JPH01279951A - ポリエーテルイミド、ポリフタレートカーボネートおよびゴム改質ビニル芳香族ポリマーを含有する三元ポリマーブレンド - Google Patents

ポリエーテルイミド、ポリフタレートカーボネートおよびゴム改質ビニル芳香族ポリマーを含有する三元ポリマーブレンド

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JPH01279951A
JPH01279951A JP64000048A JP4889A JPH01279951A JP H01279951 A JPH01279951 A JP H01279951A JP 64000048 A JP64000048 A JP 64000048A JP 4889 A JP4889 A JP 4889A JP H01279951 A JPH01279951 A JP H01279951A
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Fred F Holub
フレッド・フランク・ホルブ
John Andrew Rock
ジョン・アンドリュウ・ロック
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、ポリエーテルイミド、ポリフタレートカーボ
ネートおよびゴムで改質されたビニル芳香族ポリマーの
三元ブレンドからなる成形用組成物に関する。
ポリエーテルイミド樹脂は業界でよく知られており、優
れた物理的、化学的および熱的性質のゆえに成形用組成
物用途に商業的な価値が高い。これらのポリマーが示す
高いガラス転移温度と高い熱変形温度のために、これら
のポリマーは、以前には金属およびある種の熱硬化性樹
脂でのみ達成されるとされていた高性能用途に使用可能
である。
ポリエーテルイミドはいくつかの優れた性質を有してい
ることが知られているが、多くの用途で、ポリエーテル
イミドの強靭性やその他の有利な物性は維持したままで
曲げ特性が改良された樹脂を得るのが望ましいであろう
ポリエーテルイミドとゴムで改質されたビニル芳香族ポ
リマーとのブレンドを形成することによって、これらの
ポリエーテルイミドポリマーの曲げ特性を改良すること
ができることは公知である。
ジャイル(Glles)らの米国特許第4,393,1
68号参照。そのようなブレンドはポリエーテルイミド
の物理的性質の多くを維持しているとはいうものの、ポ
リエーテルイミドの特徴である強靭性または衝撃強さを
もってないことが判明している。
ポリエステルカーボネート樹脂とポリエーテルイミドの
二元ブレンドが、ポリエステルカーボネートの熱的性質
を改良することを主たる目的として製造されている。1
987年7月13日付けで出願された係属中の米国特許
出願節073,319号および米国特許第4.430,
484号参照。
ここでも、これらのブレンドはいくつかの有利な性質を
示すとはいうものの、ポリエーテルイミドの強靭性また
は衝撃特性を有していないことが分かっている。
このように、ポリエーテルイミドポリマーの強靭性と衝
撃特性は維持しながら、良好な熱的性質およびポリエー
テルイミドよりも改良された曲げ特性を有するポリマー
ブレンドに対するニーズが存在している。
発明の概要 本発明は、(a)ポリエーテルイミド、(b)ゴムで改
質されたビニル芳香族ポリマー、ならびに(c)二価フ
ェノール、カーボネート前駆体、テレフタル酸またはそ
のエステル誘導体、およびイソフタル酸またはそのエス
テル誘導体から製造されたポリフタレートカーボネート
を混和物として含む熱可塑性組成物に係る。このポリフ
タレートカーボネートは、さらに、約70〜約95重量
%のエステル含量とこのエステル含量の約2〜約15%
の範囲のテレフタレート基を有することを特徴としてい
る。これらの三元組成物は、ポリエステル、ポリカーボ
ネートおよびポリスルホンなどのような他のポリマーと
ブレンドすることができる。
発明の詳細な説明 本発明は、(a)ポリエーテルイミド、(b)ゴムで改
質されたビニル芳香族ポリマー、および(c)ポリフタ
レートクーボネートを混和物として含有する三元ポリマ
ーブレンドを提供する。
本発明で使用することができるポリエーテルイミドは次
式の反復する残基を含んでいる。
ここで、 raJは、1を越える整数、たとえば10〜10゜00
0またはそれ以上の整数を表わす。
−0−A<基は、次式のものの中から選択される。
ただし、R1は水素、低級アルキルまたは低級アルコキ
シである。ポリエーテルイミドは、上記の最後の式の−
0−Aく基(R,は水素)を含むもの、たとえば次式の
ポリエーテルイミドが好ましい。
また、この式中の一〇−2−0−基の二価の結合は3.
