JPH01276704A - 酸化物電圧非直線抵抗体の製造方法 - Google Patents
酸化物電圧非直線抵抗体の製造方法Info
- Publication number
- JPH01276704A JPH01276704A JP63106524A JP10652488A JPH01276704A JP H01276704 A JPH01276704 A JP H01276704A JP 63106524 A JP63106524 A JP 63106524A JP 10652488 A JP10652488 A JP 10652488A JP H01276704 A JPH01276704 A JP H01276704A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solution
- alcohol
- powder
- nonlinear resistor
- precipitate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Thermistors And Varistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、酸化物電圧非直線抵抗体の製造方法に関する
。
。
(従来の技術)
ZnOを主成分とし、B12O3等の添加成分を含む焼
結体からなる酸化亜鉛電圧非直線抵抗体は、非直線の電
圧−電流特性を有し、印加電圧の増大に伴いその抵抗が
急激に減少し、電流が急増するので、異常な高電圧を吸
収する避雷器、サージ吸収素子などに広く使用されてい
る。
結体からなる酸化亜鉛電圧非直線抵抗体は、非直線の電
圧−電流特性を有し、印加電圧の増大に伴いその抵抗が
急激に減少し、電流が急増するので、異常な高電圧を吸
収する避雷器、サージ吸収素子などに広く使用されてい
る。
上述した酸化亜鉛電圧非直線抵抗体は、従来、次のよう
な方法により製造されている。まず、主成分である酸化
亜鉛(Zn O)の粉末と添加成分である酸化ビスマス
(Bl 203 ) 、酸化マンガン(Mn O)など
の金属酸化物の微粉末とを所定の割合で混合し、これを
適宜な混合・粉砕器中で媒体(例えばジルコニアボール
)を用いて混合、粉砕した後、適宜なバインダで造粒す
る。つづいて、この造粒物を金型に充填し、加圧成形し
てペレットした後t 1100〜1350℃の温度域で
焼成して酸化亜鉛電圧非直線抵抗体を製造する。かかる
方法で製造された酸化亜鉛電圧非直線抵抗体は、主成分
であるZnOが通常、数μm〜数十μmと比較的大きな
粒を構成し、添加成分の大部分は該ZnO粒子の粒界に
介在して粒界相を構成している。こうした微細構造を有
する酸化亜鉛電圧非直線抵抗体においては、各成分の組
織上の均一度がサージ吸収を目的とする非直線抵抗体の
安定向上化にとって重要な因子として働く。
な方法により製造されている。まず、主成分である酸化
亜鉛(Zn O)の粉末と添加成分である酸化ビスマス
(Bl 203 ) 、酸化マンガン(Mn O)など
の金属酸化物の微粉末とを所定の割合で混合し、これを
適宜な混合・粉砕器中で媒体(例えばジルコニアボール
)を用いて混合、粉砕した後、適宜なバインダで造粒す
る。つづいて、この造粒物を金型に充填し、加圧成形し
てペレットした後t 1100〜1350℃の温度域で
焼成して酸化亜鉛電圧非直線抵抗体を製造する。かかる
方法で製造された酸化亜鉛電圧非直線抵抗体は、主成分
であるZnOが通常、数μm〜数十μmと比較的大きな
粒を構成し、添加成分の大部分は該ZnO粒子の粒界に
介在して粒界相を構成している。こうした微細構造を有
する酸化亜鉛電圧非直線抵抗体においては、各成分の組
織上の均一度がサージ吸収を目的とする非直線抵抗体の
安定向上化にとって重要な因子として働く。
しかしながら、従来の製造方法にあっては原料として用
いるZnOの粉末や添加成分の粉末の粒径を均一に揃え
ることが困難であり、かつ一般に添加成分の添加量はZ
nO粉末の量に比べて極めて少ないため、該添加成分と
該ZnO粉末との混合が不均一になり易くなる。その結
果、均一な微細構造をaする酸化亜鉛電圧非直線抵抗体
を得ることが困難となる。このことは、製造ロット間又
