本図(a)の8文の文節区切りに似
せたリズムで区切った中文の例を示す図、第4図は第2
図(a)の中文を語で区切った語区切中文を示す図、第
5図は第3図(a)の8文の各音節を仮名で表現した仮
名文字音節区切0文を示す図、第6図は第4図の中文の
各音節を中国式ローマ字で表現したローマ字音節区切中
文を示す図、第7図は第2図(b)の8文を音節単位で
入力して最長一致法により文節に区切り、漢字に変換し
て得られる8文の例を示す図、第8図(a)は中文にお
ける階層分析法の概念を示す図、第8図(b)は朗読の
際に小休止する位置で区切る方式の中文の区切り方を例
示する図、第9図は第2図(a)と同じ中文の例を示す
図、第9図(b)は本図(a)の中文を音節で入力して
最長一致法により漢字に変換して得た漢字文を示す図、
第10図は第9図の音節漢字変換の概念を示す図である
。 第11図は中文における語合と情報量の例を示す図、第
12図(1)〜(4)は第11図(2)の中文における
漢字を捨象して構成した中文音節列の音頻ネットワーク
を示す図、第12図(5)は本図(4)の音頻ネットワ
ークにおける最小音頻経路の語合を最多頻度の漢字に変
換して得た漢字文を示す図、第13図は第1図実施例に
おける記憶手段に記憶されるデータを示す図、第14図
はn音節句において可能な区切の型を示す図、第15図
は第14図の区切変数T、に関する頻級和IT。を示す
図、第16図は本発明で用いる音頻法により中文を漢字
に変換して得た漢字文の例を示す図、第17図は第16
図の例文に対する漢字変換の正解率を示す図である。 1・・・辞書、2・・・語合・頻級検索手段、3・・・
単音節語合とその頻級、双音節重音とその頻級、3音節
語音および多音節重音を記憶する手段、4・・・節点判
断手段、5・・・最a重音区切型生成手段、6・・・語
合区切型記憶手段、7・・・漢字側生成手段、8・・・
漢字列記憶手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、中国語の音節の連なりで表わされた語音の列を入力
    語音列として入力し、該入力語音列を語音ごとに区切る
    中国語語音区切方式において、中国語の語音のうちで単
    音節語音および双音節語音について中国語文に出現する
    統計的頻度の対数値の絶対値を該語音の頻級として記憶
    する辞書と、 前記入力語音列の各単音節語音について前記辞書を検索
    し、該単音節語音及びこの単音節語音の頻級を該辞書か
    ら読み出すとともに、該単音節語音の直前に別の単音節
    語音が入力されているときにはこれら両単音節語音でな
    る双音節語音があるか否かを前記辞書で検索し、該辞書
    に該双音節語音がある場合には該双音節語音およびこの
    双音節語音の頻級を該辞書から読み出す語音・頻級検索
    手段と、 該語音・頻級検索手段で読み出された前記単音節語音、
    該単音節語音の頻級、前記双音節語音および該双音節語
    音の頻級を記憶する第1の記憶手段と、 前記語音・頻級検索手段で双音節語音が検索されなかっ
    た単音節語音と前記直前入力単音節語音との間における
    前記入力語音列上の仮想の点を節点とし、直近の2つの
    該節点の間にある前記入力語音列の句を音頻句とすると
    き、該音頻句に対応する前記単音節語音及び双音節語音
    並びに該単音節語音の頻級及び該双音節語音の頻級を前
    記第1の記憶手段から読み出す節点判断手段と、 前記節点判断手段で読み出された前記単音節語音および
    双音節語音並びに該単音節語音の頻級および該双音節語
    音の頻級を受け、前記音頻句を語音の単位に区切る区切
    り方を語音区切型として生成し、該語音区切型のうちで
    最適の語音区切型を選んで出力する最適語音区切型生成
    手段と、 前記最適語音区切型生成手段で生成された前記語音区切
    型を記憶する第2の記憶手段 とを備え、 前記最適語音区切型生成手段は、前記語音区切型におけ
    る各語音の前記頻級の和を求め、該和が最少である語音
    区切型を前記最適語音区切型とすることを特徴とする中
    国語語音区切方式。 2、中国語の音節の連らなりで表わされた語音の列を入
    力語音列として入力し、該入力語音列を語音ごとに区切
    り、前記入力語音列から区切られた前記語音をそれぞれ
    漢字に変換する中国語語音漢字変換方式において、 中国語の語音を見出しとして該語音の漢字を記憶すると
    ともに、中国語の語音のうちで単音節語音および双音節
    語音について中国語文に出現する統計的頻度の対数値の
    絶対値を該語音の頻級として記憶する辞書と、 前記入力語音列の各単音節語音について前記辞書を検索
    し、該単音節語音及びこの単音節語音の頻級を該辞書か
    ら読み出すとともに、該単音節語音の直前に別の単音節
    語音が入力されているときにはこれら両単音節語音でな
    る双音節語音があるか否かを前記辞書で検索し、該辞書
    に該双音節語音がある場合には該双音節語音およびこの
    双音節語音の頻級を該辞書から読み出ず語音・頻級検索
    手段と、 該語音・頻級検索手段で読み出された前記単音節語音、
    該単音節語音の頻級、前記双音節詰合および該双音節語
    音の頻級を記憶する第1の記憶手段と、 前記語音・頻級検索手段で双音節語音が検索されなかっ
    た単音節語音と前記直前入力単音節語音との間における
    前記入力語音列上の仮想の点を節点とし、直近の2つの
    該節点の間にある前記入力語音列の句を音頻句とすると
    き、該音頻句に対応する前記単音節語音及び双音節語音
    並びに該単音節語音の頻級及び該双音節語音の頻級を前
    記第1の記憶手段から読み出す節点判断手段と、 前記節点判断手段で読み出された前記単音節語音および
    双音節語音並びに該単音節語音の頻級および該双音節語
    音の頻級を受け、前記音頻句を語音の単位に区切る区切
    り方を語音区切型として生成し、該語音区切型のうちで
    最適の語合区切型を選んで出力する最適語音区切型生成
    手段と、 前記最適語音区切型生成手段で生成された前記語音区切
    型を記憶する第2の記憶手段と、前記最適語音区切型で
    区切って示される各語音について前記辞書を検索し、該
    語音を見出しとする漢字のうちの1つを該辞書から読み
    出し、前記入力語音列に対応する漢字列を生成する漢字
    列生成手段 とを備え 前記最適語音区切型生成手段は、前記語音区切型におけ
    る各語音の前記頻級の和を求め、該和が最少である語音
    区切型を前記最適語音区切型とすることを特徴とする中
    国語語音漢字変換方式。
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JP2010157260A (ja) * 1998-02-13 2010-07-15 Microsoft Corp 漢字文における単語区分方法

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