 3’、3. 4’ 、4. 3’ または4.4′位
置にある。
Zは、次の(1)と(2)で構成されるクラスの中の一
員である。
および (2)次の一般式で表わされる二価の有機基。
ただし、Xは、次式の二価の基より成るクラスの中から
選択された一員であり、qは0か1である。
−C,H2y−1−c−1−s−1−〇−1−s−0た
だし、yは1〜5の整数である。
さらに、前記の式で、Rは、以下の(1)〜(4)より
成るクラスの中から選択された二価の有機基である。
(1)炭素原子を6〜約20個有する芳香族炭化水素基
およびそのハロゲン化誘導体。
(2)炭素原子を約2〜約20個有するアルキレン基お
よびシクロアルキレン基。
(3)02〜およそC8のアルキレンで末端が停止した
ポリジオルガノシロキサン。
(4)次式に包含される二価の基。
ここで、Qは次のもので構成されるクラスの中から選択
された一員である。
Oo ただし、Xは1〜5の整数である。
本発明の目的にとって特に好ましいポリエーテルイミド
としては、−0−A<とZがそれぞれであって、Rが の中から選択されるものがある。
Rがm−フェニレンであるポリエーテルイミドが最も好
ましい。
本発明の一態様では、ポリエーテルイミドは、上記のエ
ーテルイミド単位に加えて、次式の繰返し単位をさらに
含有しているコポリマーであってもよい。
ここで、Rはすでに定義した通りであり、Mは次のもの
で構成される群の中から選択される。
および 1ま ただし、Bは−6−か−〇−である。これらのポリエー
テルイミドコポリマーはウィリアムズ(Wi]11am
s)らの米国特許節3.983.093号(引用により
本明細書中に含まれるものとする)に記載されている。
これらのポリエーテルイミドは、当業者によく知られて
いる方法のいずれかによって得ることができる。たとえ
ば、下記式(ただし、Zはすでに定義した通りである)
の芳香族ビス(エーテル無水物)を、式 %式% (ただし、Rはすでに定義した通りである)の有機ジア
ミンと反応させる。
上の式の芳香族ビス(エーテル無水物)としては、たと
えば次のものが包含される。
2.2−ビス[4−(2,3−ジカルボキシフェノキシ
)フェニル]プロパンニ無水物、4.4′−ビス(2,
3−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルエーテルニ無
水物、 1.3−ビス(2,3−ジカルボキシフェノキシ)ベン
ゼンニ無水物、 4.4′−ビス(2,3−ジカルボキシフェノキシ)ジ
フェニルスルフィドニ無水物、 1.4−ビス(2,3−ジカルボキシフェノキシ)ベン
ゼンニ無水物、 4.4′−ビス(2,3−ジカルボキシフェノキシ)ペ
ンゾフエノンニ無水物、 4.4′−ビス(2,3−ジカルボキシフェノキシ)ジ
フェニルスルホンニ無水物、 2.2−ビス[4−(3,4−ジカルボキシフェノキシ
)フェニル]プロパンニ無水物、4.4′−ビス(3,
4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニルエーテルニ無
水物、 4.4′−ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)シ
フ上ニルスルフィドニ無水物、 1.3−ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ベン
ゼンニ無水物、 1.4−ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ベン
ゼンニ無水物、 4.4′−ビス(3,4−ジカルボキシフェノキシ)ペ
ンゾフエノンニ無水物、 4−(2,3−ジカルボキシフェノキシ)−4′−(3
,4−ジカルボキシフェノキシ)ジフェニル−2,2−
ブロバンニ無水物、など、およびこのような二無水物の
混合物。
さらに、同様に上の式に包含される芳香族ビス(エーテ
ル無水物)が、ソビエト連邦、科学アカデミ−(Aca
demy of’ 5ciences) 、ヘテロ有機
化合物研究所(lnstHute of’ )Iete
roorganic Compounds)のコドン(
Koton、 M、M、) 、フロリンスキ(Fl。
rlnskl、 F、S、) 、ベソノフ(Besso
nov、 M、1.)およびルダコフ(Rudakov
、 A、P、)によって、1967年5月30に出願さ
れて1969年11月11日に発行されたソビエト連邦