はロフト内の特性バラツキを大きくし、品質安定性の低
下を招くばかりか、得られた酸化亜鉛電圧非直線抵抗体
の電圧非直線性、寿命特性、サージエネルギー耐量など
のバリスタ特性そのものの低下を招くことになる。
いるZnOの粉末や添加成分の粉末の粒径を均一に揃え
ることが困難であり、かつ一般に添加成分の添加量はZ
nO粉末の量に比べて極めて少ないため、該添加成分と
該ZnO粉末との混合が不均一になり易くなる。その結
果、均一な微細構造をaする酸化亜鉛電圧非直線抵抗体
を得ることが困難となる。このことは、製造ロット間又
はロフト内の特性バラツキを大きくし、品質安定性の低
下を招くばかりか、得られた酸化亜鉛電圧非直線抵抗体
の電圧非直線性、寿命特性、サージエネルギー耐量など
のバリスタ特性そのものの低下を招くことになる。
一方、粒径が細かく、比較的粒径の揃った粉末を得る方
法として共沈法が知られている。この共沈法を採用した
原料粉末の製造方法としては、特開昭58−22580
4号に開示された水溶液中でZn塩とBl塩を共沈させ
る方法がある。しかしながら、かかる方法では酸化亜鉛
電圧非直線抵抗体の種々の特性を向上させるために添加
する多くの成分を目的とする組成通りに共沈させること
が困難であったり、溶液濃度に制限があるため取扱う溶
液が膨大になったり、共沈により生成した亜鉛成分の粒
径が非常に細かいため成形が困難になったりする等、製
造上多くの問題があった。
法として共沈法が知られている。この共沈法を採用した
原料粉末の製造方法としては、特開昭58−22580
4号に開示された水溶液中でZn塩とBl塩を共沈させ
る方法がある。しかしながら、かかる方法では酸化亜鉛
電圧非直線抵抗体の種々の特性を向上させるために添加
する多くの成分を目的とする組成通りに共沈させること
が困難であったり、溶液濃度に制限があるため取扱う溶
液が膨大になったり、共沈により生成した亜鉛成分の粒
径が非常に細かいため成形が困難になったりする等、製
造上多くの問題があった。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたも
ので、多数の添加成分を均一に混合することを可能とし
、均一な微細構造を形成し、品質の安定化とバリスタ特
性の向上を達成した酸化物電圧非直線−低抗体を簡単に
製造し得る方法を提供しようとするものである。
ので、多数の添加成分を均一に混合することを可能とし
、均一な微細構造を形成し、品質の安定化とバリスタ特
性の向上を達成した酸化物電圧非直線−低抗体を簡単に
製造し得る方法を提供しようとするものである。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明は、添加成分の金属塩のうち少なくともMnの金
属塩を多価アルコールで溶液化する第1の工程と、この
溶液を含む添加成分の金属塩又は金属塩溶液をアルコー
ル溶液に溶解する第2の工程と、酸化亜鉛アルコールス
ラリー中に前記第2の工程で得られた溶液を添加する第
3の工程と、この溶液を加水分解して沈澱物を生成する
第4の工程と、この沈澱物から溶媒を除去する第5の工
程と、を備えた方法により調製した原料粉末を焼結する
ことを特徴とする酸化物電圧非直線抵抗体の製造方法で
ある。
属塩を多価アルコールで溶液化する第1の工程と、この
溶液を含む添加成分の金属塩又は金属塩溶液をアルコー
ル溶液に溶解する第2の工程と、酸化亜鉛アルコールス
ラリー中に前記第2の工程で得られた溶液を添加する第
3の工程と、この溶液を加水分解して沈澱物を生成する
第4の工程と、この沈澱物から溶媒を除去する第5の工
程と、を備えた方法により調製した原料粉末を焼結する
ことを特徴とする酸化物電圧非直線抵抗体の製造方法で
ある。
以下、本発明の詳細な説明する。
第1の工程は、添加成分の金属塩のうち少なくともMn
を含む金属塩(例えば硝酸マンガン等)で多価アルコー
ルに溶解する工程である。ここに用いる添加成分として
は、前記Mnの他にB1、Sbs Cos Nl、Cr
、Sl等を挙げることができる。これらの金属塩として
は、硝酸化物、塩化物、金属アルコキシド、アセチルア
セトン塩等を挙げることができる。また、これら添加成
分の中で前記Mnの他にB1の金属塩等を多価アルコー
ルで溶解してもよい。前記多価アルコールとしては、例
えばエチレングリコール、グリセリン等を挙げることが
できる。
を含む金属塩(例えば硝酸マンガン等)で多価アルコー
ルに溶解する工程である。ここに用いる添加成分として
は、前記Mnの他にB1、Sbs Cos Nl、Cr
、Sl等を挙げることができる。これらの金属塩として
は、硝酸化物、塩化物、金属アルコキシド、アセチルア
セトン塩等を挙げることができる。また、これら添加成
分の中で前記Mnの他にB1の金属塩等を多価アルコー
ルで溶解してもよい。前記多価アルコールとしては、例
えばエチレングリコール、グリセリン等を挙げることが
できる。
第2の工程は、前記第1の工程で得た溶液を含む添加成
分の金属塩又は金属塩溶液をアルコールに溶解する工程
である。ここに用いるアルコールとしては、例えばエチ
ルアルコール、メチルアルコール、プロピルアルコール
、ブチルアルコール等を挙げることができる。
分の金属塩又は金属塩溶液をアルコールに溶解する工程
である。ここに用いるアルコールとしては、例えばエチ
ルアルコール、メチルアルコール、プロピルアルコール
、ブチルアルコール等を挙げることができる。
第3の工程は、酸化亜鉛のアルコールスラリー中に前記
第2の工程で得られた溶液を添加する工程である。この
スラリーは、酸化亜鉛の粉末をエチルアルコール等のア
ルコール中に分散させることにより調製される。このス
ラリー中の酸化亜鉛の粒径については、あまり大きくす
ると活性度が低下して焼結・体の密度向上を達成できな
くなり、かといってあまり小さいと成形し難くなること
から、0.3〜0.7μm程度とすることが好ましい。
第2の工程で得られた溶液を添加する工程である。この
スラリーは、酸化亜鉛の粉末をエチルアルコール等のア
ルコール中に分散させることにより調製される。このス
ラリー中の酸化亜鉛の粒径については、あまり大きくす
ると活性度が低下して焼結・体の密度向上を達成できな
くなり、かといってあまり小さいと成形し難くなること
から、0.3〜0.7μm程度とすることが好ましい。
また、前記スラリーに対する添加成分である金属塩の量
は、B1の場合、Bl酸化物に換算して0.1〜2.0
rBo1%、その他のMn、5bSCo、Nl 、C
r、St等の場合、それらの酸化物に換算して合計量で
3〜5 mo1%とすることが望ましい。
は、B1の場合、Bl酸化物に換算して0.1〜2.0
rBo1%、その他のMn、5bSCo、Nl 、C
r、St等の場合、それらの酸化物に換算して合計量で
3〜5 mo1%とすることが望ましい。
第4の工程は、前記第3の工程で得られた溶液(Zn
Oを含む混合金属イオンのアルコール溶液)を加水分解
して沈澱物を生成する工程である。加水分解は、濃度調
節したアンモニア水(例えば水で1150に希釈したア
ンモニア水)を前記ZnOを含む混合金属イオンのアル
コール溶液に滴下して行ない、全体の溶液をpH7〜8
程度にする。
Oを含む混合金属イオンのアルコール溶液)を加水分解
して沈澱物を生成する工程である。加水分解は、濃度調
節したアンモニア水(例えば水で1150に希釈したア
ンモニア水)を前記ZnOを含む混合金属イオンのアル
コール溶液に滴下して行ない、全体の溶液をpH7〜8
程度にする。
アンモニア水以外では、KOH等のアルカリ溶液を用い
てもよい。pHが7〜8程度で前記アルコール中の総て
の金属イオンがほぼ完全に沈澱するが、低pH領域では
pHによって沈澱する金属イオンが異なるため、該沈澱
時期のずれによるへんせきを防止する観点から加水分解
を早めるためにZnOを含む混合金属イオンのアルコー
ル溶液を充分に攪拌することが望ましい。こうした加水
分解により、ZnOの粉末表面に添加成分の水酸化物(
金属水酸化物)が均一に分散して析出、沈澱する。生成
した金属水酸化物は、ZnO粉末表面において原子レベ
ルのオーダーで均一に分散、付着する。かかる原子レベ
ルのオーダーでの金属水酸化物のZnO粉末への分散は
、従来の粉末同士の機械的な混合方法では到底達成する
ことができない。
てもよい。pHが7〜8程度で前記アルコール中の総て
の金属イオンがほぼ完全に沈澱するが、低pH領域では
pHによって沈澱する金属イオンが異なるため、該沈澱