特許第257,010号に示されている。また、フトン
(M、M、 Koton)およびフロリンスキ(P、S
、 Florinskl)によって、Zh、 Org、
 Khln 、第4(5)巻、第774頁(1968年
)にも二無水物が示されている。
上記の式の有機ジアミンには、たとえば、m−フェニレ
ンジアミン、p−フェニレンジアミン、4.4′−ジア
ミノジフェニルプロパン、4゜4′ −ジアミノジフェ
ニルメタン、ベンジジン、4.4′−ジアミノジフェニ
ルスルフィド、4゜4′−ジアミノジフェニルスルホン
、4.4’  −ジアミノジフェニルエーテル、1.5
−ジアミノナフタレン、3.3’−ジメチルベンジジン
、3゜3′−ジメトキシベンジジン、2.4−ビス(−
アミノ−t−ブチル)トルエン、ビス(p−β−メチル
−〇−アミノペンチル)ベンゼン、1゜3−ジアミノ−
4−イソプロピルベンゼン、1゜2−ビス(3−アミノ
プロポキシ)エタン、m−キシリレンジアミン、p−キ
シリレンジアミン、2.4−ジアミノトルエン、2.6
−ジアミノトルエン、ビス(4−アミノシクロヘキシル
)メタン、3−メチルへブタメチレンジアミン、4.4
−ジメチルへブタメチレンジアミン、2.11ドデカン
ジアミン、2.2−ジメチルプロピレンジアミン、オク
タメチレンジアミン、3−メトキシへキサメチレンジア
ミン、2,5−ジメチルへキサメチレンジアミン、2.
5−ジメチルへブタメチレンジアミン、3−メチルへブ
タメチレンジアミン、5−メチルノナメチレンジアミン
、1゜4−シクロヘキサンジアミン、1.12−オクタ
デカンジアミン、ビス(3−アミノプロピル)スルフィ
ド、N−メチル−ビス(3−アミノプロピル)アミン、
ヘキサメチレンジアミン、ヘプタメチレンジアミン、ノ
ナメチレンジアミン、デカメチレンジアミン、ビス(3
−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン、ビス(
4−アミノブチル)テトラメチルジシロキサン、などが
包含される。
この二無水物とジアミンとの反応は、約100〜約25
0℃の温度で、周知の溶剤、たとえば〇−ジクロロベン
ゼン、m−クレゾール/トルエンなどを用いて有利に実
施することができる。別法として、前記の二無水物のい
ずれかと前記のジアミン化合物のいずれかを、これら成
分の混合物を高温に加熱しながら同時に良く混合して溶
融重合させることによってポリエーテルイミドを製造す
ることができる。通常的200〜400℃、好ましくは
230〜300℃の溶融重合温度を使用することができ
る。反応の条件と成分の割合は、所望の分子量、固有粘
度および溶剤耐性に応じて広い範囲で変えることができ
る。一般に、高分子量のポリエーテルイミドを得るには
等モル量のジアミンと二無水物を使用するが、場合によ
っては多少モル過剰(約1〜5モル%)のジアミンを使
用して末端にアミン基を有するポリエーテルイミドを製
造することができる。通常、有用なポリエーテルイミド
は、25℃のm−クレゾール中で測定した固有粘度[η
]が0.2デシリツトル/グラムより大きく、好ましく
は0.35〜0.60もしくは0. 7デシリツトル/
グラムまたはそれ以上である。
本発明の組成物は、ポリエーテルイミドの外にポリフタ
レートカーボネートを含有する。本発明で有用なポリフ
タレートカーボネートは、二価フェノール、カーボネー
ト前駆体、テレフタル酸または酸誘導体およびイソフタ
ル酸または酸誘導体から誘導される。このポリフタレー
トカーボネートは、エステル含量が約70〜約95重量
%であり、その全エステル含量の約2〜約15重量%の
範囲がテレフタレート基である。これらのポリフタレー
トカーボネートは公知であり、たとえばミラー(Mil
ler)らの米国特許箱4,465.820号(引用に
より本明細書中に含ませる)に記載されている。
本発明で有用なポリフタレートカーボネートを製造する
のに使用することができる二価フェノールには、通常芳
香族ポリカーボネートを製造する際に有用であることが
分がっている二価フェノールが包含される。使用するこ
とができる典型的な二価フェノールとしては、2.2−
ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(すなわちビ
スフェノールA)、2.4’  −ジヒドロキシジフェ
ニルメタン、ビス(2−ヒドロキシフェニル)メタン、
ビス(4−ヒドロキシフェニル)メタン、ビス(4−ヒ
ドロキシ−5−プロピルフェニル)メタン、ビス(4−
ヒドロキシ−2,6−シメチルー3−メトキシフェニル
)メタン、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エ
タン、1,1−ビス(4−ヒドロキシ−2−エチルフェ
ニル)エタン、2,2−ビス(3−フェニル−4−ヒド
ロキシフェニル)プロパン、ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)シクロヘキシルメタン、および2,2−ビス(4
−ヒドロキシフェニル)−1−フェニルプロパンがある
2個のフェノールの間に炭素原子を有するもの以外のビ
スフェノール類も使用することができる。
そのような群のビスフェノールの例としては、ビス(ヒ
ドロキシフェニル)スルフィド、ビス(ヒドロキシフェ
ニル)エーテル、およびビス(ヒドロキシフェニル)ス
ルホキシドなどがある。
好ましい二価フェノールは次式のものである。
ここで、R2とR3は同じかまたは異なっており、水素
または炭素原子1〜6個のアルキルである。
最も好ましい二価フェノールはビスフェノールAである
ポリフタレートカーボネートの製造の際に使用する芳香
族ジカルボン酸は、テレフタル酸およびイソフタル酸な
らびにそれらの反応性誘導体である。二価フェノールの
ヒドロキシルと反応性であればカルボン酸のいかなる誘
導体を使用することもできる。一般に、反応容易性と入
手容易性の理由から酸ハロゲン化物が使用される。酸塩
化物が好ましい。
使用されるカーボネート前駆体は、ハロゲン化カルボニ
ル、炭酸エステルまたはハロホルメートのいずれでもよ
い。使用することができるハロゲン化カルボニルは臭化
カルボニル、塩化カルボニルおよびこれらの混合物であ
る。使用することができる炭酸エステルの典型例は、炭
酸ジフェニル、ジ(クロロフェニル)カーボネート、ジ
(ブロモフェニル)カーボネート、ジ(トリクロロフェ
ニル)カーボネート、ジ(トリブロモフェニル)カーボ
ネートなどのようなジ(ハロフェニル)カーボネート、
ジ(トリル)カーボネートなどのようなジ(アルキルフ
ェニル)カーボネート、ジ(ナフチル)カーボネート、
ジ(クロロナフチル)カーボネート、など、またはこれ
らの混合物である。
適切なハロホルメートとしては、二価フェノールのとス
ハロホルメート(ヒドロキノンのビスクロロホルメート
など)、またはグリコールのビスハロホルメート(エチ
レングリコール、ネオペンチルグリコール、ポリエチレ
ングリコールなどのビスハロホルメート)が包含される
。当業者はその他のカーボネート前駆体も思いつくであ
ろうが、ホスゲンともいわれる塩化カルボニルが好まし
い。
ポリフタレートカーボネート中のエステル含量は約70
〜約95、好ましくは75〜90重量%である。立ステ
ル含量が約95重量%より高くなると、一般にポリフタ
レートカーボネートは加工が困難になる。エステル含量
が約70重量%未満では、一般にこのポリマーの荷重下
変形温度が望ましくなくなる。このエステル含量(重量
%)はは約70〜約95、好ましくは75〜90重量%
である。エステル含量が約95重量%より高くなると、
一般にポリフタレートカーボネートは加工が困難になる
。エステル含量が約70重量%未満では、一般にこのポ
リマーの荷重下変形温度が望ましくなくなる。このエス
テル含量(重量%)は、米国特許節4,465.820
号に記載されているような方法で計算する。
このポリフタレートカーボネート中に存在するテレフタ
レート単位の量は、約2〜約15重量%の範囲とするこ
とができ、残りのエステル単位はイソフタレート単位で
ある。テレフタレート単位が2重口%未満であると、ポ
リフタレートカーボネートのノツチ付きアイゾツト衝撃
耐性が望ましくない程に低くなる。15重量%より高く
なると、ポリマーの応力亀裂に対する耐性が弱くなる。
テレフタレート単位の量は約5〜約10重量%の範囲が
好ましい。
本発明のブレンドは、ポリエーテルイミド成分とポリフ
タレート成分に加えて、ゴムで改質されたビニル芳香族
ポリマーを含有する。本発明のブレンド中のゴムで改質
されたビニル芳香族ポリマーは、次の構造式のビニル芳
香族モノマーから誘導されたホモポリマーおよび/また
はコポリマーを含有する。
ここで、R4とR5は水素および炭素原子1〜6個の低
級アルキルまたは低級アルケニルより成る群の中から選