時期のずれによるへんせきを防止する観点から加水分解
を早めるためにZnOを含む混合金属イオンのアルコー
ル溶液を充分に攪拌することが望ましい。こうした加水
分解により、ZnOの粉末表面に添加成分の水酸化物(
金属水酸化物)が均一に分散して析出、沈澱する。生成
した金属水酸化物は、ZnO粉末表面において原子レベ
ルのオーダーで均一に分散、付着する。かかる原子レベ
ルのオーダーでの金属水酸化物のZnO粉末への分散は
、従来の粉末同士の機械的な混合方法では到底達成する
ことができない。
第5の工程は、前記第4の工程で生成した沈澱物を濾過
洗浄、加熱する工程である。前記第4工程で加水分解し
た溶液から濾過した沈澱物には、アルコール、水、アン
モニア水、多価アルコール等が混入され、これを直接加
熱して前記アルコール等を除去しようとすると沈澱物中
に含まれているカーボン等により沈澱物粉末表面に黒っ
ぽい粉が付着する。かかる粉の付着を防止するために、
加水分解後の、沈澱物を濾過した後に純水で3回程度洗
浄し、更に沈澱成分の比重による分離を防ぐためにスタ
ーラーで攪拌しながら混入される水等を蒸発させる。こ
のような洗浄、加熱蒸発により得られた原料粉末は、X
線回折試験からはZnO以外のピークは観察されず、各
金属水酸化物はアモルファス状態で存在し、非常に活性
であることが確認された。
洗浄、加熱する工程である。前記第4工程で加水分解し
た溶液から濾過した沈澱物には、アルコール、水、アン
モニア水、多価アルコール等が混入され、これを直接加
熱して前記アルコール等を除去しようとすると沈澱物中
に含まれているカーボン等により沈澱物粉末表面に黒っ
ぽい粉が付着する。かかる粉の付着を防止するために、
加水分解後の、沈澱物を濾過した後に純水で3回程度洗
浄し、更に沈澱成分の比重による分離を防ぐためにスタ
ーラーで攪拌しながら混入される水等を蒸発させる。こ
のような洗浄、加熱蒸発により得られた原料粉末は、X
線回折試験からはZnO以外のピークは観察されず、各
金属水酸化物はアモルファス状態で存在し、非常に活性
であることが確認された。
次いで、前記第5の工程により調製された原料粉末に適
宜なバインダを添加し、成形した後、焼成することによ
り酸化物電圧非直線抵抗体を製造する。この焼成におい
て、原料粉末の活性が高いために従来の粉末の焼結に比
べて低い温度で焼結させることが可能となる。また、原
料粉末を直接焼結せずに、予め400〜700℃で仮焼
し、原料粉末中の総ての化合物を酸化物の状態にした後
、焼成させてもよい。但し、一般に高温で仮焼するほど
粉末の活性度が低下し、粉末同士の凝集が生じ易くなる
ため好ましくないが、非直線性などのバリスタ特性には
仮焼が好ましい場合もある。
宜なバインダを添加し、成形した後、焼成することによ
り酸化物電圧非直線抵抗体を製造する。この焼成におい
て、原料粉末の活性が高いために従来の粉末の焼結に比
べて低い温度で焼結させることが可能となる。また、原
料粉末を直接焼結せずに、予め400〜700℃で仮焼
し、原料粉末中の総ての化合物を酸化物の状態にした後
、焼成させてもよい。但し、一般に高温で仮焼するほど
粉末の活性度が低下し、粉末同士の凝集が生じ易くなる
ため好ましくないが、非直線性などのバリスタ特性には
仮焼が好ましい場合もある。
(作用)
本発明によれば、添加成分の金属塩のうち少なくともM
nの金属塩を多価アルコールで溶液化し、この溶液を含
む添加成分の金属塩又は金属塩溶液をアルコール溶液に
溶解し、これを酸化亜鉛アルコールスラリー中に添加し
、加水分解することによって、ZnO粉末表面において
原子レベルのオーダーで均一に分散、付着した沈澱物が
得られる。従って、かかる沈澱物から溶媒を除去して原
料粉末を調製し、これを焼成することによって、多数の
添加成分の酸化物がZnO粉末間に均一な粒界相として
介在した微細構造を有し、品質の安定化とバリスタ特性
の向上を達成した酸化物電圧非直線抵抗体を簡単な工程
で製造することができる。
nの金属塩を多価アルコールで溶液化し、この溶液を含
む添加成分の金属塩又は金属塩溶液をアルコール溶液に
溶解し、これを酸化亜鉛アルコールスラリー中に添加し
、加水分解することによって、ZnO粉末表面において
原子レベルのオーダーで均一に分散、付着した沈澱物が