択され、R6とR7は水素、塩素や臭素などのハロゲン
、および炭素原子1〜6個の低級アルキルより成る群の
中から選択され、R8とR9は水素ならびに炭素原子1
〜6個の低級アルキルおよびアルケニル基より成る群の
中から選択されるか、あるいはR8とR9が1個の不飽
和炭化水素環構造を形成していてもよい。
一般に、ゴムで改質されたビニル芳香族ポリマーは、少
なくとも25%、好ましくは少なくとも約50%が上記
のビニル芳香族モノマーから誘導される。上記式のビニ
ル芳香族モノマーには、スチレン、α−メチルスチレン
、t−ブチルスチレン、ビニルトルエン、ビニルキシレ
ン、エチルビニルベンゼン、クロロスチレン、エチルビ
ニルトルエン、イソプロペニルトルエンおよびジエチル
ビニルベンゼンが包含される。好ましいビニル芳香族モ
ノマーはスチレンである。
上記のビニル芳香族モノマーと共に共重合することがで
きる他のモノマーとしては、次の一般式%式% ここで、R10とR11は水素、ハロゲン、炭素原子1
〜4個のアルキル基、カルボアルコキシより成る群の中
から選択されるか、あるいはR10とR11が一緒にな
って無水物結合(−COOOC−)を表わしていてもよ
く、R12は水素、ビニル、炭素原子を1〜12個有す
るアルキルもしくはアルケニル基、シクロアルキル、カ
ルボアルコキシ、アルコキシ−アルキル、アルキルカル
ボキシ、ケトキシ、ハロゲン、カルボキシ、シアノまた
はピリジルの中から選択され、nはOまたは1〜9の整
数である。この式の共重合可能なモノマーとしては、ア
クリロニトリル、メタクリロニトリル、アクリル酸、メ
タクリル酸、無水マレイン酸、塩化ビニル、塩化ビニリ
デン、メタクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリ
ルアミド、ブタジェン、イソプレンなどがある。
上記のビニル芳香族ホモポリマーまたはコポリマーは、
ゴムまたはエラストマー性材料を配合することによって
改質される。そのような配合を達成するには、ビニル芳
香族モノマーから得られたホモポリマーまたはコポリマ
ーとブレンドするかまたはグラフトもしくはブロック共
重合すればよい。適切なゴムとしては、1,3−ブタジ
ェン、イソプレン、メチルイソプレンなどのような脂肪
族共役ジエンのポリマーならびにエチレンプロピレンコ
ポリマーおよびEPDMゴムがある。
本発明の目的に適う適したゴム改質ビニル芳香族ポリマ
ーとしては、各種のグレードのメチルメタクリレート−
ブタジェン−スチレン(MBS)、スチレン−エチレン
−ブチレン−スチレン(SEBS)、アクリロニトリル
−ブタジェン−スチレン(ABS)、ならびに、約3〜
10重量%のポリブタジェンまたはスチレン−ブタジェ
ンコポリマーを含有するポリスチレンである耐衝撃性ポ
リスチレン(HIPS)などがある。
本発明のブレンド中に使用するゴムで改質されたビニル
芳香族ポリマーは、業界でよく知られている技術のいず
れによっても製造することができる。たとえば、アクリ
ロニトリル−ブタジェン−スチレンまたはアクリロニト
リル−ブタジェン−メチルスチレンタイプのポリマーの
製造方法では、50℃でセッケンを3部、メルカプタン
を1,7部およびベルオキシニ硫酸カリウムを0. 4
部存在させて、ポリブタジェンを58部含有するポリブ
タジェンラテックス上に、スチレン73部とアクリロニ
トリル42部をグラフトさせる。このラテックスは凝集
するので、生成物を320°Fで10分間粉砕する。こ
れらのポリマーを製造するのに有用な他の方法が、米国
特許節2,505゜349号、米国特許節2.550,
139号、米国特許節2.698,313号、英国特許
節698.385号、米国特許節2.713.566号
、米国特許節2.820,773号および米国特許節2
,908,661号(これらはすべて引用により本明細
書中に含まれるものとする)に見ることができる。また
、これらのポリマーは非常に多くのものが市販されてい
る。
ポリエーテルイミド、ポリフタレートカーボネートおよ
びゴムで改質されたビニル芳香族ポリマーは、お互いに
広範囲の割合で組合せることができる。したがって、ポ
リエーテルイミドを1〜98重量%、ポリフタレートカ
ーボネートを1〜98重量%、およびゴムで改質された
ビニル芳香族ポリマーを1〜98重量%含む組成物が本
発明の範囲内に包含される。本発明の三元ブレンドは、
ポリエーテルイミドが約1〜約96重量%、ポリフタレ
ートカーボネートが約1〜約96重量%、ゴムで改質さ
れたビニル芳香族ポリマーが3〜20重量%からなるの
が好ましい。特に好ましい三元ブレンドは、約1〜96
重量%のポリエーテルイミド、約1〜96重量%のポリ
フタレートカーボネート、および約8〜15重量%のゴ
ムで改質されたビニル芳香族ポリマーからなる。各成分
の割合を調節することによって、ポリエーテルイミド単
独、ポリフタレートカーボネート単独、ゴムで改質され
た芳香族ポリマー単独、またはこれらのうちの任意の2
種の組合せの性質よりも改善された性質を有するブレン
ドを形成することができる。一般に、ポリエーテルイミ
ドの濃度が増大すると、得られるブレンドの曲げ強さ、
曲げ率、曲げ抑制性および熱変形温度が高くなる。ポリ
フタレートカーボネートの濃度が増大すると、ブレンド
のアイゾツト衝撃値が高くなる。ゴムで改質されたビニ
ル芳香族ポリマーの濃度が増大すると曲げ値が低くなる
本発明のポリエーテルイミド/ポリフタレートカーボネ
ート/ゴム改質ビニル芳香族ポリマーブレンドの形成方
法はいろいろに変化させることができる。通常は従来の
混和技術で充分である。好ましい方法では、ポリマーと
粉末、顆粒または繊維状の形態の強化材などのような添
加剤とを混和し、このブレンドを押出し、この押出物を
切断して、通常は固体の熱可塑性組成物を成形するのに
便利に使用される手段によって成形するのに適したペレ
ットにする。
所望であれば、本発明の三元ブレンドは、別のポリマー
を1種以上一定の量で添加することによって改質するこ
とができる。そのようなポリマーの例としてはポリエス
テル、ポリカーボネートおよびポリスルホンがある。
以下の実施例は本発明をさらに例示するために挙げるも
のであり、本発明を限定するものと考えてはならない。
実施例1〜4 本発明に従ってポリエーテルイミド、ポリフタレートカ
ーボネー) (PPC)および耐衝撃性スチレン(HI
PS)を含有する一連の三元ブレンドを製造した。これ
らのポリマーブレンドを溶融押出し、ブレンドを成形し
て試験片とし、これらの試片の物理的性質を試験した。
使用したポリエーテルイミドはゼネラル・エレクトリッ
ク社(General Electrlc Compa
ny)からウルテム(UltemR)1000という商
標で市販されているものであった。使用したポリフタレ
ートカーボネートは、ゼネラル・エレクトリック社(G
eneral Electric C01pany)か
ら市販されており、レキサン化exanR)PPC−4
701といわれているものであった。
使用した耐衝撃性スチレン(HIPS)はフォスター・
グランド(Poster Grant)からFG−84
0という商品名で購入した。
試験結果と各成分のそれぞれの濃度を下の表に示す。
表   I 本発明の組成物は、フィルム、成形コンパウンド、コー
ティングなどに使用するのを始めとして、広範囲の物理
的形状および形態で適用される。フィルムとして使用す
る場合、または成形品に製造された場合、これらのポリ
マーは、それから製造された積層品も含めて、室温で良
好な物理的性質をもっているばかりでなく、高温で長時
間作業する際にその強度と優れた応答性を保持している
本発明のポリマー組成物から形成されたフィルムは以前
からフィルムが使われている用途に使用することができ
る。すなわち、本発明の組成物は、自動車および航空機
用途に装飾用および保護用として、モータースロットラ
イナー用の高温電気絶縁体として、変圧器中に、絶縁コ
ンデンサーとして、コイルおよびケーブルの包装用(モ
ーターの巻きコイルの絶縁体を形成する)に、容器およ
び容器ライニング用に、また、本発明の組成物のフィル
ムを、あるいは本発明の組成物の溶液を、アスベスト、
雲母、ガラス繊維などのような各種の耐熱性もしくはそ
の他のタイプの材料に塗布・適用し、これらのシートを
互いに積み重ねた後、高温・高圧にさらして樹脂結合剤
を流動・硬化させて接着性の積層した構造体を製造する
場合の積層用構造体中に、使用することができる。これ
らの組成物から製造されたフィルムは、また、プリント
配線板用途にも役立つ。
また、本発明の組成物の溶液を銅、アルミニウムなどの
ような電気伝導体上に塗布した後、塗布された導体を高
温に加熱して溶剤を除去すると同時にそこの樹脂組成物
を硬化させることもできる。
所望であれば、たとえばポリアミド、ポリエステル、シ