得られる。従って、かかる沈澱物から溶媒を除去して原
料粉末を調製し、これを焼成することによって、多数の
添加成分の酸化物がZnO粉末間に均一な粒界相として
介在した微細構造を有し、品質の安定化とバリスタ特性
の向上を達成した酸化物電圧非直線抵抗体を簡単な工程
で製造することができる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
まず、Mn (NO3) 2 、Bl (NO3)
3 ・5H20を金属酸化物に換算して夫々0.5
モル%、0.25モル%となるように秤量し、これらを
少量のエチレングlルコールに夫々溶解させた後、これ
ら溶液をエチルアルコールに溶解させた。つづいて、Z
nO粉末(平均粒径0,4μm) 10!iFとエチル
アルコール30gを混合・粉砕器で1時間程度混合させ
てZnOをエチルアルコール中に分散させることにより
ZnOエチルアルコールスラリーを調製した。ひきつづ
き、前記エチレングリコールで溶解させたMn5Biの
硝酸塩のエチルアルコール溶液を、前記ZnOエチルア
ルコールスラリー中(;1滴づつ滴下し、約1時間混合
した。次いでこの混合液に水で1150程度希釈したア
ンモニア水を添加して加水分解を行ない全体のpHを7
〜8に調節した。こうした加水分解により生成された沈
澱物を濾過し、純水で3回洗浄した後、溶媒の水を加熱
除去して原料粉末とした。
3 ・5H20を金属酸化物に換算して夫々0.5
モル%、0.25モル%となるように秤量し、これらを
少量のエチレングlルコールに夫々溶解させた後、これ
ら溶液をエチルアルコールに溶解させた。つづいて、Z
nO粉末(平均粒径0,4μm) 10!iFとエチル
アルコール30gを混合・粉砕器で1時間程度混合させ
てZnOをエチルアルコール中に分散させることにより
ZnOエチルアルコールスラリーを調製した。ひきつづ
き、前記エチレングリコールで溶解させたMn5Biの
硝酸塩のエチルアルコール溶液を、前記ZnOエチルア
ルコールスラリー中(;1滴づつ滴下し、約1時間混合
した。次いでこの混合液に水で1150程度希釈したア
ンモニア水を添加して加水分解を行ない全体のpHを7
〜8に調節した。こうした加水分解により生成された沈
澱物を濾過し、純水で3回洗浄した後、溶媒の水を加熱
除去して原料粉末とした。
次いで、前記原料粉末にポリビニルアルコールを添加し
、造粒した後、該造粒物を所定形状の金型内に充填して
加圧成形した。得られたペレットを1100℃で2時間
焼成してバリスタ焼結体を製造した。
、造粒した後、該造粒物を所定形状の金型内に充填して
加圧成形した。得られたペレットを1100℃で2時間
焼成してバリスタ焼結体を製造した。
比較例
ZnO粉末にBi2O3及びMnOを実施例と同組成と
なるように添加し、ボットミルにて混合粉砕し、更に乾
燥させて得た原料粉末を用いた以外、実施例と同様な方
法によりバリスタ焼結体を製造した。
なるように添加し、ボットミルにて混合粉砕し、更に乾
燥させて得た原料粉末を用いた以外、実施例と同様な方
法によりバリスタ焼結体を製造した。
しかして、本実施例及び比較例のバリスタ焼結体につい
て相対密度を測定した。また、各焼結体の両面を研磨し
た後、AJ!電極を蒸着して電圧変化率(V の変化
率)及びI/Ioを測定した。
て相対密度を測定した。また、各焼結体の両面を研磨し
た後、AJ!電極を蒸着して電圧変化率(V の変化
率)及びI/Ioを測定した。
mA
これらの結果を下記第1表に示した。なお、電圧変化率
はバリスタ焼結体にAI電極を通して8/10μsの衝
撃電流を100A/dで1000回印加後の■ の変
化を百分率で表したものである。また、mA 1/Ioは前記バリスタ焼結体を120℃の恒温槽に入
れ、V の85%の電圧を印加した時の初期mA 電流(工0)と500時間経過後の電流(I)の比によ
り表したものである。
はバリスタ焼結体にAI電極を通して8/10μsの衝
撃電流を100A/dで1000回印加後の■ の変
化を百分率で表したものである。また、mA 1/Ioは前記バリスタ焼結体を120℃の恒温槽に入
れ、V の85%の電圧を印加した時の初期mA 電流(工0)と500時間経過後の電流(I)の比によ
り表したものである。
第1表
上記第1表から明らかなように本実施例のバリスタ焼結
体は比較例の同焼結体に比べて密度が高く、■ の変
化率が低く、更に寿命特性も500mA 時間経過後のもれ電流の変化率(I / I o )が
小さく良好であることがわかる。
体は比較例の同焼結体に比べて密度が高く、■ の変
化率が低く、更に寿命特性も500mA 時間経過後のもれ電流の変化率(I / I o )が
小さく良好であることがわかる。
また、本実施例及び比較例のバリスタ焼結体について電
圧−電流特性を調べたところ、第1図に示す特性図を得
た。なお、第1図中のAは本実施例のバリスタ焼結体の
特性線、Bは比較例の同特性線を示す。この第1図から
明らかなように、本実施例のバリスタ焼結体は比較例の
同焼結体に比べて非直線性が著しく優れていることがわ
かる。
圧−電流特性を調べたところ、第1図に示す特性図を得
た。なお、第1図中のAは本実施例のバリスタ焼結体の
特性線、Bは比較例の同特性線を示す。この第1図から
明らかなように、本実施例のバリスタ焼結体は比較例の
同焼結体に比べて非直線性が著しく優れていることがわ
かる。
[尭明の効果]
以上詳述した如く、本発明によれば粉砕工程が不要で工
程の簡略化と不純物の混入を防止できること、原料粉末
の微細化と活性化により比較的低温の焼成で緻密構造に
できること、多数の添加成分の酸化物がZnO粉末間に
均一な粒界相として介在した微細構造を有し、非直線性
に優れ、サージエネルギー耐量が大きく寿命特性も良好
で、更に優れた品質安定性を達成できること等の種々の
効果を奏する酸化物電圧非直線抵抗体の製造方法を提供
できる。
程の簡略化と不純物の混入を防止できること、原料粉末
の微細化と活性化により比較的低温の焼成で緻密構造に
できること、多数の添加成分の酸化物がZnO粉末間に
均一な粒界相として介在した微細構造を有し、非直線性
に優れ、サージエネルギー耐量が大きく寿命特性も良好
で、更に優れた品質安定性を達成できること等の種々の
効果を奏する酸化物電圧非直線抵抗体の製造方法を提供
できる。
第1図は本発明の実施例及び比較例のバリスタ焼結体の
電圧−電流特性を示す線図である。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
電圧−電流特性を示す線図である。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦
Claims (1)
- 添加成分の金属塩のうち少なくともMnの金属塩を多価
アルコールで溶液化する第1の工程と、この溶液を含む
添加成分の金属塩又は金属塩溶液をアルコール溶液に溶
解する第2の工程と、酸化亜鉛アルコールスラリー中に
前記第2の工程で得られた溶液を添加する第3の工程と
、この溶液を加水分解して沈澱物を生成する第4の工程
と、この沈澱物から溶媒を除去する第5の工程と、を備
えた方法により調製した原料粉末を焼結することを特徴
とする酸化物電圧非直線抵抗体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63106524A JP2563971B2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 酸化物電圧非直線抵抗体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63106524A JP2563971B2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 酸化物電圧非直線抵抗体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01276704A true JPH01276704A (ja) | 1989-11-07 |
| JP2563971B2 JP2563971B2 (ja) | 1996-12-18 |
Family
ID=14435788