リコーン、ポリビニルホルマール樹脂、エポキシ樹脂、
ポリイミド、ポリテトラフルオロエチレンなどのような
ポリマーコーティングを使用して、そのような絶縁され
た導体に保護コートを設けてもよい。本発明の硬化性組
成物をその他の絶縁材上のオーバー(保:!iりコート
として使用することもできる。
さらに、本発明のポリマー組成物がら、成形に先立って
アスベスト、ガラス繊維、タルク、石英粉末、木粉、微
細に分割した炭素およびシリカなどのような充填材を本
発明の組成物中に配合して成形用組成物および成形品を
製造してもよい。賦形品は、業界でよく知られている習
慣に従って加熱下、または加熱・加圧下で形成される。
さらにまた、目的とする最終用途に応じて、各種の耐熱
性顔料や染料およびさまざまなタイプの禁止剤を配合し
てもよい。
上記の教示に鑑みて本発明の他の修正と変形が可能であ
る。したがって、上に記載した本発明の特定具体例にお
いて、特許請求の範囲で定義される本発明の充分に意図
された最も広い範囲内に入る変更をすることができるも
のと考えられたい。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)ポリエーテルイミド、 (b)ゴムで改質されたビニル芳香族ポ リマー、および (c)二価フェノール、カーボネート前 駆体、テレフタル酸またはそのエステル形成性誘導体、
    イソフタル酸またはそのエステル形成性誘導体から製造
    されたポリフタレートカーボネートの混和物からなる三
    元のポリマーブレンドであって、 前記ポリフタレートカーボネートが、約70〜95重量
    %のエステル含量およびエステル含量の約2〜約15%
    の範囲のテレフタレート基を有することを特徴とする三
    元ポリマーブレンド。
  2. (2)前記ポリエーテルイミドが、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、 aは1を越える整数であり、 −O−A<残基は ▲数式、化学式、表等があります▼ (R_1は水素、低級アルキルまたは低級アルコキシで
    ある)の中から選択され、 Zは、(1) ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ および ▲数式、化学式、表等があります▼ ならびに、(2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ {式中、Xは式 −C_yH_2_y−(yは1〜5の整数)▲数式、化
    学式、表等があります▼▲数式、化学式、表等がありま
    す▼、−O−および−S− の二価の残基より成るクラスの中から選択された一員で
    あり、qは0または1である}の二価の有機基より成る
    クラスの一員であり、 Rは、(1)炭素原子を6〜約10個有する芳香族炭化
    水素基およびそのハロゲン化誘導体、(2)炭素原子を
    2〜約20個有するアルキレン基およびシクロアルキレ
    ン基、(3)C_2〜およびC_8のアルキレンで末端
    が停止したポリジオルガノシロキサン、ならびに(4)
    式 ▲数式、化学式、表等があります▼ {式中、Qは ▲数式、化学式、表等があります▼および −C_xH_2_x−(xは1〜5の整数)より成るク
    ラスの中から選択された一員である}に包含される二価
    の基より成るクラスの中から選択された二価の有機基で
    ある]の繰返し残基を含んでいる、請求項1記載の三元
    ブレンド。
  3. (3)ポリエーテルイミドが、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ のものである、請求項2記載の三元ブレンド。
  4. (4)Zが、 ▲数式、化学式、表等があります▼ であり、Rが、 ▲数式、化学式、表等があります▼ および ▲数式、化学式、表等があります▼ の中から選択される、請求項3記載の三元ブレンド。
  5. (5)ポリエーテルイミドが、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ のものである、請求項4記載の三元ブレンド。
  6. (6)ポリエーテルイミドが、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、Rはすでに定義した通りであり、Mは、▲数式