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63106524A Expired - Lifetime JP2563971B2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | 酸化物電圧非直線抵抗体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2563971B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01128401A (ja) * | 1987-11-12 | 1989-05-22 | Toshiba Corp | 酸化亜鉛系電圧非直線抵抗体の製造方法 |
-
1988
- 1988-04-28 JP JP63106524A patent/JP2563971B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01128401A (ja) * | 1987-11-12 | 1989-05-22 | Toshiba Corp | 酸化亜鉛系電圧非直線抵抗体の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2563971B2 (ja) | 1996-12-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0097923B1 (en) | Metal oxide varistor | |
| DE112019002838T5 (de) | Zinkoxidvaristor | |
| US4996510A (en) | Metal oxide varistors and methods therefor | |
| CA1332278C (en) | Metal oxide varistors, precursor powder, compositions and methods for preparing same | |
| CA2034106C (en) | Process for fabricating doped zinc oxide microspheres | |
| JPH01276704A (ja) | 酸化物電圧非直線抵抗体の製造方法 | |
| JPS59903A (ja) | 電圧非直線抵抗体 | |
| JPH01128401A (ja) | 酸化亜鉛系電圧非直線抵抗体の製造方法 | |
| JP2563970B2 (ja) | 酸化物電圧非直線抵抗体の製造方法 | |
| US5269972A (en) | Doped zinc oxide microspheres | |
| JPH02164006A (ja) | 酸化亜鉛形バリスタ | |
| JPH03257902A (ja) | 電圧非直線抵抗体の製造方法 | |
| JPH0346962B2 (ja) | ||
| JPS60926B2 (ja) | 電圧非直線抵抗器の製造方法 | |
| JP2549756B2 (ja) | ギャップ付避雷器用電圧非直線抵抗体の製造方法 | |
| JPH05205909A (ja) | バリスタ及びその製造方法 | |
| JPS62237704A (ja) | 電圧非直線抵抗体の製造法 | |
| JPS5868904A (ja) | 電圧非直線抵抗体の製造法 | |
| JPS60928B2 (ja) | 電圧非直線抵抗器の製造方法 | |
| JPH01289214A (ja) | バリスタの製造方法 | |
| JPH07249505A (ja) | 電圧非直線抵抗体の製造方法 | |
| JPS62237706A (ja) | 電圧非直線抵抗体の製造法 | |
| JPS61102004A (ja) | 電圧非直線抵抗素子の製造方法 | |
| JPH0224361B2 (ja) | ||
| JPS647481B2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070919 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919 Year of fee payment: 12 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919 Year of fee payment: 12 |