    、化学式、表等があります▼ および ▲数式、化学式、表等があります▼ (Bは−S−または▲数式、化学式、表等があります▼
    )より成る群の中から選択される]の繰返し単位をさら
    に含んでいる、請求項4記載の三元ブレンド。
  7. (7)エステル含量が約75〜90重量%である、請求
    項1記載の三元ブレンド。
  8. (8)テレフタレート基の割合がエステル含量の約5〜
    約10%の範囲である、請求項1記載の三元ブレンド。
  9. (9)二価フェノールがビスフェノールAである、請求
    項1記載の三元ブレンド。
  10. (10)ゴムで改質されたビニル芳香族ポリマーが、構
    造式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R_4およびR_5は水素、炭素原子1〜6個
    の低級アルキル基または低級アルケニル基より成る群の
    中から選択され、R_6およびR_7は水素、ハロゲン
    および炭素原子1〜6個の低級アルキルより成る群の中
    から選択され、R_8およびR_9は水素および炭素原
    子1〜6個の低級アルケニル基より成る群の中から選択
    されるか、あるいはR_8およびR_9が不飽和炭化水
    素環構造を形成していてもよい]のビニル芳香族モノマ
    ーから誘導されたホモポリマーおよび/またはコポリマ
    ーを含有する、請求項1記載の三元ブレンド。
  11. (11)ゴムで改質されたビニル芳香族ポリマーが、一
    般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ [式中、R_1_0およびR_1_1は水素、ハロゲン
    、炭素原子1〜4個のアルキル基、カルボアルコキシよ
    り成る群の中から選択されるか、あるいはR_1_0お
    よびR_1_1が一緒になって無水物結合(−COOO
    C−)を表わし、R_1_2は水素、ビニル、炭素原子
    を1〜12個有するアルキルもしくはアルケニル基、シ
    クロアルキル、カルボアルコキシ、アルコキシ−アルキ
    ル、アルキルカルボキシ、ケトキシ、ハロゲン、カルボ
    キシ、シアノまたはピリジルの中から選択され、nは0
    または1〜9の整数である]のモノマーから得られるコ
    ポリマーである、請求項10記載の三元ブレンド。
  12. (12)ゴムで改質されたビニル芳香族ポリマーが耐衝
    撃性ポリスチレンである、請求項10記載の三元ブレン
    ド。
  13. (13)ゴムで改質されたビニル芳香族ポリマーが、脂
    肪族共役ジエンのポリマー、エチレン−プロピレンコポ
    リマーおよびEPDMゴムの中から選択される、請求項
    10記載の三元ブレンド。
  14. (14)ゴムで改質されたビニル芳香族ポリマーが、メ
    チル−メタクリレート−ブタジエン−スチレンである、
    請求項10記載の三元ブレンド。
  15. (15)ゴムで改質されたビニル芳香族化合物がスチレ
    ン−エチレン−ブチレン−スチレンである、請求項10
    記載の三元ブレンド。
  16. (16)約1〜約98重量%が前記ポリエーテルイミド
    であり、約1〜約98重量%が前記ゴムで改質されたビ
    ニル芳香族ポリマーであり、約1〜約98重量%が前記
    ポリフタレートカーボネートである、請求項1記載の三
    元ブレンド。
  17. (17)約1〜約96重量%が前記ポリエーテルイミド
    であり、約3〜約20重量%が前記ゴムで改質されたビ
    ニル芳香族ポリマーであり、約1〜約96重量%が前記
    ポリフタレートカーボネートである、請求項1記載の三
    元ブレンド。
  18. (18)前記ゴムで改質されたビニル芳香族ポリマーが
    耐衝撃性ポリスチレンである、請求項17記載の三元ブ
    レンド。
JP64000048A 1987-12-30 1989-01-04 ポリエーテルイミド、ポリフタレートカーボネートおよびゴム改質ビニル芳香族ポリマーを含有する三元ポリマーブレンド Pending JPH01279951A (ja)

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